JP4732956B2 - ロール媒体供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原反ロールから解反した記録媒体を画像形成装置に供給するロール媒体供給装置に関する。
従来布地に文様を印刷する捺染は原画を写真などにより、色数に応じて印刷版を作りインクをつけて布等に転写するという方法が使われてきた。この方法は高速で、コスト的にも安く、大量生産向きであるといえる。しかし近年パーソナルコンピュータなどを使用して様々なデザインを衣装等にプリントする少量他品種でしかも色数が多いデジタル捺染の需要が増してきている。このような需要に対してインクジェット記録方式を用いて布帛などに直接印字する捺染プリンタが提案されている。この方式はコンピュータで作成されたデザイン画に基づいてその都度プリント可能であり、また従来のような色毎の版下を用意することがなく操作性についても優れている。さらに版下の保管はコンピュータにデータとして保存できるので版下保管倉庫なども必要としない等有利な点が多い。
しかしインクジェット記録方式は、インクを記録媒体に吐出して画像形成する記録ヘッドと、供給される記録媒体との空隙が数mm程度に設計されており、供給される記録媒体が僅かでもしわを有していると、記録ヘッドと記録媒体とが擦れ印字不良が発生するという問題点があった。
また、原反ロールから解反された記録媒体の端部が、例えば、たけのこ状(一巻き毎にずれている状態)にばらついている場合には、記録媒体を直進させることが困難となり、記録媒体が斜めに搬送されやすくなってしまい、記録ヘッドの記録領域から逸脱して記録媒体が装置本体の構成部材等に巻き込まれることがあるという問題点があった。
この問題を解決するために例えば特許文献1では、記録媒体が巻回された原反ロールから記録媒体を解反する少なくとも2本以上の解反ローラを有し、第一解反ローラよりも記録媒体の搬送方向下流側に設けられた第二解反ローラは、第一解反ローラよりも摩擦係数が大きくなるようにすることでしわの発生を防止することが記載されている。
また特許文献2では、布帛搬送方向上流側に隣接配置され、布帛が巻かれた元巻きと、この元巻きから布帛を第1の搬送手段に供給する第2の搬送手段との間に布帛を搬送させつつ布帛の幅方向に張力を与える第3の搬送手段を設けて、しわの発生を防止する機構が記載されている。
特開2005−219845号公報 特開2004−142889号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方式では原反ロールを2本以上の解反ローラを有する解反部に乗せて、解反ローラを回転駆動させるとき、原反の種類によっては、すなわちニット布のような厚手の生地でしかも原反ロール直径が大きく、かつ重い布においては、原反ロール自身の自重によりつぶれた形になり、ロール状にならず特許文献1が提案するローラの摩擦の差によりしわの発生を防ぐことは困難であった。
また特許文献2に記載のように、表面が軸方向に複数に分割されたローラからなるローラが1回転する間に軸方向に往復動する、所謂スライドローラまたはコンビネーションローラといわれる分割ローラを使用する方式は、布の種類によりしわの発生挙動が異なり、絹布などの動物性繊維や、コットン布などの植物性繊維に対しては有効であるが、ポリエステル布等の化学繊維布に対しては有効ではないと言う問題が有った。
本発明の目的は、記録媒体に印字する印字手段を有する印字装置に、記録媒体のしわが発生しないようにしたロール媒体供給装置を提供することである。
上記目的は下記構成によって達成することができる。
1.記録媒体が巻回された原反ロールを支持し、前記記録媒体を解反する原反ロール解反手段と、原反ロールから解反された前記記録媒体を送り出す記録媒体送り出し手段と、前記記録媒体送り出し手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流に配設された複数の記録媒体送り出しローラと、前記記録媒体送り出しローラを回転駆動させる駆動手段と、前記複数の記録媒体送り出しローラ間にて記録媒体が送り出されたときに生じる前記記録媒体の所定の弛みを検出する弛み量検知手段と、前記記録媒体送り出しローラ間に配置し、記録媒体に所定のテンションを付与するおもり部材を有し、
前記記録媒体に画像形成を行う画像形成装置に、前記記録媒体を供給する記録媒体供給装置において、
前記原反ロール解反手段は、前記原反ロールの巻芯の中を通る軸部材と、巻芯と軸部材とを固定する固定部材と、前記軸部材の両端を軸支する軸受板と、を設け、
前記軸部材の一方の端部には、前記原反ロールの巻芯内を通った軸部材の回転トルクを調整可能な回転トルク保持手段を有し、
前記おもり部材は、前記記録媒体の弛み形状に合わせて形状が変化するフレキシブル部材からなることを特徴とするロール媒体供給装置。
2.前記記録媒体送り出し手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流側に配設され、解反された前記記録媒体の幅方向端部の位置を検出する端部検出手段と、前記原反ロール解反手段を、前記記録媒体の搬送方向と直交する方向へ移動させる駆動手段と、
前記端部検出手段によって検出された前記記録媒体の端部の位置情報に基づいて、前記駆動手段を制御する制御手段を備え、送り出された記録媒体の端部揃えを行うことを特徴とする1に記載のロール媒体供給装置。
3.前記記録媒体送り出し手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流に配設された複数の前記記録媒体送り出しローラのうち、最下流の送り出しローラは表面が軸方向に複数に分割された分割ローラからなり、前記最下流の送り出しローラが1回転する間に、前記分割ローラが軸方向に往復動する機構を有することを特徴とする1又は2に記載のロール媒体供給装置。
4.前記記録媒体が前記最下流の送り出しローラと離間するときの離間部の高さ位置は、前記記録媒体が前記画像形成装置が有する記録媒体搬送手段へ進入する進入部の高さ位置よりも高いことを特徴とする1乃至3の何れかに記載のロール媒体供給装置。
5.前記原反ロール解反手段によって解反された前記記録媒体を送り出す複数の記録媒体送り出しローラと、これを駆動させる駆動手段と、前記弛み量検知手段によって検出された前記記録媒体の弛み量に基づいて、前記記録媒体送り出しローラ駆動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする1乃至4の何れかに記載のロール媒体供給装置
.前記原反ロール解反手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流に配設された複数の前記記録媒体送り出しローラのうち、少なくとも一つの前記記録媒体送り出しローラの表面を、着脱可能なカバー部材で覆うことを特徴とする1乃至の何れかに記載のロール媒体供給装置。
.複数個の前記原反ロール解反手段が取り付け可能であることを特徴とする1乃至の何れかに記載のロール媒体供給装置。
本発明によれば、記録媒体に印字する印字手段を有する印字装置に、前記記録媒体を供給するロール媒体供給装置において、原反ロールの巻芯の中を通る軸部材の一方の端部に、解反された記録媒体の送り出し力を調整可能な回転トルク保持手段を有することによりしわの発生がないロール媒体供給装置を提供できる。
以下、図を用いて本発明の実施形態としてのロール媒体供給装置100を備える画像形成装置1について詳細に説明する。図1は、本発明に係るロール媒体供給装置を備える画像形成装置の構成を示す模式図であり、図2はロール媒体供給装置100の斜視図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、本発明に係るロール媒体供給装置100と、ロール媒体供給装置100によって供給される記録媒体Pに画像形成を行う画像形成装置200と、各部の制御を行う制御部300(図3に制御基板を示す)等を備え、ロール媒体供給装置100は、各構成部材が配設される装置本体2と、解反機構部10からなっている。
装置本体2は、紙や布等の記録媒体Pが巻回されている原反ロール3と、原反ロール3を解反する原反ロール解反手段4と、解反された原反ロール3を送り出す記録媒体送り出し手段5と、記録媒体送り出し手段5よりも記録媒体Pの搬送方向下流に配設された記録媒体送り出しローラ51と,補助ローラ511、521と、記録媒体送り出しローラ51を回転駆動させる駆動手段M(図3参照)と、記録媒体送り出しローラ51及び補助ローラ521にて記録媒体Pが送り出されたときに生じる記録媒体Pの弛みを検出する弛み量検知手段8と、記録媒体Pの弛みを所定の位置に保つ為のおもり部材61を有している。
解反機構部10は、端部検出センサ7と、記録媒体送り出しローラ52,53と、両ローラ間に弛みを所定の位置に保つためのおもり部材62と、記録媒体Pの弛みを検出する弛み量検知手段8と、さらに記録媒体送り出しローラ53と画像形成装置200に進入する搬送手段202との間に、おもり部材63を有している。
記録媒体送り出しローラ51、52、53は、記録媒体Pの搬送方向上流側(以下、上流側という。)から下流側へ向かって、所定の位置に順に配設されている。この記録媒体送り出しローラ51、52は、駆動手段Mとベルト又はチェーン等により機械的に接続されたローラ駆動部RDUで駆動されている。さらに記録媒体送り出しローラ51には上流側に回転しないようにワンウエイクラッチが取り付けられている。
また記録媒体送り出しローラ53は、回転駆動部させる駆動手段M2(不図示)を上記駆動手段Mとは別に設けている。そして回転駆動部とはカップリング機構を設けて、軸方向に往復動しながら回転し記録媒体Pを送り出す分割ローラ53aと、表面が植毛された円筒状のローラ53bとを交互に交換できるようになっている。これは印刷する記録媒体Pが、例えば植物性繊維や動物性繊維のとき、分割ローラ53aを、化学繊維のとき円筒状ローラ53bを使うように切り換えて使用するためである。
補助ローラ511及び521は記録媒体送り出しローラ51、52の上流側に設けられ、記録媒体Pを記録媒体送り出しローラ51,52に所定の角度で進入させるためのローラである。
さらに、記録媒体送り出し手段5は、原反ロール解反手段4の他に、原反ロール3の下部に接触して設けられた第一解反ローラ41と第二解反ローラ42からなる原反載置部5aを有している。そして、第二解反ローラ42は、第一解反ローラ41よりもローラ表面の摩擦係数が大きく、且つ径も大きく形成されている。この第一解反ローラ41及び第二解反ローラ42は、駆動部手段Mと機械的に接続されており、両方向へ回転自在な構成となっている。
原反載置部5aは記録媒体Pが紙やフィルム用PET部材のような自重によって変形しない部材、又は紙管の内径が小さく軸部材を貫通できないような部材のとき使用する。
記録媒体送り出しローラ51は、通常はローラ表面に植毛を施したローラであるが、記録媒体Pの種類によっては、植毛を施すことによって摩擦力が増え、解反された原反ロール3のしわや弛みが矯正できない場合がある。その時ローラ外周面にカバー51cを取付け、摩擦力を下げることによって、しわなどの発生を防ぐようにしている。本実施の形態に使用するカバーは紙管部材を使用している。
記録媒体Pが原反送りだしローラ53と剥離する剥離部53dの高さ位置は、記録媒体Pが記録媒体搬送手段へ進入する進入部の高さ位置より高くなっている。これは記録媒体Pが搬送手段202へ進入するときに空気を巻き込むことを防止するためである。
〈原反ロール解反手段〉
本発明の原反ロール解反手段について図3、図4を用いて説明する。図3は原反ロール解反手段を正面から見た断面図、図4は図3の斜視図である。原反ロール解反手段4は、原反ロール3の巻芯の中を通る軸部材401と、その端部に原反ロール3から繰り出される記録媒体Pの繰り出し力を調整する回転トルク保持手段43(トルクキーパ43という)と、巻芯を両端で支持する円錐状の巻芯止め402からなっている。
図5はトルクキーパ43の分解斜視図である。図5を用いてトルクキーパ43を説明する。トルクキーパ43を取り付ける側の軸部材401の端部には、ネジが切ってあり、そのネジ部の軸方向両面は一部削られている(二方摺りネジという)。
トルクキーパ43は、軸部材401に固定されたストッパ431と、軸部材401に軸受けを介して回転する止め板432と、二方摺りネジの形状にあった穴(小判穴という)が開けられた摺動板433と、小判穴が開けられたバネ板434と、同じく小判穴が開けられたメモリ板435と、軸部材401のネジピッチと同じネジが切られているナット板436と、ナット板436が脱落しないように軸部材401の端面に設けた端面板437からなっている。
また図4に示す軸受板44は、原反ロール解反手段4を支える受板であり、トルクキーパ43を軸支する軸受板44aと、他方の軸部材401を軸支する軸受板44bからなっている。軸受板44aは3箇所にある溝部439を有し、止め板432の3箇所に取り付けられている回り止めネジ438と溝部439とが嵌合するようになっている。その結果軸部材401が回転しても、止め板432は回転しないようになっている。
記録媒体の繰り出し力を調整する手段について説明する。
記録媒体Pが解反されるときに軸部材401が回転するが、止め板432は回転せずそれ以外の部材は回転する。ナット板436をねじ込むことにより、バネ板434が弾性変形し、止め板432と摺動板433との摩擦力が変化し、軸部材401に伝達される回転トルクも変化する。バネが押し付けている力は、ナット板436に取り付けられているメモリ軸438と、メモリ板435に印刷されている数値とが一致したところより算定するが、この値は必ずしもトルク値を表示するものではなく、あくまでも参考値である。
このように原反ロール解反手段4はナット板436により、軸部材401が回転するトルクを調整することが可能なので、記録媒体Pが解反するときに生ずるしわがでないように解反力を調整できる。
また軸受板44は、記録媒体Pが解反されるときに軸部材401が持ち上げられないように、押さえ部44c、44dを設けている。ユーザーは、原反ロール3を軸部材401に取付け、軸部材401を軸受板44aに嵌合した後に、軸受板44aに設けてある押さえ部44cを、支点44dを中心として回転させ、軸部材401を押さえてネジ付きハンドルHにて締め込み固定する。また軸受板44bには軸部材401を支持する位置に2個のベアリング等回転部材BEと、さらにもう一つの回転部材BEを備えた押さえ部44eとを設け、ユーザーは、軸部材401を嵌合させた後、軸部材401を押さえてネジ付きハンドルHにて締め付け固定する。
さらに反物幅が短い和装用反物を捺染印刷するときは、印刷生産性を上げるため、記録媒体送り出し手段5に原反ロール解反手段4を複数個用いて複数の反物を装着し、各々の原反ロール解反手段4を調整することにより同時印刷することができる。
〈おもり部材〉
おもり部材61,62,63について説明する。記録媒体Pの弛みは、記録媒体Pの搬送ムラが発生してもその影響がないように搬送させるバッファ機能を有し、おもり部材61、62は記録媒体Pの弛みを発生させるために用いられている。記録媒体Pの弛みの位置は、発光部と受光部を有する光学式フォトセンサを使用した弛み量検知手段8によって検出され、その検出された弛み量を制御部300に入力する。制御部300は、入力された弛み量に基づいて送りローラ駆動部5aによる記録媒体送り出しローラ51、52の駆動を制御する。なお弛み量検知手段8は後述する移動可能な解反機構部10以外の筐体部に取り付けられている。
しかし、画像形成装置200が有する記録媒体搬送手段202へ進入するとき記録媒体P上にしわの発生が有ってはならないが、記録媒体送り出しローラの外径寸法のバラツキ、記録媒体Pの種類によってしわが発生する。このしわを取り除くために、記録媒体Pと記録媒体搬送手段202の進入部に図6に示すような、記録媒体Pの弛み形状に合わせて形状が変化するフレキシブル部材からなるおもり部材63を設けてある。
このフレキシブルなおもり部材63は、記録媒体Pの弛み形状に合わせて均一に荷重がかかるので、記録媒体Pのしわを伸ばすように働き、記録媒体搬送手段202へ進入するときにはしわが発生しない。本実施の形態ではフレキシブル部材は塩化ビニールからなるスパイラルロールで、おもり部材の質量が約200gになるようにしている。
なお本実施例では、おもり部材61及び62は円筒状形の紙管を用い、その自重で記録媒体Pに張力を付与し弛みを発生させ、長さ方向のしわを除去するようになっている。
〈分割ローラ〉
分割ローラ53aは、図7に示すように、装置本体2に設けられ、回転駆動手段によって回転するローラ軸531と、ローラ軸531の周面に設けられているスライド部材532を備えている。このスライド部材532は、ローラ軸531周面の左右方向に2枚、円周方向に6枚の計12枚がそれぞれ移動可能に設けられており、左右の各スライド部材532がローラ軸531の回転に伴って1枚ずつ交互に回転していく毎に、軸方向の外側に移動し内側に戻る直線往復動をする構成となっている。なお、図7においては、ローラ軸531の円周方向の一方に設けられる6枚のスライド部材532のみを示している。
ここで、図7を用いて分割ローラ53aの詳細な構造について説明する。なお、図中の矢印Xは記録媒体Pの搬送方向を、矢印Y1及びY2は分割ローラ53aの移動方向を示すものであり、分割ローラ53aの構成と関係するものではない。
分割ローラ53aは、上記したローラ軸531及びスライド部材532の他、スライド部材532を直線往復動させるためのカム溝533aを有するカム部材533と、カム部材533を固定する調整レバー534と、ローラ軸531の回転トルクを調整する調整手段としてのトルクキーパ535等を備えている。
スライド部材532は、例えば、板状体であって、ローラ軸531の左右にそれぞれ6枚ずつ取付けられている。この6枚のスライド部材532の裏面には、ベアリング532aが設けられており、ベアリング532aは、カム部材533のカム溝533aに係合している。
カム部材533は、例えば、筒状体であって、ローラ軸531の回転によっては回転しないように設けられたローラ軸端部531aに嵌め込まれている。このカム部材533の外周面には、スライド部材532のベアリング532aを案内するカム溝533aが形成されており、スライド部材532がローラ軸531の軸方向(Y1及びY2方向)へ直線往復動できるようになっている。
カム溝533aは、カム部材533の外周面を一周するように設けられており、一周の中に、周方向の移動量に対する軸方向の移動量に変化がつけられるようになっている。
また、カム部材533のローラ軸端部531a側には、複数の貫通穴aが形成されており、この貫通穴aは、ローラ軸端部531aに設けられた穴部(不図示)と重なるようになっている。したがって、調整レバー534を貫通穴aに貫通させて穴部に差し込むことによって、カム部材533をローラ軸端部531aに固定できるようになっている。
また、調整レバー534をどの貫通穴aに差し込むかによって、カム部材533の固定位置が変わるようになっているため、カム溝533aの位置も変えることができる。したがって、記録媒体Pと接する部分のスライド部材532のY1方向への移動量を調整することができるようになっている。例えば、スライド部材532のベアリング532aがカム溝533aの傾斜の急な部分に案内されるようにカム部材533を固定することによって、スライド部材532の移動量をより大きくすることができる。
なお、調整レバー534によるカム部材533のカム溝533aの位置調整は、ローラ軸531の両側でそれぞれ独立して調整可能となっている。
なお、分割ローラ53aは、交換可能に設けられる構成となっており、記録媒体送り出しローラ51あるいは52と同様の通常の記録媒体送り出しローラ53bを取り付けて記録媒体Pを搬送することもできるようになっている。
〈端部検出手段〉
端部検出手段について図8の概略斜視図を用いて説明する。
記録媒体Pの供給経路には、記録媒体Pの端部の位置を検出する端部検出手段としての端部検出センサ7と、端部検出センサ7によって検出された端部の位置に基づいて移動する解反機構部10と、解反機構部10以外の筐体に取り付けられた弛み検出センサ8等を備えている。端部検出センサ7は、例えば、光学式センサであって、補助ローラ521と記録媒体送り出しローラ52との間に設けられており、記録媒体送り出しローラ52へ供給される記録媒体Pの端部の位置を検出するセンサである。端部検出センサ7によって検出された端部の位置は、制御部300に入力される。制御部300は、入力された端部の位置に基づいて、解反機構部駆動部10aによる解反機構部10の駆動を制御する。
図8に示すように解反機構部駆動部10aには、記録媒体Pの搬送方向と直交する方向へガイドレールGRが筐体に取り付けられ、歯形が切られたラック部材RCが解反機構部10に取り付けられている。また解反機構部駆10は、ガイドレールGRに載置され移動できるようになっている。さらに筐体には、ピニオン歯車PNを取り付けたピニオン駆動手段PMが取り付けられ、解反機構部10と解反機構部駆動部10aとはラックピニオン機構で噛み合っている。
解反機構部10は、端部検出センサ7によって検出された記録媒体Pの端部の位置に基づいて、制御部300からの信号によりピニオン駆動手段PMが駆動され、記録媒体Pの搬送方向と直交する方向に往復移動が可能なようになっている。
〈画像形成部〉
画像形成部200は、インクを記録媒体Pに吐出して画像形成する記録ヘッド201と、記録ヘッド201の画像形成領域に記録媒体Pを搬送する無端の搬送ベルト202と、搬送ベルト202を周回駆動させる駆動ローラ203と、搬送ベルト202を略水平方向に案内する従動ローラ204と、搬送ベルト202を下方に案内して張力を付与するテンションローラ205と、画像形成された記録媒体Pが排出される排出口b等を備えている。
記録ヘッド201は、紙や布等の記録媒体Pの搬送方向に直交する方向に往復移動するキャリッジ(不図示)に搭載されている。そして、画像形成動作時には、外部に形成されたノズル(不図示)から記録媒体Pに対して、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの各色のインクを吐出し、記録媒体P上に画像を形成する構成となっている。
駆動ローラ203は、駆動ローラ駆動部203aと機械的に接続されており、時計回り方向に回転自在な構成となっている。
従動ローラ204は、記録媒体Pを挟むようにニップローラ206と接触して設けられており、記録媒体Pを従動ローラ204及びニップローラ206で挟持した状態で搬送可能な構成となっている。
記録媒体Pは、搬送ベルト202により従動ローラ204から駆動ローラ203に向かう方向に搬送されるようになっている。即ち、搬送ベルト202は、図1に示すように時計回り方向に周回駆動され、記録媒体Pの搬送方向は図1に示す矢印のX方向となる。
〈制御部〉
制御部300は、図9に示すように、CPU301と、RAM302と、ROM303と、インターフェース304(I/F)等から構成されている。このインターフェース304を介して、端部検出センサ7、弛み検出センサ8、解反機構部駆動部10a、記録媒体送り出しローラ51駆動手段M、記録媒体送り出しローラ53駆動手段M2、駆動ローラ駆動部203a等に電気的に接続されている。
CPU301は、ROM303に格納されている各種プログラムの中から指定されたプログラムをRAM302の作業領域に展開して、このプログラムに従った各種処理を実行する。
具体的には、CPU301は、端部検出センサ7から入力された記録媒体Pの端部の位置に基づいて、端部を揃えるように解反機構部10を移動させるよう解反機構部駆動部10aを制御する解反機構部駆動制御手段として機能する。
また、CPU301は、弛み検出センサ8から入力された記録媒体Pの弛み量に基づいて、記録媒体送り出しローラ51、記録媒体送り出しローラ52の回転速度を調整し所定の弛み量にさせるよう記録媒体送り出しローラ駆動手段Mによる駆動を制御する送りローラ駆動制御手段として機能する。
RAM302は、電力が供給されている間だけ入力された各種データ等を複数記憶可能な記憶領域やCPU301による作業領域等を備えている。
ROM303は、第一解反ローラ41、第二解反ローラ42、記録媒体送り出しローラ51、記録媒体送り出しローラ52や駆動ローラ203の制御に係る各種データや、画像形成装置1の各部の動作に係る各種制御プログラムや制御データ等を格納している。
〈実施例1〉
次に実施例1として、記録媒体にポリエステル材を使ったキャンバス布の原反ロールを使用して、巻芯にトルクキーパ付きの軸部材401を挿入し、記録媒体送り出しローラ51にカバー51cを取付け、記録媒体送り出しローラ53b、おもり部材はフレキシブル部材からなるおもり部材63を用いて、画像形成動作及び記録媒体のしわ除去動作の一例について説明する。なおトルクキーパの解反力は事前にキャンパス布に合うように調整してある。
画像形成動作が開始されると、先ず、記録媒体送り出しローラ51が時計回り方向へ回転して、原反ロール3から記録媒体Pが解反される。
次いで、記録媒体Pは、時計回り方向へ回転する記録媒体送り出しローラ51によって搬送方向下流側へ搬送され、おもり部材61の自重によって、長さ方向のしわが除去される。
ここで、おもり部材61の自重によって垂下する記録媒体Pが所定の高さ位置よりも高くなる(所定の弛み量より小さくなる)と、弛み検出センサ8によって検出信号が出力される。そして、CPU301は、この検出信号に基づいて送りローラ駆動部5aを制御し、所定の弛み量に戻すように記録媒体送り出しローラ51及び記録媒体送り出しローラ52の回転速度を調整する。
次いで、記録媒体Pが端部検出センサ7を通過する際には、端部揃え動作が行われる。
より具体的には、先ず、端部揃え動作開始信号が出力されると、端部検出センサ7によって、供給されている記録媒体Pの端部の位置が検出される。次いで、検出された端部の位置がずれている場合には、CPU301が解反機構部駆動部10aを制御し、端部を揃え記録媒体Pを直進させるように解反機構部10を記録媒体Pの搬送方向と直交する方向へ移動させる。
端部が揃えられた記録媒体Pは、時計回り方向へ回転する記録媒体送り出しローラ52によって搬送方向下流側へ搬送され、おもり部材62の自重によって、長さ方向のしわがさらに除去される。
ここで、おもり部材62の自重によって垂下する記録媒体Pが所定の高さ位置より高くなる(所定の弛み量より小さくなる)と、弛み検出センサ8によって検出信号が出力される。そして、CPU301は、送りローラ駆動部5aを制御し、所定の弛み量に戻すように記録媒体送り出しローラ52の回転速度を調節する。
なお、記録媒体Pが搬送方向に対して斜めになった場合には、おもり部材61とおもり部材62とが互いに逆方向に傾くことによって記録媒体Pの直進性が保たれる。
次いで、記録媒体Pは、画像形成部200内へ搬送され、従動ローラ204とニップローラ206に挟持された後、記録ヘッド201の画像形成領域まで搬送される。
記録媒体Pが画像形成領域に到達したら、キャリッジが往復移動するとともに、記録ヘッド201に送信された画像情報に基づいて所定のインクがノズルから吐出され、記録媒体Pに画像が形成される。そして、画像形成された記録媒体Pは搬送ベルト202によって、排出口bに搬送される。
なおここでは1本の原反ロールを用いた実施例を示したが、和装反物のように1反幅(約303mm)の記録媒体(例えば絹布)をプリントするときには、ロール媒体供給装置100に取り付け可能な数の原反ロール解反手段4を設けることにより、プリントの生産性を上げることができる。
〈実施例2〉
次に実施例2として、記録媒体にニット布を使用して、原反載置部5aに直接おいて解反する実施例について説明する。このときはカバー51cは用いず、又原反送りだしローラ53は分割ローラ53aを使用する。おもり部材63はおもり部材61,62と同様な紙管を使用した。
画像形成動作が開始されると、記録媒体Pは、時計回り方向へ回転する記録媒体送り出しローラ51によって搬送方向下流側へ搬送され、おもり部材61の自重によって、長さ方向のしわがさらに除去される。
ここで、おもり部材61の自重によって垂下する記録媒体Pが所定の高さ位置よりも高くなる(所定の弛み量より小さくなる)と、弛み検出センサ8によって検出信号が出力される。そして、CPU301は、この検出信号に基づいて送りローラ駆動部5aを制御し、所定の弛み量に戻すように記録媒体送り出しローラ51及び記録媒体送り出しローラ52の回転速度を調整する。
次いで、記録媒体Pが端部検出センサ7を通過する際には、端部揃え動作が行われる。
記録媒体Pは、軸方向に往復動しながら時計回り方向へ回転する分割ローラ53によって図7の矢印X方向へ搬送される。
分割ローラ53の往復動作にあたっては、先ず、ユーザが予め分割ローラ53のカム部材533の位置調節をして、しわを有する記録媒体Pと接する部分のスライド部材532の軸方向への移動量を調節しておく。より具体的には、そのスライド部材532のベアリング532aがカム溝533aの傾斜の急な部分に案内されるような位置にカム部材533を位置決めして、カム部材533の貫通穴aとローラ軸端部531aの穴部(不図示)とを重ねて調整レバー534を差込んでカム部材533を固定する。
そして、原反送りだしローラ53駆動手段M2の駆動によってローラ軸531が時計回り方向へ回転すると、各スライド部材532がY1方向(軸方向)へ直線移動する。より具体的には、ローラ軸531は回転しつつカム部材533は動かない状態で、スライド部材532のベアリング532aがカム部材533のカム溝533aに案内されることによってスライド部材532がY1方向へ直線移動する。このとき、しわを有する記録媒体Pと接する部分のスライド部材532のベアリング532aは、カム溝533aの傾斜の急な部分に案内されるので、軸方向への移動量が大きくなって、記録媒体Pの幅方向のしわが的確に除去される。スライド部材532のY1方向への移動後は、継続してベアリング532aがカム溝533aに案内され、スライド部材532はY2方向へ移動して、もとの位置に復帰する。
さらに、例えば、伸張性の小さい記録媒体Pを用いる場合であって、分割ローラ53に搬送される際に小さい張力を付与すれば足りるような場合には、図10に示すトルクキーパ535の調整ダイヤル535cを所定の方向へ回動させる。この調整ダイヤル535cの回動によってばね座金535bが弾性変形し、本体部535aが弱く付勢されローラ軸531に伝達される回転トルクが小さくなり、記録媒体Pに付与される張力も小さくなる。
分割ローラ53によって搬送された記録媒体Pは、おもり部材63の自重によってしわがさらに除去される。
次いで、記録媒体Pは、画像形成部200内へ搬送され、従動ローラ204とニップローラ206に挟持された後、記録ヘッド201の画像形成領域まで搬送される。
記録媒体Pが画像形成領域に到達したら、キャリッジが往復移動するとともに、記録ヘッド201に送信された画像情報に基づいて所定のインクがノズルから吐出され、記録媒体Pに画像が形成される。そして、画像形成された記録媒体Pは搬送ベルト202によって、排出口bに搬送される。
以上説明したロール媒体供給装置100によれば、第二解反ローラ42が第一解反ローラ41よりも摩擦係数が大きく且つ径が大きく形成されているので、原反ロール3から記録媒体Pが引っ張られるようにして解反されるので、記録媒体Pのしわを除去することができ、常時安定した画像形成を行うことができる。
また、端部検出センサ7によって記録媒体Pの端部の位置が検出され、検出された端部の位置に基づいて、端部を揃えるように解反機構部10の駆動が制御されるので、記録媒体Pが斜めに搬送されることがなく、直進性を確保できる。
また、弛み量検出センサ8によって記録媒体Pの弛み量が検出され、検出された弛み量
に基づいて所定の弛み量になるように記録媒体送り出しローラ51、52の駆動が制御されるので、しわの発生をより効率的に防止することができる。
また、記録媒体送り出しローラ51、52、分割ローラ53a近傍におもり部材61〜63を備えているので、その自重によって記録媒体Pに張力を付与し、しわをさらに除去することができる。
なお、おもり部材61〜63は交換可能に構成されているため、供給される記録媒体Pによって最適な重さの紙管を用いることができ、交換作業も容易である。
また、分割ローラ53aのスライド部材532は、軸方向に往復動しながら回転するので、記録媒体Pの幅方向から引っ張ってしわを除去することができる。さらに、この軸方向への往復動の移動量は調整可能であるので、記録媒体Pのしわの出方に合わせて的確に移動させ、しわを除去させることができる。
また、分割ローラ53aのローラ軸531の回転トルクをトルクキーパ535によって調節可能であるので、記録媒体Pの種類に応じて回転トルクを調節することによって、記録媒体Pに付与される張力を容易に調節することができる。
なお、本発明に係るロール媒体供給装置100は、上記構成に限定されるものではない。例えば、解反ローラの数は2本に限定されるものではなく、下流側のローラが摩擦係数及び径が大きくなるように構成されていればよい。
また、分割ローラ53aだけでなく記録媒体送り出しローラ51、ラ52についても、軸方向への往復動可能な構成としてもよい。
また、解反機構部10も上記構成に限定されるものではなく、解反機構部駆動部10aの駆動によって記録媒体Pの端部が揃うように構成されていればよい。
本発明に係るロール媒体供給装置を備える画像形成装置の構成を示す模式図である。 ロール媒体供給装置の斜視図である。 原反ロール解反手段を正面から見た断面図である。 原反ロール解反手段の斜視図である。 トルクキーパの分解斜視図である。 フレキシブル部材からなるおもり部材を示す図である。 分割ローラの構造を示す斜視図である。 端部検出手段を示す概略斜視図である。 制御部の構成を示す図である。 分割ローラに設けているトルクキーパを示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 装置本体
3 原反ロール
4 原反ロール解反手段
5 記録媒体送り出し手段
7 端部検出センサ(端部検出手段)
8 弛み検出センサ(弛み検出手段)
10 解反機構部
10a 解反機構部駆動部(解反機構部駆動手段)
41 第一解反ローラ
42 第二解反ローラ
51、52、53 記録媒体送り出しローラ
53a 分割ローラ
61、62、63 おもり部材
100 記録媒体供給装置
200 画像形成装置
300 制御部

Claims (7)

  1. 記録媒体が巻回された原反ロールを支持し、前記記録媒体を解反する原反ロール解反手段と、原反ロールから解反された前記記録媒体を送り出す記録媒体送り出し手段と、前記記録媒体送り出し手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流に配設された複数の記録媒体送り出しローラと、前記記録媒体送り出しローラを回転駆動させる駆動手段と、前記複数の記録媒体送り出しローラ間にて記録媒体が送り出されたときに生じる前記記録媒体の所定の弛みを検出する弛み量検知手段と、前記記録媒体送り出しローラ間に配置し、記録媒体に所定のテンションを付与するおもり部材を有し、
    前記記録媒体に画像形成を行う画像形成装置に、前記記録媒体を供給する記録媒体供給装置において、
    前記原反ロール解反手段は、前記原反ロールの巻芯の中を通る軸部材と、巻芯と軸部材とを固定する固定部材と、前記軸部材の両端を軸支する軸受板と、を設け、
    前記軸部材の一方の端部には、前記原反ロールの巻芯内を通った軸部材の回転トルクを調整可能な回転トルク保持手段を有し、
    前記おもり部材は、前記記録媒体の弛み形状に合わせて形状が変化するフレキシブル部材からなることを特徴とするロール媒体供給装置。
  2. 前記記録媒体送り出し手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流側に配設され、解反された前記記録媒体の幅方向端部の位置を検出する端部検出手段と、前記原反ロール解反手段を、前記記録媒体の搬送方向と直交する方向へ移動させる駆動手段と、
    前記端部検出手段によって検出された前記記録媒体の端部の位置情報に基づいて、前記駆動手段を制御する制御手段を備え、送り出された記録媒体の端部揃えを行うことを特徴とする請求項1に記載のロール媒体供給装置。
  3. 前記記録媒体送り出し手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流に配設された複数の前記記録媒体送り出しローラのうち、最下流の送り出しローラは表面が軸方向に複数に分割された分割ローラからなり、前記最下流の送り出しローラが1回転する間に、前記分割ローラが軸方向に往復動する機構を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のロール媒体供給装置。
  4. 前記記録媒体が前記最下流の送り出しローラと離間するときの離間部の高さ位置は、前記記録媒体が前記画像形成装置が有する記録媒体搬送手段へ進入する進入部の高さ位置よりも高いことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のロール媒体供給装置。
  5. 前記原反ロール解反手段によって解反された前記記録媒体を送り出す複数の記録媒体送り出しローラと、これを駆動させる駆動手段と、前記弛み量検知手段によって検出された前記記録媒体の弛み量に基づいて、前記記録媒体送り出しローラ駆動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のロール媒体供給装置。
  6. 前記原反ロール解反手段よりも前記記録媒体の搬送方向下流に配設された複数の前記記録媒体送り出しローラのうち、少なくとも一つの前記記録媒体送り出しローラの表面を、着脱可能なカバー部材で覆うことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のロール媒体供給装置。
  7. 複数個の前記原反ロール解反手段が取り付け可能であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のロール媒体供給装置。
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