JP4744252B2 - 衛生洗浄便座装置 - Google Patents

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Description

本発明は、衛生洗浄便座装置に関し、より具体的には、洋式腰掛便器に腰かけた使用者の「おしり」などを水や温水などで洗浄する衛生洗浄便座装置に関する。
衛生洗浄便座装置は、洗浄水を噴射する洗浄ノズルを進退自在に本体部に収容し、腰掛便器の上面後部に設置して使用する形態のものが主流となっている。そして、本体部の側面から前方に延出させた袖部にスイッチ類を設け、便器に腰掛けた状態の使用者が手元で操作を可能とした形式のものがある。
このような衛生洗浄便座装置の場合、洗浄ノズルを清浄に維持するために、本体部において温水で洗浄ノズルを洗浄することが多い。しかし、このようなノズル洗浄により、本体部で湿気が発生し、制御基板やスイッチ基板に結露することがある。そのため、シリコンシールやウレタン樹脂などのポッティング材でこれら基板類を防湿処理する必要があった(特許文献1)。
特開2000−70173号公報
しかし、袖部に設けられるスイッチ基板のサイズは比較的大きいため、防湿処理を施すためには大量のポッティング材が必要であり、その材料コストがかかるとともに、製造工程も煩雑になる。これに対して、本体部と袖部とを遮断できれば、袖部に設けられるスイッチ基板にポッティングする必要がなくなり、製造工程も簡略化できコストダウンが図れる。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、本体部と袖部とを遮断して本体部から袖部への湿気の侵入を防止した衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、
上ケースと下ケースとを有する筐体を備え、
前記筐体は、
洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに供給される温水を生成するための熱交換ユニットと、を内蔵する本体部と、
複数のスイッチを配設したスイッチ基板を内蔵する袖部と、
前記本体部と前記袖部との間に設けられ、前記本体部と前記袖部との間の雰囲気の流通を遮断する遮断部と、
を有し、
前記遮断部は、前記上ケースから前記下ケースに向けて延設された上リブと、前記上リブよりも前記袖部の側において前記下ケースから前記上ケースに向けて延設された下リブと、前記上ケースと前記下リブの先端との間に介在した充填材と、を有することを特徴とする衛生洗浄便座装置が提供される。
本発明によれば、本体部と袖部とを遮断して本体部から袖部への湿気の侵入を防止した衛生洗浄装置を提供することができ、産業上のメリットは多大である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の衛生洗浄便座装置を上方から眺めた模式平面図である。 本実施形態の衛生洗浄便座装置は、便器の上部後方に設置される本体部200と、その側面から前方に延在した袖部300と、を有する。また、本体部200には便座400が開閉自在に取り付けられ、さらにその上に図示しない便蓋が設けられることもある。
本体部200には、洗浄ノズルが内蔵され、その他、脱臭機構や乾燥機構などが必要に応じて適宜設けられている。また、袖部300には、複数のスイッチ類や表示部などが適宜設けられ、使用者が便座400に座った状態で手元で操作でき、また衛生洗浄便座装置の状態などを確認することができる。
そして、本実施形態においては、本体部200と袖部300との間に遮断部100が設けられ、本体部200において発生した湿気や結露などの袖部300への侵入を確実且つ効率的に阻止できる。
図2は、図1のA−A線断面を表し、遮断部100の断面構造を例示する模式図である。
すなわち、この衛生洗浄便座装置は、上ケース10と下ケース20とを組み合わせた筐体を有する。そしてこの筐体の本体部200と袖部300との間に、遮断部100が設けれられている。遮断部100は、上ケース10から下方に向けて延設された板状の上リブ110と、下ケース20から上方に向けて延設された板状の下リブ120と、上ケース10と下リブ120の先端との間に介在する充填材130と、を有する。
上リブ110は、典型的には上ケース10と一体的に形成され、樹脂などからなるものとすることができる。また、下リブ120も、典型的には下ケース20と一体的に形成され、やはり樹脂などにからなるものとすることができる。一方、充填材130は、例えば、ゴムやウレタンなどの弾性部材からなり、上ケース10と下ケース20とを組み合わせた状態において、下リブ120の先端が圧接し充填材130を変形させるように設けられている。つまり、下リブ120が充填材130を圧接変形させて、これらの間には隙間が生じないようにされている。
一方、上リブ110は、下ケース20には当接せず、上リブ110の先端と下ケース20との間には所定の空隙が形成されている。このようにすると、例えばこれら上ケース10や下ケース20をそれぞれ樹脂成形により形成した場合に、各部に寸法誤差が生じても、充填材130の変形量の範囲内でその誤差を吸収させることができ、上リブ110が下ケース20に当接して組立が困難になるなどの問題を回避できる。
本具体例の遮断部100は、このように簡単な構造で、本体部200において生ずる湿気や結露などの袖部300への侵入を確実に防止できる。
すなわち、本体部200において図示しない洗浄ノズルを温水で洗浄した場合など、本体部200の中に湿潤空気が発生する。この湿潤空気600は、発生源すなわち洗浄ノズルの位置から鉛直上方に上昇し、天井面に沿って本体部200の中を対流する。そして、袖部300との遮断部100に到達する、しかし、遮断部100では、下リブ120と充填材130とが圧接密着しているので、湿潤空気600が袖部300に侵入する隙間はない。また仮に下リブ120と充填材130との間に僅かな隙間があるような場合でも、そのすぐ手前に上リブ110が近接して延設され、湿潤空気600の侵入を抑制している。従って、湿潤空気600の袖部300への侵入を阻止できる。
一方、湿潤空気600が本体部200の中を対流して遮断部100の付近に到達すると、熱源(例えば、洗浄ノズルや熱交換タンクなど)から離れて温度が低下している内壁面に結露700を形成することもあり得る。仮に、上リブ110が設けられていないとすると、上ケース10の内壁面に形成した結露700は、その傾斜に沿って下方に流れる。
図3は、上リブ110が設けられていない比較例の遮断部を例示する模式断面図である。 上リブ110が設けられていないと、上ケース10の内壁面に生じた結露700は、その傾斜に沿って内壁面を下方に流れ、充填材130に達する。ここで、充填材130として、例えば発泡性のウレタンなどを用いた場合、矢印D1で表したように、結露700は充填材130にしみ込んで透過し、袖部300の中に蒸発して湿気をもたらすこととなる。一方、結露700は、矢印D2で表したように、充填材130と上ケース10との接着部に浸透して透過し、袖部300に湿気をもたらすこともあり得る。または、結露700は、矢印D3で表したように、下リブ120と充填材130との当接部に浸透して透過し、袖部300に湿気をもたらすこともあり得る。
これに対して、本実施形態によれば、これら下リブ120と充填材130とによる遮断構造の手前に上リブ110を延設することにより、結露700に由来する袖部300への湿気の拡散も確実に防止できる。すなわち、図2に矢印Dで表したように、上ケース10の内壁面に生じた結露700は下方に流れ、上リブ110を伝わってその先端から下ケース20の内壁面上に落下する。そして、さらに傾斜に沿って下方にながれ拡散して蒸発したり、または図示しない水抜き孔から便器のボウルに排出される。
このように、本実施形態によれば、下リブ120と充填材130の手前に上リブ110を延設することにより、本体部200において生ずる湿潤空気600も結露700も遮断し、袖部300への侵入を確実に阻止することができる。その結果として、袖部300に設置するスイッチ基板などの電気部品に対して防湿処理を施す必要がなくなり、構造を簡略化できるとともに、材料コストや製造コストを下げることができる。
なお、図1及び図2においては、本体部200の向かって左側の側面から前方に延在する袖部300が設けられた具体例を表したが、本発明はこの具体例には限定されない。この他にも、例えば、本体部200の向かって右側の側面に袖部300が連設されてもよく、あるいは、本体部200の前方や後方に袖部300が連設されていてもよい。すなわち、洗浄ノズルが内蔵される本体部200に連接され、湿気の侵入を抑制する必要がある部分は、本願明細書における「袖部」に相当する。
以下、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明する。
図4は、本実施形態の衛生洗浄便座装置の具体例を表す斜視図である。
本具体例の衛生洗浄便座装置も、洗浄ノズルなどが内蔵された本体部200と、その側面から前方に延出した袖部300とを有する。また、便座400の上には便蓋500が開閉自在に設けられている。袖部300には、洗浄スイッチをはじめとする各種の操作スイッチ320が設けられている。
図1乃至図3に関して前述したように、本実施形態においては、袖部300の電気部品に防湿処理を施す必要がないため、その構造を簡略化できる。その結果として、袖部300の厚みが薄く、コンパクトでデザイン的に優れた衛生洗浄便座装置を提供できる。
図5は、本具体例の衛生洗浄便座装置において、便座400と便蓋500を取り外した状態を表す斜視図である。
本体部200には、便座400及び便蓋500を開閉支持するヒンジ部210、使用者を検知する着座センサ220、使用者のおしりを乾燥させる温風吹き出し口230、洗浄ノズルの進出口240、便座400に接続された暖房ヒータ用配線270などが設けられている。
図6は、本体部200及び袖部300の上ケース10を取り外した状態を表す斜視図である。
本体部200の中央には、洗浄ノズル252が収容され、その先端付近には、ノズル洗浄室254が設けられている。その右側には、洗浄ノズル252に温水を供給する熱交換ユニット250が設けられている。なお、温水を形成する機構としては、タンク内に貯留した水を加熱保持するいわゆる「貯湯式」でもよく、あるいは洗浄水を流す時に瞬間に加熱する「瞬間式」でもよい。
また、洗浄ノズル252の左側には、温風を形成するための温風ユニット232が設けられ、その左側面には吸気口234が配置されている。吸気口234の下方には、水路制御部260が設けられている。
一方、袖部300には、スイッチ基板340が設けられている。そして、本体部200と袖部300との間には、上方に向けて延設された下リブ120が下ケース20と一体的に設けられている。この下リブ120が、図1乃至図3に関して前述したように、充填材130や隣接して形成される上リブ110と協働して、袖部300への湿気の侵入を阻止する。その結果として、スイッチ基板340に防湿処理を施す必要がなくなり、その構造を簡略化してコストを下げ、サイズや厚みをコンパクトにすることができる。
図7は、本具体例の衛生洗浄便座装置の遮断部100の一部切断組立図である。
また、図8は、組み立てた状態の遮断部100を表す一部切断図である。
すなわち、これらの図は、袖部300を切断して遮断部100を眺めた模式図である。
上ケース10から下方に向けて板状の上リブ110が延設されている。また、下ケース20から上方に向けて板状の下リブ120が延設され、充填材130に圧接密着される。また、上リブ110に切り欠き110Cが設けられ、これに対応して下リブ120にも切り欠き120Cが設けられ、これら切り欠き110C、120Cに嵌合するようにブッシュ140が圧入されている。ブッシュ140は、ゴムや軟性樹脂などの弾性材料からなり、遮断部100の湿度遮蔽機能を維持しつつ、本体部200と袖部300との間で電気配線を通過させる役割を有する。
なお、図7及び図8においては、本体部200の下ケース20の側面から袖部300の下側に向けて設けられた給水口262及び電源コード280が表されている。また、本体部200の下ケース20の下方には、水抜き弁264が設けられている。なお、給水口262や電源コード280を下ケース20の側面ではなく、底面に設けてもよい。
図9は、本具体例の衛生洗浄便座装置を上方から眺めた平面図である。
また、図10乃至図14は、それぞれ、図9のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線断面図である。
まず、図10について説明する。
図2に関して前述したように、遮断部100には、上リブ110、下リブ120、充填材130が設けられている。ここで、上リブ110と下リブ120は、それぞれ上ケース10、下ケース20と一体成型された樹脂からなり、その厚みは1.5ミリメータ程度とすることができる。また、充填材130としては、例えば、無負荷状態での厚みが5ミリメータのポリウレタン製の独立気泡タイプのパッキンを用いることができる。この時、上ケース10と下ケース20とを組み合わせて下リブ120を圧接した状態での圧縮量は、40パーセント程度とすることができる。つまり、組み立てた状態において、下リブ120と上ケース10Sの間に圧縮された充填材130の厚みを3ミリメータ程度とすることができる。このようすると、上ケース10や下ケース20の樹脂成形に伴って生ずる各部の寸法誤差を吸収しつつ、下リブ120を充填材130に常に圧接させて変形密着させることができる。
袖部300には、スイッチ基板340が設けられ、また、その下ケース20には、通気用開口350が設けられている。通気用開口350は、袖部300の内部空間を外部雰囲気と連通させる役割を有する。つまり、仮に袖部300の中に存在する湿気を袖部300の中に滞留させず、通気用開口350を介して外部に放出させることができる。
特に、このような通気用開口350を遮断部100の近傍に設けることにより、仮に製造工程において湿気が袖部300に侵入したような場合でも、速やかに外部に排出させることが可能となる。
図11は、ハーネスの通過部を表す。
すなわち、上リブ110と下リブ120にそれぞれ設けられた切り欠きの部分に圧接支持されたブッシュ140により配線経路が形成されている。そして、この配線経路を介してハーネス290が配線されている。ハーネス290の一端は、コネクタ342を介してスイッチ基板340に接続されている。また、ハーネス290の他端は、本体部200に設けられてた図示しない制御基板に接続されている。弾性材料からなるブッシュ140を上リブ110、下リブ120、充填材130でそれぞれ圧接支持することにより、湿気に対する密閉性を維持しつつ、ハーネス290のための配線経路を確保できる。
図12は、電源コード280の取り出し部を表す。
図8にも表したように、電源コード280は、本体部200の下ケース20の側面(あるいは底面でもよい)から取り出されている。このように、電源コード280を本体部200から取り出せば、遮断部100を貫通させる必要がないため、配線が容易となり、袖部300への湿気の侵入をより確実に防止できる。また、袖部300の下側において電源コード280を取り出すようにしているので、衛生洗浄便座装置の通常の使用態様において電源コード280は使用者にとって目立ちにくくなり、デザイン的にすっきりとした外観が得られる。
図13は、袖部300の内部構造を長手方向に沿って表す断面図である。
袖部300の中には、長手方向にスイッチ基板340が内蔵されている。本実施形態によれば、遮断部100を設けることにより、このスイッチ基板340に防湿処理を施す必要がなくなる。その結果として、ポッティング材料のコストや製造コストを下げることができる。また、厚みもコンパクトにでき、デザイン的にも優れた衛生洗浄便座装置を提供できる。
また、スイッチ基板340には、設定状態などを表示するLEDなどにより熱を生ずる素子が実装されている。このような熱を利用して袖部300の内部の空気を暖め、通気用開口350を介した外部の換気を促進させることにより、袖部300の中に湿気が滞留することを効率的に防止できる。
図14は、本体部200の中で生ずる空気の対流を例示する模式図である。
すなわち、図6に関して前述したように、本体部200の中央付近には、洗浄ノズル252が設けられ、洗浄室254において水や湯による洗浄が実施される。この時、水分を含んだ湿潤空気が本体部200の中を対流する。
図14(b)に表したように、遮断部100が設けられていない場合、湿潤空気600は、袖部300の中に侵入し、スイッチ基板340の表面に結露することもあり得る。
これに対して、図14(a)に表したように遮断部100を設けることにより、湿潤空気600の袖部300への侵入を確実に阻止できる。また、この時、本体部200の内壁面に生じた結露700の袖部300への侵入も確実に阻止できることは、図2及び図3に関して前述した通りである。
なお、図6に例示した如く、温水を生成するための熱交換ユニット250が本体部200の向かって右側に設けられている場合には、その付近では排熱により上昇気流が促進され、洗浄ノズル252の付近で生じた湿潤空気600は、より一層、袖部300の方向に導かれることとなる。このような場合でも、遮断部100を設けることにより袖部300への湿気の侵入を確実に阻止できる点で、本発明は効果的である。
図15及び図16は、本体部200における電源コード280の取り出し部の構造を表す斜視図である。
すなわち、下ケース20には、電源コード280を取り出すための開口282が形成されている。電源コード280はこの開口282を介して外部に配線される。そして、アース線もまた、この開口282を介して外部に導出される。
グラウンドブロック286を固定ネジ288により取り付けた状態において、交流100ボルトの電源コードは、切り欠き283から本体部200の中に導入され図示しない電源部に接続される。
一方、アース線292は、アース線ガイド突起284の脇に形成される切り欠きを介してグラウンドブロック286の上に引き出され、固定ネジ288により固定接続される。つまり、アース線ガイド突起284は、外部に導出されるアース線292の機器側において、アース線の位置を決定し、外力が加わった場合でもその方向を分散させて、アース線292が固定ネジ288から外れることを防止する作用を有する。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、遮断部100を構成する上リブ110、下リブ120、充填材130の寸法、材質、配置関係などについて各種の変形を加えたものであっても、本発明の要旨を有する限り本発明の範囲に包含される。
また、本体部200、袖部300の形状や寸法、材質、配置関係、あるいはこれらに内蔵される各種の要素について当業者が適宜変更を加えたものであっても、本発明の要旨を有する限り本発明の範囲に包含される。
その他、本発明の実施の形態として上述した衛生洗浄便座装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施しうるすべての衛生洗浄便座装置も同様に本発明の範囲に属する。
本発明の実施の形態の衛生洗浄便座装置を上方から眺めた模式平面図である。 図1のA−A線断面を表し、遮断部100の断面構造を例示する模式図である。 上リブ110が設けられていない比較例の遮断部を例示する模式断面図である。 本発明の実施形態の衛生洗浄便座装置の具体例を表す斜視図である。 本発明の具体例の衛生洗浄便座装置において、便座400と便蓋500を取り外した状態を表す斜視図である。 本体部200及び袖部300の上ケース10を取り外した状態を表す斜視図である。 本発明の具体例の衛生洗浄便座装置の遮断部100の一部切断組立図である。 組み立てた状態の遮断部100を表す一部切断図である。 本発明の具体例の衛生洗浄便座装置を上方から眺めた平面図である。 図9のA−A線断面図である。 図9のB−B線断面図である。 図9のC−C線断面図である。 図9のD−D線断面図である。 図9のE−E線断面図である。 本体部200における電源コード280の取り出し部の構造を表す斜視図である。 本体部200における電源コード280の取り出し部の構造を表す斜視図である。
符号の説明
10 上ケース
20 下ケース
100 遮断部
110 上リブ
110C 切り欠き
120 下リブ
120C 切り欠き
130 充填材
140 ブッシュ
200 本体部
210 ヒンジ部
220 着座センサ
230 吹出口
232 温風ユニット
234 吸気口
240 進出口
250 熱交換ユニット
252 洗浄ノズル
254 ノズル洗浄室
260 水路制御部
262 給水口
264 水抜き弁
270 暖房ヒータ用配線
280 電源コード
282 開口
283 切り欠き
284 アース線ガイド突起
286 グラウンドブロック
288 固定ネジ
290 ハーネス
292 アース線
300 袖部
320 操作スイッチ
340 スイッチ基板
342 コネクタ
350 通気用開口
400 便座
500 便蓋
600 湿潤空気
700 結露

Claims (6)

  1. 上ケースと下ケースとを有する筐体を備え、
    前記筐体は、
    洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに供給される温水を生成するための熱交換ユニットと、を内蔵する本体部と、
    複数のスイッチを配設したスイッチ基板を内蔵する袖部と、
    前記本体部と前記袖部との間に設けられ、前記本体部と前記袖部との間の雰囲気の流通を遮断する遮断部と、
    を有し、
    前記遮断部は、前記上ケースから前記下ケースに向けて延設された上リブと、前記上リブよりも前記袖部の側において前記下ケースから前記上ケースに向けて延設された下リブと、前記上ケースと前記下リブの先端との間に介在した充填材と、を有することを特徴とする衛生洗浄便座装置。
  2. 前記上リブ及び前記下リブは、それぞれ切り欠き部を有し、
    前記上リブに設けられた前記切り欠き部と前記下リブに設けられた前記切り欠き部とにより固定されたブッシュを介して電気配線が前記遮断部を貫通してなることを特徴とする請求項記載の衛生洗浄便座装置。
  3. 前記袖部において、前記下ケースに通気用開口が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の衛生洗浄便座装置。
  4. 前記本体部において、前記下ケースに電源コード取り出し用の開口が設けられたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の衛生洗浄便座装置。
  5. 前記電源コード取り出し用の開口は、前記袖部の下方に設けられたことを特徴とする請求項記載の衛生洗浄便座装置。
  6. 前記電源コード取り出し用の開口の近傍において、前記下ケースにアース線ガイド突起が設けられたことを特徴とする請求項またはに記載の衛生洗浄便座装置。
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