JP4735241B2 - 車両のスライドドア - Google Patents

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Description

本発明は車両のスライドドアに関し、特に、ドア後端部に設けられるセンタローラ用ブラケットの配置に関する。
図4には従来のスライドドアの、車両内方から見た図を示す。スライドドアのドア本体1の中央上部には窓開口11が形成されており、ドア本体1の前端部の上部にはブラケット21に支持されてアッパローラ22が設けられ、ドア本体1の前端部の下部にはブラケット23に支持されてロアローラ24が設けられている。また、ドア本体1の後端部の上下方向中間部にはブラケット25に支持されてセンタローラ26が設けられている。ドア本体1は上記各ローラ22,24,26を車体に設けられたガイドレールに摺動可能に係合させることによって、車体にスライド可能に支持されている。また、センタローラ用ブラケット25の下方には車体側のストライカ(図示略)に係止されるロック装置27が設けられており、ドア全閉時にはアッパローラ22(実際にはブラケット21に付設されたダウンストッパ28)、ロアローラ24およびロック装置27の三点でスライドドアが位置決めされている。そして、センタローラ用ブラケット25の固定位置は、固定部のドアパネルの強度向上を図ることが容易であるという理由で窓開口下縁11aの延長線Lよりも下方に設定されている。
その詳細を図5〜図7で説明する。ドア本体1はインナパネル33とこれの端縁にへミング加工で一体化されたアウタパネル36とで中空構造になっており(図6、図7参照)、その後端部において、ドアインナパネル33の車両外側面には、窓開口11の後下側コーナ部に沿って上下方向へ延びる大型のリーンホースメントパネル31が接合されている。また、リーンホースメントパネル31の車両外側にはこれよりも小幅なリーンホースメントパネル32が窓開口下縁11aの延長線L(図5)を上下方向へ横切って配置され、その前後の端縁部がリーンホースメントパネル31に溶接されており(図6の×印)、両リーンホースメントパネル31,32によって閉断面構造が構成されている。そして、センタローラ用ブラケット25の基部取付板251が、窓開口下縁11aの延長線Lよりも下方の、リーンホースメントパネル32がある位置でインナパネル33にボルト34で固定されている。ロック装置27は、上記基部取付板251の固定部よりも下方の、リーンホースメントパネル31の下端部がある位置でインナパネル33に固定されている。なお、図5、図6中、符号35はガラスガイドフレームであり、図6、図7中、符号36はドアアウタパネルである。
なお、アッパローラ、ロアローラおよびセンタローラをガイドレールに摺動可能に係合させてスライドドアを支持するとともに、センタローラ用ブラケットを窓開口下縁の延長線よりも下方でドアパネルに固定したものが特許文献1に示されている。
特開2002−364238
上記従来のスライドドアでは、センタローラ用ブラケット25の基部取付板251が、窓開口下縁11aの延長線Lよりも下方でインナパネル33に固定されているため、この基部取付板25を避けてロック装置27をドア後端部の上下方向中央位置よりもかなり下方に設置する必要がある。このため、スライドドア全閉時に車体に係止され拘束されるロック装置27部分と、拘束されていないスライドドアの後端部上端との間の距離h(図4)が長くなって、車両走行時にドア後端部の上部のばたつきによる異音を生じるという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、車両走行時のドアのばたつきによる異音を低減することができる車両のスライドドアを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、上部に窓開口(11)を有するドア本体(1)と、当該ドア本体(1)の前端部の上端部に配置されたアッパローラ(22)、ドア本体(1)の前端部の下端部に配置されたロアローラ(24)、およびドア本体(1)の後端部に配置されたセンタローラ(26)と、各ローラ(22,24,26)をドア本体(1)に支持するブラケット(21,23,25)とを備え、車体に設けられたガイドレールに前記各ローラ(22,24,26)を摺動可能に係合させることによって、ドア本体(1)が車体にスライド可能に支持される車両のスライドドアであって、センタローラ用ブラケット(25)の基部(252)の少なくとも一部が、窓開口(11)の下縁(11a)の延長線(L)よりも上方で、窓開口(11)の後方の部位で車体に固定されており、ドア本体(1)の後端部で前記センタローラ用ブラケット(25)の固定部よりも下方位置に固定されドア本体(1)が閉じたときに車体に係止するロック装置(27)と、ドア本体(1)内に設けられドア本体(1)のロック装置(27)固定部を補強する第1補強板(41)と、ドア本体(1)内に設けられドア本体(1)のセンターローラ用ブラケット(25)の固定部を補強する第2補強板(42)とを備え、第1補強板(41)はその上半部(412)が窓開口(11)の下縁(11a)の延長線(L)よりも上方に位置するとともに、その下半部(411)が窓開口(11)の下縁(11a)の延長線(L)よりも下方に位置し、第2補強板(42)は第1補強板(41)の上半部(412)と前後の端縁部で互いに接合されて閉断面構造を構成しており、当該閉断面構造部分にセンタローラ用ブラケット(25)の固定部が位置している。
本発明においては、上記閉断面構造によって、センタローラ用ブラケットの固定部においてドア本体の強度が向上させられるから、上記ブラケットの基部の少なくとも一部を、窓開口の下縁の延長線よりも上方に位置させることができ、その下方に固定されるロック装置の位置を従来よりも上方の、ドア後端部の上下方向中央位置に近づけて設置することができる。これにより、スライドドア全閉時に車体に係止され拘束されるロック装置部分と、拘束されていないスライドドアの後端部上端との間の距離が短くなり、車両走行時のドアのばたつきと、これに伴う異音の発生が防止される。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明の車両のスライドドアによれば、車両走行時のドアのばたつきによる異音を低減することができる。
図1にはスライドドアのドア本体後端部の要部を車両内方から見た図を示し、従来例を示す図5に対応するものである。図2および図3は図1におけるそれぞれII−II線、III−III線に沿った断面図である。なお、スライドドアの全体構造は従来例と同様であり、同一部分には同一符号を付してある。
図1に示すように、ドア本体1の後端部において、ドアインナパネル33の車両外側面には、上下方向へ延びる第1補強板としてのリーンホースメントパネル41が接合されている。リーンホースメントパネル41はドアインナパネル33に沿う断面形状に成形されている(図2、図3参照)。そして、リーンホースメントパネル41の上半部412は窓閉口下縁11の延長線Lよりも上方位置、すなわちドア窓枠部12内に位置しており、ドア窓枠部12よりやや狭い幅で、その前端縁部はドア窓枠部12を構成するドアインナパネル33の前端縁部と重なっている。また、リーンホースメントパネル41の後端縁部はヘミング加工によって一体化されたドアインナパネル33とドアアウタパネル36の後端縁部近くに位置している。リーンホースメントパネル41の下半部411は窓開口下縁11aの延長線Lよりも下方位置にあってやや幅広となっており、当該下半部411が接合され補強されたドアインナパネル33部の車両内方側面にロック装置27が固定されている。
また、リーンホースメントパネル41の上半部412の車室外側面には第2補強板としてのリーンホースメントパネル42が接合されている。リーンホースメントパネル42はリーンホースメントパネル41の上半部412とほぼ同幅で、図2、図3に示すように、両リーンホースメントパネル41、42の前後の端縁部が重なっている。両リーンホースメントパネル41、42はその前後の端縁部を重ね合わせた状態でドアインナパネル33にスポット溶接することにより、ドアインナパネル33に固定(図2、図3の×印)されている。これにより、リーンホースメントパネル42とリーンホースメントパネル41の上半部412とで、ドア前後方向へ従来よりも長く延びる大型の閉断面構造が構成されて、この部分のドア本体1の強度が向上している。
センタローラ用ブラケット25の基部取付板252の上半2/3程度は窓開口下縁11aの延長線Lよりも上方位置にあり、ドアインナパネル33からリーンホースメントパネル41へ貫通させたボルト34でドアインナパネル33上に固定されている。基部取付板252の下半1/3は、窓開口下縁11aの延長線Lよりも下方位置にあり、ドアインナパネル33からリーンホースメントパネル41を貫通させたボルト37でドアインナパネル33上に固定されている。
以上の構造により、センタローラ用ブラケット25の基部取付板252の大部分を窓開口下縁11aの延長線Lよりも上方へ位置させることができるから、ロック装置27の位置を従来よりも上方の、ドア後端縁の上下方向中央位置に近づけて設置することができる。
このようなロック装置27は、基部取付板252の下方位置で、リーンホースメントパネル41の下半部411がある位置でドアインナパネル33に固定されている。これにより、スライドドア全閉時に車体に係止され拘束されるロック装置27部分と、拘束されていないスライドドアの後端縁上端との間の距離h(図4)が短くなり、車両走行時のドアのばたつきと、これに伴う異音の発生が防止される。
本発明の一実施形態を示す、スライドドア後端縁の要部を車両内方から見た図である。 図1のII−II線に沿った水平断面図である。 図1のIII−III線に沿った水平断面図である。 従来例を示す、スライドドアを車両内方から見た図である。 従来例を示す、スライドドアの後端部の要部を車両内方から見た図である。 図5のVI−VI線に沿った水平断面図である。 図5のVII−VII線に沿った水平断面図である。
符号の説明
1…ドア本体、11…窓開口、11a…下縁、21…ブラケット、22…アッパローラ、23…ブラケット、24…ロアローラ、25…ブラケット、252…基部取付板、26…センタローラ、27…固定装置、41…リーンホースメントパネル(第1補強板)、42…リーンホースメントパネル(第2補強板)、L…延長線。

Claims (1)

  1. 上部に窓開口を有するドア本体と、当該ドア本体の前端部の上部に配置されたアッパローラ、前記ドア本体の前端部の下部に配置されたロアローラ、および前記ドア本体の後端部に配置されたセンタローラと、各ローラを前記ドア本体に支持するブラケットとを備え、車体に設けられたガイドレールに前記各ローラを摺動可能に係合させることによって、前記ドア本体が車体にスライド可能に支持される車両のスライドドアであって、前記センタローラ用ブラケットの基部の少なくとも一部が、前記窓開口の下縁の延長線よりも上方で、前記窓開口の後方の部位で車体に固定されており、前記ドア本体の後端部で前記センタローラ用ブラケットの固定部よりも下方位置に固定され前記ドア本体が閉じたときに車体に係止するロック装置と、前記ドア本体内に設けられ前記ドア本体のロック装置固定部を補強する第1補強板と、前記ドア本体内に設けられ前記ドア本体のセンターローラ用ブラケットの固定部を補強する第2補強板とを備え、前記第1補強板はその上半部が前記窓開口の下縁の延長線よりも上方に位置するとともに、その下半部が前記窓開口の下縁の延長線よりも下方に位置し、前記第2補強板は前記第1補強板の上半部と前後の端縁部で互いに接合されて閉断面構造を構成しており、当該閉断面構造部分に前記センタローラ用ブラケットの固定部が位置している車両のスライドドア。
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