JP4742976B2 - 遠隔指示システム、遠隔指示方法及びプログラム - Google Patents

遠隔指示システム、遠隔指示方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4742976B2
JP4742976B2 JP2006133657A JP2006133657A JP4742976B2 JP 4742976 B2 JP4742976 B2 JP 4742976B2 JP 2006133657 A JP2006133657 A JP 2006133657A JP 2006133657 A JP2006133657 A JP 2006133657A JP 4742976 B2 JP4742976 B2 JP 4742976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
annotation
unit
display area
captured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006133657A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007304940A (ja
Inventor
萌 時
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006133657A priority Critical patent/JP4742976B2/ja
Priority to US11/580,958 priority patent/US8619097B2/en
Priority to CN2007100019169A priority patent/CN101072331B/zh
Publication of JP2007304940A publication Critical patent/JP2007304940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4742976B2 publication Critical patent/JP4742976B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B5/00Electrically-operated educational appliances
    • G09B5/06Electrically-operated educational appliances with both visual and audible presentation of the material to be studied
    • G09B5/067Combinations of audio and projected visual presentation, e.g. film, slides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、遠隔からの画像による指示が可能な遠隔指示システムに関する。
例えば、遠隔修理システム、遠隔保守システム、遠隔医療システム、遠隔会議システム等においては、遠隔側から実物体側へ向けて作業手順の指示等の各種指示を行う必要がある。このような、遠隔側から実物体側への指示を行うことができる遠隔指示システムとしては、例えば、実物体側に存在する実物体をビデオカメラで撮像しつつその撮像画像を遠隔端末に送信すると共に、遠隔端末において撮像画像に基づいて指示されたアノテーション画像を実物体側でプロジェクタにより実物体へ投影する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許公開2004/0070674号公報
ところで、従来においては、上記のような遠隔指示システムにおいて遠隔端末側からの指示によりアノテーション画像を実物体へ投影するには、遠隔端末側で予め用意した専用の描画機能を用いてアノテーション画像を描画する必要があった。このため、実用的には、遠隔端末側からは簡単な線図程度しか指示できず、多種多様なアノテーション画像を形成するのは困難であった。
また、汎用的なアプリケーションソフトを用いて複雑なアノテーション画像を作成することは可能であるが、アノテーション画像をリアルタイムに形成して送信することはできない。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、多種多様なアノテーション画像を簡易かつ迅速に形成して遠隔端末から実物体上に投影可能な遠隔指示システムを提供することにある。
本発明に係る遠隔指示システムは、対象物を撮像手段により撮像すると共にその撮像画像に基づいてされた指示に応じたアノテーション画像を投影手段により前記撮像手段の撮像領域内へ投影する遠隔指示システムであって、
アプリケーションソフトウエアの表示領域内に前記撮像画像をオーバレイ表示させると共に、当該ソフトウエアによる編集操作により編集画像を前記表示領域内に表示し、表示された編集画像をその生成前後の表示画像の差分により抽出し、抽出した編集画像から前記アノテーション画像を形成するアノテーション形成手段を有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、表示データから編集画像を抽出しているので、表示して編集するアプリケーションであれば、どんなアプリケーションでも、特別な連携機能を加えることなく当該アプリケーションによる編集画像をアノテーション画像として形成できる。
上記構成において、撮像手段及び投影手段を管理するサーバと、サーバから撮像画像を受信すると共にアノテーション形成手段を備え、形成したアノテーション画像をサーバへ送信する遠隔端末と、を有する構成を採用できる。
上記構成において、アノテーション形成手段は、撮像画像内の指定された領域内に存在する編集画像をアノテーション画像とする、構成とすることができる。
上記構成において、アノテーション形成手段は、編集画像が表示される前後の表示領域の表示画像をユーザの操作に応じて取得する、構成とすることができる。
上記構成において、アノテーション形成手段は、所定の周期でキャプチャした表示領域の表示画像から編集画像を抽出する、構成とすることができる。
上記構成において、編集画像は、アプリケーションソフトウエアの描画機能により形成される、構成とすることができる。
上記構成において、編集画像には、他のアプリケーションソフトウエアから複写された画像が含まれる、構成とすることができる。
また、上記構成において、アノテーション形成手段は、並列して実行される複数のアプリケーションソフトウエアを利用して、アノテーション画像を形成する、
本発明に係る遠隔指示方法は、対象物を撮像手段により撮像すると共にその撮像画像に基づいてされた指示に応じたアノテーション画像を投影手段により撮像手段の撮像領域内へ投影する遠隔指示方法であって、アプリケーションソフトウエアの表示領域内に撮像画像を重ねて表示するステップと、編集操作により表示領域内に表示された編集画像をその生成前後の前記表示領域の表示画像の差分により抽出するステップと、抽出した編集画像から前記アノテーション画像を形成するステップと、を有することを特徴としている。
本発明に係るアノテーション画像の形成用のプログラムは、対象物を撮像手段に撮像させると共にその撮像画像に基づいてされた指示に応じたアノテーション画像を投影手段により前記撮像手段の撮像領域内へ投影する遠隔指示システムにおける前記アノテーション画像の形成用のプログラムであって、アプリケーションソフトウエアの表示領域内に前記撮像画像を重ねて表示させるステップと、編集操作により表示領域内に表示された編集画像をその生成前後の表示領域の表示画像の差分により抽出するステップと、抽出した編集画像からアノテーション画像を形成するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明によれば、多種多様なアノテーション画像を簡易かつ迅速に形成して実物体上に投影可能となる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の遠隔指示システムの一実施形態を示す構成図である。
この遠隔指示システムは、図1に示すように、実物体側装置10、遠隔端末100等を備えており、実物体側装置10と遠隔端末100とはネットワーク300により相互に通信可能に接続されている。尚、図1においては、遠隔端末100を一台のみ示しているが、複数の遠隔端末100がネットワーク300を通じて実物体側装置10の後述するサーバ50へ接続される。
実物体側装置10は、撮像手段としてのビデオカメラ20、投影手段としてのプロジェクタ40、制御手段としてのサーバ50等から構成されている。
ビデオカメラ20は、例えば、CCDカメラで構成され、対象物TGを撮像可能な位置に配置されていると共に、その撮像画像はサーバ50に取り込まれる。
プロジェクタ40は、ビデオカメラ20に隣接して設置されており、その画角(視野)がビデオカメラ20の画角(視野)に略一致するように配置されている。このプロジェクタ40には、液晶プロジェクタ等が使用される。
サーバ50は、ビデオカメラ20及びプロジェクタ40の動作を制御すると共に、ネットワーク300を介して遠隔端末100との間で各種情報を授受する。また、サーバ50は、ビデオカメラ20の撮像画像を遠隔端末100へ送信すると共に遠隔端末100でなされた撮像画像に基づく指示に応じたアノテーション画像をプロジェクタ40により対象物TGへ投影させる。尚、アノテーション画像には、線、文字、図形等のあらゆる形態の画像が含まれる。また、プロジェクタ40は、対象物TGだけでなく、ビデオカメラ20の視野(画角)内に収まる他の対象物に対してもアノテーション画像を投影可能である。
遠隔端末100は、液晶表示装置、CRT等からなる表示装置110、ネットワーク300に接続されたコンピュータ120、コンピュータ120に接続されたポインティングデバイス(マウス)130等から構成されている。
表示装置110は、その表示画面111に実物体側装置10から送信される画像等の画像を表示する。
ここで、図2は遠隔端末100のコンピュータ120の要部構成を示す機能ブロック図である。尚、図2に示す各機能ブロックは、プロセッサ、半導体メモリ、記憶装置、通信装置等のハードウエア及び所要のソフトウエアによりそれぞれ構成される。
コンピュータ120は、画像管理部410、キャプチャ画像記憶部420、レイアウト情報記憶部430、画像キャプチャ部440、画像送信部450、画像受信部460、画像差分計算部470、オーバレイ表示部480、汎用アプリケーションソフトウエア500等を備えている。尚、画像管理部410、画像キャプチャ部440、画像差分計算部470、オーバレイ表示部480等から本発明のアノテーション形成手段が構成される。
汎用アプリケーションソフトウエア(以下、アプリケーションという)500は、表示画面111に編集用のウインドウ(表示領域)が表示されると共に描画機能を有するコンピュータ120で実行可能な汎用的なソフトウエアであればよく、又、アプリケーション500は、単一でなくても、複数を同時に実行していてもよい。
画像管理部410は、後述するように、コンピュータ120における画像の表示、生成、記録、送信等の各種処理を総合的に管理する。
画像受信部460は、サーバ50から送信された対象物TGの撮像画像を受信してオーバレイ表示部480へ出力する。
オーバレイ表示部480は、画像管理部410からの指令応じて、指定されたアプリケーション500のウインドウ内の指定位置へ対象物TGの撮像画像を重ねて表示する。これにより、遠隔端末100のユーザは、アプリケーション500のウインドウ(グラフィック画像)上でビデオカメラ20の撮像画像を観察できる。
画像キャプチャ部440は、アプリケーション500のウインドウ(グラフィック画像)を画像管理部410からの指令に応じて取得し、画像管理部410及び画像差分計算部470へ出力する。尚、画像管理部410は、タイマー490の割り込み、イベント発生、ユーザからの指示等に応じてアプリケーション500のウインドウ画像を取得する指令を画像キャプチャ部440へ出力する。
画像差分計算部470は、ユーザによるアプリケーション500の編集操作によりそのウインドウ内に生成された編集画像をその生成前後にそれぞれ取得したウインドウの画像の差分により抽出し、抽出した編集画像からアノテーション画像を形成して画像送信部450へ出力する。尚、画像差分計算部470は、画像管理部410から制御指令を含む各種情報やウインドウの画像データが入力される。
画像送信部450は、画像管理部410から得られるアプリケーション500のウインドウのキャプチャ画像(アノテーション画像)、あるいは、画像差分計算部470で形成された差分画像に基づくアノテーション画像をサーバ50へ送信する。尚、アノテーション画像には、文字、図形等のあらゆる形態の画像が含まれ、対象物TG等に投影できる画像は全てアノテーション画像に含まれる。
キャプチャ画像記憶部420は、画像キャプチャ部440がキャプチャしたウインドウ画像を記憶する。キャプチャ画像記憶部420にキャプチャした各種画像を蓄えておくことにより、様々な画像を対象物TGへ迅速かつ簡易に投影できる。
レイアウト情報記憶部430は、各種汎用アプリケーション500のウインドウ内における撮像画像のオーバレイ表示位置や、キャプチャする画像の範囲等のウインドウへの表示及びキャプチャのための情報(例えば、表示画面内のキャプチャ範囲など)を記憶している。この情報は、予めユーザにより設定される。
次に、上記構成の遠隔指示システムの動作の一例について図3ないし図8を参照して説明する。
ここで、図3はサーバにおける処理の一例を示すフローチャート、図4は遠隔端末のコンピュータにおける処理の一例を示すフローチャート、図5はオーバレイ表示前後におけるアプリケーションのウインドウ画像の一例を示す図、図6はアプリケーションのウインドウ上で編集画像を形成した状態を示す図、図7は差分画像の形成方法を説明するための図、図8はアプリケーションの編集操作により形成されたアノテーション画像を対象物へ投影した図である。
先ず、サーバ50における処理について説明すると、図2に示すように、ビデオカメラ20が撮像した撮像画像をすべての遠隔端末100へ向けて常時配信する動作を開始する(ステップST1)。
次いで、サーバ50は、遠隔端末100からアノテーション画像を受信するための待ちループを開始する(ステップST2)。尚、この待ちループの実行中にも、ビデオカメラ20の撮像画像は書く遠隔端末100へ定期的に配信される。
サーバ50は、遠隔端末100からアノテーション画像を受信すると、それが同期用画像か差分画像かを判断し(ステップST3)、同期用画像の場合には、同期用画像を受領し(ステップST4)、差分画像の場合にはこれを受領する(ステップST5)。
次いで、サーバ50は、受領した同期用画像又は差分画像をハードディスク等の記憶装置に記憶し(ステップST6)、同期用画像又は差分画像をプロジェクタ40により投影するためにこれらの画像のレンダリング処理を実行する(ステップST7)。
そして、サーバ50は、同期用画像又は差分画像をプロジェクタ40により投影する(ステップST8)。これにより、遠隔端末100から送信された同期用画像又は差分画像からなるアノテーション画像が対象物TG等に投影される。また、アノテーション画像が投影された対象物TGのビデオカメラ20による撮像画像は、各遠隔端末100へ配信される。これにより、遠隔端末100では、自らが指示したアノテーション画像が表示されたことを確認できる。
尚、サーバ50は、上記の処理を終了指令があるまで繰り返す(ステップST9)。
次に、遠隔端末100のコンピュータ120における処理について説明する。尚、コンピュータ120では、一又は複数のアプリケーション500が起動されて、表示画面111上にその編集用のウインドウが表示されているものとする。
コンピュータ120は、先ず、図4に示すように、各種初期化処理(例えば、アプリケーション500のウインドウの表示位置、どのアプリケーション500にオーバレイ表示するか等を決定する処理を含む)や、表示装置110の表示画面111において画像をキャプチャする範囲を決定する(ステップST11)。尚、これらの処理は、予め設定された情報により実行してもよいし、ユーザが逐次設定してもよい。
次いで、コンピュータ120は、サーバ50からビデオカメラ20の撮像画像を常時受信する状態にする(ステップST12)。これにより、常に、最新の画像がコンピュータ120に提供される。
次いで、コンピュータ120は、受信したビデオカメラ20の撮像画像をアプリケーション500のウインドウへオーバレイ表示を開始する(ステップST13)。
ここで、図5(A)に示すように、オーバレイ表示前には、表示画面111に描画されたアプリケーション500のウインドウには何も表示されていないが、オーバレイ表示を開始すると、図5(B)に示すように、ビデオカメラ20により撮像された対象物TG(例えば、プリンタ)を含む撮像画像IMがウインドウの編集画面上にオーバレイ表示される。
コンピュータ120は、上記した画像キャプチャ部440にアプリケーション500のウインドウ画像をキャプチャさせる指令が入力されるまで待ちループを実行する(ステップST14)。
ユーザによる指示(編集操作など)、タイマー割り込み、所定のイベント発生等によりアプリケーション500のウインドウ画像のキャプチャが繰り返し実行され、コンピュータ120は、これを登録する処理を実行する(ステップST15)。これにより、図5(B)に示したウインドウ画像はキャプチャされて登録される。尚、タイマー割り込みの場合には、所定周期でウインドウ画像はキャプチャされる。
また、ユーザは、ウインドウ内の撮像画像IMを観察しながら、マウス操作等により、アプリケーション500の描画機能を使用して、例えば、図6に示すように、アノテーション画像を形成するために編集画像EDRを描画する。この編集画像EDRが描画されたアプリケーション500のウインドウ画像もキャプチャされて登録されることになる。
コンピュータ120は、登録されたウインドウ画像を記憶装置に保存する(ステップST16)。
次いで、コンピュータ120は、撮像画像IMがウインドウの編集画面上にオーバレイ表示されてウインドウ画像が更新され、あるいは、編集画像が形成された場合には、ウインドウ画像が更新されたことをサーバ50へ通知する(ステップST17)。
次いで、コンピュータ120は、サーバ50へ送信すべきアノテーション画像を同期用画像とするか差分画像とするかを決定する(ステップST18)。
同期用画像は、アプリケーション500のウインドウの所定領域からキャプチャした画像であり、差分画像は、アプリケーション500のウインドウ画像の差分により得られる画像である。また、同期用画像とするか差分画像とするかは、例えば、ユーザによる指令に基づいて判断できるし、自動的に判別することもできる。
コンピュータ120は、ステップST18において、同期用画像を送信すると決定した場合には、アプリケーション500のウインドウの所定領域からキャプチャした画像をアノテーション画像としてサーバ50へ送信する(ステップST19)。
コンピュータ120は、ステップST18において、差分画像を送信すると決定した場合には、差分画像を計算してユーザの編集操作によりアプリケーション500のウインドウ内に生成された編集画像を抽出する(ステップST20)。
ここで、図5(B)に示した編集前(編集画像の生成前)のウインドウ画像と図6に示した編集後(編集画像の生成後)のウインドウ画像をそれぞれWD1、WD2とすると、差分画像DWDは、図7のようになり、編集画像EDRを抽出することができる。
ここで、編集前のウインドウ画像WD1と編集後のウインドウ画像WD2との差分を計算すると、差分画像DWDには、図7に示すように、編集操作により形成された編集画像EDRが含まれると共に、他の不要画像CDRも含まれる。
このため、差分画像DWDから切り出す範囲R1を予め指定しておいて、この範囲R1内に含まれる編集画像EDRのみを必要なアノテーション画像とし、これをサーバ50へ送信する(ステップST21)。
尚、切り出す範囲R1は、ビデオカメラ20の視野と等しくしてもよいし、ビデオカメラ20の視野内の一部としてもよい。
遠隔端末100では、上記のような処理を終了指示があるまで(ステップST22)、繰り返し実行する。
編集画像EDRからなるアノテーション画像がサーバ50へ送信されると、例えば、図8に示すように、編集画像EDRから形成されたアノテーション画像ADRが対象物TG上に投影される。これにより、遠隔端末100から実物体側へ画像による指示が可能になる。
また、本実施形態では、汎用のアプリケーション500を使用してその編集操作によりアノテーション画像が自動生成されるようにしたので、ユーザは既存のアプリケーションを使用して何ら違和感なく遠隔指示操作を実行できる。
複数のアプリケーション500を同時に起動して実行した場合にも、各アプリケーション500でアノテーション画像を形成して対象物TGへそれぞれ投影することも可能である。
また、CADファイル等をハードディスク等の記憶装置から呼び出してアプリケーション500のウインドウに表示させることにより、CADデータをそのままアノテーション画像として対象物TGへ投影することも可能である。
また、複数のアプリケーション500を同時に起動した状態で、一のアプリケーションのウインドウに表示された描画図形等を他のアプリケーションのウインドウにコピーし、このコピー画像をアノテーション画像とすることも可能である。
また、画像をコピーするのではなく、並列に実行されるアプリケーションソフトウエアを使用して、撮像画像を取り込むアプリケーションソフトウエアを適宜切り替えることにより、複数のアプリケーションを並列的に使用して、アノテーション画像を形成することも可能である。
また、サーバ側で集中管理することにより、複数のクライアントからのアノテーション画像を複数のアプリケーションソフトウエアで並列に受け付けることも可能である。
上記実施形態では、汎用のアプリケーション500を使用してアノテーション画像を形成するアノテーション形成手段を遠隔端末100に設けた場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、例えば、サーバ50にアノテーション形成手段を設けることも可能である。
また、サーバ50がビデオカメラ20及びプロジェクタ40を共に制御する構成について説明したが、これに限定されるわけではなく、ビデオカメラ20とプロジェクタ40とを別々のコンピュータで制御してもよい。
上記実施形態では、対象物TGとしてプリンタ等の立体形状をもつものを例に挙げて説明したが、これに限定されるわけではなく、ホワイトボードなど平面的な対象物であってもよく、また、立体的なものと平面的なものを同時に取り扱うことも可能である。
上記実施形態では、サーバとクライアントとの間、及び、撮像画像を取り込むアプリケーションの種類、範囲の相違等により描画したアノテーション画像を実物体上の目標箇所に正確に投影できない場合が発生する可能性がある。このような場合には、アプリケーションソフトウエアのウインドウで描画してこれを投影したものが目標箇所からずれている場合に、これをパラメータ調整により自動的あるいは操作によりキャリブレーションして所望の箇所に投影させる機能を備える構成とすることも可能である。
本発明の一実施形態に係る遠隔指示システムの構成図である。 遠隔端末のコンピュータにおける処理の一例を示すフローチャートである。 実物体側装置のサーバにおける処理の一例を示すフローチャートである。 遠隔端末のコンピュータにおける処理の一例を示すフローチャートである。 オーバレイ表示前後におけるアプリケーションのウインドウ画像の一例を示す図である。 アプリケーションのウインドウ上で編集画像を形成した状態を示す図である。 差分画像の形成方法を説明するための図である。 アプリケーションの編集操作により形成されたアノテーション画像を対象物へ投影した図である。
符号の説明
10…実物体側装置
20…ビデオカメラ(撮像手段)
40…プロジェクタ(投影手段)
50…サーバ
100…遠隔端末
110…表示装置
111…表示画面
120…コンピュータ
130…ポインティングデバイス
300…ネットワーク
410…画像管理部
420…キャプチャ画像記憶部
430…レイアウト情報記憶部
440…画像キャプチャ部
450…画像送信部
460…画像受信部
470…画像差分計算部
480…オーバレイ表示部
500…汎用アプリケーションソフトウエア
TG…対象物
ADR…アノテーション画像

Claims (9)

  1. 対象物を撮像手段により撮像すると共にその撮像画像に基づいてされた指示に応じたアノテーション画像を投影手段により前記撮像手段の撮像領域内へ投影する遠隔指示システムであって、
    アプリケーションソフトウエアの表示領域内に前記撮像画像を重ねて表示させると共に、当該ソフトウエアによる編集操作により編集画像を前記表示領域内に表示し、表示された編集画像をその生成前後の表示画像の差分により抽出し、抽出した編集画像から前記アノテーション画像を形成するアノテーション形成手段を有する、
    ことを特徴とする遠隔指示システム。
  2. 前記撮像手段及び前記投影手段を管理するサーバと、
    前記サーバから前記撮像画像を受信すると共に前記アノテーション形成手段を備え、形成したアノテーション画像を前記サーバへ送信する遠隔端末と、を有することを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  3. 前記アノテーション形成手段は、前記編集画像が表示される前後の前記表示領域の表示画像をユーザの操作に応じて取得する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔指示システム。
  4. 前記アノテーション形成手段は、所定の周期でキャプチャした前記表示領域の表示画像から前記編集画像を抽出する、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遠隔指示システム。
  5. 前記編集画像は、前記アプリケーションソフトウエアの描画機能により形成される、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の遠隔指示システム。
  6. 前記編集画像には、他のアプリケーションソフトウエアから複写された画像が含まれる、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の遠隔指示システム。
  7. 前記アノテーション形成手段は、並列して実行される複数のアプリケーションソフトウエアを利用して、前記アノテーション画像を形成する、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の遠隔指示システム。
  8. 対象物を撮像手段により撮像すると共にその撮像画像に基づいてされた指示に応じたアノテーション画像を投影手段により前記撮像手段の撮像領域内へ投影する遠隔指示方法であって、
    アプリケーションソフトウエアの表示領域内に前記撮像画像を重ねて表示するステップと、
    編集操作により前記表示領域内に表示された編集画像をその生成前後の前記表示領域の表示画像の差分により抽出するステップと、
    抽出した前記編集画像から前記アノテーション画像を形成するステップと、
    を有することを特徴とする遠隔指示方法。
  9. 対象物を撮像手段に撮像させると共にその撮像画像に基づいてされた指示に応じたアノテーション画像を投影手段により前記撮像手段の撮像領域内へ投影する遠隔指示システムにおける前記アノテーション画像の形成用のプログラムであって、
    アプリケーションソフトウエアの表示領域内に前記撮像画像を重ねて表示させるステップと、
    編集操作により前記表示領域内に表示された編集画像をその生成前後の前記表示領域の表示画像の差分により抽出するステップと、
    抽出した前記編集画像から前記アノテーション画像を形成するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするアノテーション画像の形成用プログラム。

JP2006133657A 2006-05-12 2006-05-12 遠隔指示システム、遠隔指示方法及びプログラム Active JP4742976B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006133657A JP4742976B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 遠隔指示システム、遠隔指示方法及びプログラム
US11/580,958 US8619097B2 (en) 2006-05-12 2006-10-16 Remote instruction system, remote instruction method, and program product therefor
CN2007100019169A CN101072331B (zh) 2006-05-12 2007-01-15 远程指示系统和远程指示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006133657A JP4742976B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 遠隔指示システム、遠隔指示方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007304940A JP2007304940A (ja) 2007-11-22
JP4742976B2 true JP4742976B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=38684822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006133657A Active JP4742976B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 遠隔指示システム、遠隔指示方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8619097B2 (ja)
JP (1) JP4742976B2 (ja)
CN (1) CN101072331B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5169429B2 (ja) * 2008-04-18 2013-03-27 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置
JP6447955B2 (ja) * 2014-12-09 2019-01-09 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置およびプログラム
CN111063455A (zh) * 2019-11-28 2020-04-24 北京紫冬认知科技有限公司 远程医疗的人机交互方法和装置
WO2022067608A1 (zh) * 2020-09-30 2022-04-07 中国科学技术大学 一种远程手术指导和教学装置及其方法与医疗设备

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001211372A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像投影装置
JP3725460B2 (ja) * 2000-10-06 2005-12-14 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体、コンピュータプログラム、半導体デバイス
JP2004074468A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および方法、画像入力装置および方法、画像処理装置、方法およびプログラム
US7333135B2 (en) * 2002-10-15 2008-02-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Method, apparatus, and system for remotely annotating a target
JP4254573B2 (ja) * 2004-02-27 2009-04-15 株式会社日立製作所 表示方法および表示装置
US20060061777A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Canon Kabushiki Kaisha Modifying digital documents

Also Published As

Publication number Publication date
US20070263254A1 (en) 2007-11-15
JP2007304940A (ja) 2007-11-22
CN101072331B (zh) 2011-05-18
CN101072331A (zh) 2007-11-14
US8619097B2 (en) 2013-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6978701B2 (ja) 情報処理システム、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP7060778B2 (ja) 情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラム
KR101329935B1 (ko) 이종 마커를 이용해서 원격으로 증강현실 서비스를 공유하는 증강현실 시스템 및 그 방법
JP2019083402A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム
JP4742976B2 (ja) 遠隔指示システム、遠隔指示方法及びプログラム
JP4577106B2 (ja) 遠隔指示システム及びその方法
JP6011567B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP6245837B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2017033299A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム
JP2021099816A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP4674627B2 (ja) 情報処理装置、遠隔指示システム及びプログラム
JP4438870B2 (ja) 指示システム、指示プログラム及び指示装置
JP7427381B2 (ja) 情報処理装置、システム、情報処理方法及びプログラム
JP2006352496A (ja) 遠隔指示システム及びその方法
JP2007215057A (ja) 会議室制御システム及び会議室制御方法。
JP2022182836A (ja) 映像処理装置及びその制御方法及びプログラム
JP3679620B2 (ja) 撮像装置の遠隔制御装置、撮像システム、および撮像装置の遠隔制御方法
JP2020074108A (ja) 情報処理システム、その制御方法、及びプログラム
WO2023181887A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7319575B2 (ja) 画像処理装置と、その処理方法、プログラム
JP2018195893A (ja) 画像処理方法
JP7459199B1 (ja) 画像処理システム
JP7148779B2 (ja) 画像処理装置と、その処理方法、プログラム
JP2024017866A (ja) システムおよび方法
JP2009175060A (ja) 指示システム、指示プログラム及び指示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4742976

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350