JP4731296B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビデオスコープを用いて患部の検査、処置等を行う電子内視鏡装置に関し、特に、モニタに表示される被写体像の明るさを適正な明るさに調整する自動調光処理を利用した光源(ランプ)交換時期検出に関する。
電子内視鏡装置では、電子シャッタ機能、光量調整機構によって自動調光処理が可能であり、撮像素子から読み出された画像信号に基づいてモニタに表示される被写体像の輝度が検出され、被写体像の明るさを適正な明るさで維持するように、絞り、あるいは撮像素子の電荷蓄積時間(電子シャッタ速度)を調整する(特許文献1参照)。一方、照明用ランプの交換時期を知るため、ライフメータを設けてランプ使用の積算時間を計測し、あるいは、ランプ出力値を検出してランプの寿命時期を検出することが可能である(特許文献2参照)。
特開2003−305005号公報 特開2001−100109号公報
ライフメータを使用する場合、使用時間があらかじめ設定した時間を超えることでランプの交換時期と判断しているため、実際のランプ寿命時期と使用時間との差が生じ、まだ使用できる状態のランプを交換してしまう場合がある。また、ランプの光量を直接検出する構成においては、わざわざランプの光量を直接検出する機構が必要となる。
本発明の電子内視鏡装置は、撮像素子を有するビデオスコープと、ビデオスコープが接続されるプロセッサとを備え、自動調光処理機能を利用して、光源の交換時期を検出可能である。
本発明の電子内視鏡装置は、被写体を照明するための照明光を放射する光源と、照明光の光量を調整する絞りと、絞りの絞り開度を調整することにより、撮像素子から読み出される画像信号に基づいて表示される被写体像の明るさを調整する調光手段と、調光手段による自動調光処理中において、絞り開度を検出する絞り開度検出手段と、検出される絞り開度に基づいて、光源の交換時期であるか否かを検出する光源寿命検出手段と、光源交換時期であることを報知する報知手段とを備える。例えば絞り開度が過度に大きい場合、光源の寿命が近づいて照明光の光量が低下している恐れがあり、観察に支障をきたす。本願発明では、リアルタイムに計測される絞り開度に基づいて光源交換時期か否かが検知され、オペレータに報知される。
例えば、光源寿命検出手段は、絞り開度の大きい状態が一定期間続く場合、交換時期であると判断する。絞り開度の大きい状態が一定期間続いていることを検出する構成としては、例えば、光源寿命検出手段が、所定期間内において定期的に検出される一連の絞り開度のうち絞り開度の大きい割合が全体の中で相当な割合(7〜8割)を超えている場合、光源交換時期であると判断すればよい。この場合、絞り開度検出手段が、絞り開度を一定時間間隔で検出してメモリへ記憶させ、光源寿命検出手段が、一定時間間隔より長い所定時間間隔に記憶された一連の絞り開度に基づいて、光源交換時期を検出すればよい。
実際に内視鏡を使用しているときだけ光源交換時期を検出するため、ビデオスコープが内視鏡操作のため使用されているか否かを判断する使用検出手段を設けるのがよい。この場合、絞り開度検出手段は、ビデオスコープが使用されているときだけ絞り開度を検出する。また、確実に光源交換時期を判断するため、光源寿命検出手段は、複数回にわたって検出された絞り開度に基づいて、光源の交換時期を検出するのがよい。
本発明の内視鏡用光源診断装置は、照明光の光量を調整する絞りの絞り開度を調整することにより、ビデオスコープに設けられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて表示される被写体像の明るさを調整する調光手段による自動調光処理中において、絞り開度を検出し、検出される絞り開度に基づいて、光源の交換時期であるか否かを検出し、光源交換時期を報知することを特徴とする。
本発明の内視鏡用光源診断方法は、照明光の光量を調整する絞りの絞り開度を調整することにより、ビデオスコープに設けられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて表示される被写体像の明るさを調整する調光手段による自動調光処理中において、絞り開度を検出し、検出される絞り開度に基づいて、光源の交換時期であるか否かを検出し、光源交換時期を報知することを特徴とする。
本発明のプログラムは、照明光の光量を調整する絞りの絞り開度を調整することにより、ビデオスコープに設けられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて表示される被写体像の明るさを調整する調光手段による自動調光処理中において、絞り開度を検出する絞り開度検出手段と、検出される絞り開度に基づいて、光源の交換時期であるか否かを検出する光源寿命検出手段と、光源交換時期を報知する報知手段とを機能させることを特徴とする。
このように本発明によれば、特別な機構を設けることなく、適切なランプ交換時期を知ることができる。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態である電子内視鏡装置について説明する。
図1は、第1の実施形態である電子内視鏡装置のブロック図である。
電子内視鏡装置は、ビデオスコープ10とプロセッサ30とを備え、プロセッサ30には、キーボード60およびモニタ70が接続される。ビデオスコープ10は、プロセッサ30に着脱自在に接続される。
ビデオスコープ10は、CPU21、RAM23、ROM27を含むスコープコントローラ20を備え、スコープコントローラ20は、画像処理部12などへ制御信号を出力し、ビデオスコープ10の動作を制御する。また、スコープコントローラ20とプロセッサ30との間においてデータが相互通信される。ビデオスコープ10がプロセッサ30に接続されると、プロセッサ30のメイン電源からの電源供給によってビデオスコープ10が動作可能となる。ROM27には、ビデオスコープ10の動作処理に関するプログラムが格納されている。
プロセッサ30内のランプ32が点灯すると、ランプ32から放射された光は、集光レンズ(図示せず)、絞り31を介してライトガイド11の入射端11Aに入射する。ライトガイド11はランプ32の光をスコープ先端部へ伝達し、ライトガイド11を通った光は、配光レンズ(図示せず)を介してスコープ先端部から射出する。これにより、観察部位が照明される。
観察部位において反射した光は、対物レンズ13を通り、CCD14の受光面に到達する。これにより、被写体像がCCD14に形成され、被写体像に応じた画像信号が生成される。画像信号はCCD14から一定の時間間隔で読み出され、AGC(Auto Gain Control)回路16を介して画像処理部12へ送られる。CCD14からの画像信号読み出しは、画像処理部12内のCCDドライバによって制御され、ここでは、ビデオ規格としてNTSC方式に従い、1フィールド分の画像信号が1/60秒間隔で読み出される。
画像処理部12は、DSP(Digital Signal Processor)によって構成されており、ホワイトバランス調整、ガンマ補正など画像信号に対して様々な処理が施され、輝度、色差データが生成される。生成された輝度、色差データは、プロセッサ30へ送られる。
プロセッサ30の信号処理回路42では、輝度、色差データに基づいて所定のビデオ規格に従った映像信号が生成され、モニタ70へ出力される。これにより、観察画像がモニタ70に表示される。CPU47、ROM48、RAM49を含むシステムコントロール回路40は、プロセッサ30の動作を制御し、ROM48にはプロセッサ動作の制御プログラムが格納される。システムコントロール回路40からCRTC(CRT Controller)45へキャラクタコードが出力されると、文字情報などのキャラクタ情報をモニタ70へ表示するように、キャラクタ信号が所定のタイミングでCRTC45から出力される。
絞り31は、ランプ32からの照明光の光量を調整するため開閉し、駆動部35によって駆動される。自動調光処理を実行するため、システムコントロール回路40は、信号処理回路42から送られてくる輝度データに基づき、モニタ70に表示される被写体像が適正な明るさで維持されるように絞り31の開閉動作を制御する。すなわち、検出される被写体像の輝度と参照輝度との差或いは比に基づき、駆動部35へ制御信号を出力し、絞り31の絞り開度を調整する。
ビデオスコープ10のEEPROM18には、ビデオスコープ10の特性等に関するデータが格納され、プロセッサ30のEEPROM43には、後述する絞り開度の情報が格納される。第1ジャイロセンサ22、第2ジャイロセンサ24は、内視鏡操作中であることを検出するためビデオスコープ10の操作部に設けられており、互いに垂直な2方向に対してビデオスコープ(操作部)の動きによって生じる角速度を検出する。
図2は、プロセッサ30のシステムコントロール回路40によって実行されるプロセッサ動作処理を示したフローチャートである。
ステップS101では、初期設定処理が施され、変数等が初期値に設定される。ステップS102では、ビデオスコープの接続に関する処理が施され、ステップS103では、ビデオスコープとの通信処理が施される。そして、ステップS104では、キーボード操作に対する処理が施され、ステップS105では、プロセッサ30のパネルスイッチ50の操作に対する処理が施される。ステップS106では、その他の処理が施される。
図3は、図2のステップS101のサブルーチンを示した図である。
ステップS201では、CPU47のレジスタが初期設定処理され、ステップS202では、その他のIC回路のレジスタが初期設定される。そして、ステップS203では、各変数が初期設定される。
ステップS204では、絞り開度に関する配列sp[j](j=0〜9)の値がいずれも10以上である、かつ配列sp[j]の総和Σsp[j]が200以上であるか否かが判断される。配列sp[j]は、EEPROM43に格納される絞り開度情報を示すデータであり、ここでは、過去延べ10本分の接続されたビデオスコープに応じて配列sp[j](j=0〜9)が用意されており、配列sp[0]が最も前に(古く)接続されたビデオスコープに対応し、配列sp[9]が一番新しく接続されたビデオスコープに対応する。sp[j]の値域は、0〜255である。また、絞り開度は、ここでは0〜240のいずれかの整数値で表され、値の大きいほど絞り開度が大きい。なお、配列sp[j]の値の意味は後述する。
ステップS204において、配列sp[j](j=0〜9)の値がいずれも10以上であり、かつ配列sp[j]の総和Σsp[j]が200以上である場合、ランプ32の交換時期と判断され、ステップS205へ進む。ステップS205では、ランプ交換を促す文字情報をモニタ70へ表示するように、キャラクタ信号がCRTC45から出力される。
図4は、図2のステップS102のサブルーチンを示した図である。
ステップS301では、ビデオスコープ10が新たに接続されているか否かが判断される。第1の実施形態では、下部消化管、上部消化管など観察対象に応じて様々なタイプのビデオスコープがプロセッサ30へ選択的に接続される。
ステップS301において、ビデオスコープ10が新たに接続されていると判断されると、ステップS302へ進む。ステップS302では、接続されたビデオスコープ10のシリアルナンバー(登録番号)などのスコープデータがEEPROM18から読み出される。そして、ステップS303では、スコープ接続変数vsが1に設定される。スコープ接続変数vsは、ビデオスコープの接続状態を示す変数であり、ビデオスコープが接続されている場合にはvs=1、ビデオスコープが接続されていない場合にはvs=0に設定されている。そして、ステップS304では、後述する割り込み処理を実行するためタイマーが設定される。
一方、ステップS301において、ビデオスコープ10が新たに接続されていないと判断されると、ステップS305へ進み、ビデオスコープ10が新たに取り外されているか否かが判断される。ビデオスコープ10が新たに取り外されていないと判断されると、このままサブルーチンは終了する。一方、ビデオスコープ10が新たに取り外されていると判断されると、ステップS306へ進み、スコープ接続変数vsが0に設定される。要するに、新たにスコープが接続されたら、S302、S303、S304が実行され、新たにスコープが取り外されたら、S306が実行され、スコープが接続されたまま或いは接続されていないままで変化が無い時は何もしない、ということである。
図5は、図2のステップS103のサブルーチンを示した図である。
ステップS401では、ビデオスコープ10からデータが送信されてきたか否かが判断される。データがビデオスコープ10から送信されてきていないと判断された場合、このままサブルーチンは終了する。一方、データがビデオスコープ10から送信されてきたと判断された場合、ステップS402へ進み、ビデオスコープ使用判別のデータが送られてきたか否かが判断される。
ステップS402において、ビデオスコープ使用判別のデータが送られてきたと判断された場合、ステップS403へ進み、送られてきたデータが、後述する使用変数usの値として設定される。
一方、ステップS402において、ビデオスコープ使用判別以外のデータが送られてきたと判断された場合、ステップS404へ進み、送られてきたデータに応じた処理が施される。
図6は、配列のデータ更新処理を示したフローチャートであり、新たにビデオスコープが接続されてから5分間後、メインルーチンに割り込んで実行される。尚、接続されてから5分間後に行なうのは、5分間経過して初めて正規なビデオスコープの使用と認めるためである。
ステップS501では、配列sp[j+1](j=0〜8)の値がそれぞれ1つ前の配列sp[j]へシフトし、最新のビデオスコープ接続に対応する配列sp[9]の値が0に設定される。すなわち、新たにビデオスコープが接続されることにより、配列とビデオスコープとの対応関係を1つずつ順にずらす。ステップS502では、この割り込み処理を以後実行させないようにタイマーがリセットされ、以後、割り込み処理不可となる。
図7は、ビデオスコープ10の使用検出処理を示したフローチャートである。この処理は、1/60秒間隔の割り込み処理として、ビデオスコープ10のスコープコントローラ20において実行される。
ステップS601では、第1ジャイロセンサ22からの角速度データが入力される。角速度データは、0〜255を値域とし、データ値が121〜135の範囲である場合、第1ジャイロセンサ22によってビデオスコープ10が動いていないと判断される。ステップS602では、角速度データの値va1が120より大きく136より小さい値であるか否かが判断される。
ステップS602において、角速度データの値va1が120より大きく136より小さい値であると判断された場合、ステップS603へ進み、時間計測変数vc31に1が加算される。時間計測変数vc31は、第1ジャイロセンサ22が動きを検出しない時間を計測するカウンタである。そして、ステップS604では、時間計測変数vc31が1800を超えているか、すなわち動きを検出しない時間が30秒続いているか否かが判断される。
ステップS604において、時間計測変数vc31が1800を超えていると判断された場合、ステップS605へ進み、動作変数u1が0に設定されるとともに、時間計測変数vc31が0に設定される。動作変数u1は、第1ジャイロセンサ22の計測に基づくビデオスコープ10の動きを示す変数であり、ビデオスコープ10の動きがある場合には動作変数u1は1に定められ、動きがない場合には動作変数u1は0に定められる。
一方、ステップS602において、角速度データの値va1が120より大きく136より小さい値ではないと判断された場合、ステップS606へ進み、動作変数u1が1に定められるとともに、時間計測変数vc31が0に定められる。
ステップS607では、第2ジャイロセンサ24からの角速度データが入力される。そして、ステップS608〜S612では、ステップS602からS606と同様、第2ジャイロセンサ24によってビデオスコープ10の動きがあるか否かが判断される。すなわちビデオスコープ10の動作がない状態が30秒間続いた場合、動作変数u2が0に設定され、動作がある場合には動作変数u2が1に設定される。
ステップS613では、動作変数u1、u2がともに0であるか否かが判断される。動作変数u1、u2がともに0である、すなわちビデオスコープ10はオペレータによって使用されておらず、内視鏡装置の保持部に掛けられている等実質的に使用されていないで状態であると判断された場合、ステップS614へ進み、使用変数usが0に設定される。一方、ステップS613において、動作変数u1、u2がともに0ではない、すなわちビデオスコープ10はオペレータによって使用されていると判断された場合、ステップS615へ進み、使用変数usが1に設定される。
図8は、プロセッサ30のシステムコントロール回路40によって実行される自動調光処理および記憶処理を示したフローチャートである。図2のメインルーチンに1/60秒間隔で割り込んで処理される。
ステップS701では、自動調光処理が施され、被写体像の輝度値と適正な被写体像の明るさを示す参照値との差に基づいて絞り31が駆動される。即ち、被写体像の輝度値の方が参照値より小さければ絞り開度が大きくなるように駆動され、逆に被写体像の輝度値の方が参照値より大きければ絞り開度が小さくなるように駆動される。ステップS702では、第1の記憶用カウント変数vc1に1が加算され、ステップS703では、第1の記憶用カウント変数vc1が60以上であるか否かが判断される。第1の記憶用カウント変数vc1は、絞り開度を1秒間に1回定期的にRAM49へ格納するため時間をカウントする変数である。なお、第1の記憶用カウント変数vc1は、図2のステップS101における初期設定処理において0に設定されている。
ステップS703において、第1の記憶用カウント変数vc1が60以上ではないと判断されると、このまま割り込みルーチンは終了する。一方、第1の記憶用カウント変数vc1が60以上であると判断された場合、ステップS704に進み、第1の記憶用カウント変数vc1が0に設定される。
ステップS705では、ビデオスコープ10の使用/不使用を表す使用変数usが1であるか否かが判断される。ここでは、ビデオスコープ10が実質的に使用されているか否か、すなわち処置、観察等のためビデオスコープ10がオペレータによって操作されているか否かが判断され、前述したように、ビデオスコープ10が使用されている場合には使用変数us=1、ビデオスコープ10が使用されていない場合には使用変数us=0に定められている。
ステップS705において、ビデオスコープ10が実質的に使用されていると判断された場合、ステップS706へ進み、その時の絞り開度の値が絞り開度データとしてRAM49に一時的に格納される。
ここでは、絞り開度の頻度分布データがRAM49に格納される。絞り開度のとりうる範囲0〜240は複数の段階に分けられており、検出される絞り開度の該当するレベルの頻度(度数)が加算されていくことによって、絞り開度の頻度分布データが更新されていく。絞り開度の値は、0で絞り全閉、240で絞り全開となっている。ステップS706が実行されると、ステップS707へ進む。
ステップS707では、第2の記憶用カウント変数vc2に1が加算される。第2の記憶用カウント変数vc2は、絞り開度に関する演算処理を6分間に1回行うため時間をカウントする変数である。なお、第2の記憶用カウント変数vc2は、初期設定処理においてあらかじめ0に設定されている。一方、ビデオスコープ10が実質的に使用されていないと判断された場合、ステップS708へスキップする。
ステップS708では、第2の記憶用カウント変数vc2が360以上であるか、すなわち前回の絞り開度に関する演算処理から6分経過したか否かが判断される。第2の記憶用カウント変数vc2が360以上ではないと判断された場合、このまま割り込みルーチンは終了する。一方、第2の記憶用カウント変数vc2が360以上であると判断された場合、ステップS709へ進み、第2の記憶用カウント変数vc2が0に設定される。
ステップS710では、RAM49に格納された絞り開度データに基づき、大きい絞り開度の割合が全体の中でどれほどの割合であるか演算され、大きい絞り開度の割合alが所定の割合CALより大きいか否かが判断される。そして、大きい絞り開度の割合alが所定の割合CALより大きい場合、ステップS711へ進み、配列sp[9]に所定値(ここでは10)が加算される。大きな絞り開度とは、ここでは絞り開度のとりうる範囲0〜240のうち220〜240の範囲の開度を示す。配列sp[9]に所定値(=10)を加算する処理は、絞り開度の大きい状態が内視鏡操作中どの程度の割合であるかを示す。所定の割合CALは、ビデオスコープの特性(観察対象の違い)によって定められ、例えば、気管支用ビデオスコープ、胃用ビデオスコープ、大腸用ビデオスコープに対し、それぞれCAL=90(%)、CAL=95(%)、CAL=85(%)に定められる。なお、sp[j]の値域は0〜255であるため、sp[9]>246であれば加算されない。ステップS712では、一連の処理の終了に従い、RAM49の絞り開度の頻度分布データが0にリセットされる。
以上のように本実施形態によれば、自動調光処理をしながら、絞り開度のデータがRAM49へ逐次蓄積される(S706)。そして6分間に一度、絞り開度に関する演算処理が実行され(S710、S711)、大きい絞り開度の割合alが所定の割合CALより大きい場合、配列sp[j]に所定値(=10)が加算される。そして、過去10回分のビデオスコープの接続状況において絞り開度の大きい割合が続いている場合、ランプ32の寿命時期であると判断され、ランプ32の交換を知らせる文字情報がモニタ70へ表示される(S204、S205)。
次に、図9〜図12を用いて、第2の実施形態である電子内視鏡装置について説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、ビデオスコープ側でランプ交換時期が検出される。それ以外の構成については、第1の実施形態と同じであり、図1のブロック図と同様の構成である。
システムコントロール回路40において実行される自動調光処理は、実質的に図8のステップS701〜S712の実行と同じである。ただし、第2の実施形態では、ステップS711の実行とは異なり、絞り開度の大きい割合alが所定の割合CALより大きい場合、配列に対して加算される定数値(=10)のデータがビデオスコープ10のスコープコントローラ20へ送信される。大きい絞り開度の割合alが所定の割合CALより小さい場合、異なる所定値(ここでは0)が送信される。
図9は、ビデオスコープ10のスコープコントローラ20によって実行されるメイン動作処理を示したフローチャートである。
ステップS801では、各回路が初期状態に設定されるとともに、各変数が初期値に設定される。ステップS802では、プロセッサ30との通信処理が施され、ステップS803では、画像処理部12との通信処理が施される。そして、ステップS804では、ビデオスコープ10の操作部に設けられた各スイッチ(コピースイッチ、フリーズスイッチ等)(図示せず)に対するスイッチ操作処理が施され、ステップS805では、その他の処理が施される。プロセッサ30のメイン電源がOFF状態、あるいはビデオスコープ10がプロセッサ30から取り外されるまで、ステップS802〜S805が繰り返し実行される。
図10は、図9のステップS801のサブルーチンである。
ステップS901では、CPU21のレジスタが初期設定処理され、ステップS902では、画像処理部12のレジスタが初期設定処理される。そして、ステップS903では、各変数が0に設定される。
ステップS904では、プロセッサ30から送られてくるプロセッサのシリアルナンバー(登録番号)が受信される。そしてステップS905では、EEPROM18に記憶された(後述する)絞り開度情報に基づいて、受信したプロセッサのシリアルナンバーが登録されているか、すなわち接続されているプロセッサが以前使用されて登録されているか否かが判断される。
ステップS905において、受信したプロセッサのシリアルナンバーが登録されていないと判断された場合、ステップS909へ進み、シリアルナンバーが登録される。一方、ステップS905において、受信したプロセッサのシリアルナンバーが登録されていると判断された場合、ステップS906へ進み、絞り開度に関するデータに対し、配列pr[j](j=0〜5)の値の総和Σpr[j]が計算される。配列pr[j]は、ビデオスコープがプロセッサへ接続される度に蓄積される絞り開度の情報を表し、各個別のプロセッサそれぞれについて設定される。配列pr[0]〜pr[5]の中で、pr[0]が過去6回接続された中で最も古い接続時の絞り開度情報であり、pr[5]が最も新しく接続された時の絞り開度情報である。配列pr[j]の値域は、ここでは0〜255に定められている。ステップS906が実行されると、ステップS907へ進む。
ステップS907では、配列pr[j](j=0〜5)の値がいずれも10以上であり、かつ配列pr[j]の総和Σpr[j]が120以上であるか否かが判断される。配列pr[j]のうち少なくともいずれか1つが10以上ではなく、あるいは配列pr[j]の総和Σpr[j]が120以上ではないと判断された場合、このままサブルーチンは終了する。一方、配列pr[j]いずれもが10以上であり、かつ配列pr[j]の総和Σpr[j]が120以上であると判断された場合、ステップS908へ進み、ランプ交換時期であることを知らせる文字情報をモニタ70へ表示するようにプロセッサ30へ通信する。プロセッサ30はこれを受けて、CRTC45からキャラクタ信号を出力させる。
図11は、図9のステップS802のサブルーチンを示した図である。
ステップS1001では、プロセッサ30からデータを受信したか否かが判断される。プロセッサ30からデータを受信したと判断されると、ステップS1002へ進み、受信したデータが絞り開度に関するデータであるか否かが判断される。受信したデータが絞り開度に関するデータではないと判断された場合、ステップS1008へ進み、受信したデータに応じた処理が施される。一方、受信したデータが絞り開度に関するデータであると判断された場合、ステップS1003へ進む。
ステップS1003では、更新カウンタ変数vc4が0であるか否かが判断される。更新カウンタ変数vc4は、EEPROM18内の配列pr[j]のデータが新たなビデオスコープのプロセッサ30への接続によって更新されているか否かを判断するための変数であり、配列pr[j]のデータが更新されている場合には更新カウンタ変数vc4=1、配列pr[j]のデータが更新されていない場合には更新カウンタ変数vc4=0に設定される。この更新カウンタ変数vc4は、図10のステップS903においてvc4=0と設定されている。
ステップS1003において、更新カウンタ変数vc4が0であると判断された場合、ステップS1004へ進む。ステップS1004では、EEPROM18内における配列pr[j](j=0〜4)のデータ更新処理が実行される。すなわち、新たなビデオスコープのプロセッサ30への接続によって前回までの配列pr[1]〜pr[5]のデータ値が、それぞれ1つずつ配列pr[0]〜pr[4]へシフトするように更新される。配列pr[5]は新たな接続に応じた配列であるため、pr[5]=0に定められる。第2の実施形態においては、プロセッサ30はビデオスコープ10が接続されると6分毎に絞り開度データをビデオスコープ10へ送信される。よって、このステップS1004の処理は、ビデオスコープ10がプロセッサ30へ接続されてから6分経過後に行われる1回だけの処理であり、接続後6分間経過した場合にビデオスコープが正規に接続されたと判断されることになる。ステップS1004が実行されるとステップS1005へ進み、配列pr[j](j=0〜5)のデータ更新処理が終了したため、更新カウンタ変数vc4が1に設定される。
ステップS1006では、受信した絞り開度に関するデータの値が0であるか否かが判断される。受信した絞り開度に関するデータの値が0であると判断された場合、そのままサブルーチンは終了する。一方、受信した絞り開度に関するデータの値が0ではなく所定値(=10)であると判断された場合、ステップS1007へ進み、配列pr[5]に所定値(=10)が加算される。なお、pr[j]の値域は0〜255であるため、pr[5]>246であれば加算されない。
図12は、EEPROM18に記憶された配列pr[j]のデータ、すなわち絞り開度情報を示した図である。
図12に示すように、接続されたプロセッサ毎にいままで接続された最新の6回分の絞り開度情報がEEPROM18に記憶される。なお、図10のステップS906、S907の処理において、1ヶ月以上前のデータは使用しないため、日付も合わせて記憶される。
なお、プロセッサのシステムコントロール回路において絞り制御以外の調光制御処理、すなわち光源(ランプ)の発光量を電流の制御により行なう調光処理を行ってもよい。この場合、電流量のデータに基づいて光源の交換時期を検出すればよい。また、LEDの発光量を調整して自動調光処理を実行する場合、LEDへの電流量のデータに基づいてLEDの交換時期を検出してもよい。
第1の実施形態である電子内視鏡装置のブロック図である。 プロセッサのシステムコントロール回路によって実行されるプロセッサ動作処理を示したフローチャートである。 図2のステップS101のサブルーチンを示した図である。 図2のステップS102のサブルーチンを示した図である。 図2のステップS103のサブルーチンを示した図である。 配列のデータ更新処理を示したフローチャートである。 ビデオスコープの使用検出処理を示したフローチャートである。 システムコントロール回路によって実行される自動調光処理および記憶処理を示したフローチャートである。 第2の実施形態においてスコープコントローラによって実行されるメイン動作処理を示したフローチャートである。 図9のステップS801のサブルーチンである。 図9のステップS802のサブルーチンを示した図である。 第2の実施形態におけるEEPROMに記憶された絞り開度情報を示した図である。
符号の説明
10 ビデオスコープ
14 CCD(撮像素子)
18 EEPROM(不揮発性メモリ)
20 スコープコントローラ
23 RAM(揮発性メモリ)
30 プロセッサ
31 絞り
32 ランプ(光源)
35 駆動部
40 システムコントロール回路
43 EEPROM(不揮発性メモリ)
49 RAM(揮発性メモリ)

Claims (9)

  1. 撮像素子を有するビデオスコープと、前記ビデオスコープが接続されるプロセッサとを備えた電子内視鏡装置であって、
    被写体を照明するための照明光を放射する光源と、
    前記照明光の光量を調整する絞りと、
    前記絞りの絞り開度を調整することにより、前記被写体を撮像した前記撮像素子から読み出される画像信号に基づいて表示される前記被写体像の明るさを調整する調光手段と、
    前記調光手段による自動調光処理中において、前記絞り開度を検出する絞り開度検出手段と、
    検出された前記絞り開度に基づいて、前記光源の交換時期であるか否かを検出する光源寿命検出手段と、
    光源交換時期であることを報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 前記光源寿命検出手段が、絞り開度の大きい状態が一定期間続く場合、光源交換時期であると判断することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  3. 前記光源寿命検出手段が、所定期間内において定期的に検出される一連の絞り開度のうち絞り開度の大きい割合が所定の割合を超えている場合、光源交換時期であると判断することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  4. 前記絞り開度検出手段が、前記絞り開度を一定時間間隔で検出してメモリへ記憶させ、
    前記光源寿命検出手段が、前記一定時間間隔より長い所定時間間隔に記憶された一連の絞り開度に基づいて、光源交換時期を検出することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  5. 前記ビデオスコープが内視鏡操作のため使用されているか否かを判断する使用検出手段をさらに有し、
    前記絞り開度検出手段が、前記ビデオスコープが使用されているときだけ前記絞り開度を検出することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  6. 前記光源寿命検出手段が、複数回にわたって検出された絞り開度に基づいて、前記光源の交換時期を検出することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  7. 照明光の光量を調整する絞りの絞り開度を調整することにより、ビデオスコープに設けられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて表示される被写体像の明るさを調整する調光手段による自動調光処理中において、前記絞り開度を検出する絞り開度検出手段と、
    検出された前記絞り開度に基づいて、光源の交換時期であるか否かを検出する光源寿命検出手段と、
    光源交換時期を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする内視鏡用光源診断装置。
  8. 照明光の光量を調整する絞りの絞り開度を調整することにより、ビデオスコープに設けられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて表示される被写体像の明るさを調整する調光手段による自動調光処理中において、前記絞り開度を検出し、
    検出された前記絞り開度に基づいて、光源の交換時期であるか否かを検出し、
    光源交換時期を報知することを特徴とする内視鏡用光源診断方法。
  9. 照明光の光量を調整する絞りの絞り開度を調整することにより、ビデオスコープに設けられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて表示される被写体像の明るさを調整する調光手段による自動調光処理中において、前記絞り開度を検出する絞り開度検出手段と、
    検出された前記絞り開度に基づいて、光源の交換時期であるか否かを検出する光源寿命検出手段と、
    光源交換時期を報知する報知手段と
    を機能させることを特徴とするプログラム。
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