JP4742596B2 - バックライトユニットおよび液晶表示装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、導光板を備えるエッジライト型のバックライトユニット、および当該バックライトユニットを備えた液晶表示装置に関する。
液晶表示装置では、液晶パネルの背後にはバックライトユニットが設置されている。バックライトユニットは、光源を液晶パネルの直下に設置する直下型と、導光板を使用するエッジライト型の2種類に大別できる。
図9は、従来のエッジライト型のバックライトユニットの構成を示す図である。
バックライトユニットは、光源102と、導光板103と、反射シート104と、拡散シート105と、2つのプリズムシート106,107とを有する。
例えばLED(Light Emitting Diode)からなる光源102から出射した光は、導光板103に入射し、導光板103の下面に形成されたドットパターン103bにより導光板103の上面へ出射される。ドットパターン103bの代わりに、プリズムパターンが形成されている場合もある。
導光板103から出射された光は、拡散シート105により全方向に広がりをもった面内均一な光にされて出射される。拡散シート105により拡散出射された光は、2枚のプリズムシート106,107によって、正面方向に集光されて出射する。従来のプリズムシート106,107は、光源102に対して水平方向と垂直方向の光を集光するために2枚必要となる。
従来のエッジライト型のバックライトユニットでは、導光板103は、射出成形により形成されている(特許文献1,2参照)。ところで、フィルム状の拡散シート105や、プリズムシート106,107は、押し出し成形などにより作製された大型のフィルムから切り出されて作製されている。
図10は、射出成形を説明するための図である。図10に示すように、射出成形では、シリンダ110の原料注入口110aから原料103aを注入し、シリンダ110内で原料103aを加熱し、流動状態にさせる。そして、スクリュー111により、流動状態となった原料103aを冷却された2つの金型112,113の閉じた空間に圧入することにより成形する。
特開平8−68910号公報 特開平11−120811号公報
しかしながら、射出成形を採用した場合には、導光板103を作製するために、射出成形用の金型112,113が必要であった。そのため、金型作製の期間(約1.5ヶ月〜2ヶ月)と金型費用が発生する。
また、従来、導光板103の厚さは1〜2mm程度であったが、さらなる液晶表示装置の薄型化を実現するためには、導光板103の厚さをさらに薄くする必要がある。これは、拡散シート105や、プリズムシート106,107の厚さは、60μm(0.06mm)程度であるため、導光板103の厚さを薄くすることが、最も液晶表示装置の薄型に寄与するからである。しかしながら、射出成形では、0.5〜0.6mmの厚さが限界である。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コスト化および薄型化を図ることができるバックライトユニットを提供することにある。
また、本発明は、バックライトユニットの低コスト化および薄型化により、低コスト化および薄型化を図った液晶表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のバックライトユニットは、光源と、前記光源からの光をエッジ部から入射し、出射する、厚さが20μm以上で1mm未満のフィルム状導光板と、前記フィルム状導光板から出射された光を受け、全方向に広がりをもった面内均一な光にして出射する拡散シートと、前記拡散シートとは反対側の液晶パネルに臨む側の面に第1のプリズムが形成され、前記フィルム状導光板から出射され前記拡散シートを透過した光を前記液晶パネルに出射するプリズムシートと、前記フィルム状導光板の前記拡散シートとは反対側に配置された反射シートと、を有し、前記フィルム状導光板の前記拡散シート側の光出射面には、第2のプリズムが形成されており、前記フィルム状導光板の前記反射シート側の面には、光を前記光出射面に反射するドットパターンが形成され、前記第1のプリズムと前記第2のプリズムの配列は直交して配列されている。
上記の本発明のバックライトユニットでは、フィルム状導光板を採用している。フィルム状導光板は、大型のフィルムから切り出されて作製されたものである。フィルムは、例えば押し出し成形により形成される。フィルムから切り出されたフィルム状導光板では、薄型化が可能となり、個別の金型も不要である。
上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、光源と、液晶パネルと、前記光源からの光をエッジ部から入射させて、前記液晶パネルを照明する照明光として出射するフィルム状導光板とを有する。
上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、光源と、2枚の偏光板に挟まれ、前記光源側の偏光板に反射型偏光子が設けられた液晶パネルと、前記光源からの光をエッジ部から入射し、出射する、厚さが20μm以上で1mm以下のフィルム状導光板と、前記フィルム状導光板から出射された光を受け、全方向に広がりをもった面内均一な光にして出射する拡散シートと、前記拡散シートとは反対側の液晶パネルに臨む側の面に第1のプリズムが形成され、前記フィルム状導光板から出射され前記拡散シートを透過した光を前記前記液晶パネルに出射するプリズムシートと、前記フィルム状導光板の前記拡散シートとは反対側に配置された反射シートと、を有し、前記フィルム状導光板の前記拡散シート側の光出射面には、第2のプリズムが形成されており、前記フィルム状導光板の前記反射シート側の面には、光を前記光出射面に反射するドットパターンが形成され、前記第1のプリズムと前記第2のプリズムの配列は直交して配列されている。
本発明のバックライトユニットによれば、低コスト化および薄型化を図ることができる。また、本発明の液晶表示装置によれば、バックライトユニットの低コスト化および薄型化により、低コスト化および薄型化を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るバックライトユニットの構成を示す図である。
本実施形態に係るバックライトユニット1は、光源2と、フィルム状導光板3と、反射シート4と、拡散シート5と、プリズムシート7とを有する。
光源2は、外部から供給される電源に応じて光を出射する。光源2は、例えば点状の光を出射するLEDにより構成される。例えば、LEDが図中y方向に複数個配置されている。光源2は、フィルム状導光板3のエッジ部に向けて、すなわち光をx方向に出射する。
フィルム状導光板3の光出射面には、x方向に伸びるプリズム3aがy方向に複数配列されおり、光出射面の裏面にはドットパターン3bが形成されている。なお、ドットパターン3bの代わりにプリズムパターンが形成されていてもよい。フィルム状導光板3に入射した光は、内部で全反射され、導光板103の下面に形成されたドットパターン103bにより導光板103の光出射面から出射される。このとき、光出射面には、プリズム3aが形成されているため、プリズム3aの斜面で屈折して、y方向に傾いた光がz方向に向けられる。
拡散シート5は、フィルム状導光板3の光出射面側に配置されている。導光板103から出射された光は、拡散シート5により全方向に広がりをもった面内均一な光にされて出射される。
プリズムシート7は、拡散シート5の光出射面側に配置されている。プリズムシート7の光出射面にはy方向に伸びるプリズム7aがx方向に複数配列されている。拡散シート5により拡散出射された光は、プリズム7aの斜面で屈折して、x方向に傾いた光がz方向に向けられて、出射される。
本実施形態では、導光板として、フィルム状導光板3を採用している。フィルム状導光板3は、拡散シート5やプリズムシート7と同様に、大型のフィルムから切り出されて作製されたものである。フィルム状導光板3は、例えば押し出し成形により作製される。
図2(a)および(b)は、押し出し成形を説明するための図である。
押し出し成形では、押し出し機20の原料注入口20aから原料30aを注入し、押し出し機20内で原料30aを加熱し、流動状態にさせる。そして、流動状態となった原料30aをスクリュー21により圧入して、押し出し機20の先端につけた金型22を通してフィルム状樹脂30bが成形される(図2(a)参照)。この金型22としては、射出成形と異なりサイズ毎に個別の金型を用意する必要はない。
金型22を出たフィルム状樹脂30bはロール23により延伸加工が施されて、大型のフィルム30として巻き取りロール24に巻き取られる(図2(b)参照)。ここで、ロール23の表面に刻みを設けておくことにより、大型のフィルム30にプリズムを形成することができる。また、ロール23でのフィルム状樹脂30bの延伸により、フィルム状樹脂30b内での分子の配列を制御して、膜厚方向のリタデーションを制御することができる。例えば、大型のフィルム30の膜厚方向のリタデーションをほぼ0に設定したり、あるいはλ/4に設定することができる。押し出し成形は、同じ断面の長い部材の製造に適しており、拡散シート5やプリズムシート7は、この方法で作製されている。
図3に示すように、押し出し成形により大型のフィルム30が作製される。この大型のフィルム30にシルク印刷などの印刷を施すことにより、ドットパターンを形成する。ドットパターンは、プリズムが形成された面とは反対側の面に形成する。そして、大型のフィルム30を切り出して、各液晶パネルのサイズに対応したフィルム状導光板3−1,3−2,3−3が形成される。
このように、本実施形態に係るバックライトユニットでは、フィルム状導光板3を採用することにより、薄膜化を実現することができる。フィルム状導光板3であれば、厚みが20μm〜1mmの範囲で成形可能である。
フィルム状導光板3を採用することにより、サイズ毎の個別の金型が不要となる。このため、従来金型作製に費やしていたリードタイムが短縮できる。例えば、1.5ヶ月〜2ヶ月程度であったリードタイムが、2〜3週間にまで短縮できる。
また、1枚の大型のフィルム30の各領域にそれぞれ個別のドットパターンを印刷して、各領域を切り出すことにより、各フィルム状導光板3−1,3−2,3−3を作製できることから、1枚の大型のフィルム30から異なる機種あるいはサイズの液晶パネル用導光板の作製が可能となるため、導光板の低コスト化を図ることができる。
また、フィルム状導光板3にプリズム3aを形成することにより、従来2枚必要であったプリズムシートを1枚減らすことができ、バックライトユニットの低コスト化および薄型化を図ることができる。
射出成形品の導光板ではなく、フィルム状導光板3を採用することにより、フィルム状導光板3にプリズムシートの機能をもたせるほか、リタデーションを制御できるという利点がある。
図4は、上記のバックライトユニット1を備えた液晶表示装置の一構成例を示す図である。なお、図示の簡略化のため、バックライトユニット1には、拡散シート5およびプリズムシート7を省略している。
液晶表示装置は、バックライトユニット1の光出射側に配置された液晶パネル10を有する。液晶パネル10は、2枚の偏光板11,12により挟まれている。光入射側の偏光板11上には、反射型偏光子13およびλ/4板14が貼り付けられている。
反射型偏光子13は、バックライトユニット1からの入射光のうち、p偏光のみを透過し、s偏光を反射する。偏光板11は、p偏光の偏光方向に平行に透過軸が配置されている。偏光板11を通過したp偏光は、液晶パネル10により光変調がなされて、偏光板12の通過量が画素毎に制御されて、所望の画像表示がなされる。偏光板12の透過軸は、例えば偏光板11の透過軸と直交するように配置される。
図4に示す液晶表示装置において、バックライトユニット1のフィルム状導光板3を低リタデーションに設定することにより、以下の利点がある。すなわち、バックライトユニット1から反射型偏光子13へ入射した光のうち、s偏光は反射される。ここで、反射されたs偏光は、λ/4板14を通過して楕円偏光となるが、反射シート4で反射され、再びλ/4板14を通過した後にはp偏光となる。したがって、反射型偏光子13および偏光板11を通過することができ、照明光として利用可能となる。
ここで、フィルム状導光板3がリタデーションをもっている場合には、λ/4板14を往復した光は完全な直線偏光(p偏光)とならず楕円偏光となってしまい、反射型偏光子13で再び反射される成分が存在する。
本実施形態では、図4に示す構成において、フィルム状導光板3のリタデーションを略0に設定することにより、反射型偏光子13により反射されて、λ/4板14を往復した光をほぼ完全な直線偏光(p偏光)にすることができ、反射型偏光子13からの戻り光を効率良く照明光として再利用することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、バックライトユニット1の薄型化および低コスト化を図ることができることから、液晶表示装置全体の薄型化および低コスト化を図ることができる。
また、フィルム状導光板3の場合には、そのリタデーションを任意に設定できるため、例えば低リタデーションのフィルム状導光板3を採用することにより、反射型偏光子13からの戻り光を効率良く再利用することができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態における液晶表示装置の一構成例を示す図である。なお、図示の簡略化のため、バックライトユニット1には、拡散シート5およびプリズムシート7を省略している。
液晶表示装置は、バックライトユニット1の光出射側に配置された液晶パネル10を有する。液晶パネル10は、2枚の偏光板11,12により挟まれている。光入射側の偏光板11上には、反射型偏光子13が貼り付けられている。
反射型偏光子13は、バックライトユニット1からの入射光のうち、p偏光のみを透過し、s偏光を反射する。偏光板11は、p偏光の偏光方向に平行に透過軸が配置されている。偏光板11を通過したp偏光は、液晶パネル10により光変調がなされて、偏光板12の通過量が画素毎に制御されて、所望の画像表示がなされる。偏光板12の透過軸は、例えば偏光板11の透過軸と直交するように配置される。
図5に示す液晶表示装置において、バックライトユニット1のフィルム状導光板3’のリタデーションをλ/4に設定することにより、別個のλ/4板を用いなくとも、反射型偏光子13からの戻り光を効率良く再利用することができるという利点がある。
すなわち、バックライトユニット1から反射型偏光子13へ入射した光のうち、s偏光は反射される。ここで、反射されたs偏光は、フィルム状導光板3’を通過して楕円偏光となるが、反射シート4で反射され、再びフィルム状導光板3’を通過した後にはp偏光となる。したがって、反射型偏光子13および偏光板11を通過することができ、照明光として利用可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、バックライトユニット1の薄型化および低コスト化を図ることができることから、液晶表示装置全体の薄型化および低コスト化を図ることができる。
また、フィルム状導光板3’のリタデーションをλ/4に設定することにより、個別のλ/4板を用いなくても、反射型偏光子13からの戻り光を効率良く再利用することができる。このため、λ/4板がない分だけ、液晶表示装置の低コスト化および薄型化を図ることができる。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態に係るバックライトユニットの構成例を示す図である。なお、図面の簡略化のため、光源2およびフィルム状導光板3以外の構成要素は省略している。
本実施形態では、複数のフィルムを積層させて一つのフィルム状導光板3が作製されている。フィルム状導光板3は、例えば、高屈折率フィルム31と高屈折率フィルム34とが低屈折率樹脂33を介在させて接着されており、高屈折率フィルム31の裏面側に低屈折率樹脂32が形成されて構成されている。高屈折率フィルム31と低屈折率樹脂32との界面、および低屈折率樹脂33と高屈折率フィルム34との界面には、プリズムが形成されている。
上記の多層のフィルム状導光板3は、例えば押し出し成形によりプリズムをもつフィルム状の高屈折率フィルム31および高屈折率フィルム34を形成する。続いて、高屈折率フィルム31および高屈折率フィルム34の間に低屈折率樹脂33を充填させて、高屈折率フィルム31と高屈折率フィルム34を接着する。そして、高屈折率フィルム31の裏面側に低屈折率樹脂32を塗布することにより、多層のフィルム状導光板3が完成する。
フィルム状導光板3の高屈折率フィルム31に入射した光は、内部で全反射され、高屈折率フィルム31と低屈折率樹脂32の界面に施されたプリズムにより反射されて、低屈折率樹脂33へ入射する。低屈折率樹脂33に入射した光は、低屈折率樹脂33と高屈折率フィルム34の界面に施されたプリズムの屈折作用により、液晶パネルに垂直に入射するように立ち上げられて出射する。
上記のように、多層のフィルム状導光板3を採用することにより、単一のフィルムでは実現できない、内部にプリズムを設けることが可能となる。この場合にも、フィルム状導光板3の低コスト化および薄型化を図ることができ、バックライトユニット1および液晶表示装置の低コスト化および薄型化に寄与することができる。
(第4実施形態)
図7は、第4実施形態に係るバックライトユニットの構成例を示す図である。なお、図面の簡略化のため、光源2およびフィルム状導光板3以外の構成要素は省略している。
本実施形態では、光源2と、フィルム状導光板3のエッジ部との間に、光学部材8a,8bが設けられている。従来の射出成形により形成された導光板では、光源2の入射側のエッジ部の膜厚を他の領域よりも厚くして、光源2からの光を全て取り込むことが可能であった。しかし、フィルム状導光板3では、基本的に面内で膜厚が均一なため、光源2の厚さと、フィルム状導光板3の厚さに大きな相違がある場合には、光源2から光を全て利用することができない。
本実施形態では、光源2の発光部の上側からの光を光学部材8aにより、光源2の発光部の下側からの光を光学部材8bにより、フィルム状導光板3の異なるエッジ部の領域へ入射させることができ、光源2からの光を有効利用することができる。
光学部材8a、8bは、フィルム状導光板3の形状に合わせた設計が必要なため、例えば、射出成形により形成される。
以上説明したように、本実施形態に係るバックライトユニット1によれば、光源2(より詳細には光源2の発光部)と、フィルム状導光板3のエッジ部の厚さが大きく相違する場合であっても、光学部材8a,8bを用いて、光源2からの光を全てフィルム状導光板3へ入射させることができる。
このため、光源2からの光を無駄にすることなく、バックライトユニット1の小型化を図ることができる。
(第5実施形態)
第1〜第4実施形態では、押し出し成形により、プリズムを備えるフィルム状導光板3を作製した例について説明したが、本実施形態では、異なる方法によりフィルム状導光板3を作製する。図8は、本実施形態に係るフィルム状導光板の作製方法を説明するための図である。
例えば、図8(a)に示すように、大型のベースフィルム300の各領域(後にフィルム状導光板3−11,3−12,3−13として切り出される領域)にシルク印刷などの印刷を施すことにより、ドットパターンを形成する。なお、ベースフィルム300は、例えば押し出し成形により作製される。
そして、図8(b)に示すように、ベースフィルム300上にプリズムシート301をUV硬化樹脂を介して積層させて、UV照射によりUV硬化樹脂を硬化させることにより、ベースフィルム300とプリズムシート301とを貼り付ける。なお、プリズムシート301は、ドットパターンが形成された側とは反対側のベースフィルム300上に貼り付ける。
その後、プリズムシート301が貼り付けられたベースフィルム300を切断することにより、各液晶パネルのサイズに対応したフィルム状導光板3−11,3−12,3−13を作製する。
以上説明したように、フィルム状導光板3は、ベースフィルム300にプリズムシート301を貼り付けて作製することもできる。この場合にも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明は、上記の実施形態の説明に限定されない。
例えば、本実施形態では、フィルム状導光板3にプリズムシートの機能をもたせる例について説明したが、プリズムシートの機能はもたせずに、別個のプリズムシートを用いることもできる。また、フィルム状導光板3の作製方法としては、押し出し成形以外にも、例えば、フィルムの作製方法として用いられている全ての方法を用いることができる。例えば、フィルムの作製方法として、キャスト法を採用することもできる。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本実施形態に係るバックライトユニットの一構成例を示す図である。 押し出し成形によりフィルムを作製する方法を説明するための図である。 押し出し成形により作製された大型のフィルムの平面図である。 液晶表示装置の一構成例を示す図である。 液晶表示装置の他の構成例を示す図である。 バックライトユニットの他の構成例を示す図である。 バックライトユニットの他の構成例を示す図である。 フィルム状導光板の他の作製方法を説明するための図である。 従来のエッジライト型のバックライトユニットの構成を示す図である。 従来の導光板の成形方法を説明するための図である。
符号の説明
1…バックライトユニット、2…光源、3…フィルム状導光板、3a…プリズム、3b…ドットパターン、4…反射シート、5…拡散シート、7…プリズムシート、7a…プリズム、8a…光学部材、8b…光学部材、10…液晶パネル、11…偏光板、12…偏光板、13…反射型偏光子、14…λ/4板、20…押し出し機、20a…原料注入口、21…スクリュー、22…金型、23…ロール、24…巻き取りロール、30…大型のフィルム、30a…原料、30b…フィルム状樹脂、31…高屈折率フィルム、32…低屈折率樹脂、33…低屈折率樹脂、34…高屈折率フィルム、300…ベースフィルム300、301…プリズムシート、102…光源、103…導光板、103a…原料、103b…ドットパターン、104…反射シート、105…拡散シート、106…プリズムシート、107…プリズムシート、110…シリンダ、110a…原料注入口、111…スクリュー、112,113…金型

Claims (8)

  1. 光源と、
    前記光源からの光をエッジ部から入射し、出射する、厚さが20μm以上で1mm未満のフィルム状導光板と、
    前記フィルム状導光板から出射された光を受け、全方向に広がりをもった面内均一な光にして出射する拡散シートと、
    前記拡散シートとは反対側の液晶パネルに臨む側の面に第1のプリズムが形成され、前記フィルム状導光板から出射され前記拡散シートを透過した光を前記液晶パネルに出射するプリズムシートと、
    前記フィルム状導光板の前記拡散シートとは反対側に配置された反射シートと、を有し、
    前記フィルム状導光板の前記拡散シート側の光出射面には、第2のプリズムが形成されており、
    前記フィルム状導光板の前記反射シート側の面には、光を前記光出射面に反射するドットパターンが形成され、
    前記第1のプリズムと前記第2のプリズムの配列は直交して配列されている
    バックライトユニット。
  2. 前記フィルム状導光板の膜厚方向のリタデーションが、前記液晶パネルへの入射光の波長の1/4、または略ゼロに設定された
    請求項1記載のバックライトユニット。
  3. 前記フィルム状導光板は、複数のフィルムが積層されて形成された
    請求項1記載のバックライトユニット。
  4. 前記光源から出射された光を、前記フィルム状導光板のエッジ部へ入射させる光学部材をさらに有する
    請求項1記載のバックライトユニット。
  5. 光源と、
    2枚の偏光板に挟まれ、前記光源側の偏光板に反射型偏光子が設けられた液晶パネルと、
    前記光源からの光をエッジ部から入射し、出射する、厚さが20μm以上で1mm以下のフィルム状導光板と、
    前記フィルム状導光板から出射された光を受け、全方向に広がりをもった面内均一な光にして出射する拡散シートと、
    前記拡散シートとは反対側の液晶パネルに臨む側の面に第1のプリズムが形成され、前記フィルム状導光板から出射され前記拡散シートを透過した光を前記前記液晶パネルに出射するプリズムシートと、
    前記フィルム状導光板の前記拡散シートとは反対側に配置された反射シートと、を有し、
    前記フィルム状導光板の前記拡散シート側の光出射面には、第2のプリズムが形成されており、
    前記フィルム状導光板の前記反射シート側の面には、光を前記光出射面に反射するドットパターンが形成され、
    前記第1のプリズムと前記第2のプリズムの配列は直交して配列されている
    液晶表示装置。
  6. 前記フィルム状導光板の膜厚方向のリタデーションが、前記反射型偏光子の光源側に1/4波長板が設けられている場合は前記液晶パネルへ入射する光の波長の1/4に設定され、前記1/4波長板が設けられていない場合は略ゼロに設定された
    請求項5記載の液晶表示装置。
  7. 前記フィルム状導光板は、複数のフィルムが積層されて形成された
    請求項5記載の液晶表示装置。
  8. 前記光源から出射された光を、前記フィルム状導光板のエッジ部へ入射させる光学部材をさらに有する
    請求項5記載の液晶表示装置。
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