JP4736425B2 - 塗工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、塗工装置に関し、より詳しくは、ウェブなどの被塗工物に対して塗工液を吐出口から吐出するダイヘッドを備えた塗工装置に関する。
この種の塗工装置として、例えば、特許文献1に開示された構成が知られている。この塗工装置は、図5に示すように、水平方向に摺動自在に設けられた下段フレーム50及び上段フレーム51を有するベース部52を備えており、上段フレーム51には、ダイヘッド53が装着されるダイヘッド搭載架台54が回動自在に設けられている。この装置によれば、ダイヘッド搭載架台54を回動させてダイヘッド53の吐出方向を調整した後、下段フレーム50及び上段フレーム51を摺動させて、サポートロール55に巻き掛けられたウェブ56の表面にダイヘッド53の吐出口53aを近接させることにより、ウェブ56に対してコーティングを施すことができる。
特開2000−279865号公報
上記特許文献1に記載された構成は、良好な塗工面質を得るためにウェブ56に対する吐出角度を調整する際に、ダイヘッド53の吐出口53aが、ダイヘッド搭載架台54の中心を回動軸として移動するため、吐出口53aの移動量が大きくなる。このため、吐出口53aの位置決め後に吐出方向の微調整が必要な場合において、更に改良の余地があった。
そこで、本発明は、被塗工物に対する塗工液の吐出方向の調整が容易な塗工装置の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、被塗工物に対して塗工液を吐出口から吐出するダイヘッドを備えた塗工装置であって、平面に沿って移動可能な移動体を備えるベース部と、前記移動体に取り付けられた支持部材とを備え、前記ダイヘッドは、前記支持部材に回動自在に支持されている塗工装置により達成される。
この塗工装置において、前記ダイヘッドは、前記支持部材により前記吐出口近傍において回動自在に支持されていることが好ましい。
このように、本発明によれば、被塗工物に対する塗工液の吐出方向の調整が容易な塗工装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る塗工装置の概略構成を示す側面図である。図1に示すように、この塗工装置1は、ベース部10と、ベース部10に取り付けられる一対のブラケット20(図1では一方のみ図示)と、これらブラケット20により支持されるダイヘッド30と、ダイヘッド30に塗工液を供給する塗工液タンク40とを備えている。ブラケット20及びダイヘッド30の取り付け状態を、図2に平面図で示す。
ベース部10は、平板上の基台11と、基台11の上面に沿って往復動可能に設けられた下段フレーム12と、下段フレーム12の上面に沿って往復動可能に設けられた上段フレーム13とを備えている。下段フレーム12の上面には駆動シリンダ14が固定されており、駆動シリンダ14のシャフト14aが上段フレーム13を押圧することにより、上段フレーム13が下段フレーム12上を摺動する。上段フレーム13には、摺動方向に沿って延びる支持棒15が固定されており、支持棒15の先端にはローラ15aが設けられている。ローラ15aは、基台11に立設された支柱16に沿って上下動可能なコッタ17と係合しており、駆動シリンダ14により上段フレーム13を常時押圧した状態に保持することで、コッタ17の上下動により上段フレーム13を水平面に沿って往復動させることができる。尚、下段フレーム12には、基台11の上面に設けられたストッパと当接する調整ねじ(いずれも図示せず)が設けられており、この調整ねじの突出量を変化させることにより、下段フレーム12の停止位置を調整することができる。
図1及び図2に示すように、一対のブラケット20,20は、アーム状に形成され、一端側が上段フレーム13の両側面にそれぞれ取り付けられている。
また、ブラケット20の他端側には、ダイヘッド30が取り付けられている。ダイヘッド30は、供給された塗工液を吐出する細長の吐出口31を有しており、両側面における吐出口31の近傍位置において支持されている。本実施形態においては、図2に示すように、ダイヘッド30が、クランク状部材21により支持されており、吐出口31の開口面上に存在する回動軸線aを中心として回動するように構成されている。ダイヘッド30は、クランク状部材21に連結された固定ネジ22によって、所望の吐出角度で固定される。ダイヘッド30の回動は、手動操作で行う以外に、サーボモータなどの回動角度を制御可能な駆動手段を用いて行ってもよい。
塗工液タンク40は、図3に断面図で示すように、底面41が傾斜面とされており、最下部に供給口42が形成されている。また、塗工液タンク40の内部には、回転軸43に取り付けられた複数の回転翼44が配置されており、回転軸43の先端には、ユニバーサルジョイント45を介して、スクレーパ46が底面41に接した状態で取り付けられている。図1に示すように、塗工液タンク40からダイヘッド30への塗工液の供給は、供給ポンプ47の作動により行われる。
次に、上記構成を備えた塗工装置を用いて、ウェブにコーティングを行う方法を説明する。まず、塗工装置1を、図1に示すように、ウェブ56が巻き掛けられたサポートロール55の近傍位置に配置する。ついで、ブラケット20に対してダイヘッド30を回動させて吐出方向を調整した後、下段フレーム12を調整ねじ(図示せず)の当接位置まで水平方向に摺動させる。そして、コッタ17を上昇させて、駆動シリンダ14の押圧により上段フレーム13を水平方向に移動させ、ダイヘッド30の吐出口31をウェブ56の表面に近接させる。
この状態で、ダイヘッド30の吐出方向を微調整する必要が生じた場合、ブラケット20に対してダイヘッド30を回動させる。上述したように、ダイヘッド30は吐出口31の近傍位置においてブラケット20に支持されているため、図4に示すように、ダイヘッド30を、回動軸線aを中心として破線で示す状態から実線で示す状態に回動させても、吐出口31の位置はほとんど変化しない。このように、吐出位置をほぼ同じに保ったまま吐出方向を調整することができるので、塗工直前などダイヘッド30の位置決め後に吐出方向の調整が必要になった場合であっても、容易に対応することができる。
ついで、供給ポンプ47の作動により、塗工液タンク40からダイヘッド30に塗工液を供給し、ウェブ56へのコーティングを行う。図3に示す塗工液タンク40においては、回転軸43を回転させることにより、回転翼44が旋回すると共に、スクレーパ46が底面41に沿って摺動する。これにより、塗工液Lが、例えばコバルト酸リチウムなどのような凝集し易い電極材料であっても、沈殿物を含めた塗工液の撹拌を行うことができ、ダイヘッド30に供給される塗工液を均一な状態に保つことができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、一対のブラケット20,20によるダイヘッド30の支持を、吐出口31の近傍において行っているが、ダイヘッド30の他の位置を支持した場合であっても、従来の構成に比べて吐出方向の調整を容易に行うことができる。但し、ブラケット20,20によるダイヘッド30の支持位置が吐出口31に近づくほど吐出方向の調整がより容易になることは、上記説明から明らかである。
また、本実施形態の構成において、一対のブラケット20,20を上段フレーム13に対して回動自在に取り付け、一対のブラケット20,20及びダイヘッド30の双方が回動自在となるように構成してもよい。この場合、ダイヘッド30は、支持部材である一対のブラケット20,20の回動面に沿って回動可能であることが好ましい。
本発明の一実施形態に係る塗工装置の概略構成を示す側面図である。 前記塗工装置におけるブラケット及びダイヘッドの取り付け状態を示す平面図である。 前記塗工装置の塗工液タンクを示す断面図である。 前記塗工装置の作動状態を示す要部拡大図である。 従来の塗工装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 塗工装置
10 ベース部
11 基台
12 下段フレーム
13 上段フレーム(移動体)
20 ブラケット(支持部材)
30 ダイヘッド
31 吐出口
40 塗工液タンク
56 ウェブ(被塗工物)

Claims (1)

  1. 被塗工物に対して塗工液を吐出口から吐出するダイヘッドを備えた塗工装置であって、
    平面に沿って移動可能な移動体を備えるベース部と、
    前記移動体に回動自在に取り付けられた支持部材とを備え、
    前記ダイヘッドは、クランク状部材によって前記支持部材に回動自在に支持されており、前記吐出口の開口面上に存在する回動軸線を中心として回動するように構成されている塗工装置。
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