JP2004290529A - 手乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の薄型化、小型化および軽量化、騒音の軽減、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性にも優れた手乾燥装置を提供する。
【解決手段】手乾燥装置1においては、本体ケース3の下方に、手挿入部6および水受け部7が設けられ、電動ファン4へ外気を導入するための吸気口13が本体ケース3の背面部3aに開設され、本体ケース3の背面部3aの上縁および左右側縁に、その長手方向全体にわたって壁面2と接触する区画壁3b,3c,3dが形成されている。本体ケース3の背面部3aを構造体の壁面2に対向させ、区画壁3b,3c,3dを壁面2と接触させた状態で手乾燥装置1を壁面2に固定すると、本体ケース3と背面部3aとの間に、区画壁3b,3c,3dおよび壁面2で区画された通気経路16が形成され、その吸い込み口16aは本体ケース3の最下部に位置した状態となる。
【選択図】 図5
【解決手段】手乾燥装置1においては、本体ケース3の下方に、手挿入部6および水受け部7が設けられ、電動ファン4へ外気を導入するための吸気口13が本体ケース3の背面部3aに開設され、本体ケース3の背面部3aの上縁および左右側縁に、その長手方向全体にわたって壁面2と接触する区画壁3b,3c,3dが形成されている。本体ケース3の背面部3aを構造体の壁面2に対向させ、区画壁3b,3c,3dを壁面2と接触させた状態で手乾燥装置1を壁面2に固定すると、本体ケース3と背面部3aとの間に、区画壁3b,3c,3dおよび壁面2で区画された通気経路16が形成され、その吸い込み口16aは本体ケース3の最下部に位置した状態となる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄後の濡れた手を乾燥させるための手乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道の駅、レストラン、ホテルなどのトイレの手洗い場の壁面には、洗浄後の手を高速空気流によって乾燥させることのできる手乾燥機が設置されていることが多い。従来の手乾燥装置においては、装置本体の下方部分に、背面側へ凹んだ形状をした手挿入部が設けられ、この手挿入部に濡れた手を差し込むとセンサがそれを感知し、装置に内蔵されている電動ファンが自動的に作動し、手挿入部の天井部付近から手に向かって高速空気流が吹き出すようになっているものが代表的であった。
【0003】
しかしながら、このような手乾燥装置においては、手挿入部の天井部に、高速空気流の吹き出し口と、この高速空気流の元となる空気を吸い込むための吸気口とが開設されていた。このため、手挿入部において乾燥中の手から飛散した水滴などが電動ファンの吸引作用によって吸気口から装置内に吸い込まれ、装置内でカビや雑菌などを繁殖させたり、部品を腐食させたりするなどの弊害を引き起こすことがあった。このような弊害を防止するため、図9に示すように、従来の手乾燥装置の内部に配置されている制御回路基板90においては、防塵、防水のための周壁(収納ケース)91を設けたり、周壁(収納ケース)91に制御回路基板90を収めた状態でポッティングを施すなどの対策が講じられていたが、その効果は不十分であった。
【0004】
そこで、吸気口を、手挿入部の天井部ではなく、装置の底面に開設したもの(例えば、特許文献1参照。)などが開発されている。この手乾燥装置の場合、手挿入部から離れた位置に吸気口があるため、手挿入部に差し込んだ手から水滴などが飛散することがあっても装置内へ浸入することがなく、前述した弊害を予防することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−212026号公報(第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の手乾燥装置においては、装置の底面部に吸気口が開設されており、この吸気口から吸い込んだ空気を電動ファンまで導く経路として、装置の本体ケース内に前後左右が包囲された構造を有する垂直な吸気流路が設けられている。このため、吸気流路の分だけは装置の奥行き寸法が増加することとなり、薄型化、小型化を図ることが困難である。
【0007】
また、このような手乾燥装置では、短時間で手を乾燥させる必要性から、約2m3/min程度の高速空気流を発生できる比較的強力な電動ファンが使用されているため、電動ファンが作動する瞬間に吸気流路内に生じる負圧、正圧の変化により、吸気流路を形成する本体ケースなども瞬間的に変形、復元するという現象が生じている。このため、長期間にわたってこのような変形、復元を繰り返すことによって、本体ケースの一部が変形したり、接合部に隙間やガタが生じたりして、設計通りの耐久性が得られないおそれがある。
【0008】
さらに、このような吸気流路内の負圧、正圧の変化による本体ケースの変形を防止するには、本体ケースにリブや肉厚部などの補強手段を設けて剛性を高める必要があるため、金型形状の複雑化、製造工程の煩雑化を招くだけでなく、原料素材の増加によって装置重量が増加するおそれもある。また、本体ケース内に吸気流路が存在するため、高速空気流が吸気流路を通過する際に発生する音が、本体ケースなどと共鳴、共振して騒音が増大することがある。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、装置の薄型化、小型化および軽量化、騒音の軽減、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性にも優れた手乾燥装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の手乾燥装置は、構造体の壁面に本体ケースの背面部を対向させて取り付け、本体ケースに内蔵した電動ファンで発生させた空気流を本体ケースに開設した吹き出し口から噴出させるものであって、電動ファンへ外気を導入するための吸気口を本体ケースの背面部に設けたことを特徴とする。
【0011】
このような構成とすることにより、電動ファンへ外気を導入するための吸気経路を本体ケース内に設ける必要がなくなるため、装置の薄型化、小型化を図ることができ、騒音も軽減すことができる。また、電動ファンの動作開始時の負圧、正圧変化によって本体ケースなどが変形、復元することがなくなるので、リブや肉厚部などの補強手段を設ける必要もない。これによって本体ケースなどの構造を簡素化することができるため、装置の軽量化、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性も優れたものとなる。
【0012】
また、吸気口まで外気を誘導する通気経路を本体ケースの背面部と壁面との間に形成するため、壁面と当接する区画壁を本体ケースに設けることが望ましい。このような構成とすることにより、壁面を利用して確定した通気経路を形成することができるため、従来の手乾燥装置における前後左右が包囲された構造の通気経路では必要であった通気経路形成用の部材を削減できるため、手乾燥装置の奥行きを薄くすることができる。
【0013】
この場合、通気経路の吸い込み口を本体ケースの最下部に配置することが望ましい。このような構成とすることにより、装置待機中、空中を自然落下する塵埃などが吸い込み口から通気経路内へ進入したり、装置作動中、乾燥中の手から飛散した水滴などが通気経路内へ吸い込まれたりするのを防止することができる。
【0014】
一方、本体ケースの正面側から着脱可能な空気フィルタを吸気口に配置することが望ましい。このような構成とすることにより、空気中の塵埃などが吸気とともに本体ケース内へ進入するのを防止できることは勿論であるが、空気フィルタの着脱性が向上するため、空気フィルタの汚損状況の確認作業、空気フィルタの交換作業などが大幅に容易化する。
【0015】
この場合、吸気口から吸い込んだ外気の進行方向を変化させる変曲経路を本体ケース内に設け、空気フィルタをこの変曲経路に配置することが望ましい。このような構成とすることにより、空気フィルタを通過する空気流が当該空気フィルタに及ぼす力の方向を分散化することができるため、空気フィルタの保持機構を簡略化することができる。また、空気フィルタ内における空気流の通過経路を当該空気フィルタの厚さよりも長くすることもできるので、空気フィルタの小型化および薄型化を図ることもできる。この場合、従来のフィルタのように樹脂材料で製作された板状のフィルタではなく、ポリウレタンフォームなどのスポンジ状のフィルタを使用すれば、さらに優れたフィルタ機能が得られるとともに、従来の樹脂製フィルタの場合に必要としていた金型経費の削減も可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態である手乾燥装置を示す一部切欠正面図、図2は図1に示す手乾燥装置の一部切欠右側面図、図3は図1に示す手乾燥装置の背面図、図4は図1におけるA−A線断面図、図5は図1における一部省略B−B線断面図である。
【0017】
図1,図2に示すように、本実施形態の手乾燥装置1は、構造体の壁面2に本体ケース3の背面部3aを対向させて取り付け、本体ケース3に内蔵した電動ファン4で発生させた空気流を本体ケース3に開設した吹き出し口5から噴出させて手の乾燥を行うものである。本体ケース3の下方に、背面部3a側へ凹んだ形状の手挿入部6が設けられ、手挿入部6の下方には正面側へ突出した水受け部7が設けられている。本体ケース3の上部には表面カバー15が着脱可能に取り付けられている。
【0018】
図3に示すように、本体ケース3の背面部3aには、電動ファン4へ外気を導入するための吸気口13が開設され、吸気口13には、後述する空気フィルタ14が本体ケース3の正面側から着脱可能に配置されている。また、本体ケース3の背面部3aの上縁および左右側縁には、その長手方向全体にわたって壁面2と接触する区画壁3b,3c,3dが形成されている。
【0019】
図4に示すように、手挿入部6の天井部6aには、前述した吹き出し口5のほか、手挿入部6に手が差し込まれたことを検知して電動ファン4を作動させるためのセンサ8、手乾燥装置1の作動、停止を行うための電源スイッチ9、吹き出し口5から吹き出す高速空気流を加温するか否かを切り替えるためのヒータスイッチ10、前記高速空気流の強弱(風量)を切り替えるための風量スイッチ11、空気フィルタ14を吸気口13に着脱可能に配置するため収納部材12などが設けられている。
【0020】
次に、図5,図6を参照して、手乾燥装置1の機能について説明する。図5は図1におけるB−B線断面図であって表面カバー15を取り外した状態で示しており、図6は図5の一部省略拡大図である。
【0021】
図5に示すように、本体ケース3の背面部3aを構造体の壁面2に対向させ、区画壁3b,3c,3dを壁面2と接触させた状態で手乾燥装置1を壁面2に固定する。これによって、本体ケース3と背面部3aとの間には、区画壁3b,3c,3dおよび壁面2で区画された通気経路16が形成され、その吸い込み口16aは本体ケース3の最下部に位置した状態となる。
【0022】
所定の電源配線を行った後、電源スイッチ9をONし、ヒータスイッチ10および風量スイッチ11を適切にセットする。この後、手挿入部6に手を差し込むと、従来の手乾燥装置と同様、センサ8が検知して、電動ファン4が自動的に作動開始する。これによって、吸い込み口16aから吸い込まれた外気は、図5における矢線17で示すような経路を通って吹き出し口5から高速空気流となって噴出するため、手挿入部6に差し込まれた手を短時間で乾燥することができる。
【0023】
手乾燥装置1では、吸気口13を本体ケース3の背面部3aに設け、この吸気口13まで外気を誘導する通気経路16を本体ケース3の背面部3aと壁面2との間に形成している。したがって、電動ファン4へ外気を導入するための吸気経路を本体ケース3の内部に設ける必要がなくなり、装置の薄型化、小型化を図ることができ、騒音も軽減することができる。また、電動ファン4の動作開始時の負圧、正圧変化によって本体ケース3などが変形、復元することもないので、本体ケース3の内部などにリブや肉厚部などの補強手段を設ける必要もない。これにより、本体ケース3などの構造を簡素化することができるため、装置の軽量化、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性も優れたものとなる。
【0024】
そのほか、通気経路16を本体ケース3の背面部aと壁面2との間に形成すれば、通気経路16は互いに材質の異なる本体ケース3と壁面2とで囲まれた状態となって共振などが発生しにくくなるため、騒音も軽減することができる。また、従来の手乾燥装置における前後左右が包囲された構造の通気経路では必要としていた通気経路形成用の部材を削減することができるため、手乾燥装置の奥行きを薄くすることができる。
【0025】
また、通気経路16の吸い込み口16aを本体ケース3の最下部に配置しているため、手乾燥装置1が待機状態にあるときに、空中を自然落下する塵埃などが吸い込み口16aから通気経路16内へ進入したり、手乾燥装置1が作動状態にあるときに、乾燥中の手から飛散した水滴などが通気経路16内へ吸い込まれたりすることがない。
【0026】
一方、図6に示すように、吸気口13には、本体ケース3の正面側から着脱可能な空気フィルタ14が配置されている。空気フィルタ14は箱形状をした収納部材12によって吸気口13に嵌め込まれている。空気フィルタ4を吸気口13に配置したことにより、空気中の塵埃などが吸気とともに本体ケース3内へ進入するのを防止できる。また、空気フィルタ14が着脱作業は、本体ケース3の正面側から収納部材12の把持部12aを手指で把持して行うことができるため、空気フィルタ14の着脱性も良好である。このため、空気フィルタ14の汚損状況の確認作業、空気フィルタ14の交換作業などは極めて容易である。
【0027】
さらに、手乾燥装置1においては、吸気口13から吸い込んだ外気の進行方向を変化させる変曲経路18を本体ケース3内に設け、この変曲経路18に空気フィルタ14を配置している。これにより、図5の矢線17で示したように、空気フィルタ14に進入してきた外気は空気フィルタ14の内部で進行方向が約90度変化することとなる。これにより、空気流が一方向のみに空気フィルタを通過する場合に比べ、空気流が空気フィルタ14に及ぼす力の方向が分散化されるため、空気フィルタ14の保持機構を簡略化することができる。
【0028】
また、空気フィルタ14内における空気流の通過経路を空気フィルタ14の厚さ14tより長くすることもできるので、空気フィルタ14の小型化、薄型化を図ることもできる。この場合、従来のフィルタのように樹脂材料で製作された板状のフィルタではなく、ポリウレタンフォームなどのスポンジ状のフィルタを使用すれば、さらに優れたフィルタ機能が得られるとともに、従来の樹脂製フィルタの場合には必要としていた金型経費の削減も可能となる。
【0029】
さらに、手乾燥装置1においては、本体ケース3内に配置された制御回路基板19付近に通気経路が存在しないので、防塵、防水対策が不要となり、ワニス塗布程度で対処できるようになるため、図7,図8に示すように制御回路基板19を簡素化することができる。このため、図9で示した従来の制御回路基板90を使用する場合に比べ、資材の削減、装置の小型化、薄型化および軽量化を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏する。
【0031】
(1)構造体の壁面に本体ケースの背面部を接触させて取り付け、本体ケースに内蔵した電動ファンで発生させた空気流を本体ケースに開設した吹き出し口から噴出させる手乾燥装置において、電動ファンへ外気を導入するための吸気口を本体ケースの背面部に設けたことにより、装置の薄型化、小型化および軽量化、騒音の軽減、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性にも優れたものとなる。
【0032】
(2)吸気口まで外気を誘導する通気経路を本体ケースの背面部と壁面との間に形成するため、壁面と当接する区画壁を本体ケースに設けることにより、通気経路形成用の部材を削減することができるため、手乾燥装置の奥行きを薄くすることができる。
【0033】
(3)通気経路の吸い込み口を本体ケースの最下部に配置することにより、空中を自然落下する塵埃などが装置待機中に吸い込み口から通気経路内へ進入したり、乾燥中の手から飛散した水滴などが通気経路内へ吸い込まれたりするのを防止することができる。
【0034】
(4)本体ケースの正面側から着脱可能な空気フィルタを吸気口に配置することにより、空気中の塵埃などが吸気と本体ケース内へ進入するのを防止することができ、空気フィルタの汚損状況の確認作業、空気フィルタの交換作業などが大幅に容易化する。
【0035】
(5)吸気口から吸い込んだ外気の進行方向を変化させる変曲経路を本体ケース内に設け、空気フィルタをこの変曲経路に配置することにより、空気フィルタの保持機構を簡略化することができ、また、空気フィルタの小型化、薄型化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である手乾燥装置を示す一部切欠正面図である。
【図2】図1に示す手乾燥装置の一部切欠右側面図である。
【図3】図1に示す手乾燥装置の背面図である。
【図4】図1におけるA−A線断面図である。
【図5】図1における一部省略B−B線断面図である。
【図6】図5の一部省略拡大図である。
【図7】制御回路基板を示す平面図である。
【図8】図7に示す制御回路基板の正面図である。
【図9】従来の手乾燥装置に使用されている制御回路基板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 手乾燥装置
2 壁面
3 本体ケース
3a 背面部
3b,3c,3d 区画壁
4 電動ファン
5 吹き出し口
6 手挿入部
6a 天井部
7 水受け部
8 センサ
9 電源スイッチ
10 ヒータスイッチ
11 風量スイッチ
12 収納部材
12a 把持部
13 吸気口
14 空気フィルタ
15 表面カバー
16 通気経路
16a 吸い込み口
17 矢線
18 変曲経路
19 制御回路基板
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄後の濡れた手を乾燥させるための手乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道の駅、レストラン、ホテルなどのトイレの手洗い場の壁面には、洗浄後の手を高速空気流によって乾燥させることのできる手乾燥機が設置されていることが多い。従来の手乾燥装置においては、装置本体の下方部分に、背面側へ凹んだ形状をした手挿入部が設けられ、この手挿入部に濡れた手を差し込むとセンサがそれを感知し、装置に内蔵されている電動ファンが自動的に作動し、手挿入部の天井部付近から手に向かって高速空気流が吹き出すようになっているものが代表的であった。
【0003】
しかしながら、このような手乾燥装置においては、手挿入部の天井部に、高速空気流の吹き出し口と、この高速空気流の元となる空気を吸い込むための吸気口とが開設されていた。このため、手挿入部において乾燥中の手から飛散した水滴などが電動ファンの吸引作用によって吸気口から装置内に吸い込まれ、装置内でカビや雑菌などを繁殖させたり、部品を腐食させたりするなどの弊害を引き起こすことがあった。このような弊害を防止するため、図9に示すように、従来の手乾燥装置の内部に配置されている制御回路基板90においては、防塵、防水のための周壁(収納ケース)91を設けたり、周壁(収納ケース)91に制御回路基板90を収めた状態でポッティングを施すなどの対策が講じられていたが、その効果は不十分であった。
【0004】
そこで、吸気口を、手挿入部の天井部ではなく、装置の底面に開設したもの(例えば、特許文献1参照。)などが開発されている。この手乾燥装置の場合、手挿入部から離れた位置に吸気口があるため、手挿入部に差し込んだ手から水滴などが飛散することがあっても装置内へ浸入することがなく、前述した弊害を予防することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−212026号公報(第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の手乾燥装置においては、装置の底面部に吸気口が開設されており、この吸気口から吸い込んだ空気を電動ファンまで導く経路として、装置の本体ケース内に前後左右が包囲された構造を有する垂直な吸気流路が設けられている。このため、吸気流路の分だけは装置の奥行き寸法が増加することとなり、薄型化、小型化を図ることが困難である。
【0007】
また、このような手乾燥装置では、短時間で手を乾燥させる必要性から、約2m3/min程度の高速空気流を発生できる比較的強力な電動ファンが使用されているため、電動ファンが作動する瞬間に吸気流路内に生じる負圧、正圧の変化により、吸気流路を形成する本体ケースなども瞬間的に変形、復元するという現象が生じている。このため、長期間にわたってこのような変形、復元を繰り返すことによって、本体ケースの一部が変形したり、接合部に隙間やガタが生じたりして、設計通りの耐久性が得られないおそれがある。
【0008】
さらに、このような吸気流路内の負圧、正圧の変化による本体ケースの変形を防止するには、本体ケースにリブや肉厚部などの補強手段を設けて剛性を高める必要があるため、金型形状の複雑化、製造工程の煩雑化を招くだけでなく、原料素材の増加によって装置重量が増加するおそれもある。また、本体ケース内に吸気流路が存在するため、高速空気流が吸気流路を通過する際に発生する音が、本体ケースなどと共鳴、共振して騒音が増大することがある。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、装置の薄型化、小型化および軽量化、騒音の軽減、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性にも優れた手乾燥装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の手乾燥装置は、構造体の壁面に本体ケースの背面部を対向させて取り付け、本体ケースに内蔵した電動ファンで発生させた空気流を本体ケースに開設した吹き出し口から噴出させるものであって、電動ファンへ外気を導入するための吸気口を本体ケースの背面部に設けたことを特徴とする。
【0011】
このような構成とすることにより、電動ファンへ外気を導入するための吸気経路を本体ケース内に設ける必要がなくなるため、装置の薄型化、小型化を図ることができ、騒音も軽減すことができる。また、電動ファンの動作開始時の負圧、正圧変化によって本体ケースなどが変形、復元することがなくなるので、リブや肉厚部などの補強手段を設ける必要もない。これによって本体ケースなどの構造を簡素化することができるため、装置の軽量化、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性も優れたものとなる。
【0012】
また、吸気口まで外気を誘導する通気経路を本体ケースの背面部と壁面との間に形成するため、壁面と当接する区画壁を本体ケースに設けることが望ましい。このような構成とすることにより、壁面を利用して確定した通気経路を形成することができるため、従来の手乾燥装置における前後左右が包囲された構造の通気経路では必要であった通気経路形成用の部材を削減できるため、手乾燥装置の奥行きを薄くすることができる。
【0013】
この場合、通気経路の吸い込み口を本体ケースの最下部に配置することが望ましい。このような構成とすることにより、装置待機中、空中を自然落下する塵埃などが吸い込み口から通気経路内へ進入したり、装置作動中、乾燥中の手から飛散した水滴などが通気経路内へ吸い込まれたりするのを防止することができる。
【0014】
一方、本体ケースの正面側から着脱可能な空気フィルタを吸気口に配置することが望ましい。このような構成とすることにより、空気中の塵埃などが吸気とともに本体ケース内へ進入するのを防止できることは勿論であるが、空気フィルタの着脱性が向上するため、空気フィルタの汚損状況の確認作業、空気フィルタの交換作業などが大幅に容易化する。
【0015】
この場合、吸気口から吸い込んだ外気の進行方向を変化させる変曲経路を本体ケース内に設け、空気フィルタをこの変曲経路に配置することが望ましい。このような構成とすることにより、空気フィルタを通過する空気流が当該空気フィルタに及ぼす力の方向を分散化することができるため、空気フィルタの保持機構を簡略化することができる。また、空気フィルタ内における空気流の通過経路を当該空気フィルタの厚さよりも長くすることもできるので、空気フィルタの小型化および薄型化を図ることもできる。この場合、従来のフィルタのように樹脂材料で製作された板状のフィルタではなく、ポリウレタンフォームなどのスポンジ状のフィルタを使用すれば、さらに優れたフィルタ機能が得られるとともに、従来の樹脂製フィルタの場合に必要としていた金型経費の削減も可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態である手乾燥装置を示す一部切欠正面図、図2は図1に示す手乾燥装置の一部切欠右側面図、図3は図1に示す手乾燥装置の背面図、図4は図1におけるA−A線断面図、図5は図1における一部省略B−B線断面図である。
【0017】
図1,図2に示すように、本実施形態の手乾燥装置1は、構造体の壁面2に本体ケース3の背面部3aを対向させて取り付け、本体ケース3に内蔵した電動ファン4で発生させた空気流を本体ケース3に開設した吹き出し口5から噴出させて手の乾燥を行うものである。本体ケース3の下方に、背面部3a側へ凹んだ形状の手挿入部6が設けられ、手挿入部6の下方には正面側へ突出した水受け部7が設けられている。本体ケース3の上部には表面カバー15が着脱可能に取り付けられている。
【0018】
図3に示すように、本体ケース3の背面部3aには、電動ファン4へ外気を導入するための吸気口13が開設され、吸気口13には、後述する空気フィルタ14が本体ケース3の正面側から着脱可能に配置されている。また、本体ケース3の背面部3aの上縁および左右側縁には、その長手方向全体にわたって壁面2と接触する区画壁3b,3c,3dが形成されている。
【0019】
図4に示すように、手挿入部6の天井部6aには、前述した吹き出し口5のほか、手挿入部6に手が差し込まれたことを検知して電動ファン4を作動させるためのセンサ8、手乾燥装置1の作動、停止を行うための電源スイッチ9、吹き出し口5から吹き出す高速空気流を加温するか否かを切り替えるためのヒータスイッチ10、前記高速空気流の強弱(風量)を切り替えるための風量スイッチ11、空気フィルタ14を吸気口13に着脱可能に配置するため収納部材12などが設けられている。
【0020】
次に、図5,図6を参照して、手乾燥装置1の機能について説明する。図5は図1におけるB−B線断面図であって表面カバー15を取り外した状態で示しており、図6は図5の一部省略拡大図である。
【0021】
図5に示すように、本体ケース3の背面部3aを構造体の壁面2に対向させ、区画壁3b,3c,3dを壁面2と接触させた状態で手乾燥装置1を壁面2に固定する。これによって、本体ケース3と背面部3aとの間には、区画壁3b,3c,3dおよび壁面2で区画された通気経路16が形成され、その吸い込み口16aは本体ケース3の最下部に位置した状態となる。
【0022】
所定の電源配線を行った後、電源スイッチ9をONし、ヒータスイッチ10および風量スイッチ11を適切にセットする。この後、手挿入部6に手を差し込むと、従来の手乾燥装置と同様、センサ8が検知して、電動ファン4が自動的に作動開始する。これによって、吸い込み口16aから吸い込まれた外気は、図5における矢線17で示すような経路を通って吹き出し口5から高速空気流となって噴出するため、手挿入部6に差し込まれた手を短時間で乾燥することができる。
【0023】
手乾燥装置1では、吸気口13を本体ケース3の背面部3aに設け、この吸気口13まで外気を誘導する通気経路16を本体ケース3の背面部3aと壁面2との間に形成している。したがって、電動ファン4へ外気を導入するための吸気経路を本体ケース3の内部に設ける必要がなくなり、装置の薄型化、小型化を図ることができ、騒音も軽減することができる。また、電動ファン4の動作開始時の負圧、正圧変化によって本体ケース3などが変形、復元することもないので、本体ケース3の内部などにリブや肉厚部などの補強手段を設ける必要もない。これにより、本体ケース3などの構造を簡素化することができるため、装置の軽量化、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性も優れたものとなる。
【0024】
そのほか、通気経路16を本体ケース3の背面部aと壁面2との間に形成すれば、通気経路16は互いに材質の異なる本体ケース3と壁面2とで囲まれた状態となって共振などが発生しにくくなるため、騒音も軽減することができる。また、従来の手乾燥装置における前後左右が包囲された構造の通気経路では必要としていた通気経路形成用の部材を削減することができるため、手乾燥装置の奥行きを薄くすることができる。
【0025】
また、通気経路16の吸い込み口16aを本体ケース3の最下部に配置しているため、手乾燥装置1が待機状態にあるときに、空中を自然落下する塵埃などが吸い込み口16aから通気経路16内へ進入したり、手乾燥装置1が作動状態にあるときに、乾燥中の手から飛散した水滴などが通気経路16内へ吸い込まれたりすることがない。
【0026】
一方、図6に示すように、吸気口13には、本体ケース3の正面側から着脱可能な空気フィルタ14が配置されている。空気フィルタ14は箱形状をした収納部材12によって吸気口13に嵌め込まれている。空気フィルタ4を吸気口13に配置したことにより、空気中の塵埃などが吸気とともに本体ケース3内へ進入するのを防止できる。また、空気フィルタ14が着脱作業は、本体ケース3の正面側から収納部材12の把持部12aを手指で把持して行うことができるため、空気フィルタ14の着脱性も良好である。このため、空気フィルタ14の汚損状況の確認作業、空気フィルタ14の交換作業などは極めて容易である。
【0027】
さらに、手乾燥装置1においては、吸気口13から吸い込んだ外気の進行方向を変化させる変曲経路18を本体ケース3内に設け、この変曲経路18に空気フィルタ14を配置している。これにより、図5の矢線17で示したように、空気フィルタ14に進入してきた外気は空気フィルタ14の内部で進行方向が約90度変化することとなる。これにより、空気流が一方向のみに空気フィルタを通過する場合に比べ、空気流が空気フィルタ14に及ぼす力の方向が分散化されるため、空気フィルタ14の保持機構を簡略化することができる。
【0028】
また、空気フィルタ14内における空気流の通過経路を空気フィルタ14の厚さ14tより長くすることもできるので、空気フィルタ14の小型化、薄型化を図ることもできる。この場合、従来のフィルタのように樹脂材料で製作された板状のフィルタではなく、ポリウレタンフォームなどのスポンジ状のフィルタを使用すれば、さらに優れたフィルタ機能が得られるとともに、従来の樹脂製フィルタの場合には必要としていた金型経費の削減も可能となる。
【0029】
さらに、手乾燥装置1においては、本体ケース3内に配置された制御回路基板19付近に通気経路が存在しないので、防塵、防水対策が不要となり、ワニス塗布程度で対処できるようになるため、図7,図8に示すように制御回路基板19を簡素化することができる。このため、図9で示した従来の制御回路基板90を使用する場合に比べ、資材の削減、装置の小型化、薄型化および軽量化を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏する。
【0031】
(1)構造体の壁面に本体ケースの背面部を接触させて取り付け、本体ケースに内蔵した電動ファンで発生させた空気流を本体ケースに開設した吹き出し口から噴出させる手乾燥装置において、電動ファンへ外気を導入するための吸気口を本体ケースの背面部に設けたことにより、装置の薄型化、小型化および軽量化、騒音の軽減、製造工程の簡略化を図ることができ、耐久性にも優れたものとなる。
【0032】
(2)吸気口まで外気を誘導する通気経路を本体ケースの背面部と壁面との間に形成するため、壁面と当接する区画壁を本体ケースに設けることにより、通気経路形成用の部材を削減することができるため、手乾燥装置の奥行きを薄くすることができる。
【0033】
(3)通気経路の吸い込み口を本体ケースの最下部に配置することにより、空中を自然落下する塵埃などが装置待機中に吸い込み口から通気経路内へ進入したり、乾燥中の手から飛散した水滴などが通気経路内へ吸い込まれたりするのを防止することができる。
【0034】
(4)本体ケースの正面側から着脱可能な空気フィルタを吸気口に配置することにより、空気中の塵埃などが吸気と本体ケース内へ進入するのを防止することができ、空気フィルタの汚損状況の確認作業、空気フィルタの交換作業などが大幅に容易化する。
【0035】
(5)吸気口から吸い込んだ外気の進行方向を変化させる変曲経路を本体ケース内に設け、空気フィルタをこの変曲経路に配置することにより、空気フィルタの保持機構を簡略化することができ、また、空気フィルタの小型化、薄型化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である手乾燥装置を示す一部切欠正面図である。
【図2】図1に示す手乾燥装置の一部切欠右側面図である。
【図3】図1に示す手乾燥装置の背面図である。
【図4】図1におけるA−A線断面図である。
【図5】図1における一部省略B−B線断面図である。
【図6】図5の一部省略拡大図である。
【図7】制御回路基板を示す平面図である。
【図8】図7に示す制御回路基板の正面図である。
【図9】従来の手乾燥装置に使用されている制御回路基板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 手乾燥装置
2 壁面
3 本体ケース
3a 背面部
3b,3c,3d 区画壁
4 電動ファン
5 吹き出し口
6 手挿入部
6a 天井部
7 水受け部
8 センサ
9 電源スイッチ
10 ヒータスイッチ
11 風量スイッチ
12 収納部材
12a 把持部
13 吸気口
14 空気フィルタ
15 表面カバー
16 通気経路
16a 吸い込み口
17 矢線
18 変曲経路
19 制御回路基板
Claims (5)
- 構造体の壁面に本体ケースの背面部を対向させて取り付け、前記本体ケースに内蔵した電動ファンで発生させた空気流を前記本体ケースに開設した吹き出し口から噴出させる手乾燥装置であって、
前記電動ファンへ外気を導入するための吸気口を前記本体ケースの背面部に設けたことを特徴とする手乾燥装置。 - 前記吸気口まで外気を誘導する通気経路を前記本体ケースの背面部と前記壁面との間に形成するため、前記壁面と当接する区画壁を前記本体ケースに設けた請求項1記載の手乾燥装置。
- 前記通気経路の吸い込み口を前記本体ケースの最下部に配置した請求項2記載の手乾燥装置。
- 前記本体ケースの正面側から着脱可能な空気フィルタを前記吸気口に配置した請求項1〜3のいずれかに記載の手乾燥装置。
- 前記吸気口から吸い込んだ外気の進行方向を変化させる変曲経路を前記本体ケース内に設け、前記空気フィルタを前記変曲経路に配置した請求項4記載の手乾燥装置。
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