JP4736070B2 - 携帯ナビゲーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの現在位置を検出する携帯ナビゲーションシステムに関する。
従来から、GPS電波を利用してユーザの現在位置を検出する携帯ナビゲーションシステムが知られている(下記特許文献1参照)。この携帯ナビゲーションシステムは、GPS電波の受信部を携帯端末内に備え、この受信部で受信したGPS電波を使って携帯端末の現在位置を算出し、その位置の地図情報を表示画面に表示する。
また、GPS電波が届きにくい場所でも使用できる携帯ナビゲーションシステムも知られている(下記特許文献2参照)。この携帯ナビゲーションシステムは、例えば、携帯端末の周囲に存在する複数の基地局と通信を行うことにより、この基地局を特定する。そして、予め記憶した基地局の位置情報を使って、携帯端末の現在位置を特定する。
特開2007−024700号公報 特開2004−219076号公報
しかしながら、基地局の位置を利用した携帯ナビゲーションシステムは、GPS電波を使用した場合と比較して精度が悪いという問題がある。そのため、GPS電波が届きにくい場所でも利用でき、位置検出精度が高い携帯ナビゲーションシステムが望まれている。
本発明は、GPS電波が届きにくい場所でも利用でき、位置検出精度が高い携帯ナビゲーションシステムを提供しようとするものである。
本発明は、携帯端末を保持するユーザの現在位置を検出する携帯ナビゲーションシステムであって、
予め定められた位置に、互いに周波数が異なる交流磁界を発生する少なくとも3個の磁界発生源が配置されており、
上記携帯端末は、
互いに直交する3方向における磁界を検出する3軸磁気センサと、
互いに直交する3方向における加速度を検出する3軸加速度センサと、
上記3軸磁気センサによって検出した上記交流磁界に基づいて、ユーザの進行開始位置を特定する進行開始位置特定手段と、
上記3軸磁気センサによって検出した地磁気と、上記3軸加速度センサによって検出した重力加速度とに基づいて、上記ユーザの進行方向を特定する進行方向特定手段と、
上記進行開始位置から上記ユーザが移動した際に、上記ユーザの現在位置を特定する現在位置特定手段とを備え、
上記進行開始位置特定手段は、上記磁界発生源の配置位置および上記磁界発生源が有する磁石の強さを記憶する記憶手段と、上記3軸磁気センサが検出した上記交流磁界の検出信号を周波数毎に分離する周波数分離手段とを有し、周波数毎の上記交流磁界の強さに基づいて上記3軸磁気センサから各上記磁界発生源までの距離を算出することにより上記携帯端末を有するユーザの進行開始位置を特定し、
上記現在位置特定手段は、上記3軸加速度センサが検出した加速度の変化に基づいて、上記ユーザの歩行を一歩ずつ検出し、上記進行方向特定手段により検出した上記ユーザの一歩ごとの進行方向と、予め記憶された上記ユーザの歩幅とに基づいて、一歩ごとのユーザの歩行ベクトルを求め、地図情報上において上記進行開始位置から上記現在位置までの全ての上記歩行ベクトルを足し合わせることにより、上記ユーザの上記現在位置を特定することを特徴とする携帯ナビゲーションシステムにある(請求項1)。
本発明の効果について説明する。本発明の携帯ナビゲーションシステムは、予め定められた場所に、互いに周波数の異なる交流磁界を発生する、少なくとも3個の上記磁界発生源が設けられている。そして、この磁界発生源から発信される交流磁界を上記3軸磁気センサで受信して、ユーザの進行開始位置を特定する。進行開始位置を特定した後、ユーザが交流磁界の届かない場所へ移動した場合は、上記現在位置特定手段により、いわゆる自律航法を用いて、ユーザの現在位置を特定する。
このようにすると、GPS電波の届きにくい場所でも、ユーザの位置を精確に特定することができる。すなわち、3個の上記磁界発生源を、地下街やショッピングモール等の、GPS電波が届きにくい場所に予め設置しておき、この3個の磁界発生源から発信される交流磁界を3軸磁気センサで受信すれば、GPS電波を用いなくても、ユーザの位置を精確に特定することができる。
交流磁界を使ってユーザの位置を特定するためには、以下の方法を用いる。すなわち、3軸磁気センサが検出する磁界は、3個の交流磁界を重ね合わせたものなので、まず、3軸磁気センサによって検出した交流磁界を周波数毎に分離する。そして、周波数毎の交流磁界の強さを算出する。磁界発生源が有する磁石の強さは予め記憶してあるので、検出した交流磁界の強さに基づいて、3軸磁気センサから3個の磁界発生源までの距離を求めることができる。また、磁界発生源の位置も記憶してあるので、各磁界発生源の位置情報と、この磁界発生源までの距離とから、携帯端末を保持するユーザの位置を特定することができる。これにより、GPS電波を利用しなくても、ユーザの進行開始位置を精確に求めることが可能になる。
交流磁界を用いてユーザの進行開始位置を特定した後、ユーザが交流磁界の届かない場所へ移動した場合は、上述したように、現在位置特定手段により、いわゆる自律航法を用いてユーザの現在位置を特定する。すなわち、3軸加速度センサが検出した加速度の変化から、ユーザの歩行を一歩ずつ検出する。また、3軸加速度センサが検出した重力加速度と、3軸磁気センサが検出した地磁気の強度とから、携帯端末を保持するユーザの進行方向を一歩ずつ検出する。そして、予め記憶したユーザの歩幅と、一歩ごとのユーザの進行方向から、ユーザの一歩ごとの歩行ベクトルを求める。この歩行ベクトルは、一歩の間に進行方向特定手段が検出したユーザの進行方向をその方向とし、上記歩幅をその大きさとするベクトルである。地図情報上において、進行開始位置から現在位置までの全ての歩行ベクトルを足し合わせることにより、ユーザの現在位置を特定することができる。
本発明は、上述したように、ユーザの進行開始位置を精確に特定できるので、その後に行われる、自律航法によるユーザの現在位置の特定も、精確に行うことができる。
以上のごとく、本発明によれば、GPS電波が届きにくい場所でも利用でき、位置検出精度が高い携帯ナビゲーションシステムを提供することができる。
実施例1における、携帯ナビゲーションシステムの概念図。 実施例1における、携帯端末の概念図。 実施例1における、携帯端末のブロック図。 実施例1における、3軸磁気センサが検出した交流磁界の検出信号と、該検出信号を周波数毎に分離したもの。 実施例1における、磁界発生源からの距離と磁界との関係を表すグラフ。 実施例1における、携帯端末の一部切り欠き斜視図。 実施例1における、ユーザの進行方向を特定する方法の説明図。 実施例1における、携帯ナビゲーションシステムが使用される場所の説明図。 実施例1における、携帯ナビゲーションシステムのフローチャート。 図9に続くフローチャート。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、建造物の出入り口付近であって、該建造物の内部に設けられたエントランスホールに上記磁界発生源が配置され、該エントランスホールから延び、上記交流磁界が届かない位置まで連続する通路が上記建造物内に設けられており、上記進行開始位置特定手段は、上記ユーザが上記エントランスホールに入った際に該ユーザの上記進行開始位置を特定し、上記現在位置特定手段は、上記ユーザが上記通路に入った際に該ユーザの上記現在位置を特定するよう構成されていることが好ましい(請求項2)。
このようにすると、建造物の中はGPS電波が届きにくいため、本発明の効果を十分に得ることができる。ここで建造物とは、例えばショッピングモールや立体駐車場、空港、地下街等である。ユーザがこれらの建造物に入った場合、GPS電波を検出できなくなるが、上記エントランスホールに磁界発生源を設けておけば、この磁界発生源から発信される交流磁界を検出して、ユーザの進行開始位置を精確に特定できる。また、ユーザが上記通路に入った場合は、交流磁界を検出することができなくなっても、進行開始位置を正確に特定しているため、自律航法によって、ユーザの現在位置を精確に特定することができる。
また、上記交流磁界の周波数は、1〜40Hzまたは70〜500Hzであることが好ましい(請求項3)。
このようにすると、商業周波数として使用される50〜60Hzの周波数帯を避けることができ、3軸磁気センサにノイズが入りにくくなる。また、磁石を回転させて交流磁界を発生する場合、500Hz以上の交流磁界を発生させるのは困難な場合がある。なお、交流磁界の周波数は、8〜13Hzの範囲内であることがより好ましい。
また、上記周波数分離手段は、フーリエ変換によって上記交流磁界を周波数毎に分離することが好ましい(請求項4)。
このようにすると、交流磁界を周波数毎に、精確に分離することができる。そのため、携帯端末から各磁界発生源までの距離を算出しやすくなる。これにより、携帯端末を保持するユーザの進行開始位置を精確に特定しやすくなる。
また、上記3軸磁気センサは、アモルファスワイヤにコイルを巻回してなる磁気インピーダンスセンサであることが好ましい(請求項5)。
磁気インピーダンスセンサは微少な磁界を検出できるため、磁界発生源から離れた位置においても、交流磁界を検出することが可能になる。そのため、ユーザの進行開始位置を特定できる範囲を広げることができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる携帯ナビゲーションシステムにつき、図1〜図10を用いて説明する。
図1に示すごとく、本例の携帯ナビゲーションシステム1は、携帯端末2を保持するユーザ6の現在位置を検出する。この携帯ナビゲーションシステム1では、予め定められた位置に、互いに周波数が異なる交流磁界を発生する少なくとも3個の磁界発生源4a〜4cが配置されている。
図6に示すごとく、携帯端末2は、互いに直交する3方向X,Y,Zにおける磁界M(Mx,My,Mz)を検出する3軸磁気センサ3aを備える。また、携帯端末2は、互いに直交する3方向X,Y,Zにおける加速度G(Gx,Gy,Gz)を検出する3軸加速度センサ3bを備える。
ここで、Xは携帯端末2の操作部15の横方向を向く方向であり、Yは携帯端末2の操作部15の縦方向を向く方向である。また、Zは携帯端末2の操作部15の厚さ方向を向く方向である。
図2に示すごとく、携帯端末2は、3軸磁気センサ3aによって検出した交流磁界に基づいて、ユーザ6の進行開始位置を特定する進行開始位置特定手段5を備える。また、携帯端末2は、3軸磁気センサ3aによって検出した地磁気と、3軸加速度センサ3bによって検出した重力加速度とに基づいて、ユーザ6の進行方向を特定する進行方向特定手段7を備える。そして、携帯端末2は、進行開始位置からユーザ6が移動した際に、ユーザ6の現在位置を特定する現在位置特定手段8を備える。
図2に示すごとく、進行開始位置特定手段5は、磁界発生源4の配置位置および磁界発生源4が有する磁石の強さを記憶する記憶手段22と、3軸磁気センサ3aが検出した交流磁界の検出信号を周波数毎に分離する周波数分離手段26とを有し、周波数毎の交流磁界の強さに基づいて3軸磁気センサ3aから各磁界発生源4a〜4cまでの距離ra〜rc(図1参照)を算出することにより携帯端末2を有するユーザ6の進行開始位置を特定する。
また、図8に示すごとく、現在位置特定手段8は、3軸加速度センサ3bが検出した加速度の変化に基づいて、ユーザ6の歩行を一歩ずつ検出し、進行方向特定手段7により検出したユーザ6の一歩ごとの進行方向と、予め記憶されたユーザの歩幅とに基づいて、一歩ごとのユーザ6の歩行ベクトルVを求め、地図情報上において進行開始位置から現在位置までの全ての歩行ベクトルVを足し合わせることにより、ユーザ6の現在位置を特定する。
以下、詳説する。
図1に示すごとく、磁界発生源4は、棒状の磁石40の中央部をモータ41の回転軸に取り付けたもので、磁石40をモータ41で回転させることにより、交流磁界を発生している。図示するごとく、互いに異なる水平方向位置である位置A,B,Cには、それぞれ第1磁界発生源4a、第2磁界発生源4b、第3磁界発生源4cが取り付けられている。これらの磁界発生源4a〜4cは、モータ41の回転速度が各々異なっており、これにより、周波数が互いに異なる交流磁界を発生している。各磁界発生源4a〜4cのモータ41の回転軸は、それぞれ水平方向を向いている。交流磁界の周波数は、1〜40Hzまたは70〜500Hzである。また、磁界発生源4a〜4cの取付高さは、全て同じになっている。磁界発生源4a〜4cは、ユーザ6が携帯端末2を保持する高さ、例えば90〜110cmの高さ位置に取り付けることが好ましい。
次に、進行開始位置特定手段5によって、ユーザの進行開始位置を特定する方法について説明する。
上述したように、携帯端末2に搭載されている3軸磁気センサ3a(図6参照)は、互いに直交するX方向、Y方向、Z方向における磁界M(Mx,My,Mz)を検出する。また、3軸磁気センサ3bは、互いに直交するX方向、Y方向、Z方向における加速度G(Gx,Gy,Gz)を検出する。
3軸磁気センサ3aが検出する磁界は、3個の磁界発生源4a〜4bから発信される交流磁界が重なったものである。そのため、3軸磁気センサ3aが検出した磁界Mを、周波数毎に分離する。すなわち、図4に示すごとく、磁界MのX方向の成分Mxを、第1磁界発生源4aから発生した磁界Maxと、第2磁界発生源4bから発生した磁界Mbxと、第3磁界発生源4cから発生した磁界Mcxとに分離する。同様に、磁界MのY方向の成分Myを、第1磁界発生源4aから発生した磁界Mayと、第2磁界発生源4bから発生した磁界Mbyと、第3磁界発生源4cから発生した磁界Mcyとに分離する。また、磁界MのZ方向の成分Mzを、第1磁界発生源4aから発生した磁界Mazと、第2磁界発生源4bから発生した磁界Mbzと、第3磁界発生源4cから発生した磁界Mczとに分離する。
そして、以下の式に基づいて、第1磁界発生源4aから発生した磁界Maの強度|Ma|と、第2磁界発生源4bから発生した磁界Mbの強度|Mb|と、第3磁界発生源4cから発生した磁界Mcの強度|Mc|とを算出する。
Figure 0004736070
図5に、磁界発生源4からの距離と、検出する磁界の強さとの関係を示す。携帯端末2には、この関係と、各磁界発生源4の磁石40の強さとが記憶されている。この関係と、第1磁界発生源4aから発生した磁界Maの強度|Ma|とから、図1に示すごとく、第1磁界発生源4aから携帯端末2までの距離raを算出する。同様にして、第2磁界発生源4bから携帯端末2までの距離rbと、第3磁界発生源4cから携帯端末までの距離rcとを算出する。
また、携帯端末は、磁界発生源4a〜4cの配置位置を記憶している。この配置位置と、上記距離ra〜rcとを用いて、ユーザ6の進行開始位置を特定する。
次に、ユーザ6の進行方向を特定する方法について説明する。図6、図7に示すごとく、3軸磁気センサ3aと3軸加速度センサ3bとを使って、これらのセンサ3のY軸が東西南北のどの方角を向いているかを算出する。ユーザ6は、携帯端末2のY軸を正面に向けた状態で移動する場合が多いので、Y軸の方向をユーザの進行方向とみなすことができる。
図7に示すごとく、Y軸を水平面Hに投影した軸Y’軸と、X軸、Y軸、Z軸の原点Oを水平面に投影した点O’を通り磁北Nに向かう軸500とのなす角度θは、地磁気M(Mx,My,Mz)と、重力加速度G(Gx,Gy,Gz)とから、以下の式によって算出することができる。これにより、ユーザ6の進行方向を特定することが可能となる。なお、地磁気M(Mx,My,Mz)は、GPS電波が届かない地下街等でも計測することが可能である。
Figure 0004736070
次に、交流磁界を検出できない領域にユーザ6が移動した場合に、ユーザ6の現在位置を検出する方法について説明する。ユーザ6が歩くと、3軸加速度センサ3bが検出した加速度が変化するため、この加速度の変化によって、ユーザ6の歩行を一歩ずつ検出することができる。また、上述したように、上記進行方向特定手段7によって、ユーザ6の進行方向を一歩ずつ特定することができる。そして、図8に示すごとく、予め記憶したユーザ6の歩幅と、一歩ごとのユーザ6の進行方向とから、ユーザ6の一歩ごとの歩行ベクトルVを算出する。歩行ベクトルVは、当該一歩の間に進行方向特定手段7が検出したユーザ7の進行方向をその方向とし、上記歩幅をその大きさとするベクトルである。
ユーザ6が進行開始位置SPから交流磁界を検出できない通路101に移動した場合に、地図情報上において、進行開始位置SPから現在位置CPまで、ユーザ6の全ての歩行ベクトルVを足し合わせる。これにより、交流磁界およびGPS電波が届かない場所101でも、ユーザの現在位置CPを精確に特定することが可能になる。
本例の携帯ナビゲーションシステム1では、図8に示すごとく、建造物100の出入り口付近に設けられたエントランスホールEHに磁界発生源4a〜4cが配置されている。そして、エントランスホールEHから建造物100内に、交流磁界が届かない位置まで連続する通路101が延びている。上記進行開始位置特定手段5は、ユーザ6がエントランスホールEHに入った際にユーザ6の進行開始位置SPを特定し、現在位置特定手段8は、ユーザ6が通路101に入った際にユーザ6の現在位置CPを特定するよう構成されている。
次に、携帯端末の構成について説明する。図3に示すごとく、携帯端末2はマイコン20を備え、このマイコン20に3軸磁気センサ3a、3軸加速度センサ3b、表示部14、操作部15、マイク16、通信制御部11、背面スピーカ12、バイブレータ13、送受信部111、GPSアンテナ51、GPS測位部52が接続されている。3軸磁気センサ3aには、アモルファスワイヤにコイルを巻回してなる磁気インピーダンスセンサを用いる。
マイコン20は、CPU21、ROM22、RAM23、I/O24、接続ライン25を備える。また、ROM22にはプログラム22pと、磁界発生源4の位置情報や地図情報等のデータ22dが記憶されている。CPU21がプログラム22pを読み出して実行することにより、本例の進行開始位置特定手段5、進行方向特定手段7、現在位置特定手段8、周波数分離手段26が実現される。
上記プログラム22pのフローチャートを図9、図10に示す。プログラム22pを開始し、ユーザがエントランスホールEH(図8参照)に入ると、磁界発生源4a〜4cから発信した交流磁界を3軸磁気センサ3aが検出する(ステップS1)。
その後、周波数分離手段26によって、交流磁界を周波数ごとに分離する(ステップS2)。この際、フーリエ変換を利用することができる。また、一定の周波数のみ通過させるバンドフィルタを用いてもよい。
その後、周波数毎に磁界の強さを算出し(ステップS3)、携帯端末2から各磁界発生源4a〜4cまでの距離ra〜rcを算出する(ステップS4)。そして、ユーザ6の進行開始位置を特定し、表示画面14に表示する(ステップS5)。
交流磁界の届かない領域へユーザ6が移動する場合には、ユーザ6の歩行を3軸加速度センサ3bによって一歩ずつ検出し(ステップS6)、進行方向特定手段7によってユーザ7の進行方向を一歩ずつ検出する(ステップS7)。そして、ユーザ6の一歩ごとの歩行ベクトルVを算出し、地図情報上において(図8参照)、進行開始位置SPから歩行ベクトルVを足し合わせる(ステップS8)。これによりユーザ6の現在位置CPを特定し、表示画面14に表示する(ステップS9)。
ユーザ6が一歩進むたびに、ステップS6〜S9を処理する(ステップS10)。また、ユーザ6がプログラム22pの終了操作をした場合には、終了する(ステップS10)。
次に、本例の作用効果について説明する。本例の携帯ナビゲーションシステム1では、予め定められた場所に、互いに周波数の異なる交流磁界を発生する、少なくとも3個の磁界発生源4a〜4cが設けられている。そして、この磁界発生源4a〜4cから発信される交流磁界を3軸磁気センサ3aで受信して、ユーザ6の進行開始位置SPを特定する。進行開始位置SPを特定した後、ユーザ6が交流磁界の届かない場所へ移動した場合は、現在位置特定手段8により、いわゆる自律航法を用いて、ユーザ6の現在位置CPを特定する。
このようにすると、GPS電波の届きにくい場所でも、ユーザ6の位置を精確に特定することができる。すなわち、3個の磁界発生源4a〜4cを、地下街やショッピングモール等の、GPS電波が届きにくい場所に予め設置しておき、この3個の磁界発生源4a〜4cから発信される交流磁界を3軸磁気センサ3aで受信するため、GPS電波を用いなくても、ユーザ6の進行開始位置SPを精確に特定することができる。
本例では、進行開始位置SPを精確に特定できるので、その後に行われる、自律航法を用いたユーザ6の現在位置の特定も、精確に行うことが可能となる。
また、本例では、図8に示すごとく、建造物100の出入り口付近に設けられたエントランスホールEHに磁界発生源4a〜4cが配置され、エントランスホールEHから建造物100内に、交流磁界が届かない位置まで連続する通路101が延びている。そして、ユーザ6がエントランスホールEHに入った際にユーザ6の進行開始位置SPを特定し、ユーザ6が通路101に入った際にユーザ6の現在位置CPを特定する。
このようにすると、建造物100の中はGPS電波が届きにくいため、本例の効果を十分に得ることができる。ここで建造物100とは、例えばショッピングモールや立体駐車場、空港、地下街等である。ユーザ6がこれらの建造物100に入った場合、GPS電波を検出できなくなるが、エントランスホールEHに磁界発生源4a〜4cを設けておけば、この磁界発生源4a〜4cから発信される交流磁界を検出して、ユーザ6の進行開始位置SPを精確に特定できる。また、ユーザ6が通路101に入った場合は、交流磁界を検出することができなくなっても、進行開始位置SPを精確に特定しているため、自律航法によって、ユーザ6の現在位置を精確に特定することができる。
また、本例では、交流磁界の周波数は、1〜40Hzまたは70〜500Hzである。
このようにすると、商業周波数として使用される50〜60Hzの周波数帯を避けることができ、3軸磁気センサ3aにノイズが入りにくくなる。また、磁石40を回転させて交流磁界を発生する場合、500Hz以上の交流磁界を発生させるのは困難な場合がある。交流磁界の周波数は、8〜13Hzの範囲内であることがより好ましい。
また、本例では、周波数分離手段26は、フーリエ変換によって交流磁界を周波数毎に分離している。
このようにすると、交流磁界を周波数毎に、精確に分離することができる。そのため、携帯端末2から各磁界発生源4a〜4cまでの距離ra〜rcを算出しやすくなる。これにより、携帯端末2を保持するユーザ6の進行開始位置SPを精確に特定しやすくなる。
また、本例では、3軸磁気センサ3aは、アモルファスワイヤにコイルを巻回してなる磁気インピーダンスセンサである。
磁気インピーダンスセンサは微少な磁界を検出できるため、磁界発生源4から離れた位置においても、交流磁界を検出することが可能になる。そのため、ユーザ6の進行開始位置SPを特定できる範囲を広げることができる。
以上のごとく、本例によれば、GPS電波が届きにくい場所でも利用でき、位置検出精度が高い携帯ナビゲーションシステムを提供することができる。
1 携帯ナビゲーションシステム
2 携帯端末
22 記憶手段
26 周波数分離手段
3a 3軸磁気センサ
3b 3軸加速度センサ
4 磁界発生源
5 進行開始位置特定手段
6 ユーザ
7 進行方向特定手段
8 現在位置特定手段

Claims (5)

  1. 携帯端末を保持するユーザの現在位置を検出する携帯ナビゲーションシステムであって、
    予め定められた位置に、互いに周波数が異なる交流磁界を発生する少なくとも3個の磁界発生源が配置されており、
    上記携帯端末は、
    互いに直交する3方向における磁界を検出する3軸磁気センサと、
    互いに直交する3方向における加速度を検出する3軸加速度センサと、
    上記3軸磁気センサによって検出した上記交流磁界に基づいて、ユーザの進行開始位置を特定する進行開始位置特定手段と、
    上記3軸磁気センサによって検出した地磁気と、上記3軸加速度センサによって検出した重力加速度とに基づいて、上記ユーザの進行方向を特定する進行方向特定手段と、
    上記進行開始位置から上記ユーザが移動した際に、上記ユーザの現在位置を特定する現在位置特定手段とを備え、
    上記進行開始位置特定手段は、上記磁界発生源の配置位置および上記磁界発生源が有する磁石の強さを記憶する記憶手段と、上記3軸磁気センサが検出した上記交流磁界の検出信号を周波数毎に分離する周波数分離手段とを有し、周波数毎の上記交流磁界の強さに基づいて上記3軸磁気センサから各上記磁界発生源までの距離を算出することにより上記携帯端末を有するユーザの進行開始位置を特定し、
    上記現在位置特定手段は、上記3軸加速度センサが検出した加速度の変化に基づいて、上記ユーザの歩行を一歩ずつ検出し、上記進行方向特定手段により検出した上記ユーザの一歩ごとの進行方向と、予め記憶された上記ユーザの歩幅とに基づいて、一歩ごとのユーザの歩行ベクトルを求め、地図情報上において上記進行開始位置から上記現在位置までの全ての上記歩行ベクトルを足し合わせることにより、上記ユーザの上記現在位置を特定することを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
  2. 請求項1において、建造物の出入り口付近であって、該建造物の内部に設けられたエントランスホールに上記磁界発生源が配置され、該エントランスホールから延び、上記交流磁界が届かない位置まで連続する通路が上記建造物内に設けられており、上記進行開始位置特定手段は、上記ユーザが上記エントランスホールに入った際に該ユーザの上記進行開始位置を特定し、上記現在位置特定手段は、上記ユーザが上記通路に入った際に該ユーザの上記現在位置を特定するよう構成されていることを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
  3. 請求項1または請求項2において、上記交流磁界の周波数は、1〜40Hzまたは70〜500Hzであることを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、上記周波数分離手段は、フーリエ変換によって上記交流磁界を周波数毎に分離することを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項において、上記3軸磁気センサは、アモルファスワイヤにコイルを巻回してなる磁気インピーダンスセンサであることを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
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