JP4736492B2 - 画像形成装置、及びその内部での通信データの処理方法 - Google Patents

画像形成装置、及びその内部での通信データの処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、現像ユニット等のユニットと、該ユニットを制御するコントローラとを備え、該ユニットと該コントローラとの間でデータの送受信を行う画像形成装置、及びその内部での通信データの処理方法に関する。
従来の画像形成装置としては、例えば、以下の特許文献1に開示されているものがある。
この画像形成装置は、カラーレーザビームプリンタで、感光体ユニットと、各種色での現像を行う複数の現像ユニットと、転写ユニット等と、これらユニットを制御するコントローラと、を備えている。
複数の現像ユニットには、メモリを備えた無線通信タグがそれぞれ設けられている。また、コントローラには、無線通信モジュールが有線接続されている。コントローラは、各現像ユニット内のトナー量を管理するため、無線通信モジュールを介して、現像ユニットの無線通信タグと通信し、この無線通信タグに設けられているメモリに、トナー残量を書き込んでいる。
WO 03/087952 A1
しかしながら、従来の画像形成装置では、例えば、コントローラと無線通信モジュールとの間が断線してしまったり、また、無線通信モジュールが故障してしまって、コントローラからユニット側へコマンドを送信しても、このコントローラがコマンドに対するレスポンスを受信できないと、ハングアップに陥ることがあるという問題点がある。
そこで、本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、コントローラと無線通信モジュールとの間が断線してしまったり、また、無線通信モジュールが故障してしまっても、ハングアップを回避することができる画像形成装置、及びその内部での通信データの処理方法を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するための発明に係る画像形成装置は、
ユニットと、該ユニットを制御するコントローラとを備え、該ユニットと該コントローラとの間でデータの送受信を行う画像形成装置において、
前記コントローラは、前記コントローラから前記ユニット側への送信コマンドに基づいて、該送信コマンドに対する該ユニット側からのレスポンスのデータ量を予測する受信データ量予測手段と、前記ユニット側からのデータの量を計測する受信データ量計測手段と、前記受信データ量計測手段で計測されたデータ量が、所定時間内に、前記受信データ量予測手段により予測されたデータ量と一致しないときに、通信エラー処理を行う通信エラー処理手段と、を備えていることを特徴とする。
このように、所定時間内に予測データ量を受信しない場合には、通信エラー処理が行われるので、コントローラとユニットとの間の通信不良が発生して、コマンドに対するレスポンスが返ってこなくても、ハングアップになることはない。
ここで、画像形成装置の前記通信処理手段は、前記送信コマンドを再度送信するリトライ手段を有することが好ましい。この場合、前記所定時間は、前記送信コマンドの送信先との間で通信可能な時間内に、前記リトライ手段による所定回数のリトライを確保できる時間である必要がある。
また、前記画像形成装置は、前記送信コマンドの内容に応じて、前記所定時間を定める応答時間設定手段を備えていることが好ましい。
また、前記画像形成装置は、
前記ユニット側からのデータを一時的に格納する受信バッファと、前記ユニット側からのデータを受信バッファに順次格納し、該ユニット側からのデータのうち、予測されたデータ量を超える分を該受信バッファに格納しないバッファ管理手段と、を備えていてもよい。この場合、ユニット側からのデータのうち、予測されたデータ量を超える分に関しては、受信バッファに格納しないので、コントローラとユニットとの間での通信データにノイズが載り、ユニット側からのデータの量が増えても、ハングアップに陥ることを回避することができる。
また、前記受信バッファ及び前記バッファ管理手段を備えている前記画像形成装置は、
前記レスポンスを構成する通信フレーム中の予め定められた領域に、該通信フレーム内の少なくとも一部のデータの正誤検出データが納められ、前記受信バッファに格納されたデータのうち、前記通信フレーム中の前記予め定められた領域に相当する位置に格納されているデータに基づいて、該受信バッファに格納されたデータが適切なレスポンスであるか否かを判断するデータ判断手段を備えていてもよい。この場合、受信バッファ内で、正誤検出データが格納されているはずの領域のデータで、受信バッファに格納されたデータが適切なものであるか否かを判断しているので、受信したデータが予測データ量と一致する場合はもちろん、受信したデータが予測データ量より少ない場合も、多い場合も(但し、多い場合でも受信バッファには予測データ量分だけ格納される)、データが適切なものであるか否かを判断することができる。
また、以上の各画像形成装置は、
前記コントローラに有線接続され、該コントローラと有線通信を行うコントローラ側無線通信手段を備え、前記ユニットは、前記コントローラ側無線通信手段と無線通信を行うメモリ付き無線通信デバイスを有し、前記メモリ付き無線通信デバイスは、前記コントローラ側無線通信手段と無線通信を行う無線通信手段と、データを記憶するメモリと、該無線通信手段による無線通信内容に応じて該メモリにデータを書き込み又は該メモリからデータを読み出す制御手段と、を有していてもよい。この場合、前記ユニットは、画像形成装置ケーシングから着脱可能なユニットであっても、ユニットの着脱に際して、通信回線の接続及び切り離し処理を省くことができる。
前記問題点を解決するための発明に係る画像形成装置の通信データの処理方法は、
ユニットと、該ユニットを制御するコントローラとを備え、該ユニットと該コントローラとの間でデータの送受信を行う画像形成装置の通信データの処理方法おいて、
前記コントローラは、前記コントローラから前記ユニット側への送信コマンドに基づいて、該送信コマンドに対する該ユニット側からのレスポンスのデータ量を予測し、前記ユニット側からの前記レスポンスのデータ量を計測し、計測された前記レスポンスのデータ量が、所定時間内に、予測されたデータ量と一致しないときに、通信エラー処理を行うことを特徴とする。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態にについて、図面を用いて説明する。
本実施形態の画像形成装置は、カラーレーザビームプリンタである。
〈プリンタの概要〉
・プリンタの基本構成
本実施形態のプリンタ10は、図2に示すように、感光体21を有する感光体ユニット20と、感光体21を帯電させる帯電ユニット30と、レーザを照射して帯電している感光体21上に潜像を形成する露光ユニット40と、複数の現像ユニット51,52,53,54を有するYMCK現像デバイス50と、感光体21上に形成された単一トナー像が転写される中間転写体70を有する一次転写ユニット60と、中間転写体70に転写された単一トナー像又はフルカラートナー像を印刷媒体に転写する二次転写ユニット80と、印刷媒体上に転写されたトナー像を印刷媒体に定着させる定着ユニット90と、ユーザへの報知手段としての表示ユニット95と、これらユニット等を制御する制御ユニット100と、給紙トレイ92、これらを覆うプリンタケーシング10aと、を備えている。
帯電ユニット30、露光ユニット40、YMCK現像デバイス50、一次転写ユニット60、中間転写体70は、感光体21を中心として、感光体21の回転方向に、以上の順序で配置されている。なお、感光体21は、本実施形態では、図2中の矢印で示すように時計回りに回転する。
感光体ユニット20は、前述の感光体21の他に、感光体21上のトナーを掻き落すクリーニングブレード26と、感光体21から書き落とされたトナーを収容する廃トナー収容部27と、メモリ付無線通信タグ25と、を備えている。また、この感光体ユニット20には、帯電ユニット30が搭載されている。感光体21は、円筒状の導電性基材と、その外周面に形成された感光層とを有し、円筒状の導電性基材の中心軸を中心に回転可能である。クリーニングブレード26は、ゴム製であり、感光体21の表面に当接して、中間転写体70上にトナー像が転写された後に、感光体21上に残存するトナーを掻き落として除去する。
露光ユニット40は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、不図示のホストコンピュータから入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体21上に照射する。
YMCK現像デバイス50は、回転体としてのロータリー55と、このロータリー55に装着された4つの現像ユニット51,52,53,54を有している。ロータリー55は、図2中で反時計回りに回転可能で、各現像ユニット51,52,53,54をそれぞれを着脱できる着脱部55a,55b,55c,55dを有している。ブラック(K)トナーが収容されているブラック現像ユニット51は、着脱部55aに対して着脱可能であり、マゼンタ(M)トナーが収容されているマゼンタ現像ユニット52は、着脱部55bに対して着脱可能であり、シアン(C)トナーが収容されているシアン現像ユニット53は、着脱部55cに対して着脱可能であり、イエロー(Y)トナーが収容されているイエロー現像ユニット54は、着脱部55dに対して着脱可能である。
ロータリー55は、回転することにより、着脱部55a,55b,55c,55dにそれぞれ装着された各現像ユニット51,52,53,54を一体的に回転させる。すなわち、このロータリー55は、装着された4つの現像ユニット51,52,53,54を、ロータリー55の中心軸50aを中心として、それらの相対位置を維持したまま回転させる。そして、感光体21上に形成された潜像に、各現像ユニット51,52,53,54を選択的に対向させ、それぞれの現像ユニット51,52,53,54に収容されたトナーで、感光体21上の潜像を現像させる。
一次転写ユニット60は、前述したように、感光体21に形成された単色トナー像が転写される中間転写体70を有し、この中間転写体70に4色のトナーが順次重ねて転写されると、中間転写体70にフルカラートナー像が形成される。
中間転写体70は、エンドレスのベルトであり、感光体21とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。中間転写体70の近傍には同期用読み取りセンサRSが設けられている。この同期用読み取りセンサRSは、中間転写体70の基準位置を検知するためのセンサであり、主走査方向と直交する副走査方向における同期信号Vsyncを得る。同期用読み取りセンサRSは、光を発するための発光部と、光を受光するための受光部とを有している。発光部から発せられた光が、中間転写体70の所定の位置に形成された穴を通過し、受光部がこれを受光した際に、パルス信号を発する。このパルス信号は、中間転写体70が一回転する毎に一つ発せられる。
制御ユニット100は、図3に示すようにメインコントローラ101と、ユニットコントローラ110とを有し、メインコントローラ101にはホストコンピュータ等から画像信号が入力され、この画像信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ110が各ユニット等を制御する。
プリンタケーシング10aは、図1に示すように、開閉可能な第一開閉カバー10b、第一開閉カバー10bより内側に設けられ開閉可能な第二開閉カバー10c、感光体ユニット20を着脱するための感光体ユニット着脱開口10d、及び、現像ユニット54(51,52,53)を着脱するための現像ユニット着脱開口10eを有している。このプリンタケーシング10aに対して、現像ユニット54(51,52,53)、及び感光体ユニット20が着脱可能である。これら現像ユニット54(51,52,53)及び感光体ユニット20がプリンタ本体10aに装着されることにより、プリンタ10が構成される。
このため、ユーザは、第一開閉カバー10bを開けることにより、感光体ユニット着脱開口10dを介して、感光体ユニット20をプリンタケーシング10aから着脱することができる。さらに、ユーザは、第二開閉カバー10cを開けることにより、現像ユニット着脱開口10eを介して現像ユニット54(51,52,53)をプリンタケーシング10aから着脱することができる。
・プリンタの基本動作
まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号がメインコントローラ101に入力すると、ユニットコントローラ110がメインコントローラ101からの指令を受けて、感光体21及び中間転写体70を回転させる。その後、同期用読み取りセンサRSにより中間転写体70の基準位置が検出され、パルス信号が出力される。このパルス信号は、ユニットコントローラ110に送られ、ユニットコントローラ110は、受信したパルス信号を基準として、以下の動作を制御する。
感光体21は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。感光体21の帯電された領域は、感光体21の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、第1色目、例えばブラックKの画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。感光体21上に形成された潜像は、感光体21の回転に伴って現像位置に至り、ブラック現像ユニット51によってブラックトナーで現像される。これにより、感光体21上にブラックトナー像が形成される。
感光体21上に形成されたブラックトナー像は、感光体21の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60の中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加されている。なお、この間、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
上記の処理が、第2色目、第3色目及び第4色目について繰り返して実行されることにより、各画像信号に対応した各色のトナー像が、中間転写体70に重なり合って転写される。これにより、中間転写体70上にはフルカラートナー像が形成される。
中間転写体70上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写体70の回転に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニット80によって印刷媒体に転写される。なお、印刷媒体は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。また、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は、中間転写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加される。印刷媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて印刷媒体に融着される。
一方、感光体21は一次転写位置を経過した後に、クリーニングブレード26によって、その表面に付着しているトナーが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーは、廃トナー収容部27に回収される。
・制御ユニットの概要
制御ユニット100のメインコントローラ101は、図3に示すように、ホストコンピュータと接続されるインターフェイス102と、ホストコンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ103と、各種演算処理等を行うCPU104とを備えている。
制御ユニット100のユニットコントローラ110は、各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、一次転写ユニット60、感光体ユニット20、二次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット95)及びYMCK現像デバイス50と電気的に接続され、それらが備えるセンサ等からの信号を受信することによって、各ユニット及びYMCK現像デバイス50の状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される指令に基づいて、各ユニット及びYMCK現像デバイス50を制御する。ユニットローラ110は、各ユニット及びYMCK現像デバイス50を駆動するため、感光体ユニット駆動制御回路129、帯電ユニット駆動制御回路128、露光ユニット駆動制御回路127、YMCK現像デバイス駆動制御回路125、一次転写ユニット駆動制御回路111、二次転写ユニット駆動制御回路112、定着ユニット駆動制御回路113、及び、表示ユニット駆動制御回路114を備えている。さらに、ユニットコントローラ110は、これら駆動制御回路等を制御するためのCPU120と、CPU120が動作するためのプログラムやデータ等が記憶されているROM115と、各種プログラムや各種データ等が記憶されるRAM116を備えている。
露光ユニット40に接続された露光ユニット駆動制御回路127は、現像剤であるトナーの消費量を検知するための消費量検知手段たる画素カウンタ127aを有している。この画素カウンタ127aは、露光ユニット40に入力される画素数をカウントする。なお、画素カウンタ127aは、メインコントローラ101に設けてもよい。また、前述の画素数とは、プリンタ10の基本解像度単位の画素数、換言すれば、実際に印刷する画像の画素数である。トナーTの消費量(使用量)は、画素数に比例するため、画素数をカウントすることにより、トナーTの消費量を検知することができる。
YMCK現像デバイス駆動制御回路125には、交流電圧供給部126aから交流電圧が供給され、直流電圧供給部126bから直流電圧が供給される。YMCK現像デバイス駆動制御回路125は、これらの交流電圧と直流電圧を重畳した電圧を、適宜のタイミングで、各現像ユニットに設けられている現像ローラに印加して、現像ローラと感光体21との間に交番電界を形成する。
ユニットコントローラ110のCPU120は、シリアルインターフェイス(I/F)121、無線通信モジュール125を介して、各現像ユニット51,52,53,54に設けられたメモリ付無線通信タグ51a,52a,53a,54aと、無線通信可能である。さらに、CPU120は、シリアルインターフェイス121、無線通信モジュール124を介して、感光体ユニット20に設けられたメモリ付無線通信タグ25と、無線通信可能である。この構成により、CPU120は、各現像ユニット51,52,53,54に設けられたメモリ付無線通信タグ51a,52a,53a,54aの各メモリや、感光体ユニット20に設けられたメモリ付無線通信タグ25のメモリに、情報を書き込んだり、これらメモリから情報を読み出すことができる。
〈ユニットコントローラと現像ユニットとの通信の詳細〉
・メモリ付無線通信タグの構成
本実施形態において、感光体ユニット20に設けられたメモリ付無線通信タグ25と、各現像ユニット51,52,53,54のそれぞれに設けられたメモリ付無線通信タグ51a,52a,53a,54aとは、いずれも同じ構成なので、ここでは、各メモリ付無線通信タグのうち、イエロー現像ユニット54のメモリ付無線通信54aについて、代表して説明する。
このメモリ付無線通信タグ54aは、図5に示すように、薄いプラスチックフィルム54iと、ICチップ54bと、共振用コンデンサ54cと、平面コイル状の無線アンテナ54dとを有している。プラスチックフィルム54iには、一方の面に粘着性を持たせ、他方の面にICチップ54bと共振用コンデンサ54cと平面コイル状の無線アンテナ54dとが実装され、その上から透明なカバーシートで覆われている。
このメモリ付無線通信タグ54aのICチップ54bは、図4に示すように、整流器54eと、変調処理や復調処理等を行う送受信部54fと、制御部54gと、メモリ54hとを有している。このタグ54aと無線通信を行う無線通信モジュール124は、そのアンテナ124dから高周波磁界を発生させる。この高周波磁界は、メモリ付無線通信タグ54aのアンテナ54dを介して吸収され、整流器54eで整流されてICチップ54b内の各回路を駆動する直流電力源となる。メモリ54hは、NAND型フラッシュROMなど電気的に読み書き可能な不揮発性のメモリである。制御部54gは、外部からの無線通信の内容に応じて、メモリ54hに対して、データの読み取り及び書き込みを行う。
メモリ付無線通信タグ54aのメモリ54hには、図6に示すように、各種の情報が記憶されている。アドレス00Hには、タグ又は現像ユニットのシリアル番号等の固有のID情報が記憶されており、アドレス01Hには、現像ユニットを製造した年月日が記憶されており、アドレス02Hには、現像ユニットの仕向地を特定するための情報が記憶されており、アドレス03Hには、現像ユニットが製造された製造ラインを特定するための情報が記憶されており、アドレス04Hには、現像ユニットが対応可能な機種を特定するための情報が記憶されており、アドレス05Hには、現像ユニットに収容されているトナーの量を示すための情報としてトナー残量情報が記憶されており、アドレス06H以後の領域にも適宜情報が記憶されている。
また、感光体ユニット20に設けられているメモリ付無線通信タグ25のメモリにも、図7に示すように各種情報が記憶されている。アドレス00Hには、タグ又は感光体ユニットのシリアル番号等の固有のID情報が記憶されており、アドレス01Hには、感光体ユニットを製造した年月日が記憶されており、アドレス02Hには、感光体ユニットの仕向地を特定するための情報が記憶されており、アドレス03Hには、感光体ユニットが製造された製造ラインを特定するための情報が記憶されており、アドレス04Hには、感光体ユニットが対応可能な機種を特定するための情報が記憶されており、アドレス05Hには、感光体ユニットがプリンタケーシング10aに装着された際の累計印刷枚数を示すための情報が記憶され、アドレス06Hには、感光体ユニットが寿命に達してプリンタケーシング10aから取り外される際の累計印刷枚数を示すための情報が記憶され、アドレス07Hには、感光体ユニットを用いてカラー印刷を行った枚数が記憶され、アドレス08Hには、感光体ユニットを用いてモノクロ印刷を行った枚数が記憶され、アドレス09H以後の領域にも適宜情報が記憶されている。
メモリ54hに記憶される情報は、いずれも、8ビット、つまり1バイトのデータである。これらの情報の初期値は、少なくとも、工場出荷時に、工場内でメモリ54hに記憶される。なお、以上で述べた情報のうち、ID情報、仕向地情報、製造ライン情報、対応機種名情報は、いずれも、基本的に、工場出荷後に書き換えられることはない。
・無線通信モジュールの構成
本実施形態において、感光体ユニット20のメモリ付無線通信タグ25と無線通信する無線通信モジュール123と、各現像ユニット51,52,53,54のメモリ付無線通信タグ51a,52a,53a,54aと無線通信する無線通信モジュール124とは、同じ構成なので、ここでは、各無線通信モジュール123,124のうち、現像ユニットの無線通信モジュール124について、代表して説明する。
無線通信モジュール124は、図4に示すように、各現像ユニット51,52,53,54のメモリ付無線通信タグ51a,52a,53a,54aと無線通信するための無線アンテナ124dと、変調処理や復調処理等を行う送受信部124fと、制御部124gと、読み書き可能なメモリ124hと、シリアルインターフェイス124eとを有している。このシリアルインターフェイス124eは、ユニットコントローラ110のシリアルインターフェイス121に有線接続されている。
なお、各無線通信モジュール123,124の制御部124g及び送受信部124fと、先に説明した各メモリ付無線通信タグ25,51a,52a,53a,54aの制御部54g及び送受信部54fとは、実際には、いずれも、メモリと、このメモリに記憶されているプログラムを実行するCPUとで構成されている。
この実施形態では、メモリ付無線通信タグ51a,52a,53a,54aの各無線アンテナ54dと、無線通信モジュール124の無線アンテナ124dとは、例えば、相互間距離が10mm以内であれば、両者間で通信可能である。
・ユニットコントローラのCPUの機能及びRAMの構成
ユニットコントローラ110のRAM116には、図4に示すように、ユニットコントローラ110と各現像ユニット51,52,53,54との間で通信を行って、この通信で得たデータを処理するためのプログラムA,B,Cをそれぞれ記憶するプログラム記憶領域116a,116c,116fと、受信バッファ116bと、送信バッファ116dと、各現像ユニット51,52,53,54のトナー残量を記憶しておくトナー残量記憶領域116eと、通信エラーの内容を記憶しておくエラー内容記憶領域116g等を有している。
CPU120は、RAM116に記憶されているプログラムA,B,Cを実行することで、各種機能を達成する。すなわち、CPU120は、各現像ユニット51,52,53,54から無線通信モジュール124を介して送られてくるデータのデータ量を予測する受信データ量予測機能120aと、受信バッファ116bや送信バッファ116dへのデータ格納やデータ抽出等を管理するバッファ管理機能120bと、各現像ユニット51,52,53,54から無線通信モジュール124を介して送られてくるデータの正誤を判断するデータ判断機能120cと、コマンドを送ってから各現像ユニット51,52,53,54からのレスポンスが到達するまでの応答時間の閾値を定める応答時間設定機能120dと、通信エラーが発生した際に所定の処理を行う通信エラー処理機能120e等と、を有する。通信エラー処理機能には、具体的に、通信エラーが発生した際に、再度、各現像ユニットへコマンドを送信するリトライ処理と、エラー内容を表示ユニット95に表示させるエラー表示処理と、エラー内容をRAM116のエラー内容記憶領域116gに記憶するエラー内容記憶処理等とがある。
なお、図4では、通信機能を理解しやすくするために、図3に示すユニットコントローラ110の複数の構成要素のうち、各ユニットと通信を行うために必要な構成要素のみを描いている。
・ユニットコントローラの送受信フレームの構成
ユニットコントローラ110から、無線通信モジュール124を介して、各現像ユニット51,52,53,54に送信するデータとしては、読出しコマンドと書込みコマンドとがある。
読出しコマンドの通信フレームは、図8(a)に示すように、ヘッダとペイロードとを有している。ヘッダには、データの開始を示す開始符号と、この通信フレームのデータ数と、この通信フレームのその他仕様と、データの正誤検出用のBBC(Block Check Character)とが納められている。ペイロードには、読出しコマンドを示す読出しコマンド符号が納められている。この読出しコマンド符号には、データを読み出す指令である旨の情報の他に、メモリ付無線通信タグのメモリ中のどの領域からデータを読み出すべきかを示す読出し領域の情報も含まれている。この通信フレームの各情報は、いずれも、1バイトのデータである。したがって、この読出しコマンドの通信フレームのバイト数は、5バイトである。
BCCは、ヘッダの最後のデータ領域に納められ、ペイロード部分に納められているデータが適切なものであるか否かを判断するために使用される。BCCの種類には、多数あるが、ここでは、ペイロード部分に納められているデータのバイト単位での排他的論理和の値をBCCとしている。例えば、01h、02h、04hのBCCは、言い換えると、これらの排他的論理和の値は、01h ExOR 02h ExOR 04h = 07hである。
例えば、ある通信フレームのヘッダの最後のデータ領域のデータを抽出すると共に、ペイロード部分のデータも抽出して、これらペイロード部分のデータの排他的論理和が、ヘッダの最後のデータ領域のデータが示す値にならない場合には、この通信フレームのデータは適切なデータではないと判断される。なお、ここでは、BCCをヘッダの最後のデータ領域納めているが、例えば、通信フレーム全体の最後のデータ領域にBCCを納めるようにしてもよい。すなわち、BCCは、通信フレーム中の予め定められた領域に納めておけばよい。また、ここでは、ペイロード部分のデータのみを正誤検出の対象にしているが、ヘッダの一部、例えば、データ数が記憶されている領域のデータも併せて、正誤検出の対象にしてもよい。また、ここでは、データの正誤検出用のデータとして、BCCを用いているが、この代わりにCRC(Cyclic Redundancy Check)を用いてもよい。
書込みコマンドの通信フレームも、図8(c)に示すように、ヘッダとペイロードとを有している。ヘッダには、読出しコマンドの通信フレームのヘッダと同様に、開始符号とデータ数とその他仕様とBCCとが納められている。また、ペイロードには、書込みコマンドを示す書込みコマンド符号と、実際に書き込まれるデータとが納められている。書込みコマンド符号には、データを書き込む指令である旨の情報の他に、メモリ付無線通信タグのメモリ中のどの領域にデータを書き込むかを示す書込み領域の情報も含まれている。この通信フレームの各情報は、いずれも、1バイトのデータである。したがって、この書込みコマンドの通信フレームのバイト数は、書込みデータを除くと、読出しコマンドのバイト数と同じ5バイトである。
各現像ユニット51,52,53,54から、無線通信モジュール124を介して、ユニットコントローラ110へ送信されてくるデータとしては、前述の読出しコマンドに対する読出しレスポンスと、前述の書込みコマンドに対する書込みレスポンスとがある。
読出しコマンドに対する読出しレスポンスの通信フレームも、図8(b)に示すように、ヘッダとペイロードとを有している。ヘッダには、読出しコマンドの通信フレームのヘッダと同様に、開始符号とデータ数とその他仕様とBCCとが納められている。また、ペイロードには、読出しレスポンスを示す読出しレスポンス符号と、実際に読み出したデータとが納められている。この通信フレームの各情報も、いずれも、1バイトのデータである。したがって、この読出しレスポンスの通信フレームのバイト数は、読出しデータを除くと、読出しコマンドのバイト数と同じ5バイトである。
書込みコマンドに対する書込みレスポンスの通信フレームも、図8(d)に示すように、ヘッダとペイロードとを有している。ヘッダには、読出しコマンドの通信フレームのヘッダと同様に、開始符号とデータ数とその他仕様とBCCとが納められている。また、ペイロードには、書込みレスポンスを示す書込みレスポンス符号が納められている。この通信フレームの各情報も、いずれも、1バイトのデータで、この書込みレスポンスの通信フレームのバイト数は、読出しコマンドのバイト数と同じ5バイトである。
ユニットコントローラ110へ送信されてくるデータとしては、以上の読出しレスポンス及び書込みレスポンスの他、エラーレスポンスがある。このエラーレスポンスは、各現像ユニット51,52,53,54から無線通信モジュール124を介して送られてくるものではなく、各現像ユニット51,52,53,54と無線通信モジュール124との間の無線通信不良や、無線通信モジュール124での何らかの故障等により、無線通信モジュール124がユニットコントローラ110へ送るものである。
このエラーレスポンスの通信フレームも、図9に示すように、ヘッダとペイロードとを有している。ヘッダには、読出しコマンドの通信フレームのヘッダと同様に、開始符号とデータ数とその他仕様とBCCとが納められている。ペイロードには、エラーレスポンスを示すエラーレスポンス符号が納められている。この通信フレームの各情報も、いずれも、1バイトのデータで、この書込みレスポンスの通信フレームのバイト数は、読出しコマンドのバイト数と同じ5バイトである。
・ユニットコントローラと現像ユニットとの間の通信タイミング
感光体ユニット20のメモリ付無線通信タグ25、及び各現像ユニット51,52,53,54のメモリ付無線通信タグ51a,52a,53a,54aからのデータ読出しのための通信は、基本的に、プリンタの起動時とユニット交換時に行われる。また、各メモリ付無線通信タグ25,51a,52a,53a,54aへのデータ書込みのための通信は、印刷処理過程で行われる。
この印刷処理過程における各タグ25,51a,52a,53a,54aへのデータ書込みのタイミングについて、図10及び図11に従って説明する。
ホストコンピュータからの画像形成処理命令たる画像信号が、インターフェイス(I/F)102を介してプリンタのメインコントローラ101に入力すると、ユニットコントローラ110は、同期化処理として、感光体21及び中間転写体70を回転させ、同期用読み取りセンサRSからの中間転写体70の基準位置としてのパルス信号を受信して、このパルス信号を基準として、以下の制御を実行する(S1)。
メインコントローラ101からブラックの画像情報が露光ユニット40に入力し、この露光ユニットがこのブラックの画像情報に応じた潜像を帯電済みの感光体21上に形成すると、ユニットコントローラ110のCPU120は、画素カウンタ127aに、露光ユニット40に入力される画素数のカウントを開始させる(S2)。
CPU120は、ロータリー55を回転させて、最初のブラック現像ユニット51を現像位置、つまり、感光体21と対向する位置へ移動させ(S3)、ブラック現像ユニット51の現像ローラに、現像バイアスを印加させる(S4)。この現像バイアスは、前述したように、交流電圧と直流電圧を重畳した電圧である。なお、ブラック現像ユニット51が現像位置に到達する前に、現像ローラに現像バイアスを印加してもよいし、ブラック現像ユニット51が現像位置に到達してから、現像ローラに現像バイアスを印加してもよい。現像ユニット51の現像ローラへの現像バイアスの印加が終了すると、これにより、ブラック現像ユニット51による現像動作が終了し、CPU120は、画素カウンタ127aからカウントされた画素数を取得する(S5)。このカウントされた画素数は、ブラックトナーの消費量に比例するから、ブラックトナーの消費量が求められる。
次に、CPU120は、RAM116のトナー残量記憶領域116eに記憶されているブラックトナー残量を読み出し、このトナー残量からトナー消費量を減算して、新たなトナー残量を求め、これをRAM116のトナー残量記憶領域116eに記憶する(S7)。
続いて、CPU120は、全色の現像処理が終了したか否かを判断し、終了していなければ、新たに、画素カウンタ127aに、露光ユニット40に入力される画素数のカウントを開始させる(S8)。なお、このとき、既に、メインコントローラ101からマゼンタの画像情報が露光ユニット40に入力し、この露光ユニット40がこのマゼンタの画像情報に応じた潜像を帯電済みの感光体21上に形成され始めている。
CPU120は、画素カウントを開始させると(S8)、ブラックの次に現像すべきマゼンタの現像ユニット52を現像位置に位置させる(S9)。このマゼンタ現像ユニット52が現像位置にあるとき、図10(a)に示すように、ブラック現像ユニット51のメモリ付無線通信タグ53aと無線通信モジュール124とは対向しており、両者間で互いに通信可能な状態になるので、CPU120は、RAM116のトナー残量記憶領域116eに記憶されているブラックトナー残量を読み出し、無線通信モジュール127を介して、このブラックトナー残量の書込みコマンドをブラック現像ユニット51のメモリ付無線通信タグ53aに送信する。この結果、このタグ53aのメモリには、最新のブラックトナー残量が書き込まれる(S10)。
メモリ付無線通信タグ53aへのトナー残量の書き込み(S10)が終了すると、再び、ステップ4に戻って、現像位置に位置しているマゼンタ現像ユニット52の現像ローラに、現像バイアスを印加させる。以下、このステップ4〜10の処理を繰り返して、マゼンタの現像、シアンの現像、イエローの現像が終了して、ステップ7で全色の現像処理が終了したと判断されると、イエロー現像ユニット54の次のブラック現像ユニット51を現像位置に位置させて、イエロー現像ユニット54のメモリ付無線通信タグ54aと無線通信モジュール124とは対向させる(S11)。そして、CPU120は、RAM116のトナー残量記憶領域116eに記憶されているイエロートナー残量を読み出し、無線通信モジュール127を介して、最後に現像した現像ユニットであるイエロー現像ユニット54のメモリ付無線通信タグ54aのメモリに、イエロートナー残量を書き込む(S12)。なお、ブラックのみを現像する場合、最初にブラックを現像した段階で、ステップ7の処理では、全色の現像が終了したと判断して、S11、S12の処理で、ブラック現像ユニット52のメモリ付無線通信タグ52aのメモリに、ブラックトナー残量を書き込むことになる。
最後に現像した現像ユニットへのトナー残量の書き込み(S12)が終了すると、感光体ユニット20のメモリ付無線通信タグ25のメモリに、印刷枚数を書き込む(S13)。
そして、CPU120は、次ページの印刷データの有無を判断して、次ページの印刷データがあればステップ2に戻り、次ページの印刷データがなければ、図10(c)に示すホームポジションへ現像デバイス50を位置させて、印刷処理を終了する。
なお、イエロー現像ユニット54の取り外す場合には、図10(b)に示すように、このイエロー現像ユニット54を、プリンタケーシング10aの現像ユニット着脱開口10eに対応する位置に位置させることで、イエロー現像ユニット54をプリンタケーシング10aから取り外すことができる。
また、以上では、印刷処理過程で、各現像ユニットのタグに対してデータ書込みのための通信のみを行うことにしているが、データ書込みのための通信の直前に、データ読込みのための通信を行い、データ書込み直前のタグに記憶されているデータを確認するようにしてもよい。
・ユニットコントローラと現像ユニットとの間の通信動作の詳細
ユニットコントローラ110と現像ユニットとの間の通信動作について、図12に示すフローチャート及び図13に示すシーケンス図に従って説明する。なお、図13のシーケンス図は、ユニットコントローラ110がコマンドを送信した際に、現像ユニット側から適切なレスポンスが戻ってきた場合のシーケンスのみを示している。
ユニットコントローラ110のCPU120は、読出しコマンド又は書込みコマンドを送信するタイミングになると、コマンドを作成する等のコマンド送信準備を行い(S20)、コマンド送信準備が終了すると、受信データ量を予測すると共に、コマンドを送信してレスポンスを受信するまでの応答時間の閾値を定める(S21)。
受信データ量の予測は、CPU120の受信データ予測機能120a(図4)が実行する。ユニットコントローラ110から送信されるコマンドには、前述したように、読出しコマンドと書込みコマンドとがある。読出しコマンドを送信する場合、この読出しコマンドを作成した段階で、メモリ付無線通信タグのメモリのどの領域からデータを読み込むべきか、既に定められているため、読出しコマンドを生成している時点で読出しデータ量は把握できる。また、この読出しコマンドに対する読出しレスポンスは、読出しデータ以外のデータ量が前述したように5バイトであるから、この読出しレスポンスは、(読出しデータ量+5)バイトとなる。また、書込みコマンドを送信した場合、この書込みコマンドに対する書込みレスポンスのデータ量は、前述したように、5バイトである。したがって、受信データ予測機能120aは、コマンドが作成された時点で、このコマンドに対するレスポンスのデータ量、つまり受信データ量を予測することができる。
応答時間の閾値は、CPU120の応答時間設定機能120d(図4)が実行する。この応答時間の閾値は、応答時間の最大許容時間で、コントローラユニット110と現像ユニットとの間での通信可能時間、この通信可能時間内での通信リトライ回数、ユニットコントローラ110から送信するコマンドの種類に応じて定められる。コントローラユニット110と現像ユニットとの間での通信可能時間は、当該現像ユニットのメモリ付無線通信タグと無線通信モジュール124とが対向している時間、言い換えると、図10(a)に示すように、当該現像ユニット51の後に現像が行われる現像ユニット52が感光体21と対向している間である。例えば、通信障害が生じた場合の通信リトライ回数を2回と定めている場合には、応答時間の最大許容時間は、この通信可能時間内でリトライを2回実行できる時間以内である必要がある。また、ユニットコントローラ110から送信するコマンドが書込みコマンドの場合には、この書込みコマンドに対する書込みレスポンスのデータ量は前述したように5バイトと少なく、ユニットコントローラ110から送信するコマンドが読出しコマンドの場合には、この読出しコマンドに対する読出しレスポンスのデータ量は前述したように(読出しデータ量+5)バイトと多いため、読出しコマンドを送信する場合には、書込みコマンドを送信する場合よりも、応答時間の最大許容時間を長くすることが好ましい。
そこで、本実施形態では、コントローラユニット110と現像ユニットとの間での通信可能時間が1500msで、通信リトライ回数が2回と仮定した場合、読出しコマンドに対する読出しレスポンスの応答時間の閾値を120msとし、書込みコマンドに対する書込みレスポンスの応答時間の閾値を90msとしている。なお、ここでは、読出しコマンドに対する読出しレスポンスの応答時間の閾値を120msとして、固定値にしているが、予想される読出しレスポンスのデータ量に応じて、この閾値を増減させるようにしてもよい。
CPU120は、受信データ量の予測及び応答時間の閾値の設定(S21)が終了すると、CPU120のバッファ管理機能120b(図4)がステップ20で作成した送信コマンドを送信バッファ116dに格納する(S23)。そして、CPU120は、この送信バッファ116dに格納した送信コマンドを無線通信モジュール124へ送信すると共に(S23)、時間計測を開始する(S24)。CPU120のバッファ管理機能120bは、以上のコマンド送信準備(S20)からコマンドを送信する前(S23)までの間で、受信バッファ116bをクリアする。なお、この受信バッファ116bのクリアとは、受信バッファ116b中のデータ終端を示すポインタの位置を、受信バッファ116bの始端の位置に移動させることである。
無線通信モジュール124に送信された送信コマンドは、この無線通信モジュール124からメモリ付無線通信タグに送信される(S40、図13)。メモリ付無線通信タグの制御部54g(図4)は、送信コマンドを受信すると、この送信コマンドを解析して、この送信コマンドの内容に応じた処理を行う(S41、図13)。具体的には、送信コマンドが読出しコマンドである場合には、メモリ54hの該当領域からデータを読み出して、このデータを含む読出しレスポンスを送信し、送信コマンドが書込みコマンドである場合には、メモリ54hの該当領域に書込みコマンドに含まれている書込みデータを書き込んで、書き込んだ旨のレスポンスを送信する。無線通信モジュール124は、メモリ付無線通信タグからレスポンスを受信すると、このレスポンスをユニットコントローラ110へ送信する(S42、図13)。
CPU120の通信エラー処理機能120e(図4)は、時間計測が開始されると(S24)、この時間がステップ21で設定された応答時間の閾値を越えたか否かを判断し(S25)、応答時間の閾値を越えていればステップ30の処理を実行し、応答時間の閾値を越えないうちに受信データを受信すれば、CPU120のバッファ管理機能120bが受信データ1バイトを受信バッファ116bに格納し、前述のポインタの位置を1バイト分ずらす(S26)。つまり、バッファ管理機能120bは、受信データを受信バッファ116bに格納すると共に、格納した受信データの量を計測する。さらに、バッファ管理機能120bは、受信バッファ116bに格納した受信データの量がステップ21で予測された受信データ量になったか否かをポインタの位置から判断し、予測データ量になっていなければステップ25に戻る。そして、以上のステップ25〜27の処理の繰り返しで、応答時間の閾値以内に予測データ量のデータを受信すると、ステップ28に進み、CPU120のデータ判断機能120c(図4)が、受信バッファ116bに格納されているデータのうちから通信フレームのヘッダの最後のデータ領域に相当する部分の1バイト分のデータを参照して、この受信データが適切なものであるか否かを判断する(S28)。
前述したように、ユニットコントローラ110に送られてくる各種レスポンスのヘッダの最後のデータ領域にBCCが格納されている。仮に、ユニットコントローラ110と無線通信モジュール124との間の断線や、無線通信モジュール124が一時的に故障等により、無線モジュール124から送られてきたデータ中にノイズが入り、受信データ量が予測データ量よりも多くなった場合、S26,27の処理で、受信バッファ116bには全ての受信データが格納されず、受信データのうちの予測データ量分のデータしか格納されない、つまり、通信異常等が起こらない場合と同様のデータ量しか格納されない。そこで、データ判断機能120cは、受信バッファ116bに格納されている受信データのうちのペイロード部分の排他的論理和を求め、この値がヘッダ部分の最後のデータ領域に格納されているデータに一致するか否かにより、受信データが適切なものであるか否かを判断する。
受信データが適切なものでなければステップ34に進み、受信データが適切なものであれば、通信動作を終了する。なお、CPU120は、例えば、適切な受信データが読出しレスポンスである場合には、通信動作の終了後、受信バッファ116bに格納されている受信データのうちの読出しデータを、つまりトナー残量をRAM116のトナー残量記憶領域116eに記憶する。
一方、応答時間の閾値を経過しても、データをまったく受信できない場合や、予測バイト数に満たないデータしか受信できない場合には、前述したように、ステップ25の判断でステップ30に進む。
ステップ30では、CPU120の通信エラー処理機能120eが、受信バッファ116bのポインタから、受信データのバイト数が5であるか否かを判断し、バイト数が5でなければステップ36に進み、バイト数が5であればステップ31に進む。ステップ31では、データ判断機能120cが、受信バッファ116bに格納されている受信データのうちのペイロード部分のデータの排他的論理和を求め、この値がヘッダ部分の最後のデータ領域のデータが示す値に一致するか否かを判断する。受信データが5バイトで、且つ排他的論理和がヘッダ部分の最後のデータ領域のデータ値に一致する場合、この受信データは、図9を用いて前述した適切なエラーレスポンスであるとして、ステップ32に進み、排他的論理和がヘッダ部分の最後のデータ領域のデータ値に一致しない場合には、ステップ34に進む。
ステップ32,34,36では、CPU120の通信エラー処理機能120eが、所定のリトライ回数(ここでは、2回)を終了したか否かを判断し、終了していなければ、ステップ20に戻ってリトライを実行させる。また、所定のリトライ回数が終了していれば、いずれの場合も、サービスマンを呼ぶ旨を表示ユニット95(図4)に表示させて(S33,35,37)、通信動作処理を終了する。但し、通信エラー処理機能120eは、ステップ32を経てS33に至った場合は、無線通信モジュール124からエラーレスポンスを受けた場合であるから、エラーレスポンスを受けた旨をRAM116のエラー内容記憶領域116gに記憶し、ステップ34を経てステップ35に至った場合は、排他的論理和がBCCに一致していない場合であるから、BCC不一致である旨をエラー内容記憶領域116gに記憶し、ステップ36を経てステップ37にいあった場合には、レスポンスが無い旨をエラー内容記憶領域116gに記憶する。
RAM116のエラー内容記憶領域116gに記憶されたデータは、サービスマンが来たときに、通信不良の原因を定めるために参照される。
〈実施形態の効果〉
以上のように、本実施形態では、ユニットコントローラ110と各ユニットとの間での通信データにノイズが載り、ユニット側からのデータの量が増えても、ユニットコントローラ110の受信バッファ116bには、予測バイト数のデータしか格納されないため、受信バッファ116bに想定を超えるデータが格納されてハングアップに陥ることを回避することができる。
また、本実施形態では、ユニットコントローラ110からコマンドを送信した後に、そのレスポンスが所定時間内に受信できない場合には、エラー処理が実行されるので、レスポンス待ちによるハングアップも回避することができる。
〈発明の他の適用例〉
以上の実施形態は、感光体ユニット20及び現像ユニット51,52,53,54の各ユニットと、ユニットコントローラ110との間の通信を例にしたが、その他のユニット40,60,80,95等にメモリ付無線通信タグを設け、これらと通信する場合にも、本発明を適用してもよい。
また、以上の実施形態は、画像形成装置の一例であるカラーレーザビームプリンタであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、その他の画像形成装置、例えば、ファックスやコピー機等に適用してもよい。
実施形態のプリンタのユニット分解している状態の外観斜視図である。 実施形態のプリンタの内部構成を示す図である。 実施形態のプリンタの回路構成図である。 実施形態のプリンタの内部通信に必要な部位の機能ブロック図である。 実施形態のメモリ付無線通信タグの平面図である。 実施形態の現像ユニットのタグのメモリ内データ構成を示す説明図である。 実施形態の感光体ユニットのタグのメモリ内データ構成を示す説明図である。 実施形態の読出しコマンド(a)、読出しレスポンス(b)、書込みコマンド(c)、書込みレスポンス(c)の通信フレーム構成を示す説明図である。 実施形態のエラーレスポンスの通信フレーム構成を示す説明図である。 実施形態の感光体ユニットと現像デバイスの位置関係を示す説明図である。 実施形態のユニットコントローラの印刷時動作のフローチャートである。 実施形態のユニットコントローラの通信処理動作のフローチャートである。 実施形態のデータ通信処理動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
10:プリンタ、10a:プリンタケーシング、20:感光体ユニット、21:感光体、25,51a,52a,53a,54a:メモリ付無線通信タグ、30:帯電ユニット、40:露光ユニット、50:現像デバイス、51:ブラック現像ユニット、52:マゼンタ現像ユニット、53:シアン現像ユニット、54:イエロー現像ユニット、54h:メモリ、60:一次転写ユニット、80:二次転写ユニット、90:定着ユニット、95:表示ユニット、101:メインコントローラ、110:ユニットコントローラ、115:ROM、116:RAM、116b:受信バッファ、116d:送信バッファ、116e:トナー残量記憶領域、116g:エラー内容記憶領域、120:CPU、120a:受信データ量予測機能、120b:バッファ管理機能、120c:データ判断機能、120d:応答時間設定機能、120e:通信エラー処理機能、123,124:無線通信モジュー

Claims (9)

  1. 複数の現像ユニットを一体的に回転させるロータリーと、前記現像ユニットを制御するコントローラと、を備え、前記現像ユニットと前記コントローラとの間でデータの送受信を無線通信モジュールを介して行う画像形成装置において、
    前記コントローラは、
    前記コントローラから前記現像ユニット側への送信コマンドに基づいて、該送信コマンドに対する該現像ユニット側からのレスポンスのデータ量を予測する受信データ量予測手段と、
    前記現像ユニット側からのデータを一時的に格納する受信バッファと、
    前記現像ユニット側からのデータの量を計測する受信データ量計測手段と、
    前記現像ユニット側からのデータを受信バッファに順次格納し、該現像ユニット側からのデータのうち、前記受信データ量予測手段により送信コマンド毎に予測されたデータ量を超える分を該受信バッファに格納しないバッファ管理手段と、
    現像ユニットに備えられた無線通信タグが前記無線通信モジュールに対向している時間を応答時間の最大許容時間として、前記受信データ量計測手段で計測されたデータ量が、前記受信データ量予測手段により送信コマンド毎に予測されたデータ量と一致しないときに、通信エラー処理を行う通信エラー処理手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記通信エラー処理手段は、前記送信コマンドを再度送信するリトライ手段を有している、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記所定時間は、前記送信コマンドの送信先との間で通信可能な時間内に、前記リトライ手段による所定回数のリトライを確保できる時間である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記送信コマンドの内容に応じて、前記所定時間を定める応答時間設定手段を備えている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記レスポンスを構成する通信フレーム中の予め定められた領域に、該通信フレーム内の少なくとも一部のデータの正誤検出データが納められ、
    前記受信バッファに格納されたデータのうち、前記通信フレーム中の前記予め定められた領域に相当する位置に格納されているデータに基づいて、該受信バッファに格納されたデータが適切なレスポンスであるか否かを判断するデータ判断手段を備えている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記データ判断手段で、前記受信バッファに格納されたデータが適切なレスポンスでないと判断されたときには、前記送信コマンドを再度送信するリトライ手段を備えている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記コントローラに有線接続され、該コントローラと有線通信を行うコントローラ側無線通信手段を備え、
    前記現像ユニットは、前記コントローラ側無線通信手段と無線通信を行うメモリ付き無線通信デバイスを有し、
    前記メモリ付き無線通信デバイスは、前記コントローラ側無線通信手段と無線通信を行う無線通信手段と、データを記憶するメモリと、該無線通信手段による無線通信内容に応じて該メモリにデータを書き込み又は該メモリからデータを読み出す制御手段と、を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記現像ユニットは、画像形成装置ケーシングから着脱可能なユニットである、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 複数の現像ユニットを一体的に回転させるロータリーと、前記現像ユニットを制御するコントローラと、を備え、前記現像ユニットと前記コントローラとの間でデータの送受信を無線通信モジュールを介して行う画像形成装置の通信データの処理方法おいて、
    前記コントローラは、
    前記コントローラから前記現像ユニット側への送信コマンドに基づいて、該送信コマンドに対する該現像ユニット側からのレスポンスのデータ量を予測する受信データ量予測ステップと
    前記現像ユニット側からのデータを受信バッファに順次格納して、前記現像ユニット側からの前記レスポンスのデータ量を計測し、該現像ユニット側からのデータのうち、前記受信データ量予測ステップで送信コマンド毎に予測されたデータ量を超える分については該受信バッファに格納しないバッファ管理ステップと、
    現像ユニットに備えられた無線通信タグが前記無線通信モジュールに対向している時間を応答時間の最大許容時間として、前記バッファ管理ステップで計測された前記レスポンスのデータ量が、前記受信データ量予測ステップで送信コマンド毎に予測されたデータ量と一致しないときに、通信エラー処理を行うエラー処理ステップと、を行う
    ことを特徴とする通信データの処理方法。
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