JP4730920B2 - 医療用ナイフ - Google Patents

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Description

本発明は、外科手術用のメス等、医療現場で用いられるナイフに係り、特に、刃体の角度を調節可能な医療用ナイフに関する。
従来から、医療用ナイフは、図11に示すように把持部と刃体が略直線上に位置するものが一般的である。図11に例として示した従来の医療用ナイフ100では、把持部101と、この把持部101の端部に設けられた刃体ホルダ102と、その刃体ホルダ102の先端に位置する刃体103は、略直線上に固定的に配置されている。
しかし、例えば心臓の冠動脈バイパス手術においては、切開する血管の位置と医療用ナイフの刺入角度の関係から、図11のような従来の医療用ナイフでは術者自身の手にナイフ先端が隠れることがあるため、切開時に見にくく使いづらいという問題があった。即ち、従来の先尖刀の医療用ナイフは、図11に示すように、刃体の峰側が把持部に略平行で、刃体の刃側が把持部に対して角度が付いているのが一般的である。このような従来の医療用ナイフは、刃体の刃側を下に向けて使用するのが通常である。このとき、刃体の切っ先は把持部の中心線より上に位置するため、切開部が上部から視界に入りやすい。しかし、上述した心臓外科手術のように、患部の位置によって刃体の刃側を上に向けて使用する必要がある場合、従来の医療用ナイフの形状では、切開部の視野性が非常に悪い。
そこで、取り外し可能な刃体を把持部に対して任意の角度に配置できる医療用ナイフがこれまでに市販されている(例えば、特許文献1参照)。図12に、特許文献1に記載される医療用ナイフを示す。この医療用ナイフ200は、把持部201と、先端に刃体203を備えると共に、把持部201に対して任意の角度を持って取り付けが可能な刃体ホルダ202から構成される。このため、患部の位置や術者の好みにより把持部201に対する刃体203の角度を変えて、良好な視野性を確保することが可能である。
特許第3980989号公報
しかしながら、上記図12に示すような従来の医療用ナイフ200では、使用に際して把持部201に刃体ホルダ202を取り付ける作業が必要となる。また、刃体203の角度を変更したい場合にも、刃体ホルダ202の付け替え作業を行う必要がある。
このような、鋭い刃体を有する刃体ホルダを把持部に対して着脱する作業は、作業者の手指等を傷付ける可能性も高い。また、常に清潔を保つ必要のある刃体に使用前に作業者が触れて雑菌等を付着させる可能性や、細菌等が付着した使用後の刃体に作業者が触れてしまうという危険性もある。感染症等を取り扱う医療機関において、これらは非常に重大な問題である。
そこで本発明は上記従来の状況に鑑みて、刃体の着脱を必要とせずに把持部に対する刃体の角度を簡単に変更可能であって任意の位置で使用でき、且つ安全、衛生的であり、視野性(ナイフ操作部の視認性)に優れた医療用ナイフを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、把持部と刃体、及びその刃体を保持する刃体ホルダ部とを有するナイフ本体と、そのナイフ本体の一部を被覆する刃体カバーと、その刃体カバーを前記ナイフ本体に対して刃体を収納する収納位置及び露出する露出位置に係止可能な係止部と、を備える医療用ナイフにおいて、前記刃体ホルダ部が、前記刃体カバーと係合する第一係合部及び第二係合部を備えると共に前記刃体を保持する可動部と、その可動部を軸直角方向に回動可能に弾性支持する弾性支持部と、を備え、前記刃体カバーが、前記第一係合部及び第二係合部と係合する第一案内部及び第二案内部を備え、前記第一係合部は、前記第一案内部と係合して前記可動部を軸方向に案内すると共に、前記第一案内部の隅角部と摺接する第一摺接面を有しその接点を中心に前記可動部を回動させ、前記第二係合部は、前記第二案内部と係合して前記可動部を軸方向に案内すると共に、前記第二案内部の案内面と段階的に摺接するため角度の異なる複数の平面から成る第二摺接面を有し、これにより前記可動部の回動を案内し、前記係止部が前記刃体カバーと前記ナイフ本体を前記収納位置と複数の露出位置において係止可能であり、その複数の露出位置において露出した前記刃体が前記第二摺接面の傾斜角度に従って各々異なる角度に傾斜することを特徴とする医療用ナイフを提供する。
ここで、前記刃体の刃側は、この刃体を露出位置に係止した際に、前記把持部となす角度が小さい側に配置されるのが好適である。
また、前記刃体カバーの刃体の露出側端部に、切欠部を設けるのが好ましい。
さらに、前記刃体カバーの外周の断面形状は、楕円又はカプセル形状であるのが好適である。
本発明の医療用ナイフによれば、刃体の着脱を行う必要がなく、把持部に対する刃体の角度を、予め設定された複数の角度のうちから任意のものにワンタッチで設定できる。さらに、角度の変更も一切刃体に触れることなくワンタッチで可能であり、安全で衛生的、かつ視野性に優れた医療用ナイフとすることができる。
本発明の一実施形態に係る医療用ナイフの全体概略図である。 図1におけるナイフ本体の概略図である。 図1における刃体カバーの概略図である。 図1に示す医療用ナイフのロック解除操作及びロック操作の各段階を説明するための模式図である。 図1に示す医療用ナイフのナイフ本体と刃体カバーのロック解除操作及びロック操作時の動作について説明するための模式図である。 図1に示す医療用ナイフの可動部を示す模式図である。 図1に示す医療用ナイフにおいて可動部が案内孔の端部(隅角部)に突き当たった状態を示す模式図である。 各ロック位置でロック状態にある図1の医療用ナイフの模式図(その1)である。 各ロック位置でロック状態にある図1の医療用ナイフの模式図(その2)である。 本発明の一実施形態に係る医療用ナイフに先の丸い形状の円刃刀を適用した例を示す模式図である。 従来の医療用ナイフの外観の一例を示す模式図(その1)である。 従来の医療用ナイフの外観の一例を示す模式図(その2)である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る医療用ナイフの全体概略図である。図1(a)は刃体が刃体カバー内に収納された状態、図1(b)は刃体が刃体カバーから露出された状態を示している。この図に示すように、本発明の医療用ナイフ1は、ナイフ本体2と、刃体カバー3とから構成される。
まず、ナイフ本体2について説明する。図2にナイフ本体の概略を示す。図2(a)はその正面図、図2(b)はその上面図、図2(c)はその底面図である。また、図2(d)は、可動部の断面図〔図2(a)におけるA−A線断面図〕である。これらの図に示すように、ナイフ本体2は、棒状の把持部21と、刃体23を保持する刃体ホルダ部22と、ブリッジ部28とから構成されている。なお、刃体23以外の刃体ホルダ部22、把持部21、及びブリッジ部28とは、樹脂により一体成形されるのが好適である。
把持部21は、医療用ナイフ1を使用する際に術者が把持する柄の部分であり、適度に細く長尺な形状を有する。表面には滑り止めとして凹凸等が形成されていても良い。
刃体ホルダ部22は、刃体23と、刃体23を保持する可動部24と、その可動部24と把持部21とを連結する板バネ部(弾性支持部)27とを備えている。
刃体23は、ステンレス鋼等、通常の医療用ナイフに用いられる素材で良い。ここでは先の尖った形状の尖刃刀を例に図示しているが、図10のような先の丸い形状の円刃刀41を本発明の医療用ナイフ1に適用しても良い。
またここでは、刃体23の刃側が医療用ナイフ1の背側(通常使用時に上に来る側)を向くように取り付けている例を図示している。つまり、ナイフ本体2の折曲側に刃体23の刃側が向く。前述の心臓外科手術のように、刃体の刃側を上に向けて使用したい場合に最適な構成である。勿論、通常のように医療用ナイフ1の腹側に刃体23の刃を向けた構成としても良い。この場合も、医療用ナイフ1の背側にナイフ本体2が折曲しているため、視野性の良好な医療用ナイフ1とすることができる。
可動部24は、その先端に刃体23を保持すると共に、後述するナイフ本体2及び刃体カバー3の操作により刃体23を図2(a)矢印B方向に変位させる部材である。この可動部24には、刃体23を刃体カバー3から露出する際に変位させる側(図2上側)に第一突出部(第一係合部)25が、また、刃体23を刃体カバーに収納する際に変位させる側(図2下側)に第二突出部(第二係合部)26がそれぞれ形成されている。これらの突出部25、26は、後述する刃体カバー3の案内孔(第一案内部)31及び案内溝(第二案内部)32にそれぞれ係合して、可動部24の可動領域を規制しつつ可動部24を所定の位置へ案内するためのものである。
板バネ部27は、把持部21と可動部24を連結しており、常態では図2(a)に示すように撓んだ状態だが、刃体23を刃体カバー3から露出し、可動部24を変位させた際にはそれに従って伸長する。また、ブリッジ部28に設けられた突起部(係止部)29を係合孔33のロック溝34に対してロックする際、及びロック解除する際に加えられる円周方向の回動を許容しつつ、一旦ロックされると弾性で復帰してロック状態を維持する。
ブリッジ部28は、把持部21から片持ち梁状に張り出た部材であり、製造時に刃体カバー3の装着を可能にするために、把持部21との接続部分を基点に図2(a)矢印C方向に変位可能である。ブリッジ部28には、刃体カバー3の係合孔33と係合する突起部(係止部)29が設けられている。この突起部29を、係合孔33のロック溝34に係止することにより、ナイフ本体2を刃体カバー3に対して露出位置又は収納位置に保持することが可能となる。
次に、刃体カバー3について説明する。図3に刃体カバーの概略図を示す。図3(a)はその正面図、図3(b)はその上面図、図3(c)はその左側面図、図3(d)はその断面図〔図3(c)におけるD−D線断面図〕である。これらの図に示すように、刃体カバー3は略円筒状に形成されており、刃体23の露出側の端部近傍に可動部24の第一突出部25と係合する案内孔(第一案内部)31を備えている。また、この案内孔31に対向する位置の内側面には、可動部24の第二突出部26と係合する案内溝(第二案内部)32が形成されている。
刃体カバー3はさらに、案内孔31よりも把持部21側の位置に係合孔33を有している。係合孔33には、ブリッジ部28に設けられた突起部29が係合する。そして、係合孔33には複数(少なくとも三つ以上)のロック溝34が形成されており、任意の位置で突起部29をロック溝34に係止することにより、刃体23を所望の角度に設定することができる。ここでは、四つのロック溝34a、34b、34c、34dを有する例を示している。
刃体カバー3にはさらに、先端の一部に切欠部35を設けるのが好適である。このように刃体カバー3の先端の一部を切欠くことで、医療用ナイフ1の刃体23への視界を遮る部位を取り除き、視野性を向上させることができる。この切欠部35は、図3(a)に示すように斜め上位置に設けられるのが望ましい。ここで注意したい点は、刃体カバー3の背側(通常使用時に上に来る側)の中心付近は、刃体23の露出及び収納操作の際に刃体23が通過する軌道に近接している。ここに切欠部35を設けることは危険性が高いため、これを避けて斜め上位置に配置するのが好適である。
切欠部35は、左右両側面に設けられても良く、また術者の利き手を考慮して左右どちらかの側面に形成されても良い。ここでは、右利きの術者が使用するのに最適な、把持部21を手前、刃体23を奥、刃体カバー3の背側を上にしたとき切欠部35が左側に位置する医療用ナイフ1を図示している。
なお、上記では刃体カバー3に切欠部35を形成する構成としたが、視野性の向上に資するためにはこれに限らず、刃体カバー3の刃体露出側先端部の外周面にテーパを設ける、あるいは一部のみ削った形状とする等、種々の工夫が有効である。
なお、図3に示す刃体カバー3には、転がりを防止するためのストッパー36を刃体カバー3の腹側(通常使用時に下に来る側)の一部に設けた例を示している。
次に、上記のように構成した医療用ナイフにおける、刃体の露出操作及び収納操作時の動作について説明する。
以下では、ナイフ本体2を刃体カバー3から露出した際に、刃体23を三つの角度〔基準(収納時)に対して、例えば、概ね0度(水平状態)、20度、30度〕に傾けて固定できる例について詳述する。以下、ナイフ本体2を収納状態でロックする位置を収納位置L1、ナイフ本体2を刃体カバー3から露出して基準に対して0度の傾きでロックする位置をロック位置L2、20度の傾きでロックする位置をロック位置L3、30度の傾きでロックする位置をロック位置L4とする。
図3に示したように、刃体カバー3に形成された係合孔33は、複数(ここでは四つ)のロック溝34a、34b、34c、34dを備えている。これらのロック溝34のうち、最もナイフ本体2の把持部21側に近い位置にあるのが、ナイフ本体2を収納位置L1にロックするためのロック溝34aである。次いで、ナイフ本体2の露出方向に向かって順に、ナイフ本体2をロック位置L2にロックするためのロック溝34b、ロック位置L3にロックするためのロック溝34c、ロック位置L4にロックするためのロック溝34dが配置されている。
まず、ナイフ本体2と刃体カバー3のロック解除操作及びロック操作について説明する。ここでは、収納位置L1でロック状態のナイフ本体2を操作して、ロック位置L2で再度ロックする場合について説明する。図4及び図5はナイフ本体2と刃体カバー3のロック解除操作及びロック操作時の動作について説明するための模式図である。図4(a)乃至図4(d)は、ロック解除操作及びロック操作の各段階における医療用ナイフ1の模式図、図5(a)乃至図5(d)は係合孔33周辺の部分拡大上面図、図5(e)は図5(a)におけるE−E線断面図、図5(f)は図5(b)におけるF−F線断面図、図5(g)は図5(c)におけるG−G線断面図、図5(h)は図5(d)におけるH−H線断面図である。
図4(a)、図5(a)及び図5(e)は、ナイフ本体2が収納位置L1にロックされている状態を示している。このとき、ブリッジ部28の突起部29は、ロック溝34aに係止されて安定している。
このロック状態を解除するためには、医療用ナイフ1の把持部21を把持し刃体カバー3を押さえた状態で、刃体カバー3に対して把持部21を図5(b)及び図5(f)の矢印I方向に回動させる。すると、これに伴いブリッジ部28と板バネ部27の基部も矢印I方向に回動する。しかし、このとき図4(b)に示すように、可動部24の第一突出部25は案内孔31に係合しているため、刃体ホルダ22全体の回動は阻止される。その結果、図4(b)に示すように、板バネ部27が捩れる。これにより刃体ホルダ22は、可動部24は回動せず、板バネ部27の基部側のみが回動することになる。ブリッジ部28は、把持部21の回動に追随して全体が回動する。この回動により、図5(b)及び図5(f)に示すように突起部29がロック溝34aから離脱し、ロック位置L1でのロックが解除される。
次に、ナイフ本体2をロック位置L2にロックするには、まずナイフ本体2を刃体カバー3に対して図4(c)及び図5(c)に示す矢印J方向にスライド移動させる。このとき、ブリッジ部28及び板バネ部27の基部は、突起部29が係合孔33により円周方向の移動を規制されているため、図4(b)に示した捩れを維持したまま移動する。
突起部29をロック溝34bの位置までスライドさせたら、図4(d)、図5(d)及び図5(h)に示すようにロック溝34bに係止する〔図5(d)の矢印K方向〕。捩れた板バネ部27は弾性復帰し、突起部29は再度ナイフ本体2を回動させる力が掛からない限り、ロック溝34b内に安定して係止される。
上記のロック解除操作及びロック操作は、どのロック溝に対して行う場合もほぼ同様である。但し、上記では収納位置L1にロックするロック溝34aから突起部29を離脱させる際、把持体21を回動させると可動体24の第一突出部25が刃体カバー3の案内孔31に係合しているため、ブリッジ部28と板バネ部27の基部のみが回動すると説明した。これに対して、刃体23を露出させるロック位置L2、L3、L4にロックするロック溝34b、34c、34dから突起部29を離脱させる場合は、第一突出部25は案内孔31から離脱あるいはほぼ離脱している。しかしその代わりに可動体24は第二突出部26が刃体カバー3の案内溝32に係合している。そのため、結果としては上記と同様に把持部21の回動に伴いブリッジ部28と板バネ部27の基部のみが回動することになる。
次に、可動部24(刃体23)の角度を可変にする構成と、その動作について説明する。
まず、図6に可動部24を拡大して示す。この図に示すように、第二突出部26は、刃体カバー3の内側面又は案内溝32の底面32aに接する摺接面(第二摺接面)26aを備えている。この摺接面26aは、ここでは四つの角度を形成する摺接面26b、26c、26d、26eから構成されている。
摺接面26bは、収納位置L1からロック位置L2へ移る際に、刃体カバー3の内側面又は案内溝32の底面32aに接する面である。次に、摺接面26cは、ナイフ本体2がロック位置L2にあるとき案内溝32の底面32aに接する面である。この摺接面26cは、基準(収納時)の摺接面26bに対して所定の角度θ(ここでは10度)を有している。
次いで、摺接面26dは、ナイフ本体2がロック位置L3にあるとき案内溝32の底面32aに接する面である。この摺接面26dは、基準(収納時)の摺接面26bに対して所定の角度θ(ここでは20度)を有している。さらに、摺接面26eは、ナイフ本体2がロック位置L4にあるとき案内溝32の底面32aに接する面である。この摺接面26eは、基準(収納時)の摺接面26bに対して所定の角度θ(ここでは30度)を有している。
このように、第二突出部26は、基準となる摺接面26bとその基準の摺接面26bに対して異なる角度(θ、θ、…θ;ここで、θ<θ<…<θ)を有する摺接面26c、26d、26eを複数備えている。これにより、可動部24をそれぞれ任意の角度θ、θ、…θに傾けることができる。
以下、実際の動作について詳述する。図7は、可動部24が案内孔31の端部(隅角部)31aに突き当たった状態を示す模式図である。また、図8及び図9は、各ロック位置でロック状態にある医療用ナイフ1の模式図である。図8(a)は、収納位置L1にロックされた状態、図8(b)は、ロック位置L2にロックされた状態、図9(a)はロック位置L3にロックされた状態、図9(b)はロック位置L4にロックされた状態を示している。
図8(a)では、上述したように、可動体24は第一突出部25が案内孔31に係合すると共に、第二突出部26は摺接面26bが刃体カバー3の内側面と接している。この状態からロックを解除し、ナイフ本体2を刃体カバー3に対して移動させていくと、図7に示すように、刃体23が刃体カバー3から露出し第二突出部26が案内溝32に嵌り係合すると共に第一突出部25は案内孔31の端部(隅角部)31aに突き当たる。図6に示すように、第一突出部25は、案内孔31の端部31aに突き当てるための摺接面(第一摺接面)25aを有している。
この状態でさらにナイフ本体2を刃体カバー3に対して移動させていくと、可動部24は図7の矢印L方向に移動しながら、さらに摺接面25aで案内孔31の端部31aと突き当たって摺動しつつ図7の矢印M方向に徐々に回動する。この回動に従って板バネ部27は次第に撓みが伸長する。さらに、この回動に伴い、第二突出部26も摺接面26bで案内溝32の底面32aを徐々に摺動しながら回動する。そして、隣り合う摺接面26cに案内溝32の底面32aが接したところで、刃体23の角度が基準よりθ度(ここでは10度)傾く。ロック溝34bは、この状態でブリッジ部28の突起部29をロックできる位置に配置されるようにする。そのため、ここ(ロック位置L2)でロックすると、可動部24は基準よりθ度傾いた状態で固定され、把持部21に対して刃体23がθ度傾いた医療用ナイフ1とすることができる。
上記と同様に、ロック溝34c、34dは、摺接面26d、26eに案内溝32の底面32aが接触して、刃体23の角度が基準よりθ度、θ度傾いた状態でブリッジ部28の突起部29をロックできる位置にそれぞれ配置される。従って、把持部21に対してθ度、θ度傾いた医療用ナイフ1が必要な場合は、ナイフ本体2を刃体カバー3に対してさらに露出方向に移動させ、可動部24が回動して摺接面26d、26eに案内溝32の底面32aが接触し、刃体23が基準よりθ度、θ度傾いた状態でブリッジ部28の突起部29をロック溝34c、34eにロックすれば良い(ロック位置L3、L4)。
なお、上記ロック位置L2、L3、L4からロック解除して、元の収納位置L1にナイフ本体2を戻す場合は、ナイフ本体2を回動させてロック溝34b、34c、34dからブリッジ部28の突起部29を離脱させ、さらにナイフ本体2を収納方向に移動させる。すると、可動部24は図7の矢印Mとは逆の方向に回動しながら後退し、板バネ部27が復帰して元通りに撓む。また、第一突出部25が再度案内孔31に係合し、第二突出部26は案内溝32から離脱する。ナイフ本体2を刃体カバー3内でそのまま後退させ、ブリッジ部28の突起部29をロック溝34aの位置までスライドさせたらここに係止してロックする。このように医療用ナイフ1を安全に収納することができる。
なお、上記ではナイフ本体2の把持部21及び刃体カバー3の断面形状が円である例を示しているが、楕円やカプセル型、多角形、あるいはその組み合わせ等であっても良い。本発明では、把持部21を回動させてブリッジ部28に設けた突起部29を係合孔33のロック溝34に対して係止、離脱させるため、刃体カバー3内で把持部21、ブリッジ部28及び板バネ部27の基部が回動可能な形状とする必要があるが、それが可能であればどのような形状であっても良い。特に、楕円やカプセル型を刃体カバーの外周の断面形状に適用した場合、長軸方向が上下方向になるようにすれば、その長径と直径が同一の円と比較すると視界を遮る部分が円よりも少ないため、視野性に優れたものとなる。
なお、上記では刃体23の取付角度も予め把持部21に対して折曲されている。これにより、刃体23を露出した際の折曲角度を大きくすることができる。勿論、把持部21に対して平行に刃体23を取り付けても良い。
上記のように構成することにより、本発明の医療用ナイフによれば、刃体の着脱を行う必要がなく、把持部に対する刃体の角度を、予め設定された複数の角度のうちから任意のものにワンタッチで設定できる。さらに、角度の変更も一切刃体に触れることなくワンタッチで可能であり、安全で衛生的、かつ視野性に優れた医療用ナイフとすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、外科手術用のメス等の医療現場で用いられるナイフに係り、特に、刃体の角度を調節可能な医療用ナイフに関し、産業上の利用可能性を有する。
1 医療用ナイフ
2 ナイフ本体
3 刃体カバー
21 把持部
22 刃体ホルダ部
23 刃体
24 可動部
25 第一突出部(第一係合部)
25a 摺接面(第一摺接面)
26 第二突出部(第二係合部)
26a 摺接面(第二摺接面)
26b 摺接面
26c 摺接面
26d 摺接面
26e 摺接面
27 板バネ部(弾性支持部)
28 ブリッジ部
29 突起部(係止部)
31 案内孔(第一案内部)
31a 案内孔の端部(隅角部)
32 案内溝(第二案内部)
32a 案内溝の底面
33 係合孔
34 ロック溝
34a ロック溝
34b ロック溝
34c ロック溝
34d ロック溝
35 切欠部
36 ストッパー
41 円刃刀

Claims (4)

  1. 把持部と刃体、及び該刃体を保持する刃体ホルダ部とを有するナイフ本体と、該ナイフ本体の一部を被覆する刃体カバーと、該刃体カバーを前記ナイフ本体に対して刃体を収納する収納位置及び露出する露出位置に係止可能な係止部と、を備える医療用ナイフにおいて、
    前記刃体ホルダ部が、前記刃体カバーと係合する第一係合部及び第二係合部を備えると共に前記刃体を保持する可動部と、該可動部を軸直角方向に回動可能に弾性支持する弾性支持部と、を備え、
    前記刃体カバーが、前記第一係合部及び第二係合部と係合する第一案内部及び第二案内部を備え、
    前記第一係合部は、前記第一案内部と係合して前記可動部を軸方向に案内すると共に、前記第一案内部の隅角部と摺接する第一摺接面を有しその接点を中心に前記可動部を回動させ、
    前記第二係合部は、前記第二案内部と係合して前記可動部を軸方向に案内すると共に、前記第二案内部の案内面と段階的に摺接するため角度の異なる複数の平面から成る第二摺接面を有し、これにより前記可動部の回動を案内し、
    前記係止部が前記刃体カバーと前記ナイフ本体を前記収納位置と複数の露出位置において係止可能であり、該複数の露出位置において露出した前記刃体が前記第二摺接面の傾斜角度に従って各々異なる角度に傾斜することを特徴とする医療用ナイフ。
  2. 前記刃体の刃側が、該刃体を露出位置に係止した際に、前記把持部となす角度が小さい側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の医療用ナイフ。
  3. 前記刃体カバーの刃体の露出側端部に、切欠部を設けることを特徴とする請求項1に記載の医療用ナイフ。
  4. 前記刃体カバーの外周の断面形状が、楕円又はカプセル形状を成すことを特徴とする請求項1に記載の医療用ナイフ。
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