JP4739073B2 - 入力装置および制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者からの入力を受け付ける入力装置および制御装置に関するものである。
従来技術として、音量等を電子的に調整する入力装置で、回転するノブ内に設けられたパターン電極を、摺動接点が横切ってオンオフを繰り返す回数を検出することによって、回転ノブの回転量(回転角)が判り、音量等の調整をする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、特許文献1は、回転ノブが左右いずれかの方向に回転すると、それに伴って連結子を介して回転方向スイッチとして機能するリーフスイッチが、2接点のうちいずれかに接触して、その接点からの信号を監視することで、回転ノブの回転方向も検出できる回転型の入力装置である。
特開平8−271285号公報
しかし、特許文献1では、入力装置の構造が連続した回転体であるため、利用者はその回転体であるノブを回転させることにより、入力を行わなければならない。従って、利用者が断続的に情報等の入力を行う場合には、始点終点の区切りの判断が困難であるため、微細な調整が行いにくいという問題があった。また、電極部がオンオフを繰り返す際に摺動運動がなされるため、その接触部分が磨耗するという問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、当接部分の磨耗も防止できる入力装置および制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、凹状及び凸状のうち少なくとも一方の形状部分を有する軟素材で形成され、利用者による操作力を受けることで、前記利用者からの入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けた操作力を検知する検知手段と、前記受付部側に設けられた支点部と、前記支点部によって2方向に回動可能に軸支された本体部とを有し、前記本体部は、利用者が前記受付部を力点として入力を行った場合に、前記受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として前記支点部を軸に操作方向に回動することによって前記検知手段を押圧する緩和伝達手段とを備え、前記緩和伝達手段は、前記支点部と前記作用点との間の距離を、前記支点部と前記受付部との間の距離よりも大きく構成したことを特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って複数の突起からなるひだ状の軟素材で形成されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、単一の凸状部を有し、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、前記本体部の内部から外方に向けて突出した軟素材で形成されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、前記端部から側方の表面に複数の突起を有すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、前記端部から側方の表面に複数の凹状湾曲部を有し、各々の前記凹状湾曲部の交叉部位が凸状に形成されること、を特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、単一の凹状部を有し、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、前記端部から側方に掛けて凹状部が形成され、前記凹状部内に複数のひだ状からなる突起を有すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、前記本体部方向に向かう複数の切断部を有すること、を特徴とする。
また、本発明は、軟素材で形成され、利用者による操作力を受けることで、前記利用者からの入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けた操作力を検知する検知手段と、前記受付部側に設けられた支点部と、前記支点部によって2方向に回動可能に軸支された本体部とを有し、前記本体部は、利用者が前記受付部を力点として入力を行った場合に、前記受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として前記支点部を軸に操作方向に回動することによって前記検知手段を押圧する緩和伝達手段とを備え、前記緩和伝達手段は、前記支点部と前記作用点との間の距離を、前記支点部と前記受付部との間の距離よりも大きく構成したことを特徴とする。
また、本発明は、前記受付部は、内部に複数の空間を有し、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、押圧により前記空間が閉塞されることで操作力を受けること、を特徴とする。
また、本発明は、前記支点部は、前記力点および前記作用点の間で移動可能に設けられていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記支点部の外周は、凹凸状に形成され、前記本体部は、前記支点部が貫通する孔部を有し、前記孔部の内壁は、前記支点部の凹凸状の外周に噛み合うように凹凸状で形成されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記本体部の内壁は、さらに軟素材で形成されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記支点部は、単一の突起部を有し、前記本体部は、前記単一の突起部に対向し、前記単一の突起部を挟んだ位置に、軟素材で形成された複数の突起を有すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記支点部は、凹凸状の外周で形成され、前記本体部は、前記支点部が貫通する孔部を有し、前記孔部の内壁は、単一の突起部を有していること、を特徴とする。
また、本発明は、前記緩和伝達手段は、前記本体部と前記検知手段との間に設けられ、前記本体部からの前記検知手段に対する押圧による衝撃を緩和する緩衝部材を備えること、を特徴とする。
また、本発明は、前記緩衝部材は、平板状で形成されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記緩衝部材は、円錐形で形成され、前記本体部と前記円錐形の底面が接し、前記検知手段と前記円錐形の頂点が接して配置されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記緩衝部材は、三角柱で形成され、前記本体部と前記三角柱の第1の側面が接し、前記検知手段と前記三角柱の前記第1の側面以外の第2の側面及び第3の側面の接線が接して配置されていること、を特徴とする。
また、本発明は、前記検知手段は、第1圧力検知手段と、前記第1圧力検知手段と対向して配置された第2圧力検知手段とを含み、前記第1圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第1の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、前記第2圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって前記第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第2の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられていること、を特徴とする。
また、本発明は、利用者による入力に基づいて処理の制御を行う制御装置において、凹状及び凸状のうち少なくとも一方の形状部分を有する軟素材で形成され、利用者による操作力を受けることで、前記利用者からの入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けた操作力を検知する検知手段と、前記受付部側に設けられた支点部と、前記支点部によって2方向に回動可能に軸支された本体部とを有し、前記本体部は、利用者が前記受付部を力点として入力を行った場合に、前記受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として前記支点部を軸に操作方向に回動することによって前記検知手段を押圧する緩和伝達手段と、前記検知手段により検知された操作力に基づいて入力に対する動作を決定する制御手段と、を備え、前記緩和伝達手段は、前記支点部と前記作用点との間の距離を、前記支点部と前記受付部との間の距離よりも大きく構成したことを特徴とする
また、本発明は、前記検知手段は、第1圧力検知手段と、前記第1圧力検知手段と対向して配置された第2圧力検知手段とを含み、前記第1圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第1の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、前記第2圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって前記第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第2の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、前記制御手段は、更に、前記第1圧力検知手段を押圧した前記本体部が、前記第1圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第2の方向に回動して復帰する際、前記第2圧力検知手段が検知した押圧力を無効にし、前記第2圧力検知手段を押圧した前記本体部が、前記第2圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第1の方向に回動して復帰する際、前記第1圧力検知手段が検知した押圧力を無効にすること、を特徴とする。
また、本発明は、利用者による入力に基づいて処理の制御を行う制御装置において、軟素材で形成され、利用者による操作力を受けることで、前記利用者からの入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けた操作力を検知する検知手段と、前記受付部側に設けられた支点部と、前記支点部によって2方向に回動可能に軸支された本体部とを有し、前記本体部は、利用者が前記受付部を力点として入力を行った場合に、前記受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として前記支点部を軸に操作方向に回動することによって前記検知手段を押圧する緩和伝達手段と、前記検知手段により検知された操作力に基づいて入力に対する動作を決定する制御手段と、を備え、前記緩和伝達手段は、前記支点部と前記作用点との間の距離を、前記支点部と前記受付部との間の距離よりも大きく構成したることを特徴とする。
また、本発明は、前記検知手段は、第1圧力検知手段と、前記第1圧力検知手段と対向して配置された第2圧力検知手段とを含み、前記第1圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第1の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、前記第2圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって前記第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第2の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、前記制御手段は、更に、前記第1圧力検知手段を押圧した前記本体部が、前記第1圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第2の方向に回動して復帰する際、前記第2圧力検知手段が検知した押圧力を無効にし、前記第2圧力検知手段を押圧した前記本体部が、前記第2圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第1の方向に回動して復帰する際、前記第1圧力検知手段が検知した押圧力を無効にすること、を特徴とする。
また、本発明は、表示装置に表示する表示対象データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記表示対象データの前記表示装置に対する表示制御を行う表示制御手段と、を更に備え、前記制御手段は、前記表示対象データの表示動作を前記検知手段によって検知された押圧力に基づいて決定し、前記表示制御手段は、前記表示対象データを、前記制御手段で決定された表示動作で前記表示装置に表示すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記制御手段は、前記検知手段により検知された押圧力の強弱に基づいて動作を決定すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記制御手段は、前記検知手段により検知された押圧力の継続時間に基づいて動作を決定すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記制御手段は、前記検知手段により検知された押圧力が作用する速度に基づいて動作を決定すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記制御手段は、前記第1圧力検知手段により押圧力を検知した場合は、前記表示装置の画面に、前記表示対象データの内容を進行させて表示する動作を決定すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記制御手段は、前記第2圧力検知手段により押圧力を検知した場合は、前記表示装置の画面に、前記表示対象データの内容を退行させて表示する動作を決定すること、を特徴とする。
本発明によれば、凹状及び凸状のうち少なくとも一方の形状部分を有する軟素材で形成された受付部によって、利用者による操作力を受けることで入力を受け付け、検知手段によって、受付部により受け付けた操作力を検知する。従って、受付部が軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、微細な指先の力を加減することができる。さらに、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行なうことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、緩和伝達手段によって、受付部により受けた操作力を緩和して検知手段に伝達する。従って、操作力が緩和して伝達されるため、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力ができ、操作力を検知して入力を行なわれるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、緩和伝達手段は、支点部と本体部とを備えており、該本体部は、利用者が受付部を力点として入力を行った場合に、受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として支点部を軸に操作方向に回動することによって検知手段を押圧する。従って、入力装置が一回転せずに梃子の原理により検知手段を押圧するため、始点と終点が把握しやすい。また、受付部が跳ね返る力が指に伝わるため、一区切りのフィードバックを得ることができる。さらに、梃子の支点部が設けられているため、操作力が緩和されて、より微細な指先の力を加減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、本体部における一方の端部近傍から側方に亘って複数の突起からなるひだ状の軟素材で形成されている。従って、受付部が弾性を有するひだ状の軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、単一の凸状部を有し、本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成されている。従って、受付部が単一の凸状部を有する軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、本体部の内部から外方に向けて突出した軟素材で形成されている。従って、受付部が突出した軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、端部から側方の表面に複数の突起を有する。従って、受付部が複数の突起を有する軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、端部から側方の表面に複数の凹状湾曲部を有し、各々の凹状湾曲部の交叉部位が凸状に形成される。従って、受付部が凸状に形成された軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、単一の凹状部を有し、本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成されている。従って、受付部が単一の凹状部を有する軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、端部から側方に掛けて凹状部が形成され、凹状部内に複数のひだ状からなる突起を有する。従って、受付部が軟素材で形成された凹状部内の複数のひだ状からなる突起であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、本体部方向に向かう複数の切断部を有する。従って、受付部が複数の切断部を有する軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、軟素材で形成された受付部によって、利用者による操作力を受けることで入力を受け付け、検知手段によって、受付部により受け付けた操作力を検知し、2方向に回動可能な緩和伝達手段によって、受付部により受けた操作力を緩和して検知手段に伝達する。従って、受付部が軟素材であるため、入力時に滑りにくく、入力による操作力を吸収することにより、微細な指先の力を加減することができる。また、操作力が緩和して伝達されるため、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力ができ、操作力を検知して入力を行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、緩和伝達手段は、支点部と本体部とを備えており、該本体部は、利用者が受付部を力点として入力を行った場合に、受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として支点部を軸に操作方向に回動することによって検知手段を押圧する。従って、入力装置が一回転せずに梃子の原理により検知手段を押圧するため、始点と終点が把握しやすい。また、受付部が跳ね返る力が指に伝わるため、一区切りのフィードバックを得ることができる。さらに、梃子の支点部が設けられているため、操作力が緩和されて、より微細な指先の力を加減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受付部は、内部に複数の空間を有し、本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、押圧により空間が閉塞されることで操作力を受ける。従って、受付部が内部に複数の空間を有した軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、支点部は、力点および作用点の間で移動可能に設けられている。従って、利用者によって、任意の位置に支点を切替えられることによって、受付部からの操作力を緩和して伝達する際に、入力に要する操作力の強弱を調整することができる。
また、本発明によれば、支点部の外周は凹凸状に形成され、本体部における支点部が貫通する孔部の内壁は、支点部の凹凸状の外周に噛み合うように凹凸状で形成されている。従って、本体部が回動することによって、支点部の外周と本体部における孔部の内壁が接触して抵抗が生じることで、操作力が緩和されて微細な指先の力を加減することができる。
また、本発明によれば、本体部の孔部の内壁は、軟素材で形成されている。従って、本体部が回動することによって、支点部の外周と本体部における孔部の軟素材の内壁が接触して抵抗が生じることで、操作力が緩和されて、より微細な指先の力を加減することができる。
また、本発明によれば、支点部は単一の突起部を有し、本体部は該単一の突起部に対向して該単一の突起部を挟んだ位置に、軟素材で形成された複数の突起を有する。従って、本体部が回動することによって、支点部の単一の突起部と本体部の複数の突起が接触して抵抗が生じることで、操作力が緩和されて微細な指先の力を加減することができる。
また、本発明によれば、支点部の外周は凹凸状で形成され、本体部における支点部が貫通する孔部の内壁には、単一の突起部を有している。従って、本体部が回動することによって、支点部の外周と本体部における単一の突起部が接触して抵抗が生じることで、操作力が緩和されて微細な指先の力を加減することができる。
また、本発明によれば、本体部と検知手段との間に設けられた緩衝部材によって、本体部からの検知手段に対する押圧による衝撃を緩和する。このように、緩衝部材が操作力を吸収することにより、より微細な指先の力を加減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、緩衝部材は、平板状で形成されている。従って、平板状の緩衝部材の面が操作力を吸収することにより、より微細な指先の力を加減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、円錐形で形成された緩衝部材は、本体部と円錐形の底面が接し、検知手段と円錐形の頂点が接して配置されている。従って、押圧力が強くなると円錐形の緩衝部材と本体部の接触面が増加し、緩衝部材が吸収する操作力が変化することにより、より微細な指先の力を加減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、三角柱で形成され緩衝部材は、本体部と三角柱の第1の側面が接し、検知手段と三角柱の第1の側面以外の第2の側面及び第3の側面の接線が接して配置されている。従って、押圧力が強くなると三角柱の緩衝部材と本体部の接触面が増加し、緩衝部材が吸収する操作力が変化することにより、より微細な指先の力を加減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1圧力検知手段は、受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、支点部を軸に第1の方向に回動する本体部における受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、第2圧力検知手段は、受付部が利用者によって第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、支点部を軸に第2の方向に回動する本体部における受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられている。従って、いずれの方向にも検知手段が設けられているため、用途に応じて多様な入力を受け付けることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、凹状及び凸状のうち少なくとも一方の形状部分を有する軟素材で形成された受付部によって、利用者による操作力を受けることで入力を受け付け、検知手段によって、受付部により受け付けた操作力を検知し、制御手段によって、検知手段により検知された操作力に基づいて入力に対する動作を決定する。従って、受付部が軟素材であるため、入力時に滑りにくく、入力による操作力を吸収し、微細な指先の力を加減することにより動作を決定できる。さらに、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1圧力検知手段は、受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、支点部を軸に第1の方向に回動する本体部における受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、第2圧力検知手段は、受付部が利用者によって第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、支点部を軸に第2の方向に回動する本体部における受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、制御手段によって、第1圧力検知手段を押圧した本体部が、第1圧力検知手段に対する押圧力の反作用により第2の方向に回動して復帰する際、第2圧力検知手段が検知した押圧力を無効にし、第2圧力検知手段を押圧した本体部が、第2圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第1の方向に回動して復帰する際、前記第1圧力検知手段が検知した押圧力を無効にする。従って、いずれの検知手段が押圧されたかを判断することによって、入力に対する動作を決定できるため、多様な動作を決定することができる。また、検知手段に対する押圧力の反作用よる押圧力を電気信号として無効にすることにより、操作時のノイズが低減できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、軟素材で形成された受付部によって、利用者による操作力を受けることで入力を受け付け、検知手段によって、受付部により受け付けた操作力を検知し、2方向に回動可能な緩和伝達手段によって、受付部によって受けた操作力を緩和して検知手段に伝達し、制御手段によって、検知手段により検知された操作力に基づいて入力に対する動作を決定する。従って、受付部が軟素材であるため、入力時に滑りにくく、入力による操作力を吸収し、微細な指先の力を加減することにより動作を決定できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1圧力検知手段は、受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、支点部を軸に第1の方向に回動する本体部における受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、第2圧力検知手段は、受付部が利用者によって第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、支点部を軸に第2の方向に回動する本体部における受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、制御手段によって、第1圧力検知手段を押圧した本体部が、第1圧力検知手段に対する押圧力の反作用により第2の方向に回動して復帰する際、第2圧力検知手段が検知した押圧力を無効にし、第2圧力検知手段を押圧した本体部が、第2圧力検知手段に対する押圧力の反作用により第1の方向に回動して復帰する際、第1圧力検知手段が検知した押圧力を無効にする。従って、いずれの検知手段が押圧されたかを判断することによって、入力に対する動作を決定できるため、多様な動作を決定することができる。また、検知手段に対する押圧力の反作用よる押圧力を電気信号として無効にすることにより、操作時のノイズが低減できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶手段によって、表示装置に表示する表示対象データを記憶し、表示制御手段によって、表示対象データの表示装置に対する表示制御を行い、制御手段によって、表示対象データの表示動作を検知された押圧力に基づいて決定し、表示制御手段によって、表示対象データを制御手段で決定された表示動作で表示装置に表示する。従って、押圧力が緩和されることにより、表示対象データの表示動作の微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、制御手段によって、検知手段により検知された押圧力の強弱に基づいて動作を決定する。従って、押圧力が緩和されることにより、押圧力の強弱に基づいて、表示対象データの表示動作の微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、制御手段によって、検知手段により検知された押圧力の継続時間に基づいて動作を決定する。従って、押圧力が緩和されることにより、押圧力の継続時間に基づいて、表示対象データの表示動作の微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、制御手段によって、検知手段により検知された押圧力が作用する速度に基づいて動作を決定する。従って、押圧力が緩和されることにより、押圧力が作用する速度に基づいて、表示対象データの表示動作の微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、制御手段によって、第1圧力検知手段により押圧力を検知した場合は、表示装置の画面に表示対象データの内容を進行させて表示する動作を決定する。従って、押圧力が緩和されることにより、表示対象データの内容を進行させる際、表示動作の微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、制御手段によって、第2圧力検知手段により押圧力を検知した場合は、表示装置の画面に表示対象データの内容を退行させて表示する動作を決定する。従って、押圧力が緩和されることにより、表示対象データの内容を退行させる際、表示動作の微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出できるという効果を奏する。
以下に、添付図面を参照して、本発明にかかる入力装置、および該入力装置を搭載した制御装置、及び入力方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態では、本発明の入力装置を搭載した制御装置に電子ペーパーを挟持して、電子ペーパーの表示動作に適用した例を示す。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態にかかる入力装置を搭載した制御装置が、電子ペーパーに使用されている状態を示す模式図である。また、図2は、図1の状態で使用されている本実施の形態にかかる制御装置の側面図である。
図1で示すように、本実施の形態は、制御装置100および電子ペーパー120によって構成されている。電子ペーパー120は、紙媒体のように薄くて軽量であり、電気的に書き換え可能でかつ持ち運びができる電子ディスプレイである。制御装置100は、利用者による入力によって、電子ペーパー120の画面に表示されている表示対象データの表示内容を切り替える等の制御を行うものであり、制御装置本体111と、取付部112と、入力装置113とで主に構成されている。
取付部112は、電子ペーパー120を取り付けるものである。図2で示すように、制御装置100は、制御装置本体111と取付部112とで電子ペーパー120の端部を挟持することによって、電子ペーパー120を装着し、また、この挟持状態を解除することによって、電子ペーパー120を取り外し、着脱可能としている。
入力装置113は、利用者による入力を受け付けて、入力による操作力としての押圧力の大きさを検知信号として制御装置本体111に送出するものであり、入力部材113aと本体部113b(図4参照)と、第1圧力センサ403a、第2圧力センサ403b(図4参照)から主として構成されている。入力部材113aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。本体部113bは、入力部材113aからの入力による押圧力を緩和して後述する圧力センサに伝達するものである。圧力センサについては後述する。本実施の形態においては、操作力を押圧力として受け付ける構成としているが、利用者の指で操作が可能であれば、引っ張り力等を操作力として受け付ける構成にしてもよい。
図3は、入力部材113aの形態を示す斜視図である。図3に示すように、入力装置113は、制御装置本体111に取り付けられており、入力部材113aは、制御装置本体111から入力装置113の制御装置本体111の外方に突出して露出しており、シリコン等の軟素材で複数の突起からなるひだ状で放射状に形成されている。尚、入力部材113aは、制御装置100の外部から操作可能な程度に露出していれば、突出して取り付けられていなくてもよく、制御装置100の外面に凹部を設け、当該凹部に露出して利用者が操作可能に装着されている構成にしてもよい。
図4は、入力装置113の内部構成を示すための断面図である。図4に示すように、本体部113bは、略平板を基調とした形状で、中央部付近に段差が設けられており、本体部113bの端部近傍、すなわち上記段差部上端から本体部上面、更に、図4の右側端部の側面にかけて曲面状に形成された形状となっている。入力部材113aは、本体部113bの上記段差部上端上面から曲面が形成された部位(端部近傍)に装着されており、このため上記ひだ状部分は本体部曲面に沿って放射状に形成されている。また、本体部113bは、入力部材113a側に設けられている支点部401によって、制御装置本体111に回動可能に軸支されている。
また、図4に示すように、本体部113bにおける入力部材113aの装着部位(端部近傍)と反対側の端部近傍である、本体部113bの制御装置本体111側の図4左側の端部から本体部113bの中央付近の上面部位114aによって押圧される上面側の制御装置本体111の内壁面には、第1圧力センサ403aが設けられており、本体部113bの制御装置本体111側の図4左側の端部から本体部113bの中央付近の底面部位114bによって押圧される底面側の制御装置本体111の内壁面には、第2圧力センサ403bが設けられている。
さらに、図4に示すように、本体部113aの上面部位114aと第1圧力センサ403aの間には、押圧力による衝撃を吸収することにより緩和して伝達する緩衝部材402aが設けられており、本体部113bの底面部位114bと第2圧力センサ403bの間には、同じく、緩衝部材402bが設けられている。そして、第1圧力センサ403aおよび第2圧力センサ403bから、それぞれ信号線404a、404bが後述する制御部に接続されている。なお、本実施の形態では検知手段としてセンサを用いているが、圧力を検知するものであればセンサ以外のものでもよい。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力装置113の動作について説明する。図5は、利用者による入力が行われた場合の動作の一例を示す説明図である。図5に示すように、利用者が指等によって入力部材113aを力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。その結果、本体部113bの制御装置本体111側の上面部位114aを作用点として回動し、本体部113bは、第1圧力センサ403aを押圧する。そして、第1圧力センサ403aが押圧力を検知して、その押圧力の検知信号を信号線404aを通じて制御部に伝達することによって、入力が完了する。
この際に、3箇所において、利用者の入力による押圧力が緩和される。まず1箇所目としては、利用者が入力部材113aに対して入力を行う場合である。この場合、入力部材113aが軟素材でひだ状に形成されているため、図5に示すように、ひだ状に形成された部分がR1方向に傾斜することで、押圧力が緩和される。次に、2箇所目としては、支点部401が、入力部材113a側(制御装置本体外部側)に設けられていることにより、押圧力が緩和される。即ち、入力装置113全体が、梃子の原理として作動するため、押圧力が緩和されることになる。更に、3箇所目としては、本体部113bの上面部位114aと第1圧力センサ403aに設けられた緩衝部材402aが押圧力を吸収することによって、緩和される場合である。以上述べたように、利用者の入力による押圧力が3箇所で緩和されることで、押圧力を加減して微細な調整ができることになる。
また、図6は、図5と同様に、利用者による入力が行われた場合の動作の一例を示す説明図である。図6に示すように、利用者が指等によって入力部材113aを力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。その結果、本体部113bの制御装置本体111側の底面部位114bを作用点として回動し、本体部113bは、第2圧力センサ403bを押圧する。そして、第2圧力センサ403bが押圧力を検知して、その押圧力の検知信号を信号線404bを通じて制御部に伝達することによって、入力が完了する。
この際にも、利用者の入力による押圧力が3箇所で緩和されることで、押圧力を加減して微細な調整ができることになる。なお、利用者が入力部材113aを押圧する場合には、ひだ状に形成された部分が、図6に示すように、R2方向に傾斜することにより押圧力が緩和され、それ以外はR1方向に押圧された場合と同様であるため、説明を省略する。
次に、制御装置100について説明する。図7は、本実施の形態にかかる制御装置100の構成を示すブロック図である。制御装置100は、入力装置113と、制御装置本体111を備えている。入力装置113は、前述のように、第1圧力センサ403aと、第2圧力センサ403bとを主に備えており、制御装置本体111は、更に、制御部701と、記憶部702と、表示制御部703とを主に備えている。
入力装置113は、上述したように、利用者による入力を受け付けて、入力による操作力としての押圧力の大きさを検知信号として制御装置本体111に送出するものである。
第1圧力センサ403aは、利用者の入力による押圧力の大きさによって電圧が変化することにより、押圧力の強弱を検知し、検知信号として出力するセンサであって、本体部113bから伝達された押圧力を検知し、後述する制御装置本体111における制御部701に検知信号を送出するものである。また、第1圧力センサ403aは、入力部材113aが、利用者による入力によって第1の方向(図5参照)に回転されると、本体部113bの制御装置本体111側の上面部位114a(図4参照)が、支点部を中心(軸)に第1の方向に回転することによって押圧される位置に設けられている。
第2圧力センサ403bは、第1圧力センサ403aと同様に、利用者の入力による押圧力の大きさによって電圧が変化することにより、押圧力の強弱を検知し、検知信号として出力するセンサであって、本体部113bから伝達された押圧力を検知し、後述する制御装置本体111における制御部701に検知信号を送出するものである。また、第2圧力センサ403bは、入力部材113aが、利用者による入力によって第2の方向(図6参照)に回転されると、本体部113bの制御装置本体111側の底面部位114b(図4参照)が、支点部を中心(軸)に第2の方向に回転することによって押圧される位置に設けられている。
制御部701は、入力装置113における第1圧力センサ403aおよび第2圧力センサ403bが送出した検知信号を受信して、この検知信号から、後述する表示制御部703における表示対象データの表示動作を決定する制御を行うものである。具体的には、制御部701は、検知された押圧力の強弱、押圧力の継続時間、押圧力が作用する速度に基づき、電子ペーパー120の画面に表示される文書データや画像データ等のページ切替量を決定する。ここで、押圧力の継続時間は、圧力センサから送出された検知信号の受信時間の長さをいう。また、押圧力が作用する速度は、一定時間に対する押圧力の大きさ、即ち、押圧力を時間(継続時間)によって除算したものである。ここで、1ページは、電子ペーパー120の画面に表示される表示対象データのデータ単位である。
また、制御部701は、第1圧力センサ403aを押圧した本体部113bの制御装置本体111側の上面部位114aが、第1圧力センサ403aに対する押圧力の反作用により第2の方向に回動して復帰する際、第2圧力センサ403bが本体部113bの制御装置本体111側の底面部位114bから検知した押圧力を無効にする。同様に、第2圧力センサ403bを押圧した本体部113bの制御装置本体111側の底面部位114bが、第2圧力センサ403bに対する押圧力の反作用により第1の方向に回動して復帰する際、第1圧力センサ403aが本体部113bの制御装置本体111側の上面部位114aから検知した押圧力を無効にする。これにより、入力装置113のノイズの低減が図られる。
さらに、制御部701は、第1圧力センサ403aからの押圧力を検知した場合は、入力部材113aをR1方向(図5参照)に押圧して入力されたと判断されるため、電子ペーパー120の画面に、表示対象データのページを進行させて表示する動作、即ち、ページ送りの決定をし、第2圧力センサ403bからの押圧力を検知した場合は、入力部材113aをR2方向(図6参照)に押圧して入力されたと判断されるため、電子ペーパー120の画面に、表示対象データのページを退行させて表示する動作、即ち、ページ戻しの決定をする。
記憶部702は、画像データ等の表示対象データを保存するためのメモリなどの記憶媒体である。
表示制御部703は、記憶部702に保存されている表示対象データを、制御部701による表示動作の決定に従って、電子ペーパー120の画面に表示する制御を行うものである。具体的には、表示制御部703は、制御部701による電子ペーパー120の画面に表示される表示対象データのページを進行させる決定が行われた場合、記憶部702に保存されている表示対象データの先のページを電子ペーパー120の画面に表示する。また、表示制御部703は、制御部701による電子ペーパー120の画面に表示される表示対象データをページ単位で退行させる決定が行われた場合、記憶部702に保存されている表示対象データの前のページを電子ペーパー120の画面に表示する。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる入力装置113を搭載した制御装置100により受け付けた入力に従って表示対象データの内容を切り替える制御を行う処理について説明する。図8は、制御装置100における表示対象データの内容切替処理の手順を示すフローチャートである。
まず、入力装置113は、入力部材113aによって利用者の入力を受け付ける(ステップS801)。次に、圧力センサ(第1圧力センサ403aまたは第2圧力センサ403b)は、入力装置113によって受け付けた入力による押圧力を検知して(ステップS802)、制御部701に検知信号を送出する。そして、制御部701は、圧力センサから送出された押圧力の検知信号を受信する(ステップS803)。
次に、制御部701は、圧力センサから受信した押圧力の検知信号が、第1圧力センサ403aから送出されたものであるか、第2圧力センサ403bから送出されたものであるかの判断を行う(ステップS804)。
受信した押圧力の検知信号が、第1圧力センサ403aから送出されたものであった場合(ステップS804:第1圧力センサ)、制御部701は、第1圧力センサ403aから受信した押圧力の強弱、押圧力の継続時間、押圧力が作用する速度に基づいて、電子ペーパー120の画面に表示される表示対象データのページ切替量を決定する(ステップS805)。
図9は、制御部701による表示対象データのページ切替量の決定方法の一例についての説明図である。図9に示すように、押圧力の強弱との関係では、押圧力が弱い場合は、1ページのページ切替量が決定され、強くなるに従ってページ切替量が少量から多量の複数ページに増加するよう決定される。
また、図9に示すように、押圧力の継続時間(以下、時間という。)との関係では、押圧力の時間が短い場合は、1ページのページ切替量が決定され、長くなるに従ってページ切替量が少量から多量の複数ページに増加するよう決定される。更に、押圧力が作用する速度(以下、速度という。)との関係では、押圧力の速度が遅い場合は、1ページのページ切替量が決定され、速くなるに従ってページ切替量が少量から多量の複数ページに増加するよう決定される。このように、取り扱いが紙媒体に近い電子ペーパー120のページ切り替えに本実施の形態における入力装置113を利用することで、紙を捲る感覚と同等の感覚で電子ペーパー120のページを切り替えることができるため、電子ペーパー120を使用するメリットが最大限に発揮できる。
図10−1は、押圧力の速度および時間に基づく制御部701によるページ切替量の決定方法の一例についての説明図である。図10−1に示すように、押圧力の速度が遅く時間が短い場合は、1ページ分が切り替えられ、押圧力の速度が遅く時間が長い場合は、1ページずつ連続して切り替えられる。また、押圧力の速度が速く時間が短い場合は、5ページ単位で切り替えられ、押圧力の速度が速く時間が長い場合は、10ページ単位で切り替えられる。なお、図10−1に示す四方の各ブロックの間は、連続しているものとする。例えば、押圧力の速度が速く時間が短い場合と、長い場合の中間では、6ページ単位や、7ページ単位で切り替えられることになる。
図10−2は、押圧力および時間に基づく制御部701によるページ切替量の決定方法の一例についての説明図である。図10−2に示すように、押圧力の圧力が強く時間が短い場合は、10ページ単位で切り替えられ、押圧力の圧力が強く時間が長い場合は、1ページずつ連続して切り替えられる。また、押圧力の圧力が弱く時間が短い場合は、1ページだけ切り替えられ、押圧力の圧力が弱く時間が長い場合は、5ページ単位で切り替えられる。なお、図10−1と同様、図10−2に示す四方の各ブロックの間も連続しているものとする。
図10−3は、押圧力の速度および押圧力に基づく制御部701によるページ切替量の決定方法の一例についての説明図である。図10−3に示すように、押圧力の速度が遅く圧力が弱い場合は、1ページずつ連続して切り替えられ、押圧力の速度が遅く圧力が強い場合は、5ページ単位で切り替えられる。また、押圧力の速度が速く圧力が弱い場合は、1ページだけ切り替えられ、押圧力の速度が速く圧力が強い場合は、10ページ単位で切り替えられる。なお、図10−1と同様、図10−3に示す四方の各ブロックの間も連続しているものとする。
次に、制御部701による電子ペーパー120のページ切替量が決定されると、表示制御部703は、その決定に従ってページ送りを行い、該当するページを電子ペーパー120の画面に表示する(ステップS806)。
一方、受信した押圧力の検知信号が、第2圧力センサ403bから送出されたものであった場合(ステップS804:第2圧力センサ)、制御部701は、第2圧力センサから受信した押圧力の強弱、押圧力の継続時間、押圧力が作用する速度に基づいて、電子ペーパー120の画面に表示される表示対象データのページ切替量を決定する(ステップS807)。制御部701による電子ペーパー120のページ切替量が決定されると、表示制御部703は、その決定に従ってページ戻しを行い、該当するページを電子ペーパー120の画面に表示する(ステップS808)。
次に、制御部701は、圧力センサから送出された押圧力の検知信号の受信を終了する(ステップS809)。そして、表示制御部703は、表示対象データの内容の進行させる画面送り、または退行させる画面戻しを停止し、画面の切り替えが完了する(ステップS810)。
このように、本実施の形態によれば、複数の突起からなるひだ状の軟素材で形成されている入力部材113aによって、利用者による操作力を受けることで、利用者からの入力を押圧力として受け付け、第1圧力センサ403a、第2圧力センサ403bによって、入力部材113aにより受け付けた操作力を検知し、検知信号として制御装置本体111に送出する。そして、制御部701は、受信した押圧力の強弱、時間、速度に基づいて入力に対する表示動作を決定し、表示制御部703によって、記憶部702に保存されている表示対象データを、制御部701で決定された表示動作で電子ペーパー120に表示する。
従って、入力部材113aが弾性を有するひだ状の軟素材であるため、入力時に滑りにくく、入力による押圧力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができ、指等を痛めることがない。また、指一本で容易に操作が可能なので、摘む力の弱い高齢者、障害者にも使用し易く、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。
また、梃子の支点部401が設けられているため、押圧力が緩和されて、より微細な指先の力を加減することができる。また、入力により押圧された入力部材113aが跳ね返る力が指に伝わり、入力装置113が一回転せずに梃子の原理により第1圧力センサ403a、第2圧力センサ403bを押圧するため、一区切りのフィードバックを得ることができ、始点と終点が把握しやすい。さらに、緩衝部材402a、402bが押圧力を吸収することにより、より微細な指先の力を加減することができる。
また、押圧力が緩和して伝達されるため、押圧力の強弱、押圧力の継続時間、押圧力が作用する速度に基づいて、表示対象データの内容を進行または退行させる際、表示動作の微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力ができ、押圧力を検知して入力を行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できる。さらに、いずれの圧力センサが押圧されたかを判断することによって、入力に対する動作を決定できるため、用途に応じて多様な動作を決定することができる。また、第1圧力センサ403a、第2圧力センサ403bに対する押圧力の反作用よる押圧力を電気信号として無効にすることにより、操作時のノイズが低減できる。
なお、本実施の形態では、入力部材113a側に支点部401を設けているが、制御装置100側に設けるなど支点部401の位置を変えたり、支点部401を回動しにくい構成にして、操作力を緩和して第1圧力センサ403a、第2圧力センサ403bに伝達するよう構成してもよい。また、緩和の程度に合わせて緩衝部材402a、402bの形状を変更して構成してもよい。
(変形例1)
入力部材は、単一の凸状部を有する軟素材で形成してもよい。図11は、変形例1にかかる入力装置201の内部構成を示すための断面図である。
入力部材201aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。図11に示すように、入力部材201aは、本体部113bの段差部上端上面から曲面が形成された部位(端部近傍)に装着されている。また、入力部材201aは、利用者が入力を行うための単一の凸状部を有し、第1の実施の形態と同様に、シリコン等の軟素材で形成されている。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力部材201aについて説明する。利用者が指等によって、入力部材201aの凸状部を力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置201は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等によって、入力部材201aの凸状部を力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置201は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。
このように、本変形例では、入力部材201aは、単一の凸状部を有し、本体部113bにおける一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成されている。従って、入力部材201aが単一の凸状部を有する軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できる。
(変形例2)
入力部材は、本体部の内部から外方に向けて突出した軟素材で形成してもよい。図12は、変形例2にかかる入力装置202の内部構成を示すための断面図である。
本体部113bは、第1の実施の形態における本体部113bの説明に加えて、図12に示すように、本体部113bの曲面が形成された部位(端部近傍)に凹部が設けられている。
入力部材202aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。図12に示すように、入力部材202aは、本体部113bの曲面が形成された部位(端部近傍)に、本体部113bの内部から外方に向けて、上述した凹部に嵌合するように装着されている。この入力部材202aは、断面が略楕円形で形成され、上述した本体部113bの凹状部から外方に向けて突出しており、第1の実施の形態と同様に、シリコン等の軟素材で形成されている。なお、本変形例における入力部材202aは、断面が略楕円形で形成されているが、これに限定されるものではなく、利用者の指が引っ掛かり2方向の入力を検知する形状であれば、断面が円形、長方形等の形状でもよい。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力部材202aについて説明する。利用者が指等によって、本体部113bの凹部から外方に向けて突出した断面が略楕円形の入力部材202aを力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置202は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等によって、体部113bの凹部から外方に向けて突出した断面が略楕円形の入力部材202aを力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置202は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。
このように、本変形例では、入力部材202aは、本体部113bの内部から外方に向けて突出した断面が略楕円形の軟素材で形成されている。従って、変形例1と同様に、入力時に滑りにくく、片手でも微細な指先の力を加減することができて、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、当接部分の磨耗も防止できる。
(変形例3)
入力部材は、表面に複数の突起を有する軟素材で形成してもよい。図13は、変形例3にかかる入力装置203の内部構成を示すための断面図である。
入力部材203aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。図13に示すように、入力部材203aは、本体部113bの段差部上端上面から曲面が形成された部位(端部近傍)に装着されている。また、入力部材203aの表面には、利用者が入力を行うための断面が半円形の複数の突起を有し、第1の実施の形態と同様に、シリコン等の軟素材で形成されている。なお、本変形例における入力部材203aは、断面が半円形の突起で形成されているが、これに限定されるものではなく、利用者の指が引っ掛かり2方向の入力を検知する断面形状であればよく、断面が長方形、三角形等の形状でもよい。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力部材203aについて説明する。利用者が指等によって、入力部材203aの複数の突起を力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置203は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等によって、入力部材203aの複数の突起を力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置203は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。
このように、本変形例では、入力部材203aは、本体部113bにおける一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、端部から側方の表面に複数の突起を有する。従って、変形例1と同様に、入力時に滑りにくく、片手でも微細な指先の力を加減することができて、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、当接部分の磨耗も防止できる。
(変形例4)
入力部材は、軟素材で形成し、表面に複数の凹状湾曲部を有し、各々の凹状湾曲部の交叉部位を凸状に形成してもよい。図14は、変形例4にかかる入力装置204の内部構成を示すための断面図である。
入力部材204aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。図14に示すように、入力部材204aは、本体部113bの段差部上端上面から曲面が形成された部位(端部近傍)に装着されている。また、入力部材204aは、段差部上面から側方に2箇所の凹状湾曲部を有し、その2箇所の凹状湾曲部の交叉部位が利用者が入力を行うための凸状に形成され、第1の実施の形態と同様に、シリコン等の軟素材で形成されている。なお、本変形例における入力部材204aは、2箇所の凹状湾曲部を形成しているが、これに限定されるものではなく、利用者の指が引っ掛かり2方向の入力を検知する形状であれば、3箇所以上の凹状湾曲部を形成してもよい。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力部材204aについて説明する。利用者が指等によって、入力部材204aの凹状湾曲部の交叉部位である凸状の部分を力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置204は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等によって、入力部材204aの凹状湾曲部の交叉部位である凸状の部分を力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置204は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。
このように、本変形例では、入力部材204aは、本体部113bにおける一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、端部から側方の表面に2箇所の凹状湾曲部を有し、その凹状湾曲部の交叉部位が凸状に形成される。従って、変形例1と同様に、入力時に滑りにくく、片手でも微細な指先の力を加減することができて、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、当接部分の磨耗も防止できる。
(変形例5)
入力部材は、単一の凹状部を有した軟素材で形成してもよい。図15は、変形例5にかかる入力装置205の内部構成を示すための断面図である。
入力部材205aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。図15に示すように、入力部材205aは、本体部113bの段差部上端上面から曲面が形成された部位(端部近傍)に装着されている。また、入力部材205aは、利用者が入力を行うための単一の凹状部を有し、第1の実施の形態と同様に、シリコン等の軟素材で形成されている。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力部材205aについて説明する。利用者が指等によって、入力部材205aの凹状部を力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置205は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等によって、入力部材205aの凹状部を力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置205は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。
このように、本変形例では、入力部材205aは、単一の凹状部を有し、本体部113bにおける一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成されている。従って、変形例1と同様に、入力時に滑りにくく、片手でも微細な指先の力を加減することができて、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、当接部分の磨耗も防止できる。
(変形例6)
入力部材は、凹状部内に複数のひだ状からなる突起を有する軟素材で形成してもよい。図16は、変形例6にかかる入力装置206の内部構成を示すための断面図である。
入力部材206aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。図16に示すように、入力部材206aは、本体部113bの段差部上端上面から曲面が形成された部位(端部近傍)に装着されている。また、入力部材206aには、端部近傍から側方に掛けて凹状部が形成され、その凹状部内に利用者が入力を行うための複数のひだ状からなる突起を有し、第1の実施の形態と同様に、シリコン等の軟素材で形成されている。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力部材206aについて説明する。利用者が指等によって、入力部材206aの凹状部内の複数のひだ状からなる突起を力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置206は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等によって、入力部材206aの凹状部内の複数のひだ状からなる突起を力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置206は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。
このように、本変形例では、入力部材206aは、本体部113bにおける一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、端部から側方に掛けて凹状部が形成され、凹状部内に複数のひだ状からなる突起を有する。従って、変形例1と同様に、入力時に滑りにくく、片手でも微細な指先の力を加減することができて、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、当接部分の磨耗も防止できる。
(変形例7)
入力部材は、本体部113b方向に向かう複数の切断部を有する軟素材で形成してもよい。図17は、変形例7にかかる入力装置207の内部構成を示すための断面図である。
入力部材207aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。図17に示すように、入力部材207aは、本体部113bの段差部上端上面から曲面が形成された部位(端部近傍)に装着されている。また、入力部材207aには、段差部上端上面から側方に掛けて、利用者が入力を行うための指等が引っかかる程度の複数の切断部を有し、第1の実施の形態と同様に、シリコン等の軟素材で形成されている。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力部材207aについて説明する。利用者が指等によって、入力部材207aの複数の切断部を力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置207は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等によって、入力部材207aの複数の切断部を力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置207は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。
このように、本変形例では、入力部材207aは、本体部113bにおける一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、本体部113b方向に向かう複数の切断部を有する。従って、変形例1と同様に、入力時に滑りにくく、片手でも微細な指先の力を加減することができて、視覚的にも入力装置であるという特徴づけを行うことができる。また、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、当接部分の磨耗も防止できる。
(変形例8)
本体部における支点部は、移動可能に構成してもよい。図18は、変形例8にかかる入力装置113の内部構成を示すための断面図である。
本体部113bは、入力部材113aからの入力による押圧力を緩和して圧力センサに伝達するものである。本体部113bは、略平板を基調とした形状で、中央部付近に段差が設けられており、本体部113bの端部近傍、すなわち上記段差部上端から本体部上面、更に、図18の右側端部の側面にかけて曲面状に形成された形状となっている。また、本体部113bは、入力部材113a側に設けられている移動可能な支点部251aによって、制御装置本体に回動可能に軸支されている。
支点部251aは、利用者が入力を行う力点と、本体部113bの入力部材113と反対側の端部近傍の部位である作用点の間で移動可能に構成されている。すなわち、本体部113bには、図18に示すように、力点と作用点の間に内面の形状が複数の円弧状を連続させた形状の孔部251bが設けられている。そして、支点部251aは、利用者が孔部251bの任意の位置に切替えることによって、移動可能となっている。
次に、利用者による入力が行われた場合について説明する。利用者が指等によって入力部材113aを力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部251aを中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等によって入力部材113aを力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部251aを中心(軸)にしてR2方向に回動する。なお、支点部251aを作用点側より力点側に設けたほうが、操作力の緩和は大きくなる。
このように、本変形例では、支点部251aが力点および作用点の間で移動可能に設けられている。従って、利用者により任意の位置に支点部251aを切替えられることによって、入力部材113aからの操作力を緩和して伝達する際に、入力に要する操作力の強弱を調整することができる。
(変形例9)
支点部の外周を凹凸状に形成し、支点部が貫通する孔部の内壁を支点部の凹凸状の外周に噛み合うように凹凸状で形成してもよい。図19は、変形例9にかかる入力装置113の内部構成を示すための断面図である。
本体部113bは、入力部材113aからの入力による押圧力を緩和して圧力センサに伝達するものである。本体部113bは、略平板を基調とした形状で、中央部付近に段差が設けられており、本体部113bの端部近傍、すなわち上記段差部上端から本体部上面、更に、図19の右側端部の側面にかけて曲面状に形成された形状となっている。また、本体部113bは、支点部252aが貫通する孔部を有しており、その孔部内に設けられた支点部252aによって、制御装置本体に回動可能に軸支されている。
支点部252aの外周は、図19に示すように、凹凸状に形成されている。そして、支点部252aの外周と接触する孔部の内壁252bは、支点部252aの凹凸状の外周に噛み合うような凹凸状に形成されている。
次に、利用者による入力が行われた場合について説明する。利用者がR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部252aを中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者がR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部252aを中心(軸)にしてR2方向に回動する。そして、入力装置113がR1方向およびR2方向に回動する場合に、支点部252aの凹凸状の外周と、支点部252aの孔部の内壁252bが接触すると抵抗が生じる。
このように、本変形例では、支点部252aの外周は凹凸状に形成され、本体部113bにおける支点部252aが貫通する孔部の内壁252bは、支点部252aの凹凸状の外周に噛み合うように凹凸状で形成されている。従って、本体部113bが回動することによって、支点部252aの外周と本体部113bにおける孔部の内壁252bが接触して抵抗が生じることで、操作力が緩和されて微細な指先の力を加減することができる。
(変形例10)
支点部の外周を凹凸状に形成し、支点部が貫通する孔部の内壁を支点部の凹凸状の外周に噛み合うような凹凸状の軟素材で形成してもよい。図20は、変形例10にかかる入力装置113の内部構成を示すための断面図である。
本体部113bは、入力部材113aからの入力による押圧力を緩和して圧力センサに伝達するものである。本体部113bは、略平板を基調とした形状で、中央部付近に段差が設けられており、本体部113bの端部近傍、すなわち上記段差部上端から本体部上面、更に、図20の右側端部の側面にかけて曲面状に形成された形状となっている。また、本体部113bは、支点部253aが貫通する孔部を有しており、その孔部内に設けられた支点部253aによって、制御装置本体に回動可能に軸支されている。
支点部253aの外周は、図20に示すように、凹凸状に形成されている。そして、支点部253aの外周と接触する孔部の内壁253bは、支点部253aの凹凸状の外周に噛み合うような凹凸状に、軟素材で形成されている。
そして、利用者による入力が行われた場合、入力装置113は、変形例9と同様、支点部253aを中心(軸)にしてR1方向、またはR2方向に回動する。そして、入力装置113がR1方向およびR2方向に回動する場合に、支点部253aの凹凸状の外周と、支点部253aの孔部の軟素材の内壁253bが接触すると抵抗が生じる。
このように、本変形例では、本体部113bの孔部の内壁253bは、軟素材で形成されている。従って、本体部113bが回動することによって、支点部253aの外周と本体部113bにおける孔部の軟素材の内壁253bが接触して抵抗が生じることで、操作力が緩和されて、より微細な指先の力を加減することができる。
(変形例11)
支点部254aに単一の突起部を有し、本体部113bには、その単一の突起部を挟んで対向する位置に、軟素材で形成された複数の突起を有する構成にしてもよい。図21は、変形例11にかかる入力装置113の内部構成を示すための断面図である。
本体部113bは、入力部材113aからの入力による押圧力を緩和して圧力センサに伝達するものである。本体部113bは、略平板を基調とした形状で、中央部付近に段差が設けられており、本体部113bの端部近傍、すなわち上記段差部上端から本体部上面、更に、図21の右側端部の側面にかけて曲面状に形成された形状となっている。また、本体部113bは、支点部254aによって、制御装置本体に回動可能に軸支されている。
支点部254aは、図21に示すように、単一の突起部が設けられている。そして、本体部113bには、その支点部254aの単一の突起部に対向する方向で、かつその突起部を挟持するように、軟素材で形成された2個の突起254bが設けられている。なお、本変形例では、本体部113b側の突起を軟素材で形成しているが、支点部254a側の突起を軟素材に形成してもよい。
そして、利用者による入力が行われた場合、入力装置113は、変形例9と同様、支点部254aを中心(軸)にしてR1方向、またはR2方向に回動する。そして、入力装置113がR1方向およびR2方向に回動する場合に、支点部254aの単一の突起と、本体部113b側に設けられた2個の突起254bが接触すると抵抗が生じる。
このように、本変形例では、支点部254aは単一の突起部を有し、本体部113bはその単一の突起部を挟んで対向する位置に、軟素材で形成された2個の突起254bを有する。従って、本体部113bが回動することによって、支点部254aの単一の突起部と本体部113bの2個の軟素材の突起254bが接触して抵抗が生じることで、操作力が緩和されて微細な指先の力を加減することができる。
(変形例12)
支点部の外周を凹凸状に形成し、支点部が貫通する孔部の内壁に単一の突起部を有する構成にしてもよい。図22は、変形例12にかかる入力装置113の内部構成を示すための断面図である。
本体部113bは、入力部材113aからの入力による押圧力を緩和して圧力センサに伝達するものである。本体部113bは、略平板を基調とした形状で、中央部付近に段差が設けられており、本体部113bの端部近傍、すなわち上記段差部上端から本体部上面、更に、図21の右側端部の側面にかけて曲面状に形成された形状となっている。また、本体部113bは、支点部255aによって、制御装置本体に回動可能に軸支されている。
支点部255aの外周は、図22に示すように、凹凸状に形成されている。そして、支点部255aの凹凸状の外周と接触する孔部の内壁255bには、支点部255aの凹凸状の外周に接触するような1個の突起部が形成されている。
そして、利用者による入力が行われた場合、入力装置113は、変形例9と同様、支点部255aを中心(軸)にしてR1方向、またはR2方向に回動する。そして、入力装置113がR1方向およびR2方向に回動する場合に、支点部255aの凹凸状の外周と、本体部113bの孔部の内壁255bに設けられた1個の突起部が接触すると抵抗が生じる。
このように、本変形例では、支点部255aの外周は凹凸状で形成され、本体部113bにおける支点部255aが貫通する孔部の内壁255bには、単一の突起部を有している。従って、本体部113bが回動することによって、支点部255aの凹凸状の外周と本体部113bにおける1個の突起部が接触して抵抗が生じることで、操作力が緩和されて微細な指先の力を加減することができる。
(変形例13)
緩衝部材は、円錐形に形成してもよい。図23は、変形例13にかかる入力装置113の内部構成を示すための断面図である。図24−1は、変形例13における緩衝部材の断面図の一例を示す図である。図24−2は、変形例13における緩衝部材の外観の一例を示す図である。
緩衝部材220aは、本体部113aの上面部位114aと第1圧力センサ403aの間に設けられ、押圧力による衝撃を吸収することにより緩和して伝達するものであり、本体部113bの底面部位114bと第2圧力センサ403bの間には、同じく、緩衝部材220bが設けられている。本変形例における緩衝部材220aと220bは、図24−1に示すように、断面が二等辺三角形となっており、その二等辺三角形の等辺が交わる頂点側からみると、図24−2に示すように、円形になるような円錐形に形成されている。
図23に示すように、緩衝部材220aは、その円錐形の底面が本体部113bの上位部位114aと接しており、円錐形の頂点が第1の圧力センサ403aと接して配置されている。また、緩衝部材220bも同様に、円錐形の底面と本体部113bの底面部位114b、円錐形の頂点と第2の圧力センサ403bとが、それぞれ接するように配置されている。
次に、利用者による入力が行われた場合について説明する。利用者がR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。この場合には、本体部113bの上位部位114aが緩衝部材220aの円錐形の底面を押圧し、緩衝部材220aの円錐形の頂点が第1圧力センサ403aを押圧する。また、利用者がR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動し、本体部113bの底面部位114bが緩衝部材220bの円錐形の底面を押圧し、緩衝部材220bの円錐形の頂点が第2圧力センサ403bを押圧する。
このように、本変形例では、円錐形で形成された緩衝部材220a、220bは、本体部113bと円錐形の底面が接し、圧力センサと円錐形の頂点が接するにように配置されている。従って、押圧力が強くなると円錐形の緩衝部材220a、220bと本体部113bの接触部分が頂点である点状から頂点が押圧されることにより形成される略円形状の面となっていき、さらにこの略円形状の接触面の面積が次第に増加していく。このため、緩衝部材220a、220bが吸収する操作力が変化することより、より微細な指先の力を加減することができる。
(変形例14)
緩衝部材は、三角柱に形成してもよい。図25−1は、変形例14における緩衝部材の断面図の一例を示す図である。図25−2は、変形例14における緩衝部材の外観の一例を示す図である。なお、変形例14にかかる入力装置113の内部構成を示すための断面図は、変形例13と同様となるため、図23を参照して説明する。
緩衝部材221aは、本体部113aの上面部位114aと第1圧力センサ403aの間に設けられ、押圧力による衝撃を吸収することにより緩和して伝達するものであり、本体部113bの底面部位114bと第2圧力センサ403bの間には、同じく、緩衝部材221bが設けられている。本変形例における緩衝部材221aと221bは、図25−1に示すように、断面が二等辺三角形となっており、その二等辺三角形の等辺が交わる辺側からみると、図25−2に示すように、三角柱で形成されている。
図23に示すように、緩衝部材221aは、その三角柱の二等辺以外の面である第1の側面が本体部113bの上位部位114aと接しており、三角柱の第1の側面以外の2面(第2の側面および第3の側面)が交わる辺が第1の圧力センサ403aと接するように配置されている。また、緩衝部材221bも同様に、三角柱の第1の側面と本体部113bの底面部位114b、三角柱の第1の側面以外の2面が交わる辺と第2の圧力センサ403bとが、それぞれ接するように配置されている。
次に、利用者による入力が行われた場合について説明する。利用者がR1方向(第1の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。この場合には、本体部113bの上位部位114aが緩衝部材221aの三角柱の第1の側面を押圧し、緩衝部材221aの三角柱の第1の側面以外の2面が交わる辺が第1圧力センサ403aを押圧する。また、利用者がR2方向(第2の方向)に入力を行うと、入力装置113は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動し、本体部113bの底面部位114bが緩衝部材221bの三角柱の第1の側面を押圧し、緩衝部材221bの三角柱の第1の側面以外の2面が交わる辺が第2圧力センサ403bを押圧する。
このように、本変形例では、三角柱で形成され緩衝部材221a、221bは、本体部113bと三角柱の二等辺以外の面である第1の側面が接し、圧力センサと三角柱の第1の側面以外の2面が交わる辺が接するように配置されている。従って、押圧力が強くなると三角柱の緩衝部材221a、221bと本体部113bの接触部分が辺の直線から略長方形状の面となり、さらに当該略長方形状の接触面の面積が次第に増加していく。このため、緩衝部材221a、221bが吸収する操作力が変化することにより、より微細な指先の力を加減することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる入力装置における入力部材は、シリコン等の軟素材で複数の突起からなるひだ状で放射状に形成されているが、本実施の形態かかる入力装置における入力部材は、内部に複数の空間を有する軟素材で形成されているものである。
図26は、第2の実施の形態にかかる入力装置208の内部構成を示すための断面図である。ここで、本体部113bと、支点部401と、第1圧力センサ403aと、第2圧力センサ403bと、緩衝部材402aと、緩衝部材402bと、信号線404aと、信号線404bは、第1の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
入力部材208aは、利用者が指等で押圧することで入力を行い、その入力を受け付けるものである。図26に示すように、入力部材208aは、本体部113bの段差部上端上面から曲面が形成された部位(端部近傍)に装着されている。また、入力部材208aは、利用者が入力を行うために内部に複数の空間208cを有し、第1の実施の形態と同様に、シリコン等の軟素材で形成されている。
次に、利用者による入力が行われた場合の入力部材208aについて説明する。利用者が指等により入力部材201aを力点としてR1方向(第1の方向)に入力を行うと、利用者の操作力により内部の複数の空間208cが閉塞されることにより指等が食い込んで引っ掛かり、入力装置208は、支点部401を中心(軸)にしてR1方向に回動する。また、利用者が指等により入力部材208aを力点として、R1方向と反対方向であるR2方向(第2の方向)に入力を行うと、同様に、利用者の操作力により内部の複数の空間208cが閉塞されることにより指等が食い込んで引っ掛かり、入力装置208は、支点部401を中心(軸)にしてR2方向に回動する。
このように、本実施の形態では、入力部材208aは、内部に複数の空間208cを有し、本体部113bにおける一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、押圧により空間208cが閉塞されることで操作力を受ける。従って、入力部材208aが内部に複数の空間208cを有した軟素材であるため、入力時に滑りにくく、操作力を吸収することにより、片手でも微細な指先の力を加減することができる。また、操作力が緩和されることにより、微細な調整が可能で、断続的、連続的な入力が検出でき、操作力を検知して入力が行われるため、摺動運動がなされず、当接部分の磨耗も防止できる。
また、第1、第2の実施の形態では、電子ペーパーに入力装置を適用した例を示したが、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)などの携帯端末等の表示対象データの内容切り替え等にも適用することができる。図11は、第1、第2の実施の形態における制御装置100をPDAに適用した例を示す模式図である。図11に示すように、装置本体1101に入力装置113が一体となって設けられている。
また、電子ペーパーやPDA等の表示対象データの内容切り替え等に限られず、音響再生装置等の音量調整、ガス焜炉等の火力調節、照明の入力切り替え等、増減のある調整機構を要するものであれば、本発明を適用することができる。
第1の実施の形態にかかる入力装置を搭載した制御装置が、電子ペーパーに 使用されている状態を示す模式図である。 図1の状態で使用されている第1の実施の形態にかかる制御装置の側面図で ある。 入力部材の形態を示す斜視図である。 入力装置の内部構成を示すための断面図である。 利用者による入力が行われた場合の動作の一例を示す説明図である。 利用者による入力が行われた場合の動作の一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかる制御装置の構成を示すブロック図である。 制御装置における表示対象データの内容切替処理の手順を示すフローチャー トである。 制御部による表示対象データのページ切替量の決定方法の一例についての説 明図である。 押圧力の速度および時間に基づく制御部によるページ切替量の決定方 法の一例についての説明図である。 押圧力および時間に基づく制御部によるページ切替量の決定方法の一 例についての説明図である。 押圧力の速度および押圧力に基づく制御部によるページ切替量の決定 方法の一例についての説明図である。 変形例1にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例2にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例3にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例4にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例5にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例6にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例7にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例8にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例9にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例10にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例11にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例12にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例13にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である。 変形例13における緩衝部材の断面図の一例を示す図である。 変形例13における緩衝部材の外観の一例を示す図である。 変形例14における緩衝部材の断面図の一例を示す図である。 変形例14における緩衝部材の外観の一例を示す図である。 第2の実施の形態にかかる入力装置の内部構成を示すための断面図である 。 第1、第2の実施の形態における制御装置をPDAに適用した例を示す図 である。
符号の説明
100 制御装置
111 制御装置本体
112 取付部
113、201、202、203、204、205、206、207、208 入力装置
113a、201a、202a、203a、204a、205a、206a、207a、208a 入力部材
113b 本体部
114a 上面部位
114b 底面部位
120 電子ペーパー
208c 空間
251b 孔部
252b、253b、255b 内壁
254b 2個の突起
401、251a、252a、253a、254a、255a 支点部
402a、402b、220a、220b、221a、221b 緩衝部材
403a 第1圧力センサ
403b 第2圧力センサ
404a、404b 信号線
R1 第1の方向
R2 第2の方向
701 制御部
702 記憶部
703 表示制御部
1101 PDA装置本体

Claims (31)

  1. 凹状及び凸状のうち少なくとも一方の形状部分を有する軟素材で形成され、利用者による操作力を受けることで、前記利用者からの入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けた操作力を検知する検知手段と、
    前記受付部側に設けられた支点部と、前記支点部によって2方向に回動可能に軸支された本体部とを有し、前記本体部は、利用者が前記受付部を力点として入力を行った場合に、前記受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として前記支点部を軸に操作方向に回動することによって前記検知手段を押圧する緩和伝達手段と
    を備え
    前記緩和伝達手段は、
    前記支点部と前記作用点との間の距離を、前記支点部と前記受付部との間の距離よりも大きく構成した
    ことを特徴とする入力装置。
  2. 前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って複数の突起からなるひだ状の軟素材で形成されていること、
    を特徴とする請求項に記載の入力装置。
  3. 前記受付部は、単一の凸状部を有し、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成されていること、
    を特徴とする請求項に記載の入力装置。
  4. 前記受付部は、前記本体部の内部から外方に向けて突出した軟素材で形成されていること、
    を特徴とする請求項に記載の入力装置。
  5. 前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、前記端部から側方の表面に複数の突起を有すること、
    を特徴とする請求項に記載の入力装置。
  6. 前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、前記端部から側方の表面に複数の凹状湾曲部を有し、各々の前記凹状湾曲部の交叉部位が凸状に形成されること、
    を特徴とする請求項に記載の入力装置。
  7. 前記受付部は、単一の凹状部を有し、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成されていること、
    を特徴とする請求項に記載の入力装置。
  8. 前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、前記端部から側方に掛けて凹状部が形成され、前記凹状部内に複数のひだ状からなる突起を有すること、
    を特徴とする請求項に記載の入力装置。
  9. 前記受付部は、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、前記本体部方向に向かう複数の切断部を有すること、
    を特徴とする請求項に記載の入力装置。
  10. 軟素材で形成され、利用者による操作力を受けることで、前記利用者からの入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けた操作力を検知する検知手段と、
    前記受付部側に設けられた支点部と、前記支点部によって2方向に回動可能に軸支された本体部とを有し、前記本体部は、利用者が前記受付部を力点として入力を行った場合に、前記受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として前記支点部を軸に操作方向に回動することによって前記検知手段を押圧する緩和伝達手段と
    を備え
    前記緩和伝達手段は、
    前記支点部と前記作用点との間の距離を、前記支点部と前記受付部との間の距離よりも大きく構成した
    ことを特徴とする入力装置。
  11. 前記受付部は、内部に複数の空間を有し、前記本体部における一方の端部近傍から側方に亘って軟素材で形成され、押圧により前記空間が閉塞されることで操作力を受けること、
    を特徴とする請求項10に記載の入力装置。
  12. 前記支点部は、前記力点および前記作用点の間で移動可能に設けられていること、
    を特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の入力装置。
  13. 前記支点部の外周は、凹凸状に形成され、
    前記本体部は、前記支点部が貫通する孔部を有し、
    前記孔部の内壁は、前記支点部の凹凸状の外周に噛み合うように凹凸状で形成されていること、
    を特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の入力装置。
  14. 前記本体部の内壁は、さらに軟素材で形成されていること、
    を特徴とする請求項13に記載の入力装置。
  15. 前記支点部は、単一の突起部を有し、
    前記本体部は、前記単一の突起部に対向し、前記単一の突起部を挟んだ位置に、軟素材で形成された複数の突起を有すること、
    を特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の入力装置。
  16. 前記支点部は、凹凸状の外周で形成され、
    前記本体部は、前記支点部が貫通する孔部を有し、
    前記孔部の内壁は、単一の突起部を有していること、
    を特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の入力装置。
  17. 前記緩和伝達手段は、前記本体部と前記検知手段との間に設けられ、前記本体部からの前記検知手段に対する押圧による衝撃を緩和する緩衝部材を備えること、
    を特徴とする請求項請求項1〜11のいずれか一つに記載の入力装置。
  18. 前記緩衝部材は、平板状で形成されていること、
    を特徴とする請求項17に記載の入力装置。
  19. 前記緩衝部材は、円錐形で形成され、前記本体部と前記円錐形の底面が接し、前記検知手段と前記円錐形の頂点が接して配置されていること、
    を特徴とする請求項17に記載の入力装置。
  20. 前記緩衝部材は、三角柱で形成され、前記本体部と前記三角柱の第1の側面が接し、前記検知手段と前記三角柱の前記第1の側面以外の第2の側面及び第3の側面の接線が接して配置されていること、
    を特徴とする請求項17に記載の入力装置。
  21. 前記検知手段は、第1圧力検知手段と、前記第1圧力検知手段と対向して配置された第2圧力検知手段とを含み、
    前記第1圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第1の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、
    前記第2圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって前記第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第2の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられていること、
    を特徴とする請求項1〜20のいずれか一つに記載の入力装置。
  22. 利用者による入力に基づいて処理の制御を行う制御装置において、
    凹状及び凸状のうち少なくとも一方の形状部分を有する軟素材で形成され、利用者による操作力を受けることで、前記利用者からの入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けた操作力を検知する検知手段と、
    前記受付部側に設けられた支点部と、前記支点部によって2方向に回動可能に軸支された本体部とを有し、前記本体部は、利用者が前記受付部を力点として入力を行った場合に、前記受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として前記支点部を軸に操作方向に回動することによって前記検知手段を押圧する緩和伝達手段と、
    前記検知手段により検知された操作力に基づいて入力に対する動作を決定する制御手段と、
    を備え
    前記緩和伝達手段は、
    前記支点部と前記作用点との間の距離を、前記支点部と前記受付部との間の距離よりも大きく構成した
    ことを特徴とする制御装置。
  23. 記検知手段は、第1圧力検知手段と、前記第1圧力検知手段と対向して配置された第2圧力検知手段とを含み、
    前記第1圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第1の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、
    前記第2圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって前記第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第2の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、
    前記制御手段は、更に、前記第1圧力検知手段を押圧した前記本体部が、前記第1圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第2の方向に回動して復帰する際、前記第2圧力検知手段が検知した押圧力を無効にし、前記第2圧力検知手段を押圧した前記本体部が、前記第2圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第1の方向に回動して復帰する際、前記第1圧力検知手段が検知した押圧力を無効にすること、
    を特徴とする請求項22に記載の制御装置。
  24. 利用者による入力に基づいて処理の制御を行う制御装置において、
    軟素材で形成され、利用者による操作力を受けることで、前記利用者からの入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けた操作力を検知する検知手段と、
    前記受付部側に設けられた支点部と、前記支点部によって2方向に回動可能に軸支された本体部とを有し、前記本体部は、利用者が前記受付部を力点として入力を行った場合に、前記受付部と反対側の端部近傍の部位を作用点として前記支点部を軸に操作方向に回動することによって前記検知手段を押圧する緩和伝達手段と、
    前記検知手段により検知された操作力に基づいて入力に対する動作を決定する制御手段と、
    を備え
    前記緩和伝達手段は、
    前記支点部と前記作用点との間の距離を、前記支点部と前記受付部との間の距離よりも大きく構成した
    ることを特徴とする制御装置。
  25. 記検知手段は、第1圧力検知手段と、前記第1圧力検知手段と対向して配置された第2圧力検知手段とを含み、
    前記第1圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって第1の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第1の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、
    前記第2圧力検知手段は、前記受付部が利用者によって前記第1の方向と反対方向である第2の方向に入力された場合に、前記支点部を軸に前記第2の方向に回動する前記本体部における前記受付部と反対側の端部近傍の部位によって押圧される位置に設けられ、
    前記制御手段は、更に、前記第1圧力検知手段を押圧した前記本体部が、前記第1圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第2の方向に回動して復帰する際、前記第2圧力検知手段が検知した押圧力を無効にし、前記第2圧力検知手段を押圧した前記本体部が、前記第2圧力検知手段に対する押圧力の反作用により前記第1の方向に回動して復帰する際、前記第1圧力検知手段が検知した押圧力を無効にすること、
    を特徴とする請求項24に記載の制御装置。
  26. 表示装置に表示する表示対象データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記表示対象データの前記表示装置に対する表示制御を行う表示制御手段と、を更に備え、
    前記制御手段は、前記表示対象データの表示動作を前記検知手段によって検知された押圧力に基づいて決定し、
    前記表示制御手段は、前記表示対象データを、前記制御手段で決定された表示動作で前記表示装置に表示すること、
    を特徴とする請求項23または25に記載の制御装置。
  27. 前記制御手段は、前記検知手段により検知された押圧力の強弱に基づいて動作を決定すること、
    を特徴とする請求項26に記載の制御装置。
  28. 前記制御手段は、前記検知手段により検知された押圧力の継続時間に基づいて動作を決定すること、
    を特徴とする請求項26または27に記載の制御装置。
  29. 前記制御手段は、前記検知手段により検知された押圧力が作用する速度に基づいて動作を決定すること、
    を特徴とする請求項2628のいずれか一つに記載の制御装置。
  30. 前記制御手段は、前記第1圧力検知手段により押圧力を検知した場合は、前記表示装置の画面に、前記表示対象データの内容を進行させて表示する動作を決定すること、
    を特徴とする請求項2629のいずれか一つに記載の制御装置。
  31. 前記制御手段は、前記第2圧力検知手段により押圧力を検知した場合は、前記表示装置の画面に、前記表示対象データの内容を退行させて表示する動作を決定すること、
    を特徴とする請求項2630のいずれか一つに記載の制御装置。
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