JP4740584B2 - 観察装置 - Google Patents

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Description

本発明は、培養細胞を観察するための観察装置に関する。
生物研究市場では、生体の動的変化を研究するために培養細胞を用いた実験が行なわれている。培養細胞は牛の血清などから作られた培地と呼ばれる液体と共に、内部温度37℃、炭酸ガス濃度5%、湿度100%に維持された炭酸ガスインキュベーター内に配置され、培養細胞の活性が維持されている。また炭酸ガスインキュベーターの機能を備えた顕微鏡により培養細胞の活性を維持した状態での観察が可能な観察装置が市販されている。
培養細胞と培地は、一般にプラスチックやガラスで作られた外形が円筒形状のディッシュやシャーレで培養される。しかしシャーレの外形は複数種類あるため顕微鏡での観察のためには、容器の大きさに適切なホルダーを使用しないと観察可能範囲が制限されたり顕微鏡上に落下したりする不具合がある。
そのため特開平11−202213号公報は、可動式のシャーレ保持手段を用いることにより、異なる大きさのシャーレの保持が可能な標本ホルダーを提案している。
特開平11−202213号公報
培養細胞を用いた実験には、特定の細胞の変化を追う細胞系譜の実験など、長期間にわたる実験もある。
しかし培地は約3日に一回の交換が必要であり、長期間特定の細胞の観察を行なうためには培地の交換が必要となる。そのため顕微鏡からシャーレを取り外しクリーンベンチなどで培地交換の作業を行なわなければならない。
特願平11−202213号公報では、移動可能なシャーレ保持手段を利用してシャーレを保持することは可能であるが、顕微鏡の高倍率観察で必要な5μm程度にシャーレを位置決めすることは困難である。
仮にシャーレ保持手段で5μm程度の位置決めが可能であっても、円形のシャーレでは回転方向での規制ができないため中心外に位置する細胞では5μm程度で位置決めすることは不可能である。
このため、培地交換を必要とする長期間にわたる観察において、培地交換の前後においても特定の細胞を観察することは実質的に無理である。
本発明は、このような実状を考慮して成されたものであり、その目的は、培地交換の前後においても特定の細胞の観察が可能な観察装置を提供することである。
本発明は、培養細胞を観察するための観察装置に向けられている。本発明の観察装置は、培養細胞と培地を収容した容器を保持する標本トレーと、培養細胞の拡大像を観察するための観察手段と、標本トレーを観察手段の光軸に直交する平面に沿って移動させるための移動手段と、標本トレーを移動手段に再現性良く保持するトレー保持手段とを備え、標本トレーは弾性力を利用して容器を保持する容器保持手段を有している。トレー保持手段は、標本トレーが取り付けられるトレー取り付け部を含んでいる。トレー取り付け部は、標本トレーを受けるトレー受け部と、トレー受け部から上方に突出している凸部とを有している。凸部は、互いに直交する二つの側面にそれぞれ形成された二つのオスアリと、それら二つの側面のいずれにも非平行な押圧面を有している。さらにトレー保持手段は、標本トレーに設けられた、トレー受け部に面接触する凹平面と、凸部の一方のオスアリに接触するメスアリと、凸部の他方のオスアリと接触するボールと、凸部の押圧面を押圧する押圧手段とを含んでいる。
本発明によれば、培地交換の前後においても特定の細胞の観察が可能な観察装置が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[第一実施形態]
本実施形態は、細胞を培養しながら観察するための培養観察装置に向けられている。培養観察装置は、実質的に、標本を培養するための培養装置(インキュベーター)と、標本を観察するための顕微鏡とを組み合わせて構成されている。図1は、本発明の第一実施形態による培養観察装置を概略的に示す断面図である。
図1に示されるように、培養観察装置100は、培養装置主本体190と、培養装置副本体140と、これらを支持する本体支持台110とを備えている。
本体支持台110は複数の脚部114を備えている。
培養装置副本体140は、脚部114に支持された下側ベース部142と、下側ベース部142の上の周囲を取り囲む側壁部144と、側壁部144の上側の開口を覆う上側ベース部146とを備えている。
上側ベース部146は、下側ベース部142に立てられた複数の支持支柱148によって支持されている。上側ベース部146と側壁部144はシール部材150を介して接しており、両者の間は気密に保たれている。側壁部144は中空構造で断熱空間152を有し、側壁部144の断熱空間152内にはヒーター154が設けられている。
下側ベース部142は、培養装置副本体140の内部空間と外気とを連絡する直径30mm程度の貫通穴142aを有している。
培養装置主本体190は、底面が開口した箱状の筐体192を備えている。筐体192はヒンジ194によって側壁部144に取り付けられており、培養装置副本体140に対して開閉可能である。筐体192と上側ベース部146の間にはシール部材200が設けられており、筐体192は閉じられた際にシール部材200を介して上側ベース部146に接し、筐体192と上側ベース部146の間は気密に保たれる。筐体192は中空構造で断熱空間204を有し、筐体192の断熱空間204内にはヒーター206が設けられている。
筐体192が閉じられることにより、培養装置副本体140と培養装置主本体190は、標本を培養するための培養空間202を形成する。
筐体192には、炭酸ガスなどの気体を培養空間202に供給するための気体供給流路208が連結されている。気体供給流路208は気体供給源210に連結される。気体供給流路208の途中には、気体の供給量を制御するためのバルブ212が設けられている。
培養観察装置100は、培養空間202内において、標本トレー550が取り付けられるトレー取り付け部252と、トレー取り付け部252を水平に移動させるための水平移動機構260を備えている。
トレー取り付け部252は、標本トレー550を受けるトレー受け部254と、トレー受け部254から上方に突出している凸部256と、トレー受け部254から下方に延びている回転シャフト258とを有している。回転シャフト258は図示しない機構により回転可能に支持されている。
上側ベース部146は貫通穴146aを有し、トレー取り付け部252の回転シャフト258は上側ベース部146の貫通穴146aを通って延びている。上側ベース部146の貫通穴146aとトレー取り付け部252の回転シャフト258とのすき間は、湿気の漏れを良好に抑えるために、好ましくは0.1mm以下であるとよい。また、湿気の漏れをさらに抑えるため、上側ベース部146の貫通穴146aとトレー取り付け部252の回転シャフト258の間に弾性部材が設けられてもよい。
水平移動機構260は、トレー取り付け部252を回転させるためのモーター262と、モーター262を支持するモーター支持部材264と、モーター支持部材264を移動可能に支持しているリニアガイド266と、モーター支持部材264に係合しているボールネジ268と、ボールネジ268を駆動するためのモーター270と、モーター270を支持しているモーター支持部材272とを備えている。
モーター支持部材264はリニアガイド266を介して上側ベース部146に取り付けられており、上側ベース部146に対して横に移動可能である。またモーター支持部材272は上側ベース部146に固定されている。ボールネジ268はモーター270の軸の回転運動をモーター支持部材264の直線運動に変換する。
顕微鏡は、対物光学部310と結像光学部340とを備えている。対物光学部310は培養装置副本体140の内部に収容されている。また結像光学部340は培養装置副本体140の下方外部に配置されている。
対物光学部310は、対物レンズ312と、対物レンズ312を上下に移動させるための準焦機構320とを備えている。
準焦機構320は、対物レンズ312を支持するための対物レンズ支持部材322と、対物レンズ支持部材322を移動可能に支持しているリニアガイド324と、対物レンズ支持部材322に係合しているボールネジ326と、ボールネジ326を駆動するためのモーター328と、モーター328を支持しているモーター支持部材330とを備えている。
モーター支持部材330は上側ベース部146に固定されている。対物レンズ支持部材322はリニアガイド324を介してモーター支持部材330に取り付けられており、モーター支持部材330に対して上下に移動可能である。ボールネジ326はモーター328の軸の回転運動を対物レンズ支持部材322の直線運動に変換する。
上側ベース部146は貫通穴146bを有し、対物レンズ312は上側ベース部146の貫通穴146bを通って延びている。上側ベース部146の貫通穴146bと対物レンズ312とのすき間は、湿気の漏れを良好に抑えるために、好ましくは0.1mm以下であるとよい。また、湿気の漏れをさらに抑えるため、上側ベース部146の貫通穴146bと対物レンズ312との間に弾性部材が設けられてもよい。
結像光学部340は、結像レンズ342と撮像装置344とを備えている。下側ベース部142は貫通穴142bを有し、結像光学部340は下側ベース部142の貫通穴142bを介して対物レンズ312と光学的に結合されている。さらに下側ベース部142は結像光学部取付部142cを有し、結像光学部340は結像光学部取付部142cに取り付けられている。
また顕微鏡は、標本を透過照明するための透過照明光学系を備えている。透過照明光学系は、筐体192の外壁192aに密閉状態で取り付けられた照明光源372と、筐体192の内壁192bに密閉状態で設けられた光学窓374とを有している。照明光源372と光学窓374は共に対物レンズ312の上方に位置している。照明光源372は照明光を発し、光学窓374は照明光の通過を許す。
さらに顕微鏡は、図示されていないが、標本を励起するための励起照明光学系を備えている。
図2は、図1に示された標本トレーの平面図である。図3は、図2のIII-III線に沿った断面を示している。図4は、図3の一部を拡大して示している。図5は、図2のV-V線に沿った断面を示している。
図2に示されるように、トレー取り付け部252のトレー受け部254は円形で、その上面は対物レンズ312の光軸に直交している。トレー取り付け部252の凸部256はほぼ五角形をしている。凸部256は、互いに直交する二つの側面にそれぞれ形成された二つのオスアリ256aと256bを有している。オスアリ256aと256bは共に外側に約60度の勾配を有している。また凸部256は、オスアリ256aと256bをそれぞれを有する二つの側面に交わる押圧面256cを有している。押圧面256cは、オスアリ256aと256bをそれぞれを有する二つの側面の二等分線にほぼ直交している。
標本トレー550は、中央に形成されたほぼ矩形の開口部554と、開口部554の外側で底面に形成された円形の凹平面556とを有している。開口部554は凸部256より大きく、凸部256は開口部554を通り得る。凹平面556はトレー受け部254より大きく、トレー受け部254の上面は凹平面556に面接触し得る。
標本トレー550は、図3と図4に示されるように、凸部256のオスアリ256aと対向する開口部554の側面に、凸部256のオスアリ256aに面接触するメスアリ558を有している。
また標本トレー550は、図5に示されるように、凸部256のオスアリ256bと対向する開口部554の側面に、オスアリ256bに接触して配置されるボール560を受ける凹部562を有している。
図2と図3に示されるように、標本トレー550は、外周側面と中央の開口部554の側面との間に延びているメスネジ564と、メスネジ564に螺合している固定ネジ566とを有している。メスネジ564と固定ネジ566は、凸部256の押圧面256cを押圧する押圧手段を構成している。
標本トレー550は次のようにしてトレー取り付け部252に取り付けられる。
固定ネジ566を引き込んだ状態で標本トレー550がトレー取り付け部252に載せられる。この状態では、標本トレー550の底面はトレー受け部254に面接触し、凸部256は標本トレー550の開口部554の内側に位置する。固定ネジ566を締めて押圧面256cに押圧する。その反力により標本トレー550が移動し、凸部256に押し付けられる。
固定ネジ566が適度に締められることにより、標本トレー550がトレー取り付け部252に固定される。この状態では、オスアリ256aとメスアリ558の相互作用およびオスアリ256bとボール560と凹部562との相互作用により、標本トレー550の凹平面556がトレー受け部254の上面に確実に押し付けられており、標本トレー550は水平に配置されている。つまり、標本トレー550は、その上面が対物レンズ312の光軸に直交する平面に平行になるように配置されている。また、標本トレー550はメスアリ558の一面とボール560とでトレー取り付け部252に接するため、標本トレー550はトレー取り付け部252に常に再現性良く固定される。
図6は、図2のVI-VI線に沿った断面を示している。図6には標本が一緒に描かれている。
図6に示されるように、標本510は、培養細胞と培地を収容する容器512と、容器512を覆う蓋518とから構成される。容器512と蓋518は共に光学的に透明である。
容器512は、容器本体514とカバーガラス516とから構成されている。容器本体514は直径35mmのシャーレ状のプラスチック容器であり、その底部に直径10mm程度の開口514aを有している。カバーガラス516は顕微鏡分野において広く使用されている0.17mm厚のカバーガラスであり、容器本体514の底部の開口514aをふさいでいる。
対物レンズ312は明るさや解像のために高いNAが要求される。高いNAの対物レンズは一般に0.17mm厚のカバーガラスに対して最適設計されている。容器512は対物レンズ312に面する部分に0.17mm厚のカバーガラスを有しているので、一般に使用されている高いNAの対物レンズが対物レンズ312に適用できる。
標本トレー550は、対物レンズ312による下方からの観察を可能にする複数の開口568と、開口568の周囲にそれぞれ形成された凹部570とを有している。複数の開口568は約80mmの円周上に位置している。開口568の直径は25mm程度であり、標本トレー550と対物レンズ312の相対移動に対して両者が干渉しない大きさである。凹部570の直径は、容器512の直径より若干大きく、40mm程度である。容器512は凹部570の内側に配置され、凹部570は容器512を支持する。
さらに標本トレー550は、凹部570のおのおのに対して、容器512を保持するための容器保持機構を備えている。容器保持機構は、固定された二つの容器保持部材572と、移動可能な一つの容器保持部材574と、容器保持部材574を付勢しているコイルバネ582とを備えている。
凹部570の周囲には、二つの容器保持部材572と、一つの容器保持部材574が配置されている。容器保持部材572と容器保持部材574は等間隔で、すなわち120度の角度間隔で配置されている。容器保持部材572は、容器512に接する当接部572aを有し、当接部572aは尖った先端を有している。当接部572aの先端は例えば50μm程度の径を有している。また容器保持部材574は、容器512に接する当接部574aを有し、当接部574aは尖った先端を有している。当接部574aの先端は例えば50μm程度の径を有している。
容器保持部材572は円柱形状をしており、標本トレー550に形成された穴576に収容され、固定ビス578によって固定されている。容器保持部材572の固定位置は変更可能であり、容器512の大きさに合わせて調整される。
容器保持部材574は、円柱形状の本体部分574bと、本体部分574bよりも一回り大きい円柱形状の端部574cとを有している。容器保持部材574は、標本トレー550に形成された穴580に収容されており、穴580の中で移動可能である。穴580は小径部分580aと大径部分580bとからなり、小径部分580aに容器保持部材574の本体部分574bが収容され、大径部分580bに容器保持部材574の端部574cが収容されている。大径部分580bの中にコイルバネ582が配置され、コイルバネ582は端部574cを押している。容器保持部材574の本体部分574bにはノブ584が固定されており、ノブ584は標本トレー550の上面から突出している。ノブ584を操作することにより、コイルバネ582の弾性力に逆らって容器保持部材574を移動させることが可能である。
容器512を固定する際は、ノブ584を操作して容器保持部材574を後退させ、容器512を凹部570の底に配置した後、ノブ584を放す。これにより、容器512は容器保持部材574によって押されて二つの容器保持部材572に接する。容器保持部材574はコイルバネ582により決まる所定の力で容器512を押し続けるため、二つの容器保持部材572と一つの容器保持部材574とによって容器512が保持される。
容器保持部材572の当接部572aと容器保持部材574の当接部574aは共に先端が50μm程度の径であるため、容器512に食い込む。このため、容器512は底面から上方に向かって広がった形状をしているが、上方にせり上がることなく確実に保持される。これにより、培地交換などのために容器512から蓋518を外す際などに、容器512が不用意に動いたり回ったりすることがない。つまり、容器512の位置をずらすことなく培地交換などの作業を行なえる。また、容器512の底面に近い部分を押圧するため、付属されている容器の蓋も利用可能である。
培養観察装置100の使用時は、複数の標本510を保持した標本トレー550がトレー保持機構250に取り付けられ、純水を入れた加湿パッド214が培養空間202の中に配置される。培養空間202は、ヒーター206によって内部温度が37℃に制御され、バルブ212によって炭酸ガス濃度が5%に制御される。また、培養装置副本体140の内部空間は、ヒーター154によって内部温度が37℃に制御される。
筐体192の断熱空間204により培養空間202は外気の影響を受けにくく、また培養装置副本体140の内部空間も37℃であるため、培養空間202の内部温度は良好に37℃に保たれる。また、培養空間202に生じた湿気は外部へ漏れにくいため、培養空間202内は100%に近い高湿度に保たれる。
培養装置副本体140の内部空間と外部空間をつなぐ貫通穴142aは小径であるので培養装置副本体140内への外気の流入はわずかである。また培養装置副本体140の内部空間は断熱空間152によって囲まれているので外気の影響を受けにくい。このため、培養装置副本体140の中に配置された対物レンズ312と準焦機構320は外気に影響されず37℃に良好に保たれる。対物レンズ312と準焦機構320は温度の影響を受けると容易にピントズレを生じさせるが、対物レンズ312と準焦機構320の温度が一定に保たれるためピントズレの発生が良好に抑えられる。
また培養空間202から培養装置副本体140の内部に浸入したわずかな湿気は貫通穴142aを通って外気に拡散するため、培養装置副本体140の内部は低い湿度に保たれる。これにより、対物レンズ312に結露が生じたり、準焦機構320に錆が生じたりすることが防止される。
また観察時は、対物レンズ312の上方に位置する標本510が観察される。観察対象の標本510は、水平移動機構260により標本トレー550を大きく回転させることによって切り換えられる。標本510内の観察個所は、水平移動機構260により標本トレー550を対物レンズ312の光軸に直交する平面に沿って移動させることによって調整される。この調整は、標本トレー550の回転と並進移動との組み合わせによって行なわれる。回転と並進移動は、開口568の内側に位置している対物レンズ312の先端が標本トレー550と当たらない範囲で行なわれる。
本実施形態では、容器512の外径が35mmであり、標本トレー550の上に八個の標本510が半径80mmの円周上に配置される。標本510の切り換えは標本トレー550の回転によって行なわれるので、標本トレー550は標本510の切り換えのために並進移動されない。標本トレー550は観察位置調整のために並進移動されるが、その量は10mm程度である。このため、標本トレー550が移動するための空間が少ない。
比較例として、九個の標本510を縦横に3×3の格子状に配置し、XYステージによって切り換える例を考える。この場合、80mm以上のXYステージの並進移動がXY方向のそれぞれに必要である。これに対して、本実施形態では、標本トレー550は、標本510の切り換えのために並進移動されず、観察位置調整のために10mm程度並進移動されるだけである。従って、XYステージを用いた装置に比べて、標本510の切り換えと観察位置調整のために必要な空間が非常に少なくて済む。これは、装置の小型化や低価格にとって非常に有利である。
また、長期間にわたる観察では培地の交換が必要である。培地の交換は、トレー保持機構250から標本トレー550ごと取り外して行なわれる。つまり、培地交換の間、容器512は標本トレー550に保持されたままであり、容器保持機構によってしっかり固定されているため位置ずれも生じない。培地交換の済んだ標本トレー550は、再びトレー保持機構250に培地交換前と同じ状態で取り付けられる。
このように本実施形態では、容器512を標本トレー550から外すことなく培地交換を行なえるとともに、標本トレー550をトレー保持機構156に位置再現性良く取り付けることができるので、容器512を元の位置に配置できる。これにより、特定の細胞を長期間にわたって観察することが可能である。
本実施形態では、筐体192は培養装置副本体140に対して開閉可能であるが、これに限定されるものではなく、筐体192は培養装置副本体140に固定されていてもよい。その場合、標本トレー550や加湿パッド214の出し入れのために、筐体192は、側壁に形成された開口と、側壁の開口をふさぐための扉とを備えていればよい。さらには、筐体192は、底部の一部が開口していて、培養装置副本体140に取り付けることによってその開口がふさがれるように構成してもよい。
[第二実施形態]
本実施形態は、培養細胞を観察するための観察装置に向けられている。観察装置は倒立型の顕微鏡装置で構成されている。
図7は、本発明の第二実施形態による観察装置を概略的に示している。図8は、図7に示されたステージと標本トレーを示している。図9は、標本トレーに設けられた容器保持機構の平面図である。図10は、図9のX-X線に沿った断面を示している。図10には、容器が一緒に描かれている。
図7に示されるように、顕微鏡装置700は、対物レンズ712と、対物レンズ712を上下に移動させるための準焦機構714と、標本トレー750が載せられるステージ720とを有している。ステージ720は水平移動可能である。ステージ720は、標本トレー750より一回り大きい凹部722と、凹部722より一回り小さい開口724とを有している。
図8に示されるように、ステージ720の凹部722は、三個所に当て付け面726を有している。標本トレー750はステージ720の凹部722に設置された後、作業者により三個所の当て付け面726に当て付けられることにより位置決めされ、四本の固定ネジ728によってステージ720に固定される。
図10に示されるように、標本530は、容器512と、蓋532とから構成される。蓋532は、円形の開口を有する蓋本体534と、蓋本体534の開口をふさぐガラス板536とを備えている。容器512の詳細は第一実施形態で述べたとおりである。
図8に示されるように、標本トレー750は矩形状で、対物レンズ712による下方からの観察を可能にする開口752を有している。複数の開口752は格子状に配置されている。さらに標本トレー750は、図9と図10に示されるように、開口752のおのおのに対して、開口752の周囲に形成された凹部754と、凹部754の周囲に形成された蓋座面756とを有している。容器512は凹部754の内側に配置され、凹部754は容器512を支持する。また蓋532は蓋座面756の上に載せられる。
さらに標本トレー750は、凹部754のおのおのに対して、容器512を保持するための容器保持機構を備えている。容器保持機構は、容器512を押さえるための板バネ758と、板バネ758を標本トレー750のバネ座面762に固定するための固定ネジ760とを備えている。バネ座面762は蓋座面756より低く位置している。板バネ758は、クランク状に折り曲げられており、容器512と蓋532の間を延び、容器512の上面から押圧力を加える。これにより、容器512が標本トレー750に固定される。
本実施形態では、板バネ758に力を作用させることなく蓋532を開閉できるので、培地交換の際に標本トレー750に対する標本530の相対位置がずれる心配がない。また標本トレー750は、ステージ720の凹部722に設けられた三個所の当て付け面726に押圧されて位置決めされるため、培地交換前の位置に正確に固定される。
本実施形態によれば、簡素な形状なため廉価な装置が提供される。
これまで、図面を参照しながら本発明の実施形態を述べたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。
本発明の第一実施形態による培養観察装置を概略的に示す断面図である。 図1に示された標本トレーの平面図である。 図2のIII-III線に沿った断面を示している。 図3の一部を拡大して示している。 図2のV-V線に沿った断面を示している。 図2のVI-VI線に沿った断面を示している。 本発明の第二実施形態による観察装置を概略的に示している。 図7に示されたステージと標本トレーを示している。 標本トレーに設けられた容器保持機構の平面図である。 図9のX-X線に沿った断面を示している。
符号の説明
100…培養観察装置、110…本体支持台、114…脚部、140…培養装置副本体、142…下側ベース部、142a…貫通穴、142b…貫通穴、142c…結像光学部取付部、144…側壁部、146…上側ベース部、146a…貫通穴、146b…貫通穴、148…支持支柱、150…シール部材、152…断熱空間、154…ヒーター、156…トレー保持機構、190…培養装置主本体、192…筐体、192a…外壁、192b…内壁、194…ヒンジ、200…シール部材、202…培養空間、204…断熱空間、206…ヒーター、208…気体供給流路、210…気体供給源、212…バルブ、214…加湿パッド、250…トレー保持機構、252…トレー取り付け部、254…トレー受け部、256…凸部、256a…オスアリ、256b…オスアリ、256c…押圧面、258…回転シャフト、260…水平移動機構、262…モーター、264…モーター支持部材、266…リニアガイド、268…ボールネジ、270…モーター、272…モーター支持部材、310…対物光学部、312…対物レンズ、320…準焦機構、322…対物レンズ支持部材、324…リニアガイド、326…ボールネジ、328…モーター、330…モーター支持部材、340…結像光学部、342…結像レンズ、344…撮像装置、372…照明光源、374…光学窓、510…標本、512…容器、514…容器本体、514a…開口、516…カバーガラス、518…蓋、530…標本、532…蓋、534…蓋本体、536…ガラス板、550…標本トレー、554…開口部、556…凹平面、558…メスアリ、560…ボール、562…凹部、564…メスネジ、566…固定ネジ、568…開口、570…凹部、572…容器保持部材、572a…当接部、574…容器保持部材、574a…当接部、574b…本体部分、574c…端部、576…穴、578…固定ビス、580…穴、580a…小径部分、580b…大径部分、582…コイルバネ、584…ノブ、700…顕微鏡装置、712…対物レンズ、714…準焦機構、720…ステージ、722…凹部、724…開口、726…当て付け面、728…固定ネジ、750…標本トレー、752…開口、754…凹部、756…蓋座面、758…板バネ、760…固定ネジ、762…バネ座面。

Claims (2)

  1. 培養細胞と培地を収容した容器を保持する標本トレーと、
    培養細胞の拡大像を観察するための観察手段と、
    標本トレーを観察手段の光軸に直交する平面に沿って移動させるための移動手段と、
    標本トレーを移動手段に再現性良く保持するトレー保持手段とを備え、
    標本トレーは弾性力を利用して容器を保持する容器保持手段を有し、
    レー保持手段は、標本トレーが取り付けられるトレー取り付け部を含んでおり、トレー取り付け部は、標本トレーを受けるトレー受け部と、トレー受け部から上方に突出している凸部とを有し、凸部は、互いに直交する二つの側面にそれぞれ形成された二つのオスアリと、それら二つの側面のいずれにも非平行な押圧面を有しており、
    さらにトレー保持手段は、標本トレーに設けられた、トレー受け部に面接触する凹平面と、凸部の一方のオスアリに接触するメスアリと、凸部の他方のオスアリと接触するボールと、凸部の押圧面を押圧する押圧手段とを含んでいる、観察装置。
  2. 請求項1において、押圧面は、オスアリをそれぞれ有する二つの側面の二等分線にほぼ直交している、観察装置。
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