JP4742703B2 - 扉の解錠制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の室を有するマンション等の建物における各室の出入用の扉を解錠制御するシステムに関し、特に携帯電話機の電話番号情報を解錠識別信号として用いる扉の解錠制御システムに関するものである。
分譲もしくは賃貸マンション等の建物における各室の出入用の扉はセキュリティ確保のために施錠手段が取り付けられる。扉の施錠には従来から機械的な施錠装置が一般的であったが、近年、電子式の施錠装置も多く採用されている。電子式施錠装置は扉の前面に配置したテンキーと、そのテンキーに接続された制御部と、制御部からの制御信号により施解錠作動するロック機構を備えている。
そして、テンキーから通常4桁の暗証番号を入力すると、その暗証番号が制御装置に予め設定された暗証番号と一致したときに解錠する。
一方、セキュリティ性をより高めるために、携帯電話システムによる発信者電話番号通知機能を利用した扉の解錠制御システムが特許文献1(特開2001−40920号公報)や特許文献2(特開2001−132292号公報)等に提案されている。
特許文献1または特許文献2の技術は、解錠制御装置の記憶部に扉の解錠IDとしての携帯電話機の電話番号と暗証番号を記憶しておき、外部から携帯電話機で制御装置の通信部を呼び出し、更に携帯電話機から通信部にメール機能により暗証番号を伝送すると、制御装置は伝送されてきた電話番号及び暗証番号が共に記憶部に予め記憶してある電話番号及び暗証番号と一致した場合に解錠制御するようになっている。
他方、宅配便の受取用等の便利性を目的として、電子錠式で解錠制御を行う物品の収容ボックスをマンションの共通フロア等に設置することがある。このような収容ボックスは例えば特許文献3(特開平5−287943号公報)に記載されている。
特開2001−040920号公報 特開2001−132292号公報 特開平05−287943号公報
しかしながら、従来の建物における扉の解錠制御装置は、扉ごとに独立した制御装置を設けている。そのためマンションのように扉の数が多くなると、解錠制御装置の全体コストは非常に大きくなる。また室ごとに解錠制御装置を設けると各室内の有効スペースが減少するという問題があった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、設置コスト及びランニングコストを大幅に低減出来、また各室内に扉の制御装置を設置するための占有スペースが不要となる扉の解錠制御システムを提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る扉の解錠制御システムの第1の構成は、建物における各室の出入用の扉を該建物に設置された複数の収容部及び各収容部に対応して設けられた施解錠可能な開閉蓋を有する物品収容ボックスを介して解錠制御するシステムにおいて、前記各扉にそれぞれ設けた扉のロック機構と、前記各扉にそれぞれ設けた暗証番号の入力部と、前記物品収容ボックスに設けた、前記複数の開閉蓋の施解錠を制御すると共に、前記各扉のロック機構の解錠制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、携帯電話機と通信可能な通信部と、制御部と記憶部とを有し、前記記憶部には、前記各室の扉に対して設定される、扉の解錠IDとしての電話番号情報及び第1の暗証番号及び第2の暗証番号が記憶され、前記制御部は、前記通信部が前記携帯電話機と通信可能な場合には、前記通信部で受信した携帯電話機からの電話番号情報と、前記記憶部記憶された当該扉についての電話番号情報とを照合し、それら電話番号情報が一致すると、それに続いて前記入力部から入力される第2の暗証番号または前記通信部で受信した前記携帯電話機から伝送される第2の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号とを照合し、それら第2の暗証番号が一致したときに当該扉のロック機構を解除する制御を行うように構成されていると共に、前記通信部が前記携帯電話機と通信不可能な場合には、前記入力部から入力される第1の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第1の暗証番号とを照合し、それら第1の暗証番号が一致すると、それに続いて前記入力部から入力される第2の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号とを照合し、それら第2の暗証番号が一致したときに当該扉のロック機構を解除する制御を行うように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第2の構成は、前記第1の構成において、同じ扉について複数の携帯電話機が使用される場合は、前記制御手段は、いずれの携帯電話機の電話番号情報であっても扉の解錠IDとして使用出来るように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第の構成は、前記第1の構成において、前記制御手段は、前記携帯電話機による扉の解錠IDについての有効期間及び/又は前記入力部からの暗証番号入力による解錠IDについての有効期間を設定可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第の構成は、前記第1〜第3の構成において、前記扉の前面に前記入力部と、第1表示部および第2表示部が配置され、前記制御部は、前記通信部が前記携帯電話機と通信可能な場合には、前記通信部で受信した携帯電話機からの電話番号情報と、前記記憶部に記憶された当該扉についての電話番号情報とを照合し、それら電話番号情報が一致したとき、または前記通信部が前記携帯電話機と通信不可能な場合には、前記入力部から入力される第1の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第1の暗証番号とを照合し、それら第1の暗証番号が一致したときに前記第1表示部を表示し、前記入力部から入力される第2の暗証番号または前記通信部で受信した前記携帯電話機から伝送される第2の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号とを照合し、それら第2の暗証番号が一致したときに前記第2表示部を表示する制御を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第の構成は、前記第1〜第の構成において、前記建物の各室には外出発信部と異常検出部が設けられ、それら外出発信部からの外出信号および異常検出部からの異常信号は前記制御部に伝送され、前記制御部は前記外出信号と異常信号が共に存在するとき、前記通信部を介してその異常状態を当該扉の解錠操作に用いる携帯電話機に伝送する制御を行うように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第の構成は、前記第1〜第の構成において、管理装置が設けられ、前記通信部は該管理装置との間で通信可能とされ、前記通信部が前記管理装置からの特定の扉についての解錠信号を受信したとき、前記制御部は当該扉の解錠制御を行うように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る扉の解錠制御システムの第1の構成によれば、各室の扉ごとに扉解錠用の制御装置を設けるのではなく、建物に設置される宅配用等の物品収容ボックスに共通の扉制御装置を設けるので、大型マンションや大型ホテルのように建物に多数の室が配置される場合においても、その設置コスト及びランニングコストを大幅に低減出来る。また各室内に扉の制御装置を設置するための占有スペースが不要になる。
また、通信部が携帯電話機と通信可能な場合には、該通信部で受信した携帯電話機からの電話番号情報が記憶部に記憶された当該扉についての電話番号情報と一致した後、入力部から入力される第2の暗証番号または通信部で受信した前記携帯電話機からの第2の暗証番号が記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号と一致したときに当該扉のロック機構を解除する制御を行うように構成すると共に、通信部が携帯電話機と通信不可能な場合には、入力部から入力される第1の暗証番号が記憶部に記憶された当該扉についての第1の暗証番号と一致した後、入力部から入力される第2の暗証番号が記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号と一致したときに当該扉のロック機構を解除する制御を行うように構成出来る。このように構成すると、通信部が携帯電話機と通信可能な場合には、携帯電話機の電話番号情報と暗証番号の二重照合による高いセキュリティ性を確保出来、携帯電話機による通信が不可能な場合においても、二重の暗証番号照合による高いセキュリティ性を確保した状態で扉の開錠操作が可能になる。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第2の構成によれば、同じ扉に対して複数の携帯電話機が使用される場合は、制御手段は、いずれの携帯電話機の電話番号情報であっても扉の解錠IDとして使用出来るように構成したことにより、同じ室を家族やグループで保有もしくは入居しているとき、各人が異なる電話番号情報の携帯電話機を扉の解錠IDとして使用出来る。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第の構成によれば、制御手段は、携帯電話機による扉の解錠IDについての有効期間及び/又は入力部からの暗証番号入力による解錠IDについての有効期間を設定可能に構成出来る。このように構成すると、例えば週単位または月単位で賃貸契約するマンション等の解錠可能期間を当該契約期間に制限出来る。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第の構成によれば、扉の前面に入力部と、第1表示部及び第2表示部を配置し、制御部は、通信部が携帯電話機と通信可能な場合には、該通信部で受信した携帯電話機からの電話番号情報が記憶部に記憶された当該扉についての電話番号情報と一致し、または通信部が携帯電話機と通信不可能な場合には、入力部から入力される第1の暗証番号が記憶部に記憶された当該扉についての第1の暗証番号と一致したときに第1表示部を表示した後、入力部から入力される第2の暗証番号が記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号と一致したときに第2表示部を表示する制御を行うように構成出来る。このように構成すると、解錠操作の段階が順次表示されるので、次の操作ステップを行えるか否かを容易に判断出来る。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第の構成によれば、建物の各室に外出発信部と異常検出部を設け、それら外出発信部からの外出信号及び異常検出部からの異常信号を扉制御装置における制御部に伝送し、制御部は外出信号と異常信号が共に存在するとき、通信部を介してその異常状態を当該扉の解錠操作に用いる携帯電話機に伝送する制御を行うように構成出来る。このように構成すると、外出時における開口部の閉め忘れや室内への不審者の侵入等の異常状態を携帯電話機にメール機能を利用して知らせることが出来る。また、その通信機能は解錠操作に用いる通信部や制御部を利用出来るので、低コストで実現出来る。
また、本発明に係る扉の解錠制御システムの第の構成によれば、管理装置を設け、通信部は該管理装置との間で通信可能とし、通信部が管理装置からの特定の扉についての解錠信号を受信したとき、制御部は当該扉の解錠制御を行うように構成することが出来る。このように構成すると、例えば携帯電話機を紛失したり暗証番号を忘れたときに、管理装置から強制的に解錠を行うことが出来る。
図により本発明に係る扉の解錠制御システムの一実施形態を具体的に説明する。図1及び図2は本発明に係る扉の解錠制御システムの制御系の構成を示すブロック図、図3は各室の扉に設けられる入力部と第1表示部及び第2表示部の一例を示す正面図、図4は本発明に係る扉の解錠制御システムの動作を説明するフローチャート、図5は各室内に異常状態が発生した場合の動作を説明するフローチャート、図6は扉制御装置の電源系統図の一例である。
図1及び図2において、図1の右上に示すマンション等の建物22には複数の室23が配置され、それぞれの室23に出入用の扉15が設けられる。そして建物22のロビー等の共通フロア(共通スペース部分)に宅配用等に利用される物品収容ボックス21が設置される。収容ボックス21は複数の収容部を有し、各収容部に電子式施錠装置で施解錠出来る開閉蓋が設けられる。そして収容ボックス21の内部に開閉蓋制御装置32が配置される。
図1の右下に室23の透視斜視図が模式的に示されている。扉15にはドアノブ16が取り付けられると共にテンキーにより構成した暗証番号の入力部9が設けられる。更に各室23の扉15のそれぞれの内側に扉15のロック機構12が設けられる。扉15、ベランダ側の窓等の開口部に開閉センサ24がそれぞれ設けられ、主要な室23内には赤外線式の動態センサ25が設けられる。そしてこれら開閉センサ24及び動態センサ25により異常検出部26が構成される。更に室23内の任意の場所または扉15の内側にスイッチ等により構成される外出発信部27が配置される。
管理センター18には管理装置18aが設けられ、管理装置18aは収容ボックス21の予約管理、物品収容状態管理、開閉蓋の遠隔操作等を行うもので、インターネットや携帯電話回線等の無線による通信回路で収容ボックス21の制御部34と通信可能になっている。尚、図1は管理センター18が携帯電話機14の電話会社の基地局13を経由して収容ボックス21と通信する場合の一例を示している。
図2は収容ボックス21の操作部もしくはその近傍に設けた制御手段31のブロック図である。制御手段31は開閉蓋制御装置32と、各扉15のロック機構12の解錠制御を行う扉制御装置33を含む。開閉蓋制御装置32は制御部34と図示しない通信部、記憶部、表示部、出力部等により構成されるが、これらの構成と作用はこの分野で周知の電子式施解錠装置と同様であるので、その具体的な説明は省略する。
扉制御装置33は無線での送受信を行う通信部2、コンピュータ装置で構成される制御部3と記憶部4、ディスプレイ等の表示部5、プリンター等の出力部6、キーボード等の入力部1を有している。通信部2は基地局13を介して制御部3と携帯電話機14との間で無線通信を行うために設けられる。
制御部3は記憶部4、表示部5及び出力部6と接続され、更にケーブルを介して各室ごとにテンキーからなる入力部9、第1表示部10、第2表示部11、扉15のロック機構12、異常検出部26、外出発信部27等に接続される。
表示部5は例えば各室23の外出状態や異常状態を表示し、出力部6は例えばそれらの変化状態を日単位や週単位でプリントアウトするために用いられる。また入力部1は扉15の解錠制御のための条件設定等に用いられる。
扉15のロック機構12は制御部3からの遠隔制御による施錠と解錠操作を行うもので、従来からこの分野で用いられているメカニカルなロック部と電磁式の駆動部を備えているものである。
図6に扉制御装置33の電源系統図の一例を示す。この例では100Vの交流電源を電源アダプタ7で例えば12Vの直流電源に変換して電源ライン19で通信部2や制御部3に供給する。停電時対策としてリチウムイオン電池等の電池8、電源リレー20が設けられ、電源リレー20の接点20aは交流電源が生きている場合は常時開いており、電池8は電源ライン19と切り離されている。停電すると接点20aが閉じるので、電池8と電源ライン19が接続され、制御部3等への直流電源供給が継続される。尚、電池8と電源ライン19の間の接続を電源リレー20で行う代わりに、充電式の電池を常時電源ライン19に接続しておき、交流電源が停電したときには自動的にその電池から電源ライン19に直流電源を供給するようにしても良い。
図3は各室23の扉15の戸外側前面に設けられる入力部9の例を示す正面図であり、図3(a)は入力部9等と扉15のドアノブ16を分離した例で、図3(b)はそれらを一体化した例である。入力部9には「0」〜「9」と「#」のキーが配置され、その上部に発光ダイオードを用いた第1表示部10と第2表示部11が配置される。図3(b)の例では液晶画面からなるメッセージ表示部17が設けられ、後述するように次の操作を促すメッセージや誤操作メッセージが表示される。尚、図3(a)の例でも同じようなメッセージ表示部17を設けることが出来る。
次に図1及び図2に示す扉の解錠制御システムの動作について図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先ず扉制御装置33の記憶部4に記憶される内容について説明する。記憶部4には制御プログラムが記憶される以外に、各種設定値や状態変化等が記憶される。各種設定の記憶としては扉15ごとに登録される携帯電話機14の電話番号情報、扉15ごとに登録される第1の暗証番号、第2の暗証番号等の記憶があり、これら情報は管理装置18aから伝送される情報により、或いは入力部1からの入力により記憶することが出来る。
同じ扉15に対して複数の携帯電話機14が使用される場合は、制御部3は、いずれの携帯電話機14の電話番号情報であっても扉15の解錠ID(IDentification)として使用出来るように設定される。
また、制御部3は、携帯電話機14による扉15の解錠IDについての有効期間及び/又は入力部9からの暗証番号入力による解錠IDについての有効期間を設定出来るように構成することも出来る。このように構成すると、例えば週単位または月単位で賃貸契約するマンション等の解錠可能期間を当該契約期間に制限することが出来る。
また、状態変化の記憶としては各室23ごとの、扉15の解錠ステップの一次的記憶や外出状態、異常状態の記憶がある。尚、制御部3にはスキャン機能もしくは検索機能が設けられており、記憶部4に扉15ごとに記憶された各種設定値や状態変化を選択して照合等を行うようにプログラムされている。次に扉15の解錠制御について説明する。
(携帯電話機14と通信部2とが通信可能な場合)
図4に示すステップSにおいて、特定の室23における扉15の前で携帯電話機14から基地局13を介して扉制御装置33を構成する通信部2の電話番号を呼び出す。通信部2がそれを受信すると(ステップS)、発信者電話番号通知機能により携帯電話機14の電話番号情報(実際には電話番号とそれに続く機器識別記号を含む。以下、同じ)を制御部3に伝送する。
ステップSにおいて、制御部3は予め記憶部4に記憶された当該扉15についての電話番号情報と、通信部2で受信した携帯電話機14からの扉15の解錠IDとしての電話番号情報とを照合し、両者の電話番号情報が一致した場合は、ステップSで第1表示部10を表示(第1解除表示)する。
尚、図3(b)に示すように、メッセージ表示部17が設けられている場合には、図4の点線で示すように例えば「暗証番号を入力して下さい。」というメッセージを表示する(ステップS11)。発信者は第1表示部10及び/又はメッセージ表示部17を確認し、ステップSで入力部9から例えば「#0123」という第2の暗証番号を入力する。一方、前記ステップSで両者の電話番号情報が一致しない場合は解錠操作を強制的に終了する。その際、メッセージ表示部17が設けられている場合には、図4の点線で示すように、例えば「携帯電話機が異なります。」というメッセージを表示する(ステップS12)。
次に、ステップSで第2の暗証番号が入力されたら、制御部3はステップSで入力部9から入力された第2の暗証番号と、予め記憶部4に記憶された当該扉15についての第2の暗証番号とを照合し、両者の第2の暗証番号が一致したときは、ステップSで第2表示部11を表示(扉のロック解除表示)し、それと共にステップSで扉15のロック機構12に解錠信号を出力して扉15のロックを解除する解錠制御を行う。
尚、前記ステップSで両者の第2の暗証番号が一致しない場合は解錠操作を強制的に終了する。その際、メッセージ表示部17が設けられている場合には、図4の点線で示すように、例えば「暗証番号が異なります。」というメッセージを表示する(ステップS12)。
前記ステップSの操作において、携帯電話機14の記憶部に第2の暗証番号を記憶しておき、または携帯電話機14のテンキーから第2の暗証番号を入力し、それらいずれかをメール機能で通信部2に伝送することも出来る。
そして、通信部2で受信した携帯電話機14からの扉15の解錠IDとしての第2の暗証番号が、予め記憶部4に記憶した当該扉15についての第2の暗証番号と一致したときに、当該扉15のロック機構12の解錠制御を行うように構成される。
(携帯電話機14と通信部2とが通信不可能な場合)
前記ステップSで携帯電話機14と通信部2との間で通信が不可能であることが分かったときは、ステップSで入力部9から例えば「#4567」という第1の暗証番号を入力する。ステップS10において、制御部3は入力部9から入力された第1の暗証番号と、予め記憶部4に記憶された第1の暗証番号とを照合し、両者の第1の暗証番号が一致したときは前記ステップSに進み、それ以降は前述と同様な動作を行う。
一方、前記ステップS10で両者の第1の暗証番号が一致しない場合は解錠操作を強制的に終了する。その際、メッセージ表示部17が設けられている場合には、図4の点線で示すように、例えば「暗証番号が異なります。」というメッセージを表示する(ステップS12)。
上記のように、携帯電話機14と通信部2とが通信可能な場合、または通信不可能な場合の例は、解錠操作する者が当該解錠IDとして用いる携帯電話機14を所持し、または暗証番号を覚えている場合であるが、万一、携帯電話機14を紛失し、または暗証番号を忘れた場合には、管理センター18と連絡し、管理装置18aから当該扉15の解除信号を出してもらい、それによって制御部3が当該扉15を強制解錠するように構成することも出来る。
即ち、通信部2は管理装置18aとの間で通信可能とされ、通信部2が管理装置18aからの特定の扉15についての解錠信号を受信したとき、制御部3は当該扉15の解錠制御を行うように構成される。
次に各室23内に異常状態が発生した場合にその事実を当該扉15の解錠操作に用いる携帯電話機14(即ち、当該室23のオーナー若しくは賃借人の携帯電話機14)にアラームメッセージとして伝送する方法を図5のフローチャートを用いて説明する。
図5に示すステップS20で特定の室23から開閉センサ24、動態センサ25等の異常検出部26からの異常信号を扉制御装置33の通信部2が受信すると制御部3に伝送され、ステップS21で制御部3は当該室23の外出発信部27からの外出信号を受信しているか否かを記憶部4に照合する。外出信号は各室23に設けられた外出発信部27のスイッチをONにすることにより発信され、外出から戻ったときOFFにすると消滅する。外出発信部27からの外出信号を受信している場合はステップS22で記憶部4に当該室23における異常状態を記憶させる。
異常状態には開閉センサ24からの扉15や開口部の開放、動態センサ25からの不審者侵入等がある。外出発信部27からの外出信号及び異常検出部26からの異常信号が扉制御装置33における制御部3に伝送され、制御部3は外出信号と異常信号が共に存在するとき、通信部2を介してその異常状態を当該扉15の解錠操作に用いる携帯電話機14に伝送する制御を行う。即ち、ステップS23で当該扉15の解錠操作に用いる携帯電話機14にメール機能を利用してメッセージ、例えば「第○○室内に不審者が侵入しています。」のような内容を伝送する。一方、前記ステップS21で外出発信部27からの外出信号の受信を記憶部4が記憶していないと判断した場合はそれ以降の動作を行わずシーケンスを終了する。
上記実施形態では、収容ボックス21に設ける扉制御装置33を該収容ボックス21の本来の制御装置、即ち、開閉蓋制御装置32とは別に設けている。しかしこれら両制御装置は共通化することも出来る。その場合には通信部2、制御部3、記憶部4、表示部5、出力部6、入力部1等が共通化される。
本発明の活用例として、複数の室を有するマンション等の建物における各室の出入用の扉を解錠制御するシステムに適用出来、特に携帯電話機の電話番号情報を解錠識別信号として用いる扉の解錠制御システムに適用出来る。
本発明に係る扉の解錠制御システムの制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る扉の解錠制御システムの制御系の構成を示すブロック図である。 各室の扉に設けられる入力部と第1表示部及び第2表示部の一例を示す正面図である。 本発明に係る扉の解錠制御システムの動作を説明するフローチャートである。 各室内に異常状態が発生した場合の動作を説明するフローチャートである。 扉制御装置の電源系統図の一例である。
1…入力部
2…通信部
3…制御部
4…記憶部
5…表示部
6…出力部
7…電源アダプタ
8…電池
9…入力部
10…第1表示部
11…第2表示部
12…ロック機構
13…基地局
14…携帯電話機
15…扉
16…ドアノブ
17…メッセージ表示部
18…管理センター
18a…管理装置
19…電源ライン
20…電源リレー
20a…接点
21…物品収容ボックス
22…建物
23…室
24…開閉センサ
25…動態センサ
26…異常検出部
27…外出発信部
31…制御手段
32…開閉蓋制御装置
33…扉制御装置
34…制御部

Claims (6)

  1. 建物における各室の出入用の扉を該建物に設置された複数の収容部及び各収容部に対応して設けられた施解錠可能な開閉蓋を有する物品収容ボックスを介して解錠制御するシステムにおいて、
    前記各扉にそれぞれ設けた扉のロック機構と、
    前記各扉にそれぞれ設けた暗証番号の入力部と
    前記物品収容ボックスに設けた、前記複数の開閉蓋の施解錠を制御すると共に、前記各扉のロック機構の解錠制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、携帯電話機と通信可能な通信部と、制御部と記憶部とを有し、
    前記記憶部には、前記各室の扉に対して設定される、扉の解錠IDとしての電話番号情報及び第1の暗証番号及び第2の暗証番号が記憶され
    前記制御部は、前記通信部が前記携帯電話機と通信可能な場合には、前記通信部で受信した携帯電話機からの電話番号情報と、前記記憶部記憶された当該扉についての電話番号情報とを照合し、それら電話番号情報が一致すると、それに続いて前記入力部から入力される第2の暗証番号または前記通信部で受信した前記携帯電話機から伝送される第2の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号とを照合し、それら第2の暗証番号が一致したときに当該扉のロック機構を解除する制御を行うように構成されていると共に、前記通信部が前記携帯電話機と通信不可能な場合には、前記入力部から入力される第1の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第1の暗証番号とを照合し、それら第1の暗証番号が一致すると、それに続いて前記入力部から入力される第2の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号とを照合し、それら第2の暗証番号が一致したときに当該扉のロック機構を解除する制御を行うように構成されていることを特徴とする扉の解錠制御システム。
  2. 同じ扉について複数の携帯電話機が使用される場合は、前記制御手段は、いずれの携帯電話機の電話番号情報であっても扉の解錠IDとして使用出来るように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の扉の解錠制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記携帯電話機による扉の解錠IDについての有効期間及び/又は前記入力部からの暗証番号入力による解錠IDについての有効期間を設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の扉の解錠制御システム。
  4. 前記扉の前面に前記入力部と、第1表示部および第2表示部が配置され、前記制御部は、前記通信部が前記携帯電話機と通信可能な場合には、前記通信部で受信した携帯電話機からの電話番号情報と、前記記憶部に記憶された当該扉についての電話番号情報とを照合し、それら電話番号情報が一致したとき、または前記通信部が前記携帯電話機と通信不可能な場合には、前記入力部から入力される第1の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第1の暗証番号とを照合し、それら第1の暗証番号が一致したときに前記第1表示部を表示し、前記入力部から入力される第2の暗証番号または前記通信部で受信した前記携帯電話機から伝送される第2の暗証番号と、前記記憶部に記憶された当該扉についての第2の暗証番号とを照合し、それら第2の暗証番号が一致したときに前記第2表示部を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の扉の解錠制御システム。
  5. 前記建物の各室には外出発信部と異常検出部が設けられ、それら外出発信部からの外出信号および異常検出部からの異常信号は前記制御部に伝送され、前記制御部は前記外出信号と異常信号が共に存在するとき、前記通信部を介してその異常状態を当該扉の解錠操作に用いる携帯電話機に伝送する制御を行うように構成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の扉の解錠制御システム。
  6. 管理装置が設けられ、前記通信部は該管理装置との間で通信可能とされ、前記通信部が前記管理装置からの特定の扉についての解錠信号を受信したとき、前記制御部は当該扉の解錠制御を行うように構成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の扉の解錠制御システム。
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