JP4363594B2 - 入退室管理システム - Google Patents
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図1はこの発明の入退室管理システムを設置した建物内の構成の一例を示すもので、例えばN階部分の構成を示す。通路14の右手には2つの部屋N1、N2がある(例えばN1はN階の1号室の意味)。これらの部屋N1、N2のドアDN1、DN2には電気錠EKN1、EKN2が設けられている。そして特に部屋N2はアンチパスバック(以下APB機能と略す)機能によるより厳重なセキュリティが掛けられた部屋であり、ドアDN2付近の部屋の外側と内側には、入室又は退室する利用者が操作する入室側スイッチSN2IN、退室側スイッチSN2OUTがそれぞれ取り付けられている。通路14の左手には階段11、エレベータ12、トイレ13等があるが、これらはこの発明には直接関係ない。またその他の階床の部屋も、ここでは部屋N1に示すような電気錠だけを備えたドアが設けられているものとする(APB機能付きの部屋にする場合には、部屋N2と同様の構造にする)。
また、上記の実施の形態では解錠要求の解錠ドア指定情報を、各ドアに異なる電話番号が割り振られていて解錠要求をするドアの電話番号に電話をするようにしたが、利用者が本システムの共通の電話番号に電話した後、解錠を要求するドア番号を携帯電話器から入力するようにしてもよい。この場合、図3の(b)に示すドア指定情報は、右側の電話番号のない図7に示すものとなる。そして動作においては、図4のステップS3の解錠するドアの判定において、利用者の携帯電話器TEL1〜TELnからドア番号が入力されるとこれを図7で確認して解錠するドアを判定する。その他の動作は基本的に上記実施の形態と同様である。
また、上記各実施の形態では解錠要求を利用者が携帯電話器から入退室管理装置へ電話をして行っていたが、これを電話番号の代わりにURLを使用してインターネット上で行うようにしてもよい。この場合には図の解錠ドア指定情報を、各ドアに異なる電話番号が割り振られていて解錠要求をするドアの電話番号に電話をするようにしたが、利用者が本システムの共通の電話番号に電話した後、解錠を要求するドア番号を携帯電話器から入力するようにしてもよい。この場合、図3の入退室管理装置20は電話機能21bの代わりにインターネット機能21cを備え、公衆網インターフェース23もインターネットインターフェースの機能を備えたものとする。そして各ドアには異なるURLが割り振られ、利用者は携帯電話器TEL1〜TELnから解錠要求を行うドアに割り振られたURLにアクセスする。
また、上記の実施の形態では解錠要求の解錠ドア指定情報を、各ドアに異なるURLが割り振られていて解錠要求をするドアのURLにアクセスするようにしたが、入退室管理装置20がインターネット上に本システムのためのホームページを設け(WWWサーバ25に設けてもよい)、利用者はこのホームページのURLに共通にアクセスするようにし、例えば上述の利用者の個人認証処理の後に、ホームページ上で、携帯電話器にイラストマップが表示されるようにして、該イラストマップ上に解錠するドアの指定の入力を利用者に促す(解錠ドア指定情報入力要求手段)ようにしてもよい。この場合、図8の(b)に示すドア指定情報は、右側のURLのないものとなる。
また、部屋の中に部屋がある等の複雑な構造の建物においてグローバルAPB機能を持たせる場合について説明する。図9はグローバルAPB機能を持たせる場合の部屋の構成の一例を示す。部屋N2は部屋N1内にあり、部屋N1にはドアDN11、DN12、部屋N2にはドアDN21、DN22が設けられている。そして各ドアには、電気錠EKN11〜EKN22、入室側スイッチSN11IN〜SN22IN、退室側スイッチSN11OUT〜SN22OUTがそれぞれ設けられている。このような構成の部屋の入退室管理の場合には、入退室管理情報記憶手段24に図3や図8の(d)のドア/部屋対応情報の代わりに図10に示すようなドア/部屋対応情報を格納しておく。図10は各ドアの入室側と退室側の両側の部屋の情報がドア番号と部屋番号とで示されている。従って、部屋N2のドアDN12、DN22のいずれかから退室した場合には、部屋N1内にいると判定され、図3や図8の(c)の利用者所在情報はこのドア/部屋対応情報に基づいて書き換えられる。なお図10のドア/部屋対応情報により、同一の部屋にある複数のドアがそれぞれ異なる部屋または場所へいくためのドアである構造の建物にも対応可能である。
また、上記各実施の形態では、ドアの電気錠の制御を行う場合について説明したが、各ドアが電動等の自動開閉ドアである場合には、例えば図2の部屋N2の電気錠EKN2を図11に示すように自動開閉ドア(図示せず)の自動ドア制御部EDCに換える。そして自動ドア制御部EDCへ、入室用信号線SLINから入室用戸開(解錠)信号OPDINS、退室用信号線SLOUTから退室用戸開(解錠)信号OPDOUTSがそれぞれ入室側スイッチSN2IN、退室側スイッチSN2OUTがON状態の間出力されるようにする。自動ドア制御部EDCは戸開(解錠)信号がある間、電動自動ドアを戸開する。なお図示は省略したが、戸開されたことを検出する例えば接点やセンサ等からなる戸開検出素子(図示省略)を設け、戸開検出素子でドアの戸開が検出された場合に、入出力インターフェース22を介して戸開検出素子から制御手段21へ戸開検出信号を確認のための信号として送る。これにより自動開閉ドアが設けられた部屋の入退室管理も行える。
また、上記各実施の形態では携帯電話器を使用して公衆網を介して通信が行われていたが、この発明はこれに限定されるものではなく、携帯電話器の代わりに無線端末を使用し、これらの無線端末と入退室管理装置との間で無線通信を行うようにして実施することも可能である。この場合のこの発明による入退室管理システムの構成を図12に示す。図12において図2と同一もしくは相当部分は同一符号で示す。制御手段210は、コンピュータ機能210a、無線機能210dを備えたコンピュータ等で構成されたもので、システム全体の制御を行う。無線送受信器27は制御手段210の制御下で利用者が携帯する無線端末WLT1〜WLTnと無線通信を行う。
さらに上記各実施の形態では、例えば制御手段21から入室用信号線SLINに入室用解錠信号OPINSが出力され、入室用信号線SLINに挿入された入室側スイッチSN2IN(図2、図11、図12)、入室側リレーREIN(図5)がONされた時に電気錠EKN2に解錠信号OPINSが送られるようにしているが、入室側スイッチSN2IN、入室側人検知センサSEIN(図5)、入室側ドア操作センサSEDIN(図6)等からの利用者の検出信号を入出力インターフェース22を介して制御手段21に送り、制御手段21がこの検出信号を受けた時に、図3の(c)や図8の(c)の利用者所在情報との一致を確認して解錠信号OPSを電気錠EKN2に送るようにしてもよい(退室側も同様)。
Claims (10)
- コンピュータを設けた入退室管理装置が利用者の携帯電話器から公衆網を介して入力される解錠ドア指定情報を伴う解錠要求に従って指定されたドアを解錠する入退室管理システムにおいて、アンチパスバック機能を持たせるために、利用者所在記憶手段に入退室による利用者の所在を逐次記憶すると共に、利用者検出手段で利用者が実際には指定したドアが設けられた部屋の外にいるのか中にいるのかを検出し、記憶されている該利用者の所在と検出された該利用者の所在が一致した時に解錠信号発生手段からの解錠信号により該ドアの電気錠が解錠されることを特徴とする入退室管理システム。
- 上記解錠要求が入力された時にこれに伴う上記解錠ドア指定情報に従って解錠するドアを判定する解錠ドア判定手段と、
入退室による利用者の所在を逐次記憶する上記利用者所在記憶手段と、
上記解錠ドア判定手段で判定されたドアの電気錠の解錠のために、上記利用者所在記憶手段の記憶に基づき、該利用者が指定したドアが設けられた部屋の外にいる時に入室用解錠信号を発生し、上記部屋の中にいる時に退室用解錠信号を発生する上記解錠信号発生手段と、
上記入室用解錠信号または退室用解錠信号発生時に、該利用者が実際に指定したドアが設けられた部屋の外にいるのか中にいるのかを検出し、部屋の外にいる時に上記入室用解錠信号を、部屋の中にいる時に上記退室用解錠信号をそれぞれ該ドアの電気錠に入力する上記利用者検出手段と、
上記入室用解錠信号または退室用解錠信号を発生した後にこれらが電気錠に入力され該電気錠が解錠されてそのドアが戸開したことを示す戸開検出信号を得たことで、該利用者の所在の変更を認知して上記利用者所在記憶手段の記憶内容を書き換える利用者所在記憶書換手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。 - 上記解錠要求が入力された時にこれに伴う上記解錠ドア指定情報に従って解錠するドアを判定する解錠ドア判定手段と、
入退室による利用者の所在を逐次記憶する上記利用者所在記憶手段と、
上記解錠要求を入力した利用者が実際に指定したドアが設けられた部屋の外にいるのか中にいるのかを検出する上記利用者検出手段と、
上記解錠ドア判定手段で判定されたドアの電気錠の解錠のために、上記利用者検出手段で検出された利用者の所在と上記利用者所在記憶手段の記憶が一致した時に、該ドアの電気錠に対して解錠信号を発生する上記解錠信号発生手段と、
上記解錠信号を発生した後にこれらが電気錠に入力され該電気錠が解錠されてそのドアが戸開したことを示す戸開検出信号を得たことで、該利用者の所在の変更を認知して上記利用者所在記憶手段の記憶内容を書き換える利用者所在記憶書換手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。 - 上記入退室管理装置が電話機能を有し、各ドアに異なる電話番号がそれぞれに割り振られており、上記解錠ドア判定手段が上記携帯電話器から掛けられた電話番号から解錠するドアを判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の入退室管理システム。
- 上記入退室管理装置が電話機能を有し、各ドアに異なるドア番号がそれぞれに割り振られており、上記解錠ドア判定手段が上記携帯電話器から入力されるドア番号から解錠するドアを判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の入退室管理システム。
- 上記入退室管理装置がインターネット機能を有し、各ドアに異なるURLがそれぞれに割り振られており、上記解錠ドア判定手段が上記携帯電話器からアクセスされるURLから解錠するドアを判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の入退室管理システム。
- 上記入退室管理装置がインターネット機能を有すると共にインターネット上に本システムのためのホームページを設け、解錠要求のために上記公衆網を介して上記ホームページにアクセスしてきた上記携帯電話器にイラストマップを表示して該イラストマップ上に解錠するドアの指定の入力をさせる解錠ドア指定情報入力要求手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の入退室管理システム。
- 上記利用者検出手段が、ドア付近の部屋の外側と内側のそれぞれに設けられて利用者に操作されるスイッチを含むことを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の入退室管理システム。
- 上記利用者検出手段が、ドア付近の部屋の外側と内側のそれぞれに設けられた人検知センサを含むことを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の入退室管理システム。
- 部屋に複数のドアが設けられ、各部屋に設けられたドアを記憶するドア/部屋対応情報記憶手段をさらに備え、上記利用者所在記憶書換手段が上記ドア/部屋対応情報記憶手段のドアと部屋との対応に基づき利用者が居る部屋を判定して上記利用者所在記憶手段の記憶内容を書き換えることを特徴とする請求項2又は3に記載の入退室管理システム。
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