JP4726617B2 - 微細線状部品の製造方法および製造装置 - Google Patents
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Description
図10(a)に示すように、薄板50をダイ51上に保持し、板ばねとして形成される部分50aのいずれか一方の片側を先ずパンチ52によって打ち抜く。次に、図10(b)に示すように、上記薄板50を横方向Aへ所定距離移動してダイ51上に保持し、図10(c)に示すように、板ばねとして形成される部分50aの他方の片側をパンチ52によって打ち抜く。これにより、図10(d)に示すように、微細な幅Wを有する板ばね44が製造される。
すなわち、図11(a)に示すように、薄板50の板ばねとして形成される部分50aを裏側からダイ51の部品支持部51aによって支持し、図11(b)(c)に示すように、上記板ばねとして形成される部分50aの両側を同時にパンチ52によって打ち抜いて、板ばね44を製造する。これにより、製造された板ばね44の断面形状は左右対称形状になり、光ピックアップ装置の作動に支障を来す心配はない。
尚、下記特許文献2には、リードフレームを製造する際、両側を同時に打ち抜く製造方法が記載されている。
また、本第3発明は、第1工程において、微細線状部品として形成される部分の両側を、薄板の板厚よりも深く、折り曲げるものである。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を図1〜図5に基いて説明する。
先ず、図1に示すように、第1工程において、薄板2を第1のプレス加工部5のダイ8上に位置決めして保持することにより、板ばねとして形成される部分2aが部品支持部8aによって裏側から支持される。この状態で、パンチ9を下降させて、図2に示すように、板ばねとして形成される部分2aの両側をパンチ9の突起部9bによって同時にせん断するとともに薄板2の裏側へ折り曲げる。この際、薄板2は、突起部9bの先端でせん断され、突起部9bの傾斜面9aとノックアウト10の傾斜面10aとに挟まれて折り曲げられる。また、図5に示すように、上記折り曲げ時の折り曲げ深さdが薄板2の板厚tよりも深くなるように、両傾斜面9a,10aの角度が設定されている。
(実施の形態2)
先述した実施の形態1では、図5(b)に示すように、第1工程において、板ばねとして形成される部分2aの両側をせん断して折り曲げた際、下向きに傾斜した不要打抜部2bが形成されるが、実施の形態2では、図6(b)に示すように、不要打抜部2bの下端部に水平部分2dを形成してもよい。尚、この場合、図7に示すように、第1のプレス加工部5のパンチ9の突起部9bの先端に水平面9cが形成され、ノックアウト10には、上記水平面9cの下方に対向する水平面10bが形成されている。
2 薄板
2a 板ばねとして形成される部分
2b 不要打抜部
2c 打抜片
3 板ばね(微細線状部品)
5 第1のプレス加工部
6 第2のプレス加工部
8 ダイ
8a 部品支持部
8b 補強部
9 パンチ
14 ダイ
15 パンチ
16 排出用空間
d 折り曲げ深さ
t 薄板の板厚
Claims (4)
- 薄板をプレス加工により打ち抜いて微細線状部品を製造する製造方法であって、
微細線状部品の幅方向に傾斜した傾斜面を有する突起部が先端に形成されたパンチと、突起部の傾斜面と対向する傾斜面を有するノックアウトと、微細線状部品として形成される部分を裏側から支持する部品支持部と、部品支持部とノックアウトとが組み込まれたダイとを備える第1のプレス加工部において、薄板をダイで保持し、微細線状部品として形成される部分を裏側からダイの部品支持部によって支持した状態で、微細線状部品として形成される部分の両側を、パンチによって、同時にせん断するとともに、当該部分から微細線状部品の幅方向に遠ざけるように薄板の裏側へ折り曲げる第1工程と、
第1のプレス加工部において折り曲げられた両側である不要打抜部を打ち抜くパンチと、第1のプレス加工部における部品支持部に相当するものを有しないで、パンチの打ち抜きによって発生した打抜片を薄板の裏側へ排出するための排出空間が形成されたダイとを備える第2のプレス加工部において、第1のプレス加工部で加工された薄板をダイで保持し、不要打抜部をパンチによって打ち抜き、この打ち抜きによって発生した打抜片を薄板の裏側の排出空間へ排出する第2工程とを含む
ことを特徴とする微細線状部品の製造方法。 - 第1のプレス加工部における部品支持部に、微細線状部品の幅よりも分厚い厚さの補強部が形成されたものを使用することを特徴とする請求項1記載の微細線状部品の製造方法。
- 第1工程において、微細線状部品として形成される部分の両側を、薄板の板厚よりも深く、折り曲げることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の微細線状部品の製造方法。
- 薄板をプレス加工により打ち抜いて微細線状部品を製造する製造装置であって、
第1のプレス加工部と第2のプレス加工部とを有し、
第1のプレス加工部が、
微細線状部品の幅方向に傾斜した傾斜面を有する突起部が先端に形成されており、微細線状部品として形成される部分の両側を、同時にせん断するとともに、当該部分から微細線状部品の幅方向に遠ざけるように薄板の裏側へ折り曲げるパンチと、
突起部の傾斜面と対向する傾斜面を有するノックアウトと、
微細線状部品の幅よりも分厚い厚さの補強部が形成されており、微細線状部品として形成される部分を裏側から支持する部品支持部と、
部品支持部とノックアウトとが組み込まれており、薄板を保持するダイとを備え、
第2のプレス加工部が、
第1のプレス加工部において折り曲げられた両側である不要打抜部を打ち抜くパンチと、
第1のプレス加工部における部品支持部に相当するものを有しないで、パンチの打ち抜きによって発生した打抜片を薄板の裏側へ排出するための排出空間が形成されており、第1のプレス加工部で加工された薄板を保持するダイとを備える
ことを特徴とする微細線状部品の製造装置。
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2005
- 2005-11-30 JP JP2005344791A patent/JP4726617B2/ja not_active Expired - Fee Related
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