JP4724234B2 - 液圧操作装置 - Google Patents
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Description
図9に示すように、遮断器の開閉部1は固定電極2と可動電極3とから構成されており、可動電極3は液圧操作装置4の駆動部5に接続されている。液圧操作装置4の駆動部5は、駆動シリンダ6と、その内部に摺動可能に挿入された駆動ピストン7と、この駆動ピストン7と遮断器側の可動電極3とを連結する駆動ロッド8とから構成されている。
(蓄圧装置)が高圧流路16を介して接続されている。また、駆動ピストン7の動作時に排出された作動液は低圧タンク17へ回収され、液圧ポンプ18により高圧化され再びアキュムレータ15に供給される。
まず、開路動作では、開路用ソレノイド40が励磁されると切換弁37が動作し、パイロット弁部13の操作制御ポート28と操作給液ポート35の間が閉じ、操作制御ポート28と操作排液ポート36の間が開く。すると、閉路状態時に高圧であった主操作弁部12の排液弁24の背部のばね室29の圧液がパイロット弁部13を通って低圧タンク17へ排出されるため、ばね室29の圧力が低下する。これにより高圧である制御ポート19との圧力差で排液弁24が動作し、制御ポート19と排液ポート22が連通するため、駆動シリンダ6の第2の液室10の圧力が低下し、駆動ピストン7が動作し、可動電極3が開路動作を行う。また、排液弁24は動作終了後、前後の圧力がバランスするため、ばね力により移動し、排液ポート22と制御ポート19の間を閉じる。
図1は本発明の第1の実施の形態である液圧操作装置の断面図、図2は図1の主操作弁部の断面図であり図9に示した従来例と同一部分には同一符号を付し、重複説明を省略する。
まず、主操作弁部62の開路動作では、パイロット弁部63の開路用ソレノイド66の指令信号により、パイロット弁部63の切換弁69が切換動作を行う。このため閉路状態時に高圧であった液室57の圧液が操作制御ポート68からパイロット弁部63、操作排液ポート70、排液ポート67を通って排出されるため、液室57の圧力が低下する。これにより高圧である制御ポート64との圧力差で排液弁52が動作し、制御ポート64と排液ポート67が連通するため、駆動シリンダ6の第2の液室10の圧力が低下し、駆動ピストン7が動作し可動電極3が開路動作を行う。また、排液弁52は動作終了後、前後の圧力がバランスするため、排液弁用ばね60の力により移動し、排液ポート67と制御ポート64の間を閉じる。これにより次の閉路動作時に動作遅れを生じない。
(d12×π×p1/4)+f1>(d22−d32)×π×p1/4となっている。
本実施の形態によれば、排液弁52のシート部54をケース53内に設け、給液弁51のシート部55を、排液弁52の内部に設けることにより、ケース53に同一軸上に2つのシート部を設けるという、難しい加工を施す必要が無くなり、コストを低減でき、製作に掛かる時間も短縮できる。
(d12×π×p1/4)>(d22−d32)×π×p1/4となっている。このような関係により、制御ポート64が高圧になっても排液弁用ばね60の付勢力に係らず、高圧液による液圧のみで排液弁52の誤動作を防ぐことができる。
図に示すように、本実施の形態では、主操作弁部62の給液弁51の端部に丸棒状の摺動部73を設けている。この摺動部73は排液弁52の蓋58を摺動可能に貫通するように構成されている点が第1の実施の形態と異なる。その他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態では、第2の実施の形態の給液弁51の端部の摺動部73(第1の摺動部73)に加え、給液弁51のもう一方の端部にも丸棒状の第2の摺動部74を設けている点が第2の実施の形態と異なる。その他の構成は同一であるので同一部分には同一符号を付して重複説明は省略する。
図2及び図5に示すように、本実施の形態は、排液弁52の排液ポート67側の開口部に溝75が設けられており、蓋58には段付き部76が設けられている。この段付き部76と係合し、少なくとも3つ以上に分割されたリング77が、排液弁52の開口部の溝75に挿入されている。さらに、蓋58と給液弁51の間に給液弁用ばね59が配置されている。
図1及び図6に示すように、本実施の形態では、液圧制御部61は主操作弁部62と切換弁として構成されるパイロット弁部63から構成されており、パイロット弁部63は排液弁52の背部の液室57に対して圧力流体の供給と排出を選択的に行う操作制御ポート68とアキュムレータ15からの常時高圧液を供給する操作給液ポート72と、低圧流路21を介して低圧タンク17に連通している操作排液ポート70を備えている。また、操作制御ポート68と操作給液ポート72の間、または操作制御ポート68と操作排液ポート70の間を開閉するための切換弁69が設けられている。この切換弁69はバルブブロック78、79により摺動ガイドされ、且つバルブブロック78、79の角部に切換弁69が接することにより、各ポート間の開閉の切換を行うように構成されている。
図に示すように、本実施の形態は、第5の実施の形態のストッパーを以下のように構成している。即ち、任意の位置に固定可能な貫通穴を持ったストッパーガイド84がソレノイド端部に設けられ、ストッパーガイド84と係合する段付き部85を持ったストッパーピン86が、ストッパーガイド84の穴内を摺動可能に設けられている。図ではストッパーガイド84にはねじ部が設けられており、ナット87により位置が固定される。
このように構成された本実施の形態によると、ストッパーピン86を押すという簡単な手動操作で切換弁69を動作させることができる。
図に示すように、本実施の形態は、第6の実施の形態において、パイロット弁部63が以下のように構成されている。即ち、パイロット弁部63には操作制御ポート68と操作給液ポート72の間または、操作制御ポート68と操作排液ポート70の間を開閉するための切換弁69が設けられている。この切換弁69はバルブブロック78、79により摺動ガイドされ、且つバルブブロック78、79の角部に切換弁69が接することにより、各ポート間の開閉の切換を行うようになっている。
なお、本発明は、本実施の形態に限定されるものではなく、閉路用に適用したり、開路、閉路両方に適用することも可能である。
Claims (3)
- 高圧化した液体を蓄えるアキュムレータと、このアキュムレータから供給される作動流体によって動作する駆動部と、液圧を出力制御することで前記作動流体を制御して前記駆動部の動作を制御する液圧操作部を備えると共に、前記液圧操作部は円筒状のケースと、前記ケースの内周面を摺動し、ケース内に設けられたシート部と開離及び当接することにより、作動流体の流れの方向を選択する切換弁体と、前記切換弁体を駆動させるための開路用及び閉路用電磁コイルを有する切換弁部を備えている液圧操作装置において、前記電磁コイルはその可動片により前記切換弁体を押圧し駆動するよう前記切換弁体と概同一軸上に設けられ、前記可動片はばねにより常に前記切換弁体から離れる方向に付勢されており、また、非励磁状態の可動片と切換弁体の間には隙間が設けられ、この隙間の大きさを変えられるように、非励磁状態の可動片の位置を駆動方向の任意の位置に決めるためのストッパーが電磁コイルの端部に調整可能に設けられていることを特徴とする液圧操作装置。
- 軸上に位置を調整可能な貫通穴を持ったガイドと、前記ガイドの穴の中を摺動可能にストッパーが設けられ、前記ストッパーが非励磁状態の可動片の位置を決められるよう、当該ストッパーにはガイドと当接するように段付き部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の液圧操作装置。
- 高圧化した液体を蓄えるアキュムレータと、このアキュムレータから供給される作動流体によって動作する駆動部と、液圧を出力制御することで前記作動流体を制御して前記駆動部の動作を制御する液圧操作部を備えると共に、前記液圧操作部は円筒状のケースと、前記ケースの内周面を摺動し、ケース内に設けられたシート部と開離及び当接することにより、作動流体の流れの方向を選択する切換弁体と、前記切換弁体を駆動させるための開路用及び閉路用電磁コイルを有する切換弁部を備えている液圧操作装置において、前記切換弁体と前記電磁コイルの可動片の間にはばねが配置され、前記切換弁体の端部には所定の長さを持ったばねガイド部が設けられ、前記可動片と前記ばねの間にはばねを保持する支えが配置され、前記支えには所定の長さを持ったばねガイド部を設けていることを特徴とする液圧操作装置。
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