JP4743290B2 - 固体撮像装置、カメラ、および、その製造方法 - Google Patents

固体撮像装置、カメラ、および、その製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置、カメラ、および、その製造方法に関する。
デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのカメラは、固体撮像装置を含む。たとえば、固体撮像装置として、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサを有する。
たとえば、CCD型イメージセンサにおいては、複数の画素が水平方向と垂直方向とにおいてマトリクス状に配置されている撮像領域が、基板の面に設けられている。この撮像領域においては、被写体像による光を受光して信号電荷を生成する光電変換部が、複数の画素に対応するように、複数形成されている。たとえば、フォトダイオードが、この光電変換部として形成されている。光電変換部の上方においては、マイクロレンズが設けられており、このマイクロレンズを介して入射する光を光電変換部が受光するように構成されている。
そして、撮像領域にて垂直方向に並ぶ複数の光電変換部の列の間には、垂直転送レジスタ部が設けられている。垂直転送レジスタ部は、垂直転送チャネル領域にゲート絶縁膜を介して対面するように複数の転送電極が設けられており、電荷読出し部によって光電変換部から読み出された信号電荷を、垂直方向へ転送する。そして、その垂直転送レジスタ部によって1水平ライン(1行の画素)ごとに転送された信号電荷を、水平転送レジスタ部が、水平方向へ順次転送し、出力部が出力するように構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、スミア等の不具合の発生を防止するために、撮像領域においては、垂直転送レジスタ部へ入射する光を遮光するように金属遮光膜が設けられている。
上記の固体撮像装置においては、フレアやゴーストと呼ばれる偽信号が生ずる場合がある。たとえば、金属遮光膜などの反射膜によって、入射光が乱反射されて、光電変換部へ入射した場合に、偽信号が生ずる場合がある。
この偽信号が生ずることを防止するために、金属遮光膜の上方に、OCB(On Chip Black)と呼ばれる黒色のカラーレジストパターン層を、遮光膜として、さらに設けることが提案されている(たとえば、特許文献2,特許文献3参照)。
特開2002−359363号公報 特開2007−324481号公報 特開2004−356503号公報
しかしながら、上記においては、線幅のバラツキが生ずるなど、OCB膜を所望の形状に形成することが困難な場合がある。このため、このようなOCB膜によって、光電変換部へ入射する光が、けられる場合があるために、撮像画像の画像品質が低下する場合がある。
図15は、固体撮像装置1Jの要部を断面図である。
図15に示すように、固体撮像装置1Jにおいては、OCB膜43Jが順テーパー状にパターン加工される場合がある。
これは、黒色の色素を含むネガ型のフォトレジスト膜をOCB膜43Jへパターン加工する露光処理の実施の際に、その下層に位置する金属遮光膜41Jによって、露光光が反射される場合があるためである。このため、順テーパー状にパターン加工された場合には、OCB膜43Jにおいて線幅にバラツキが生じる場合があるので、上記のような不具合が顕在化する場合がある。
このように、OCB膜43Jのようなフォトレジストパターン層を、所望なパターンに形成することが困難なために、画像品質の低下が生ずる場合がある。
したがって、本発明は、フォトレジストパターン層を、所望なパターンに形成可能であって、画像品質を向上可能な、固体撮像装置,カメラ、および、その製造方法を提供する。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、受光面にて光を受光して信号電荷を生成する光電変換部が基板に設けられている固体撮像装置を製造する固体撮像装置製造工程を有し、前記固体撮像装置製造工程は、前記基板の上方において前記受光面に対応する領域以外の領域に、金属遮光膜を形成する金属遮光膜形成工程と、前記金属遮光膜の上方に、光を反射する光反射膜を形成する光反射膜形成工程と、前記光反射膜の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって、前記フォトレジスト膜からフォトレジストパターン層を形成するフォトレジストパターン層形成工程とを含み、前記光反射膜形成工程においては、前記光反射膜が前記フォトレジストパターン層のパターン形状に対応する形状を含み、前記フォトレジストパターン層形成工程における前記露光処理の実施において露光光を前記フォトレジスト膜へ反射するように、前記光反射膜を形成する。
本発明のカメラの製造方法は、受光面にて光を受光して信号電荷を生成する光電変換部が基板に設けられている固体撮像装置を製造する固体撮像装置製造工程を有し、前記固体撮像装置製造工程は、前記基板の上方において前記受光面に対応する領域以外の領域に、金属遮光膜を形成する金属遮光膜形成工程と、前記金属遮光膜の上方に、光を反射する光反射膜を形成する光反射膜形成工程と、前記光反射膜の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって、前記フォトレジスト膜からフォトレジストパターン層を形成するフォトレジストパターン層形成工程とを含み、前記光反射膜形成工程においては、前記光反射膜が前記フォトレジストパターン層のパターン形状に対応する形状を含み、前記フォトレジストパターン層形成工程における前記露光処理の実施において露光光を前記フォトレジスト膜へ反射するように、前記光反射膜を形成する。
本発明の固体撮像装置は、基板に設けられており、受光面にて光を受光して信号電荷を生成する光電変換部と、前記基板の上方において前記受光面に対応する領域以外の領域に形成されている金属遮光膜と、前記金属遮光膜の上方に形成されている光反射膜と、前記光反射膜の上方に形成されているフォトレジストパターン層とを含み、前記フォトレジストパターン層は、前記光反射膜の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって形成されており、前記光反射膜は、前記フォトレジストパターン層のパターン形状に対応する形状を含み、前記露光処理の実施において当該光反射膜が露光光を前記フォトレジスト膜へ反射するように形成されている。
本発明のカメラは、基板に設けられており、受光面にて光を受光して信号電荷を生成する光電変換部と、前記基板の上方において前記受光面に対応する領域以外の領域に形成されている金属遮光膜と、前記金属遮光膜の上方に形成されている光反射膜と、前記光反射膜の上方に形成されているフォトレジストパターン層とを含み、前記フォトレジストパターン層は、前記光反射膜の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって形成されており、前記光反射膜は、前記フォトレジストパターン層のパターン形状に対応する形状を含み、前記露光処理の実施において当該光反射膜が露光光を前記フォトレジスト膜へ反射するように形成されている。
本発明においては、形成するフォトレジストパターン層のパターン形状に対応する形状を含むように、光反射膜を形成する。フォトレジストパターン層を形成する工程での露光処理の実施の際には、露光光が光反射膜によって、ネガ型のフォトレジスト膜へ反射する。このため、現像処理後においては、フォトレジストパターン層が、所望なパターンで形成される。
本発明によれば、フォトレジストパターン層を、所望なパターンに形成可能であって、画像品質を向上可能な、固体撮像装置,カメラ、および、その製造方法を提供することができる。
図1は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の全体構成の概略を示す平面図である。 図2は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の要部を示す図である。 図3は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の要部を示す図である。 図4は、本発明にかかる実施形態1において、カメラ200の構成を示す構成図である。 図5は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の製造方法の各工程にて設けられた要部を示す図である。 図6は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の製造方法の各工程にて設けられた要部を示す図である。 図7は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の製造方法の各工程にて設けられた要部を示す図である。 図8は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の製造方法の各工程にて設けられた要部を示す図である。 図9は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の製造方法の各工程にて設けられた要部を示す図である。 図10は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の製造方法の各工程にて設けられた要部を示す図である。 図11は、本発明にかかる実施形態2において、固体撮像装置1bの要部を示す図である。 図12は、本発明にかかる実施形態2において、固体撮像装置1bの要部を示す図である。 図13は、本発明にかかる実施形態3において、固体撮像装置1cの要部を示す図である。 図14は、本発明にかかる実施形態3において、固体撮像装置1cの要部を示す図である。 図15は、固体撮像装置1Jの要部を断面図である。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、説明は、下記の順序で行う。
1.実施形態1
2.実施形態2(露光光吸収膜を設けた場合)
3.実施形態3(光反射膜上に直接的にOCB膜を設けた場合)
4.その他
<1.実施形態1>
[装置構成]
(1)全体構成
図1は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の全体構成の概略を示す平面図である。
図1に示すように、固体撮像装置1は、たとえば、インターライン方式のCCD型イメージセンサであって、撮像領域PAにおいて撮像が行われる。
この撮像領域PAにおいては、図1に示すように、光電変換部Pと、電荷読出し部ROと、垂直転送レジスタ部VTとが形成されている。
光電変換部Pは、図1に示すように、撮像領域PAに複数が設けられており、それぞれが、水平方向xと垂直方向yとにおいて、マトリクス状に並ぶように配置されている。そして、この複数の光電変換部Pの周囲においては、各光電変換部Pの間を分離するように、素子分離部SSが設けられている。そして、光電変換部Pは、受光領域JAにおいて、被写体像による光を受光して光電変換を行うことによって、信号電荷を生成するように構成されている。
電荷読出し部ROは、図1に示すように、撮像領域PAにおいて、複数の光電変換部Pに対応するように複数が設けられており、その光電変換部Pが生成した信号電荷を、垂直転送レジスタ部VTへ読み出すように構成されている。
垂直転送レジスタ部VTは、図1に示すように、撮像領域PAにおいて、垂直方向yに並ぶ複数の光電変換部Pに対応するように、垂直方向yに延在している。また、垂直転送レジスタ部VTは、垂直方向yに複数が並ぶ光電変換部Pの列の間に配置されている。垂直転送レジスタ部VTは、複数が撮像領域PAに設けられており、複数の垂直転送レジスタ部VTが、水平方向xに並ぶ複数の光電変換部Pのそれぞれに対応するように、水平方向xに並んでいる。この垂直転送レジスタ部VTは、いわゆる垂直転送CCDであって、電荷読出し部ROを介して、光電変換部Pから信号電荷が読み出され、その信号電荷を垂直方向yへ順次転送する。詳細については後述するが、垂直転送レジスタ部VTは、複数の転送電極(図示無し)が垂直方向yに並んで配置されており、その垂直方向に並んだ転送電極に、たとえば、4相の駆動パルス信号を順に供給することによって、この信号電荷の転送を実施する。
遮光部SBは、図1に示すように撮像領域PAにおいて、撮像領域PAの全体を覆うように設けられているが、光電変換部Pの受光領域JAに対応する部分には、開口KKが設けられている。なお、遮光部SBについては、図示の都合上、図1では点線を用いて示している。
そして、撮像領域PAの下端部においては、図1に示すように、水平転送レジスタ部HTが配置されている。この水平転送レジスタ部HTは、水平方向xへ延在しており、複数の垂直転送レジスタ部VTのそれぞれが、垂直方向yへ転送した信号電荷を、水平方向xへ、順次、転送する。つまり、水平転送レジスタ部HTは、いわゆる水平転送CCDであって、たとえば、2相の駆動パルス信号によって駆動されて、1水平ライン(1行の画素)ごとに転送された信号電荷の転送を実施する。
そして、図1に示すように、水平転送レジスタ部HTの左端部には、出力部OUTが形成されており、この出力部OUTは、水平転送レジスタ部HTによって、水平転送された信号電荷を電圧に変換し、アナログ画像信号として出力する。
(2)詳細構成
上記の固体撮像装置1の詳細な構成について説明する。
図2,図3は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の要部を示す図である。ここでは、図2と図3とのそれぞれは、主要部の断面を示しており、図2は、図1のX1−X2部分を拡大して示し、図3は、図1のY1−Y2部分を拡大して示している。
固体撮像装置1は、図2および図3に示すように、基板101を含む。基板101は、たとえば、n型のシリコン半導体基板であり、基板101の内部には、フォトダイオード21と、電荷読出しチャネル領域22と、電荷転送チャネル領域23と、チャネルストッパー領域24とが設けられている。
そして、基板101の表面においては、図2および図3に示すように、第1転送電極31と、第2転送電極32と、金属遮光膜41と、光反射膜42と、OCB膜43とが設けられている。
固体撮像装置1を構成する各部について、順次説明する。
フォトダイオード21は、図2,図3に示すように、光電変換部Pに対応するように、基板101に設けられている。このフォトダイオード21は、図2,図3に示すように、光を受光面JSで受光し、光電変換することによって信号電荷を生成するように構成されている。
具体的には、フォトダイオード21は、基板101の内部において表面側に位置する部分に設けられている。図示を省略しているが、フォトダイオード21は、たとえば、基板101内に形成したp型半導体ウェル領域(p)(図示無し)上に、n型半導体領域(n)(図示無し)とp型半導体領域(p)(図示無し)とが順次形成されることによって構成される。
ここでは、n型半導体領域(n)は、信号電荷蓄積領域として機能する。そして、p型半導体領域(p)は、正孔蓄積領域として機能し、信号電荷蓄積領域であるn型半導体領域(n)において、暗電流が生ずることを抑制するように構成されている。
なお、フォトダイオード21上においては、さらに、層間絶縁膜Sz2,Sz3を介して、平坦化膜FTが設けられており、図示を省略しているが、その平坦化膜FT上には、カラーフィルタ(図示無し)とマイクロレンズ(図示無し)とが配置されている。このため、フォトダイオード21は、マイクロレンズ(図示無し)とカラーフィルタ(図示無し)とを、順次、介して入射する光を、受光面JSにて受光する。
電荷読出しチャネル領域22は、図2に示すように、電荷読出し部ROに対応するように設けられており、フォトダイオード21にて生成された信号電荷を読み出すように構成されている。
具体的には、電荷読出しチャネル領域22は、図2に示すように、基板101の内部の表面側に位置する部分において、フォトダイオード21に隣接するように設けられている。
ここでは、電荷読出しチャネル領域22は、水平方向xにおいてフォトダイオード21の左側に配置されている。たとえば、電荷読出しチャネル領域22は、p型半導体領域として構成されている。
電荷転送チャネル領域23は、図2に示すように、垂直転送レジスタ部VTに対応するように設けられており、電荷読出し部ROによってフォトダイオード21から読み出された信号電荷を、電荷転送チャネル領域23にて転送するように構成されている。
具体的には、電荷転送チャネル領域23は、図2に示すように、基板101の内部の表面側に位置する部分において、電荷読出しチャネル領域22に隣接して設けられている。
ここでは、電荷転送チャネル領域23は、水平方向xにおいて電荷読出しチャネル領域22の左側に配置されている。たとえば、電荷転送チャネル領域23は、基板101の内部のp型半導体ウェル領域(p)(図示無し)上に、n型半導体領域(n)(図示無し)を設けることによって構成されている。
チャネルストッパー領域24は、図2および図3に示すように、素子分離部SSに対応するように設けられている。
具体的には、チャネルストッパー領域24は、図2および図3に示すように、基板101の内部の表面側に位置する部分において設けられている。
ここでは、チャネルストッパー領域24は、水平方向xにおいては、図2に示すように、電荷読出しチャネル領域22の左側であって、電荷読出しチャネル領域22と、隣の列に配置されたフォトダイオード21との間に介在するように設けられている。そして、垂直方向yにおいては、図3に示すように、チャネルストッパー領域24は、垂直方向yに並ぶ2つのフォトダイオード21の間に設けられている。
このチャネルストッパー領域24は、たとえば、基板101の内部のp型半導体ウェル領域(p)(図示無し)上に、p型半導体領域(p+)(図示無し)を設けることによって構成されており、電位障壁を形成して信号電荷の流出入を防止している。
第1転送電極31と、第2転送電極32とのそれぞれは、図2および図3に示すように、基板101の表面に、ゲート絶縁膜Gxを介して対面するように設けられている。第1転送電極31と、第2転送電極32とのそれぞれは、いずれも、導電性材料によって形成されている。たとえば、第1転送電極31と第2転送電極32とのそれぞれは、ポリシリコンなどの導電材料を用いて形成されており、たとえば、シリコン酸化膜によって形成されたゲート絶縁膜Gx上に設けられている。
図示を省略しているが、第1転送電極31と第2転送電極32とのそれぞれは、基板101の上面においては、x方向に延在する部分を含んでおり、垂直方向yにおいて複数が交互に並んで配置されている。
ここでは、図2に示すように、x方向に並ぶ画素の間においては、たとえば、第1転送電極31のみが設けられている。そして、図3に示すように、y方向に並ぶ画素の間においては、たとえば、第2転送電極32上に第1転送電極31が絶縁膜Sz1を介して積層するように設けられている。
金属遮光膜41は、図2に示すように、基板101の表面上において、電荷読出しチャネル領域22および電荷転送チャネル領域23の上方に形成されており、電荷読出しチャネル領域22および電荷転送チャネル領域23へ入射する光を遮光している。また、金属遮光膜41は、図2および図3に示すように、第1転送電極31と第2転送電極32との少なくとも一方を被覆するように設けられている。
ここでは、金属遮光膜41は、基板101の上方において、受光面JSに対応する領域以外の領域に形成されている。金属遮光膜41は、いずれも、光を遮光する遮光材料によって形成されている。たとえば、金属遮光膜41は、タングステン,アルミニウムなどの金属材料を用いて形成されている。
なお、金属遮光膜41によって、図1に示した遮光部SBが構成される。
光反射膜42は、図2および図3に示すように、基板101の表面上において、金属遮光膜41の上方に形成されている。この光反射膜42は、OCB膜43のパターン形状に対応ように形成されている。
詳細については後述するが、光反射膜42は、黒色の色素を含むネガ型のフォトレジスト膜(図示無し)からOCB膜43へパターン加工する露光処理の実施において、露光光がフォトレジスト膜へ反射するように形成されている。たとえば、金属遮光膜41は、タングステン,アルミニウムなどの金属材料を用いて形成されている。
OCB膜43は、黒色のカラーレジストパターン層であって、図2および図3に示すように、光反射膜42の上方に形成されている。
詳細については後述するが、このOCB膜43は、光反射膜42の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜(図示なし)について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって形成される。
(3)カメラ
図4は、本発明にかかる実施形態1において、カメラ200の構成を示す構成図である。
図4に示すように、カメラ200は、上述した固体撮像装置1を含む他、光学系202と、駆動回路203と、信号処理回路204とを有する。
光学系202は、たとえば、光学レンズを含み、被写体像を固体撮像装置1の撮像面へ結像させる。
駆動回路203は、各種の駆動信号を固体撮像装置1と信号処理回路204とに出力し、固体撮像装置1と信号処理回路204とのそれぞれを駆動させる。
信号処理回路204は、固体撮像装置1から出力されたローデータについて信号処理を実施することによって、被写体像についてデジタル画像を生成する。
[製造方法]
以下より、上記の固体撮像装置1を製造する製造方法について説明する。
図5〜図10は、本発明にかかる実施形態1において、固体撮像装置1の製造方法の各工程にて設けられた要部を示す図である。
ここでは、図5,図7,図9は、図2と同様に、図1のX1−X2部分に対応する部分を拡大して示した断面図である。そして、図6,図8,図10は、図3と同様に、図1のY1−Y2部分に対応する部分を拡大して示した断面図である。
(1)光反射膜42の形成
まず、図5と図6に示すように、光反射膜42を形成する。
ここでは、光反射膜42の形成に先立って、図5および図6に示すように、フォトダイオード21と、電荷読出しチャネル領域22と、電荷転送チャネル領域23と、チャネルストッパー領域24とを、基板101に設ける。たとえば、イオン注入法を用いて、不純物を基板101に導入することによって、各部を形成する。その後、たとえば、熱酸化法によって、シリコン酸化膜を基板101の全面に設けることによって、ゲート絶縁膜Gxを形成する。
そして、図5および図6に示すように、第1転送電極31と、第2転送電極32とを、基板101の表面上に形成する。具体的には、基板101の表面に、ゲート絶縁膜Gxを介して対面するように、第1転送電極31と、第2転送電極32とを導電性材料によって形成する。たとえば、CVD法によってポリシリコン膜(図示無し)を成膜後、フォトリソグラフィ技術によって、そのポリシリコン膜をパターン加工することで、第1転送電極31と第2転送電極32とを形成する。
そして、図5および図6に示すように、金属遮光膜41を、基板101の表面上に設ける。具体的には、第1転送電極31と第2転送電極32との少なくとも一方の上方において、受光面JSに対応する領域以外の領域に、金属遮光膜41を形成する。たとえば、スパッタリング法によって、タングステン膜を成膜した後、そのタングステン膜をフォトリソグラフィ技術によってパターン加工することで、金属遮光膜41を形成する。この後、金属遮光膜41を被覆するように、光を透過する透過材料によって層間絶縁膜Sz2を形成する。
上記のように各部を形成後、図5および図6に示すように、光反射膜42の形成を実施する。
ここでは、基板101の表面上において、金属遮光膜41の上方に位置するように、光反射膜42を形成する。
本実施形態においては、本工程の後に実施する工程にて形成するOCB膜43のパターン形状に対応するように、光反射膜42を形成する。そして、後の工程において、黒色の色素を含むネガ型のフォトレジスト膜(図示無し)からOCB膜43へパターン加工する露光処理の実施において、その露光光がフォトレジスト膜へ反射するように、光反射膜42を形成する。
この光反射膜42の形成においては、上述の露光処理の実施にて用いる紫外線などの非可視光線を、可視光線よりも高い割合で反射するように、光反射膜42を形成することが好適である。
たとえば、スパッタリング法によって、タングステン膜を成膜した後、そのタングステン膜をフォトリソグラフィ技術によってパターン加工することで、光反射膜42を形成する。
たとえば、膜厚が、50nm〜200nmになるように、この光反射膜42を形成する。
(2)フォトレジスト膜PRの形成
つぎに、図7と図8に示すように、フォトレジスト膜PRを形成する。
ここでは、図7および図8に示すように、光反射膜42を被覆するように光透過材料で形成された層間絶縁膜Sz3の表面を被覆するように、フォトレジスト膜PRを形成する。
本実施形態においては、黒色の色素とネガ型のフォトレジスト樹脂とを含む塗布液を、層間絶縁膜Sz3の表面に塗布することによって、フォトレジスト膜PRを形成する。
(3)露光処理の実施
つぎに、図9と図10とに示すように、露光処理を実施する。
ここでは、図9と図10とに示すように、露光光Hが透過する光透過口が、上述したOCB膜43(図2,図3参照)のパターン形状に対応するようにマスクパターンとして形成されているフォトマスクPMを用いて、この露光処理を実施する。すなわち、フォトレジスト膜PRにおいてOCB膜43を形成する部分に、露光光として照射する。たとえば、紫外線を、露光光として用いる。なお、図9,図10においては、フォトマスクPMにおいて露光光を遮光する部分を黒色で示している。
(4)OCB膜43の形成
つぎに、図2と図3とに示したように、OCB膜43を形成する。
ここでは、図2および図3に示したように、光反射膜42の上方にOCB膜43を形成する。
具体的には、上記のように露光処理が実施されたフォトレジスト膜PRについて現像処理を実施することによって、フォトレジスト膜PRからOCB膜43を形成する。すなわち、現像処理の実施によって、フォトレジスト膜PRにおいて露光光が照射されなかった部分を除去することで、OCB膜43を形成する。
そして、平坦化膜FTを基板101の表面に形成後、その他の部分を設けることによって、固体撮像装置1を完成させる。
[まとめ]
以上のように、本実施形態においては、フォトレジスト膜PRにおいて、OCB膜43を形成する部分の下方には、光反射膜42が設けられている。上記の露光処理の実施において、フォトレジスト膜PRの下方に位置する金属遮光膜41によって反射される露光光は、光反射膜42の下面によって遮光される(図9,図10参照)。
このため、図15において示したような順テーパー形状に、OCB膜43が形成されることを防止することができる。
また、本実施形態においては、上述したように、光反射膜42がOCB膜43のパターン形状に対応するように形成されている。フォトレジスト膜PRの上方から入射する露光光は、光反射膜42の上面によって反射される(図9,図10参照)。
このため、露光量を減少可能であるので、金属遮光膜41による露光光の反射による不具合の発生を抑制できる。
よって、本実施形態は、OCB膜43を所望な線幅であるパターンで形成することができるので、撮像の際に入射する光についてケラレが生ずることを防止できる。
したがって、本実施形態は、OCB膜43のような、フォトレジストパターン層を、所望なパターンに形成可能であるので、撮像画像の画像品質を向上することができる。
<2.実施形態2>
[装置構成など]
図11,図12は、本発明にかかる実施形態2において、固体撮像装置1bの要部を示す図である。
ここでは、図11と図12とのそれぞれは、主要部の断面を示しており、図11は、図1のX1−X2部分に相当する部分を拡大して示し、図12は、図1のY1−Y2部分に相当する部分を拡大して示している。
図11,図12に示すように、本実施形態において、固体撮像装置1bは、露光光吸収層51が形成されている。この点、および、これに関連する点を除き、本実施形態は、実施形態1と同様である。このため、重複する部分については、記載を省略する。
露光光吸収層51は、図11,図12に示すように、基板101の上方において金属遮光膜41と光反射膜42との間に介在するように設けられている。すなわち、図示を省略しているが、露光光吸収層51の形成は、金属遮光膜41の形成を実施した後であって、光反射膜42の形成を実施前に実施される。
この露光光吸収層51は、上述したOCB膜43の形成における露光処理の実施において用いられる露光光を吸収するように、形成されている。たとえば、TiO粒子が分散されたポリイミド膜が、露光光吸収層51として形成されている。本実施形態においては、露光光吸収層51は、基板101の上方において受光面JSに対応する領域についても、被覆するように形成されている。
そして、この露光光吸収層51を被覆するように層間絶縁膜Szが設けられており、その層間絶縁膜Sz上には、実施形態1と同様にして、光反射膜42などの各部が形成されている。
[まとめ]
以上のように、本実施形態においては、露光光吸収層51が、金属遮光膜41と光反射膜42との間に介在するように設けられている。フォトレジスト膜PRをOCB膜43へパターン加工するための露光処理の実施において、露光光は、フォトレジスト膜PRの下方にて露光光吸収層51によって吸収される。
このため、露光光が、金属遮光膜41の側へ入射することを抑制できるので、順テーパー形状に、OCB膜43が形成されることを、好適に防止することができる。
したがって、本実施形態は、OCB膜43のような、フォトレジストパターン層を、所望なパターンに形成可能であるので、撮像画像の画像品質を向上することができる。
<3.実施形態3>
[装置構成など]
図13,図14は、本発明にかかる実施形態3において、固体撮像装置1cの要部を示す図である。
ここでは、図13と図14とのそれぞれは、主要部の断面を示しており、図13は、図1のX1−X2部分に相当する部分を拡大して示し、図14は、図1のY1−Y2部分に相当する部分を拡大して示している。
図13,図14に示すように、本実施形態において、固体撮像装置1cは、光反射膜42とOCB膜43との間に、層間絶縁膜Sz3が形成されていない。この点、および、これに関連する点を除き、本実施形態は、実施形態1と同様である。このため、重複する部分については、記載を省略する。
図13,図14に示すように、OCB膜43は、光反射膜42の上面に直接的に接触するように形成されている。
すなわち、図示を省略しているが、OCB膜43へパターン加工されるフォトレジスト膜(図示無し)の形成においては、光反射膜42に直接接触するように、ネガ型のフォトレジスト膜を成膜する。そして、実施形態1の場合と同様に、そのフォトレジスト膜について露光処理と現像処理とを順次実施することで、OCB膜43を形成する。
[まとめ]
以上のように、本実施形態においては、OCB膜43を光反射膜42の上面に直接的に接触するように形成されている。OCB膜43へパターン加工されるフォトレジスト膜(図示なし)の上方から入射する露光光は、光反射膜42の上面によって、他の膜を介在せずに、直接的に反射される。
このため、本実施形態は、その下方に位置する金属遮光膜41によって、露光光が反射することによって生ずる不具合を、効果的に抑制できる。
したがって、本実施形態は、OCB膜43のような、フォトレジストパターン層を、所望なパターンに形成可能であるので、撮像画像の画像品質を向上することができる。
<4.その他>
本発明の実施に際しては、上記した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例を採用することができる。
たとえば、上記の実施形態においては、CCD型イメージセンサに適用する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、CMOS型イメージセンサなど、種々のイメージセンサに適用可能である。
また、上記の実施形態においては、フォトレジストパターン層であるOCB膜のパターン形状と、光反射膜とが、完全に対応するように、光反射膜を設ける場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、一部のみに対応するように、各部を構成しても良い。
具体的には、たとえば、CMOS型イメージセンサにおいては、光を反射する金属材料で形成される「配線」の一部を、本発明の「光反射膜」として用いても良い。
このように、イメージセンサにて光反射材料を用いて形成される部分を、本発明の「光反射膜」として兼用しても良い。
また、上記の実施形態においては、OCB膜をフォトレジストパターン層として、金属反射膜上に設ける場合について説明したが、これに限定されない。他のフォトレジストパターン層を形成する場合において、本発明を適用可能である。
なお、上記の実施形態において、固体撮像装置1,1b,1cは、本発明の固体撮像装置に相当する。また、上記の実施形態において、電荷読出しチャネル領域22は、本発明の電荷読出しチャネル領域に相当する。また、上記の実施形態において、電荷転送チャネル領域23は、本発明の電荷転送チャネル領域に相当する。また、上記の実施形態において、金属遮光膜41は、本発明の金属遮光膜に相当する。また、上記の実施形態において、光反射膜42は、本発明の光反射膜に相当する。また、上記の実施形態において、OCB膜43は、本発明のフォトレジストパターン層に相当する。また、上記の実施形態において、露光光吸収層51は、本発明の露光光吸収層に相当する。また、上記の実施形態において、基板101は、本発明の基板に相当する。また、上記の実施形態において、カメラ200は、本発明のカメラに相当する。また、上記の実施形態において、露光光Hは、本発明の露光光に相当する。また、上記の実施形態において、受光面JSは、本発明の受光面に相当する。また、上記の実施形態において、光電変換部Pは、本発明の光電変換部に相当する。また、上記の実施形態において、フォトレジスト膜PRは、本発明のフォトレジスト膜に相当する。また、上記の実施形態において、電荷読出し部ROは、本発明の電荷読出し部に相当する。また、上記の実施形態において、垂直転送レジスタ部VTは、本発明の転送レジスタ部に相当する。
1,1b,1c:固体撮像装置、21:フォトダイオード、22:電荷読出しチャネル領域、23:電荷転送チャネル領域、24:チャネルストッパー領域、31:第1転送電極、32:第2転送電極、41:金属遮光膜、42:光反射膜、43:OCB膜、51:露光光吸収層、101:基板、200:カメラ、202:光学系、203:駆動回路、204:信号処理回路、FT:平坦化膜、Gx:ゲート絶縁膜、H:露光光、HT:水平転送レジスタ部、JA:受光領域、JS:受光面、KK:開口、OUT:出力部、P:光電変換部、PA:撮像領域、PM:フォトマスク、PR:フォトレジスト膜、RO:電荷読出し部、SB:遮光部、SS:素子分離部、VT:垂直転送レジスタ部

Claims (10)

  1. 受光面にて光を受光して信号電荷を生成する光電変換部が基板に設けられている固体撮像装置を製造する固体撮像装置製造工程
    を有し、
    前記固体撮像装置製造工程は、
    前記基板の上方において前記受光面に対応する領域以外の領域に、金属遮光膜を形成する金属遮光膜形成工程と、
    前記金属遮光膜の上方に、光を反射する光反射膜を形成する光反射膜形成工程と、
    前記光反射膜の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって、前記フォトレジスト膜からフォトレジストパターン層を形成するフォトレジストパターン層形成工程と
    を含み、
    前記光反射膜形成工程においては、
    前記光反射膜が前記フォトレジストパターン層と同じパターン形状であって、断面形状が矩形形状であり、前記フォトレジストパターン層形成工程における前記露光処理の実施において露光光を前記フォトレジスト膜へ反射するように、前記光反射膜を形成する、
    固体撮像装置の製造方法。
  2. 前記固体撮像装置製造工程は、
    前記光電変換部によって生成された信号電荷を電荷読出しチャネル領域にて読み出す電荷読出し部を前記基板に形成する電荷読出し部形成工程と、
    前記電荷読出し部によって前記光電変換部から読み出された信号電荷を電荷転送チャネル領域にて転送する転送レジスタ部を、前記基板に形成する転送レジスタ部形成工程と、
    を含み、
    前記金属遮光膜形成工程においては、前記電荷読出しチャネル領域および前記電荷転送チャネル領域へ入射する光を遮光するように、前記電荷読出しチャネル領域および前記電荷転送チャネル領域の上方に、前記金属遮光膜を形成する、
    請求項1に記載の固体撮像装置の製造方法。
  3. 前記フォトレジストパターン層形成工程においては、黒色のカラーレジストパターン層を、前記フォトレジストパターン層として形成する、
    請求項2に記載の固体撮像装置の製造方法。
  4. 前記フォトレジストパターン層形成工程においては、前記光反射膜に直接接触するように、前記ネガ型のフォトレジスト膜を成膜する、
    請求項3に記載の固体撮像装置の製造方法。
  5. 前記固体撮像装置製造工程は、
    前記フォトレジストパターン層形成工程における前記露光処理の実施において露光光を吸収する露光光吸収層を形成する露光光吸収層形成工程
    を有し、
    前記露光光吸収層形成工程は、前記金属遮光膜形成工程の実施後であって、前記光反射膜形成工程の実施前に実施され、前記基板の上方において前記金属遮光膜と前記光反射膜との間に介在するように、前記露光光吸収層を形成する、
    請求項3に記載の固体撮像装置の製造方法。
  6. 前記露光光吸収層形成工程においては、前記基板の上方において前記受光面に対応する領域を含むように、前記露光光吸収層を形成する、
    請求項5に記載の固体撮像装置の製造方法。
  7. 前記フォトレジストパターン層形成工程においては、可視光線以外の非可視光線を露光光として用いて前記露光処理を実施し、
    前記光反射膜形成工程においては、前記フォトレジストパターン層形成工程における前記露光処理の実施にて用いる非可視光線を、可視光線よりも高い割合で反射するように、前記光反射膜を形成する、
    請求項1から6のいずれかに記載の固体撮像装置の製造方法。
  8. 受光面にて光を受光して信号電荷を生成する光電変換部が基板に設けられている固体撮像装置を製造する固体撮像装置製造工程
    を有し、
    前記固体撮像装置製造工程は、
    前記基板の上方において前記受光面に対応する領域以外の領域に、金属遮光膜を形成する金属遮光膜形成工程と、
    前記金属遮光膜の上方に、光を反射する光反射膜を形成する光反射膜形成工程と、
    前記光反射膜の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって、前記フォトレジスト膜からフォトレジストパターン層を形成するフォトレジストパターン層形成工程と
    を含み、
    前記光反射膜形成工程においては、
    前記光反射膜が前記フォトレジストパターン層と同じパターン形状であって、断面形状が矩形形状であり、前記フォトレジストパターン層形成工程における前記露光処理の実施において露光光を前記フォトレジスト膜へ反射するように、前記光反射膜を形成する、
    カメラの製造方法。
  9. 基板に設けられており、受光面にて光を受光して信号電荷を生成する光電変換部と、
    前記基板の上方において前記受光面に対応する領域以外の領域に形成されている金属遮光膜と、
    前記金属遮光膜の上方に形成されている光反射膜と、
    前記光反射膜の上方に形成されているフォトレジストパターン層と
    を含み、
    前記フォトレジストパターン層は、前記光反射膜の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって形成されており、
    前記光反射膜は、前記フォトレジストパターン層と同じパターン形状であって、断面形状が矩形形状であり、前記露光処理の実施において当該光反射膜が露光光を前記フォトレジスト膜へ反射するように形成されている、
    固体撮像装置。
  10. 基板に設けられており、受光面にて光を受光して信号電荷を生成する光電変換部と、
    前記基板の上方において前記受光面に対応する領域以外の領域に形成されている金属遮光膜と、
    前記金属遮光膜の上方に形成されている光反射膜と、
    前記光反射膜の上方に形成されているフォトレジストパターン層と
    を含み、
    前記フォトレジストパターン層は、前記光反射膜の上方に成膜されたネガ型のフォトレジスト膜について、露光処理を実施した後に現像処理を実施することによって形成されており、
    前記光反射膜は、前記フォトレジストパターン層と同じパターン形状であって、断面形状が矩形形状であり、前記露光処理の実施において当該光反射膜が露光光を前記フォトレジスト膜へ反射するように形成されている、
    カメラ。
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