JP4731346B2 - 被洗浄シートの洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents

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本発明は自動車生産工場等における部品の管理に用いるカンバンの代替となる書き消し自在の可逆性感熱紙のような薄肉の被洗浄シートの洗浄を行うのに適した被洗浄シートの洗浄方法および洗浄装置に関するものである。
自動車生産工場等において部品の管理に用いるカンバンは、バーコードを印刷したシールが貼付されているが、時間とともにオイル等により汚損されて貼付されたバーコードがバーコードリーダにより読み込みができなくなり、このためカンバンは時々洗浄する必要があった。このようなカンバン類の洗浄はカンバン搬入側と搬出側に洗浄ローラの送り速度より遅い一対の送りローラを設けて行っている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、送りローラの回転数を遅くすることにより洗浄を行う場合、強度のあるカンバンであれば何ら支障は生じないが、可逆性感熱紙のように薄肉の被洗浄シートに適用すれば送りローラと洗浄ローラの送り速度の違いにより被洗浄シートに皺寄りを発生させたり、切損や摩耗を生じさるため長期間耐用できなくなるという問題がある。
実願昭63−39484号公報
本発明は、可逆性感熱紙のように薄肉の被洗浄シートを洗浄する場合であっても、被洗浄シートが皺寄ったり摩耗することなく的確に洗浄することができる被洗浄シートの洗浄方法および洗浄装置を提供することを目的とするものである。
前記のような課題を解決した本発明は、いずれか一方を駆動させると他方が従動するよう上下に対向して配置してある押圧ローラと受ローラとよりなる洗浄ローラ対間に被洗浄シートを送り込んでこの洗浄ローラ対間を通過する間にローラに付着させた洗浄液により被洗浄シートの汚れを除去するようにした被洗浄シートの洗浄方法において、洗浄ローラ対への洗浄液付着を洗浄液塗布ローラにより行なうとともに、駆動側のローラの回転方向を被洗浄シートの送り出し方向と同方向として、従動側のローラの回転を洗浄ローラ対間に被洗浄シートが送り込まれたときに生じるトルク変動に基づき強制的に止め、駆動側のローラにより送り出される被洗浄シートの汚れを回転が止められた従動側のローラにより拭洗することを特徴とする被洗浄シートの洗浄方法と、いずれか一方を駆動させると他方が従動するよう上下に対向して配置してある押圧ローラと受ローラとよりなる洗浄ローラ対と、この洗浄ローラ対の押圧ローラと受ローラとの間に送出部から送られる被洗浄シートを送り込むシート送り込み手段と、前記した押圧ローラと受ローラのいずれか一方または双方のローラ面に洗浄液を付着させる洗浄液塗布ローラと、前記した押圧ローラと受ローラのうち駆動側のローラの回転方向を被洗浄シートの送り出し方向と同方向として、洗浄ローラ対間に被洗浄シートが送り込まれたときに生じるトルク変動を検知してこれに基づき従動側のローラの回転を強制的に止めるローラ停止手段とを具備することを特徴とする被洗浄シートの洗浄装置とを基本とする。なお、前記した被洗浄シートの洗浄装置における洗浄ローラ対として、従動側のローラを上側としたものと、従動側のローラを下側としたものものとの2種が一連のローラ群中に組み込んで、これら2種の洗浄ローラ対を通過する間に両洗浄ローラ対の従動側のローラにより被洗浄シートの表裏両面の汚れを除去できるようにしたり、ローラ停止手段として、被洗浄シートの厚みに基づくトルク変動により作動されるトルクリミッタとすることは設計上好ましい。
本発明は、洗浄液が塗布された押圧ローラと受ローラとよりなる洗浄ローラ対間に可逆性感熱紙などの被洗浄シートが送り込まれることにより押圧ローラと受ローラのうち駆動側のローラの回転は継続されるが、従動側のローラの回転は停止手段により停止され、駆動側のローラの回転によって搬送される被洗浄シートを回転が停止された従動側のローラによって拭き取り洗浄することにより、過度な力を加えることなく拭き取り洗浄が行われるので、被洗浄シートが薄肉であっても皺寄りや切損あるいは摩耗を抑えた洗浄ができ、長期間にわたり可逆性感熱紙などの被洗浄シートを再利用することができる。しかも、洗浄液が塗布される駆動側のローラにより被洗浄シートを搬送する際、駆動側のローラによっても被洗浄シートの裏面の洗浄も同時に行われることとなる。また、洗浄ローラ対が被洗浄シートの表面の洗浄を行うものと裏面の洗浄を行うものとからなるものとすることにより、被洗浄シートの裏面も確実に拭き取り洗浄でき、裏面の汚れも的確に洗浄できるものとなり、さらに、ローラ停止手段を可逆性感熱紙の厚みに基づくトルク変動により作動されるトルクリミッタとすることにより、電子制御機器を組み込むことなく可逆性感熱紙の進入を検知して従動側ローラを停止させることができるので、装置を安価に提供できるものとなるうえに電子制御機器の保守点検が不要となりランニングコストを低減することができるし、洗浄液による電子制御機器の電気的なトラブルの発生も抑制できるので長期耐用できるものとなる。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明においては全て被洗浄シートの代表例である可逆性感熱紙の場合について説明している。 図1において1はケース本体である。このケース本体1には洗浄する可逆性感熱紙の送出部2に続いて洗浄液付着手段3が設けられている。4はケース本体1の背面に取り付けられる洗浄・乾燥済みの可逆性感熱紙を受ける排出トレイであり、5は洗浄液付着手段3を覆う開閉自在なメンテナンス用カバーである。
前記送出部2は、多数枚の可逆性感熱紙を上から一枚ずつ順次切り出して洗浄液付着手段3に送り出すもので、可逆性感熱紙の収納トレイ6と可逆性感熱紙を一枚ずつ切り出す切出しローラ7と、可逆性感熱紙の送り込み枚数を規制するゲート50と、可逆性感熱紙に付着する金属紛類を吸着する吸着手段55とからなる。また、前記収納トレイ6は基部が枢着されて先方部を揺動自在とするもので、トレイ揺動機構8により収納トレイ6の先方部が揺動されて収納されている可逆性感熱紙を切出しローラ7に接触させるようになっている。
また、前記ゲート50は上部にばねとねじにより構成されるアジャスタ部51を設けており、該アジャスタ部51により可逆性感熱紙の厚みに応じてゲート間隙を微調整し、可逆性感熱紙を確実に捌いて可逆性感熱紙が洗浄液付着手段3に複数枚供給されることがないようにしている。
さらに、前記吸着手段55はゲート間の上下に配置される磁石により可逆性感熱紙の表裏に付着する金属紛類を吸着除去し、洗浄液付着手段3などのローラ群に金属紛が付着してローラ群や可逆性感熱紙を傷付けることがないようにしている。
また、洗浄液付着手段3は可逆性感熱紙の表面と裏面の洗浄と拭き取り処理を行うもので、可逆性感熱紙の表面と裏面を洗浄する洗浄ローラ機構10と、この洗浄ローラ機構10に洗浄液を塗布する洗浄液塗布機構35と、洗浄後、可逆性感熱紙の表裏に付着する洗浄液を拭い取る拭取りローラ機構40とからなる。
以下、前記トレイ揺動機構8を詳細に説明する。
9はトレイ揺動機構8の駆動モータであり、この駆動モータ9には駆動歯車9aが取り付けられている。9bは駆動歯車9aと噛合する歯車であり、歯車9bには収納トレイ6の底面に当接される偏心カム9cが設けられている。
前記トレイ揺動機構8の動作は、偏心カム9cの回転に従って、基部をケース本体1に枢着された収納トレイ6の先方部は揺動運動を繰り返す。この揺動運動により収納トレイ6内に収納されている可逆性感熱紙の上面は回転されている切出しローラ7に接触して1枚づつ間歇的に切り出されることとなる。
以下、前記洗浄ローラ機構10を詳細に説明する。
11は切出しローラ7により切り出されて送り込まれた可逆性感熱紙を、洗浄ローラ対12、13間に送り込む上下の駆動ローラ対よりなるシート送り込み手段であり、該シート送り込み手段11の駆動ローラ対は押圧ローラと受ローラとからなる。また、洗浄ローラ対12は可逆性感熱紙の裏面を洗浄するものであり、上側の駆動側のローラ12bと下側の停止自在な従動側のローラ12aとよりなり、従動側のローラ12aを受ローラとし、駆動側のローラ12bを押圧ローラとしている。また、洗浄ローラ対13は可逆性感熱紙の表面を洗浄するもので、停止自在な上側の従動側のローラ13aと下側の駆動側のローラ13bとよりなり、従動側のローラ13aを押圧ローラとし、駆動側のローラ13bを受ローラとしており、これらの洗浄ローラ対13を並設させたものとしている。なお、洗浄ローラ対12は汚れの少ない裏側を洗浄するもため一つとしているが、汚れが激しい場合には複数並設するものとしても良いことは勿論である。また、洗浄ローラ対13は汚れの多い表面を洗浄するため並設したものとしているが、汚れが少ない場合には一つでもよく、汚れが激しい場合には、複数並設するものとしても良いことは勿論である。
15は洗浄ローラ機構10を駆動する歯車伝達機構であり、16はシート送り込み手段11である駆動ローラ対、洗浄ローラ対12、13の各押圧ローラを対向する各受ローラに所定圧で圧接させるばね等よりなる押圧手段である。該押圧手段16はローラ取付部材17の突子17aに上部を係止させたばねによってローラ取付部材17の長孔17bにスライド自在に支持される各押圧ローラの軸を付勢して対をなす各受ローラに対して所定の押圧力で圧接させるものである。18は従動側のローラ12a、13aを強制的に停止させるローラ停止手段であり、このローラ停止手段18はトルクリミッタよりなるものとしているが、可逆性感熱紙の検出機構と電磁クラッチを組み合わせた機構を用いても良いことは勿論であり、要は、可逆性感熱紙が介入されることにより従動側のローラ12a、13aの回転が停止されるものであればよい。
前記洗浄ローラ機構10の動作は、可逆性感熱紙が洗浄ローラ対12、13間に進入すると可逆性感熱紙の厚みによりトルクが変動し、ローラ停止手段18としてのトルクリミッタが作動して洗浄ローラ対12、13の下側・従動側のローラ12aと上側・従動側のローラ13aの回転を停止させる。ローラ停止手段18により従動側のローラ12a、13aは停止されるが、上側・駆動側のローラ12bと下側・駆動側のローラ13bは回転を継続するので可逆性感熱紙は搬送されてその表面と裏面を洗浄液が塗布された従動側のローラ12a、13aにより汚れが拭い取られる。また、後記する洗浄液塗布機構35により洗浄液が直接塗布される下側・従動側のローラ12bと下側・駆動側ローラ13bを介して上側・駆動側のローラ12bと上側・従動側ローラ13aに洗浄液が塗布されるので、駆動側のローラ12bと従動側のローラ13aと回転接触する可逆性感熱紙の裏面も補助的な洗浄が行われることとなる。
以下、前記歯車伝達機構15を詳細に説明する。
20は駆動モータ9のスプロケット9dとチェーンで連繋されるスプロケットであり、このスプロケット20には歯車20aが設けられている。21は歯車20aと噛合して駆動される歯車機構であり、該歯車機構21は前述の駆動ローラ11軸にキー止めされて相互に噛合する上・下歯車22と、洗浄ローラ対12の従動側のローラ12a軸に空転自在に取り付けられる歯車23と、洗浄ローラ対13の各駆動側のローラ13b軸と拭き取りローラ機構40の駆動ローラ41軸にキー止めされて取り付けられる各歯車24と、前記下歯車22と歯車23および歯車20aと噛合される中間歯車26と、歯車23と歯車24および各歯車24に噛合される多数の中間歯車27とからなるものである。また、25は歯車機構21に組み込まれる伝達ベルトであり、該伝達ベルト25は歯車機構21により駆動される上部側の駆動ローラ11の回転をローラ12bに伝達するもので、上部側の駆動ローラ11軸と駆動側のローラ12b軸にはタイミングベルトを掛け止める歯が形成されている。
歯車伝達機構15の動作は、図4に示されるように、駆動モータ9のスプロケット9dと連繋されるスプロケット20の回転により歯車20aは回転し、該歯車20aと噛合する歯車機構21も駆動される。そして、歯車機構21の中間歯車26は時計回り方向に回転して下歯車22を反時計回り方向に回転させるとともに、歯車23を反時計回り方向に回転させる。そして、歯車23の反時計回り方向の回転に従って中間歯車27は時計回り方向に回転し、該中間歯車27の回転は順次、隣接する歯車24、中間歯車27に伝達されてゆき、駆動側の各ローラ13b及び各駆動ローラ41を反時計回り方向に回転させる。このとき従動側のローラ12a、従動側のローラ13aは駆動側のローラ12b、13bの回転により時計回り方向に回転され、洗浄と洗浄液の塗布が行われるが、可逆性感熱紙が介入されるとローラ停止手段18としてのトルクリミッタにより従動側のローラ12a、13aは回転が停止される拭き取り洗浄を行う状態となる。
以下、洗浄液付着手段3の洗浄液塗布機構35を詳細に説明する。
36は洗浄液を貯留させた洗浄槽であり、37は洗浄槽36に浸漬される洗浄液塗布ローラである。洗浄液塗布ローラ37は、従動側のローラ12aおよび駆動側の各ローラ13bと当接して従動側のローラ12aおよび駆動側のローラ13bの洗浄および洗浄液の塗布を行うものである。そして、洗浄と洗浄液の塗布が行われた従動側のローラ12aおよび駆動側のローラ13bは駆動側のローラ12bおよび従動側のローラ13aと当接して駆動側のローラ12bおよび従動側のローラ13a群の洗浄と洗浄液の塗布を行うものである。また、38は洗浄槽36の保持ロックおよびロック解除を行うハンドル付きのカムであり、このカム38をハンドル操作により回動させてロックを解くことにより洗浄槽37は取り外されて洗浄液の補充を行うことができる。
また、拭き取りローラ機構40は洗浄ローラ機構10に続いて設けられて洗浄されて湿潤状態にある可逆性感熱紙から洗浄液を拭い取るものであり、液吸着機能を備えた上下一対の駆動ローラ41と従動ローラ42とを並設させたもので、可逆性感熱紙の進入により従動ローラ42の回転を停止させるトルクリミッタよりなるローラ停止手段18を従動ローラ42に組み込んだものである。回転が停止される従動ローラ42は洗浄液の付着が多い可逆性感熱紙の上側に両方とも配設したものとしているが、一方を下側に配設するものとしても良いことは勿論である。また、拭き取りローラ機構40においてはトルクリミッタよりなるローラ停止手段18を装着しなくても拭き取りは可能であるため、ローラ停止手段18を省いてもよいことはいうまでもない。
60はケース本体1の後部に設けられる可逆性感熱紙の乾燥室であり、該乾燥室60には送風ファン61が設けられて温風または常温の送風が行われて洗浄と拭き取りが行われて排出されてくる可逆性感熱紙に残る水分を蒸発させるものである。なお、図面では上部にのみ送風ファン61が設けられているが下部にも送風ファン61を設けて可逆性感熱紙の表裏を同時に乾燥させるものとしてもよいことは勿論であり、この場合、乾燥室60内に位置する排出トレイ4基部にはスリット等の透孔を形成して送風が可逆性感熱紙の裏面に吹き付けられるようにすることはいうまでもない。
また、シート送り込み手段11である駆動ローラ対、洗浄ローラ対12、13の各ローラ同士は長期間洗浄を行わないとき図示しない隔離手段により隔離してローラの変形を防止するものとしている。隔離手段は歯車機構21を組み込んだ下側のローラ群を洗浄液塗布機構35とともに下降させて隔離するものとしているが、上側のローラ群を上昇させて隔離するものとしてもよいことは勿論である。このように隔離することによりローラの変形が防止され、ローラの変形による可逆性感熱紙の送り不良や洗浄不良を防止することができる。
このように構成されたものは、収納トレイ6に多数枚の可逆性感熱紙を表向きに収納させたうえ電源をオンとすれば、送出部2のトレイ揺動機構8は揺動運動を開始する。そして、可逆性感熱紙を収納した収納トレイ6の先方部がトレイ揺動機構8により上昇すると、収納トレイ6内にある最上面の可逆性感熱紙は回転している切出しローラ7に接触する。この接触により可逆性感熱紙の1枚目は切り出されて洗浄液付着手段3の洗浄ローラ機構10に送り込まれることとなる。このときゲート50により可逆性感熱紙が1枚だけ送り出されるように規制するとともに、ゲート50に設けられた吸着手段55により可逆性感熱紙に付着している金属紛類を吸着除去する。
洗浄ローラ機構10内に送り込まれた可逆性感熱紙は押圧手段16により圧接されている押圧ローラと受ローラとからなる上下の駆動ローラ対のシート送り込み手段11によって、押圧手段16により圧接されている押圧ローラと受ローラよりなる洗浄ローラ対12、13間に送り込まれることとなる。押圧手段16により圧接される受ローラとしての従動側のローラ12aと駆動側のローラ13bは洗浄液塗布機構35の洗浄液塗布ローラ37と当接されているので、従動側のローラ12aと駆動側のローラ13bと圧接している駆動側のローラ12bと従動側のローラ13aは洗浄と洗浄液の塗布処理が行われる。このように洗浄液が塗布されている洗浄ローラ対12間に可逆性感熱紙が送り込まれると、ローラ停止手段18としてのトルクリミッタはトルク変動を検知して下側に位置する従動側のローラ12aの回転を停止させる。このとき上側の駆動側のローラ12bは回転を続けるので、可逆性感熱紙は搬送されて行き可逆性感熱紙の裏面は洗浄液が塗布された従動側のローラ12aにより拭き取り洗浄されることとなる。
このようにして裏面が洗浄された可逆性感熱紙は次に洗浄ローラ対13に送り込まれることとなる。そして、洗浄液が塗布されている洗浄ローラ対13間に可逆性感熱紙が送り込まれると、ローラ停止手段18としてのトルクリミッタはトルク変動を検知して上側に位置する従動側のローラ13aの回転を停止させる。このとき下側の駆動側のローラ13bは回転を続けるので、可逆性感熱紙は搬送されて行き可逆性感熱紙の表面は洗浄液が塗布された従動側のローラ13bにより拭き取り洗浄されることとなる。可逆性感熱紙の表面の洗浄処理は次段の洗浄ローラ対13によっても前記同様にして行われることとなる。
このようにして可逆性感熱紙の表裏の洗浄が完了すると、可逆性感熱紙は拭き取りローラ機構40に送り込まれることとなる。拭き取りローラ機構40に可逆性感熱紙が送り込まれると、ローラ停止手段18としてのトルクリミッタはトルク変動を検知して上側に位置する従動ローラ42の回転を停止させる。このとき下側の駆動ローラ41は回転を続けるので、可逆性感熱紙は搬送されて行き可逆性感熱紙の表面に付着している洗浄液は拭い取られることとなる。可逆性感熱紙の表面の拭い取り処理は次段の従動ローラ42と駆動ローラ41によっても行われる。このようにして洗浄液を拭い取られた可逆性感熱紙は乾燥室60に送り込まれ、乾燥室60の送風ファン61から吹出される温風または常温の送風により水分が蒸発させられ、乾燥した可逆性感熱紙は排出トレイ4に排出されることとなる。
本発明の好ましい実施の形態を示す断面図である。 同じく平面図である。 同じく洗浄ローラ機構を拡大して示す正面図である。 同じく歯車伝達機構を拡大して示す正面図である。
符号の説明
2 送出部
3 洗浄液付着手段
11 シート送り込み手段
12 洗浄ローラ対
12a 従動側のローラ
12b 駆動側のローラ
13 洗浄ローラ対
13a 従動側のローラ
13b 駆動側のローラ
18 ローラ停止手段

Claims (4)

  1. いずれか一方を駆動させると他方が従動するよう上下に対向して配置してある押圧ローラと受ローラとよりなる洗浄ローラ対間に被洗浄シートを送り込んでこの洗浄ローラ対間を通過する間にローラに付着させた洗浄液により被洗浄シートの汚れを除去するようにした被洗浄シートの洗浄方法において、洗浄ローラ対への洗浄液付着を洗浄液塗布ローラにより行なうとともに、駆動側のローラの回転方向を被洗浄シートの送り出し方向と同方向として、従動側のローラの回転を洗浄ローラ対間に被洗浄シートが送り込まれたときに生じるトルク変動に基づき強制的に止め、駆動側のローラにより送り出される被洗浄シートの汚れを回転が止められた従動側のローラにより拭洗することを特徴とする被洗浄シートの洗浄方法。
  2. いずれか一方を駆動させると他方が従動するよう上下に対向して配置してある押圧ローラと受ローラとよりなる洗浄ローラ対と、この洗浄ローラ対の押圧ローラと受ローラとの間に送出部から送られる被洗浄シートを送り込むシート送り込み手段と、前記した押圧ローラと受ローラのいずれか一方または双方のローラ面に洗浄液を付着させる洗浄液塗布ローラと、前記した押圧ローラと受ローラのうち駆動側のローラの回転方向を被洗浄シートの送り出し方向と同方向として、洗浄ローラ対間に被洗浄シートが送り込まれたときに生じるトルク変動を検知してこれに基づき従動側のローラの回転を強制的に止めるローラ停止手段とを具備することを特徴とする被洗浄シートの洗浄装置。
  3. 洗浄ローラ対として、従動側のローラを上側としたものと、従動側のローラを下側としたものものとの2種が一連のローラ群中に組み込まれていて、これら2種の洗浄ローラ対を通過する間に両洗浄ローラ対の従動側のローラにより被洗浄シートの表裏両面の汚れを除去できるようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の被洗浄シートの洗浄装置。
  4. ローラ停止手段が、被洗浄シートの厚みに基づくトルク変動により作動されるトルクリミッタであることを特徴とする請求項2または3に記載の被洗浄シートの洗浄装置。
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