JP4725845B2 - 回折光学素子の製造方法 - Google Patents

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本発明は、回折光学素子の製造方法に関する。
従来から光学素子として、光の反射、屈折を利用したレンズやプリズムのほか、レンズ面に光の回折作用を有する回折光学素子(Diffractive Optical Element,DOE)を設けたものが知られている。
回折光学素子は、微小間隔(約1mm)当たり数百本程度の細い等間隔のスリット状もしくは溝状の格子構造を備えて作られた光学素子であり、光が入射されるとスリットや溝のピッチ(間隔)と光の波長とで定まる方向に回折光束を生じさせて回折パターン(回折像)が形成される性質を有している。このような回折光学素子は種々の光学系に用いられており、例えば、色収差を低減させるため、特定次数の回折光を一点に集めてレンズとして使用するものなどが知られている。
ところで回折光学素子には、鋸歯状の断面を持つレンズを階段形状に位相近似した構造を有するものがあり、このような回折光学素子は、電子集積回路と同様な方法で作製でき、基板のエッチングあるいは基板へのスパッタにより、基板表面に階段を形成するプロセスをN回繰り返すことで、2のN乗レベルの階段が形成される。例えば、リソグラフィーとエッチングを4回繰り返すことで、16段の階段を有する回折光学素子を作製することができる。このような回折光学素子は、階段の段数がエッチング等のプロセスを繰り返すことで2倍ずつ増加する構造となっているため、バイナリ光学素子(Binary Optical Element,BOE)と称される(例えば、非特許文献1を参照)。
「回折光学素子入門」 株式会社オプトニクス社 2002年
ところで、上記のようなバイナリ光学素子は、その階段状の回折面の形状(位相パターン)と光の波長とで定まる方向に回折光束を生じさせて回折パターンが形成される性質を有しているため、ある波長の光を入射させた場合には特定の方向に回折光を集光させて回折パターンを形成させることができるが、異なった波長の光を入射させた場合には集光させることができず回折パターンを形成させることができない(集光効率が低下する)といったように、集光させることのできる(集光効率が所定以上高い)回折光学素子の入射光としての使用波長が限定されていた。
以上のような課題に鑑みて、本発明では、回折面に入射する特定の複数の波長の入射光に対して各波長毎に異なる回折像を形成させる回折光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係る回折光学素子の製造方法は、回折光学素子の回折面の形状を決定する回折面形状決定ステップと、決定された前記回折面の形状を基板に形成する回折面形成ステップとを有し、前記回折面形状決定ステップは、前記回折面の初期位相パターンに関して入射光の波長ごとに位相回復アルゴリズムを実行して、前記波長ごとに前記回折面の位相パターンを取得し、取得した前記波長ごとの前記位相パターンから最小自乗法により一つの最適位相パターンを求め、求めた前記最適位相パターンを新たな前記初期位相パターンとして用い、前記位相回復アルゴリズムによる前記波長ごとの前記位相パターンの取得および前記最小自乗法による前記最適位相パターンの算出を繰り返し、所望の状態に収束された前記位相パターンを前記回折面の形状として決定することを特徴とする
また、上記構成の回折光学素子の製造方法において、回折面が2段以上の段数からなる、もしくは4段以上の段数からなる階段を有して断面階段状をなすことが好ましい。
さらに、上記構成の回折光学素子の製造方法において、入射光の波長をλとしたとき、階段の少なくとも1段の高さがλ以下であることが好ましい。
また、上記構成の回折光学素子の製造方法において、回折面の回折溝の深さが2μm以上、もしくは4μm以上であることが好ましい。
また、上記構成の回折光学素子の製造方法において、回折面の回折溝のピッチ幅が4μm以下もしくは2μm以下、または、入射光の波長をλとしたとき、回折面の回折溝のピッチ幅がλ以下もしくはλ×2/3以下であることが好ましい。
本発明に係る回折光学素子の製造方法によれば、回折面に入射する特定の複数の波長の入射光に対して各波長毎に異なる回折像を得ることが可能な回折光学素子を製造することができる
以下、本発明の好ましい実施の形態について図1乃至図5を参照して説明する。ここではまず、本発明に係る回折光学素子の回折面の1ピッチ内の位相分布を表す位相パターン(回折面の形状)の設計方法について説明する。本実施例においては、回折光学素子の回折面の形状の算出のために位相回復法による計算機合成ホログラム(CGH(Computer Generated Hologram))を用いるが、必ずしも位相回復法によるものに限られず、他の方法によるCGHを用いて設計を行ってもよい。
従来においては位相回復法により単色光用の回折光学素子の回折面の形状の設計が行われており、以下のような位相回復アルゴリズムが用いられている(図1(a)参照)。まず、初期位相パターン(回折光学素子の初期回折面形状)を決定し(S11)、それをフーリエ変換して回折パターン(回折像として投影されるパターン)を取得する(S13)。このとき、初期位相パターンとして、ランダムパターンがよい。そして、得られた回折パターンの位相をそのまま維持し、その強度のみ所望のパターンに置換する(S14)。この置換された回折パターンを逆フーリエ変換することにより回折光学素子の位相パターン(回折面の形状)を取得できるが(S15)、これを離散化された位相パターンに強制的に合わせる(S12)。ここまでが一つのループとなる。そして、このようなループを繰り返すことで、すなわち、位相パターンのフーリエ変換による回折パターンの取得と、回折パターンの逆フーリエ変換による位相パターンの取得とを繰り返すことで、回折光学素子の回折面の形状がある所定の形状に収束する。
以上は、単色光用の位相回復アルゴリズムであるが、本実施例においては、この位相回復アルゴリズムを応用し、入射波長毎に回折パターンが変化する多色用回折光学素子の設計を行う(図1(b)参照)。本実施例では、上記の従来の場合と同様に、まず最初に回折光学素子の初期回折面形状を与える。そして、入射光の波長ごと(λ1〜λN)に、上記位相回復アルゴリズムを1ループ分だけ実行し(S21,S23,S25)、各波長ごとに回折光学素子の位相パターン(回折面の形状)を取得する(S22,S24,S26)。しかしながら、上記アルゴリズムにより取得された位相パターンは、波長ごとに相違しているため、本実施例では最小自乗法により波長による位相パターンの違いを考慮した一つの最適な位相パターンを求める(S27)。そして、当該最小自乗法に基づく位相パターンを次のループの初期位相パターンとして用い、各波長ごとに位相パターンを取得したのち、最小自乗法により最適な位相パターンを求める。このようなことを繰り返すことで、回折光学素子の回折面の形状は、ある所定の状態に収束していく。ここで、回折光学素子の予測される集光効率が例えば約80%になった場合に回折面の形状の算出を停止させ、すなわち位相回復アルゴリズムを停止させ、その時点で取得されている位相パターンを、入射光の波長の違いを考慮した回折光学素子の回折面の形状として決定する。
次に、上記のようにして回折面の形状が求められた多段の回折光学素子の実際の作製方法について、図2を参照して説明する。多段の回折光学素子は、以下のようにフォトリソグラフィーとエッチングとのプロセスを繰り返すことで作製される。まず、シリコン基板(シリコンに限らず、GaAsなどの半導体材料の基板であればよい)2上にレジスト膜3を塗布し、上記の計算により決定された回折面の形状に応じたレチクルマスクを通して露光を行う(図2(a)参照)。露光に使用する光線は、g線(436nm)やi線(365nm)、電子線のほか、X線等の放射線であってもよい。また、レーザ光を使用した直接描画による露光方法であってもよい。さらに、2光束干渉させて露光を行ってもよい。露光に続いて現像がなされ、続くエッチングのプロセスが行われる。
エッチングは、エッチング装置を用いることでドライエッチングにより行われる。このときにエッチングガスは、基板(シリコン、GaAs等)2の種類に応じて任意に選択するが、一例として四フッ化カーボンガスといったものが用いられる。このようにして、一回のフォトリソグラフィーおよびエッチングのプロセスが終了すると、図2(b)のように、所望の深さの回折溝を有し、所望のパターンに応じた2段レンズ(2BOE素子)が作製される。
この2段レンズに、さらに、フォトリソグラフィーおよびエッチングのプロセスを繰り返すことで4段レンズが作製され(図2(c)および(d)参照)、この4段レンズに、さらにフォトリソグラフィーおよびエッチングのプロセスを繰り返すことで8段レンズが作製される(図2(e)および(f)参照)。この8段レンズから、16段レンズ、32段レンズ、…といったように、フォトリソグラフィーおよびエッチングのプロセスを複数繰り返すと、回折面の形状が多段のバイナリ形状からなる回折光学素子を得ることが可能である。
また、上記のようにして作製された多段の回折光学素子の回折面の形状を、電気鋳造法により電着を行って金型に転写することも可能である。そして、基板ガラス上に十分に加熱され可塑性を有した紫外線硬化樹脂を滴下する。この後、滴下した紫外線硬化樹脂に所望の表面の反転形状が形成された上記金型を押し当てる。さらに、基板ガラス側から紫外線を照射することで、紫外線硬化樹脂を硬化させ、硬化させた紫外線硬化樹脂を金型および基板ガラスから取り外す。これにより、金型に形成されていた表面の形状が紫外線硬化樹脂に転写され、この紫外線硬化樹脂を回折光学素子の複製物として使用できる。
次に、上記の位相回復法によって設計された、回折光学素子の回折面の形状の一例を示す。図3に一例として示す回折光学素子1は所定の深さを有する複数の回折溝5が所定のピッチで形成されたいわゆるバイナリ光学素子であり、その入射面は所定の段数を有して階段状(いわゆるバイナリ形状)に形成されている。図3に示すように、この回折光学素子1は8段の階段を有する8段レンズで構成されているが、必ずしも8段レンズである必要はなく、4段レンズや2段レンズであってもよく、あるいは、8段よりも段数が多い16段レンズや32段レンズ等で構成してもよい。この回折光学素子1の階段の1段の高さHは、例えば入射光の波長λnm以下になるように設計されている。また、回折光学素子1の回折溝5の深さDは2μm以上もしくは4μm以上であるのが好ましい。さらに、回折溝5のピッチ幅Pは4μm以下であるのが好ましいが、2μm以下であってもよい。さらに、ピッチ幅Pは入射光の波長λnm以下であってもよく、また、入射光の波長λnmの2/3以下であってもよい。
次に、上記のようにして設計された回折光学素子に、所定の波長の光を照射した場合に投影される回折パターンのCGHによるシミュレーション結果を示す。図4(a)は16段レンズからなる回折光学素子の回折面の形状であり、16段の段差をグレースケールで表示している。このような、回折面の形状を有する回折光学素子に紙面垂直方向に光を照射した場合における回折パターンの投影図が図4(b)および図4(c)である。ここで、図4(b)は回折光学素子に赤色光(633nm)を照射した場合の回折パターンの投影図であり、この場合の集光効率を全回折光のうち矩形状のエリアA1に集光される回折光の割合とすると、集光効率は82%である。一方、図4(c)は回折光学素子に緑色光(532nm)を照射した場合の投影図で、この場合の集光効率を全回折光のうち円形状のエリアA2に集光される回折光の割合とすると、集光効率は78%である。このように、本発明に係る回折光学素子は、照射する光の波長に拘らず集光効率を高めることで、入射光の波長ごとに回折パターンを投影することが可能である。
また、回折光学素子1への入射光の光源として白色光を用いることも可能であり、例えば、本発明に係る回折光学素子1を有する回折光学系6を用いて以下のようにして任意の回折パターンを投影することが可能である。図5に示すように、この回折光学系6は、回折光学素子1とMEMS(Micro-electro-mechanical System)フィルタ素子4(以下、「MEMS素子4」と称する)とを有して構成される。
このMEMS素子4は、例えば圧電駆動型であり、印加する電圧の大きさを制御することで、回折光学素子1の略法線方向に入射光が入射するような状態から回折光学素子1の略法線方向に対して傾いた角度から入射光が入射するように揺動させることが可能である。このようなMEMS素子4を光源(図示せず)と回折光学素子1との間に設置することで、光源から出射された白色光を所定の角度に揺動したMEMS素子4に入射させ、MEMS素子4に設けられ所定の波長の光のみを透過させるカラーフィルタによって赤色光、緑色光および青色光のうちいずれかを選択透過させ、これらを回折光学素子1に入射させることにより、入射光の波長毎に異なる回折パターンを投影させることが可能である。
MEMS素子4による選択透過は、MEMS素子4を白色光の入射方向に対して傾斜させることで行われる。例えば、図5に示すように、赤色光を透過させる場合には、白色光がMEMS素子4に対して略法線方向に入射するようにMEMS素子4を配置させ、緑色光を透過させる場合にはMEMS素子4を赤色光を透過させる場合に対して所定の角度傾斜させ、青色光を透過させる場合にはMEMS素子4を緑色光を透過させる場合よりもさらに大きく傾斜させるようにする。
このようにして、回折光学素子1を透過した赤色光の回折光は、所定の投影面に回折パターンPAT1(模式的に矩形状で示す)として投影される。また、回折光学素子1を透過した緑色光の回折光は、当該投影面に回折パターンPAT2(模式的に円形状で示す)として投影され、回折光学素子1を透過した青色光の回折光は、当該投影面に回折パターンPAT3(模式的に三角形で示す)として投影される。このように、所定の波長の光を選択透過可能なMEMS素子と本発明に係る回折光学素子1とを組み合わせることで、所定の投影面に入射光の波長毎に異なる回折パターンを投影させることが可能である。
なお、上記のように入射光としてある特定の波長を選択するのではなく、白色光をそのまま回折光学素子1に入射した場合には、各波長の入射光がこの回折光学素子1によって波長によって決まった方向に集光され、各波長による回折パターンを重ね合わせた白色光の回折パターンがフルカラー画像として投影される。
また、図5に基づく上記の説明では、回折光学素子1を透過した透過光により回折パターンPAT1〜PAT3が投影される構成を示したが、投影される回折パターンは透過光に限られるわけではなく、回折光学素子1で反射した反射光により入射光の波長毎に異なる回折パターンを投影させるように構成してもよい。あるいは、回折光学素子1の一部分を透過した透過光による回折パターンの投影と、回折光学素子1の残りの部分で反射した反射光による回折パターンの投影とを組み合わせてもよい。
なお、これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施例においては、上記のようにして設計された回折面を入射光の入射面として回折パターンを投影させたが、バイナリ形状が形成された回折面を入射光の出射面として、回折パターンを投影させるようにしてもよい。
本発明に係る回折光学素子の回折パターンを計算機合成ホログラムにより取得するためのアルゴリズムを示すブロック図で、(a)は従来から用いられている単色光用の位相回復アルゴリズムで、(b)は単色光用の位相回復アルゴリズムを応用して白色光を入射光とした場合の回折パターンを取得するためのアルゴリズムである。 本発明に係る回折光学素子の製造工程を(a)から(f)の順で示す図である。 本発明に係る回折光学素子の回折面の形状を示す模式断面図である。 (a)は本発明に係る回折光学素子(16段)の回折面の形状を示す、上記計算機合成ホログラムによるシミュレーション結果を示す図で、(b)は上記回折光学素子に回折面を透過した赤色光による回折パターンを示すシミュレーション結果を示す図で、(C)は上記回折光学素子の回折面を透過した緑色光による回折パターンを示すシミュレーション結果を示す図である。 本発明に係る回折光学系による赤色光、緑色光および青色光の選択透過と、各透過光により投影される回折パターンの様子を示す模式図である。
符号の説明
1 回折光学素子 2 基板 3 レジスト膜 4 MEMS素子(選択手段) 5 回折溝 6 回折光学系

Claims (10)

  1. 回折面に入射する入射光の波長ごとに異なる回折像を形成させるように前記回折面が構成されている回折光学素子の製造方法であって、
    前記回折面の形状を決定する回折面形状決定ステップと、
    決定された前記回折面の形状を基板に形成する回折面形成ステップとを有し、
    前記回折面形状決定ステップは、
    前記回折面の初期位相パターンに関して入射光の波長ごとに位相回復アルゴリズムを実行して、前記波長ごとに前記回折面の位相パターンを取得し、
    取得した前記波長ごとの前記位相パターンから最小自乗法により一つの最適位相パターンを求め、
    求めた前記最適位相パターンを新たな前記初期位相パターンとして用い、前記位相回復アルゴリズムによる前記波長ごとの前記位相パターンの取得および前記最小自乗法による前記最適位相パターンの算出を繰り返し、所望の状態に収束された前記位相パターンを前記回折面の形状として決定することを特徴とする回折光学素子の製造方法
  2. 前記回折面が2段以上の段数からなる階段を有して断面階段状をなすことを特徴とする請求項1に記載の回折光学素子の製造方法
  3. 前記回折面が4段以上の段数からなる階段を有して断面階段状をなすことを特徴とする請求項1に記載の回折光学素子の製造方法
  4. 入射光の波長をλとしたとき、前記階段の少なくとも1段の高さがλ以下であることを特徴とする請求項2もしくは3に記載の回折光学素子の製造方法
  5. 前記回折面の回折溝の深さが2μm以上であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の回折光学素子の製造方法
  6. 前記回折面の回折溝の深さが4μm以上であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の回折光学素子の製造方法
  7. 前記回折面の回折溝のピッチ幅が4μm以下であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の回折光学素子の製造方法
  8. 前記回折面の回折溝のピッチ幅が2μm以下であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の回折光学素子の製造方法
  9. 入射光の波長をλとしたとき、前記回折面の回折溝のピッチ幅がλ以下であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の回折光学素子の製造方法
  10. 入射光の波長をλとしたとき、前記回折面の回折溝のピッチ幅がλ×2/3以下であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の回折光学素子の製造方法
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