JP4731620B2 - 乾燥機 - Google Patents
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Description
サニタリ空間を清潔に保つためには、サニタリ空間の換気及び清掃が不可欠である。しかしながら、サニタリ空間内の狭い場所、及び高い場所等(例えば洗濯乾燥機と壁との間の空隙、及び天井等)の換気又は清掃を、洗濯乾燥機の使用者が日常的に行なうことは困難である。
更にまた、ドラム式洗濯乾燥機は、イオン発生器が発生させた正負イオンをドラム内部へ供給するための送風機(以下、機内用送風機という)を備える。機内用送風機が送風することによって、正負イオンを含む空気が、ドラム内部へ送風される。
特に、特許文献1に記載のドラム式洗濯乾燥機は、そもそも循環用送風機と機内用送風機とを備えているため、更に機外用送風機を追加することは非現実的である。
以上のことから、循環用送風機、機内用送風機、及び機外用送風機夫々の機能を、1台の送風機で兼用した洗濯乾燥機が望まれている。
更に本発明に係る乾燥機は、前記第1の開閉部は、基端部が前記連結部分の前記循環路における下流側縁部に支持され、前記連結部分を閉塞する位置と前記循環路を塞ぐ位置との間を回動可能であり、前記制御部は、前記第1の開閉部が前記循環路と前記送風路の他端部との連結部分を開き、前記第2の開閉部が前記通気口を開放する場合に、前記第1の開閉部が前記循環路を部分的に閉塞するように制御することを特徴とする。
循環路の中途に備えられている送風機が循環路の内部の空気を送風することによって、この空気が循環路の内部で循環する。循環路の中途に備えられているイオン発生器が発生させたイオンは、循環路の内部の空気へ放出され、加熱器がイオンを含む空気を加熱する。従って、送風機、イオン発生器及び加熱器が作動している場合には、イオンを含む高温の空気が循環路の内部で循環する。この結果、収容部の内部から吸い出された空気へイオンが放出され、加熱器で加熱されたイオンを含む高温の空気が収容部の内部へ吹き入れられることが繰り返される。このとき、収容部に収容された洗濯物が乾燥する。
循環路と送風路とを遮断しており、且つ、通気口が閉塞されている場合には、循環路の閉鎖性は保たれる。何故ならば、循環路の内部と外部との通気が禁止されるからである。
送風路の一端部は機外に向けて開口し、加熱器は循環路と送風路の他端部との連結箇所より下流側に位置している。このため、循環路と送風路の他端部とが連通し、通気口が開放されている場合には、循環路を循環している空気、即ち、イオン発生器が発生させたイオンを含む空気は、循環路と送風路の他端部との連結箇所より下流側に位置している加熱器で加熱されず、送風路の他端部を経て一端部から機外へ送風される。この結果、乾燥機から、乾燥機が設置されている空間(即ちサニタリ空間)へ、イオンを含む低温の空気が送風される。
従って、送風機は、空気を循環させる機能と、イオンを含む低温の空気を乾燥機の内外へ送風する機能とを発揮する。
仮に、イオンを含む空気を機外へ送風する場合にも通気口が閉塞されたままであるか、又は通気口が存在しない場合、循環路の内部の気圧が低下することによって、送風機による正常な送風が困難になる(例えば、機外から空気が送風路を逆流してくる虞がある)。
ただし、乾燥機からサニタリ空間へ送風される空気にはイオンが含まれており、空気中へ放出されたイオンが菌類及びウィルス等を死滅又は不活性化させるため、サニタリ空間で菌類及びウィルス等が繁殖することを抑制することができる。また、空気中へ放出されたイオンが臭い物質を分解するため、サニタリ空間でいわゆる湿気臭がすることを抑制することができる。即ち、サニタリ空間の湿度が上昇しても、格別の問題は生じない。
一般に、筐体内部は開空間状であるため、サニタリ空間と同様に、湿度が高くなりがちである。しかも、筐体内部の換気は困難である。仮に、高湿度のまま放置しておくと、筐体内部が菌類及びウィルス等の温床になり、筐体に湿気臭が充満する虞がある。
この結果、筐体内部の湿度が低下するため、筐体内部で菌類及びウィルス等が繁殖することを抑制することができ、筐体内部の湿気臭を軽減することができる。
更に、サニタリ空間の換気は、筐体内部の換気に比べて容易である。このため、機内の空気を機外へ送風することによってサニタリ空間の湿度が過剰に上昇した場合には、乾燥機の使用者がサニタリ空間の換気を行なえば、格別の問題は生じない。
制御部は、第1の開閉部の開閉を制御することによって、循環路と送風路とを連通させ(又は遮断し)、第2の開閉部の開閉を制御することによって、通気口を開放(又は閉塞)する。このとき、循環路の内部と外部との通気が許可(又は禁止)される。従って、機内の空気を機外へ送風する(又は送風しない)場合に、使用者が第1及び第2の開閉部を手動で開ける(又は閉める)必要はない。即ち、使用者の利便性を向上させることができる。
更に、本発明にあっては、第1の開閉部が循環路と送風路とを連通させ、第2の開閉部が通気口を開放する場合に、第1の開閉部が循環路を部分的に閉塞する(即ち、完全には塞がない)ので、イオンを含み、加熱器で加熱されていない低温の空気を送風路を通して機外に送風するとともに、イオンを含む空気を循環路と送風路との連結部分より下流側の循環路へ送風し、加熱器で加熱されて高温となった空気を循環路を通して収容部の内部へ送風することができる。
また、本発明の乾燥機は、循環用送風機、機内用送風機、及び機外用送風機夫々の機能を、1台の送風機で兼用することができる。従って、2台又は3台の送風機を備える乾燥機と比べて、乾燥機の小型化及びコストダウンを図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る乾燥機としての洗濯乾燥機1が洗濯物L,L,…を乾燥させている状態を説明する模式的な縦断面図である。一方、図2は、洗濯乾燥機1が洗濯物L,L,…を乾燥させつつ正負イオンを含む空気を機外へ送風している状態を説明する模式的な縦断面図である。図1及び図2夫々は、洗濯乾燥機1の要部構成を模式的に示す縦断面図でもある。図1及び図2夫々に示す矢符は、空気の送風方向を表わしている。
洗濯乾燥機1は、屋内のサニタリ空間に設置される。
洗濯工程において、洗濯物L,L,…は、水道水と洗剤とで洗われ、水道水で濯がれる。洗濯に用いられる水道水を、以下では、洗濯用水ということもある。
第1乾燥工程及び第2乾燥工程の両方において、洗濯物L,L,…は、正負イオンを含む高温の空気が吹き付けられることによって、乾燥する。このとき、正負イオンによる消臭及び除菌も行なわれる。
なお、屋外のサニタリ空間に洗濯乾燥機1が設置されている場合、洗濯乾燥機1の使用者が洗濯乾燥機1の操作パネルを操作することによって、第2乾燥工程を実行しない設定に変更することが可能であってもよい。
洗濯乾燥機1は筐体6を備え、筐体6には、制御部10、収容部2、循環路3、集塵フィルタ40、送風機41、イオン発生器42、加熱器43、吸気用フラップ44、排気用フラップ45、及び送風路5が内蔵されている。筐体6は、下側が開放されており、循環路3及び後述する水槽21に比べて、機密性が低い。
制御部10は、洗濯乾燥機1の制御中枢である。
筐体6の前壁6cには、洗濯物L,L,…を筐体6の内部へ投入し、また、筐体6の内部から洗濯物L,L,…を取り出すための投入口61が形成されており、投入口61は、外扉60によって開閉自在に閉塞される。洗濯工程、第1乾燥工程、及び第2乾燥工程夫々の実行中には、投入口61は外扉60によって閉塞されている。
水槽21及びドラム22夫々は、開口部を投入口61側に向け、底壁を筐体6の後壁6d側に向け、開口部が高く、底壁が低い傾斜姿勢で、筐体6の中央部に配設されている。
水槽21は、筐体6にバネ及び支持脚によって弾性的に固定支持されている。水槽21の開口部は、内扉20によって開閉自在に閉塞される。洗濯工程、第1乾燥工程、及び第2乾燥工程夫々の実行中には、水槽21の開口部は内扉20によって閉塞されている。
水槽21の底壁下部には、常に開放されている排気口212が形成されており、排気口212を、後述する冷却ダクト31側から供給された水が通過する。
水槽21の周壁最下部には、図示しない排水口が形成されており、排水口は、洗濯工程の実行中には閉塞されて、水槽21内に洗濯水を溜め、第1乾燥工程及び第2乾燥工程夫々の実行中には開放されて、冷却ダクトから供給された水を排水する。排水口から排水さ
れた水は、例えば下水道へ送られる。
ドラム22は、水槽21の内部に収容されており、開放された投入口61と開放された水槽21の開口部とを通して投入された洗濯物L,L,…を収容する。
ドラム22の底壁の中心位置には、ドラム回転機構23の回転軸部の先端部分が連結されている。このため、ドラム回転機構23が作動することによって、ドラム22は周方向に回転する。このとき、ドラム22に収容されている洗濯物L,L,…は、例えばドラム22の周壁の回転に伴って下側から上側へ移動し、自重によって上側から下側へ落下することを繰り返し、洗濯物L,L,…は攪拌され、洗濯、乾燥を行なう。
連結ダクト30は、水槽21の排気口212と、冷却ダクト31の上流側開口部とを連結している。この結果、水槽21と冷却ダクト31とが連通される。
冷却ダクト31へは、通水口212及び連結ダクト30を通して、水槽21内部の洗濯用水又は空気が流入する。特に、洗濯物L,L,…の洗濯中には、洗濯用水のみならず、洗剤の泡も流入する。しかしながら、水槽21の通水口212と冷却ダクト31の下流側開口部との高低差により、冷却ダクト31に流入した洗濯用水又は泡が冷却ダクト31を通過して、更に下流側へ無用に浸入する不都合が抑制されている。
1とが連通している。
吸気口3a及び排気口3bは、制御部10が、吸気用フラップ44及び排気用フラップ45夫々の開閉を切り替える(具体的には、吸気用フラップ44及び排気用フラップ45夫々の姿勢を変更する)ことによって、開閉される。
また、少なくとも第2乾燥工程を実行している間、吸気口3a及び排気口3bは開放される(図2参照)。このとき、吸気用フラップ44は、通風ダクト33に対する直交姿勢で、通風ダクト33の外部に配されている。一方、排気用フラップ45は、通風ダクト33に対する傾斜姿勢で、通風ダクト33の内部に配されている。この結果、排気用フラップ45は通風ダクト33を部分的に閉塞するが、完全に閉塞することはない。排気用フラップ45の傾斜角度は、排気口3bを閉塞している状態を基準とすると、90°未満(例えば45°)であればよい。また、傾斜角度にて開くことにより、スムーズに空気を導くことができ、ロスなくイオンを含んだ空気を機外に排出できる。
なお、吸気口3a及び排気口3bを開閉する部材は、フラップに限定されるものではなく、例えば、シャッタであってもよい。ただし、吸気用フラップ44及び排気用フラップ45夫々は、後述するように、空気を案内する機能も有するため、空気を効率よく吸入及び排出することができる。
天壁6bには図示しない開閉扉が設けてあり、開閉扉を開けた状態で、異物が付着した集塵フィルタ40が通風ダクト33から取り外され、その後、新品又は清掃後の集塵フィルタ40が通風ダクト33に取り付けられてから、開閉扉が閉められる。
仮に、集塵フィルタ40が通風ダクト33の最上流位置に配されていない場合、送風機41に到達した異物は、送風機41に絡みついたり送風機41を詰まらせたりすることに
よって送風機41の送風能力を低下させる。イオン発生器42に到達した異物は、プラズマ放電によって加熱されて異臭又は火炎等を発生させるか、又は、イオンの発生を阻害する。加熱器43に到達した異物は、加熱されて異臭又は火炎等を発生させる。供給口211に到達した異物は、供給口211を詰まらることによって、ドラム22の内部への空気の吹き入れを阻害する。
加熱器43が通風ダクト33の最下流位置に配されている理由は、高温の空気が、集塵フィルタ40、送風機41、又はイオン発生器42を変形させたり故障させたりすることを抑制するためである。
送風路5の上流側開口部(又は下流側開口部)は、本発明の実施の形態における送風路の一側部(又は他側部)として機能し、排気口3bは、本発明の実施の形態における循環路と送風路の他端部との連結部分として機能し、排気用フラップ45は、本発明の実施の形態における第1の開閉部として機能する。
なお、送風路5の中途に集塵フィルタが配されていてもよい。この場合、機外へ送風される空気を、より埃が少ない清潔な空気とすることができる。
洗濯工程の終了後、洗濯乾燥機1は、第1乾燥工程へ移行する。
第1乾燥工程では、ドラム回転機構23、送風機41、イオン発生器42、及び加熱器43夫々が作動する。また、冷却ダクト31に水道水が供給される。更に、吸気用フラップ44及び排気用フラップ45によって、吸気口3a及び排気口3bは閉塞される。
低湿で高温の空気は、供給口211を通して、ドラム22の内部へ吹き入れられる。
吹き入れられた高温の空気は、攪拌されている洗濯物L,L,…に接触し、また、ドラ
ム22内部の温度を上昇させる。この結果、洗濯物L,L,…に含まれている水分は速やかに蒸発する。
蒸発した水蒸気は、水槽21内部の空気に含まれる。つまり、吹き入れられた低湿の空気は、吸湿することによって高湿の空気となる。
吸い出された高湿で高温の空気は、連結ダクト30を通して、冷却ダクト31へ送風される。
冷却ダクト31へ送風された高湿で高温の空気は、冷却ダクト31を通過する間に冷却され、空気中の水分が凝縮し結露することにより過飽和な水分が除去された飽和状態の湿度の低温の空気となる。低温の空気は、冷却ダクト31から連通ダクト32を通って、通風ダクト33へ送風される。
第1乾燥工程の終了後、洗濯乾燥機1は、第2乾燥工程へ移行する。第1乾燥工程が終了するタイミングとは、洗濯物L,L,…がほとんど乾燥したタイミングである。洗濯物L,L,…の乾き具合は、例えば、水槽21の内部に設置してある図示しない湿度センサが検出した湿度に基づいて、制御部10が判定する。水槽21の内部の湿度が所定湿度以下に達した場合、洗濯物L,L,…はほとんど乾燥した、と看做せる。
ただし、第2乾燥工程における送風機41の回転速度は、必要な量の空気を機内で循環させるのみならず、十分な量の空気を機外へ送風することができるだけの送風量を確保する必要があるから、第1乾燥工程における送風機41の回転速度より増加させてもよい。
更に、吸気用フラップ44及び排気用フラップ45の姿勢が変更されるによって、吸気口3a及び排気口3bは開放される。
なお、第2乾燥工程においては、機内を冷却するために、加熱器43は作動を停止していてもよい。
送風機41は、自身の上流側の空気を吸入する。また、循環路3を循環している空気の一部が、後述するようにして機外へ送風されることによって、循環路3の内部の気圧が低下する。以上の結果、循環路3の外部、具体的には筐体6の内部の空気が、吸気用フラップ44に案内されて、開放された吸気口3aを通し、通風ダクト33の内部へ吸入され、更に、送風機41の下流側へ排出される。このため、循環路3の内部の気圧が過剰に低下することはない。
排気口3bは、イオン発生器42と加熱器43との間に配されているため、送風口5aから機外へ送風される空気には、多量の正負イオンが含まれている。また、機外へ送風された空気の温度は低温である。しかも、機外へ送風された空気の湿度は、機外の湿度より高い。何故ならば、機外へ送風される空気には、機内の湿気(例えば洗濯物L,L,…から蒸発した水蒸気の内、冷却ダクト31で除湿されずに、空気中に残留していた分)が含まれているからである。
ところで、仮に、排気口3bがイオン発生器42の上流側に配されている場合、機外へ送風された空気には、少量のイオンしか含まれていない。従って、サニタリ空間の消臭及び除菌が十分に行なわれない虞がある。
また、仮に、排気口3bが加熱器43の下流側に配されている場合、機外へ送風された空気は高温である。このため、サニタリ空間の温度が無用に上昇したり、洗濯乾燥機1の使用者が火傷をしたりする虞がある。
洗濯物L,L,…が完全に乾燥した場合、第2乾燥工程は終了する。このとき、ドラム回転機構23、送風機41、イオン発生器42、及び加熱器43夫々は作動を停止する。また、冷却ダクト31に対する水道水の供給が停止する。
吸気口3a及び排気口3bは開放されたままでもよいが、遅くとも、新たな第2乾燥工程が実行される場合に、吸気用フラップ44及び排気用フラップ45によって、閉塞される。
第2乾燥工程の終了後、使用者は、外扉60及び内扉20を開けて、ドラム22の内部から、洗濯物L,L,…を取り出す。
以上の結果、使用者は清潔な洗濯物L,L,…を得ることができる。しかも、洗濯乾燥機1及びサニタリ空間を、頻繁に清掃又は換気せずとも、清潔に保つことができる。
なお、洗濯乾燥機1は、正負イオンではなく負イオンを含む空気を機外へ送風する構成でもよい。この場合、サニタリ空間の消臭及び除菌よりも、サニタリ空間におけるリラクゼーション効果が優先される。
なお、機外へ正負イオンを送風するための特別コースを設けてもよい。使用者は所望するときにサニタリ空間の消臭及び除菌を行うことができる。例えば、特に臭いの気になるものを部屋に干していたりする場合の消臭に利用することが可能である。
また、本発明の効果がある限りにおいて、洗濯乾燥機1に、実施の形態に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
10 制御部
2 収容部
3 循環路
3a 吸気口(通気口)
3b 排気口(連結部分)
41 送風機
42 イオン発生器
44 吸気用フラップ(第2の開閉部)
45 排気用フラップ(第1の開閉部)
5 送風路
6 筐体
L 洗濯物
Claims (4)
- 洗濯物を収容する収容部と、
該収容部の内部から空気を吸い出して前記収容部の内部へ吹き入れるための送風機と、
該送風機がその中途に配してあり、前記収容部に対して空気を循環させるための循環路と、
該循環路の中途に配されているイオン発生器と、
該循環路の中途に配されている加熱器と
を備え、前記収容部に収容された洗濯物を乾燥させる乾燥機において、
一端部が機外に向けて開口しており、他端部が前記循環路の前記送風機及びイオン発生器より下流側箇所に連通(又は遮断)可能に連結される送風路と、
前記循環路の前記送風機及びイオン発生器より上流側に形成されており、前記送風路の他端部が前記循環路に連通(又は遮断)される場合に前記循環路の内部と外部との通気を許可(又は禁止)すべく開放(又は閉塞)される通気口とを備え、
前記加熱器は、前記循環路と前記送風路の他端部との連結箇所より下流側に位置していることを特徴とする乾燥機。 - 前記収容部を内蔵している筐体を更に備え、
前記通気口は、前記筐体の内部に向けて開口していることを特徴とする請求項1に記載の乾燥機。 - 前記循環路と前記送風路の他端部との連結部分を開閉する第1の開閉部と、
前記通気口を開閉する第2の開閉部と、
前記第1及び第2の開閉部の開閉を制御する制御部と
を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥機。 - 前記第1の開閉部は、基端部が前記連結部分の前記循環路における下流側縁部に支持され、前記連結部分を閉塞する位置と前記循環路を塞ぐ位置との間を回動可能であり、
前記制御部は、前記第1の開閉部が前記連結部分を開き、前記第2の開閉部が前記通気口を開放する場合に、前記第1の開閉部が前記循環路を部分的に閉塞するように制御することを特徴とする請求項3に記載の乾燥機。
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2010
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