JP4729458B2 - 回転角検出装置 - Google Patents

回転角検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4729458B2
JP4729458B2 JP2006236400A JP2006236400A JP4729458B2 JP 4729458 B2 JP4729458 B2 JP 4729458B2 JP 2006236400 A JP2006236400 A JP 2006236400A JP 2006236400 A JP2006236400 A JP 2006236400A JP 4729458 B2 JP4729458 B2 JP 4729458B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation angle
resolvers
output
disconnection
offset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006236400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008058180A (ja
Inventor
康晴 寺田
亨 高橋
泰史 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006236400A priority Critical patent/JP4729458B2/ja
Publication of JP2008058180A publication Critical patent/JP2008058180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4729458B2 publication Critical patent/JP4729458B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、回転体の回転角を検出する回転角検出装置に関する。
従来から、励磁コイルと検知コイルとを有して対象物の位置を磁気的に検出する検出部を複数用いる場合にそれら複数の検出部間における磁気的な干渉を抑制することを目的として、以下のような磁気的位置検出装置が提案されている。設定周波数を有する励磁信号によって励磁コイルを励磁する一方、その励磁コイルの磁気力によって検知コイルに起電される起電信号であってステータと可動子との相対位置に応じて変化するものに基づいて前記可動子の位置を検出する検出部を複数備えた磁気的位置検出装置であって、前記設定周波数の高さが前記複数の検出部間において互いに異なる磁気的位置検出装置(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−3620号公報
ところで、冗長性を確保するために複数の検出部(角度検出センサ)を設ける場合、上述の如く、複数の検出部間における磁気的な干渉を抑制することも可能であるが、磁気干渉を許容しつつ、当該磁気干渉による誤差を信号処理により取り除くことも有効である。この際、複雑な処理を要することなく簡易な処理で誤差を取り除くことができれば更に有効である。
そこで、本発明は、簡易な信号処理により適切に磁気干渉による誤差を取り除くことが可能な回転角検出装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、回転体の回転角を検出する回転角検出装置であって、
互いに同軸に且つ磁気干渉を起こしうるほど近接して配置され、軸倍角が同一の2つのレゾルバと、
それぞれのレゾルバから出力される出力信号を処理して、回転体の回転角情報を出力する信号処理部とを備え、
前記信号処理部が、それぞれのレゾルバに基づく回転体の回転角を表す信号の平均値を求めて、回転体の回転角情報を生成することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な信号処理により適切に磁気干渉による誤差を取り除くことが可能な回転角検出装置が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明の実施例1による回転角検出装置100を示すシステム構成図である。本実施例の回転角検出装置100は、例えばステアリングシャフトの回転角度を検出するために用いられるものであってよい。
回転角検出装置100は、2つのレゾルバ102,104を備える。2つのレゾルバ102,104は、互いに同軸に配置される。例えば、2つのレゾルバ102,104は、回転角度の検出対象である回転体(例えばステアリングシャフト)の回転軸に対して同軸に配置される。
回転角検出装置100は、2つのレゾルバ102,104からの出力信号を処理して、回転体の回転角情報を出力する信号処理部110を備える。
信号処理部110は、レゾルバデジタルコンバータ106,108(以下、「R/D106,108」という。)と、加算部107と、平均演算部109を含む。尚、加算部107の機能は、平均演算部109の機能と同様、マイクロコンピューターにより実現されてよい。
2つのレゾルバ102,104は、例えばVR型(可変リラクタンス)レゾルバであり、回転体と共に回転するロータ、ステータ及びコイルを備える。1相入力/2相出力の場合、コイルは、励磁コイルと、2つの検知コイル(sin相及びcos相の出力コイル)を備える。ロータの外形輪郭線は、一定の径ではなく、周期的に変化する径により画成される。即ち、ロータの径方向の幅は、ロータの回転角を変数とし軸倍角Nにより周期が定まる略正弦波関数に従って、変化するように決定される。径の変化周期を定める軸倍角Nは、必要な分解能に応じて適宜決定されてよい。本実施例では、2つのレゾルバ102,104の軸倍角は、互いに同一に設定される。尚、レゾルバ102,104は、互いに同軸に配置され、軸倍角が同一であれば、如何なる構成であっても良く、例えば極数が互いに異なっていてもよい。
レゾルバ102,104は、例えば図2(A)及び図3に示すように、ロータに対して径方向に対向する凸状のステータコア(歯)に巻線(励磁コイル及び検知コイル)を巻き付け、径方向の磁気抵抗の変化を利用して角度検出を行うタイプであってよい。或いは、レゾルバ102,104は、図2(B)に示すように、ロータに対して軸方向に対向する凸状のステータコアに巻線(励磁コイル及び検知コイル)を巻き付け、軸方向の磁気抵抗の変化を利用して角度検出を行うタイプであってよい。また、図2(B)に示す構成の場合、励磁コイル及び検知コイルは、必ずしも巻き線を巻くタイプである必要はなく、フィルム上のコイル(基板上にプリントされたコイル)を用いて薄型化を図ることも可能である。
レゾルバ102,104は、互いに同軸に配置されると共に、軸方向の互いに近接した位置に配置される。例えば、レゾルバ102,104は、図3に示すように、互いに隣接した状態で一体的に構成されてよい。これにより、2つのレゾルバ102,104を、効率的な搭載スペースで搭載でき、また、それぞれのレゾルバ102,104に対する配線や電気的接続(コネクタ接続)等も効率化することができる。
励磁コイルには、図示しない交流電源に接続される。動作時、交流電源は、例えば4Vの交流の入力電圧を、励磁コイルの両端に印加する。励磁コイルが励磁されてそれに磁気力が発生すると、それに伴い、検知コイルが起電する。レゾルバ102,104のそれぞれに係る励磁コイルには、互いに同相で励磁電圧が印加される。
上述の如く、ロータの外形輪郭線は、一定の径ではなく、周期的に変化する径により画成されている。従って、図2(A)に示す構成では、ロータが回転すると、ロータとステータコア(歯)の径方向の距離が周期的に変化するので、それに伴って、磁束抵抗が変化して、当該コアまわりの検知コイルに誘起される電流(出力電圧)が変化する。図2(B)に示す構成では、ロータが回転すると、ロータの外周部とステータコアの上面との遮蔽幅が変化し、ステータコアを通る磁束が遮へいされる幅が周期的に変化するので、それに伴って、磁束抵抗が変化して、当該コアまわりの検知コイルに誘起される電流(出力電圧)が変化する。このような現象を利用して、ロータの回転角すなわち回転体の回転角を磁気的に検出される。
2つのレゾルバ102,104には、それぞれ、R/D106,108が接続される。R/D106,108には、検知コイルからの出力信号が入力される。
R/D106,108は、sin相の出力電圧とcos相の出力電圧とに基づいて、ロータの回転角θを表すデジタル信号φを出力する。ロータの回転角θは、例えば、次式の関係を用いて導出される。
θ=1/N・tan−1(ESIN−GND/ECOS−GND
ここで、ECOS−GNDは、cos相の出力電圧を表し、ESIN−GNDは、sin相の出力電圧を表す。以下では、R/D106から出力される出力信号を、「φ1」で表し、R/D103から出力される出力信号を、「φ2」で表す。
R/D106,108から出力される各デジタル信号は、図1に示すように、互いに加算された後、平均される。即ち、R/D106から出力される出力信号φ1と、R/D108から出力される出力信号φ2とは、加算部107にて加算され(=φ1+φ2)、平均演算部109にて平均化される(φfinal=(φ1+φ2)/2)。
図4は、図1の各ポイントA〜Dにおける出力状態を示す図である。
図4(A)及び図4(B)には、R/D106から出力される出力信号φ1と、R/D108から出力される出力信号φ2の波形が、実線で示され、理想的な出力信号、即ち磁気干渉による誤差の無い出力信号の波形が、破線で示されている。このように、上述の如く2つのレゾルバ102,104を近接して配置すると、磁気の漏れに起因した磁気干渉が発生しやすくなり、実際の出力信号(実線)には、理想的な出力信号の波形に対して誤差が含まれる。従って、それぞれの出力信号φ1、φ2をそのまま利用すると、角度検出誤差が大きくなる虞がある。
これに対して、本実施例によれば、上述の如くそれぞれの出力信号φ1、φ2は、互いに足し合わせられる。このとき、図4(C)に示すように、それぞれの出力信号φ1、φ2に含まれていた誤差成分は、互いに相殺されている。これは、磁気干渉による誤差は互いに逆特性(対称性)を有することに起因する。この結果、当該加算後に平均化すると、図4(D)に示すように、最終的に回転角情報として出力される出力値φfinalは、図4(A)及び図4(B)にて破線で示す理想的な波形に略対応するようになる。即ち、磁気干渉に起因した誤差の無い精度の良い回転角情報φfinalが得られる。
以上説明したように、本実施例によれば、とりわけ以下のような効果が奏される。
2つのレゾルバ102,104を近接して配置した場合に、磁気干渉による影響が、それぞれのレゾルバ102,104の出力信号φ1、φ2に逆特性で現れることに着目して、それらを相殺することで、磁気干渉に起因した誤差の無い精度の良い回転角情報を得ることができる。これに伴い、個々の出力信号φ1、φ2に対して個別に補正を行う必要がなく、それに伴い、その際に必要とされていた補正用データや複雑な演算も不要となる。また、追加的に必要となる信号処理としては加算処理と平均化処理のみであり、ソフト処理の簡略化が可能である。
図5は、本発明の実施例2による回転角検出装置200を示すシステム構成図である。実施例2は、上述の実施例1に対して、とりわけ断線検出時にオフセット値の加減算処理が実行されるように構成されている点が、異なる。以下では、実施例2に特有の構成について重点的に説明し、上述の実施例1と同様であってよい構成については同一の参照符号を付して説明を省略する。
信号処理部210は、上述の実施例1と同様のR/D106,108と、加算部107と、平均演算部109に加えて、断線検知部220と、逆オフセット印加部222とを含む。尚、断線検知部220の機能は、逆オフセット印加部222の機能と同様、マイクロコンピューターにより実現されてよい。
2つのレゾルバ202,204は、出力信号に、互いに正負逆の一定のオフセットが発生するように構成されている。この点を除き、2つのレゾルバ202,204は、上述の実施例1と同様であってよい。
具体的には、2つのレゾルバ202,204は、例えば同一極同士が所定角度(例えば30度)オフセットして配置される。この場合、所定角度の中間角度が軸角度ゼロ度に対応するように設定すると、レゾルバ202は、常に(但し、異常時を除く。以下同じ)、各軸角度で正規値に対して所定角度(例えば15度)分だけ正方向にオフセットした出力信号を出力し、レゾルバ204は、常に、各軸角度で正規値に対して所定角度(例えば15度)分だけ負方向にオフセットした出力信号を出力する(図6(A)及び図6(B)参照)。
図6は、図1の各ポイントE,Fにおける出力状態を示す図である。図6(A)及び図6(B)には、R/D106から出力される出力信号φ1と、R/D108から出力される出力信号φ2の波形が、実線で示され、理想的な出力信号、即ち磁気干渉による誤差及びオフセットの無い出力信号の波形が、破線で示されており、磁気干渉による誤差の無い出力信号(オフセット有り)の波形が、一点鎖線で示されている。
出力信号φ1には、図6(A)に示すように、オフセット分に対応したオフセット値εと、磁気干渉に起因した誤差成分とが、全体の誤差として発生している。同様に、出力信号φ2には、図6(B)に示すように、オフセット分に対応したオフセット値εと、磁気干渉に起因した誤差成分とが、全体の誤差として重畳される。尚、上述の如く出力信号φ1、φ2にはそれぞれ逆方向のオフセットが付与されているので、図6(A)及び図6(B)に示すように、理想的な出力信号に対してそれぞれ正負逆方向に誤差が生ずる。
実施例1と同様、R/D106,108から出力される各デジタル信号φ1、φ2は、図6に示すように、互いに加算された後、平均される。即ち、R/D106から出力される出力信号φ1と、R/D108から出力される出力信号φ2とは、加算部107にて加算され(=φ1+φ2)、平均演算部109にて平均化される(φfinal=(φ1+φ2)/2)。このとき、上述の実施例1で図4(C)を参照して説明したように、それぞれの出力信号φ1、φ2に含まれていた誤差成分は、互いに相殺される。これは、磁気干渉による誤差は互いに逆特性(対称性)を有することに起因する。また、それぞれの出力信号φ1、φ2に乗せられているオフセット値εについても、上述の逆特性により、互いに相殺される。この結果、上述の実施例1で図4(D)を参照して説明したように、最終的に回転角情報として出力される出力値φfinalは、磁気干渉及びオフセットに起因した誤差の無い精度の良い回転角情報が得られる。
ここで、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が発生した場合について説明する。断線とは、典型的には、励磁コイルと交流電源との間の断線であるが、検知コイルとR/D106,108との間の断線を含んでよい。
2つのレゾルバ202,204の断線は、図5に示すように、断線検知部220により検知される。断線検知部220は、R/D106,108からの出力信号φ1、φ2又はR/D106,108からの断線検知信号を監視して、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が発生しているか否かを判定する。例えば、断線検知部220は、R/D106,108からの出力信号φ1、φ2に含まれるそれぞれのオフセット値の幅2εを監視し、オフセット値の幅2εが所定閾値以下(又はゼロ)となった場合に、断線が発生したと判断することとしてよい。
断線検知部220は、2つのレゾルバ202,204のいずれかの断線を検出すると、逆オフセット印加部222に対してオフセット印加指令を出力する。逆オフセット印加部222は、オフセット印加指令に応答して、断線が発生していない側の出力信号に対して、オフセットに起因した誤差を相殺する逆方向のオフセット値を付与する。例えば、レゾルバ202に断線が発生した場合には、レゾルバ204からの出力信号φ2に対して、オフセット値εを加算する。これにより、図7(B)に示すように、レゾルバ204からの出力信号φ2から、オフセットに起因した誤差が除去される。同様に、レゾルバ204に断線が発生した場合には、レゾルバ202からの出力信号φ1に対して、オフセット値εを減算する。これにより、図7(A)に示すように、レゾルバ202からの出力信号φ1から、オフセットに起因した誤差が除去される。
ところで、本実施例では、上述の如く、正常時、即ち、2つのレゾルバ202,204のいずれにも断線が生じていないときには、R/D106,108からの出力信号φ1、φ2を加算・平均することで、磁気干渉による誤差と共に、オフセットに起因した誤差を相殺させて、高い精度の角度検出を実現している。
一方、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が生じた場合には、断線が生じた側のレゾルバに係る出力信号にオフセットεが現れなくなるので、正常時と同様の角度検出処理を継続すると、少なくともオフセットが相殺されなくなるので、当該オフセットが誤差として残存してしまうことになる。これに対して、本実施例では、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が生じた場合には、上述の如く断線のないレゾルバに係る出力信号に対して、オフセット値εが減算又は加算される。これにより、オフセットに起因した誤差が除去されるので、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が生じた場合であっても、高い精度の角度検出を実現することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、とりわけ以下のような効果が奏される。
正常時には、2つのレゾルバ102,104からの出力信号を加算・平均することで、磁気干渉に起因した誤差の無い精度の良い回転角情報を得ることができる。また、2つのレゾルバ102,104からの出力信号に逆方向のオフセットを付与することで、レアショートを含む断線検知が容易となる。また、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が生じた場合には、断線のないレゾルバに係る出力信号を用いて、高い精度の角度検出を実現することができる。即ち、冗長性の意義が発揮されるべき状況下において、角度検出精度を正常時と同等に維持することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、1相入力/2相出力の構成であったが、2相入力/1相出力であってもよいし、相の態様は任意である。
また、上述の実施例では、回転角を相対角で検出しているが、本発明はこれに限定されることは無く、軸倍角の異なる第3のレゾルバを設定して、回転角を絶対角で検出することも可能である。
また、上述の実施例では、2つのレゾルバ102,104が軸方向にオフセットして配置されているが、例えば図8に概念的に示すように、2つのレゾルバ302,304を同心円状に配置してもよい。これにより、軸方向の薄型化を図ることができる。この場合、レゾルバ302,304は、必然的に互いに同軸に配置されることになる。レゾルバ302,304は、上述の実施例と同様、同一の軸倍角(例えば2Xレゾルバ)であってよい。図8に示す構成は、例えば共通のステータを用いて、各ステータコアに対して互い違いにそれぞれのレゾルバ302,304を構成する検知コイル及び励磁コイルを設けることで実現されてもよい。
また、上述の実施例2において、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が生じた場合に、断線が生じた側からの出力信号の加算部107への入力を遮断すると共に、平均演算部109の処理を停止させることとしてもよい。
また、上述の実施例2では、断線検知部220は、R/D106,108からの出力信号φ1、φ2を監視して、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が発生しているか否かを判定しているが、R/D106,108への入力信号、即ち検知コイルの出力信号を監視して、2つのレゾルバ202,204のいずれかに断線が発生しているか否かを判定してもよい。
また、上述の実施例では、加算部107や平均演算部109等の処理部は、IC等を用いてハードウェア的に実現されてもよい。
以上のとおり本発明は、パワーステアリング装置におけるステアリングシャフトの回転角度を検出する回転角検出装置を始めとして、回転体の回転角の検出が必要なあらゆる装置において利用することができる。
本発明の実施例1による回転角検出装置100を示すシステム構成図である。 レゾルバ102,104の種類の一例を示す概略図である。 レゾルバ102,104の近接配置状態の一例を示す図である。 図1の各ポイントA〜Dにおける出力状態を示す図である。 本発明の実施例2による回転角検出装置100を示すシステム構成図である。 図5の各ポイントE,Fにおける出力状態を示す概念図である。 図5の各ポイントG,Hにおける出力状態を示す図である。 レゾルバ102,104の近接配置状態のその他の例を示す図である。
符号の説明
100,200 回転角検出装置
102,104、202,204、302,304 レゾルバ
106,108 R/D
110,210 信号処理部
220 断線検知部
222 逆オフセット印加部

Claims (1)

  1. 回転体の回転角を検出する回転角検出装置であって、
    互いに同軸に且つ磁気干渉を起こしうるほど近接して配置され、軸倍角が同一の2つのレゾルバと、
    それぞれのレゾルバから出力される出力信号を処理して、回転体の回転角情報を出力する信号処理部とを備え、
    前記信号処理部が、それぞれのレゾルバに基づく回転体の回転角を表す信号の平均値を求めて、回転体の回転角情報を生成することを特徴とする、回転角検出装置。
JP2006236400A 2006-08-31 2006-08-31 回転角検出装置 Expired - Fee Related JP4729458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236400A JP4729458B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 回転角検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236400A JP4729458B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 回転角検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008058180A JP2008058180A (ja) 2008-03-13
JP4729458B2 true JP4729458B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=39241081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006236400A Expired - Fee Related JP4729458B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 回転角検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4729458B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021171392A1 (ja) * 2020-02-26 2021-09-02

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5343886B2 (ja) * 2010-02-16 2013-11-13 日本精工株式会社 絶対角度検出装置、モータ及び回転テーブル装置
JP6323699B1 (ja) * 2017-03-22 2018-05-16 Tdk株式会社 角度センサおよび角度センサシステム
CN113330281B (zh) * 2019-01-25 2023-06-02 三菱电机株式会社 角度检测装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614913U (ja) * 1992-07-22 1994-02-25 株式会社アイチコーポレーション 作業装置の作動変位検出装置
JP2004157109A (ja) * 2002-09-12 2004-06-03 Tamagawa Seiki Co Ltd 回転検出器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614913U (ja) * 1992-07-22 1994-02-25 株式会社アイチコーポレーション 作業装置の作動変位検出装置
JP2004157109A (ja) * 2002-09-12 2004-06-03 Tamagawa Seiki Co Ltd 回転検出器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021171392A1 (ja) * 2020-02-26 2021-09-02
JP7195478B2 (ja) 2020-02-26 2022-12-23 三菱電機株式会社 レゾルバの異常検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008058180A (ja) 2008-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6477933B2 (ja) 回転角度検出装置及び回転角度検出方法
JP5148394B2 (ja) マイクロコンピュータ,モータ制御システム
JP6484008B2 (ja) エンコーダ及び回転角度位置算出方法
JP2009080058A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
CN108291799B (zh) 角度检测装置及电动助力转向装置
JP2008151774A (ja) 回転角度検出装置および回転機
CN108351197B (zh) 角度检测装置及电动助力转向装置
JP6319538B1 (ja) 回転角度検出器及びトルクセンサ
JP2008139300A (ja) 回転角度検出装置
JP2008241405A (ja) レゾルバ
JP4729458B2 (ja) 回転角検出装置
JP2017161391A (ja) ロータリエンコーダ及びロータリエンコーダの角度補正方法
JP5522845B2 (ja) 回転型位置検出装置
JP6849188B2 (ja) 角度検出器
RU2540455C2 (ru) Датчик углового положения и узел, содержащий вращающуюся систему и такой датчик
JP2013024638A (ja) 相対角度検出装置、トルクセンサ及び電動パワーステアリング装置
JP2012194086A (ja) 3相ブラシレスモータ
JP2008216142A (ja) 回転角検出装置
JP3537294B2 (ja) 回転速度検出手段を有するモータ
JP5075022B2 (ja) 可変リラクタンス型レゾルバ
JP4991992B2 (ja) レゾルバ
JP2010164450A (ja) レゾルバ・デジタル変換器
JP5067880B2 (ja) 回転角度検出装置
JP4166653B2 (ja) 回転角検出装置
JP2018201299A (ja) 二軸一体型モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4729458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees