JP4737394B2 - スタンション接手材およびスタンション接手構造 - Google Patents

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この発明は、バスや自動車などの乗り物の室内において仕切棒や握棒などとして用いられるスタンションを乗り物に接続するためのスタンション接手材およびスタンション接手構造に関するものである。
バスや自動車、鉄道、船舶、飛行機など、人を輸送する乗り物の客室内で、移動中の揺れに対し乗客が転ばぬよう姿勢を保持したり、伝い歩きできるように仕切棒や握棒としてスタンションパイプが客室内に取付けられている。該スタンションパイプは、天井〜座席間や天井〜床間などに亘って設置されている。
該スタンションパイプを客室内に設置するとき、現状は、次のいずれかの方法で固定をしている。
すなわち、第1の方法では、スタンションパイプの先端に接手相当の部品を溶接にて接合し、接手部品をスクリューにて車体へ固定する。車体側には、固定座面確保のためのインサートとして厚板(数mm厚)の埋金を設置する。
第2の方法では、スタンションパイプの先端に接手材をスクリューやリベットなどで固定し、且つ、接手材をスクリューにて車体へ固定する(例えば、特許文献1参照)。この方法においても、車体側に埋金を設置する。この第2の方法を図9、10に基づいて説明する。
接手材20は、スタンションパイプ1の先端を内挿する接続筒部21が下向きに設けられており、該接続筒部21の上部に客室の天井などに固定する平板状の取付け座22を有している。前記接続筒部21には、スタンションパイプ1に形成したネジ穴1aと連通するように取り付け穴21aが形成されており、該取付け穴21aを通してスクリュー30をネジ穴1aに螺合することでスクリュー30のネジ頭部を介してスタンションパイプ1と接続筒部21とが接続固定される。また、取付け座22には、スクリュー31…31がそれぞれ挿通される取り付け穴22a…22aが形成されている。一方、客室の天井25の裏側には、図10に示すように、埋金26を配置しておき、該埋金26に形成したネジ穴26a…26aに取付け穴22a…22aを挿通させたスクリュー31…31を螺合させることで取付け座22を天井25に固定する。これにより、接手材20を介してスタンションパイプ1が客室の天井25に取付け固定される。
また、特許文献2では、接手材を直接天井などに固定するものではなく、車両の前後方向に配したガイド部材にナットを摺動自在に挿入し、このナットとスタンションパイプが接続される接手材とをボルトによって固定する取付構造が提案されている。
特開平11−208527号公報 特開平11−278309号公報
しかし、上記した現状の2方法では、スタンションパイプと接手材および客室側との固定に多くのスクリューを使用しており、その数が多い為、スクリュー頭部が目立ち見映え不良となっている。また、溶接構造の部品は、ビードがある為、同じく見映えを損なっている。また、多数のスクリューで接手材を車体へ固定するため、スクリューの取付け位置によっては工具がパイプに当たり、標準工具で対応できないことがある。
また、接手材を車体へ固定する際に、車体内に埋金を取付けているが、埋金の位置が室内側から見えない為、取付け位置のバラツキを考慮して大きめの部品を設定する必要があり、コスト・工数アップの原因となっている。また、受注仕様によって握棒や仕切棒の位置が異なるため、車型や仕様差で埋金の位置がバラバラ(位置が固定できない)である。このため、図面作成作業や発注作業が発生し、コストが掛かっている。また、製作途中(埋金をつけてしまった後)に車両発注先の仕切レイアウトに変更が発生した場合、車体バラシが発生する事があり、仕様変更も迅速に対応できないという問題がある。
これに対し、特許文献2のように、埋金を用いないで天井等へ取付けることが可能な取付け構造も提案されている。しかし、この取付構造では、接手材の固定にスクリューを軸力方向で使っているため、スクリューが締結力を失うと接手材やスタンションパイプの拘束力が低下し、脱落が懸念される。
また、この取付構造は、ガイド部材内部にナットを事前に入れておき、ボルト締めするという複雑な固定方法を採用しており、コスト高になるとともに、作業負担が大きいという問題点がある。
さらに、前記した各従来技術は、いずれも接手材はスタンションパイプを内挿して固定する構造を有している。しかし、スタンションパイプは、材質(表面処理の違い)によりサイズが異なるものがあり(例えば、SUS:φ25.4mm、Fe:φ25mm)、現在は以下の2種類の方法を用いている。
(A)2種類(サイズ毎)の接手を用意する。
(B)小径サイズ用の接手を用意し、小径パイプ仕様の時はそのまま使用。大径パイプ仕様の時は、接手内径側を削ってサイズ調整し使用する(大径サイズ用を小径サイズへ使用するとガタつき不安定になり商品力を損ねる)。
上記により、従来の接手材では共通化が出来ない為、工数、又は、コストがかかるという問題点も有している。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、スタンションの固定に埋金や多数のスクリュー等が不要となり、工数減少、組み付け容易、見栄え向上効果があるスタンション接手材およびスタンション接手構造を提供することを目的とする。
すなわち、本発明のスタンション接手材のうち、請求項1記載の発明は、旅客輸送用の客室内に配置されるスタンションの先端部をそれぞれに形成された凹部で挟む2つまたはそれ以上の接手分割部材を有し、該接手分割部材は、先端側に設けられて客室側にある係止溝または係止穴に挿入して引っ掛ける爪部と、前記凹部を越えて前記凹部と前記爪部との間に形成され互いを締結する締結部と、前記締結部と爪部との間に他の接手分割部材のものと互いに向合うよう形成され前記締結部に締結力を作用させたときに前記爪部に他の接手分割部材の爪部と互いに相反する方向に反力を作用させるよう、他の接手分割部材のものと互いに当接する支点部とを有していることを特徴とする。
請求項2記載のスタンション接手材の発明は、請求項1記載の発明において、前記接手分割部材の少なくとも一つに、前記係止溝または係止穴内に配設されたハーネスをパイプ状の前記スタンションに導入するための導入路が内周側に形成されていることを特徴とする。
請求項3記載のスタンション接手材の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記接手分割部材の少なくとも一つは、前記凹部を有する固定部分と前記爪部を有する引っ掛け部分とが所定角度を有して位置するヘ字形状を有していることを特徴とする。
請求項4記載のスタンション接手材の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記接手分割部材の少なくとも一つは、前記凹部の内面に、スタンション先端部の外面に形成したスタンション側位置決め部と凹凸係合する凹部側位置決め部が設けられていることを特徴とする。
請求項5記載のスタンション接手構造は、請求項1〜4のいずれかに記載のスタンション接手材と、客室側に設けた係止溝または係止穴とを備え、該係止溝または係止穴の内部に、前記係止溝または係止穴に挿入されて互いに相反する前記反力が作用する前記接手材の爪部が引っ掛かるように形成された引っ掛かり部を有することを特徴とする。
請求項6記載のスタンション接手構造は、請求項5記載の発明において、前記接手分割部材は、前記爪部を前記係止溝または係止穴に挿入した状態で、前記支点部を支点にして他の接手分割部材と接近するように回転可能とされていることを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、接手分割部材の爪部を客室側にある係止溝または係止穴に挿入することで、該爪部が引っ掛かり接手材が客室側に接続される。また、接手分割部材の凹部にスタンションの先端を収容し、各接手分割部材を集合させることでスタンションが凹部で挟まれて位置付けられる。そして接続分割部材にある締結部をスクリューなどによって互いに締結を行うと、上記凹部で挟まれたスタンションが強固に固定され、さらに互いの支点部を支点にして爪部には互いに相反する方向に反力が作用して前記係止溝または係止穴における引っ掛かり力が増して強固に固定される。これにより、多数のスクリューや埋金を用いることなくスタンションを客室側に確実に取付け固定することができる。
なお、スタンションの取付け対象となる乗り物は、上記したように種々のものが挙げることができ、人を輸送する目的であれば、特定の使用形態に限定されない。また、スタンションは、握棒、仕切棒などの目的で取付けられるが、その用途が限定されるものではなく、客室内で支柱として用いられるものであればよい。また、スタンションは、通常はパイプ状のものとして提供されるが、本発明としては、棒材であってもよい。
また、爪部は、係止溝や係止穴に挿入されて引っ掛ける形状を有するものであり、通常は、外周側につきだして係止溝や係止穴の縁部に引っ掛かるものが代表的なものである。ただし、本発明としては爪部の具体的な構造が特定のものに限定されるものではない。なお、係止溝や係止穴は、客室の天井側に設けられているものであってもよく、また、レールや取付け部等として用意されて客室側に取付けられているものであってもよい。要は、直接的または間接的に接手材を客室側に固定できるものとして提供されるものであればよい。
なお、接手材は、通常は、2つの接手分割部材を向き合わせ、その間にスタンションを挟む構造とするが、接手分割部材の数は本発明としては特に限定されるものではなく、3以上とすることもできる。その場合、円周方向に沿って接手分割部材を配してスタンションを挟む構造とすることができる。また、接手分割部材に形成する凹部は、スタンションの外周面に接して挟持できるように、内周面を断面円周状に形成するが、径の異なるスタンションを効果的に挟むことができるように、内周面を断面が長径側の楕円円周状になるように形成することもできる。
以上説明したように、本発明の請求項1記載のスタンション接手材によれば、旅客輸送用の客室内に配置されるスタンションの先端部をそれぞれに形成された凹部で挟む2つまたはそれ以上の接手分割部材を有し、該接手分割部材は、先端側に設けられて客室側にある係止溝または係止穴に挿入して引っ掛ける爪部と、前記凹部を越えて前記凹部と前記爪部との間に形成され互いを締結する締結部と、前記締結部と爪部との間に他の接手分割部材のものと互いに向合うよう形成され前記締結部に締結力を作用させたときに前記爪部に他の接手分割部材の爪部と互いに相反する方向に反力を作用させるよう、他の接手分割部材のものと互いに当接する支点部とを有しているので、固定に多数のスクリュー等が不要となり、部品点数が少なくなり、工数減少、コスト削減、見栄え向上効果があり、組み付けも容易である。また、客室内内壁の裏面に埋金等を配置することなくスタンションを設置可能であり、スタンションの配置変更が車体バラシ等を必要とせずに行うことができ、車内レイアウトの自由度が広がる。
また、接手材が分割されているので、パイプサイズ・表面処理に自由度を持たせることができ、共通部品で対応することも可能となる。
また、客室側への固定は、接手材と天井レールなどを採用して行うことができるので、受注仕様にてレイアウトが変更になっても配置に自由度がある構造となっている。
また、請求項2記載のスタンション接手材によれば、客室内壁に沿って配設されたハーネスをスタンションパイプ内に見栄えよく通すことができる。これにより、スタンションパイプ又はその周辺に押しボタン等が配置されたときにも適用可能となる。
さらに、請求項3記載のスタンション接手材によれば、予め係止溝または係止穴に接手材の爪部を引っ掛けてから接手材の凹部にスタンションを挿入するようにしてスタンションを組付ける際に、接手材間に、スタンションが挿入可能な開度を確保することができる。
さらに、請求項4記載のスタンション接手材によれば、スタンション設置時に、スタンションを接手材に対して所定範囲まで確実に挿入させて固定することができる。
また、請求項5記載のスタンション接手構造によれば、スタンションを接続したスタンション接手材を客室側に確実に固定することができる。
以下に、本発明の一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
スタンション接手材2は、図1〜図5に示すように、2つの接手分割部材2a、2bを有しており、それぞれの一端側に、互いに対向して配置することでスタンションパイプ1の先端を収容して挟むことができる断面楕円弧状の凹部8a、8bを有している、
さらに、接手分割部材2aは、軸方向において上記凹部8aを超えた中央部分から他端側に掛けて、軸方向に対し凹部8a側に屈曲して全体がヘ字形状となっており、先端部は、径方向に沿って幅広に形成され、先端には、対向面の反対の側(外側)に屈曲する爪部4aを有している。接手分割部材2aの中央部から先端部に掛けては、対向面が全体のへ字形状に倣った湾曲面形状を有しており、先端部では、径方向両端部が対向側に突き出た形状を有している。また、上記凹部8aには、後述するスタンションパイプ1の位置決めを行うための凸部9が凹部側位置決め部として形成されている。さらに凹部8aを超えた軸方向中央部分の対向面には、締結部としてネジ穴5a、5aが形成されている。ネジ穴5a、5aと前記爪部4aとの間であって、該爪部4aに近接した先端部位置では、対向湾曲面に支点部6aが位置付けられており、また、先端部の径方向中央部には、ハーネスを接手分割部材2aの先端方向から軸方向に沿ってスタンションパイプ1に導入するための導入穴7aが導入路として接手分割部材2aの先端から中央部分に至るまで形成されている。
一方、接手分割部材2bは、上記したように一端に凹部8bを有し、対向面側が、接手分割部材2aの湾曲した対向面に倣うように湾曲した対向湾曲面に形成されており、先端部は、接手分割部材2aの先端部において、両側の突き出た形状間の窪みに収まる幅で形成されており、接手分割部材2bの先端には、対向面と反対の側に屈曲する爪部4bを有している。この先端部の径方向中央部には、前記接手分割部材2aと同様に、ハーネスを接手分割部材2bの先端方向からスタンションパイプ1側に導入するための導入穴7bが導入路として軸方向に沿って形成されている。
また、接手分割部材2bの凹部8bを超えた軸方向中央部分の対向面には、前記ネジ穴5a、5aに対向する位置に同じく締結部として取付け穴5b、5bが形成されている。また、取付け穴5bと前記爪部4bとの間であって、該爪部4bに近接した先端部位置では、対向湾曲面に前記支点部6aと当接する支点部6bが位置付けられている。
上記接手材2が取付けられる客室10側には、図6に示すように、天井レール11が客室10の前後方向に沿って固定されており、該天井レール11には、図1、2に示すように、係止溝として下向きにガイド溝12が形成されており、該ガイド溝12は、内側で左右方向に幅広になって両側に引っ掛かり部12a、12bが形成されている。
次に、上記接手材2を用いたスタンションパイプ1の取付けについて、図1、2および図7に基づいて説明する。なお、スタンションパイプ1の先端側周面には、スタンション側位置決め部として、前記位置決め凸部9が嵌合する位置決め穴9aを形成しておく。
上記接手分割部材2a、2bを対向させ、両者が開いた状態になるように、それぞれの爪部4a、4bを上記ガイド溝12に挿入する。接手分割部材2a、2bの凹部8a、8b間にスタンションパイプ1を位置させて、これらの接手分割部材2a、2bを上記支点部6a、6bを当接させてこれを支点にして両者を互いに近づけるように回転させると、ネジ穴5aと取付け穴5bが接近するに連れて爪部4a、4bに互いに相反する反力が作用し、次第に爪部4a、4bが引っ掛かり部12a、12bに収まる。ガイド溝12は、爪部4a、4bが丁度収まる幅で形成されており、挿入された爪部4a、4bは、次第に上記引っ掛かり部12a、12bに収まってガイド溝12に引っ掛かる。スタンションパイプ1は、位置決め穴9aに、凹部8aの位置決め凸部9が嵌合されることで位置決めされつつ凹部8a、8bで挟持される。
さらに、取付け穴5b、5bを通してスクリュー33、33をネジ穴5a、5aに螺合してスクリュー33、33の頭部と上記螺合とによって接手分割部材2a、2bを互いに締結する。この締結に際しては、締結部間に締結力が作用して、該締結力は、上記支点部6a、6bを支点として前記爪部4a、4bにさらに相反する反力を作用させる。この結果、爪部4a、4bは、引っ掛かり部12a、12bに収まるとともに、上記反力によって強固に引っ掛かり部12a、12bに係合する。また、締結力は、凹部8a、8bにも加わり、該凹部8a、8bで挟まれたスタンションパイプ1が接手材2に強固に接続される。なお、支点部が互いに当接して回転できるように、両支点部は対向面から内側に突出される。
上記によりスタンションパイプ1を確実かつ強固に客室10側に固定することができる。しかも、該固定に際しては、スクリューなどの固定具は最小限の数で済み、固定作業を容易に行えるとともに、見栄えもよくすることができる。また、固定に際し埋金を用いる必要もないため、取付け作業が容易になり、コストの低減も可能になる。また、車体バラシを要することなく取り付けを行うことが可能になる。上記スタンションパイプとしては、図6に示すように仕切棒15として用いたり、握棒16などとして用いることができる。
また、図8に示すように、天井25裏にハーネス14を配設し、スタンションパイプ1側に導入する際には、前記接手分割部材2a、2bにそれぞれ設けられた導入穴7a、7bを通して天井25側から軸方向に沿ってスタンションパイプ1内にハーネス14を導入することができ、美観を損なうことなくスタンションパイプ1側へのハーネス14の配設が可能になる。
なお、上記実施形態では、本発明としては、接手材を2つの接手分割部材で構成したが、3つ以上の接手分割部材を円周上に配置、対向させることで接手材を構成することも可能である。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜変更が可能である。
本発明の一実施形態の接手材および接手構造を示す分解斜視図である。 同じく、取付け状態を示す斜視図である。 同じく、一方の接手分割部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)はc−c線視断面図である。 同じく、他方の接手分割部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線視断面図、(c)は(a)のc−c線断面図である。 同じく、接手材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は平面図、(d)は(b)のd視図、(e)は(b)のe−e線断面図である。 同じく、客室内を示す概略斜視図である。 同じく、接手材の取り付けを説明する図である。 同じく、ハーネスを導入した状態の接手構造を示す一部断面図である。 従来の接手構造を示す斜視図である。 同じく、一部断面図である。
符号の説明
1 スタンションパイプ
2 接手材
2a 接手分割部材
2b 接手分割部材
4a 爪部
4b 爪部
5a ネジ穴
5b 取り付け穴
6a 支点部
6b 支点部
7a 導入穴
7b 導入穴
9 位置決め凸部
9a 位置決め穴
10 客室
11 天井レール
12 ガイド溝
12a 引っ掛かり部
12b 引っ掛かり部

Claims (6)

  1. 旅客輸送用の客室内に配置されるスタンションの先端部をそれぞれに形成された凹部で挟む2つまたはそれ以上の接手分割部材を有し、該接手分割部材は、先端側に設けられて客室側にある係止溝または係止穴に挿入して引っ掛ける爪部と、前記凹部を越えて前記凹部と前記爪部との間に形成され互いを締結する締結部と、前記締結部と爪部との間に他の接手分割部材のものと互いに向合うよう形成され前記締結部に締結力を作用させたときに前記爪部に他の接手分割部材の爪部と互いに相反する方向に反力を作用させるよう、他の接手分割部材のものと互いに当接する支点部とを有していることを特徴とするスタンション接手材。
  2. 前記接手分割部材の少なくとも一つに、前記係止溝または係止穴内に配設されたハーネスをパイプ状の前記スタンションに導入するための導入路が内周側に形成されていることを特徴とする請求項1記載のスタンション接手材。
  3. 前記接手分割部材の少なくとも一つは、前記凹部を有する固定部分と前記爪部を有する引っ掛け部分とが所定角度を有して位置するへ字形状を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のスタンション接手材。
  4. 前記接手分割部材の少なくとも一つは、前記凹部の内面に、スタンション先端部の外面に形成したスタンション側位置決め部と凹凸係合する凹部側位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスタンション接手材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のスタンション接手材と、客室側に設けた係止溝または係止穴とを備え、該係止溝または係止穴の内部に、前記係止溝または係止穴に挿入されて互いに相反する前記反力が作用する前記接手材の爪部が引っ掛かるように形成された引っ掛かり部を有することを特徴とするスタンション接手構造。
  6. 前記接手分割部材は、前記爪部を前記係止溝または係止穴に挿入した状態で、前記支点部を支点にして他の接手分割部材と接近するように回転可能とされていることを特徴とする請求項5記載のスタンション接手構造。
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