JP4725801B2 - 配線用板の処理装置 - Google Patents

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本発明は、配線用板の処理装置とそれを用いた処理方法に関するものである。
従来、多層プリント配線板における配線用板の導体金属表面層をエッチングして回路形成する際には、配線用板に洗浄処理または防錆処理を施している。このような処理は、通常、ひとつの処理槽に所定の処理液を貯留し、その処理槽内の処理液に配線用板を浸漬させるか、あるいは別に配線用板処理室を設置してそこに配線用板を配置するとともに処理槽から処理液を導入してスプレー処理を施している。このような処理方法において、処理槽内の処理液を更新する場合、処理槽内の処理液を全部廃棄し新しい処理液を導入するまでは配線用板の洗浄処理または防錆処理を停止する必要があり、作業効率が低下するという問題があった。また、配線用板の処理を洗浄処理から防錆処理に切替える必要が生じた場合には、洗浄処理と防錆処理では使用する処理液が異なるため、処理槽内の洗浄用処理液をすべて廃棄し槽内を洗浄してから防錆用処理液を導入する必要があった。このため、まだ使用可能な状態のまま処理液を廃棄する場合もあり、費用が無駄になるだけでなく、処理液の切替えに時間がかかってもいた。
ところで、特許文献1のように、パターン形成槽と複数の薬液槽を配置し、一方の薬液槽がパターン形成槽に薬液を供給している間に他の一方の薬液槽の薬液を交換・補充することで、装置の稼動を停止することなく薬液の交換、補充を行うエッチング装置が提案されている。また、特許文献2のように、反応室を2分し、かつ各々の反応室毎に薬液供給配管と薬液廃棄配管と薬液循環タンクと薬液循環配管とを備えるとともに、薬液循環配管に切替バルブを設けて2個の循環タンクのうち古い薬液の入っている循環タンクからの薬液を先に、また新しい薬液の入っている循環タンクからの薬液を後に基板の処理に使用する構成とすることにより、薬液の廃棄時にも装置を連続的に稼動させる化学反応装置が提案されている。
特開平5−129756号公報 特許3151957号公報
しかしながら、特許文献1によれば、薬液槽の薬液を別の薬液に交換する場合には洗浄処理を行う必要がありそのための費用がかかってしまうこと、上記特許文献2によれば、異なる薬液を用いて処理する場合、循環タンク内の薬液をすべて廃棄した後に異なる薬液を循環タンク内に供給する必要があり薬液の切替えに時間がかかってしまうという問題があった。また、上記特許文献の装置はいずれも装置の構造が複雑であり、しかも新たな設備を要するためコストがかかるという問題もあった。
そこで、本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、配線用板の処理を停止することなく処理液の更新ができる簡便な配線用板の処理装置を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
第1に、本発明の配線用板の処理装置は、配線用板を、水洗処理を行うための処理液としての水洗水又は防錆処理を行うための処理液としての防錆液の処理液で処理する配線用板処理部とこの配線用板処理部に処理液を供給する処理液供給部とが仕切板を介して区分されている処理槽と、処理液を移動させるための第1バッファー槽と、前記配線用板処理部から排出された処理液を前記処理液供給部を通して再び前記配線用板処理部へ供給する第1循環路と、前記配線用板処理部から排出された処理液を前記第1バッファー槽を通して再び前記配線用板処理部へ供給する第2循環路と、を備えた配線用板の処理装置であって、処理液供給部は外部から処理液を導入するための処理液導入管が設けられ、第1バッファー槽は第2循環路内の処理液を廃棄する第1廃棄管が設けられ、第1循環路はこの第1循環路内の処理液を循環させる第1循環ポンプと処理液の循環を調整する第1循環バルブとが設けられ、第2循環路はこの第2循環路内の処理液を循環させる第2循環ポンプと、処理液の循環を調整する第2循環バルブとが設けられ、配線用板処理部で配線用板を処理液により処理しつつ、処理を停止することなく配線用板処理部への処理液の供給を第1循環路から第2循環路に切替え、処理液供給部内の処理液を第1バッファー槽に移動させた後にその状態で処理液供給部に新しい処理液を導入し、次いで再度、処理を停止することなく配線用板処理部への処理液の供給を第2循環路から第1循環路に切替えるとともに第2循環路内の処理液を廃棄することで、処理液を更新することを特徴とする。
第2に、上記第1の配線用板の処理装置において、前記処理液とは異なる処理液を前記配線用板処理部に供給する第2バッファー槽と、前記配線用板処理部から排出された前記処理液とは異なる処理液を第2バッファー槽を通して再び前記配線用板処理部へ供給する第3循環路と、をさらに備え、第3循環路はこの第3循環路内の処理液を循環させる第3循環ポンプと処理液の循環を調整する第3循環バルブとが設けられ、配線用板処理部で配線用板を処理液により処理しつつ、処理を停止することなく配線用板処理部への処理液の供給を第1循環路から第2循環路に切替えた後、第1バッファー槽に移動した処理液とは異なる処理液を、前記配線用板処理部に供給する第3循環路に切替えて配線用板を異なる処理液で処理し、その状態で処理液供給部に新しい処理液を導入するとともに第2循環路内の処理液を廃棄することで、処理液を更新することを特徴とする。
上記第1の発明によれば、処理液供給部から処理液を第1バッファー槽に移動させることができ、そして、第1バッファー槽に処理液を移動させた後は第1バッファー槽から配線用板処理部に処理液が供給されるため、配線用板の処理を停止することなく連続してその処理を行うことができる。また、第1バッファー槽から処理液を配線用板処理部に供給している状態で新しい処理液を処理液供給部に供給した後、配線用板処理部への処理液の供給を第1バッファー槽から処理液供給部に切替えるとともに第1バッファー槽の処理液を廃棄することで、配線用板の処理を停止することなく処理液の更新を容易に行うことができる。
上記第2の発明によれば、第2バッファー槽を備えることにより、上記第1の発明の効果に加え、異なる処理液の切替えを容易にし、配線用板の処理を異なる処理液で行うことができる。また、処理液の廃棄量も削減することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の配線用板の処理装置の実施形態1の概略構成図である。
この実施形態は、多層プリント配線板における配線用板の導体金属表面層をエッチングして回路形成する際、配線用板に対して水洗処理を行うものであり、処理液として水洗水を使用している。この配線用板の処理装置は、処理槽4と第1バッファー槽5とを備えており、処理槽4は配線用板を水洗水で洗浄処理する配線用板処理部1とこの配線用板処理部1に水洗水を供給する処理液供給部2とが仕切板3を介して区分され、配線用板処理部1は処理槽4の上部に処理液供給部2は下部に配置されている。配線用板処理部1には配線用板が載置され、噴射用ポンプ12により送り出された水洗水がスプレーノズル11より配線用板に向けて噴射され洗浄処理される。洗浄処理後の水洗水は、後述するが、第1循環路7を通して処理槽4下部の処理液供給部2に排出されるか、あるいは第2循環路8を通して第1バッファー槽5に排出される。
処理液供給部2には外部から新しい水洗水を導入するための処理液開閉バルブ21を備えた処理液導入管22が設けられており、この処理液導入管22によって水洗水が処理液供給部2に導入され貯留される。
第1バッファー槽5は処理液供給部2の処理液を移動させるためのもので、処理槽4とは別体で配置されている。また、第1バッファー槽5には処理液を廃棄するための第1廃液開閉バルブ51を備えた第1廃棄管52が設けられている。
さらに、この配線用板の処理装置は、配線用板処理部1と処理液供給部2とに接続され、配線用板処理部1から排出された水洗水を処理液供給部2を通して再び配線用板処理部1へ供給する第1循環路7と、配線用板処理部1と第1バッファー槽5とに接続され、配線用板処理部1から排出された水洗水を第1バッファー槽5を通して再び配線用板処理部1へ供給する第2循環路8とを備えている。なお、この実施形態では配線用板処理部1に水洗水を供給する入口近傍において、第1循環路7と第2循環路8とが重複している。
第1循環路7は、この第1循環路7内の水洗水を循環させる第1循環ポンプ71と水洗水の循環を調整する第1循環バルブ72とが設けられており、第2循環路8はこの第2循環路8内の水洗水を循環させる第2循環ポンプ81と水洗水の循環を調整する第2循環バルブ82とが設けられている。第1循環バルブ72としては、処理液供給部2から配線用板処理部1への水洗水の供給を調整する第1供給調整バルブ72aと配線用板処理部1から処理液供給部2への水洗水の排出を調整する第1排出調整バルブ72bがそれぞれ処理液供給部2から配線用板処理部1に向けて水洗水が循環する第1循環路7aと配線用板処理部1から処理液供給部2に向けて水洗水が循環する第1循環路7bとに設けられている。第2循環バルブ82としては、第1バッファー槽5から配線用板処理部1への水洗水の供給を調整する第2供給調整バルブ82aと配線用板処理部1から第1バッファー槽5への水洗水の排出を調整する第2排出調整バルブ82bがそれぞれ第1バッファー槽5から配線用板処理部1に向けて水洗水が循環する第2循環路8aと配線用板処理部1から第1バッファー槽5に向けて水洗水が循環する第2循環路8bとに設けられている。
以上の装置は、大きくは処理槽4と第1バッファー槽5とそれらに連通接続される第1循環路7と第2循環路8で構成され、簡便に製造することができ、またこのような装置においては、配線用板の洗浄処理を停止することなく水洗水を更新することができる。以下に、具体的に説明する。
まず、処理液導入管22の処理液開閉バルブ21を開けて外部から新しい水洗水を処理液供給部2に供給して貯留させた後、処理液開閉バルブ21を閉める。次に第1循環路7の第1供給調整バルブ72aと第1排出調整バルブ72bとを開けるとともに第1循環ポンプ71を作動させて、処理液供給部2の水洗水を第1循環路7,7aに循環させる。この水洗水はさらに噴射用ポンプ12によってスプレーノズル11より配線用板処理部1に載置された配線用板に向けて噴射され、配線用板を洗浄処理する。洗浄処理後の水洗水は、配線用板処理部1の下部から第1循環路7,7bを通して処理液供給部2に排出され、再び第1循環ポンプ71より配線用板処理部1に向けて送り出される。このように配線用板の洗浄処理を繰り返すことによって水洗水が汚染されるため、水洗水の更新が必要になる。
水洗水を更新する場合には、まず、水洗水の更新時期が近づいた段階で第1循環路7,7bの第1排出調整バルブ72bを閉め、第2循環路8,8bの第2排出調整バルブ82bを開けて第1バッファー槽5に水洗水を排出する。しばらくすると処理液供給部2の水洗水はすべて第2循環路8,8bを通して第1バッファー槽5に排出されることになる。また、同時に第2循環路8,8aの第2供給調整バルブ82aを開けるとともに第2循環ポンプ81を作動させて、第1バッファー槽5に排出された水洗水を第2循環路8,8aに循環させる。そして、この水洗水はさらに噴射用ポンプ12によってスプレーノズル11より配線用板処理部1に載置された配線用板に向けて噴射されるため、配線用板の洗浄処理を継続して行うことができる。
処理液供給部2内の水洗水がすべて配線用板処理部1を通して第1バッファー槽5に排出された後は、第1循環ポンプ71の作動を停止し第1供給調整バルブ72aを閉め、処理液導入管22の処理液開閉バルブ21を開けて新しい水洗水を処理液供給部2に導入した後、処理液開閉バルブ21を閉める。処理液供給部2に新しい水洗水を導入した後は、第2循環路8,8aの第2循環ポンプ81の作動を停止し、第2供給調整バルブ82aを閉め、第2循環路8を循環している水洗水を第1バッファー槽5に移動させた後に第2排出調整バルブ82bを閉める。また、同時に第1循環路7の第1供給調整バルブ72aと第1排出調整バルブ72bとを開けるとともに第1循環ポンプ71を作動させて、処理液供給部2の水洗水を第1循環路7に循環させ、その後、第1廃液開閉バルブ51を開けて第1バッファー槽5に貯留した水洗水を第1廃棄管52より排出する。こうして、配線用板の洗浄処理を停止せずに水洗水の更新を行うことができる。
図2は本発明の配線用板の処理装置の実施形態2の概略構成図である。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態は実施形態1の配線用板の処理装置において、配線用板処理部1で洗浄処理とは異なる処理、例えば、防錆液による防錆処理を行うためにさらに第2バッファー槽6と第3循環路9とを備えている。
第2バッファー槽6は防錆液が貯留されており、処理槽4および第1バッファー槽5とは別体で配置されている。また、第2バッファー槽6には防錆液を廃棄するための第2廃液開閉バルブ61を備えた第2廃棄管62が設けられている。
第3循環路9は、第2バッファー槽6と配線用板処理部1とに接続されるとともにこの第3循環路9内の防錆液を循環させる第3循環ポンプ91と防錆液の循環を調整する第3循環バルブ92とが設けられ、配線用板処理部1から排出された防錆液を第2バッファー槽6を通して再び配線用板処理部1へ供給するようにしている。なお、この実施形態では配線用板処理部1に水洗水を供給する入口近傍において、第1循環路7、第2循環路8および第3循環路9とが重複している。第3循環バルブ92としては、第2バッファー槽6から配線用板処理部1への防錆液の供給を調整する第3供給調整バルブ92aと配線用板処理部1から第2バッファー槽6への防錆液の排出を調整する第3排出調整バルブ92bがそれぞれ第2バッファー槽6から配線用板処理部1に向けて防錆液が循環する第3循環路9aと配線用板処理部1から第2バッファー槽6に向けて防錆液が循環する第3循環路9bとに設けられている。
この実施形態では、実施形態1と同様、配線用板処理部1には配線用板が載置され、噴射用ポンプ12により送り出された防錆液がスプレーノズル11より配線用板に向けて噴射され防錆処理される。
以上の装置では、処理槽4において洗浄処理または防錆処理のいずれかの処理を行う場合、いずれか一方の処理を処理槽4で行っている間に他方の処理に用いる処理液を更新することができ、しかも両者の処理液の切替えを容易にすることができるものである。また、処理液の廃棄量を削減することもできる。以下に、具体的に説明する。
まず、配線用板処理部1で洗浄処理した後、続いて防錆処理を行う場合、洗浄処理については、実施形態1と同様に水洗水を第1循環路7で循環させてから第2循環路8に切替えて、配線用板の洗浄処理を継続して行うようにする。続いて配線用板処理部1で防錆処理を行う場合、第2循環路8,8aの第2循環ポンプ81の作動を停止し、第2供給調整バルブ82aを閉め、第2循環路8を循環している水洗水を第1バッファー槽5に移動させた後に第2排出調整バルブ82bを閉める。また、同時に第3循環路9,9aの第3供給調整バルブ92aと第3排出調整バルブ92bとを開けるとともに第3循環ポンプ91を作動させて、第2バッファー槽6の防錆液を第3循環路9に循環させ、噴射用ポンプ12によってスプレーノズル11より配線用板処理部1に載置された配線用板に向けて防錆液を噴射して配線用板の防錆処理を行う。このように、第2循環路8からは水洗水が配線用板処理部1に供給され、第3循環路9からは防錆液が配線用板処理部1に供給されるようになっているため、第2循環バルブ82と第3循環バルブ92のバルブの開閉、および第2循環ポンプ81と第3循環ポンプ91の作動によって容易に処理液を切替えることができる。
そして、第3循環路9から配線用板処理部1に防錆液が供給され、配線用板に対して防錆処理を行っている状態で処理液導入管22の処理液開閉バルブ21を開けて新しい水洗水を処理液供給部2に導入し、処理液開閉バルブ21を閉める。また、第1廃液開閉バルブ51を開けて第1バッファー槽5に貯留した水洗水を第1廃棄管52より排出する。これによって、水洗水を更新することができる。
なお、防錆処理の後、続いて洗浄処理を行う場合には、第3循環路9,9aの第3循環ポンプ91の作動を停止し、第3供給調整バルブ92aを閉め、第3循環路9を循環している防錆液を第2バッファー槽6に移動させた後に第3排出調整バルブ92bを閉める。また、同時に第1循環路7の第1供給調整バルブ72aと第1排出調整バルブ72bとを開けるとともに第1循環ポンプ71を作動させて、処理液供給部2の水洗水を第1循環路7に循環させ、噴射用ポンプ12によってスプレーノズル11より配線用板処理部1に載置された配線用板に向けて水洗水を噴射することで配線用板の洗浄処理を行うことができる。
この実施形態では水洗水を更新しているが、防錆液の更新を行うこともできる。例えば、防錆液を更新する場合は、水洗水を更新する場合と同様、第2バッファー槽6に防錆液を移動させた後、第2循環路8から水洗水を配線用板処理部1に供給して配線用板の洗浄処理を行い、その状態で新しい防錆液を処理液供給部2に導入する。そして、第2廃液開閉バルブ61を開けて第2バッファー槽6に貯留した防錆液を第2廃棄管62より排出する。次いで、処理液供給部2に導入された防錆液を第1循環路7から第3循環路9で循環するように切替えて防錆液を第2バッファー槽6に移動させることで、防錆液を更新することができる。
以上の構成の装置においては、必要に応じて処理液を更新することができるので、まだ使用可能な状態のままの処理液を廃棄することはない。よって、処理液の廃棄量を削減することができる。
本発明の配線用板の処理装置の実施形態1の概略構成図である。 本発明の配線用板の処理装置の実施形態2の概略構成図である。
符号の説明
1 配線用板処理部
2 処理液供給部
22 処理液導入管
3 仕切板
4 処理槽
5 第1バッファー槽
52 第1廃棄管
6 第2バッファー槽
62 第2廃棄管
7 第1循環路
71 第1循環ポンプ
72 第1循環バルブ
8 第2循環路
81 第2循環ポンプ
82 第2循環バルブ
9 第3循環路
91 第3循環ポンプ
92 第3循環バルブ

Claims (2)

  1. 配線用板を、水洗処理を行うための処理液としての水洗水又は防錆処理を行うための処理液としての防錆液の処理液で処理する配線用板処理部とこの配線用板処理部に処理液を供給する処理液供給部とが仕切板を介して区分されている処理槽と、処理液を移動させるための第1バッファー槽と、前記配線用板処理部から排出された処理液を前記処理液供給部を通して再び前記配線用板処理部へ供給する第1循環路と、前記配線用板処理部から排出された処理液を前記第1バッファー槽を通して再び前記配線用板処理部へ供給する第2循環路と、を備えた配線用板の処理装置であって、処理液供給部は外部から処理液を導入するための処理液導入管が設けられ、第1バッファー槽は第2循環路内の処理液を廃棄する第1廃棄管が設けられ、第1循環路はこの第1循環路内の処理液を循環させる第1循環ポンプと処理液の循環を調整する第1循環バルブとが設けられ、第2循環路はこの第2循環路内の処理液を循環させる第2循環ポンプと、処理液の循環を調整する第2循環バルブとが設けられ、配線用板処理部で配線用板を処理液により処理しつつ、処理を停止することなく配線用板処理部への処理液の供給を第1循環路から第2循環路に切替え、処理液供給部内の処理液を第1バッファー槽に移動させた後にその状態で処理液供給部に新しい処理液を導入し、次いで再度、処理を停止することなく配線用板処理部への処理液の供給を第2循環路から第1循環路に切替えるとともに第2循環路内の処理液を廃棄することで、処理液を更新することを特徴とする配線用板の処理装置。
  2. 請求項1の配線用板の処理装置において、前記処理液とは異なる処理液を前記配線用板処理部に供給する第2バッファー槽と、前記配線用板処理部から排出された前記処理液とは異なる処理液を第2バッファー槽を通して再び前記配線用板処理部へ供給する第3循環路と、をさらに備え、第3循環路はこの第3循環路内の処理液を循環させる第3循環ポンプと処理液の循環を調整する第3循環バルブとが設けられ、配線用板処理部で配線用板を処理液により処理しつつ、処理を停止することなく配線用板処理部への処理液の供給を第1循環路から第2循環路に切替えた後、第1バッファー槽に移動した処理液とは異なる処理液を、前記配線用板処理部に供給する第3循環路に切替えて配線用板を異なる処理液で処理し、その状態で処理液供給部に新しい処理液を導入するとともに第2循環路内の処理液を廃棄することで、処理液を更新することを特徴とする配線用板の処理装置。
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