JP4742067B2 - 振動デッキとそれを備えた篩分装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被処理物を篩い分けるための振動デッキと、それを備えた篩分装置に関するものである。
従来、産業廃棄物や骨材、石炭等、種々の被処理物を所定の大きさ毎に分けるために篩分装置が利用されている。この篩分装置は、一般的に、所定の大きさの開口を有する篩網を傾斜させたり水平に設け、この篩網を振動させることにより、篩網上を流れる被処理物を、篩網の開口(目開き)よりも大きい物は網上から排出し、小さい物は網下へ落として篩い分けている。
このような篩分装置は、篩網を装置本体に固定し、この装置本体と一体的に全ての篩網を同一振幅で一律に振動させ、この篩網上を送る被処理物を前記したように篩い分けている。篩網としては、一般的に、金属の線材を織った織網や、鋼板のほぼ全面に所定の大きさの穴を打抜いた打抜網等が用いられているが、使用条件によってはウレタン材料を用いたウレタン網も用いられている(この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、これらの網を総称して「篩網」という)。
前記篩分装置として、例えば、篩網の中間部をばね等の伸縮可能なサポーターによって上方か下方から支持することにより、使用時に篩網の平面性を保ちながら中間部を弾力的に振動させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、産業廃棄物のリサイクルが盛んに行われているため、その廃棄物を篩い分けるための篩分装置等も多く存在する。例えば、土砂と産業廃棄物とを分別するための篩装置の篩として、ラバー製板体に多数の開口部を形成してデッキシートを構成し、そのデッキシートを処理物進行方向の前後で固定し、このデッキシートを振動させることにより処理物の詰まりを効果的に防止しようとしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
なお、目詰まり防止のために、合成樹脂製網本体の下面に合成樹脂製緊張ロープを溶着し、この合成樹脂製緊張ロープを固定して網本体を振動させるようにしたものもある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−62400号公報 特開平8−299906号公報 特開2002−1220号公報
ところで、前記リサイクルされる産業廃棄物として、例えば、建築廃材のようにプラスチックや木材、コンクリート片等、比重が大きく異なる材質の物が混ざった廃棄物がある。そして、このような廃棄物も、それぞれの材料に分けてリサイクルしようとする動きが業界の流れとしてある。
しかしながら、このような廃棄物は、破砕機で破砕したとしても、比重の大きいコンクリート片等は容易に破砕できるが、比重の小さい木材やプラスチック片等は容易に破砕することが難しく、プラスチック片にコンクリート片が付着した状態のままで破砕機から排出される廃棄物もある。そのため、このような被処理物は、破砕後に篩い分けによって材質毎に分けることができず、また、磁性金属と非磁性体のように磁選機等で分けることもできないので、リサイクルを困難にしている。
一方、粘土質の被処理物のように篩網に詰まりやすい被処理物の場合、前記特許文献のように篩網を振動させればある程度抑止することができるが、被処理物には種々のものがあると共に、水分量等の条件によって付着の度合が大きく異なるため、全ての篩網を同一振幅で一律に振動させる篩網では被処理物の付着を抑止するのは難しい。
そこで、本発明は、比重差が大きな物が混ざった被処理物や、篩い分けが困難な被処理物を効率良く篩い分けることができる振動デッキと、それを備えた篩分装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の振動デッキは、被処理物を所定の大きさで篩い分けるための振動デッキであって、装置本体に固定する固定部と、該固定部から被処理物の流れ方向に延びる共振部と、該共振部の端部で共振部の振幅を調整する重量部と、該共振部の端部に篩網を取付ける網取付部とを備えている。これにより、装置本体に固定した固定部から延びる共振部を、この共振部のばね常数と重量部の重量とによって所定の共振運動をさせることができるので、この共振部の端部に取付けた篩網を所定の振幅で振動させて軽い被処理物や詰まり易い被処理物等を効率良く篩い分けることができる。
また、前記重量部を、重量調整可能に構成してもよい。これにより、重量部の重量を調整して共振部の振幅を調整することができる。
さらに、前記共振部を棒状の部材で形成し、該共振部のばね常数を調整可能に構成してもよい。共振部のばね常数を調整する方法としては、例えば、断面形状や本数、材質等によって調整できる。これにより、共振部自体の調整で共振部の振幅を調整することができる。
また、前記共振部を、上下方向の剛性が左右方向の剛性よりも小さくなるように構成してもよい。これにより、固定部から被処理物の流れ方向に延びる共振部の左右方向振動を抑えて確実に上下方向に振動させることができる。
さらに、前記共振部を、前記固定部から被処理物の流れ方向上流側と下流側とに向けて延設してもよい。これにより、固定部から上流側と下流側とに延設された共振部を一緒に振動させることができ、篩網全体をより大きく振動させることができる。
また、前記いずれかの共振部を被処理物の流れ方向に少なくとも2つ並設し、下流側の篩網の上流側網取付部を上流側振動デッキの共振部の下流側端部に取付けてもよい。これにより、下流側の篩網の上流側端部を上流側の共振部によって振動させるので、下流側の篩網をより大きな振幅で振動させることができ、被処理物に応じてより目詰まりを抑止した篩い分けができる。
一方、本発明の篩分装置は、前記いずれかの振動デッキを備えた篩分装置であって、該振動デッキを装置本体の被処理物の流れ方向に複数個配置し、被処理物の流れ方向下流に位置する振動デッキの上流側端部を上流に位置する振動デッキの下流側端部よりも下側に配置している。これにより、階段状に配置された複数の振動デッキに設けられた篩網で被処理物を効率良く篩い分けることができる。
また、前記振動デッキを、前記装置本体の上下位置に複数段で配設してもよい。これにより、装置本体の上下位置で複数段の振動デッキを共振させて、被処理物の目詰まり等を抑止しながら複数の粒度に安定して篩い分けることができる。
さらに、前記被処理物の流れ方向上流側に位置する振動デッキの振幅を、下流側に位置する振動デッキの振幅よりも大きく設定してもよい。これにより、装置本体の上流側において大きな振幅で大きな被処理物を篩い分け、下流側ではその篩い分けられた被処理物と篩網との接触回数を増やして、より確実な篩い分けができる。
また、前記複数段で配置した振動デッキの上段に位置する振動デッキの振幅を、下段に位置する振動デッキの振幅よりも大きく設定してもよい。これにより、装置本体の上段において大きな振幅で大きな被処理物を篩い分け、下段においては小さな振幅で被処理物と篩網との接触回数を増やして被処理物を篩い分けることが、より安定してできる。
本発明は、以上説明したような手段により、篩網を共振部の共振によって大きく振動させることができるので、比重差が大きな物が混ざった被処理物や目詰まりしやすい被処理物を効率良く篩い分けることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施の形態に係る振動デッキの平面図であり、図2は、図1に示す振動デッキのII−II断面図、図3は、図1に示す振動デッキのIII−III断面図、図4Aは、図1に示す振動デッキのIV−IV断面図、図4Bは、図4Aに示すIV−IV断面図の他の例を示す断面図である。図1,2に示す左から右に向いた矢印Fが被処理物の流れ方向を示しており、この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、この被処理物の流れ方向Fの上流側(左側)を単に「上流側」、下流側(右側)を単に「下流側」という。
図1,2に示すように、この実施の形態の振動デッキ1は、後述する装置本体73(図2では連結部材71を示している)に取付けるために幅方向に延びる固定部2と、この固定部2の上部に設けられて被処理物の流れ方向に延びる共振部たる共振ばねロッド3と、この共振ばねロッド3の端部に設けられた重量部たる共振ウエイト4とを備えている。
固定部2は、装置本体73の幅方向に延びる平板状に形成され、装置本体73側にボルト21で固定するための取付穴22が複数個設けられている。この固定部2の上面には、前記共振ばねロッド3の先端を固定するための取付ベース23が固定されている。この例では2個の取付ベース23が設けられており、この取付ベース23には被処理物の流れ方向に貫通穴24が設けられている。この実施の形態の取付ベース23は、共振ばねロッド3の上流側端部を保持するためのものであり、貫通穴24の中間部には段部25が形成されている。前記共振ばねロッド3の上流側端部には段部33が形成されており、共振ばねロッド3を取付ベース23の下流側から貫通穴24に挿入して段部33を段部25に係止し、取付ベース23の上流側からナット31を螺合させることにより固定されている。取付ベース23の上流側には、固定部2とほぼ同じ幅寸法の網取付部5の一方である上流側網係止部材51が設けられている。この上流側網係止部材51には、上流側に向けて屈曲した網係止爪52が形成されている。なお、共振ばねロッド3と取付ベース23との係止方法は、この例に限定されるものではない。
前記共振ばねロッド3は棒状に形成されており、この共振ばねロッド3の下流側端部にも段部33が形成されており、この下流側端部に前記重量部たる共振ウエイト4が取付けられている。共振ウエイト4は、装置本体73の幅方向に延びる板状の部材であり、この共振ウエイト4には共振ばねロッド3の位置に貫通穴41が設けられている。共振ウエイト4は、この貫通穴41を共振ばねロッド3の先端に挿入して前記段部33で係止し、共振ばねロッド3の先端にナット32を螺合することにより共振ばねロッド3に取付けられている。この例では、重量(板厚)の異なる複数枚の板材で共振ウエイト4が構成されている。この共振ウエイト4は、1つの共振ウエイト4でもよい。また、この例では、2本の共振ばねロッド3を設けているが、装置本体73の幅寸法や共振ウエイト4の重量等に応じて3本以上の共振ばねロッド3を設けてもよい。共振ばねロッド3の本数は、共振させる条件に応じて設定すればよい。
また、共振ばねロッド3の下流側端部における所定位置には、網取付部の他方である前記上流側網係止部材51とほぼ同じ幅寸法の下流側網係止部材54が設けられている。この下流側網係止部材54は、共振ばねロッド3の位置に設けられた貫通穴55を共振ばねロッド3に挿入した状態で設けられている。これにより、下流側網係止部材54は共振ばねロッド3の軸方向に移動可能となっている。図3に示すように、この下流側網係止部材54は、共振ウエイト4に緊張ボルト56で取付けられている。緊張ボルト56は、下流側網係止部材54に設けられた角穴58に基部が係止された状態で挿入され、この緊張ボルト56で下流側網係止部材54を下流側に向けて移動させるようにしている。下流側網係止部材54には、下流側に向けて屈曲した網係止爪57が形成されている。
そして、図2に示すように、この下流側網係止部材54と前記上流側網係止部材51との間に篩網6が取付けられている。この篩網6は、上流側端部と下流側端部とに取付フック61が設けられており、これらの取付フック61を前記網係止爪52,57に係止することにより取付けられている。篩網6としては、金属製の織網、打抜網、ウレタン網等を用いることができる。特にウレタン網は、共振ばねロッド3を共振させた時に二次振動が起こりやすいので好ましい。図3に示すように、篩網6は、前記緊張ボルト56を締付けて下流側網係止部材54を共振ウエイト4側(下流側)に引張ることにより所定の張力で取付けられている。
図4Aに示すように、前記共振ばねロッド3の断面形状としては、例えば、丸棒状のものでもよいが、丸棒の上下を切除して幅方向の寸法に比べて上下方向の寸法が小さくなるようにしてもよい。これにより、共振ばねロッド3の横方向の剛性を上下方向の剛性よりも大きくして、共振ばねロッド3の横方向振動を抑えて上下方向に安定して振動するようにできる。この共振ばねロッド3の断面形状としては、他に図4Bに示すような幅方向に広い板状であってもよい。このような形状にすることにより、振動方向の定まらない加振源の篩分装置に採用したとしても、安定して振動させることができる。振動方向が定まった篩分装置であれば、丸棒状のものでもよく、共振ばねロッド3の断面形状は、これらの例に限定されるものではない。
図5は、図2に示す振動デッキの共振状態を模式的に示す側面図である。前記図2に示すように、取付ベース23が固定された状態で装置本体73を振動させると、共振ばねロッド3が共振して先端の共振ウエイト4が大きく上下方向に振動させる。この共振ウエイト4が大きく振動すると、共振ばねロッド3の上流側と下流側とに係止されている篩網6も大きく振動する。この振動により、篩網6の中間部では二次振動も起こる。
しかも、外部からの加振力により共振させて所定の振幅で振動させるので、加振力を調整することにより任意に振幅を調整することができる。この時、篩網6にウレタン網を採用した場合、共振ばねロッド3の共振による大きな上下振動に追随してウレタン網も大きく二次振動するので、被処理物が開口に詰まるのを効果的に抑止することができる。
図6は、本発明の第2実施の形態に係る振動デッキの断面図であり、図7は、図6に示す振動デッキの共振状態を模式的に示す側面図である。この第2実施の形態に係る振動デッキ101は、少なくとも2段に共振ばねロッド3を設ける場合に適用される。なお、前記第1実施の形態と同一の構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図6に示すように、この例では、上流側と下流側との2つからなる振動デッキ101を示しており、上流側に位置する共振ばねロッド3の下流側端部に、下流側の篩網6の上流側端部を取付ける上流側網係止部材51が設けられている。この上流側網係止部材51は、上流側の共振ウエイト4の下流側に設けられており、この共振ウエイト4の上流側には上流側の篩網6を取付ける下流側網係止部材54が設けられている。すなわち、下流側の篩機6を取付けるための前記上流側網係止部材51が、上流側の共振ウエイト4の下流側にナット32で上流側の共振ばねロッド3に固定されている。
一方、下流側に位置する共振ばねロッド3の上流側端部は、取付ベース23に設けられた貫通穴24に挿入されてナット31で固定されている。この共振ばねロッド3の下流側端部には、前記共振ウエイト4がナット31で固定され、この共振ウエイト4の上流側に下流側網係止部材54が設けられている。そして、下段の篩網6の上流側端部が、上段の共振ばねロッド3の下流側に設けられた上流側網係止部材51に取付けられ、下流側端部が下流側網係止部材54に取付けられている。これにより、下流側の篩網6は、上流側端部が上流側の共振ばねロッド3に支持され、下流側は下流側の共振ばねロッド3に支持された状態となる。
図7に示すように、この実施の形態の振動デッキ101によれば、取付ベース23が固定された状態で、上流側の共振ばねロッド3と下流側の共振ばねロッド3とが共振して振動すると、下流側の篩網6は上流側端部が上流側の共振ばねロッド3の下流側端部の共振によって大きく上下動するので、下流側の篩網6をより大きな振幅で振動させることができる。したがって、目詰まりし易い被処理物の篩い分けに適している。
図8は、本発明の第3実施の形態に係る振動デッキの断面図であり、図9は、図8に示す振動デッキの共振状態を模式的に示す側面図である。なお、前記第1実施の形態と同一の構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図8に示すように、この第3実施の形態に係る振動デッキ102は、固定部2に設けられた取付ベース23から上流側と下流側とに共振ばねロッド35,36が設けられている。この実施の形態では、取付ベース23から上流側と下流側とにほぼ同じ長さの上流側共振ばねロッド35と下流側共振ばねロッド36とが設けられている。下流側共振ばねロッド36は、上流側端部が取付ベース23の下流側から貫通穴24に挿入され、取付ベース23の上流側で上流側共振ばねロッド35の下流側端部とともにナット31で固定されている。
また、上流側共振ばねロッド35の上流側端部と下流側共振ばねロッド36の下流側端部とにはそれぞれ段部33が形成されており、これらの端部に重量部たる共振ウエイト4がそれぞれ取付けられている。これらの共振ウエイト4は、前記したようにナット32で共振ばねロッド35,36に固定されている。上流側共振ばねロッド35には、共振ウエイト4の下流側に上流側網係止部材51(図示する上流側網係止部材51は、下流側網係止部材54と同一部材を採用)が設けられ、下流側共振ばねロッド36には、共振ウエイト4の上流側に下流側網係止部材54が設けられている。これらの網係止部材51,54は、共振ばねロッド35,36の位置に設けられた貫通穴55を共振ばねロッド35,36に挿入した状態で設けられており、共振ばねロッド35,36の軸方向に移動可能となっている。網係止部材51,54は、前記図3に示すように、共振ウエイト4に緊張ボルト56で取付けられている。
そして、上流側網係止部材51に形成された網係止爪52と下流側網係止部材54に形成された網係止爪57とに篩網6が取付けられており、前記緊張ボルト56によって所定の張力で取付けられている。
図9に示すように、この実施の形態の振動デッキ102によれば、取付ベース23が固定された状態で装置本体73を振動させると、上流側と下流側の共振ばねロッド35,36の端部が共に共振し、共振ウエイト4が大きく上下方向に振動する。この共振ウエイト4が大きく振動すると、上流側共振ばねロッド35の上流側と下流側共振ばねロッド36の下流側とに取付けられている篩網6も大きく振動する。この実施の形態によれば、このように篩網6の上流側と下流側とを大きく振動させるので、篩網6の全体を大きく振動させることができる。しかも、両端が大きく振動するので、中間部に起こる二次振動(点線で示す)も大きくなる。特に、ウレタン網を採用した場合、共振ばねロッド35,36の共振による大きな上下振動に追随してウレタン網も二次振動するので、加速度が大きくなって、被処理物が開口に詰まるのを効果的に抑止するとともに、大きな篩い分け効果を得ることができる。
図10は、図1に示す振動デッキを備えた篩分装置を示す側面図であり、図11は、図10に示す篩分装置の正面図である。以下の篩分装置7では、前記第1実施の形態の振動デッキ1を設けている。また、図10では、振動デッキ1を透視した状態(実線)で示している。
図示する篩分装置7は傾斜式であり、所定幅で形成された複数本の柱状連結部材71の両側面にフレーム部材72を固定して装置本体73が形成されている。装置本体73の上部には、加振源たるバイブレータ74が設けられている。このバイブレータ74は、フレーム部材72に取付ける取付板75と、この取付板75に設けられた起振体76と、この起振体76を回転駆動する駆動モータ77とを備えている。起振体76は1軸構成であり、両端部に偏心ウエイト(図示略)が設けられている。
また、前記フレーム部材72の外側には、装置本体73を支持する支持ばね78が設けられている。この支持ばね78によって篩分装置7が架台79に支持されている。この篩分装置7によれば、バイブレータ74を駆動することにより偏心ウエイトが装置本体73を図示する矢印Vのように楕円振動させる。
さらに、装置本体73の上流側上部には被処理物の投入ホッパ80が設けられ、装置本体73の下部には、下段網下排出シュート81と、下段網上排出シュート82とが設けられている。
そして、前記振動デッキ1が、前記装置本体73に設けられた複数本の連結部材71の上部に設けられている。複数本の連結部材71は、上流側から下流側に向けて下がる階段状に設けられており、これらの連結部材71の上部に固定部2をボルト(図示略)で固定された各振動デッキ1も、上流側から下流側に向けて所定の段差で下がる階段状に配置されている。また、各振動デッキ1は、下流側端部が、その下流側に設けられた振動デッキ1の上部と少しオーバーラップするように設けられている。これにより、上流側の振動デッキ1上を流れた被処理物が下流側の振動デッキ1の上部に落ちるようにしている。このように被処理物の流れ方向Fに複数段の振動デッキ1を配置することにより、被処理物の姿勢を変更させて篩網6との接触回数を増やすことができる。
さらに、図示する篩分装置7は、上下に2段で振動デッキ1が配置されている。この場合、上段では比較的大きな被処理物を篩い分け、下段では上段で篩い分けた被処理物をさらに細かく篩い分けることができる。この例の場合、被処理物を、上段の振動デッキ1の網上、下段の振動デッキ1の網上、網下、の3種類の大きさに篩い分けることができる。
このように、この実施の形態の篩分装置7では、装置本体73の被処理物流れ方向Fに、上段には4つの振動デッキ1が配置され、下段には3つの振動デッキ1が配置され、これらの振動デッキ1により、複数のスクリーンデッキが形成されている。なお、最投入側の振動デッキ1の上流側には、被処理物の落下を防止する投入側シュート83が設けられている。
また、これらの振動デッキ1は、共振ばねロッド3と共振ウエイト4とで共振させる振動デッキ1に篩網6を設ける構成であるため、振動体の重量を抑えることができ、小さい加振力、すなわち小さい動力で大きな振幅を発生させることができる。この篩分装置7における共振ばねロッド3を共振させる原理は、いわゆる「不減衰2自由度系」の振動モデルとして考えることができ、篩分装置7を支持する支持ばね78のばね常数と、篩分装置7の全体重量と、振動デッキ1の共振ばねロッド3のばね常数と、共振ウエイト4の重量との設定により、装置本体73の振動に対する篩網6の振幅調整ができる。
しかも、このように複数の振動デッキ1を設ける場合、前記したように共振ばねロッド3のばね常数と共振ウエイト4の重量とで各篩網6の振幅を調整することができるので、例えば、投入側の振幅を大きくして排出側の振幅を小さくしたり、上段の振幅を大きくして下段の振幅を小さくしたり、上流側から下流側に向けて除々に振幅を小さくしたりすることが任意に可能である。すなわち、従来は装置全体を同じ振幅で振動させて全ての篩網6を同じ振幅で振動させていたが、前記篩分装置7によれば、篩網6の目開きに適した振幅となるように、前記した共振ウエイト4の重量を変更したり、共振ばねロッド3のバネ常数を調整することで振幅を任意に調整することができるので、被処理物に応じて篩網6の目開きを変更して振動振幅を異ならせることができる。
したがって、前記プラスチックや木片、土砂、コンクリート等、かさ比重差が大きな物が混ざった建築廃棄物のシュレッダーダスト等の被処理物でも、大きい物は大きな振幅で付着物等を落として篩い分けることができ、小さい物は小さい振幅で篩網6との接触時間を増やして効率良く篩い分けることができる。その上、この実施の形態では、装置本体73を支持する支持ばね78のばね常数と、装置本体73の重量と、共振ばねロッド3のばね常数と、共振ウエイト4の重量との条件を設定することにより、バイブレータ74の起振力で振動デッキ1の共振ばねロッド3を共振させて篩網6を振動させた状態でも装置本体73がほぼ停止した状態にすることができる。このような条件にすれば、装置本体73の強度を抑えて軽量化することができるとともに、架台79に伝わる振動を抑えて、設備費用の削減を図ることができる。
以上のように構成された篩分装置7によれば、バイブレータ74で振動デッキ1の共振ばねロッド3を共振させて篩網6を大きく振動させた状態で投入ホッパ80から被処理物を投入することにより、被処理物は上段の振動デッキ1の篩網6によって網上と網下とに分けられる。この時、篩網6を大きく振動させるので、被処理物が篩網6に詰まったり固着したりするのを抑止して、安定して篩い分けることができる。しかも、前記したように篩網6の振幅は共振ばねロッド3のばね常数と共振ウエイト4の重量とで調整できるので、被処理物に応じて篩網6の振幅を容易に調整することができる。
したがって、例えば、比重差が大きな被処理物であっても投入部で大きな振幅で軽い被処理物の篩い分けを確実に行うことができ、しかも、被処理物に適した篩い分けができるように各振動デッキ1の振幅を調整して大幅な篩分効率の向上を図ることができる。また、篩網6の面に二次振動を発生させることができるので、被処理物の付着や固着を抑えることができる。この点は、ウレタン網の場合により効果的である。
図12は、図8に示す振動デッキ102を備えた篩分装置を示す側面図である。この図でも、振動デッキ102を透視した状態(実線)で示している。
図示する篩分装置9は、僅かに傾斜させた水平式であり、連結部材91の両側部にフレーム部材92を固定して装置本体93が形成されている。装置本体93の上部にバイブレータ94が設けられている。このバイブレータ94は、フレーム部材92取付けられる取付板95と、この取付板95に設けられた起振体96とを備えている。この起振体96は、2軸構成であり、両端部に偏心ウエイト(図示略)が互いに相反する向きに設けられている。この起振体96は、2軸を逆回転させることにより、偏心ウエイトの相反する方向では加振力を打消し合い、同一方向を向く時に装置本体93を図示する矢印Vのように直線振動させる。この装置本体93も、支持ばね98によって支持されている。
そして、この実施の形態では、前記振動デッキ102が、装置本体93の上流側から階段状に設けられている。この例では、装置本体93の上流側に設けられた投入デッキ97の下流側に4段の振動デッキ102が設けられている。これらの振動デッキ102も、固定部2が連結部材91にボルト22(図8)で固定されている。
この実施の形態の篩分装置9によれば、装置本体93を直線振動させるので、前記振動デッキ102を設けることにより、連結部材91の上流側と下流側とで共振ばねロッド35,36が振動して篩網6を大きく振動させて目詰まり等を抑止するとともに、篩網6の全面を大きく振動させて被処理物を効率良く篩い分けることができる。
この実施の形態では振動デッキ102を設けた場合を説明したが、他の振動デッキ1,101等を設けてもよく、被処理物の性状や篩網6の目開き等に応じて好ましい振動デッキを採用すればよい。
以上のように、前記篩分装置7,9によれば、篩網6を支持する共振ばねロッド3と共振ウエイト4とを共振させるための加振力と共振振幅とを、共振ばねロッド3のばね常数と共振ウエイト4の重量とで容易に調整することができるので、篩い分け条件に最適な振幅と振動数とに各篩網6を調整することが容易にできる。また、共振ばねロッド3の共振を利用して篩網6を大きく振動させるので、小さい動力で大きな振幅を得ることができる。さらに、篩網6を最適な加振振動数・振幅で一次振動させながら、篩網6の網面をそれ自身で二次振動させることができるので、被処理物が篩網6に付着したり固着、目刺さりすること安定して抑止することができる。
また、篩網6を共振ばねロッド3と共振ウエイト4とで支持する構造の重量が軽い振動デッキの共振で振動させるので、前記装置本体73,93を支持する支持ばね78,98のばね常数と、装置本体73,93の重量と、共振ばねロッド3のばね常数と、共振ウエイト4の重量との条件設定によって運転時に大きな駆動力を必要としないようにでき、起動時の必要動力を備えた篩分装置であれば、装置本体73,93の強度を抑えて動力を小さくすることができる。
このように、一つの加振源となる装置本体に一つ又は複数の振動デッキ1,101,102を設け、それぞれの振動デッキ1,101,102の篩網6の目開きに適した振幅にそれぞれ任意に調整することができるので、篩分装置の篩い分け効率を大幅に向上させることができる。また、一つの加振源となる装置本体に一つ又は複数の振動デッキ1,101,102を設け、篩網6の振幅を保ちつつ装置本体の振幅が小さくなる条件を選択することにより、篩分装置から基礎への振動伝達を小さくすることができる。
なお、前記実施の形態では、第1実施の形態の振動デッキ1を篩分装置7に設け、第3実施の形態の振動デッキ102を篩分装置9に設けた例を説明したが、前記振動デッキ1,101,102は他の構成であってもよい。また、前記篩分装置7,9も、1軸式と二軸式に限定されるものではなく、振動デッキの共振によって篩網6を所望の振幅で振動させることができる篩分装置であれば、形式は前記実施の形態に限定されるものではなく、他の形式であってもよい。
さらに、前述した実施の形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明に係る振動デッキは、比重差が大きな物が混ざった被処理物や、篩い分けが困難な被処理物を安定して篩い分ける場合に利用できる。
本発明の第1実施の形態に係る振動デッキの平面図である。 図1に示す振動デッキのII−II断面図である。 図1に示す振動デッキのIII−III断面図である。 図1に示す振動デッキのIV−IV断面図である。 図4Aに示すIV−IV断面図の他の例を示す断面図である。 図2に示す振動デッキの共振状態を模式的に示す側面図である。 本発明の第2実施の形態に係る振動デッキの断面図である。 図6に示す振動デッキの共振状態を模式的に示す側面図である。 本発明の第3実施の形態に係る振動デッキの断面図である。 図8に示す振動デッキの共振状態を模式的に示す側面図である。 図1に示す振動デッキを備えた篩分装置を示す側面図である。 図10に示す篩分装置の正面図である。 図8に示す振動デッキを備えた篩分装置を示す側面図である。
符号の説明
1…振動デッキ
2…固定部
3…共振ばねロッド
35…共振ばねロッド
36…共振ばねロッド
4…共振ウエイト
5…網取付部
51…上流側網係止部材
52…網係止爪
54…下流側網係止部材
56…緊張ボルト
57…網係止爪
6…篩網
61…取付フック
7…篩分装置
71…連結部材
72…フレーム部材
73…装置本体
74…バイブレータ
78…支持ばね
9…篩分装置
91…連結部材
92…フレーム部材
93…装置本体
94…バイブレータ
98…支持ばね
101…振動デッキ
102…振動デッキ

Claims (10)

  1. 被処理物を所定の大きさで篩い分けるための振動デッキであって、
    装置本体に固定する固定部と、
    該固定部から被処理物の流れ方向に延びる共振部と、
    該共振部の端部で共振部の振幅を調整する重量部と、
    該共振部の端部に篩網を取付ける網取付部とを備えたことを特徴とする振動デッキ。
  2. 前記重量部を、重量調整可能に構成した請求項1に記載の振動デッキ。
  3. 前記共振部を棒状の部材で形成し、該共振部のばね常数を調整可能に構成した請求項1又は請求項2に記載の振動デッキ。
  4. 前記共振部を、上下方向の剛性が左右方向の剛性よりも小さくなるように構成した請求項3に記載の振動デッキ。
  5. 前記共振部を、前記固定部から被処理物の流れ方向上流側と下流側とに向けて延設した請求項1〜4のいずれか1項に記載の振動デッキ。
  6. 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の共振部を被処理物の流れ方向に少なくとも2つ並設し、
    下流側の篩網の上流側網取付部を上流側振動デッキの共振部の下流側端部に取付けた振動デッキ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動デッキを備えた篩分装置であって、
    該振動デッキを装置本体の被処理物の流れ方向に複数個配置し、被処理物の流れ方向下流に位置する振動デッキの上流側端部を上流に位置する振動デッキの下流側端部よりも下側に配置したことを特徴とする篩分装置。
  8. 前記振動デッキを、前記装置本体の上下位置に複数段で配設した請求項7に記載の篩分装置。
  9. 前記被処理物の流れ方向上流側に位置する振動デッキの振幅を、下流側に位置する振動デッキの振幅よりも大きく設定した請求項7又は請求項8に記載の篩分装置。
  10. 前記複数段で配置した振動デッキの上段に位置する振動デッキの振幅を、下段に位置する振動デッキの振幅よりも大きく設定した請求項8又は請求項9に記載の篩分装置。
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