JP4739976B2 - 切板通板パス切替え装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メッキライン出側において切板製品のパイラー選択などのために、切板の通板パスを切替える切板通板パス切替え装置に関する。
従来、切板の通板パスを切替える機構としては、例えば、特許文献1に記載されているように、電磁マグネットロールを利用した機構が知られている。
図5は、電磁マグネットロールを利用した従来の切板通板パス切替え装置を示す。図5に示す切板通板パス切替え装置では、通板パスの上下にオン・オフタイプの電磁マグネットロール1a、1bを対向して設け、この上下の電磁マグネットロール1a、1bを制御装置10により選択的にオン・オフして励磁することにより、電磁マグネットロール出側以降の切板11の通板パスを上下の通板パスA,Bのいずれかに切替える。すなわち、下側の通板パスAに切替える場合、制御装置10は、下側の電磁マグネットロール1aをオン、上側の電磁マグネットロール1bをオフ、また、No.1電磁マグネットコンベア6入側のマグネットプレート2a、出側のマグネットプレート2bおよびNo.11電磁マグネットコンベア8のマグネットプレート2cをオン、No.21電磁マグネットコンベア9のマグネットプレート2dをオフにする。一方、上側の通板パスBに切替える場合、制御装置10は、上側の電磁マグネットロール1bをオン、下側の電磁マグネットロール1aをオフ、また、No.1電磁マグネットコンベア6入側のマグネットプレート2aおよびNo.21電磁マグネットコンベア9のマグネットプレート2dをオン、No.1電磁マグネットコンベア6出側のマグネットプレート2bおよびNo.11電磁マグネットコンベア8のマグネットプレート2cをオフにする。
このように、従来の切板通板パス切替え装置では、電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアをオン・オフすることにより通板パスの切替えを行っている。しかし、通板パス切替えの際にオフにされた電磁マグネットロールあるいは電磁マグネットコンベアの残留磁場の影響により切板の先端が電磁マグネットロール出側で適正に案内されず、装置内で突っかかることがあった。例えば、図5において、通板パスAから通板パスBへ切替える際には、切板11の先端が、No.1電磁マグネットコンベア6出側のマグネットプレート2bの残留磁場の影響を受け、No.21電磁マグネットコンベア9の先端に突っかかることがあった。そのため図5の装置では、切板11の先端の突っかかりを防止するために、通板パス切替え部の切板11の通板速度(コンベア速度)を制限せざるを得なかった。
これに対して、特許文献2には、電磁マグネットロールの励磁の際の立ち上がり時間や消磁の際の時間遅れを短縮し、残留磁場の影響を少なくするために、励磁の際には定格の2〜3倍の高電圧を印加し、消磁の際には逆電圧を印加する技術が記載されている。この技術を図5の切板通板パス切替え装置に適用することが考えられるが、励磁装置が複雑になり装置コストが高くなるという問題がある。また、特許文献2の技術では、通板する切板の厚みや通板速度による影響は考慮されておらず、特に通板速度が高い場合は、通板パス切替えの際の残留磁場によるトラブル発生の防止策としては不十分である。
また、特許文献3には、案内ローラの出側に楔形部材からなる振分け部を設け、これを上下方向に段階的に駆動させることにより、切板を上下方向に振分ける技術が記載されている。この楔形部材からなる振分け部を図5の切板通板パス切替え装置における電磁マグネットロール出側に設けることが考えられるが、楔形部材からなる振分け部を上下に駆動する機構が必要となるため装置コストが高くなる。また、単に固定式の楔形部材からなる振分け部を設けるだけでは、特に通板速度が高い場合は、通板パス切替えの際の残留磁場によるトラブル発生の防止策としては不十分である。
特開昭59−39654号公報 実開昭60−53751号公報 特開昭61−254460号公報
本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、その課題は、電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアを選択的に励磁することにより切板の通板パスを切替える切板通板パス切替え装置において、通板パス切替えの際の残留磁場による切板先端の突っかかり等のトラブル発生を防止でき、通板パス切替え部の通板速度を上げることができるようにすることにある。
本発明の要旨は、従来、電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアのオン・オフ制御によって通板パスの切替えを行っていたのに対し、電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの励磁力を通板する切板の厚みと通板パス切替え部の最大通板速度に応じて変化させることにより、通板パスの切替えを行うようにしたことにある。
すなわち、本発明は、切板の通板パスの上下に設けた電磁マグネットロールと、電磁マグネットロール出側の上下に設けた電磁マグネットコンベアとを備え、前記電磁マグネットロールおよび前記電磁マグネットコンベアを選択的に励磁することにより、電磁マグネットロール出側以降の通板パスを上下の通板パスのいずれかに切替える切板通板パス切替え装置において、前記電磁マグネットロールおよび前記電磁マグネットコンベアの励磁力を、通板する切板の厚みと通板パス切替え部の最大通板速度に応じて変化させる制御装置を備え、前記制御装置が、前記電磁マグネットロールおよび前記電磁マグネットコンベアの励磁力を下記(1)式により求めることを特徴とするものである。
P=P0×ε1×ε2 ・・・(1)
P:電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの励磁力
P0:電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの定格励磁力
ε1:切板の厚みによる補正係数
ε2:通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数
また、本発明では、電磁マグネットロール出側に、電磁マグネットロール出側以降の上下の通板パスの残留磁場の影響を遮断し、かつ切板を上下の通板パスのいずれかに案内する楔形の案内部材を設けることが好ましい。
上述の電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの励磁力の演算は、制御装置によって行う。そして、この演算を効率的に行うためには、制御装置が、切板の厚み範囲毎に通板パス切替え部の最大通板速度を表形式のデータとして保持し、かつ切板の厚みによる補正係数と通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数と電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの定格励磁力のデータを保持し、通板する切板の厚みに応じて電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの励磁力を求めるようにすることが好ましい。
さらに、切り板の厚みによる補正係数および通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数の各々は、制御装置において、切板の厚みの関数として保持するようにすることが好ましい。
本発明では、電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの励磁力を通板する切板の厚みと通板パス切替え部の最大通板速度に応じて変化させるようにしたので、通板パス切替えの際に、切板を所望の通板パスに確実に案内することができる。したがって、従来のものより、通板パス切替え部の通板速度を上げることができる。
また、電磁マグネットロール出側に楔形の案内部材を設ければ、通板パス切替えの際の残留磁場の影響をより確実に抑えることができる。
以下、図面に基づき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の切板通板パス切替え装置の実施例を示す。図1に示す切板通板パス切替え装置は、切板11の通板パスの上下に対向して設けた励磁力制御タイプの電磁マグネットロール3a、3bと、No.1電磁マグネットコンベア6と、No.1電磁マグネットコンベア6と対向して設けたNo.2電磁マグネットコンベア7と、No.1パイラーに通じるNo.11電磁マグネットコンベア8と、No.2パイラに通じるNo.21電磁マグネットコンベア9とを有する。No.1電磁マグネットコンベア6の入側にはオン・オフタイプのマグネットプレート2aが設けられ、出側には励磁力(出力)制御タイプのマグネットプレート4aが設けられている。また、No.2電磁マグネットコンベア7の出側には励磁力(出力)制御タイプのマグネットプレート4bが設けられている。No.11電磁マグネットコンベア8およびNo.21電磁マグネットコンベア9には、それぞれオン・オフタイプのマグネットプレート2c、2dが設けられている。
図1の装置では、切板11がNo.1電磁マグネットコンベア6の入側から搬送され、電磁マグネットロール3a、3bを通過後、No.1電磁マグネットコンベア6の出側またはNo.2電磁マグネットコンベア7の出側に案内される。すなわち、図1の装置では、No.1電磁マグネットコンベア6の出側部分が電磁マグネットロール3a、3b出側以降の下側の通板パスAを形成する電磁マグネットコンベアとなり、No.2電磁マグネットコンベア7の出側部分が電磁マグネットロール3a、3b出側以降の上側の通板パスBを形成する電磁マグネットコンベアとなる。
さらに、図1の装置では上記構成に加え、電磁マグネットロール3a、3bの出側であって、通板パスAを形成するNo.1電磁マグネットコンベア6の出側部分と通板パスBを形成するNo.2電磁マグネットコンベア7の出側部分との間に、楔形の案内部材5が固設されている。この案内部材5は、後で詳述する通板パス切替えの際に、通板パスAあるいは通板パスBの残留磁場の影響を遮断し、切板11を通板パスAまたは通板パスBに確実に案内するためのものである。したがって、案内部材5は、その入側先端が通板パスA側のマグネットプレート4aおよび通板パスB側のマグネット4bの入側先端よりも出側方向に控えて位置するように配置することが好ましい。また、案内部材5の材質は、残留磁場の影響を遮断する点から、銅等の非磁性体が好ましい。
以上の構成において、電磁マグネットロール3a、3b出側以降の通板パスを通板パスAまたは通板パスBに切替える際は、電磁マグネットロール3a、3bおよびその出側以降のマグネットプレート4a、4b、2c、2dを制御装置10により選択的に励磁する。すなわち、下側の通板パスAに切替える場合、制御装置10は下側の電磁マグネットロール3a、No.1電磁マグネットコンベア6出側のマグネットプレート4aおよびNo.11電磁マグネットコンベア8のマグネットプレート2cを励磁し、上側の電磁マグネットロール3b、No.2電磁マグネットコンベア7出側のマグネットプレート4bおよびNo.21電磁マグネットコンベア9のマグネットプレート2dをオフにして消磁する。一方、上側の通板パスBに切替える場合、上側の電磁マグネットロール3b、No.2電磁マグネットコンベア7出側のマグネットプレート4bおよびNo.21電磁マグネットコンベア9のマグネットプレート2dを励磁し、下側の電磁マグネットロール3a、No.1電磁マグネットコンベア6出側のマグネットプレート4aおよびNo.11電磁マグネットコンベア8のマグネットプレート2cをオフにして消磁する。なお、No.1電磁マグネットコンベア6入側のマグネットプレートは、切板11を通板する際は常にオン(励磁)の状態にする。
このように電磁マグネットロール以降の通板パスを切替える際に、電磁マグネットロールおよびその出側の電磁マグネットコンベアを選択的に励磁する点においては、図5の従来の装置と同様である。しかし、本発明では、電磁マグネットロール3a、3bおよびその出側の電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)を単にオン・オフ制御するのではなく、それらを励磁する際の励磁力(実施例では励磁電流)を、通板する切板11の厚みと通板パス切替え部の最大通板速度に応じて制御装置10により変化させる。
具体的には、制御装置10が、切板の厚みによる補正係数(ε1)と、通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数(ε2)と、電磁マグネットロール3a、3bあるいは電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)の定格励磁力(P0)の積から、電磁マグネットロール3a、3bあるいはその出側の電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)に付与する励磁力Pを求める。
また、制御装置10は、通板する切板の厚み範囲毎に通板パス切替え部の最大通板速度(V)を表形式のデータとして保持している。図2は、その表形式のデータの一例をグラフ化したものである。図2に示す切板の厚み範囲と通板パス切替え部の最大通板速度(V)との関係は実験的に得られたものである。なお、図2において破線は、従来技術(図5の装置)における切板の厚み範囲と通板パス切替え部の最大通板速度(V)との関係を示している。
さらに、制御装置10は、切板の厚みによる補正係数(ε1)、通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数(ε2)および電磁マグネットロール3a、3bと電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)の定格励磁力(P0)のデータを保持している。図3は、制御装置10に保持されている切板の厚みによる補正係数(ε1)のデータをグラフ化したものである。図3に示すデータは、実験的に得られた切板の厚みによる補正係数(ε1)を回帰的に近似して、切板の厚み(t)の関数(多項式)として保持されている。
図4は、通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数(ε2)のデータをグラフ化したものである。図4に示すデータは、実験的に得られた通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数(ε2)を回帰的に近似して、通板パス切替え部の最大通板速度(V)の関数(多項式)として示している。ここで、通板パス切替え部の最大通板速度(V)は、図2により切板の厚み(t)が決まれば一義的に決まるので、図4に示す通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数(ε2)は、結果的に切板の厚み(t)の関数(多項式)として表すことができ、制御装置10はこれを保持している。
よって、制御装置10は、通板する切板の厚み(t)が決まれば、図2〜図4のデータにより、切板の厚みによる補正係数(ε1)と通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数(ε2)を求めることができ、これらと、電磁マグネットロール3a、3bあるいは電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)の定格励磁力(P0)の積、すなわち、下記式(1)により電磁マグネットロール3a、3bあるいはその出側の電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)に付与する励磁力Pを求めることができる。
P=P0×ε1×ε2 ・・・(1)
以下、電磁マグネットロール3a、3bおよび電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)の定格励磁力(P0)が22Aの場合において、具体例を示す。
[切板の厚み(t)=0.16mmの場合]
図3より、切板の厚みによる補正係数(ε1)=0.51である。また、図2より通板パス切替え部の最大通板速度(V)=220mpm、したがって、図4より通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数(ε2)=0.56である。
よって、電磁マグネットロール3a、3bおよび電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)の励磁力(P)は、
P=22×0.51×0.56≒6.3A
とする。
[切板の厚み(t)=0.18mmの場合]
図3より、切板の厚みによる補正係数(ε1)=0.48である。また、図2より通板パス切替え部の最大通板速度(V)=250mpm、したがって、図4より通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数(ε2)=0.59である。
よって、電磁マグネットロール3a、3bおよび電磁マグネットコンベア(マグネットプレート4a、4b)の励磁力(P)は、
P=22×0.48×0.59≒6.2A
とする。
以上のように、本発明では、通板パス切替えの際に、電磁マグネットロールおよびその出側の電磁マグネットコンベアの励磁力を、通板する切板の厚みと通板パス切替え部の最大通板速度に応じて変化させる。これによって、通板パス切替えの際の残留磁場による切板先端の突っかかり等のトラブル発生を防止できる。また、電磁マグネットロール出側に、図1に示したように案内部材5を設けることで、通板パス切替えの際の残留磁場の影響をより確実に抑えることができる。これによって、図1の装置においては、図2に示すように、同図において破線で示す従来技術(図5の装置)に比べ、通板パス切替え部の最大通板速度を大幅に上げることができた。
本発明の切板通板パス切替え装置の実施例を示す。 切板の厚み範囲と通板パス切替え部の最大通板速度との関係を示す。 切板の厚みによる補正係数のデータを示す。 通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数のデータを示す。 電磁マグネットロールを利用した従来の切板通板パス切替え装置を示す。
符号の説明
1a、1b オン・オフタイプの電磁マグネットロール
2a〜2b オン・オフタイプのマグネットプレート
3a、3b 励磁力制御タイプの電磁マグネットロール
4a、4b 励磁力制御タイプのマグネットプレート
5 案内部材
6 No.1電磁マグネットコンベア
7 No.2電磁マグネットコンベア
8 No.11電磁マグネットコンベア
9 No.21電磁マグネットコンベア
10 制御装置
11 切板
A、B 通板パス

Claims (4)

  1. 切板の通板パスの上下に設けた電磁マグネットロールと、電磁マグネットロール出側の上下に設けた電磁マグネットコンベアとを備え、前記電磁マグネットロールおよび前記電磁マグネットコンベアを選択的に励磁することにより、電磁マグネットロール出側以降の通板パスを上下の通板パスのいずれかに切替える切板通板パス切替え装置において、前記電磁マグネットロールおよび前記電磁マグネットコンベアの励磁力を、通板する切板の厚みと通板パス切替え部の最大通板速度に応じて変化させる制御装置を備え、前記制御装置が、前記電磁マグネットロールおよび前記電磁マグネットコンベアの励磁力を下記(1)式により求めることを特徴とする切板通板パス切替え装置。
    P=P0×ε1×ε2 ・・・(1)
    P:電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの励磁力
    P0:電磁マグネットロールおよび電磁マグネットコンベアの定格励磁力
    ε1:切板の厚みによる補正係数
    ε2:通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数
  2. 前記電磁マグネットロール出側に、電磁マグネットロール出側以降の上下の通板パスの残留磁場の影響を遮断し、かつ切板を上下の通板パスのいずれかに案内する楔形の案内部材を設けた請求項1に記載の切板通板パス切替え装置。
  3. 前記制御装置が、切板の厚み範囲毎に通板パス切替え部の最大通板速度を表形式のデータとして保持し、かつ前記切板の厚みによる補正係数と前記通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数と前記電磁マグネットロールおよび前記電磁マグネットコンベアの定格励磁力のデータを保持し、通板する切板の厚みに応じて前記電磁マグネットロールおよび前記電磁マグネットコンベアの励磁力を求める請求項1または請求項2に記載の切板通板パス切替え装置。
  4. 前記制御装置が、前記切り板の厚みによる補正係数および前記通板パス切替え部の最大通板速度による補正係数の各々を、切板の厚みの関数として保持している請求項に記載の切板通板パス切替え装置。
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