JP2012169144A - 導光板および照明装置 - Google Patents

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    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
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    • G02B6/0045Means for improving the coupling-out of light from the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it by shaping at least a portion of the light guide

Abstract

【課題】曲げることが可能であり、また明暗によるデザインを施すことも可能な導光板およびそれを用いた照明装置を提供する。
【解決手段】側面または端部から光を導入する導光板10であり、導光板10は、厚さの薄い領域10aを有し、厚さの薄い領域10aにより導光板10の厚さが、厚さの薄い領域10aと厚さの厚い領域10bにより不均一である。厚さの薄い領域10aは、ほぼ周期的に配置されている。また、厚さの薄い領域10aは、光を導入する側面または端部に対してほぼ垂直に配置されている。また、厚さの薄い領域10aは、厚さが500μm以下である。照明装置は、導光板10を構成部材として用いる。
【選択図】図1

Description

この発明は、液晶ディスプレイなどに用いられる光を導入する導光板および導光板を構成部材として用いる照明装置に関する。
導光板を用いた照明装置の技術は、液晶ディスプレイの分野を中心に発展してきた。例えば、エッジライト型のバックライトは、ノート型PC(パーソナルコンピュータ)などの液晶ディスプレイに使われている。
近年、薄型・軽量化、低消費電力の要求に答えるため、光源としてLED(発光ダイオード)を用いたバックライトが提案されている(特許文献1)。特に、LEDを端面から導入するタイプのエッジライト型バックライトは、モバイル用途やノート型PCなど、薄さが求められるディスプレイに広く用いられている。
一方で、通常のバックライトは、曲げて使うことを想定しておらず、導光板も数mm程度以上の厚さの剛直なPMMA(ポリメタクリル酸メチル)などのプラスチック板が使われるのが普通である。
特開2011−9208号公報
このような導光板を用いた照明装置では、曲げて使うということは想定されてこなかったが、例えばクリスマスツリーの装飾のための照明などの照明装置、自動車内などの限られた空間の複雑な曲面に用いるなど曲げることができる照明装置、さらには明暗によるデザインを有する照明装置などが要望されている。
この発明が解決しようとする課題は、かかる実情に鑑みてなされたもので、曲げることが可能であり、また明暗によるデザインを施すことも可能な導光板および導光板を構成部材として用いる照明装置を提供することである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、側面または端部から光を導入する導光板であり、前記導光板は、厚さの薄い領域を有し、前記厚さの薄い領域により前記導光板の厚さが、厚さの薄い領域と厚さの厚い領域により不均一であることを特徴とする導光板である。
請求項2に記載の発明は、前記厚さの薄い領域は、ほぼ周期的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の導光板である。
請求項3に記載の発明は、前記厚さの薄い領域は、前記光を導入する側面または端部に対してほぼ垂直に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の導光板である。
請求項4に記載の発明は、前記厚さの薄い領域は、厚さが500μm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の導光板である。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の導光板を構成部材として用いたことを特徴とする照明装置である。
請求項6に記載の発明は、前記導光板を曲げた構成であることを特徴とする請求項5に記載の照明装置である。
請求項7に記載の発明は、端部から光を導入する短冊状の導光板を複数有し、前記複数の短冊状の導光板を平面状に配置して構成部材とすることを特徴とする照明装置である。
請求項8に記載の発明は、前記平面状に配置した複数の短冊状の導光板を曲げた構成であることを特徴とする請求項7に記載の照明装置である。
請求項9に記載の発明は、前記導光板に光を導入するための光源がLEDであることを特徴とする請求項5乃至請求項8に記載の照明装置である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1乃至請求項9に記載の発明では、導光板を曲げることが可能な構造であり、この構造にすることで、任意の曲率に曲げることのできるバックライトや装飾用の曲面照明にも使用することができる。
第1の実施の形態の導光板の構成を説明する図である。 第1の実施の形態の導光板にLEDを取り付けた照明装置を説明する図である。 第1の実施の形態の導光板を用いた照明の構造を示す図である。 第2の実施の形態の導光板の構成を説明する図である。 第2の実施の形態の導光板を用いた照明の構造を示す図である。 第3の実施の形態の導光板の構成を説明する図である。 第3の実施の形態の導光板にLEDを取り付けた照明装置を説明する図である。 第3の実施の形態の導光板を用いた照明の構造を示す図である。 第4の実施の形態の導光板の構成を説明する図である。 第4の実施の形態のLEDと光導波路の構成を説明する図である。 第5の実施の形態の導光板の構成を説明する図である。 第5の実施の形態のフラットな導光板を曲げた状態を示す図である。 第5の実施の形態の導光板を用いた照明の構造を説明する図である。 第6の実施の形態の導光板の配置構成を説明する図である。 第6の実施の形態の配置した導光板を曲げた状態を示す図である。 第6の実施の形態の導光板にLEDを取り付けた照明装置を説明する図である。 第6の実施の形態の導光板を用いた照明の構造を示す図である。 実施例の短冊タイプの照明装置を示す斜視図である。 実施例の短冊タイプの照明装置を示す平面図である。
以下、この発明の導光板および照明装置の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態を、図1乃至図3に基づいて説明する。図1は導光板の構成を説明する図であり、この第1の実施の形態の導光板10は、側面または端部から光を導入する導光板であり、この導光板10は方形に形成され、厚さの薄い領域10aを有し、この厚さの薄い領域10aにより導光板の厚さが、厚さの薄い領域10aと厚さの厚い領域10bにより不均一な構成である。
この導光板10の厚さの薄い領域10aは、断面がU字状の溝により形成されているが、溝形状は特に限定されず、V字状などでもよい。厚さの薄い領域10aの厚さT1は、500μm以下であることが、厚さの薄い領域10aにおいて曲がり易いことで好ましく、良く曲がることと強度のバランスを考えると100μm乃至300μm程度が好ましい。また、厚さの厚い領域10bの厚さT2は、導光板10の大きさにもより、例えばモバイル程度のサイズの場合は0.5mm乃至2mm程度、A3サイズ以上であれば5mm程度までが好ましい。
この導光板10は、厚さの薄い領域10aが所定間隔D1で2方向に直交して直線状に設けられ、厚さの薄い領域10aが2方向にそれぞれ所定間隔D1で周期的に配置され、格子状になっているが、厚さの薄い領域10aは、厳密に周期的である場合に限らず、ほぼ周期的に配置されていればよい。
また、厚さの薄い領域10aは、2方向に直交して設けられているが、直交に限定されず交差して設けてもよい。また、厚さの薄い領域10aは、所定間隔D1で設けられているが、中心から外方に向かうに従い次第に間隔を狭くなるようにして設けてもよく、また外方から中心に向かうに従い次第に間隔を狭くなるようにして設けてもよい。一方向から他方に次第に間隔を変化させるようにしてもよい。
図1(a)はフラットな導光板を示し、図1(b)は曲げた導光板を示す。この導光板10は、厚さの薄い領域10aにより導光板10の厚さが、厚さの薄い領域10aと厚さの厚い領域10bにより不均一な構成であり、図1(a)の導光板10はフラットな状態であり、厚さの薄い領域10aにより曲がり易い。
図1(b) の導光板10は、枠体11によって導光板10の対向する一対の辺を近接するように直線状に支持すると、他の対向する一対の辺が厚さの薄い領域10aで屈曲し、曲がる位置が周期的である。この導光板10は、凸状に曲げても、凹状に曲げてもよい。また、導光板10の片側を保持して凸状または凹状に曲げることで、厚さの薄い領域10aで屈曲し反対側も同じように屈曲することもできる。
図2は導光板にLEDを取り付けた照明装置を説明する図である。この第1の実施の形態の照明装置20は、光を閉じ込めるための図1の導光板10と発光部21とから構成されている。導光板10は、ポリカーボネート樹脂やメタクリル樹脂等の透明で屈折率の大きな樹脂などから成形されており、導光板10の下面には凹凸加工や拡散反射インクのドット印刷、あるいはレンズ構造などの微細加工により、光取り出しパターン(図示せず)が形成される。この光取り出しパターンは、発光部21から遠ざかるにつれてパターン密度が次第に大きくなっている。
導光板10には、光を導入するための発光部21が設けられている。この発光部21は、導光板10の光入射面に対向して配置されている。この発光部21は、回路基板(図示せず)上にLED(発光ダイオード)などの小さな光源を複数個配列させたものをケース(図示せず)内に納め、各光源および回路基板をケース内で透明なモールド樹脂によって封止している。
この実施の形態の発光部21は、光源としてLED22を用いたものであり、LED22は導光板10の端部10cに取り付けられている。このLED22の取付位置は、導光板10の厚さの厚い領域10bに対応した端部10cであり、この端部10cから光を導入する。また、LED22は導光板10の1方向の端部10cに取り付けてもよく、2方向の端部10cに取り付けてもよい。
図3は導光板を用いた照明の構造を示す図である。この第1の実施の形態の導光板を用いた照明の構造は、図2の導光板10の反射側面に反射板23を設け、厚さの薄い領域10aと厚さの厚い領域10bにより照明側面にプリズムシート24と、拡散板25を積層して設けた。
照明装置20は、導光板10を構成部材として用いたものであり、LED22の発光によって光が導光板10のLED22に対向する端面から導入され、この導入された光が導光板10内を導光しながら、導光板10の裏面に形成された光取り出しパターンにより導光板10の正面に光が取り出される。一方導光板10の裏面に漏れ出した光は、反射板23に反射されて導光板10の内部に戻され再利用される。プリズムシート24により取り出す光に正面方向の指向性を持たせ、拡散板25によって輝度ムラを適宜制御する。これらの光学フィルムを付与することで導光板10の全面に照明される。この照明装置20は、フラットな導光板10に光を導入するようにしてもよく、曲げた導光板10に光を導入するようにしてもよい。
このように、照明装置20は、導光板10を曲げることが可能な構造であり、導光板10を曲げた構成であることで、任意の曲率に曲げることのできるバックライトや装飾用の曲面照明にも使用することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態を、図4および図5に基づいて説明する。図4は導光板の構成を説明する図であり、この第2の実施の形態の導光板10は、第1の実施の形態と同様に側面または端部から光を導入する導光板であり、同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
この第2の実施の形態では、厚さの薄い領域10aが、ほぼ円弧状に所定間隔で周期的に配置されているが、円弧状に限定されずS字状、U字状、V字状、くの字状などでもよく、また厳密に周期的である場合に限らず、ほぼ周期的に配置されていればよい。
また、厚さの薄い領域10aは、所定間隔D1で設けられているが、中心から外方に向かうに従い次第に間隔を狭くなるようにして設けてもよく、また外方から中心に向かうに従い次第に間隔を狭くなるようにして設けてもよい。
図4はフラットな導光板に光を導入した状態を示し、この導光板10は、厚さの薄い領域10aにより導光板10の厚さが、厚さの薄い領域10aと厚さの厚い領域10bにより不均一な構成であり、導光板10は厚さの薄い領域10aにより曲がり易く、曲がる位置が周期的である。
図5は導光板を用いた照明の構造を説明する図である。この第2の実施の形態の照明装置20は、図4の導光板10と発光部21とから構成されている。発光部21のLED22は第1の実施の形態と同様に導光板10の端部10cに取り付けられている。このLED22の取付位置は、導光板10の厚さの厚い領域10bに対応した端部10cであり、この端部10cから光を導入する。
導光板を用いた照明の構造は、第1の実施の形態と同様で、照明装置20は、導光板10を構成部材として用いたものであり、LED22の発光によって光が導光板10のLED22に対向する端面から導入され、第1の実施の形態と同様に導光板10の全面に照明される。このように、照明装置20は、導光板10を曲げることが可能な構造であり、導光板10を曲げた構成であることで、任意の曲率に曲げることのできるバックライトや装飾用の曲面照明にも使用することができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態を、図6乃至図8に基づいて説明する。図6は導光板の構成を説明する図であり、この第3の実施の形態の導光板10は、第1の実施の形態と同様に側面または端部から光を導入する導光板であり、同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
この第3の実施の形態では、厚さの薄い領域10aは、光を導入する側面または端部に対してほぼ垂直に配置されており、厳密に垂直である場合に限らず、ほぼ垂直に配置されていればよい。また、厚さの薄い領域10aは、光を導入する側面または端部に対して傾斜していても良い。
図6(a)はフラットな導光板を示し、図6(b)は曲げた導光板を示す。この導光板10は、厚さの薄い領域10aにより導光板10の厚さが、厚さの薄い領域10aと厚さの厚い領域10bにより不均一な構成であり、図6(a)の導光板10はフラットな状態であり、厚さの薄い領域10aにより曲がり易い。図6(b) の導光板10は枠体11によって導光板10の対向する一対の辺を近接するように直線状に支持され、これにより他の対向する一対の辺が厚さの薄い領域10aにより屈曲し、曲がる位置が周期的である。
図7は導光板にLEDを取り付けた照明装置を説明する図である。この第3の実施の形態の照明装置20は、図6の導光板10と発光部21とから構成され、この発光部21は光を導入するための光源としてLED22を用いたものであり、発光部21は第1の実施の形態と同様に構成される。
図8は導光板を用いた照明の構造を示す図である。この第3の実施の形態の導光板を用いた照明の構造は、第1の実施の形態と同様で、照明装置20は、導光板10を構成部材として用いたものであり、LED22の発光によって光が導光板10のLED22に対向する端面から導入され、第1の実施の形態と同様に導光板10の全面に照明される。このように、照明装置20は、導光板10を曲げることが可能な構造であり、導光板10を曲げた構成であることで、任意の曲率に曲げることのできるバックライトや装飾用の曲面照明にも使用することができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態を、図9および図10に基づいて説明する。図9は導光板の構成を説明する図であり、この第4の実施の形態の導光板10は、第1の実施の形態と同様に側面または端部から光を導入する導光板であり、同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
この第4の実施の形態の照明装置20は、導光板10と発光部21とから構成され、この発光部21は光を導入するための光源としてLED22と光導波路30を用いたものであり、LED22と光導波路30は図10に示すように構成され、LED22の発光によって光が光導波路30のコアを伝搬し、光が導光板側の導入したい側の位置から取り出され、導光板10の光導波路のコア部に対向する端面から導入される。この光導波路30は、例えば、ポリマー光導波路を用いる。ここで用いることのできるポリマー光導波路の一例として、フォトリソグラフィ法を用いて形成した光導波路等が使用可能であり、コア部とクラッド部はそれぞれ屈折率の異なるアクリレートを用いたものなどがあげられるがこれに限定されない。また、LED22は光導波路30の一方側に取り付けてもよく、両側に取り付けてもよい。
この発光部21は、導光板10の一辺に取り付けても良いし、両辺に取り付けても良く、光源としてLED22と光導波路30を用いることでLED22を減らし消費電力を低減できる。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態を、図11乃至図13に基づいて説明する。図11は導光板の構成を説明する図であり、この第5の実施の形態の導光板10は、第1の実施の形態と同様に側面または端部から光を導入する導光板であり、同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
この第5の実施の形態の導光板10は、円形の一部10eと中心部10fを削除した形状であり、中心部10fから放射状に形成された厚さの薄い領域10aを有し、この厚さの薄い領域10aにより導光板の厚さが、厚さの薄い領域10aと厚さの厚い領域10bにより不均一な構成である。
図12はフラットな導光板を曲げた状態を示し、導光板10の円形の一部10eを接続するように曲げると円錐形状になり、導光板10はフラットな状態であるが、厚さの薄い領域10aにより曲がり易い。
図13は導光板を用いた照明の構造を説明する図である。この第5の実施の形態の照明装置20は、図12の導光板10と発光部21とから構成されている。発光部21のLED22は第1の実施の形態と同様に構成されるが、導光板10の中心部10fに取り付けられ、導光板10の端部10gから光を導入する。
このように、照明装置20は、導光板10を円錐形状に曲げることが可能な構造であり、導光板10を円錐形状に曲げた構成であることで、バックライトや装飾用の曲面照明にも使用することができる。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態を、図14乃至図17に基づいて説明する。図14は導光板の配置構成を説明する図、図15は配置した導光板を曲げた状態を示す図であり、この第6の実施の形態の導光板50は、端部から光を導入する短冊状の導光板であり、複数の短冊状の導光板50を平面状に配置し、隣り合う導光板50同士の間には隙間W1が設けられる。
この複数の短冊状の導光板50を平面状に配置した構成では、凸状に曲げても、凹状に曲げても良く、隣り合う導光板50同士の間には隙間W1が設けられていることで、より容易に曲げることができる。また、この実施の形態の導光板50は、同じ幅のものを用いているが、中央に向かって次第に幅が小さくなる導光板を用いたり、中央から外方に向かって次第に幅が小さくなる導光板を用いたりしてもよい。
図16は導光板にLEDを取り付けた照明装置を説明する図である。この第6の実施の形態の照明装置20は、光を閉じ込めるための図14および図15の導光板50と発光部21とから構成され、端部から光を導入する短冊状の導光板50を複数有し、複数の短冊状の導光板50を平面状に配置して構成部材としている。導光板50には、光を導入するための発光部21が設けられ、この発光部21は第1の実施の形態と同様に構成される。照明装置20は平面状に配置した複数の短冊状の導光板50を曲げた構成である。
図17は導光板を用いた照明の構造を示す図である。この第6の実施の形態の導光板を用いた照明の構造は、図14および図15の導光板50の反射面側に反射板23を設け、表示面側にプリズムシート24と、拡散板25を積層して設けている。
(導光板)
導光板は、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)板材を切り出して用いても良く、また射出成型法によって製造したものを用いても良い。導光板に用いることのできる材料は、PMMAやポリカーボネート樹脂などが使われることが多いが、光線透過率が高いなどの必要特性を満たせば他のプラスチック材料でもよい。
導光板の厚さの薄い領域は、導光板の成形時に成形してもよく、また導光板の成形後にレーザカットなどによって成形してもよい。
厚さの薄い領域を持つ導光板や、棒状の複数の導光板から正面方向に光を取り出すためには、従来知られているいずれの方法を用いてもよい。例えば、導光板へのドットパターン印刷、導光板への立体的な拡散ドットの形成、あるいは導光板へのレンズ構造の形成などにより光を取り出すことが可能である。印刷によるドットパターン形成には酸化チタン(TiO2)や硫酸バリウム(BaSO4)などの顔料とアクリル系バインダーを混合し、スクリーン印刷によって導光板に塗布して形成する。この印刷による白色ドットパターンは、光源に近い部分ではドット径を小さくし、数量を少なくするが、光源から遠い部分ではドット径を大きくし、数量を多くする。ドットパターン配置によって面全体の輝度が均一になるように制御することができる。
また、輝度向上のために光取り出し側にプリズムシートや偏光分離シートを、裏面に反射フィルムを形成してもよい。さらに輝度ムラを解消するために光取り出し側に拡散シートを挿入してもよい。また、導光板から取り出す光の指向性を一定に制御する工夫がなされたプリズム形状のパターンを形成する方法も用いることができる。
(発光部)
発光部は、光源として冷陰極管、LED、エレクトロルミネッセンス(EL)を用いたもの等がある。LED光源は通常、回路基板上にLEDなどの小さな光源を複数個配列させたものをケース(図示せず)内に納め、各光源および回路基板をケース内で透明なモールド樹脂によって封止している。輝度と消費電力特性などから従来は冷陰極管が多く用いられてきたが、低電圧駆動のできる点から携帯電話やポータブル機器のディスプレイには、LEDを使用する。
また、発光部は、光を導入するための光源と光導波路を用いたものでもよい。ここで用いることのできる光導波路には、例えばポリマー光導波路があり、一例としてフォトリソグラフィ法を用いて形成した光導波路等が使用可能であり、コア部とクラッド部はそれぞれ屈折率の異なるアクリレートを用いたものなどがあげられるが、ポリマー光導波路は限定されるものではなく、フレキシブルでかつ、光源から導かれる白色光に対する透過率が高いものであれば、その形成方法やポリマー材料によらず使用することができる。
(照明装置)
任意の曲率に曲げることのできるバックライトや装飾用の曲面照明にも使用することができる。例えば、クリスマスツリーの照明などの装飾照明装置、自動車内などの限られた空間の複雑な曲面に用いるなど曲げることができる照明装置、さらには曲面バックライトなどに用いることができる。これら照明装置は、明暗によってデザインされているものであってもよい。
バックライトは、線光源や点光源を平面光源に変換するエッジライト型バックライトに使用され、エッジライト型バックライトは、線光源(あるいは点光源)であり、光源が側面に設けられているため、薄型化に適している。
エッジライト型バックライトは、側面に置かれた光源が導光板内を全反射しながら進んでいくうちに導光板に加工された反射ドットにあたり向きを変え、全反射角より小さくなった成分の光が導光板の表面に出ていく現象を利用し、線(あるいは点)光源を面光源に変換する。
エッジライト型バックライトの作製は、例えば、導光板の作製から開始し、この導光板は射出成型により製作され、同時にドットパターンを作り込むか、あるいは導光板作製後に印刷で白色ドットパターンを作り込み、次に反射フィルム、拡散シート、プリズムシートなどの光学フィルムを組み合わせて組み立て、その後、LEDや冷陰極管などの発光部を取り付けて、バックライトを製造する。
[実施例]
(実施例1)
図18および図19は短冊タイプの照明装置を示した図である。導光板は、購入した光学グレードのPMMA(ポリメタクリル酸メチル)を用いた。導光板は短冊であり、この短冊の導光板の大きさは、58mm×12mmである。 この6つ短冊の導光板を間隔を設けない配置した組み合わせであり、全体の大きさは、短辺58mm、長辺72mmである。
導光板の光学グレードのPMMAは、厚さ0.5mmであり、シート片面に拡散パターンを印刷で形成したものであり、短辺58mm側は曲げないで、長辺72mm側を曲げて、曲率半径:200mmとした。
導光板の下面にはドット印刷の光取り出しパターンが形成され、この光取り出しパターンは、発光部から遠ざかるにつれてパターン密度が次第に大きくした。導光板の反射側面に反射板を設け、照明前面にプリズムシートと、拡散板を積層して設けた。
発光部は、導光板の光入射面に対向して配置した。この発光部は、回路基板上にLEDを複数個配列させたものをケース内に納め、各光源および回路基板をケース内で透明なモールド樹脂によって封止したものを用いた。この実施例1では、バックライトや装飾用の曲面照明に使用することができた。
(実施例2)
導光板は、購入した光学グレードのPMMA(ポリメタクリル酸メチル)を用いた。導光板の大きさは、短辺58mm、長辺72mmであり、この長辺72mmに12mm間隔で垂直にレーザカットにより直線状の溝を形成した。この溝は断面V字状であり、この溝によって厚さの薄い領域の厚さを100μmとした。
導光板以外は、実施例1と同様とし、短辺58mm側は曲げないで、長辺72mm側を曲げて、曲率半径:200mmとした。実施例1と同様に、バックライトや装飾用の曲面照明に使用することができた。
この発明は、液晶ディスプレイなどに用いられる光を導入する導光板および導光板を構成部材として用いる照明装置に適用可能であり、曲げることが可能であり、また明暗によるデザインを施すことも可能である。
10,50 導光板
10a 厚さの薄い領域
10b 厚さの厚い領域
10c 導光板10の端部
10f 導光板10の中心部
10g 導光板10の端部
20 照明装置
21 発光部
22 LED
23 反射板
24 プリズムシート
25 拡散板
30 光導波路

Claims (9)

  1. 側面または端部から光を導入する導光板であり、
    前記導光板は、厚さの薄い領域を有し、
    前記厚さの薄い領域により前記導光板の厚さが、厚さの薄い領域と厚さの厚い領域により不均一であることを特徴とする導光板。
  2. 前記厚さの薄い領域は、ほぼ周期的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の導光板。
  3. 前記厚さの薄い領域は、前記光を導入する側面または端部に対してほぼ垂直に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の導光板。
  4. 前記厚さの薄い領域は、厚さが500μm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の導光板。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の導光板を構成部材として用いたことを特徴とする照明装置。
  6. 前記導光板を曲げた構成であることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 端部から光を導入する短冊状の導光板を複数有し、
    前記複数の短冊状の導光板を平面状に配置して構成部材とすることを特徴とする照明装置。
  8. 前記平面状に配置した複数の短冊状の導光板を曲げた構成であることを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記導光板に光を導入するための光源がLEDであることを特徴とする請求項5乃至請求項8に記載の照明装置。
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