JP4739863B2 - 内燃機関の運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に内燃機関に関するものであり、さらに詳しくは、1つよりも多い燃焼モードにおいて内燃機関を運転する方法に関する。
内燃機関は多様な目的に広く用いられる。輸送に関するインフラストラクチャーは、移動用の動力を供給するのに専ら機関の利用に依拠している。電力の発生もまた、内燃機関に負うところが頗る大きい。
現代社会における機関の大量使用は多くの問題を生じさせてきたが、その1つは排出される燃焼副生物質総量の止め処のない増大である。今日の機関は前世代の機関よりもはるかに低い排出レベルで運転されるが、しかし、使用される機関の数が急速に増大しているので、排出レベルをさらに一段と低減する必要性が生まれている。
世界中の政府はこの問題を認識し、機関の排出レベルに対処するための規制手段を講じている。例えば、現在進展中の政府基準を達成するためには、特に、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、及びばい煙を徹底的に削減しなければならない。
火花着火機関は、その作動の本質及び用いられる燃料の種類から、NOxと粒子状物質との排出量は低い傾向がある。例えばディーゼル機関のような圧縮着火機関は、一般的に高レベルのNOx及び粒子状物質を排出する。しかし、ディーゼル機関は、火花着火方式の競合機種よりも高い熱効率を誇っており、従って運転時に高い動力出力を出すことができるので、現今なお高い人気を得て用いられている。
圧縮着火機関の排出物を低減する試みの1つは、機関の排気中の好ましくない排出物を変化させるか又は除去するための後処理装置の使用であった。圧縮着火機関のNOx排出物の低減に有望な可能性を示した後処理技術の1つの方式は、NOx吸着器技術すなわち触媒技術である。しかし、NOx吸着器技術を成功裏に実施することは困難であることが判明してきた。まず第1に、低温で十分にNOxを低減するには、NOx吸着器が高価な貴金属を非常に高い添加率で保有しなければならない点がある。実際、低温条件で問題なく作動するNOx吸着器は、高温条件でのみ運転されるNOx吸着器の2倍に及ぶ貴金属含有量を必要とする可能性がある。第2は、きわめて低い温度条件においては、NOx吸着器技術の効率に問題がある点である。この条件における性能を改善するためには、燃料に集中した、費用の掛かる熱管理が必要となるであろう。第3の点として、NOx吸着器の触媒は、現在の超低硫黄レベルの燃料においてさえ硫黄被毒を蒙る点がある。この被毒プロセスは触媒の全体寿命を減退させる。
圧縮着火機関の排出物を低減するもう1つの試みは、均一予混合圧縮着火(homogeneous charge compression ignition:HCCI)燃焼の利用であった。HCCIモードで運転される機関は、燃焼排出物の発生が低いのに高い燃料効率で作動する可能性を有していたため、多大な関心を喚起した。HCCI機関は、ディーゼル機関が、燃焼室内の領域において、リッチになっている燃料つまり高濃度化されている部分の燃料に着火するのに対して、HCCI技術は、燃焼の時点までに分散された均一な燃料/空気の混合気を作り出すという点で、従来のディーゼル圧縮着火機関と異なっている。均一な燃料/空気の混合気の燃焼は、排出副生物質が大幅に低減されるような機関の運転を可能にする。しかし、機関のすべての負荷条件においてHCCI燃焼を問題なく実施することは困難であることが判明してきた。高負荷条件においては、HCCI燃焼は、従来のディーゼル燃焼よりもシリンダー圧力の最高ピーク値が高いことから、機関部品に高い機械的負荷をかける。通常用いられる材料組成の機関部品は、この高い圧力には耐えられないと見られる。さらにまた、高負荷条件におけるHCCI燃焼のタイミングを制御するためには、例えば機関の圧縮比を変える機構を含む重要な構造的変化を機関に加える必要性が生じる可能性がある。HCCI燃焼を利用するための1つの方策が、2003年5月13日にzur Loyeらに交付された米国特許公報(特許文献1)に開示されている。米国特許公報(特許文献1)においては、機関運転の一部の期間には、HCCI燃焼に類似のPCCI燃焼が用いられ、機関運転の他の期間では、標準的なディーゼルモード、火花着火モード、及び複式燃料の均一給気遷移モード等の他の燃焼モードが用いられる。
米国特許第6,561,157号明細書
本発明は上記の1つ以上の課題を克服することに関する。
本発明の1つの実施形態においては、内燃機関の運転方法が内燃機関を第1の燃焼モードで運転することを含んでいる。この運転方法はまた内燃機関の運転を第2の燃焼モードに切り換えることを含んでいる。この運転方法は、内燃機関の排気流を、実質的に第2の燃焼モードにおける運転の期間中にのみ、NOx吸着器と接触させることを含んでいる。
本発明のもう1つの実施形態においては、内燃機関の運転方法が内燃機関を第1の燃焼モードで運転することを含んでいる。この運転方法はまた内燃機関の運転を第2の燃焼モードに切り換えることを含んでいる。この運転方法は、内燃機関の排気流を、第1の燃焼モード以外のどの燃焼モードの期間中にも、NOx吸着器と接触させることを含んでいる。
本発明のさらにもう1つの実施形態においては、内燃機関の運転方法が、機関をHCCI燃焼モード及び少なくとも1つの他の燃焼モードで選択的に運転することができる場合において、実質的に少なくとも1つの他の燃焼モードの期間中にのみ、機関の排気流をNOx吸着器と接触させることを含んでいる。
本発明の別の実施形態においては、内燃機関が、燃焼室を画定する機関本体を含み、排気流が燃焼室から流出し、燃料装置が機関本体に連結される。燃料装置は、燃焼室にHCCI燃料給気を送り込むように構成される。燃料装置はまた、燃焼室に少なくとも1つの他の燃料給気を送り込むようにも構成される。この内燃機関はNO吸着器を備えており、このNOx吸着器は、実質的に燃料装置が燃焼室に少なくとも1つの他の燃料給気を送り込む時にのみ、排気流と流体連通するように配置される。
本発明のまた別の実施形態においては、内燃機関が、燃焼室を画定する機関本体を含み、排気流が燃焼室から流出し、NOx吸着器が排気流と選択的に接触するように配置される。内燃機関は、内燃機関を第1の燃焼モードで運転する手段を含んでいる。内燃機関はまた、内燃機関の運転を第2の燃焼モードに切り換える手段を含んでいる。内燃機関は、排気流を、実質的に第2の燃焼モードにおける運転の期間中にのみ、NOx吸着器と接触させる手段を含んでいる。
本発明のさらにもう1つの実施形態においては、内燃機関の運転方法が、内燃機関を、第1の排気流が作り出される第1の燃焼モードで運転することを含んでいる。この第1の排気流は、所定の参照NOx濃度以下の第1のNOx濃度を有している。運転方法はまた、内燃機関の運転を、第2の排気流が作り出される第2の燃焼モードに切り換えることを含んでいる。この第2の排気流は、所定の参照NOx濃度を超える第2のNOx濃度を有している。この運転方法はさらに、第2の排気流を、少なくとも1つのNOx吸着器と接触させることを含んでいる。運転方法は、第2の排気流が少なくとも1つのNOx吸着器と接触して、処理された排気流が生成される際に、第2の排気流からNOxを除去することを含んでいる。処理された排気流は、所定の参照NOx濃度以下のNOx濃度を有している。
図1を参照するに、内燃機関10の概略図が示されている。内燃機関10は燃焼室14を画定する機関本体12を含む。機関本体12は、シリンダーブロック(図示せず)、及びシリンダーブロックに取り付けられたシリンダーヘッド(図示せず)、あるいは当分野で周知の他の機関構造物を含むことができる。機関本体12は、ピストン18がその中に配置されるシリンダー16を画定する。ピストン18は燃焼室14に接している。内燃機関10はまた、吸気又は吸気と燃料との混合気を燃焼室14に送り込むための吸気系20と、排気流を燃焼室14から排出する排気系22とを備えている。図1には、ただ1個のシリンダー16が示されているが、本発明は、例えば4気筒、5気筒、6気筒、8気筒、10気筒、12気筒あるいは16気筒のシリンダー16のようなあらゆる数のシリンダー16を有する機関10を含む多様な構成の内燃機関10に利用することができる。さらに、内燃機関10は、主として、4ストローク機関10に関連させて論述するが、別の実施形態においては、内燃機関10は2ストローク機関10の形式であってもよい。
図1の実施形態においては、吸気系20は、吸気もしくは空気/燃料混合気を燃焼室14に導くための吸気マニホルド24と吸気ポート26とを含んでいる。同様に、排気系22は、排気ガスを以下に記述するように導くための排気ポート28を備えている。それぞれのポート26及び28には、1個以上の吸気バルブ30及び1個以上の排気バルブ32が配置され、吸気もしくは空気/燃料混合気の燃焼室14への流れと、燃焼室14からの排気流とをそれぞれ制御するために、従来のバルブコントロール装置あるいは可変バルブタイミング装置によって開位置及び閉位置の間を移動される。
内燃機関10は、機関本体12に連結された燃料装置34を有している。図1の実施形態では、燃料装置34は、燃料を燃焼室14に噴射する燃料噴射器36を含んでいる。燃料装置34はディーゼル噴射燃料を燃焼室14に送り込むように構成される。ディーゼル噴射燃料の送り込みは、一般的に、ピストン18が上死点近傍にある時に、所定量の燃料を燃焼室14内に直接噴射することを含んでいる。ディーゼル噴射燃料の送り込みは、燃焼室14内の自己伝播火炎面を形成する燃料の高濃度領域の圧縮着火によって燃焼をもたらす他のいかなる方法をも含むことができる。
燃料装置34は、また、HCCI燃料給気を燃焼室14に送り込むようにも構成される。HCCI給気の送り込みは、初めに予備的な量の燃料を燃焼室14へ送り込むこと、すなわち、ピストン18が上死点に達する前に燃焼室14内に所定量の燃料を噴射することを含むことができる。HCCI給気の送り込みは、第1の量の燃料を第1の分散角度において燃焼室14内へ送り込み、第2の量の燃料を第2の分散角度において燃焼室14内に送り込むことを含むこともできる。また、HCCI給気の送り込みは、燃焼室14の外側で空気及び燃料の実質的に均一な混合気を生成させ、この均一な混合気を燃焼室14に送り込むことを含むことができる。均一な混合気の生成は、燃料を、内燃機関10の吸気マニホルド24の中に噴射するか、あるいは内燃機関10の吸気ポート26に噴射することによって実現してもよい。HCCI給気の送り込みは、これらの方法のどのような組み合わせを含むものであってもよく、あるいは、その主要部分が自己伝播火炎面の存在なしに圧縮着火によって着火し得るような可燃混合気を、燃焼前に、燃焼室14内に作り出すことができるいかなる他の方法を含むものであってもよい。
内燃機関10は、第1の燃焼モード及び第2の燃焼モードにおいて選択的に運転されるように構成される。内燃機関10はまた、さらに付加的な1つ以上の燃焼モードにおいて運転されるように構成されてもよい。1つの実施形態では、第1の燃焼モードをHCCI燃焼モード、すなわち、燃料装置34がHCCI燃料給気を燃焼室14に送り込むモードとしている。第2の燃焼モードは、ディーゼル燃焼モード、すなわち、燃料装置34がディーゼル噴射燃料を燃焼室14に送り込むモードとすることができる。
内燃機関10は、内燃機関10の排気流と接触する位置に配置される少なくとも1つのNOx吸着器38を備えている。1つの実施形態においては、このNOx吸着器38は、排気流が、実質的にHCCI燃料給気以外の種類の燃料給気の燃焼の結果である場合にのみ、排気流と接触する位置に置かれる。もう1つの実施形態では、NOx吸着器38は、内燃機関10の各燃焼モードの期間中、排気流と接触する位置に置かれる。排気系22は、排気流がNOx吸着器38を迂回することができるバイパス径路40を備えてもよい。本明細書で用いる“NOx吸着器”という用語は、内燃機関10の排気流からNOxを有限時間吸蔵する能力と、NOx吸蔵能力の一定の部分が充塞されると、吸蔵されたNOxの一部又はすべてを窒素に転換する能力とを備えたあらゆる構造体、技術、あるいは装置を意味している。
内燃機関10はまた、電子制御ユニット(ECU)44を含む制御装置42を備えている。制御装置42は、内燃機関10の状態を検知し、その状態をECU44に報知するように構成された少なくとも1つのセンサー46を有している。この少なくとも1つのセンサー46は、NOx吸着器38の上流側、下流側、あるいは少なくとも部分的にはNOx吸着器38内に配置することができる。1つの実施形態では、この少なくとも1つのセンサー46を内燃機関10の負荷状態を検知するように構成し、他の実施形態では、少なくとも1つのセンサー46を、速度状態、温度状態、あるいは、内燃機関10の燃焼の効果的な制御において制御装置42の補助手段となる他の何らかの状態を検知するように構成することができる。制御装置42は、この少なくとも1つのセンサー46からの情報を処理する能力を有すると共に、各燃焼モードの期間中に内燃機関10の運転を効果的に制御し、かつ内燃機関の運転の燃焼モード間の効果的・効率的な移行を達成するために、適正な機関部品に制御信号を提供する能力を有する。制御装置42はまた、少なくとも1つのセンサー46からの情報を処理する能力を有すると共に、NOx吸着器38の再生サイクルを効果的に制御するために、適正な機関部品に制御信号を提供する能力をも有する。制御装置42は、HCCI燃料給気とディーゼル噴射燃料を含む他の種類の燃料給気とのいずれかを選択するように構成され、かつまた、燃料装置34に指令して選択された燃料給気を送り込ませるように構成される。制御装置42によるこの選択は、少なくとも1つのセンサー46が提供する内燃機関の状態の報知に応じて行えばよい。
内燃機関10は、内燃機関10を第1の燃焼モードで運転する手段48を含んでいる。この運転手段48は、燃料装置34、制御装置42、及び/又は内燃機関10を第1の燃焼モードで運転させ得る他の構造体を含むことができる。内燃機関10はまた、内燃機関10の運転を第2の燃焼モードに切り換える手段50を含んでいる。この切り換え手段50は、制御装置42、ECU44、少なくとも1つのセンサー46、及び/又は、内燃機関10の第1燃焼モードから第2燃焼モードへの切り換えを可能にする他の構造体を含むことができる。内燃機関10は、内燃機関10が実質的に第2燃焼モードで運転されている期間中にのみ、排気流をNOx吸着器38と接触させる手段52を備えている。この接触させる手段52は、排気系22、排気ポート28、バイパス径路40、及び/又は、実質的に第2燃焼モードの期間中にのみ、NOx吸着器38を排気流と接触させることを内燃機関10に可能にさせる他の構造体を含むことができる。
内燃機関10の運転中、内燃機関10は、異なった燃焼モードにおいて選択的に運転される。内燃機関10の運転方法の1つの実施形態では、特定の燃焼モードの期間中にのみ、NOx吸着器38が排気流と接触する状態に置かれる。1つの方法では、内燃機関10が第1の燃焼モードで運転され、排気流は燃焼室14から流出してNOx吸着器38とは接触しない。その後、内燃機関10の運転は第2の燃焼モードに切り換えられる。この切り換え過程は、第1燃焼モードから第2燃焼モードへの直接的移行であってもよいし、あるいは、内燃機関10を、第1燃焼モードと第2燃焼モードとの間に、1つ以上の他の燃焼モードで運転してもよい。この1つ以上の他の燃焼モードには、部分HCCI燃焼モード、すなわち、燃焼が、部分的なHCCI燃料給気と従来のディーゼル噴射燃料との燃焼から成り立つような燃焼モードが含まれる。この方法の1つの実施形態では、実質的に内燃機関10が第2の燃焼モードで運転されている場合にのみ、排気流がNOx吸着器38と接触するように導かれる。もう1つの実施形態では、内燃機関10の排気流は、第1の燃焼モード以外のどの燃焼モードの期間中にも、NOx吸着器38と接触するように導かれる。この方法の1つの実施形態においては、第1の燃焼モードはHCCI燃焼モードであり、第2の燃焼モードはHCCI燃焼モードでない。第2の燃焼モードは、例えば、ディーゼル燃焼モードとすることができる。
内燃機関10の1つの運転方法は、図2のフローチャートを参照して説明される。第1の制御ブロック54では、制御装置42の少なくとも1つのセンサー46が、負荷状態、速度状態、あるいは温度状態のような内燃機関10の少なくとも1つの状態を検知する。少なくとも1つのセンサー46は、ECU44に信号を送ってこの状態の現状値を送出する。図2のフローチャートに示す運転方法に関する以下の説明では、この少なくとも1つの状態を内燃機関10の負荷状態として記述する。しかし、他の方法では、他の状態を検知し、報知することができる。
第2の制御ブロック56では、ECU44が負荷状態の現状値を参照状態値58と比較する。参照状態値58は、低負荷状態の上限値であってもよいし、高負荷状態の下限値であってもよい。1つの実施形態では、この参照状態値58は機関負荷の約50%である。別の実施形態では、この参照状態値58は、機関負荷の40%〜60%であり、また別の実施形態では、参照状態値58は、機関負荷の25%〜75%である。当業者は、この参照状態値58を、内燃機関10の所望の運転に基づいて選定し得ることを認めるであろう。さらに、この参照状態値58は、図3のグラフに示されるように、内燃機関10の他の状態によっても変化する可能性がある。図3は、Y軸に沿って機関負荷を、X軸に沿って機関速度を表しているが、この図は、参照状態値58を、機関負荷及び機関速度によって変化するものとして示している。参照状態値58を示す線より下の領域62は低負荷状態と定義され、参照状態値58を示す線より上の領域60は高負荷状態と定義される。少なくとも1つのセンサー46によって報知される内燃機関10の負荷状態が参照状態値58よりも低ければ、すなわち、内燃機関10が低負荷状態で運転されていれば、この方法は第3の制御ブロック64に進む。もし、内燃機関10の負荷状態が参照状態値58よりも高ければ、すなわち、内燃機関10が高負荷状態で運転されていれば、この方法は第4の制御ブロック66に進む。
第3の制御ブロック64では、制御装置42が内燃機関10の第1の燃焼モードを選択する。1つの実施形態では第1の燃焼モードはHCCI燃焼モードである。制御装置42は燃料装置34に信号を送って、燃料装置34に、HCCI燃料給気を燃焼室14へ送り込ませる。方法は次に第5の制御ブロック68に進む。第5の制御ブロック68では、制御装置42は、内燃機関10の排気流がNOx吸着器38と接触しないようにする。排気流が、排気系22のバイパス径路40を通って、NOx吸着器38を回避するようにすればよい。次いで、この方法は第1の制御ブロック54に戻る。
第4の制御ブロック66では、制御装置42は内燃機関10の第1の燃焼モード以外の燃焼モードを選択する。制御装置42は、ディーゼル燃焼モードとすることができる第2の燃焼モードを選択してもよい。ディーゼル燃焼モードでは、制御装置42は燃料装置34に信号を送って、燃料装置34に、ディーゼル噴射燃料を燃焼室14へ送り込ませる。次にこの方法は第6の制御ブロック70に進む。第6の制御ブロック70では、制御装置42は、排気流をNOx吸着器38と接触させる。次いで、この方法は第1の制御ブロック54に戻る。
図2に図表化された内燃機関10の運転方法から分かるように、内燃機関10はその運転を第1の燃焼モードから第2の燃焼モードに切り換えることができる。例えば、内燃機関10がHCCI燃焼モードで運転されていて、少なくとも1つのセンサー46が、第1の制御ブロック54において、参照状態値58よりも高い負荷状態、例えば低負荷状態の上限値よりも高い負荷状態を検知すると、内燃機関の運転が、第4の制御ブロック66において、HCCI燃焼モードから、例えばディーゼル燃焼モードのような他の何らかのモードに切り換えられるであろう。さらに、運転中、内燃機関10を、第2の燃焼モードから第1の燃焼モードに切り換えることもできる。例えば、内燃機関10が、ディーゼル燃焼モードのような非HCCI燃焼モードで運転されていて、少なくとも1つのセンサー46が、第1の制御ブロック54において、参照状態値58よりも低い負荷状態、例えば高負荷状態の下限値よりも低い負荷状態を検知すると、内燃機関の運転は、第3の制御ブロック64において、非HCCI燃焼モードから、HCCI燃焼モードに切り換えられるであろう。従って、内燃機関10の1つの燃焼モードから別の燃焼モードへの切り換えは、内燃機関10の状態、例えば内燃機関10の負荷状態に依存している。
当業者は、図2に示す方法が、内燃機関10の運転制御に用いることができるいくつかの方法の1つであることを認めるであろう。さらに、図3のグラフが、内燃機関10を1つの燃焼モードから別の燃焼モードにどの時点で切り換えるべきかを決定する唯一の方法ではない。例えば、参照状態値58は直線でなくてもよいし、あるいは速度に依存していなくても差し支えない。その代わりに、内燃機関10がどの時点で燃焼モードを切り換えるべきかを決定するために用いられる情報は、機関速度及び/又は温度のような他の因子によって変化するものでもよく、また、マップ図、ルックアップ表等のような他の形式で表現されたものでもよい。
内燃機関10の運転方法の別の実施形態においては、内燃機関10が第1の燃焼モードにおいて運転され、その燃焼モードの期間中は、燃焼によって、第1のNOx濃度を有する第1の排気流が生成する。この第1のNOx濃度は所定の参照NOx濃度以下である。所定の参照NOx濃度の例として、ブレーキ馬力・時間当たり3グラム、ブレーキ馬力・時間当たり1.5グラム、及びブレーキ馬力・時間当たり0.2グラムがあるが、これに限定されるわけではない。いくつかの因子が所定の参照NOx濃度値に影響する可能性が挙げられるが、末端使用者仕様、及び米国の環境保護庁が公布している規制のような政府規制がその因子に含まれる。1つの実施形態では、第1の燃焼モードはHCCI燃焼モードであり、別の実施形態では、第1の燃焼モードは部分HCCI燃焼モードである。
内燃機関10のこの運転方法においては、内燃機関10が第2の燃焼モードに切り換えられ、その燃焼モードの期間中は、燃焼によって、第2のNOx濃度を有する第2の排気流が生成する。この第2のNOx濃度は所定の参照NOx濃度よりも高い。1つの実施形態では、第2の燃焼モードはHCCI燃焼モードではない。例えば、第2の燃焼モードはディーゼル燃焼モードとしてもよい。
内燃機関10のこの運転方法においては、第2の排気流を少なくとも1つのNOx吸着器38と接触させる。第2の排気流が少なくとも1つのNOx吸着器38と接触する間に、NOxが第2の排気流から除去され、所定の参照NOx濃度以下のNOx濃度を有する処理された排気流が作り出される。
内燃機関10の1つの運転方法では、第1の排気流を、例えば排気系22のバイパス径路40を通して、少なくとも1つのNOx吸着器38をバイパスさせることができる。代わりの別の運転方法では、第1の排気流を少なくとも1つのNOx吸着器38と接触させることが含まれる。この代わりの方法においては、この少なくとも1つのNOx吸着器が第1の排気流と接触している際に、この少なくとも1つのNOx吸着器を再生することができる。このような再生は、第1の燃焼モードが燃料リッチ操作となるように調節することによって実現することができる。この第1燃焼モードの運転の調節は制御装置42によって制御すればよい。さらに、第1の燃焼モードと第2の燃焼モードとの間の運転の切り換えは、上記のように、制御装置42によって制御すればよい。
内燃機関10を、a)1つよりも多い燃焼モードにおいて選択的に運転することができる可能性、及び、b)内燃機関10の排気流を処理するためにNOx吸着器38を選択的に組み入れることができると、NOx吸着器技術とHCCI燃焼との長所を、多くの弱点を回避しながら生かすことが可能になる。内燃機関10を、主として低負荷条件又は低温条件においてHCCI燃焼モードで運転することによって、内燃機関10は、高負荷HCCI燃焼が惹起する高いシリンダー圧力に直面しなくてすむであろう。このため、内燃機関10には、通常用いられる材料組成を有する機関部品を使用することができる。さらに、例えば内燃機関10の圧縮比変更機構の導入のような、前述の重要な構造的変更を組み込む必要性は生じないであろう。
HCCI燃焼の排出物は標準的なディーゼル燃焼の場合よりも低レベルであるので、NOx吸着器38は、HCCI燃焼プロセスによって生成される排気流を処理する必要はないであろう。NOx吸着器38は、機関10が、ディーゼル燃焼モードのような非HCCI燃焼モードにおける高負荷及び/又は温度において運転される場合にのみ、用いる必要が生じるだけである。このような使用態様であるので、NOx吸着器38における高価なPGMの添加率は低くてよい。また、NOx吸着器38を非常に低い温度条件で運転する難点も回避することができる。さらに、NOx吸着器38が、機関10の排気流に、機関10の全作動時間中接触するわけではないので、NOx吸着器38の硫黄被毒の速度も低下し、NOx吸着器38の有効寿命が増大する。
本発明の他の形態、目的及び利点は、図面、明細書及び添付した請求の範囲の検討によって得られる。
内燃機関の概略図である。 図1の内燃機関の運転方法のフローチャートである。 機関負荷と機関速度との関数としての図1の内燃機関の燃焼モードのグラフである。
符号の説明
10 内燃機関
12 機関本体
14 燃焼室
16 シリンダー
18 ピストン
20 吸気系
22 排気系
24 吸気マニホルド
26 吸気ポート
28 排気ポート
30 吸気バルブ
32 排気バルブ
34 燃料装置
36 燃料噴射器
38 NOx吸着器
40 排気流のバイパス径路
42 制御装置
44 電子制御ユニット
46 センサー
48 機関を第1の燃焼モードにおいて運転する手段
50 機関の運転を第2の燃焼モードに切り換える手段
52 排気流をNOx吸着器と接触させる手段
54 第1の制御ブロック
56 第2の制御ブロック
58 参照状態値
60 高負荷状態を示す領域
62 低負荷状態を示す領域
64 第3の制御ブロック
66 第4の制御ブロック
68 第5の制御ブロック
70 第6の制御ブロック

Claims (13)

  1. 内燃機関の運転方法であって、
    前記内燃機関を第1の燃焼モードにおいて運転するステップと、
    前記内燃機関の運転を第2の燃焼モードに切り換えるステップと、
    前記内燃機関の排気流を、前記第2の燃焼モードにおける前記運転の期間中にはNOx吸着器と接触させ、前記第1の燃焼モードにおける前記運転の期間中には、前記排気流を、いかなる触媒も設けられていないバイパス経路を介して前記NOx吸着器を迂回させるようにするステップと、
    を含み、
    前記第1の燃焼モードがHCCI燃焼モードであり、前記第2の燃焼モードがHCCI燃焼モードでないものである内燃機関の運転方法。
  2. 前記第2の燃焼モードがディーゼル燃焼モードである請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1および第2の燃焼モード間の切り換えの制御を行うために、前記内燃機関の少なくとも1つの状態を検知することを含む請求項1に記載の方法。
  4. 内燃機関の運転方法であって、
    前記内燃機関を第1の燃焼モードにおいて運転するステップと、
    前記内燃機関の運転を第2の燃焼モードへ切り換えるステップと、
    前記内燃機関の排気流を、前記第1の燃焼モード以外のどの燃焼モードの期間中においてもNOx吸着器と接触させ、前記第1の燃焼モードにおける前記運転の期間中には、前記排気流を、いかなる触媒も設けられていないバイパス経路を介して前記NOx吸着器を迂回させるようにするステップと、
    を含み、前記第1の燃焼モードがHCCI燃焼モードである内燃機関の運転方法。
  5. 内燃機関の運転方法であって、
    前記内燃機関は、HCCI燃焼モード及び少なくとも1つの他の燃焼モードにおいて選択的に運転することが可能であり、その機関の排気流を、前記少なくとも1つの他の燃焼モードの期間中にはNOx吸着器と接触させ、前記HCCI燃焼モードにおける前記運転の期間中には、前記排気流を、いかなる触媒も設けられていないバイパス経路を介して前記NOx吸着器を迂回させるようにするステップを含む内燃機関の運転方法。
  6. 排気流が流出する燃焼室を画定する機関本体と、
    前記機関本体と連結される燃料装置であって、前記燃料装置はHCCI燃料給気を前記燃焼室に送り込むように構成されており、前記燃料装置は少なくとも1つの他の燃料給気を前記燃焼室に送り込むように構成されている燃料装置と、
    前記排気流が前記少なくとも1つの他の燃料給気の燃焼の結果生成したものである場合にのみ、前記排気流と接触する位置に配置されたNOx吸着器と、
    を備え、前記HCCI燃料給気の燃焼の結果生成した前記排気流はいかなる触媒も設けられていないバイパス経路を介して前記NOx吸着器を迂回するようにした内燃機関。
  7. 前記HCCI燃料給気と前記少なくとも1つの他の燃料給気との間の選択を行うように構成された制御装置を含む請求項6に記載の内燃機関。
  8. 前記制御装置に連結された少なくとも1つのセンサーであって、前記少なくとも1つのセンサーは前記内燃機関の少なくとも1つの状態を検知し、前記少なくとも1つの状態を前記制御装置に報知するように構成されたセンサーを含む請求項7に記載の内燃機関。
  9. 前記少なくとも1つの状態が前記内燃機関の負荷状態である請求項8に記載の内燃機関。
  10. 前記少なくとも1つの状態が速度状態及び温度状態の少なくとも一方である請求項8に記載の内燃機関。
  11. 前記制御装置が、前記HCCI燃料給気と前記少なくとも1つの他の燃料給気との間の選択を、前記少なくとも1つの状態の前記報知に応答して行うように構成された請求項8に記載の内燃機関。
  12. 内燃機関であって、
    排気流が流出する燃焼室を画定する機関本体と、
    前記排気流と選択的に接触する位置に置かれたNOx吸着器と、
    前記内燃機関を第1の燃焼モードにおいて運転する手段と、
    前記内燃機関の運転を第2の燃焼モードへ切り換える手段と、
    前記排気流を、前記第2の燃焼モードにおける前記運転の期間中には前記NOx吸着器と接触させ、前記第1の燃焼モードにおける前記運転の期間中には、前記排気流を、いかなる触媒も設けられていないバイパス経路を介して前記NOx吸着器を迂回させるようにする手段と、
    を備え、前記第1の燃焼モードがHCCI燃焼モードであり、前記第2の燃焼モードがHCCI燃焼モードでないものである内燃機関。
  13. 内燃機関の運転方法であって、
    前記内燃機関を、燃焼によって第1のNOx濃度を有する第1の排気流が生成する第1の燃焼モードにおいて運転するステップであって、前記第1のNOx濃度は所定の参照NOx濃度以下であるように運転するステップと、
    前記内燃機関の運転を、燃焼によって第2のNOx濃度を有する第2の排気流が生成する第2の燃焼モードに切り換えるステップであって、前記第2のNOx濃度は所定の前記参照NOx濃度よりも高いように切り換えるステップと、
    前記第2の排気流を少なくとも1つのNOx吸着器と接触させ、前記第1の排気流をいかなる触媒も設けられていないバイパス経路を介して前記NOx吸着器を迂回させるようにするステップと、
    前記第2の排気流が前記少なくとも1つのNOx吸着器と接触する際に、前記第2の排気流からNOxを除去し、所定の前記参照NOx濃度以下のNOx濃度を有する処理された排気流を作り出すステップと、
    を含み、前記第1の燃焼モードがHCCI燃焼モードであり、前記第2の燃焼モードがHCCI燃焼モードでないものである内燃機関の運転方法。
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