JP4741532B2 - 鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法 - Google Patents
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(1)炭酸物質、硫酸イオン、及び塩素イオンを含む嫌気条件の水溶液中に、鉄を電子供与体として、かつ、前記炭酸物質を炭素源として培養可能なメタン生成菌及び硫酸塩還元菌を存在させ;
当該メタン生成菌及び硫酸塩還元菌を含む水溶液と鉄又は鉄を含む合金とを接触させ、又は、前記メタン生成菌及び硫酸塩還元菌を含む水溶液中に鉄又は鉄を含む合金を浸漬して、前記鉄又は鉄を含む合金を嫌気条件で腐食させた後;
当該腐食量を測定して、前記鉄又は鉄を含む合金の耐食性を評価することを特徴とする鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
(2) 前記鉄又は鉄を含む合金を嫌気条件で腐食させた後;
更に、空気又は酸素を供給して、前記水溶液中の溶存酸素濃度を高めることにより好気条件として、前記鉄又は鉄を含む合金を腐食させた後;
当該腐食量を測定して、前記鉄又は鉄を含む合金の耐食性を評価することを特徴とする(1)に記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
(3)前記腐食量の測定を、2種類以上の鉄又は鉄を含む合金について行い、当該鉄又は鉄を含む合金それぞれの腐食量の測定結果を比較して、前記鉄又は鉄を含む合金それぞれの前記メタン生成菌及び硫酸塩還元菌に対する耐食性を相対的に評価することを特徴とする(1)又は(2)に記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
(4)前記水溶液中の全炭酸濃度が100mg/L以上、硫酸イオン濃度が100mg/L以上7000mg/L以下、pHが5以上9以下、塩素イオン濃度が1000mg/L以上30000mg/L以下、嫌気条件における溶存酸素濃度が0.2mg/L未満であり、空気あるいは酸素を供給した後の好気条件における溶存酸素濃度が2mg/L以上であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1つに記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
(5)前記メタン生成菌がメタノコッカレス(Methanococcales)目メタノコッカシアエ(Methanococcaceae)科に属する微生物であり、前記硫酸塩還元菌がデスルホビブリオナレス(Desulfovibrionales)目デスルホビブリオナシアエ(Desulfovibrionaceae)科に属する微生物であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1つに記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
(6)前記メタン生成菌が受託番号NITE BP−252で特定される微生物であることを特徴とする(5)に記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、表1に記載の鉄を唯一の電子供与体、二酸化炭素と炭酸水素イオンを炭素源とした培地から鉄顆粒を除いた培地を耐食性評価試験液として25mL用意した。試験開始時、試験液の全炭酸濃度は1500mg/L、硫酸イオン濃度は2700mg/L、塩素イオン濃度は13000mg/L、pH7.0であった。気相はN2:CO2 = 80%:20%として、この試験液中に、炭素鋼(鉄の質量含有率99%)試験片(10mm×10mm×1mm)を浸漬した。耐食性を評価しようとする炭素鋼の試験片を試験液に浸漬することにより、試験片に含まれる鉄が微生物への電子供与体となる。表1の培地により、鉄を唯一の電子供与体、二酸化炭素と炭酸水素イオンを炭素源として培養される、石油取扱い施設の内部が腐食した鉄配管の中の腐食部位から採取した水の中に含まれていたメタン生成菌と硫酸塩還元菌を混合して含む集積培養液を本耐食性を評価する試験液に1/20体積添加した。本耐食性評価試験液中のメタン生成菌と硫酸塩還元菌を合わせた初期濃度はDAPI染色により計数したところ、2×105細胞/mLであった。25℃で1週間静置して、嫌気条件における耐食性を評価した。尚、対照として、微生物を添加しない無菌の系でも耐食性を評価した。
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、表1に記載の鉄を唯一の電子供与体、二酸化炭素と炭酸水素イオンを炭素源とした培地から鉄のみを除いた耐食性評価試験液を20mL用意した。試験開始時、試験液の全炭酸濃度は1500mg/L、硫酸イオン濃度は2700mg/L、塩素イオン濃度は13000mg/L、pH7.0であった。
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、表1に記載の鉄を唯一の電子供与体、二酸化炭素と炭酸水素イオンを炭素源とした培地から鉄のみを除いた耐食性評価試験液を20mL用意した。試験開始時、試験液の全炭酸濃度は1500mg/L、硫酸イオン濃度は2700mg/L、塩素イオン濃度は13000mg/L、pH7.0であった。
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、人工海水を25mL用意した。試験開始時、試験液の全炭酸濃度は150mg/L、硫酸イオン濃度は2700mg/L、塩素イオン濃度は19000mg/L、pH8.2であった。
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、全炭酸濃度が50mg/L、100mg/L、500mg/L、1000mg/L、1500mg/L、2000mg/Lの人工海水を各25mLずつ用意した。試験開始時の硫酸イオン濃度は2700mg/L、塩素イオン濃度は19000mg/L、pH8.2であった。
{実施例6}人工海水を用いた純鉄の耐食性評価実験(硫酸イオン濃度の影響)
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、硫酸イオン濃度が50mg/L、100mg/L、1000mg/L、2000mg/L、3000mg/L、7000mg/Lの人工海水を各25mLずつ用意した。試験開始時の全炭酸濃度は1500mg/L、塩素イオン濃度は19000mg/L、pH8.2であった。
{実施例7}人工海水を用いた純鉄の耐食性評価実験(pHの影響)
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、pHが4、5、6、7、8、9、10の人工海水を各25mLずつ用意した。試験開始時の全炭酸濃度は1500mg/L、硫酸イオン濃度は2700mg/L、塩素イオン濃度は19000mg/Lであった。
{実施例8}人工海水を用いた純鉄の耐食性評価実験(塩素イオン濃度の影響)
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、塩素イオン濃度が100mg/L、500mg/L、1000mg/L、5000mg/L、10000mg/L、15000mg/L、20000mg/L、25000mg/L、30000mg/Lの人工海水を各25mLずつ用意した。これらの人工海水は、塩化ナトリウムを添加せず調製した人工海水をベースに、塩化ナトリウムを塩素イオンが設定濃度になるように適当量添加することで調製した。試験開始時の全炭酸濃度は1500mg/L、硫酸イオン濃度は2700mg/L、pHは8.2であった。
{実施例9}相対的な耐食性の比較試験
容積75mLの密栓可能なガラス容器に、人工海水を25mL用意した。試験開始時、試験液の全炭酸濃度は150mg/L、硫酸イオン濃度は2700mg/L、塩素イオン濃度は19000mg/L、pH8.2であった。
図5に示したように、中央部の直径2mmの円形範囲を除いて、タールエポキシ塗装した100mm×100mm×2mmの形状の炭素鋼SS400製の鉄板の上部に、外径70mm、内径65mmで高さ100mmのアクリル製円筒をタールエポキシ塗装した鉄板の塗装面上で接着させた鉄板の腐食試験装置を2つ用意した。円筒内に炭酸水素ナトリウムを用いて全炭酸濃度を1500mg/Lとした人工海水を200mL入れ、N2ガスでバブリングして溶存酸素濃度DO<0.2mg/Lとなったことを確認した。N2ガスを満たした嫌気チャンバー内で、2つある腐食試験装置のうち、一方にはメタン生成菌メタノコッカシアエ(受託番号NITE BP−252)と硫酸塩還元菌デスホビブリオナシエを共に共に初期濃度で1×106細胞/mLになるように添加した。円筒内の液面から上部の気相をN2ガスで満たした状態でゴム栓を用いて密栓した。なお、残るもう1つの腐食試験装置は、対照用に微生物の添加はおこなわず、微生物を添加した系と同様に円筒内の液面から上部の気相をN2ガスで満たした状態でゴム栓を用いて密栓した。両方の腐食試験装置を25℃で2週間静置して嫌気条件で腐食させた後、ゴム栓をはずして、円筒内の人工海水にそれぞれ空気を供給して溶存酸素濃度DOが約3mg/Lの状態で1日間おいた。直径2mmの円形の塗装をしなかった部位について、腐食生成物を除去後、最大腐食深さを測定した。メタン生成菌と硫酸塩還元菌を添加した腐食試験装置と微生物を添加しなかった腐食試験装置それぞれの最大腐食深さの測定結果を表7に示す。メタン生成菌と硫酸塩還元菌を添加した場合には、これらの微生物を添加しない場合に比べて最大腐食深さは約30倍に増加した。以上のように、塗装に欠落がある鉄板鉄板にメタン生成菌と硫酸塩還元菌を添加した腐食試験液が接触し、さらに二酸化炭素ガスを使用しなくとも試験液中に溶存した炭酸塩を使用することによって、耐食性の評価が可能であることが判明した。
Claims (6)
- 炭酸物質、硫酸イオン、及び塩素イオンを含む嫌気条件の水溶液中に、鉄を電子供与体として、かつ、前記炭酸物質を炭素源として培養可能なメタン生成菌及び硫酸塩還元菌を存在させ;
当該メタン生成菌及び硫酸塩還元菌を含む水溶液と鉄又は鉄を含む合金とを接触させ、又は、前記メタン生成菌及び硫酸塩還元菌を含む水溶液中に鉄又は鉄を含む合金を浸漬して、前記鉄又は鉄を含む合金を嫌気条件で腐食させた後;
当該腐食量を測定して、前記鉄又は鉄を含む合金の耐食性を評価することを特徴とする鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。 - 前記鉄又は鉄を含む合金を嫌気条件で腐食させた後;
更に、空気又は酸素を供給して、前記水溶液中の溶存酸素濃度を高めることにより好気条件として、前記鉄又は鉄を含む合金を腐食させた後;
当該腐食量を測定して、前記鉄又は鉄を含む合金の耐食性を評価することを特徴とする請求項1に記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。 - 前記腐食量の測定を、2種類以上の鉄又は鉄を含む合金について行い、当該鉄又は鉄を含む合金それぞれの腐食量の測定結果を比較して、前記鉄又は鉄を含む合金それぞれの前記メタン生成菌及び硫酸塩還元菌に対する耐食性を相対的に評価することを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
- 前記水溶液中の全炭酸濃度が100mg/L以上、硫酸イオン濃度が100mg/L以上7000mg/L以下、pHが5以上9以下、塩素イオン濃度が1000mg/L以上30000mg/L以下、嫌気条件における溶存酸素濃度が0.2mg/L未満であり、空気あるいは酸素を供給した後の好気条件における溶存酸素濃度が2mg/L以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
- 前記メタン生成菌がメタノコッカレス(Methanococcales)目メタノコッカシアエ(Methanococcaceae)科に属する微生物であり、前記硫酸塩還元菌がデスルホビブリオナレス(Desulfovibrionales)目デスルホビブリオナシアエ(Desulfovibrionaceae)科に属する微生物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
- 前記メタン生成菌が受託番号NITE BP−252で特定される微生物であることを特徴とする請求項5に記載の鉄又は鉄を含む合金の耐食性の評価方法。
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