JP4729451B2 - 変速機の同期装置 - Google Patents
変速機の同期装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4729451B2 JP4729451B2 JP2006204480A JP2006204480A JP4729451B2 JP 4729451 B2 JP4729451 B2 JP 4729451B2 JP 2006204480 A JP2006204480 A JP 2006204480A JP 2006204480 A JP2006204480 A JP 2006204480A JP 4729451 B2 JP4729451 B2 JP 4729451B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synchronizer
- key
- hub
- sleeve
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D2023/0618—Details of blocking mechanism comprising a helical spring loaded element, e.g. ball
Description
請求項1に記載の発明は、メインシャフトにスプライン結合されたシンクロナイザハブの外周に同じくスプライン結合されてシフトレバーの操作に伴いメインシャフトの軸方向に移動するスリーブを有し、このスリーブの内周に設けられているスプラインと前記メインシャフト上を空転する変速ギアに設けられているスプラインとの係合によってこの変速ギアの回転を前記メインシャフトの回転に同期させるにあたり、前記シンクロナイザハブの外周に設けられた溝に収容されるかたちで前記スリーブとの間に介在してスリーブ内周面の一部との係合に基づきスリーブの移動に追従してメインシャフトの軸方向に移動可能なシンクロナイザキーと、前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されてこのシンクロナイザキーをスリーブ内周面側に付勢するキースプリングと、前記同期のための仲介部として前記変速ギアと摩擦係合される面及び前記スリーブの内周に設けられているスプラインと前記変速ギアに設けられているスプラインとの係合を中継するスプライン及び前記シンクロナイザキーが係合されるキー溝を有して前記シンクロナイザハブと前記変速ギアとの間に介在するシンクロナイザリングとを備え、シフトレバーの操作に伴い、シンクロナイザキーをシンクロナイザリングのキー溝に係合させた状態でシンクロナイザリングを変速ギア側に押圧しつつ前記同期を図るようにした変速機の同期装置において、前記シンクロナイザハブと前記シンクロナイザリングとの間には、前記シンクロナイザキーによる前記シンクロナイザリングの押圧に際して前記シンクロナイザキーとは別途にそれらシンクロナイザハブとシンクロナイザリングとの相対回転を規制する係合機構が設けられてなり、前記キースプリングは、この係合機構の係合部間周方向に介在する形状を有して前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されてなることを特徴とする。
この実施形態の同期装置も、メインシャフトとカウンタシャフトとの平行軸式のものにあって前述したキー式シンクロメッシュ機構を採用した同期装置であり、図1には、先の図4に対応して、メインシャフト側の一部断面構造を、また図2には、その分解斜視構造をそれぞれ示している。なお、これら図1、図2において、先の図4あるいは図5に示した要素と対応する要素にはそれぞれ対応する符号を付して示している。
変速操作の際には、上述したように、シフトレバーのシフト操作に応じてスリーブ22が変速ギア12側へ変位する。そしてこのとき、このスリーブ22に係合されているシンクロナイザキー24も変速ギア12側へ移動し、シンクロナイザリング23のキー溝23aの壁面の押圧を通じて、同シンクロナイザリング23を変速ギア12側に押圧する。これにより、シンクロナイザリング23の内周面が変速ギア12のコーン部12aに当接して、それらの間に摩擦が発生する。そして、この摩擦により、変速ギア12とシンクロナイザリング23との相対回転速度の差が減少し、シンクロナイザリング23がシンクロナイザハブ21に対して相対回転しようとする。すなわちこのとき、シンクロナイザリングの突起23cがシンクロナイザハブ21の凹部21cに対して相対回転しようとするとともに、シンクロナイザリング23のキー溝23aがシンクロナイザキー24に対して相対回転しようとする。ただし、この実施形態の同期装置では、上記隙間D2が隙間D1よりも大きく設定されているため、上記係合機構を構成する突起23cと凹部21cとの係合によってシンクロナイザハブ21とシンクロナイザリング23との相対回転が阻止されるようになる。なおこの際、上記緩衝部25aが凹部21cの内壁と突起23cとの間の周方向に介在するように配設されているため、突起23cが緩衝部25aを凹部21cの周方向の内壁に押圧するようになっている。
(1)シンクロナイザキー24をスリーブ22の内周面側に付勢するキースプリング25が、凹部21cと突起23cとの係合部間周方向に介在する形状を有してシンクロナイザハブ21の側面に設けられた円環溝21bに張架されるため、凹部21cと突起23cの内壁との直接の接触を抑制することができるようになる。また、キースプリング25自身の弾性によって凹部21cと突起23cの内壁との衝突を緩和することができるようになる。その結果、特に変速操作が行われていないときにおけるこうした衝突を緩和することができ、ひいてはこれに起因する異音及び各部材の磨耗等も好適に抑制することができるようになる。しかも、凹部21cと突起23cの内壁との間のこのような衝突の緩和がキー式シンクロメッシュ機構としての構成部品の一つであるキースプリングの形状変更のみによって行われるため、その実現が容易であるとともに、コスト的なメリットも大きい。
・上記実施形態では、シンクロナイザハブ21に形成した凹部21cがキースプリング25の緩衝部25aの周方向への幅に対して同じく周方向に所定の隙間を有する構造を採用した。これに対し、キースプリング25の緩衝部25aのみでも十分な緩衝効果が得られる場合には、上記凹部21cの内壁に沿うかたちでこの緩衝部25aを形成し、緩衝部25aの周方向において凹部21cの内壁と緩衝部25aとの間の隙間を割愛するようにしてもよい。
Claims (5)
- メインシャフトにスプライン結合されたシンクロナイザハブの外周に同じくスプライン結合されてシフトレバーの操作に伴いメインシャフトの軸方向に移動するスリーブを有し、このスリーブの内周に設けられているスプラインと前記メインシャフト上を空転する変速ギアに設けられているスプラインとの係合によってこの変速ギアの回転を前記メインシャフトの回転に同期させるにあたり、前記シンクロナイザハブの外周に設けられた溝に収容されるかたちで前記スリーブとの間に介在してスリーブ内周面の一部との係合に基づきスリーブの移動に追従してメインシャフトの軸方向に移動可能なシンクロナイザキーと、前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されてこのシンクロナイザキーをスリーブ内周面側に付勢するキースプリングと、前記同期のための仲介部として前記変速ギアと摩擦係合される面及び前記スリーブの内周に設けられているスプラインと前記変速ギアに設けられているスプラインとの係合を中継するスプライン及び前記シンクロナイザキーが係合されるキー溝を有して前記シンクロナイザハブと前記変速ギアとの間に介在するシンクロナイザリングとを備え、シフトレバーの操作に伴い、シンクロナイザキーをシンクロナイザリングのキー溝に係合させた状態でシンクロナイザリングを変速ギア側に押圧しつつ前記同期を図るようにした変速機の同期装置において、
前記シンクロナイザハブと前記シンクロナイザリングとの間には、前記シンクロナイザキーによる前記シンクロナイザリングの押圧に際して前記シンクロナイザキーとは別途にそれらシンクロナイザハブとシンクロナイザリングとの相対回転を規制する係合機構が設けられてなり、前記キースプリングは、この係合機構の係合部間周方向に介在する形状を有して前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に張架されてなる
ことを特徴とする変速機の同期装置。 - 前記係合機構が、前記シンクロナイザリングの前記キー溝が設けられた周面に対応して設けられてなる
請求項1に記載の変速機の同期装置。 - 前記係合機構は、前記シンクロナイザリングの前記キー溝が設けられた周面に形成された突起と、前記シンクロナイザハブの前記突起に対応した位置に同突起の周方向への幅に対し同じく周方向への所定の余裕代を有して設けられた凹部とからなる
請求項2に記載の変速機の同期装置。 - 前記シンクロナイザキー及び前記係合機構は、それぞれその複数が互いに等間隔に補間し合う態様にて設けられてなる
請求項2または3に記載の変速機の同期装置。 - 前記キースプリングが前記シンクロナイザハブの側面に設けられた円環溝に対して周方向に摺動可能に張架されてなる
請求項1〜4のいずれか一項に記載の変速機の同期装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006204480A JP4729451B2 (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 変速機の同期装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006204480A JP4729451B2 (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 変速機の同期装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008032072A JP2008032072A (ja) | 2008-02-14 |
JP4729451B2 true JP4729451B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=39121729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006204480A Expired - Fee Related JP4729451B2 (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 変速機の同期装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4729451B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015169278A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 本田技研工業株式会社 | 同期噛合装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101274244B1 (ko) | 2011-05-04 | 2013-06-11 | 기아자동차주식회사 | 수동 변속기의 동기치합기구 |
JP6157863B2 (ja) * | 2013-01-30 | 2017-07-05 | 本田技研工業株式会社 | 同期噛合装置 |
JP6013236B2 (ja) * | 2013-03-07 | 2016-10-25 | 本田技研工業株式会社 | シンクロ装置 |
CN103603882A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-02-26 | 长城汽车股份有限公司 | 一种车辆同步器 |
JP6236476B2 (ja) * | 2016-01-27 | 2017-11-22 | 本田技研工業株式会社 | 変速機の異音低減装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3463478B2 (ja) * | 1996-08-21 | 2003-11-05 | トヨタ自動車株式会社 | クラッチの同期装置 |
JP2005114156A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-28 | Nissan Motor Co Ltd | 変速機の同期装置 |
-
2006
- 2006-07-27 JP JP2006204480A patent/JP4729451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015169278A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 本田技研工業株式会社 | 同期噛合装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008032072A (ja) | 2008-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101180943B1 (ko) | 변속기의 동기 치합기구 | |
JP4729451B2 (ja) | 変速機の同期装置 | |
JP2010101459A (ja) | かみあい式クラッチ装置及びこのクラッチ装置を用いたシフト装置 | |
JP5873288B2 (ja) | 手動変速機の同期噛合機構 | |
JP2002174261A (ja) | 変速機用同期装置 | |
JP6010334B2 (ja) | 変速機の同期噛合い機構 | |
JP2009103248A (ja) | 変速機 | |
US8336690B2 (en) | Power transmission apparatus | |
JP2008215600A (ja) | 手動変速機の同期噛合装置 | |
JP2014029167A (ja) | 動力伝達装置 | |
JP6763813B2 (ja) | 噛み合い式クラッチ機構 | |
JP5516799B2 (ja) | 車両用変速機のシンクロ機構 | |
JP4927022B2 (ja) | シフトストッパー装置 | |
JP2010071331A (ja) | 変速機の同期装置 | |
JP2009036217A (ja) | 変速機の同期装置 | |
JP2005344849A (ja) | 変速機用クラッチの同期装置 | |
KR100568818B1 (ko) | 수동변속기의 동기장치 | |
JP2005291423A (ja) | 変速機用同期装置 | |
JP6204156B2 (ja) | 変速機用同期装置 | |
JP5748685B2 (ja) | 変速機の同期装置 | |
JP2011190861A (ja) | 変速機の同期噛合装置 | |
JPH0768984B2 (ja) | 手動変速機の同期装置 | |
KR100551086B1 (ko) | 수동변속기의 동기장치 | |
JP2017211047A (ja) | 手動変速機の同期装置 | |
JP5297998B2 (ja) | 車両用変速機のシンクロ機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110412 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110418 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |