JP4727514B2 - 電力量計 - Google Patents
電力量計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4727514B2 JP4727514B2 JP2006175530A JP2006175530A JP4727514B2 JP 4727514 B2 JP4727514 B2 JP 4727514B2 JP 2006175530 A JP2006175530 A JP 2006175530A JP 2006175530 A JP2006175530 A JP 2006175530A JP 4727514 B2 JP4727514 B2 JP 4727514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- power
- output
- pass filter
- watt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005611 electricity Effects 0.000 title 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 135
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 13
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
この際、位相補正が10度程度であっても補正を行うことができる(例えば、特許文献1を参照)。
最初に、調整対象の電力量計を電力調整用電源に接続するとともに、マスターメータを電力調整用電源に接続する。電力調整用電源は、計量対象の有効電力を調整対象の電力量計とマスターメータに供給する機器である。
電力調整用電源の力率を1.0として、計量対象の有効電力を調整対象の電力量計とマスターメータに供給し、調整対象の電力量計とマスターメータが有効電力を計量する。
これにより、調整対象の電力量計とマスターメータが計量した有効電力と閾値を比較し、その電力と閾値の比較結果に応じた間隔でパルスを出力するので、電力量計調整装置が調整対象の電力量計とマスターメータから出力されるパルスを比較する。
そして、電力量計調整装置は、調整対象の電力量計から出力されるパルスの数が、マスターメータから出力されるパルスの数と一致するように、調整対象の電力量計がパルスを出力する際に使用する閾値を調整する。
これにより、調整対象の電力量計とマスターメータが計量した有効電力と閾値を比較し、その電力と閾値の比較結果に応じた間隔でパルスを出力するので、電力量計調整装置が調整対象の電力量計とマスターメータから出力されるパルスを比較する。
そして、電力量計調整装置は、調整対象の電力量計から出力されるパルスの数が、マスターメータから出力されるパルスの数と一致するように、電圧と電流の位相差を調整する。
上記の電力量計調整装置による調整方法によれば、位相補正量が小さな場合には、調整処理の繰り返し実行回数を抑えることができるが、例えば、10度程度の位相補正量が必要な場合には、調整処理の繰り返し実行回数が多くなり、調整値が真値に落ち着くまでに、多くの時間を要する。
即ち、電力調整用電源の力率を0.0とすれば、調整対象の電力量計等に供給する有効電力は、力率1.0のときの無効電力と一致するので、電力調整用電源の力率を1.0と0.0を切り替えて、調整対象の電力量計等が有効電力と無効電力を順番に計量する。
そして、調整対象の電力量計等が計量した有効電力と無効電力を2軸として、位相と振幅を同時に調整する方法が考えられる
しかし、この調整方法では、電力調整用電源は、力率を切り替える度に、位相や振幅が同じ値になるとは限らず、多くの場合に異なる値になるため、電力調整用電源が調整対象の電力量計等に供給する有効電力と無効電力に誤差が生じ、調整対象の電力量計を正確に調整することができない。
なお、位相補正を10度程度行う場合でも、有効電力と無効電力を2軸とする調整方法が必要であり、有効電力のみでは調整することができないため、計量時には必要としない無効電力を計量する無効電力計が必要である。
また、この発明は、無効電力計を搭載することなく、10度程度の位相補正の調整を受け付けることができる電力量計を得ることを目的とする。
図1はこの発明の実施の形態1による電力量計調整装置を示す構成図であり、図において、電力調整用電源1は調整対象の電力量計3を調整する際、有効電力及び無効電力をマスターメータ2と電力量計3に供給する。
マスターメータ2は正確に有効電力と無効電力を計量することができる基準メータであり、電力調整用電源1により供給される有効電力及び無効電力を計量する。
電力量計3は電圧及び電流の位相を補正する1次オールパスフィルタを用いて構成されており、電力調整用電源1から供給される有効電力を計量して、その有効電力を出力するとともに、その有効電力を擬似的に無効電力として出力する。
電力量計調整装置4は調整対象の電力量計3により計量された有効電力及び擬似的に出力された無効電力と、マスターメータ2により計量された真値の有効電力及び無効電力とから、電力量計3を構成しているオールパスフィルタの係数を設定するとともに、電力量計3がパルスを出力する際に使用する閾値を設定する。
電力量計調整装置4の補正量算出部12は電力取得部11により取得された有効電力及び無効電力から電力量計3における位相の補正量を算出する処理を実施する。なお、補正量算出部12は補正量算出手段を構成している。
電力量計調整装置4の係数設定部13は補正量算出部12により算出された補正量に応じて電力量計3を構成しているオールパスフィルタの係数を設定する処理を実施する。なお、係数設定部13は係数設定手段を構成している。
電力量計調整装置4の閾値設定部15は補正係数算出部14により算出された補正係数に応じて電力量計3がパルスを出力する際に使用する閾値を設定する処理を実施する。なお、閾値設定部15は閾値設定手段を構成している。
B相電圧検出部22は電力調整用電源1に印加されているB相の電圧を検出する処理を実施する。
C相電圧検出部23は電力調整用電源1に印加されているC相の電圧を検出する処理を実施する。
A/D変換器24〜26は逐次比較型又はΔΣ型のA/D変換器であり、A相電圧検出部21、B相電圧検出部22又はC相電圧検出部23により検出された電圧をアナログ/ディジタル変換して、ディジタルの電圧信号を出力する。
なお、A相電圧検出部21、B相電圧検出部22、C相電圧検出部23及びA/D変換器24〜26から電圧検出手段が構成されている。
B相電流検出部28は電力調整用電源1から出力されているB相の電流を検出する処理を実施する。
C相電流検出部29は電力調整用電源1から出力されているC相の電流を検出する処理を実施する。
A/D変換器30〜32は逐次比較型又はΔΣ型のA/D変換器であり、A相電流検出部27、B相電流検出部28又はC相電流検出部29により検出された電流をアナログ/ディジタル変換して、ディジタルの電流信号を出力する。
なお、A相電流検出部27、B相電流検出部28、C相電流検出部29及びA/D変換器30〜32から電流検出手段が構成されている。
乗算器34は電力量計調整装置4の係数設定部13により設定されたC相のバランス補正用の補正係数をA/D変換器26によりアナログ/ディジタル変換されたC相の電圧に乗算することにより、バランス補正を実施する。なお、乗算器33及び乗算器34からバランス補正手段が構成されている。
1次オールパスフィルタ36は電力量計調整装置4の係数設定部13により位相の補正量に応じた係数が設定され、乗算器33によりバランス補正用の補正係数が乗算されたB相の電圧の位相を補正する電圧用のオールパスフィルタである。
1次オールパスフィルタ37は電力量計調整装置4の係数設定部13により位相の補正量に応じた係数が設定され、乗算器34によりバランス補正用の補正係数が乗算されたC相の電圧の位相を補正する電圧用のオールパスフィルタである。
1次オールパスフィルタ39は電力量計調整装置4の係数設定部13により位相の補正量に応じた係数が設定され、A/D変換器31によりアナログ/ディジタル変換されたB相の電流の位相を補正する電流用のオールパスフィルタである。
1次オールパスフィルタ40は電力量計調整装置4の係数設定部13により位相の補正量に応じた係数が設定され、A/D変換器32によりアナログ/ディジタル変換されたC相の電流の位相を補正する電流用のオールパスフィルタである。
乗算器42は1次オールパスフィルタ36により位相が補正されたB相の電圧と1次オールパスフィルタ39により位相が補正されたB相の電流を乗算して、B相の電力を算出する処理を実施する。
乗算器43は1次オールパスフィルタ37により位相が補正されたC相の電圧と1次オールパスフィルタ40により位相が補正されたC相の電流を乗算して、C相の電力を算出する処理を実施する。
ローパスフィルタ45は加算器44により加算された電力に含まれている高調波成分を除去するフィルタである。
なお、ローパスフィルタ45は、加算器44の前でA相、B相、C相のそれぞれで構成してもよい。
なお、乗算器41〜43、加算器44及びローパスフィルタ45から電力算出手段が構成されている。
パルス出力処理部46はローパスフィルタ45から出力された電力と電力量計調整装置4の閾値設定部15により設定された閾値を比較し、その電力と閾値の比較結果に応じた間隔でパルスを出力する処理を実施する。なお、パルス出力処理部46はパルス出力手段を構成している。
図2の電力量計3を使用して、三相4線式の回路構成の電力を計量する場合、A相、B相及びC相を使用し、単相3線式又は三相3線式の回路構成の電力を計量する場合、A相及びC相を使用する。
また、単相2線式の回路構成の電力を計量する場合、A相を使用する。
電力量計3の1次オールパスフィルタ35〜40の伝達関数H(z)は、下記の式(1)で表される。
図3は電圧と電流が定格周波数でπ/2ラジアンであるときの周波数と位相の関係を示す説明図である。
このときの1次オールパスフィルタ35〜40の係数bは、式(3)において、θがπ/2ラジアンであるとされたときに得られる係数が設定される。
この場合、電圧用の1次オールパスフィルタ35〜37の係数bは、位相がθ=π/2+α/2、電流用の1次オールパスフィルタ38〜40の係数bは、位相がθ=π/2−α/2として、式(3)に代入されて求められる。
図4は、このときの有効電力と無効電力の関係を示す説明図である。
この場合、電圧用の1次オールパスフィルタ35〜37の係数bは、位相がθ=π/2−α/2、電流用の1次オールパスフィルタ38〜40の係数bは、位相がθ=π/2+α/2として、式(3)に代入されて求められる。
よって、位相補正は、電流が電圧に対して進んでいる場合と遅れている場合の両方に対応することができる。
ここで、図9は定格周波数が50Hz、A/D変換器24〜26,30〜32のサンプリング周波数が2kHzである場合において、電流が電圧に対して位相が1度、5度又は10度ずれているときの有効電力量の理論誤差を示す説明図である。ただし、度とラジアンは、180度=πラジアンで変換することができる。
図9は、この実施の形態1の位相調整方法を使用すると、定格周波数では誤差が0%になり、定格周波数の±5%の範囲では、誤差が−0.04%以内の誤差に収まることを示している。
よって、位相補正量が10度程度の大きな補正量を必要とする場合にも適用することができることが分かる。
このように、定格周波数を中心に山型となる誤差は、定格周波数において、電圧と電流の位相が、1次オールパスフィルタ35〜40でπ/2の位相が基準された場合に得られる(図7を参照)。
図9では、定格周波数が50Hzである場合の例を示したが、定格周波数が60Hzである場合も同様である。
したがって、位相と振幅が安定している状態で、有効電力と無効電力を順に計量することができれば、有効電力と無効電力を2軸とする平面上で、振幅と位相を同時に補正することができる。
有効電力と無効電力は、電力調整用電源1の力率を切り替えなければ変化しないので、有効電力は有効電力量に比例し、無効電力は無効電力量に比例することから、有効電力量と無効電力量を2軸とする平面としても構わず、両者は等価である。
図5は電圧の位相を電流の位相に対してπ/2ラジアン遅らせたときの周波数と位相の関係を示しており、図6は電圧の位相を電流の位相に対してπ/2ラジアン遅らせることにより、無効電力を得ることができることを示す説明図である。
図10は横軸が周波数、縦軸が位相誤差である。
電力調整用電源1は、定格周波数から±1Hz以上ずれることはないので、上記の方法によって得られる無効電力の位相ずれは、−0.01度となり、小さな位相ずれで収まることが理解される。
この方法により、電力調整用電源1の力率を切り替えることなく、有効電力と無効電力を順に得ることができるため、有効電力のみを計量することができる電力量計3であっても、この実施の形態1を適用することで、有効電力と無効電力を2軸とする平面上で、振幅と位相を同時に補正して、調整時間を短縮することができる。
マスターメータ2と調整対象の電力量計3を電力調整用電源1に接続して、マスターメータ2と調整対象の電力量計3が、電力調整用電源1から供給される有効電力と無効電力を計量する。
ただし、A相、B相、C相は、不平衡であって同じ値の有効電力と無効電力が得られないことがあるので、その場合には、それぞれの相の皮相電力を有効電力と無効電力から求め、その比で正規化された有効電力と無効電力を使用するものとする。
有効電力と無効電力を2軸とする振幅と位相の補正であるため、電力調整用電源1の力率は1.0又は0.5のどちらでもよい。また、その他の力率でもよい。ただし、マスターメータ2が有効電力と無効電力に応じたディジタル量ではなく、有効電力と無効電力に応じた間隔のパルスを出力する場合、力率が1.0であると、無効電力のパルスがほとんど出力されない。したがって、有効電力と無効電力に応じた間隔のパルスを出力する場合、無効電力のパルスの精度を高めるため、力率0.5で調整することが望ましい。
また、電力量計調整装置4の電力取得部11は、マスターメータ2により計量されたA相、B相及びC相の真値の有効電力と無効電力を取得する。以下、マスターメータ2により計量されたA相の有効電力をWa0、A相の無効電力をvara0で表記する。
例えば、A相の位相補正は、有効電力と無効電力を2軸とすると、(Wa、vara)の座標が、真値である(Wa0、vara0)の座標と一致するように位相の補正を行えばよいので(図8を参照)、位相の補正量θaを下記のように算出する。B相及びC相の位相の補正量θb,θcについても同様にして算出する。
例えば、A相の電圧用のオールパスフィルタ35の係数bは、位相がθ=π/2+θa/2として、式(3)に代入することにより、オールパスフィルタ35の係数bを算出する。
また、A相の電流用のオールパスフィルタ38の係数bは、位相がθ=π/2−θa/2として、式(3)に代入することにより、オールパスフィルタ38の係数bを算出する。
電力量計調整装置4の係数設定部13は、上記のようにして、A相のオールパスフィルタ35,38の係数bを算出すると、その係数bをA相のオールパスフィルタ35,38に設定する。
これにより、A相の位相補正が完了する。
電力量計調整装置4の係数設定部13は、B相、C相のオールパスフィルタ36,39,37,40の係数bについても、A相のオールパスフィルタ35,38と同様にして算出し、B相、C相のオールパスフィルタ36,39,37,40の係数bをA相のオールパスフィルタ35,38の係数bと同様にして設定するが、後述するA相の振幅補正が完了してから設定する。
例えば、A相の振幅補正は、有効電力と無効電力を2軸とすると、(Wa、vara)の座標が、真値である(Wa0、vara0)の座標と一致するように振幅の補正を行えばよいので、振幅補正用の補正係数Aaを下記のように算出する。B相及びC相の補正係数Ab,Acについても同様にして算出する。
即ち、閾値設定部15は、有効電力と無効電力の2軸をパルス出力により算出している場合は、現在、電力量計3のパルス出力処理部46に設定されているパルスの閾値を1/Aa倍することにより、振幅補正を行う。
有効電力と無効電力の2軸をディジタル量に算出している場合は、現在、マスターメータ2のパルス出力処理部46に設定されているパルスの閾値を1/Aa倍した値を電力量計3のパルス出力部46に設定することにより、振幅補正を行う。
これにより、振幅補正が完了する。
電力量計3のA相電圧検出部21、B相電圧検出部22及びC相電圧検出部23は、計量対象物に接続されると、A相、B相、C相の電圧を検出する。
電力量計3のA/D変換器24〜26は、A相電圧検出部21、B相電圧検出部22及びC相電圧検出部23がA相、B相、C相の電圧を検出すると、A相、B相、C相の電圧をアナログ/ディジタル変換して、ディジタルの電圧信号を出力する。
電力量計3のA/D変換器30〜32は、A相電流検出部27、B相電流検出部28及びC相電流検出部29がA相、B相、C相の電流を検出すると、A相、B相、C相の電流をアナログ/ディジタル変換して、ディジタルの電流信号を出力する。
また、電力量計3の乗算器34は、A/D変換器26からC相の電圧信号を受けると、上記のようにして、電力量計調整装置4の係数設定部13により設定されたC相のバランス補正用の補正係数Aa/AcをC相の電圧信号に乗算することにより、バランス補正を実施する。
また、1次オールパスフィルタ38〜40は、上述したように、電力量計調整装置4の係数設定部13によって位相の補正量に応じた係数bが設定されており、A相、B相、C相の電流の位相を補正する。
乗算器42は、1次オールパスフィルタ36により位相が補正されたB相の電圧と1次オールパスフィルタ39により位相が補正されたB相の電流を乗算して、B相の電力を算出する。
乗算器43は、1次オールパスフィルタ37により位相が補正されたC相の電圧と1次オールパスフィルタ40により位相が補正されたC相の電流を乗算して、C相の電力を算出する。
ローパスフィルタ45は、加算器44がA相、B相、C相の電力の総和を算出すると、その電力に含まれている高調波成分を除去する。
パルス出力処理部46は、上述したように、電力量計調整装置4の閾値設定部15によって閾値が設定されており、ローパスフィルタ45から出力された電力と当該閾値を比較し、その電力と閾値の比較結果に応じた間隔でパルスを出力する。
また、この実施の形態1によれば、A相の振幅補正用の補正係数とB相又はC相の振幅補正用の補正係数を用いて、B相又はC相のバランス補正用の補正係数を算出するように構成したので、振幅の高精度化を図ることができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、B相又はC相の振幅補正として、電力量計調整装置4により設定されたバランス補正用の補正係数を用いて、B相又はC相のバランス補正を実施するように構成したので、振幅の高精度化を図ることができる効果を奏する。
この場合、有効電力と無効電力から位相の補正量や補正係数を算出する場合と同様にして、有効電力量と無効電力量から位相の補正量や補正係数を算出する。
Claims (2)
- 電圧値をディジタル値に変換する第1のA/D変換器と、
電流値をディジタル値に変換する第2のA/D変換器と、
前記第1のA/D変換器の出力の位相を遅らせる第1の1次オールパスフィルタと、
前記第2のA/D変換器の出力の位相を遅らせる第2の1次オールパスフィルタと、
前記第1の1次オールパスフィルタの出力と前記第2の1次オールパスフィルタの出力とを積算し電力を求める乗算器とを備え、
定格周波数を電力調整用電源の周波数としたときに前記第1の1次オールパスフィルタによって前記第1のA/D変換器の出力の位相をπ/2遅らせ、定格周波数を電力調整用電源の周波数としたときに前記第2の1次オールパスフィルタによって前記第2のA/D変換器の出力の位相をπ/2遅らせたときの前記乗算器の出力から得られる有効電力、および、定格周波数を電力調整用電源の周波数としたときに前記第1の1次オールパスフィルタによって前記第1のA/D変換器の出力の位相をπ/2+π/4遅らせ、定格周波数を電力調整用電源の周波数としたときに前記第2の1次オールパスフィルタによって前記第2のA/D変換器の出力の位相をπ/2―π/4遅らせたときの前記乗算器の出力から得られる無効電力から位相補正量を求める補正量算出部と、前記補正量算出部の出力から前記第1の1次オールパスフィルタおよび前記第2の1次オールパスフィルタの位相遅延量を設定する係数設定部とを備えた電力量計調整装置から前記位相遅延量が設定されたときの前記乗算器の出力から電力量を計量することを特徴とする電力量計。 - 複数相の各相に、第1のA/D変換器と第2のA/D変換器と第1の1次オールパスフィルタと第2の1次オールパスフィルタと乗算器とを備えると共に、
各相の乗算器の出力の総和を算出する加算器と、前記加算器の出力の高周波成分を除去するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力と所定の閾値との比較結果に応じた間隔でパルスを出力するパルス出力処理部とを備え、
かつ、電力量調整装置は、各相の有効電力および無効電力から補正係数を算出する補正係数算出部を有し、
各相の前記補正係数算出部の出力から求まる補正係数を各相の第1のA/D変換器の出力に乗算することを特徴とする請求項1記載の電力量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006175530A JP4727514B2 (ja) | 2006-06-26 | 2006-06-26 | 電力量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006175530A JP4727514B2 (ja) | 2006-06-26 | 2006-06-26 | 電力量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008003055A JP2008003055A (ja) | 2008-01-10 |
JP4727514B2 true JP4727514B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=39007554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006175530A Active JP4727514B2 (ja) | 2006-06-26 | 2006-06-26 | 電力量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4727514B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103713686A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-04-09 | 上海贝岭股份有限公司 | 一种小信号功率校正电路 |
KR101789130B1 (ko) * | 2015-09-25 | 2017-11-16 | 전남대학교 산학협력단 | 전역 통과 필터를 이용한 순시 무효전력 및 유효전력 측정방법 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101004147B1 (ko) | 2010-04-02 | 2010-12-27 | 한국전력공사 | 역 조류 보정용 3상 양방향 계량기 및 계량방법 |
CN102692615B (zh) * | 2012-03-02 | 2014-09-10 | 安徽中兴继远信息技术股份有限公司 | 自动采集电量数据系统 |
JP5888421B2 (ja) * | 2012-08-17 | 2016-03-22 | 富士通株式会社 | 交流電力測定装置及び交流電力測定方法 |
JP5758941B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2015-08-05 | 三菱電機株式会社 | 計測装置、計測方法、およびプログラム |
JP2014202542A (ja) * | 2013-04-02 | 2014-10-27 | パナソニック株式会社 | 計測装置 |
JP6486205B2 (ja) * | 2015-06-03 | 2019-03-20 | 大崎電気工業株式会社 | 電力測定のための位相調整システム |
CN106249191A (zh) * | 2016-08-19 | 2016-12-21 | 武汉盛帆电子股份有限公司 | 三相电能表的校表方法及装置 |
CN107064625A (zh) * | 2017-06-06 | 2017-08-18 | 宁波恒力达科技有限公司 | 一种三相四线制高压电能表及测量方法 |
CN111443325B (zh) * | 2019-01-17 | 2022-03-29 | 中电装备山东电子有限公司 | 电度表现场参数提取方法 |
CN110398709A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-11-01 | 四川嘉盛电力建设有限责任公司 | 三相智能电能表错接线方式的研判方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04363672A (ja) * | 1991-05-28 | 1992-12-16 | Toshiba Meeta Techno Kk | 電子式電力量計の自動調整装置 |
WO2003060531A1 (fr) * | 2002-01-09 | 2003-07-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Watt-heuremetre, procede de rectification d'erreur, et circuit de calcul de puissance |
-
2006
- 2006-06-26 JP JP2006175530A patent/JP4727514B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04363672A (ja) * | 1991-05-28 | 1992-12-16 | Toshiba Meeta Techno Kk | 電子式電力量計の自動調整装置 |
WO2003060531A1 (fr) * | 2002-01-09 | 2003-07-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Watt-heuremetre, procede de rectification d'erreur, et circuit de calcul de puissance |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103713686A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-04-09 | 上海贝岭股份有限公司 | 一种小信号功率校正电路 |
CN103713686B (zh) * | 2013-12-31 | 2015-04-08 | 上海贝岭股份有限公司 | 一种小信号功率校正电路 |
KR101789130B1 (ko) * | 2015-09-25 | 2017-11-16 | 전남대학교 산학협력단 | 전역 통과 필터를 이용한 순시 무효전력 및 유효전력 측정방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008003055A (ja) | 2008-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4727514B2 (ja) | 電力量計 | |
CN111707863B (zh) | 用于学习包括电流互感器误差校正的电流互感器和功率测量设备的相误差的方法和设备 | |
JP2005536722A (ja) | 電力計算パラメータを取得するための方法及び装置 | |
JP2020180949A (ja) | 電池監視装置 | |
Galkin et al. | Optimizing of sampling in a low-cost single-phase instantaneous AC-grid synchronization unit with discrete calculation of derivative function | |
CN110244116B (zh) | 直流瞬时功率的计量电路及其准同步计算方法 | |
CN105842530B (zh) | 电量测量设备和电量测量方法 | |
NO864053L (no) | Krets for frembringelse av et flerfaset sinusformet utsignal. | |
CN104155517A (zh) | 一种数字化电能表非整周期采样误差补偿方法及系统 | |
US9217766B2 (en) | Apparatus and method for measuring active/reactive powers | |
JP4193697B2 (ja) | 電子式電力量計および電力演算回路 | |
US9194897B2 (en) | Electronic watt-hour meter and electronic watt-hour measuring method | |
CN103134969B (zh) | 一种功率因数校正器以及相电压估计方法 | |
TWI409467B (zh) | 均方根(rms)測量裝置及方法 | |
US6304202B1 (en) | Delay correction system and method for a voltage channel in a sampled data measurement system | |
KR101567714B1 (ko) | 제로위상 저역필터를 이용한 역률 측정 장치 및 그 방법 | |
CN110927452B (zh) | 一种基于瞬时无功功率的相位差测量方法及装置 | |
TWI597419B (zh) | 閃爍分析儀校準裝置及校準方法 | |
JP2004219288A (ja) | 電力関連量計測装置 | |
JP2569248B2 (ja) | 電子式電力量計 | |
CN113820539B (zh) | 基于基波角度校准的谐波、间谐波角度校准方法及系统 | |
JPH0862261A (ja) | 電子式電力量計の誤差補正装置 | |
KR20180051032A (ko) | 변형이동평균 필터를 이용한 단상 pll제어방법 | |
KR100964114B1 (ko) | 페이저 측정 장치 | |
JPH01224675A (ja) | 電子式電力量計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080701 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110405 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4727514 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |