JP4729451B2 - 変速機の同期装置 - Google Patents

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    • F16D2023/0618Details of blocking mechanism comprising a helical spring loaded element, e.g. ball

Description

本発明は、車両等に搭載された変速機、特に手動変速機にあって変速時に回転速度の異なる二つのギアを同期させて円滑に噛み合わせる変速機の同期装置に関する。
こうした同期装置としては周知のように、メインシャフトとカウンタシャフトとの平行軸式のものが広く採用されており、その中でも特に、キー式シンクロメッシュ機構を有して上記回転速度の異なる2つのギアを同期させる方式のものが、現在、広く普及している。このような方式の同期装置の上記メインシャフト側の構造についてその一部断面構造を図4に、またその分解斜視構造を図5にそれぞれ示す。
まずは図4に示されるように、この同期装置にあっては、メインシャフト100にスプライン結合されたシンクロナイザハブ201の外周に同じくスプライン結合によってスリーブ202が軸方向へ移動可能に配設されている。このスリーブ202の外周に設けられている溝202aに対してシフトレバーに連結されたシフトフォーク(共に図示略)が嵌め込まれるようになる。すなわち、シフトレバーのシフト操作に追従してスリーブ202が軸方向に摺動する。またこの同期装置にあって、スリーブ202の内周側には、その端面に対向する態様にてシンクロナイザリング203が設けられている。このシンクロナイザリング203は、メインシャフト100上を空転する、正確には変速機のクラッチシャフト(図示略)と一体に回転する変速ギア102と上記スリーブ202(シンクロナイザハブ201)との同期を仲介する部分である。そしてその内周には、図5の分解斜視図に示されるように、変速ギア102のコーン部102aと当接した際に高い摩擦力を得るための油切りと面圧を高めるための溝が切られている。一方、これも図5に示されるように、上記シンクロナイザハブ201の外周には3つのキー溝201aが形成されており、これらキー溝201aには、3つのシンクロナイザキー204(図中ではその1つを示す)がそれぞれ設けられている。そして、シンクロナイザハブ201の側面には円環溝201bが形成されており、この円環溝201b内に張架されたキースプリング205によって3つのシンクロナイザキー204がスリーブ202の内周面に付勢されることにより、これらシンクロナイザキー204の突起部204bがその内周面に形成されている凹部202bに係合される。また、これらシンクロナイザキー204は、その端部204aが上記シンクロナイザリング203の外周に形成されているキー溝203aにも所定の角度内において相対回転可能に係合されており、これによってスリーブ202(シンクロナイザハブ201)とシンクロナイザリング203との同期回転が図られている。そして図4は、このような状態での上記各部の断面構造に相当する図として描かれている。
したがって、このような同期装置にあって、いま、上記シフトレバーのシフト操作に応じてスリーブ202が上記変速ギア102側へ変位したとすると、このスリーブ202に係合されているシンクロナイザキー204も変速ギア102側へ移動する。すなわち、このシンクロナイザキー204の移動を通じて、シンクロナイザリング203に設けられているキー溝203aの壁面と共に、このシンクロナイザリング203が変速ギア102側に押圧される。これにより、シンクロナイザリング203の内周面が変速ギア102の上記コーン部102aに当接して、それらの間に摩擦が発生する。そして、この摩擦により、変速ギア102とシンクロナイザリング203との相対回転速度の差が減少し、シンクロナイザリング203がシンクロナイザハブ201に対して相対回転しようとする。ただしそのときには、シンクロナイザハブ201と一体に回転するシンクロナイザキー204が上記キー溝203aの周方向の壁面に当接されることとなり、結局は、これらシンクロナイザハブ201とシンクロナイザリング203との相対回転は阻止されるようになる。
その後、スリーブ202が更に変速ギア102側に変位されると、スリーブ202の内周に設けられたスプライン202cがシンクロナイザリング203の外周に設けられたスプライン203bに噛合しようとする。ただし、このような同期装置にあっては、シンクロナイザキー204が上記キー溝203aの周方向の壁面に当接される条件下でこれらスプライン202c,203bが若干ずれるように形成されており、これによってスリーブ202の変位が規制され、その後はシンクロナイザリング203がスリーブ202によって直接押圧されるようになる。このときには、上記シンクロナイザリング203の内周面と変速ギア102のコーン部102aとの間の摩擦が増大し、シンクロナイザリング203と変速ギア102との回転速度の差が更に減少する。そして、シンクロナイザリング203と変速ギア102との回転速度の差がなくなると、シンクロナイザリング203によるスリーブ202の変位に対する規制作用がなくなる。このため、スリーブ202が更に変速ギア102側へ変位してその内周面に設けられたスプライン202cがシンクロナイザリング203のスプライン203b及び変速ギア102のスプライン102bに順次係合し、変速操作が完了する。なお、このとき、上記シンクロナイザキー204の突起部204bとスリーブ202の内周面に形成されている凹部202bとの係合は解除されている。
ところで、このようなキー式シンクロメッシュ機構を有する同期装置にあっては、シンクロナイザリング203と変速ギア102との摩擦による係合過程における上記シンクロナイザキー204とシンクロナイザリング203に設けられたキー溝203aの周方向の壁面との当接時、シンクロナイザキー204に対して大きな衝突荷重が生じることがある。そして、このような衝突荷重が生じる場合には、例えばシンクロナイザキー204の変形を招くなど、上述した変速操作に際しての操作性が悪化する懸念がある。
そこで従来は、例えば特許文献1に見られるように、上記シンクロナイザハブ201とシンクロナイザリング203との相対回転を阻止する際の衝突荷重を分担する手段を備えるようにした同期装置なども提案されている。すなわちこの同期装置では、図6に、主に上記シンクロナイザハブ201、スリーブ202、及びシンクロナイザリング203の関係を示すように、特にシンクロナイザリング203に対して新たに3つの突起203cを形成するとともに、シンクロナイザハブ201にもこれら突起203cに各々対応する3つの凹部201cを形成するようにしている。そして、これら突起203cと凹部201cとの係合によってシンクロナイザハブ201とシンクロナイザリング203との相対回転を阻止することにより、シンクロナイザキー204自身がシンクロナイザリング203に設けられたキー溝203aの周方向の壁面に当接されることを回避するようにしている。そのため、シンクロナイザハブ201とシンクロナイザリング203との相対回転を阻止するときに生じる衝突荷重に起因してシンクロナイザキー204に不要な荷重が加わることも好適に回避され、ひいてはより円滑な変速操作が実現されるようになる。
特開平10−61677号公報
このように、シンクロナイザリング203に対しては上記突起203cを、またシンクロナイザハブ201に対しては上記凹部201cをそれぞれ設け、それらの係合に基づきシンクロナイザハブ201とシンクロナイザリング203との相対回転を阻止することで、操作性の改善に併せて、シンクロナイザキー204自体の保護が図られるようにもなる。ただし、こうした同期装置にあっては上述のように、シンクロナイザハブ201とシンクロナイザリング203との相対回転が阻止された後、スリーブ202のスプライン202cとシンクロナイザリング203のスプライン203bとが若干ずれた状態から係合状態に移行する。そのため、図6に例示した特許文献1に記載の同期装置の構造について、先の図4を引用してその7―7線に沿った断面図に相当する図として図7に示すように、上記突起203cと凹部201cの内壁との間には、その周方向に余裕代となる隙間Gaが設けられている。そして、この隙間Gaの範囲でシンクロナイザハブ201とシンクロナイザリング203との相対回転が許容されている。すなわち、変速操作に際して、それらシンクロナイザリング203とシンクロナイザハブ201との相対回転が阻止されている間は、突起203cと凹部201cの内壁とは周方向に密着した状態に維持されるが、変速操作が行われていないときには、凹部201c内において上記余裕代となる隙間Gaの範囲内での突起203cの自由移動が許容される。このため、原動機となる例えば内燃機関の出力軸の回転変動等によりシンクロナイザリング203とシンクロナイザハブ201とが回転方向に加振されるようなことがあると、上記突起203cが上記凹部201cの内壁に繰返し衝突するようになる。そして、このような衝突が起こる場合には、それに起因して高周波異音が発生したり、あるいはそれら突起203cと凹部201cとの間の磨耗が無視できないものとなる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、キー式シンクロメッシュ機構としての操作性、並びに耐久性を維持しつつ、内燃機関等の原動機側の回転変動等に起因する異音の発生や部材間の磨耗を抑制することのできる変速機の同期装置を提供することにある。
以下、上記目的を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、メインシャフトにスプライン結合されたシンクロナイザハブの外周に同じくスプライン結合されてシフトレバーの操作に伴いメインシャフトの軸方向に移動するスリーブを有し、このスリーブの内周に設けられているスプラインと前記メインシャフト上を空転する変速ギアに設けられているスプラインとの係合によってこの変速ギアの回転を前記メインシャフトの回転に同期させるにあたり、前記シンクロナイザハブの外周に設けられた溝に収容されるかたちで前記スリーブとの間に介在してスリーブ内周面の一部との係合に基づきスリーブの移動に追従してメインシャフトの軸方向に移動可能なシンクロナイザキーと、前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されてこのシンクロナイザキーをスリーブ内周面側に付勢するキースプリングと、前記同期のための仲介部として前記変速ギアと摩擦係合される面及び前記スリーブの内周に設けられているスプラインと前記変速ギアに設けられているスプラインとの係合を中継するスプライン及び前記シンクロナイザキーが係合されるキー溝を有して前記シンクロナイザハブと前記変速ギアとの間に介在するシンクロナイザリングとを備え、シフトレバーの操作に伴い、シンクロナイザキーをシンクロナイザリングのキー溝に係合させた状態でシンクロナイザリングを変速ギア側に押圧しつつ前記同期を図るようにした変速機の同期装置において、前記シンクロナイザハブと前記シンクロナイザリングとの間には、前記シンクロナイザキーによる前記シンクロナイザリングの押圧に際して前記シンクロナイザキーとは別途にそれらシンクロナイザハブとシンクロナイザリングとの相対回転を規制する係合機構が設けられてなり、前記キースプリングは、この係合機構の係合部間周方向に介在する形状を有して前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されてなることを特徴とする。
こうしたキー式シンクロメッシュ機構を有する同期装置にあっては前述のように、その同期動作に際し、シンクロナイザハブとシンクロナイザリングとの相対回転が阻止された後、スリーブのスプラインとシンクロナイザリングのスプラインとが若干ずれた状態から係合状態に移行する。そのため、上記係合機構にあっても、その係合部間には、こうしたスプライン間の移行を許容すべく、その周方向に余裕代となる隙間が設けられている必要がある。すなわち、変速操作に際してそれらシンクロナイザリングとシンクロナイザハブとの相対回転が阻止されている間は、上記係合機構の係合部が周方向に密着した状態に維持されるが、変速操作が行われていないときには、上記余裕代となる隙間の範囲内で同係合部の自由移動が許容されている。このため、例えば原動機出力軸の回転変動等によりシンクロナイザリングとシンクロナイザハブとが回転方向に加振されるようなことがあれば、上記係合機構の係合部間には前述した繰り返しの衝突が発生するようになる。この点、上記構成によれば、シンクロナイザキーをスリーブ内周面側に付勢するキースプリングが、係合機構の係合部間周方向に介在する形状を有してシンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されるため、係合機構の係合部間の直接の接触を抑制することができるようになるとともに、キースプリング自身の弾性によってそれら係合部間の衝突を緩和することができるようにもなる。その結果、特に変速操作が行われていないときにおけるこうした係合部間の衝突を緩和することができ、ひいてはこれに起因する異音及び各部材の磨耗等も好適に抑制することができるようになる。しかも、係合部間のこのような衝突の緩和がキー式シンクロメッシュ機構としての構成部品の一つであるキースプリングの形状変更のみによって行われるため、その実現が容易であるとともに、コスト的なメリットも大きい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の変速機構の同期装置において、前記係合機構が、前記シンクロナイザリングの前記キー溝が設けられた周面に対応して設けられてなることを特徴とする。
同構成によれば、係合機構がシンクロナイザリングのキー溝が設けられた周面に対応して設けられるため、少なくともシンクロナイザリングに関しては、上記キー溝の形成に併せて同係合機構を構成する係合部の形成を行うことができるようになる。これにより、製造面での便宜が図られるようになるとともに、スペース的な面でも、より少ない制約のもとに同係合機構を形成することができるようになる。またこれにより、キースプリングについても、その係合部間周方向に介在する部分を他の部分と同一の平面内に、すなわち二次元形状にて形成することができるため、その形成も容易となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の変速機の同期装置において、前記係合機構は、前記シンクロナイザリングの前記キー溝が設けられた周面に形成された突起と、前記シンクロナイザハブの前記突起に対応した位置に同突起の周方向への幅に対し同じく周方向への所定の余裕代を有して設けられた凹部とからなることを特徴とする。
シンクロナイザハブは前述のように、そもそもその外周にシンクロナイザキーを収容するための溝を有して形成されることから、これに新たに上記凹部を形成することも容易である。また、他方のシンクロナイザリングにあっても、例えば上記キー溝が設けられた周面の上記突起を設ける位置に対応してその周方向の両サイドを切削するなどにより同突起の形成が可能になる。すなわち、同構成によれば、上記係合機構をより容易に、しかも省スペースのもとに形成することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の変速機の同期装置において、前記シンクロナイザキー及び前記係合機構は、それぞれその複数が互いに等間隔に補間し合う態様にて設けられてなることを特徴とする。
このように、シンクロナイザキー及び係合機構の複数が互いに等間隔に補間し合う態様にて設けられる同構成によれば、シンクロナイザハブやシンクロナイザリングといった回転体としての重量的なバランスを保ちつつ、それら各回転体の回転速度を同期させることができるようになる。このため、それらシンクロナイザハブとシンクロナイザリングとの相対回転を規制する際の衝突荷重についてもこれを緩和しつつ、且つ均等に分担させることができ、安定したシフト操作の維持を図ることができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の変速機の同期装置において、前記キースプリングが前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に対して周方向に摺動可能に張架されてなることを特徴とする。
キースプリングは、シンクロナイザハブの円環溝に張架されてシンクロナイザキーをスリーブ内周面に付勢するといった構造上、同スプリングはシンクロナイザキー及びシンクロナイザハブと一体に回転する。したがって、このようなキースプリングがシンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に対して周方向に摺動可能に張架される上記構成によれば、シンクロナイザハブとシンクロナイザリングとの相対回転が発生する際に、このキースプリングもシンクロナイザハブ及びシンクロナイザキーに対して相対回転するようになる。すなわち、キースプリングとシンクロナイザキー及び円環溝の壁面との接触部に生じる摩擦によってシンクロナイザリングとシンクロナイザハブとの相対回転にかかるエネルギを消耗させることができ、係合機構の係合部間の緩衝効果を更に高めることができるようになる。
以下、本発明を車両に搭載される手動変速機の同期装置に適用した一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
この実施形態の同期装置も、メインシャフトとカウンタシャフトとの平行軸式のものにあって前述したキー式シンクロメッシュ機構を採用した同期装置であり、図1には、先の図4に対応して、メインシャフト側の一部断面構造を、また図2には、その分解斜視構造をそれぞれ示している。なお、これら図1、図2において、先の図4あるいは図5に示した要素と対応する要素にはそれぞれ対応する符号を付して示している。
まずは図1に示されるように、この実施形態の同期装置にあっても、変速機のメインシャフト10にスプライン結合されたシンクロナイザハブ21の外周に、同じくスプライン結合によってスリーブ22が軸方向へ移動可能に配設されている。そして、このスリーブ22の外周に設けられている溝22aに対してシフトレバーに連結されたシャフトフォーク(共に図示略)が嵌め込まれるようになる。すなわち、シフトレバーのシフト操作に追従してスリーブ22が軸方向に摺動する。また、このスリーブ22の内周側には、その端面に対向する態様にてシンクロナイザリング23が設けられている。このシンクロナイザリング23も前述のように、ベアリング15を介してメインシャフト10上を空転する、正確には変速機のクラッチシャフト(図示略)と一体に回転する変速ギア12と上記スリーブ22(シンクロナイザハブ21)との同期を仲介する仲介部である。そして、このシンクロナイザリング23の内周には図2に示されるように、変速ギア12のコーン部12aと当接した際に高い摩擦力を得るための油切りと面圧を高めるための溝が切られていることも、先の従来の同期装置と同様である。
一方、これも図2に示されるように、上記シンクロナイザハブ21の外周には3つのキー溝21aが形成されており、これらキー溝21aには、3つのシンクロナイザキー24(図中ではその1つを示す)がそれぞれ設けられている。そして、シンクロナイザハブ21の側面には円環溝21bが形成されており、この円環溝21b内に張架された棒状のキースプリング25によって3つのシンクロナイザキー24がスリーブ22の内周面に付勢されることにより、これらシンクロナイザキー24の突起部24bがスリーブ22の内周面に形成されている凹部22bに係合される。また、これらシンクロナイザキー24は、その端部24aが上記シンクロナイザリング23の外周に形成されているキー溝23aにも所定の角度内において相対回転可能に係合されている。
また、この実施形態の同期装置にあって、シンクロナイザハブ21の外周には、3つの凹部21cが形成されているとともに、シンクロナイザリング23にはこれら凹部21cに各々対応する3つの突起23cが形成されている。そして、この実施形態の同期装置にあっては、これら凹部21cと突起23cとの係合により、シンクロナイザハブ201とシンクロナイザリング203との相対回転が阻止される。なお、これら凹部21cとからなる係合機構は、図2からも明らかなように、キー溝21aとが互いに等間隔に補間し合う態様にて設けられている。さらにこの実施形態の同期装置において上記キースプリング25には、係合機構を構成するこれら凹部21cと突起23cとの係合部に各々対応して、矩形状の3つの緩衝部25aが形成されている。
以下、図3を参照して、シンクロナイザハブ21、シンクロナイザリング23、シンクロナイザキー24及びキースプリング25の周方向における相対位置についてそれらの関係を詳しく説明する。ここで、図3は、先の図1の3−3線に沿った断面構造を示したものである。
同図3に示されるように、係合機構を構成する係合部、すなわち上記突起23cと凹部21cとがそれぞれ係合する状態下で、シンクロナイザキー24の端部24aとシンクロナイザリング23のキー溝23aとがそれぞれ係合している。ここで、凹部21cは突起23cの周方向への幅に対し同じく周方向への余裕代となる隙間D1を有するとともに、キー溝23aはシンクロナイザキー24の端部24aの周方向への幅に対し同じく周方向への余裕代となる隙間D2を有している。なお、隙間D2は隙間D1よりも大きく設定されている。
そして、キースプリング25は、シンクロナイザリング23のキー溝23aが設けられた周面に対応してシンクロナイザハブ21の円環溝21b内に張架されることによって、3つのシンクロナイザキー24をスリーブ22の内周面側に付勢している。なお、このキースプリング25の端部25bは上記円環溝21bの内壁に摺接されている。また、キースプリング25の上記緩衝部25aは、突起23cの外壁に沿って径方向に突出する矩形形状を有し、凹部21cの内壁と突起23cとの間の周方向に介在するように配設されている。またこの実施形態において、上記凹部21cは緩衝部25aの周方向への幅に対しても同じく周方向に所定の隙間を有する関係にて設けられている。
次に、これら図1〜図3を参照して、この実施形態の同期装置の変速操作が行われるときの動作について説明する。
変速操作の際には、上述したように、シフトレバーのシフト操作に応じてスリーブ22が変速ギア12側へ変位する。そしてこのとき、このスリーブ22に係合されているシンクロナイザキー24も変速ギア12側へ移動し、シンクロナイザリング23のキー溝23aの壁面の押圧を通じて、同シンクロナイザリング23を変速ギア12側に押圧する。これにより、シンクロナイザリング23の内周面が変速ギア12のコーン部12aに当接して、それらの間に摩擦が発生する。そして、この摩擦により、変速ギア12とシンクロナイザリング23との相対回転速度の差が減少し、シンクロナイザリング23がシンクロナイザハブ21に対して相対回転しようとする。すなわちこのとき、シンクロナイザリングの突起23cがシンクロナイザハブ21の凹部21cに対して相対回転しようとするとともに、シンクロナイザリング23のキー溝23aがシンクロナイザキー24に対して相対回転しようとする。ただし、この実施形態の同期装置では、上記隙間D2が隙間D1よりも大きく設定されているため、上記係合機構を構成する突起23cと凹部21cとの係合によってシンクロナイザハブ21とシンクロナイザリング23との相対回転が阻止されるようになる。なおこの際、上記緩衝部25aが凹部21cの内壁と突起23cとの間の周方向に介在するように配設されているため、突起23cが緩衝部25aを凹部21cの周方向の内壁に押圧するようになっている。
その後、スリーブ22が更に変速ギア12側に変位されると、スリーブ22の内周に設けられたスプライン22cがシンクロナイザリング23の外周に設けられたスプライン23bに噛合しようとする。ただし、同期装置50にあっては、突起23cと凹部21cとが係合する条件下でこれらスプライン22c,23bが若干ずれるように形成されており、これによってスリーブ22の変位が規制され、その後はシンクロナイザリング23がスリーブ22によって直接押圧されるようになる。このときには、シンクロナイザリング23の内周面と変速ギア12のコーン部12aとの間の摩擦が増大し、シンクロナイザリング23と変速ギア12との回転速度の差が更に減少する。そして、シンクロナイザリング23と変速ギア12との回転速度の差がなくなると、シンクロナイザリング23によるスリーブ22の変位に対する規制作用がなくなるため、スリーブ22が更に変速ギア12側へ変位して、スプライン22cがスプライン23b及び変速ギア12に形成されたスプライン12bに順次係合し、変速操作が完了する。
一方、こうした変速操作が行われない期間には前述のように、突起23cが凹部21cに対して隙間D1の範囲内で自由移動することが許容されている。このため、例えば原動機となる内燃機関の出力軸の回転変動等によりシンクロナイザリング23とシンクロナイザハブ21とが回転方向に加振されるようなことがあれば、上記突起23cと凹部21cとの間にはした繰り返しの相対回転が発生するようになる。
ここで、キースプリング25は、シンクロナイザハブ21の円環溝21bに張架されてシンクロナイザキー24をスリーブ22内周面に付勢するといった構造上、同キースプリング25はシンクロナイザキー24及びシンクロナイザハブ21と一体に回転する。したがって、このようなキースプリング25がシンクロナイザハブ21の円環溝21bに対して周方向に摺動可能に張架される上記構成によれば、シンクロナイザハブ21とシンクロナイザリング23との相対回転が発生する際に、このキースプリング25もシンクロナイザハブ21及びシンクロナイザキー24に対して相対回転するようになる。
以上説明したように、この実施形態にかかる変速機の同期装置によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)シンクロナイザキー24をスリーブ22の内周面側に付勢するキースプリング25が、凹部21cと突起23cとの係合部間周方向に介在する形状を有してシンクロナイザハブ21の側面に設けられた円環溝21bに張架されるため、凹部21cと突起23cの内壁との直接の接触を抑制することができるようになる。また、キースプリング25自身の弾性によって凹部21cと突起23cの内壁との衝突を緩和することができるようになる。その結果、特に変速操作が行われていないときにおけるこうした衝突を緩和することができ、ひいてはこれに起因する異音及び各部材の磨耗等も好適に抑制することができるようになる。しかも、凹部21cと突起23cの内壁との間のこのような衝突の緩和がキー式シンクロメッシュ機構としての構成部品の一つであるキースプリングの形状変更のみによって行われるため、その実現が容易であるとともに、コスト的なメリットも大きい。
(2)また、キースプリング25は、シンクロナイザハブ21の円環溝21bに張架されてシンクロナイザキー24をスリーブ22内周面に付勢するといった構造上、同キースプリング25はシンクロナイザキー24及びシンクロナイザハブ21と一体に回転する。したがって、このようなキースプリング25が円環溝21bに対して周方向に摺動可能に張架される上記構成によれば、シンクロナイザハブ21とシンクロナイザリング23との相対回転が発生する際に、このキースプリング25もシンクロナイザハブ21及びシンクロナイザキー24に対して相対回転するようになる。すなわち、キースプリング25とシンクロナイザキー24及び円環溝21bの壁面との接触部に生じる摩擦によってシンクロナイザリング23とシンクロナイザハブ21との相対回転にかかるエネルギを消耗させることができ、突起23cと凹部21cとの係合部間の緩衝効果を更に高めることができるようになる。
(3)係合機構を構成する突起23cと凹部21cとがシンクロナイザリング23のキー溝23aが設けられた周面に対応して設けられるため、少なくともシンクロナイザリング23に関しては、上記キー溝23aの形成に併せて突起23cと凹部21cとの形成を行うことができるようになる。これにより、製造面での便宜が図られるようになるとともに、スペース的な面でも、より少ない制約のもとに同係合機構を形成することができるようになる。またこれにより、キースプリング25についても、それら凹部21cの内壁と突起23cとの間周方向に介在する緩衝部25aを他の部分と同一の平面内に、すなわち二次元形状にて形成することができるため、その形成も容易となる。
(4)シンクロナイザハブ21は、そもそもその外周にシンクロナイザキー24を収容するためのキー溝21aを有して形成されることから、これに新たに凹部21cを形成することも容易である。また、他方のシンクロナイザリング23にあっても、キー溝21aが設けられた周面の突起23cを設ける位置に対応してその周方向の両サイドを切削するなどにより同突起の形成が可能になる。すなわち、同構成によれば、上記突起23c及び凹部21cをより容易に、しかも省スペースのもとに形成することが可能となる。
(5)シンクロナイザキー24及び上記係合機構の複数が互いに等間隔に補間し合う態様にて設けられる同構成によれば、シンクロナイザハブ21やシンクロナイザリング23といった回転体としての重量的なバランスを保ちつつ、それら各回転体の回転速度を同期させることができるようになる。このため、それらシンクロナイザハブ21とシンクロナイザリング23との相対回転を規制する際の衝突荷重についてもこれを緩和しつつ、且つ均等に分担させることができ、安定したシフト操作の維持を図ることができるようになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、シンクロナイザハブ21に形成した凹部21cがキースプリング25の緩衝部25aの周方向への幅に対して同じく周方向に所定の隙間を有する構造を採用した。これに対し、キースプリング25の緩衝部25aのみでも十分な緩衝効果が得られる場合には、上記凹部21cの内壁に沿うかたちでこの緩衝部25aを形成し、緩衝部25aの周方向において凹部21cの内壁と緩衝部25aとの間の隙間を割愛するようにしてもよい。
・上記実施形態では、シンクロナイザハブ21の外周に3つの凹部21cと3つのキー溝21aとを互いに等間隔に補間し合う態様にて設けるようにした。これに代えて、例えば2つのキー溝21aの間に2つの凹部21cを設けるなど、凹部21cとキー溝21aとを必ずしも等間隔でない態様にて設ける構造を採用することもできる。ただしこの場合であれ、それら回転体としての重量的なバランスは維持されることが望ましい。
・上記実施形態では、係合機構、すなわちシンクロナイザハブ21に形成された凹部21cとシンクロナイザリング23に形成された23cとの係合によりシンクロナイザハブ21とシンクロナイザリング23との相対回転を規制する構造とした。ただし、係合機構としてはこれに限らず、他に例えば、シンクロナイザハブ21に突起を形成するとともに、シンクロナイザリング23に凹部を形成し、これら突起と凹部との係合によりシンクロナイザハブ21とシンクロナイザリング23との相対回転を規制する構造としてもよい。
・上記実施形態では、棒状のスプリングからなるキースプリング25を採用するようにしているが、例えば板状など他の形状のスプリングからなるキースプリングを採用することもできる。
・また、上記キースプリング25が特に棒状のスプリングからなる場合には、例えば同キースプリング25をシンクロナイザリング23よりもシンクロナイザハブ21側に設けて、緩衝部25aがキースプリング25を形成する面から直角に突出して係合機構の係合部間周方向に介在するいわゆる三次元形状のスプリングとして形成してもよい。
この発明にかかる変速機の同期装置の一実施形態についてそのメインシャフト側の一部断面構造を示す断面図。 同実施形態の同期装置のキー式シンクロメッシュ機構についてその分解斜視構造を示す斜視図。 図1の3−3線に沿った断面構造を示す断面図。 従来の変速機の同期装置についてそのメインシャフト側の一部断面構造を示す断面図。 同じく従来の同期装置のキー式シンクロメッシュ機構についてその分解斜視構造を示す斜視図。 従来の同期装置に採用されているキー式メッシュ機構の他の構造についてその分解斜視構造を示す斜視図。 図6の構造を図4の7−7線に沿った断面構造に相当する図として便宜的に示した断面図。
符号の説明
10…メインシャフト、12…変速ギア、12a…コーン部、12b…スプライン、15…ベアリング、21…シンクロナイザハブ、21a…キー溝、21b…円環溝、21c…凹部、22…スリーブ、22a…溝、22b…凹部、22c…スプライン、23…シンクロナイザリング、23a…キー溝、23b…スプライン、23c…突起、24…シンクロナイザキー、24a…端部、24b…突起部、25…キースプリング、25a…緩衝部、25b…端部、50…同期装置、100…メインシャフト、102…変速ギア、102a…コーン部、102b…スプライン、201…シンクロナイザハブ、201a…キー溝、201b…円環溝、201c…凹部、202…スリーブ、202a…溝、202b…凹部、202c…スプライン、203…シンクロナイザリング、203a…キー溝、203b…スプライン、203c…突起、204…シンクロナイザキー、204a…端部、204b…突起部、205…キースプリング。

Claims (5)

  1. メインシャフトにスプライン結合されたシンクロナイザハブの外周に同じくスプライン結合されてシフトレバーの操作に伴いメインシャフトの軸方向に移動するスリーブを有し、このスリーブの内周に設けられているスプラインと前記メインシャフト上を空転する変速ギアに設けられているスプラインとの係合によってこの変速ギアの回転を前記メインシャフトの回転に同期させるにあたり、前記シンクロナイザハブの外周に設けられた溝に収容されるかたちで前記スリーブとの間に介在してスリーブ内周面の一部との係合に基づきスリーブの移動に追従してメインシャフトの軸方向に移動可能なシンクロナイザキーと、前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されてこのシンクロナイザキーをスリーブ内周面側に付勢するキースプリングと、前記同期のための仲介部として前記変速ギアと摩擦係合される面及び前記スリーブの内周に設けられているスプラインと前記変速ギアに設けられているスプラインとの係合を中継するスプライン及び前記シンクロナイザキーが係合されるキー溝を有して前記シンクロナイザハブと前記変速ギアとの間に介在するシンクロナイザリングとを備え、シフトレバーの操作に伴い、シンクロナイザキーをシンクロナイザリングのキー溝に係合させた状態でシンクロナイザリングを変速ギア側に押圧しつつ前記同期を図るようにした変速機の同期装置において、
    前記シンクロナイザハブと前記シンクロナイザリングとの間には、前記シンクロナイザキーによる前記シンクロナイザリングの押圧に際して前記シンクロナイザキーとは別途にそれらシンクロナイザハブとシンクロナイザリングとの相対回転を規制する係合機構が設けられてなり、前記キースプリングは、この係合機構の係合部間周方向に介在する形状を有して前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されてなる
    ことを特徴とする変速機の同期装置。
  2. 前記係合機構が、前記シンクロナイザリングの前記キー溝が設けられた周面に対応して設けられてなる
    請求項1に記載の変速機の同期装置。
  3. 前記係合機構は、前記シンクロナイザリングの前記キー溝が設けられた周面に形成された突起と、前記シンクロナイザハブの前記突起に対応した位置に同突起の周方向への幅に対し同じく周方向への所定の余裕代を有して設けられた凹部とからなる
    請求項2に記載の変速機の同期装置。
  4. 前記シンクロナイザキー及び前記係合機構は、それぞれその複数が互いに等間隔に補間し合う態様にて設けられてなる
    請求項2または3に記載の変速機の同期装置。
  5. 前記キースプリングが前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に対して周方向に摺動可能に張架されてなる
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の変速機の同期装置。
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