JP4734768B2 - 撮影装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

撮影装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、NDフィルタの濃度に基づいて、映像の色を補正することにより、NDフィルタによる映像の色変化を抑制するようにした撮影装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラなどの撮影装置において、光量調節をするためにND(Neutral Density)フィルタが使用されることがある。NDフィルタは、色のバランスを変えずに透過光だけを減らすことのできるフィルタであり、スローシャッタ使用時などに使われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このNDフィルタをレンズの開口径に入れると、NDフィルタの分光特性によってNDフィルタを通った映像に色がついてしまう。さらに、開口径に入るNDフィルタの濃度(面積)を調整した場合、その色のつき方が変わってしまう。そのため、同じ映像を撮影している場合でも、明るさの違いによって、映像の色が変わってしまう課題があった。
【0004】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、NDフィルタの濃度に基づいて、映像の色変化を補正し、もって、NDフィルタによる映像の色変化を抑制することができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮影装置は、NDフィルタの濃度に対応する補正値をR/GおよびB/Gの形態で取得する取得手段と、NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号を、R、GおよびBの原色信号に分解する分解手段と、分解手段により分解されたR、GおよびBの原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出する算出手段と、算出手段により算出されたR/GおよびB/Gの値に取得手段により取得された、NDフィルタの濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の補正値を加算して補正する第1の補正手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
第1の補正手段により補正された色信号により生じるホワイトバランスのずれを補正する第2の補正手段をさらに備えるようにすることができる。
【0007】
本発明の撮影方法は、NDフィルタの濃度に対応する補正値をR/GおよびB/Gの形態で取得する取得ステップと、NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号を、R、GおよびBの原色信号に分解する分解ステップと、分解ステップの処理により分解されたR、GおよびBの原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出する算出ステップと、算出ステップの処理により算出されたR/GおよびB/Gの値に取得ステップの処理により取得された、NDフィルタの濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の補正値を加算して補正する補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0008】
本発明のプログラムの記録媒体は、NDフィルタの濃度に対応する補正値をR/GおよびB/Gの形態で取得する取得ステップと、NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号を、R、GおよびBの原色信号に分解する分解ステップと、分解ステップの処理により分解されたR、GおよびBの原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出する算出ステップと、算出ステップの処理により算出されたR/GおよびB/Gの値に取得ステップの処理により取得された、NDフィルタの濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の補正値を加算して補正する補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明のプログラムは、NDフィルタを使用する撮影装置用のコンピュータに、NDフィルタの濃度に対応する補正値をR/GおよびB/Gの形態で取得する取得ステップと、NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号を、R、GおよびBの原色信号に分解する分解ステップと、分解ステップの処理により分解されたR、GおよびBの原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出する算出ステップと、算出ステップの処理により算出されたR/GおよびB/Gの値に取得ステップの処理により取得された、NDフィルタの濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の補正値を加算して補正する補正ステップとを実行させることを特徴とする。
【0010】
本発明の撮影装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、NDフィルタの濃度に対応する補正値がR/GおよびB/Gの形態で取得され、NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号が、R、GおよびBの原色信号に分解され、分解されたR、GおよびBの原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値が算出され、算出されたR/GおよびB/Gの値にNDフィルタの濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の補正値が加算されて補正される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した撮影装置1の構成例を示すブロック図である。
【0012】
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)21は、ユーザの操作を示す信号に基づいて、撮影装置1の各部を制御する。マイコン21は、例えば、NDフィルタ4の面積を調節するための制御信号を生成し、NDフィルタ4に出力したり、R,GおよびBの原色信号を取得するための制御信号を生成し、RGB分離部9へ出力したりする。
【0013】
レンズ2は、被写体(図示せず)からの光を入力し、アイリス3、NDフィルタ4およびシャッタ5を介して、CCD6に結像する。NDフィルタ4は、被写体からの光の光量調節を行うためのフィルタであり、マイコン21から入力される制御信号に従って、レンズの開口径内における面積を調節することで、NDフィルタ4の濃度が変化し、光量が調節される。
【0014】
S/H(Sample and Hold)回路7は、CCD6より出力された映像信号をサンプリングし、A/D(Analog/Digital)変換部8に出力する。A/D変換部8は、S/H回路7から出力された映像信号をディジタル信号に変換する。
【0015】
RGB分離部9は、A/D変換部8からのディジタル信号をR,GおよびBの原色信号に分解し、マイコン21から入力される制御信号に従って、マイコン21、あるいはホワイトバランス(WB)調整部10に出力する。
【0016】
マイコン21は、R,GおよびBの原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出し、記憶部22あるいはマイコン21に内蔵されているRAM23に記憶させる。さらに、マイコン21は、(図3に基づいて後述する)NDフィルタ4の分光特性の補正量を記憶部22あるいはRAM23に記憶させ、(図4に基づいて後述する)NDフィルタ4の分光補正処理を制御し、(図6に基づいて後述する)ホワイトバランス補正処理を制御する。
【0017】
記憶部22は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などのデータ書き換え可能な記憶装置からなっており、マイコン21から入力される制御信号に従って、算出された分光補正量などを記憶したり、出力したりする。
【0018】
RAM23は、マイコン21に内蔵されており、マイコン21から入力される制御信号に従って、分光補正量などを一時的に記憶する。
【0019】
WB調整部10は、マイコン21より出力されたR/GおよびB/Gの値から、R,GおよびBの原色信号のレベル調整(ホワイトバランス調整)を行い、ガンマ補正回路11に出力する。ガンマ補正回路11は、WB調整部10によりレベル調整されたR,GおよびBの原色信号にガンマ補正を行い、色差分離部12に出力する。
【0020】
色差分離部12は、R,GおよびBの原色信号を、R−YとB−Yの色差信号Cr,Cbに変換し、表示部13に出力する。表示部13は、色差信号Cr,Cbに基づいて画像を表示する。
【0021】
次に、NDフィルタ4について、さらに詳しく説明する。
【0022】
NDフィルタ4は、レンズ2の開口径内における面積を調節することで、NDフィルタ4の濃度を変化させ、光量を調節する。NDフィルタ4の濃度は、開口径の開放面積とNDフィルタ4の開口径に入る面積に基づいて、次のように表される。
【0023】
NDフィルタ4の濃度 = NDフィルタ4の面積 / 開口径の開放面積
【0024】
また、NDフィルタ4は、映像信号の光量調節を行うためのフィルタであるが、分光特性を持ち、NDフィルタ4の濃度に応じて、図2に示されるように、色のバラツキを生じる。
【0025】
図2は、NDフィルタ4の分光による色のバラツキを表す図であり、Xは、縦軸をB/G、および横軸をR/Gとしたときの、黒体カーブである。Yは、NDフィルタ4の濃度が0%の場合のバラツキの値を示し、Zは、NDフィルタ4の濃度が100%の場合のバラツキの値を示している。Dは、NDフィルタ4の濃度を0乃至100%に変化させたときのR/Gのバラツキの大きさを示している。
【0026】
次に、図3のフローチャートを参照して、NDフィルタ4の分光特性の補正量(分光補正量)の取り込み処理について説明する。なお、以下の説明では、取り込むサンプリング数を5とする。
【0027】
ステップS1において、マイコン21は、NDフィルタ4のレンズ2の開口径に入る面積を制御し、NDフィルタ4の濃度を、0乃至100%の間で、任意の5個の濃度のうちの1つの値に設定する。
【0028】
ステップS2において、マイコン21は、ステップS1において設定された濃度に対応するR,GおよびBの原色信号をRGB分離部9に取得させる。
【0029】
ステップS3において、マイコン21は、RGB分離部9により取得されたR,GおよびBの原色信号から、R/GおよびB/Gの値を算出し、このR/GおよびB/Gの値をNDフィルタ4の濃度に対応させて、記録部22に記録させる。
【0030】
ステップS4において、マイコン21は、現在の濃度のR/GおよびB/Gの値から、予め記録してあるNDフィルタ4の濃度0%の時のR/GおよびB/Gの値の差分を分光補正量として求め、記録部22に記録させる。尚、分光補正量を式に表すと次のようになる。
【0031】
R/G(分光補正量) = R/G(各濃度) − R/G(濃度0%)
B/G(分光補正量) = B/G(各濃度) − B/G(濃度0%)
【0032】
ステップS5において、マイコン21は、ステップS1において設定された5個の濃度に関する分光補正量が全て記録されたか否かを判断する。マイコン21は、まだ記録していない濃度が残っていると判断した場合、処理をステップS2に戻し、それ以降の処理を繰り返す。
【0033】
ステップS5において、ステップS1において設定された5個全ての濃度の分光補正量が記録されたと判定された場合、処理は終了する。
【0034】
尚、勿論、補正量の取り込み位置は、5ヶ所以上、または以下としてもよい。
【0035】
次に、図4のフローチャートに基づいて、NDフィルタ4の分光補正処理について説明する。
【0036】
ステップS11において、通常の撮影処理が行われる。これにより、図1に基づいて説明したように、レンズ2から取り込まれた光が、アイリス3、NDフィルタ4、シャッタ5を介してCCD6に結像する。CCD6より出力された映像信号は、S/H回路7によりサンプリングされ、A/D変換部8によりディジタル信号に変換された後、RGB分離部9に入力され、R,GおよびBの原色信号に分解される。
【0037】
ステップS12において、マイコン21は、撮影時のNDフィルタ4のレンズ2の開口径に入る面積から、NDフィルタ4の濃度を検出し、その濃度に対応する分光補正量を記録部22から読み出し、マイコン21に内蔵されているRAM23に保存する。
【0038】
ステップS13において、マイコン21は、ステップS11において取得されたR,GおよびBの原色信号から、R/GおよびB/Gの値を算出し、RAM23に保存する。
【0039】
ステップS14において、マイコン21は、RAM23に保存されたR/GおよびB/Gの値に、分光補正量を加算することにより、NDフィルタ4の分光補正処理を行い、処理を終了する。尚、分光補正処理を式に表すと次のようになる。
【0040】
R/G(補正後) = R/G(補正前) + R/G(分光補正量)
B/G(補正後) = B/G(補正前) + B/G(分光補正量)
【0041】
以上のように、濃度に応じた補正量を加えることで、NDフィルタ4の分光特性により生じる色変化の補正が行われる。
【0042】
しかしながら、NDフィルタ4の分光補正を行ったR,GおよびBの原色信号により、ホワイトバランス(WB)を調整すると、ホワイトバランスのずれが生じる。図5の曲線は、NDフィルタ4の分光補正を行っていないときのホワイトバランスの曲線である。図5では、例えば、縦軸がB/Gとされ、横軸がR/Gとされている。
【0043】
NDフィルタ4の分光補正を行っていないときのR/GおよびB/Gの値を用いると、aの位置でホワイトバランスが調整されるが、NDフィルタ4の分光補正を行った後のR/GおよびB/Gの値を用いると、曲線からずれた位置bでホワイトバランスが調整されてしまう。
【0044】
そこで、本発明では、図6に示されるように、ホワイトバランスの補正処理が行われる。尚、説明の便宜上、図4と図6には、その処理が分けて図示されているが、これらの処理は、連続して実行される。
【0045】
ステップS21において、マイコン21は、RAM23に保存されたNDフィルタ4の分光補正処理前のR/GおよびB/Gから、NDフィルタ4の分光補正処理後のR/GおよびB/Gの差分を演算することで、ホワイトバランスの補正量を求める。これを、式に表すと、以下のようになる。
【0046】
R/G(WB補正量) = R/G(分光補正前) − R/G(分光補正後)
B/G(WB補正量) = B/G(分光補正前) − B/G(分光補正後)
【0047】
ステップS22において、マイコン21は、NDフィルタ4の分光補正後のR/GおよびB/Gに、ステップS21の処理により求められたホワイトバランス補正量を加算し、ホワイトバランス補正を行う。これを、式に表すと、以下のようになる。
【0048】
R/G(WB補正後) = R/G(分光補正後) + R/G(WB補正量)
B/G(WB補正後) = B/G(分光補正後) + B/G(WB補正量)
【0049】
ステップS23において、マイコン21は、ホワイトバランス補正後のR/GおよびB/Gを、WB調整部10に出力し、ホワイトバランスを調整させる。その後、WB調整部10より出力されたR,GおよびBの原色信号が、ガンマ補正回路11でガンマ補正された後、色差分離部12に供給される。色差分離部12は、色差信号を生成し、表示部13に出力し、表示させる。
【0050】
以上のように、NDフィルタ4の濃度によるR/GおよびB/Gに基づいて、補正することで、NDフィルタ4の分光特性による色の変化を抑制することができる。
【0051】
尚、補正を行う方法は、上記の式に限られるものではない。
【0052】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、例えば、撮影装置1は、図7に示されるような撮影装置30により構成される。
【0053】
図7において、CPU(Central Processing Unit)41は、ROM(Read Only Memory) 42に記憶されているプログラム、または、記憶部48からRAM(Random Access Memory)43にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM43にはまた、CPU41が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0054】
CPU41、ROM42、およびRAM43は、バス44を介して相互に接続されている。このバス44にはまた、入出力インタフェース45も接続されている。
【0055】
入出力インタフェース45には、キーボード、マウスなどよりなる入力部46、CRT(Cathode Ray Tube),LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部47、ハードディスクなどより構成される記憶部48、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部49が接続されている。通信部49は、図示しないネットワークを介しての通信処理を行う。
【0056】
入出力インタフェース45にはまた、必要に応じてドライブ50が接続され、磁気ディスク51、光ディスク52、光磁気ディスク53、或いは半導体メモリ54などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部48にインストールされる。
【0057】
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0058】
この記録媒体は、図7に示すように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク51(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク52(CD-ROM(Compact Disk-ReadOnly Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク53(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ54などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM42や、記憶部48に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0059】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0060】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0061】
【発明の効果】
以上の如く、本発明の撮影装置および方法、記録媒体、並びにプログラムによれば、映像の色信号を、NDフィルタの濃度に対応する補正値に基づいて補正ようにしたので、NDフィルタによる映像の色変化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した撮影装置の構成例を示す図である。
【図2】図1の撮影装置のNDフィルタの分光による色のばらつきを説明する図である。
【図3】図1の撮影装置のNDフィルタの分光補正量の取り込み処理を説明するフローチャートである。
【図4】図1の撮影装置のNDフィルタの分光補正処理を説明するフローチャートである。
【図5】図1の撮影装置のホワイトバランスのずれを説明する図である。
【図6】図1の撮影装置のホワイトバランス補正処理を説明するフローチャートである。
【図7】撮影装置の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 撮影装置,4 NDフィルタ,9 RGB分離部,10 WB調整部,21 マイコン,22 記憶部,23 RAM

Claims (5)

  1. NDフィルタを使用する撮影装置において、
    前記NDフィルタの濃度に対応する補正値をR/GおよびB/Gの形態で取得する取得手段と、
    前記NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号を、R、GおよびBの原色信号に分解する分解手段と、
    前記分解手段により分解されたR、GおよびBの前記原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出されたR/GおよびB/Gの前記値に前記取得手段により取得された、前記NDフィルタの前記濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の前記補正値を加算して補正する第1の補正手段と
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記第1の補正手段により補正された前記色信号により生じるホワイトバランスのずれを補正する第2の補正手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. Dフィルタを使用する撮影装置の撮影方法において、
    前記NDフィルタの濃度に対応する補正値をR/GおよびB/Gの形態で取得する取得ステップと、
    前記NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号を、R、GおよびBの原色信号に分解する分解ステップと、
    前記分解ステップの処理により分解されたR、GおよびBの前記原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップの処理により算出されたR/GおよびB/Gの前記値に前記取得ステップの処理により取得された、前記NDフィルタの前記濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の前記補正値を加算して補正する補正ステップと
    を含むことを特徴とする撮影方法。
  4. NDフィルタを使用する撮影装置用のプログラムであって、
    前記NDフィルタの濃度に対応する補正値をR/GおよびB/Gの形態で取得する取得ステップと、
    前記NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号を、R、GおよびBの原色信号に分解する分解ステップと、
    前記分解ステップの処理により分解されたR、GおよびBの前記原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップの処理により算出されたR/GおよびB/Gの前記値に前記取得ステップの処理により取得された、前記NDフィルタの前記濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の前記補正値を加算して補正する補正ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  5. NDフィルタを使用する撮影装置用のコンピュータに、
    前記NDフィルタの濃度に対応する補正値をR/GおよびB/Gの形態で取得する取得ステップと、
    前記NDフィルタの分光特性により変化した映像の色信号を、R、GおよびBの原色信号に分解する分解ステップと、
    前記分解ステップの処理により分解されたR、GおよびBの前記原色信号に基づいて、R/GおよびB/Gの値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップの処理により算出されたR/GおよびB/Gの前記値に前記取得ステップの処理により取得された、前記NDフィルタの前記濃度に対応するR/GおよびB/Gの形態の前記補正値を加算して補正する補正ステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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