JP4723902B2 - 送受信装置、送受信方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

送受信装置、送受信方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、所定の通信プロトコルに従ってデータを送受信する送受信装置などに関するものである。
近年、イーサネット(登録商標)、IEEE802.11規格に準拠した無線通信伝送路を用い、インターネットプロトコルでデータ通信を行うAV機器の開発が盛んに行われている。
例えば、映像コンテンツを、離れた場所にあるテレビや携帯端末にインターネットプロトコルで伝送して視聴するアプリケーションが多く提案されている。この様なアプリケーションでは、視聴される映像コンテンツの品質が高いほど、機器の付加価値が高くなるためインターネットプロトコルの高速処理技術の開発が望まれている。
AV機器にネットワーク機能を実現する手法として、AV機能を制御するCPUとネットワークのプロトコルを処理するCPUとが兼用されることが一般的で、CPUバスに通信デバイスが接続される構成となっている。
この様に構成されたAV機器では、データを受信すると即座にホストCPUに対して割り込みを発生するので、高レイトのデータが送信されてくるとCPUに対して割り込みが頻繁に発生する事になる。
CPUに対して割り込みが頻発すると、CPUリソースは割り込み処理に占有されることになるため、他の処理が出来ずシステム的な障害が発生する。
この様なシステム障害が発生すると、AV機器ではリモコン操作が出来なくなったり、映像、音声にノイズが入ったりするなどの障害が発生することになる。
この様な問題を解決する方法として、特許文献1(特開2004−159038号公報)は、図3の様にAVデータの様な緊急性のあるデータとそれ以外のデータを分離するフィルタ処理(図示せず)を設け、AVデータはそのままコーデックへ送信し、それ以外のデータをホストCPUで処理する方法が提案されている。この様に構成されたシステムの場合、データ量の多いAVデータを受信しても、CPUに対して割り込みが発生しないためシステムが安定に動作することが可能となる特徴がある。
ところで、データの高信頼性やファイルをランダムアクセス可能であることなど、TCPプロトコルによるAV伝送が望まれているが、TCPプロトコルの場合には接続制御とフロー制御が必要となる。
上述した図3に示された従来の実施例の場合には、ホストCPUの負荷を低減するため、単に受信パケットのフィルタ処理を行いコーデックへデータを単純に送信する記述しかない。UDPの様な接続制御が不要なプロトコルの場合には、単に受信フィルタ113の設定をすれば簡単に実現できるため、本従来例は、UDP伝送を想定して記述されている。
特開2004−159038号公報
しかしTCPプロトコルの場合、接続制御やフロー制御が必要である。そこで、接続制御をホストCPU101で行い、受信フィルタ113の設定を変えてAVデータを第3送受信装置で行う処理を行うことも考えられる。
この場合ホストCPU101内で動作しているTCP/IP処理プログラムは、接続しているのにも関わらずデータ送受信が行われないため、タイムアウト処理が発生したり、接続先の端末B106から接続解除要求があった場合には、第3送受信手段104で接続解除要求のデータを受信することになるため、第3送受信手段104からホストCPU101内で動作しているTCP/IP処理ソフトに対して接続解除を行うための新規通信インタフェースを作成しなければ成らないなどの課題があった。
上記課題があるため、本従来例の場合にはTCPで伝送されるAVデータはホストCPUで処理するしかなく、CPUの処理負荷低減が出来ない課題があった。
このように特許文献1に示されるような従来の送受信装置は、TCPの様な接続
制御やフロー制御が必要なプロトコルでAV伝送を行う場合にはCPUの処理負荷を著しく低下させることは出来なかった。
本発明は、上記従来の送受信装置の課題を考慮し、TCPプロトコルでも高速にAVコンテンツが伝送できる送受信装置、送受信方法などを提供することを目的とするものである。
第1の本発明は、
ホストCPUと、
第1送受信手段と、
第2送受信手段と、
前記第1送受信手段と前記ホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信する第1のインタフェース手段と、
前記ホストCPUから前記第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続要求命令を送信する第2のインタフェース手段と、を備え、
前記第1送受信手段と前記第2送受信手段は、同一伝送路上に対してデータ送受信を行い、
前記第2送受信手段は、前記TCPの接続要求命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続を行う、送受信装置である。
第2の本発明は、
ホストCPUと、
第1送受信手段と、
第2送受信手段と、
前記第1送受信手段と前記ホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信する第1のインタフェース手段と、
前記ホストCPUから前記第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続待機命令を送信する第2のインタフェース手段と、を備え、
前記第1送受信手段と前記第2送受信手段は同一伝送路上のデータ送受信を行い、
前記第2送受信手段は、前記TCPの接続待機命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続が可能なように待機する状態に遷移する機能を備えた、送受信装置である。
第3の本発明は、
前記第1送受信手段と前記第2送受信手段とは別の第3送受信手段をさらに備え、
前記第3送受信手段は、
前記第1送受信手段と前記第2送受信手段と前記同一伝送路上のデータ送受信を行う機能を備えると共に、
前記ホストCPUとは、第3のインタフェース手段で接続され、
少なくともTCP/IPプロトコルに従ったACKパケットを送信する機能を備えた、第1の本発明の送受信装置である。
第4の本発明は、
前記第1送受信手段と前記第2送受信手段とは別の第3送受信手段をさらに備え、
前記第3送受信手段は、
前記第1送受信手段と前記第2送受信手段と前記同一伝送路上のデータ送受信を行う機能を備えると共に、
前記ホストCPUとは、第3のインタフェース手段で接続され、
少なくとも、前記同一伝送路上に接続された前記別の機器から送信されてくるACKパケットを受信し、TCP/IPプロトコルに準拠したフロー制御を実施してデータを送信する機能を備えた、第2の本発明の送受信装置である。
第5の本発明は、
第1送受信手段とホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信し、
前記ホストCPUから第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続要求命令を送信し、
前記第1送受信手段と前記第2送受信手段は、同一伝送路上に対してデータ送受信を行い、
前記第2送受信手段は、前記TCPの接続要求命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続を行う、送受信方法である。
第6の本発明は、
第1送受信手段とホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信し、
前記ホストCPUから第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続待機命令を送信し、
前記第1送受信手段と前記第2送受信手段は同一伝送路上のデータ送受信を行い、
前記第2送受信手段は、前記TCPの接続待機命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続が可能なように待機する状態に遷移する、送受信方法である。
第7の本発明は、第1の本発明の送受信装置の、
前記第1送受信手段と前記ホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信する第1のインタフェース手段、
前記ホストCPUから前記第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続要求命令を送信する第2のインタフェース手段、
前記TCPの接続要求命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続を行う前記第2送受信手段、としてコンピュータを機能させるプログラムである。
第8の本発明は、
前記第1送受信手段と前記ホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信する第1のインタフェース手段、
前記ホストCPUから前記第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続待機命令を送信する第2のインタフェース手段、
前記TCPの接続待機命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続が可能なように待機する状態に遷移する機能を備えた前記第2送受信手段、としてコンピュータを機能させるプログラムである。
第9の本発明は、第7又は第8の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体である。
本発明によれば、TCPのコネクション処理はホストCPUの指令により第2送受信手段で行うため、端末Bから接続解除要求がきた場合についても接続解除データは第2送受信手段に到達するため、簡単に接続解除が行なわれる。
そのためホストCPU内に存在するTCP/IP処理ソフトは、第2送受信手段で使用される接続情報を管理する必要がなく、従来の処理ソフトをそのまま使用可能となる。
またTCPのヘッダチェックやフロー制御などは第2送受信装置で処理を行うため、従来ホストCPUで行われていた処理を低減することが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の例を示した図である。図4はホストCPU、第2受信装置と端末Bの通信フローを示している。以下図面を使用して、本実施の形態1の構成を説明するとともに、AVデータ受信時の動作を説明する。
図1において、端末A100は、ホストCPU101、第1送受信手段102、第2送受信手段103、受信フィルタ113、送信手段114により構成される。
まず、通常のデータ処理について説明する。伝送路107は、イーサネットやIEEE802.11規格で規定される無線LANなど、インターネットプロトコルによる伝送路である。
伝送路107には、端末A100と端末B106が接続されている。端末B107から端末A100へ送信されるデータは、まず受信フィルタ113で受信される。通常、受信フィルタ113は、受信されると同時に第1送受信手段102へ転送される。第1送受信手段102には、受信バッファがあり、受信データが受信バッファに格納されると速やかに第1通知手段111によりホストCPU101に通知される。ホストCPU101では、受信が通知されると割り込み処理が起動して、第1送受信装置102の受信バッファに格納されたデータを読み込む。その後、ホストCPU101内のTCP/IP処理プログラムが起動して、IPヘッダの確認、TCPヘッダの確認など必要な処理を施して、データをアプリケーションに伝達する。
ホストCPU101がデータ出力を行う場合には、第1送受信手段102内の送信バッファへデータを転送して、送信手段114を介して伝送路107へデータを送出する。
これらの処理は、一般のEtherネット用の通信デバイス(例えば、SMC社LAN9118)で実現される方法であり、第1通信インタフェース108上ではEtherフレームでのデータが送受信されている。
ところで、第1送受信手段102でAVデータを受信すると、第1送受信手段102内のバッファにデータが格納される度に割り込みが発生することになる。例えば、20MbpsのMPEGデータを受信する場合、平均で約410μs毎に受信割り込みが発生することになり、CPUの処理負荷が著しく増加する。
またホストCPU101は、受信データ内のIPヘッダ、TCPヘッダなどを解釈してTCPプロトコルの場合、受信したことを端末Bに通知するためのACKデータを作成して端末B106へ送信しなければならない。
この様なホストCPU101の処理負荷を低減するため、本実施例では第2送受信手段103を設けている。以下、図4に示した通信フローで説明する。
ホストCPU101は、端末Bに対する接続要求を、第2インタフェース手段109を介して第2送受信手段103へ通知する。
接続要求を受信すると第2送受信手段103は、受信フィルタ113に対して指示を行い(図示せず)、今後端末B106から送信されてくるAVデータが第2受信手段103へ伝達されるように設定する。
次に第2送受信手段103は、端末B106に対して接続制御を行う。具体的には、図4に示すように、SYNパケットを、送信手段114を介して端末B106へ送信し、端末B106から送信されてくるSYN ACKパケットが受信フィルタ113を介して受信する。第2送受信手段103は、SYN ACKパケットを受信すると、接続が完了したことを端末B106に通知するためACKパケットを送信し、ホストCPU101に対して接続完了通知を行う。
ホストCPU101は、接続が完了するとデータ転送命令(本実施例ではHTTPプロトコル)を第2送受信手段103に行う。第2送受信手段103は、データ転送命令(HTTP GET)にTCP、IPヘッダを付加して端末B106に送信する。コマンドに対する応答パケット(HTTP OK)が端末B106から送信されて来るので、第2送受信手段103は受信し、その受信応答を端末B106に送信する。ホストCPU101は、第2送受信手段103に対して、送信要求に対する応答パケットの転送を指示し、応答パケット受信する。
ホストCPU101は、応答パケットに含まれる転送サイズを第2送受信手段103に設定する。
端末B106は、ACKパケット(HTTP OKに対する)を受信するとデータ転送を開始する。第2送受信手段103は、データを受信すると受信の通知であるACKパケットを端末B106に送信し、端末B106はACKパケットの到着により受信が完了したことを認識して次のパケットを第2送受信手段103へ送信する。
この様に、TCP伝送の場合には、フロー制御を行う事で、確実にデータを伝送することが可能であり、信頼性の高い通信を実現できる。第2送受信手段103には、受信バッファがあり、予め定められた以上に蓄積されるとホストCPU101に対して第2通信手段112で通知する。ホストCPU101は、受信通知を受けると第2送受信手段103に対して受信要求を指示してデータ転送を行う。
このとき、第2送受信手段103内の受信バッファサイズを仮に、10kBに設定した場合、第1送受信手段102で受信した場合、約410μs間隔での割り込み処理が、2.87ms間隔まで低減可能であり、バッファメモリを増加させるだけホストCPU101の割り込み間隔を低減させることができる。
端末B106からのデータ転送が、終了したことを第2送受信手段103が検出すると、受信完了通知をホストCPU101へ通知する。ホストCPU101は、処理を完了する場合には、接続完了要求を第2送受信手段103へ送信する。第2送受信手段103は、接続解除であるFINパケットを端末B106へ送信して接続を完了する。
この様に構成された本実施の形態1の送受信装置は、第2送受信手段103を設けることにより、TCPプロトコルの接続制御、フロー制御を、ホストCPU101を用いず実現できるので、高速のAV伝送を行った場合であっても、ホストCPUの処理負荷を低減してシステムを安定に動作させることが可能となる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、AVデータの受信処理を例に取り説明したが、実施の形態2では、図1に記載した構成での送信フローについて図5を用いて説明する。
まず、ホストCPU101から、接続待機要求を第2送受信手段103に送信する。第2送受信手段103は、接続待機要求を受け取ると、想定される受信パケットが第2送受信手段103へ到達するように受信フィルタ113に設定する(図示せず)。
次に、第2送受信手段103は、受信待機状態に遷移する。第2送受信手段103は、端末B106からの接続要求(SYN)を受信すると、接続処理を行い、接続が完了してから接続されたことをホストCPU101に通知する。端末B106から、ファイル転送要求(HTTP GET)が第2受信手段103に送付される。ホストCPU101は、受信要求を第2送受信手段103に受信要求を行い、ファイル転送要求(HTTP GET)を受信する。
ホストCPUは、HTTP GETと共に受信されるファイル情報から、ファイルを特定すると共に、ファイル転送要求に対する応答であるHTTP OKを端末B106に送信するための送信要求を第2送受信手段103に対して指示し、ファイルデータを第2送受信手段103に転送する。第2送受信手段103は、送信要求(HTTP OK)にIP、TCPヘッダを付加して、端末B106に出力し、端末B106からの受信応答のACKを受信して、端末B106が受信可能な状態である事を確認する。
第2送受信手段103は、ホストCPU101から受信されてくるファイルデータを受信し、TCP伝送のフロー制御を行いながら端末B106へデータを転送する。第2送受信手段103には送信用バッファが備えられており、送信バッファに空きが発生するとホストCPU101に対してデータ転送要求を行う。ホストCPU101は、送信要求に従ってデータ転送を行い、ファイルデータの最後までデータ転送を行う。
端末B106は、ファイルデータを受信すると接続解除(FIN)を送信する。第2送受信手段103は、FINを受信すると接続解除処理を行い接続が解除されたことをホストCPU101に通知する。
この様に第2送受信手段103を設ける事により、ホストCPU101は第2送受信手段103に対してファイルデータを送信するだけ良く、TCP/IPのヘッダの処理やフロー制御をする必要が無いため、CPUの占有率を低減することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1及び2で説明した例では、TCPのヘッダ処理やフロー制御を行う必要が無いため、ホストCPU101の処理負荷を低減することができる反面、AVデータは、ホストCPU101に伝送されることになるため、データ転送によるバスの占有、CPU処理負荷の増加が発生する。
そこで、さらにホストCPU101の負荷を低減するためAVデータの転送もホストCPU101へ伝送しない実施の形態について図2を用いて説明する。
図1と異なるのは、第3送受信手段104を追加し、第3送受信手段104を介してAVコーデック105に接続されている事である。
図2に示された送受信装置においての受信フローの動作について図6を用いて説明する。図6において、第2送受信手段103は、端末Bに対してHTTP Getを送信して、その応答パケットであるHTTP okを受信する。第2送受信手段103は、受信フィルタ113に対して、その後、端末B106から送信されてくるAVデータが第3送受信手段104に伝送されるようにフィルタ設定を行い、HTTP OKの応答パケットであるACKパケットを端末B106に送信する。その後第2送受信手段103は、HTTP OKの受信データをホストCPUに伝送する。
第3送受信手段104には、端末B106からデータが送信されてくるので、第3送受信手段104はTCPのフロー制御を行って受信を行い、TCP,IPヘッダなどを除去してAVコーデック105が必要なデータを抽出して転送する。
第3送受信手段104は、受信が完了すると第2送受信手段103に完了通知を上げる。第2送受信手段103は、完了通知を受け取ると、受信フィルタ113の設定を変更して、端末B106から送信されてくるパケットを第2送受信手段103へ受信するようにフィルタを設定すると共に、受信完了通知をホストCPU101に転送する。ホストCPU101は接続完了要求を第2送受信手段103に通知し、その通知を元に第2送受信手段103は端末B106との接続を解除する。
この様に構成された送受信装置の場合、AVデータは第3送受信手段104を介してAVコーデック105に転送されるため、ホストCPU101にはAVデータの転送が行われないために、CPUの占有率が著しく低減できる。
(実施の形態4)
図2に示した送受信装置での送信フローについて図7を用いて説明する。
図7において第2受信手段103は、端末B106からHTTP OKの受信応答のACKを受信すると、受信フィルタ113の設定を変更して、端末から送信されてくるAVデータの受信応答パケットが第3受信手段104で受信できるように設定する。
第2送受信手段103は、ホストCPU101から送信開始要求があると、第3送受信手段104に対してデータの送信開始を指示する。第3送受信手段104は、送信開始が指示されるとAVコーデック105からデータを取得し、IP、TCPヘッダを付加して端末B106に対してデータを送信すると共に、TCPのフロー制御を行う。
第3送受信手段104は、送信完了通知を第2送受信手段103に通知する。第2送受信手段103は送信完了が通知されると、受信フィルタ113の設定を変更して端末B106からのデータを第2送受信装置103へ転送されるように設定する。端末B106は、受信が完了すると接続解除要求(FIN)を送付してくるが、第2送受信手段103は、FINを受信すると接続解除処理を行い、ホストCPU101に対して接続が解除されたことを通知する。
この様な動作を行えば、ホストCPUは、AVデータに関するTCP/IP処理を行わなくてもよく、さらにAVデータの転送に関しても全く関与する必要も無いため、CPU占有率を著しく低下することができる。
なお、本実施の形態4で受信フィルタ113に設定する条件として、TCPプロトコルで定義されるポート番号を指定すれば良い。
なお、本発明のプログラムは、上述した本発明の送受信装置の全部又は一部の手段等の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の送受信装置の手段等の全部又は一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記機能を実行する記録媒体である。
なお、本発明の上記「一部の手段等」とは、それらの複数の手段の内の、一つ又は幾つかの手段を意味する。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、記録媒体としては、ROM等が含まれる。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明にかかる送受信装置は、AVデータを複雑なTCPプロトコルで伝送する機能をホストCPUの負荷を軽減して実現でき、高画質のAVデータをTCPプロトコルで伝送した場合であっても、ホストCPUはAV機器の制御を安定に実現することができる、所定の通信プロトコルに従ってデータを送受信する送受信装置に有用である。
本発明の実施の形態1、2の形態の例を示した構成図 本発明の実施の形態3,4の形態の例を示した構成図 従来の送受信装置を示した構成図 本発明の実施の形態1の通信フローのチャート図 本発明の実施の形態2の通信フローのチャート図 本発明の実施の形態3の通信フローのチャート図 本発明の実施の形態4の通信フローのチャート図
符号の説明
100 端末A
101 ホストCPU
102 第1送受信手段
103 第2送受信手段
104 第3送受信手段
105 AVコーデック
106 端末B
107 伝送路
108 第1インタフェース手段
109 第2インタフェース手段
110 第3インタフェース手段
111 第1通信手段
112 第2通信手段
113 受信フィルタ
114 送受信手段

Claims (9)

  1. ホストCPUと、
    第1送受信手段と、
    第2送受信手段と、
    前記第1送受信手段と前記ホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信する第1のインタフェース手段と、
    前記ホストCPUから前記第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続要求命令を送信する第2のインタフェース手段と、を備え、
    前記第1送受信手段と前記第2送受信手段は、同一伝送路上に対してデータ送受信を行い、
    前記第2送受信手段は、前記TCPの接続要求命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続を行う、送受信装置。
  2. ホストCPUと、
    第1送受信手段と、
    第2送受信手段と、
    前記第1送受信手段と前記ホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信する第1のインタフェース手段と、
    前記ホストCPUから前記第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続待機命令を送信する第2のインタフェース手段と、を備え、
    前記第1送受信手段と前記第2送受信手段は同一伝送路上のデータ送受信を行い、
    前記第2送受信手段は、前記TCPの接続待機命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続が可能なように待機する状態に遷移する機能を備えた、送受信装置。
  3. 前記第1送受信手段と前記第2送受信手段とは別の第3送受信手段をさらに備え、
    前記第3送受信手段は、
    前記第1送受信手段と前記第2送受信手段と前記同一伝送路上のデータ送受信を行う機能を備えると共に、
    前記ホストCPUとは、第3のインタフェース手段で接続され、
    少なくともTCP/IPプロトコルに従ったACKパケットを送信する機能を備えた、請求項1記載の送受信装置。
  4. 前記第1送受信手段と前記第2送受信手段とは別の第3送受信手段をさらに備え、
    前記第3送受信手段は、
    前記第1送受信手段と前記第2送受信手段と前記同一伝送路上のデータ送受信を行う機能を備えると共に、
    前記ホストCPUとは、第3のインタフェース手段で接続され、
    少なくとも、前記同一伝送路上に接続された前記別の機器から送信されてくるACKパケットを受信し、TCP/IPプロトコルに準拠したフロー制御を実施してデータを送信する機能を備えた、請求項2記載の送受信装置。
  5. 第1送受信手段とホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信し、
    前記ホストCPUから第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続要求命令を送信し、
    前記第1送受信手段と前記第2送受信手段は、同一伝送路上に対してデータ送受信を行い、
    前記第2送受信手段は、前記TCPの接続要求命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続を行う、送受信方法。
  6. 第1送受信手段とホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信し、
    前記ホストCPUから第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続待機命令を送信し、
    前記第1送受信手段と前記第2送受信手段は同一伝送路上のデータ送受信を行い、
    前記第2送受信手段は、前記TCPの接続待機命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続が可能なように待機する状態に遷移する、送受信方法。
  7. 請求項1に記載の送受信装置の、
    前記第1送受信手段と前記ホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信する第1のインタフェース手段、
    前記ホストCPUから前記第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続要求命令を送信する第2のインタフェース手段、
    前記TCPの接続要求命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続を行う前記第2送受信手段、としてコンピュータを機能させるプログラム。
  8. 請求項2に記載の送受信装置の、
    前記第1送受信手段と前記ホストCPUの間で、Etherフレームのデータ送受信する第1のインタフェース手段、
    前記ホストCPUから前記第2送受信手段に対して、少なくともTCPの接続待機命令を送信する第2のインタフェース手段、
    前記TCPの接続待機命令に従って、前記伝送路に接続された別の機器に対してTCP/IPプロトコルで規定された手順で接続が可能なように待機する状態に遷移する機能を備えた前記第2送受信手段、としてコンピュータを機能させるプログラム。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体。
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