JP4723815B2 - 医用装置プロトコル配信システム、医用装置プロトコル配信方法および医用装置プロトコル配信プログラム - Google Patents

医用装置プロトコル配信システム、医用装置プロトコル配信方法および医用装置プロトコル配信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、医用装置のプロトコルをインターネットを介して配信する医用装置プロトコル配信システム、医用装置プロトコル配信方法および医用装置プロトコル配信プログラムに関する。
従来、超音波診断装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等の医用装置は、制御プロトコルに従って制御される。一般に、各医用装置は、病院内に設置されたサーバと院内LAN(Local Area Network)で接続される。そして、医用装置の制御プロトコルが更新された場合には、病院内のサーバから必要に応じて各医用装置に制御プロトコルが院内LANを介してダウンロードされる。
また、プロトコル管理サーバからプロトコルをネットワークを介して医用装置に送信する技術や(例えば特許文献1参照)、複数のMRI装置を通信回線によりMRIシステムセンタに接続し、MRIシステムセンタが各MRI装置からログファイルデータ等の使用状況データを受信し、使用状況データを分析することにより適切なプロトコルをMRI装置に送信する技術が提案される(例えば特許文献2参照)。
特開2003−52660号公報(第9頁−第12頁、図1参照) 国際公開第01/069474号パンフレット(第17頁−第19頁、図1参照)
従来の医用装置における制御プロトコルの更新方法では、制御プロトコルを医用装置にダウンロードする際、対象となる医用装置を予め起動しておく必要がある。しかし、制御プロトコルのダウンロード時に対象となる医用装置が必ずしも起動状態であるとは限らない。
このため、例えば、複数の超音波診断装置が設定された病院内において、全ての超音波診断装置に制御プロトコルをダウンロードするような場合には、予め全ての超音波診断装置を起動なければならず、超音波診断装置の操作の労力の増加や操作の煩雑化に繋がるという問題がある。さらに、このような背景から医用装置へのプロトコルのダウンロード計画も煩雑となっている。
本発明はかかる従来の事情に対処するためになされたものであり、予め医用装置を起動させることなく複数の医用装置にプロトコルを配信することが可能な医用装置プロトコル配信システム、医用装置プロトコル配信方法および医用装置プロトコル配信プログラムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、より容易に医用装置へのプロトコルのダウンロード計画を実施することが可能な医用装置プロトコル配信システム、医用装置プロトコル配信方法および医用装置プロトコル配信プログラムを提供することである。
本発明に係る医用装置プロトコル配信システムは、医用装置からネットワークを介して装置データを受信して、前記医用装置が起動状態にあるか否かを示す情報を少なくとも含む装置ステータス情報を得る装置情報取得手段と、前記医用装置に配信するプロトコルの種別に関する情報、前記プロトコルを配信する指定日時に関する情報、及び前記プロトコルを配信するときの前記医用装置のステータスを指定する情報を少なくとも含む配信条件情報と、前記装置ステータス情報とを参照し、前記医用装置が起動状態であり、かつ、現在時刻が前記指定日時を経過しているとき、前記プロトコルを配信先となる前記医用装置にネットワークを介して配信するプロトコル配信手段と、を有することを特徴とするものである。
本発明に係る医用装置プロトコル配信システム、医用装置プロトコル配信方法および医用装置プロトコル配信プログラムにおいては、予め医用装置を起動させることなく複数の医用装置にプロトコルを配信することできる。
また、本発明に係る医用装置プロトコル配信システム、医用装置プロトコル配信方法および医用装置プロトコル配信プログラムにおいては、より容易に医用装置へのプロトコルのダウンロード計画を実施することができる。
本発明に係る医用装置プロトコル配信システム、医用装置プロトコル配信方法および医用装置プロトコル配信プログラムの実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る医用装置プロトコル配信システムの第1の実施形態を示す構成図である。
医用装置プロトコル配信システム1は、プロトコルサーバ2、プロトコルデータベース3、リスト作成用情報データベース4、配信条件情報データベース5、装置ステータスデータベース6、ユーザクライアント7を備え、プロトコルの一例である医用装置8の制御プロトコルを管理者側であるセンタ側9からネットワークであるインターネット10を介してユーザである病院側11に配信するシステムである。
医用装置プロトコル配信システム1のプロトコルサーバ2、プロトコルデータベース3およびリスト作成用情報データベース4は、センタ側9に設けられ、互いにセンタ側9のLAN12で接続される。ただし、プロトコルサーバ2に直接プロトコルデータベース3およびリスト作成用情報データベース4を接続してもよい。
プロトコルデータベース3には、各医用装置8の各種制御プロトコルが保存される。
リスト作成用情報データベース4には、ユーザ側に配信可能な制御プロトコルのリストを作成するためのリスト作成用情報が保存される。このリスト作成用情報には、少なくともユーザの制御プロトコル取得に対する権限情報等の契約情報が含まれ、必要に応じてユーザの識別情報、ユーザ側の医用装置8に使用される制御プロトコルの名称、機能、使用状況、過去の使用履歴、医用装置8の型式、バージョン、使用状況、検査種類等の装置構成情報が互いに関連付けられて配信可能な制御プロトコルのリスト作成用情報として利用される。
一方、医用装置プロトコル配信システム1のユーザクライアント7は、病院側11に設けられる。さらに、病院側11には単一あるいは複数の医用装置8が設けられる。そして、各医用装置8およびユーザクライアント7互いに病院側11のLAN12で接続される。
また、センタ側9のLAN12と病院側11のLAN12とは、互いにインターネット10を介して接続される。インターネット10には、任意数のWebクライアントが任意の場所に接続され、必要に応じてユーザクライアント7として利用される。
図2は、図1に示す医用装置プロトコル配信システム1の機能ブロック図である。
プロトコルサーバ2は、コンピュータに医用装置プロトコル配信プログラムを読み込ませることにより、コンピュータを配信予約受付手段20、プロトコル配信手段21、装置情報取得手段22として機能させたものである。
配信予約受付手段20は、病院側11に設けられたユーザクライアント7や医用装置8あるいはインターネット10に接続されたユーザクライアント7からのログイン情報を受信してユーザの認証を行うユーザ認証機能、ユーザ認証により識別されたユーザ側の医用装置8に配信可能な制御プロトコルのリストを生成してユーザクライアント7や医用装置8に送信するプロトコルリスト生成送信機能、ユーザ認証により識別されたユーザクライアント7または医用装置8から制御プロトコルの配信条件情報を受信して配信条件情報データベース5に書き込む配信予約受付機能を有する。
配信予約受付手段20によるユーザの認証の際には、識別情報を記録したIC(Integrated Circuit)カードや識別情報としてのユーザIDおよびパスワードを利用することができる。このため、ログイン情報には、ユーザIDおよびパスワードあるいはICカードに記録された情報等の識別情報を利用することができる。さらに、配信予約受付手段20には、適宜制御プロトコルの配信予約を実施するための予約画面情報を生成してユーザクライアント7や医用装置8に送信する機能が備えられる。
さらに、医用装置8の起動時等のように医用装置8のステータスが変化した際に、自動的にログイン情報がプロトコルサーバ2に送信されるようにすることもできる。
また、配信予約受付手段20は、ユーザ認証およびプロトコルリスト生成の際、リスト作成用情報データベース4に保存された配信可能な制御プロトコルのリスト作成用情報を参照するようにされる。
さらに、配信予約受付手段20が一時に受信する制御プロトコルの配信条件情報は、単一の医用装置8に対する制御プロトコルのみならず、複数の医用装置8に対する制御プロトコルの配信条件情報であってもよい。
また、配信条件情報には、配信を要求する制御プロトコルと配信先となるユーザの医用装置8の指定情報、配信すべき日付や時間を示す配信日時情報、配信する際の医用装置8のステータスの指定情報等の情報が含められる。つまり、いつどのプロトコルをどの医用装置8に配信すべきかが配信条件情報とされる。この際、プロトコルの配信タイミングは、日時とすることもできるし、医用装置8が所定のステータスとなった時として指定することもできる。
装置情報取得手段22は、医用装置8から送信された、医用装置8が起動状態であるか否か等のステータスを示すステータス情報信号および医用装置8の識別情報を装置データとして受信する装置データ受信機能、医用装置8から受信した装置データを解析することにより医用装置8のステータスを判定する装置情報解析機能、ステータスの判定結果を装置ステータス情報として装置ステータスデータベース6に書き込む装置情報保管機能を有する。
ステータス情報信号には、例えば医用装置8の起動、停止(装置シャットダウン)、アイドリング開始、検査開始(撮影開始)、検査終了(撮影終了)等のイベントの際に生成されるイベント情報信号等の信号が利用される。
プロトコル配信手段21は、配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報と装置ステータスデータベース6に保存された装置ステータス情報とを参照し、必要に応じて現在の時間情報と配信条件情報に含まれる配信日時情報とを照合することにより制御プロトコルの医用装置8への配信が必要であるか否かを判定する配信条件判定機能を有する。
ただし、プロトコル配信手段21は、配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報に含まれる配信日時情報と現在の時間情報のみから制御プロトコルの医用装置8への配信が必要であるか否かを判定するようにしてもよい。
また、プロトコル配信手段21は、配信が必要であると判定された制御プロトコルをプロトコルデータベース3から抽出して配信先となる医用装置8に配信するプロトコル配信機能と、制御プロトコルの医用装置8への配信が成功したか失敗したかの判定結果である配信結果を配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報に付加することにより、配信に失敗した場合には所要の配信ルールに従って再度配信が実施されるように配信条件情報を更新させる配信結果判定機能を有する。
次に医用装置プロトコル配信システム1の作用について説明する。
図3は、図1に示す医用装置プロトコル配信システム1により、制御プロトコルをセンタ側9から病院側11の医用装置8に配信する際の流れを示すシーケンス図であり、図中Sに数字を付した符号はステップを示す。
まずステップS1において、ユーザは、インターネット10に接続された任意のWebクライアント、病院内のユーザクライアント7および医用装置8のいずれか、例えばWebクライアントをユーザクライアント7として選択する。そして、ユーザクライアント7から制御プロトコルの配信を予約するための配信条件情報がプロトコルサーバ2に送信される。
図4は、図3に示す配信条件情報の送信手順の詳細を示すシーケンス図である。
すなわち、ステップS10において、ユーザクライアント7にユーザIDおよびパスワード等のユーザの識別情報が入力され、ユーザクライアント7からユーザの識別情報とともに制御プロトコル配信の予約画面情報の要求情報がセンタ側9のプロトコルサーバ2に送信される。つまり、ユーザクライアント7からプロトコルサーバ2にログイン要求が送信される。
尚、ユーザクライアント7にユーザIDおよびパスワードを入力する代わりにICカードを挿入してICカードに記録されたユーザの識別情報がユーザクライアント7に入力されるようにしてもよい。
このため、プロトコルサーバ2の配信予約受付手段20は、ユーザクライアント7が送信したユーザの識別情報および予約画面情報の要求情報を受信する。
次に、ステップS11において、配信予約受付手段20は、ユーザクライアント7から受信したユーザの識別情報に基づいてユーザ認証を実施する。配信予約受付手段20は、ユーザ認証の際、リスト作成用情報データベース4に保存されたリスト作成用情報が参照され、ユーザが適正なユーザであるか否かが判断される。
次に、ステップS12において、配信予約受付手段20は、ユーザ認証によりユーザが適正であると判定した場合には、制御プロトコル配信のための予約画面情報を生成する。この際、配信予約受付手段20は、リスト作成用情報データベース4に保存されたリスト作成用情報に従って予約画面情報を生成する。
表1は、リスト作成用情報の一例を示すマトリックスである。
Figure 0004723815
表1に示すように、リスト作成用情報には、ユーザの識別情報であるログインユーザ情報、医用装置8の装置構成情報、契約情報が要件として含まれる。さらに、リスト作成用情報には、各要件に対応する項目が設けられる。例えば、表1に示すように、装置構成情報の要件は、装置型式、装置構成部品の型式、装置構成部品のバージョン、ソフトウェアバージョン、既インストールプロトコル種別、プロトコル/装置の使用実績等の項目に分けられる。
ただし、表1においてリスト作成用情報の分類方法や設定する項目は任意である。
そして、配信予約受付手段20は、制御プロトコルの受信権限がユーザに存在する制御プロトコル、すなわちリスト作成用情報に合致する制御プロトコルのリストをプロトコルリストとして生成する。さらに、配信予約受付手段20は、プロトコルリストを用いて予約画面情報を生成する。
次に、ステップS13において、配信予約受付手段20は、生成した予約画面情報をインターネット10を介してユーザクライアント7に送信する。このためユーザクライアント7には、予約画面が表示される。
予約画面は、例えばダウンロードの対象となる制御プロトコルのプロトコルリストと予約設定画面とを有する。プロトコルリストには、医用装置8と医用装置8に対する制御プロトコルがそれぞれリスト形式で表示される。
プロトコルリストには、制御プロトコルの一覧がリスト表示され、ユーザの契約種別により配信できない制御プロトコルは指定できないように設定される。ただし、配信可能な制御プロトコルのみをプロトコルリストに表示してもよい。
このため、ユーザはユーザクライアント7に表示された予約画面のプロトコルリストから適切な制御プロトコルを容易に指定することができる。
次に、ステップS14において、ユーザは予約画面を参照し、ユーザクライアント7に設けられた図示しない入力手段からユーザクライアント7に配信条件情報が入力される。すなわち、入力手段から配信を要求する制御プロトコルの種別の指定情報、配信先となる医用装置8の指定情報、配信日時を指定(予約)する配信日時情報、配信する際の医用装置8のステータスの指定情報等の情報のうち必要な情報がユーザクライアント7に配信条件情報として入力される。この際、入力手段からユーザクライアント7に一度に複数の医用装置8を配信先として指定したり、複数の制御プロトコルの配信を要求するように配信条件情報を入力することもできる。
また、配信条件情報のうち配信日時情報およびステータスの指定情報は、制御プロトコルの医用装置8への配信タイミング、すなわちダウンロードのタイミング指定条件情報として使用される。配信日時情報としては、所要の日時の指定のみならず、即時配信を要求するように設定することもできる。ただし、配信条件情報のうち配信日時情報およびステータスの指定情報の一方の入力による指定を省略してもよく、配信日時情報およびステータスの指定情報の双方を入力してダウンロードのタイミング指定条件情報として指定するようにしてもよい。
すなわち、配信日時情報およびステータスの指定情報の双方を入力して指定し、配信日時情報に対応する指定日時以降でかつ配信先となる医用装置8のステータスが指定されたステータスとなった際に制御プロトコルが医用装置8に配信されるように配信条件情報を設定することができる。また、ステータスの指定情報のみを入力して指定し、配信先となる医用装置8のステータスが指定されたステータスとなった際に制御プロトコルが医用装置8に配信されるように配信条件情報を設定することもできる。さらに、制御プロトコルの配信日時と配信に失敗した場合に次に配信するまでの間隔や配信頻度を配信日時情報として、配信が正常に終了するまで、所要の間隔で繰り返し制御プロトコルが配信されるように配信条件情報を設定することもできる。
次に、ステップS15において、ユーザクライアント7から配信条件情報がインターネット10を介してプロトコルサーバ2に送信される。すなわち、例えば、ユーザクライアント7に表示された予約画面に配信条件情報をプロトコルサーバ2に送信するための予約ボタンが設けられ、マウス等の入力手段により予約ボタンがクリックされて配信条件情報がプロトコルサーバ2に送信される。
次に、ステップS16において、プロトコルサーバ2の配信予約受付手段20は、ユーザクライアント7から送信された制御プロトコルの配信条件情報を受信して受付け、配信条件情報データベース5に書き込む。
この結果、制御プロトコルの医用装置8への配信予約が完了する。
次に、図3のステップS2において、プロトコル配信手段21は、配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報と、装置ステータスデータベース6に保存された装置ステータス情報とに基づいて、適切なタイミングで制御プロトコルをインターネット10を介して医用装置8に配信し、配信結果を配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報に付加する。
図5は、図3に示す制御プロトコルの配信手順の詳細を示すシーケンス図である。
尚、ここでは、医用装置8の起動時に、配信条件情報データベース5にステータスの指定情報と配信日時情報とを含む配信条件情報が保存され、制御プロトコルの配信の予約が完了している場合の例について説明する。
すなわち、ステップS20において、医用装置8のステータスに変化があった際、装置データがプロトコルサーバ2に送信される。つまり、医用装置8からは、医用装置8の起動、停止、検査開始、検査終了等のイベントの際、イベントがあった旨のイベント情報信号が、医用装置8が起動状態であるか否か等のステータスを示すステータス情報信号として生成される。そして、ステータス情報信号は医用装置8の識別情報とともに装置データとしてインターネット10を介してセンタ側9のプロトコルサーバ2に送信される。
医用装置8の識別情報には、例えば医用装置8の製造番号が利用される。
このため、プロトコルサーバ2の装置情報取得手段22は、医用装置8から送信されたステータス情報信号および識別情報を装置データとして受信して解析することにより医用装置8のステータスを判定し、判定結果および識別情報を装置ステータス情報として装置ステータスデータベース6に書き込む。
次に、ステップS21において、プロトコル配信手段21は、例えば装置データの装置情報取得手段22による受信や装置ステータス情報の生成ないし保存をトリガとして、装置ステータスデータベース6に保存された装置ステータス情報と、配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報とに基づいて制御プロトコルの医用装置8への配信が必要であるか否かを判定する。
すなわち、プロトコル配信手段21により装置ステータス情報のうち医用装置8の識別情報が抽出され、識別情報に対応する医用装置8についての配信条件情報が配信条件情報データベース5に保存されているか否かを判定する。そして、判定の結果、識別情報に対応する医用装置8についての配信条件情報が存在し、制御プロトコルの配信が未完了である場合には、配信条件情報に含まれる医用装置8の配信時におけるステータスの指定情報と、装置ステータス情報とを照合する。
さらに、プロトコル配信手段21は、配信条件情報に含まれる配信日時情報と現在の時間とを照合し、配信日時として指定された日時を経過したか否かを判定する。
次に、ステップS22において、プロトコル配信手段21は、照合の結果、医用装置8のステータスが配信条件となる指定されたステータス(例えば起動状態)であり、かつ配信日時として指定された日時を経過したと判定した場合には、配信条件情報において指定された制御プロトコルをプロトコルデータベース3から抽出して識別情報に対応する医用装置8にインターネット10を介して送信する。この際、制御プロトコルの配信が必要であると判定された医用装置8が複数存在する場合には、それぞれの医用装置8に対応する各制御プロトコルがプロトコル配信手段21により配信される。
次に、ステップS23において、プロトコル配信手段21は、制御プロトコルの医用装置8への配信が成功したか失敗したかを判定する。そして、プロトコル配信手段21は、判定結果である配信結果を配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報に付加することにより、配信条件情報を更新させる。
すなわち、プロトコル配信手段21は、制御プロトコルの配信に失敗した場合には配信条件情報に配信未完了のステータス情報を付加する一方、配信が正常に終了した場合には、配信完了のステータス情報を付加する。
このため、制御プロトコルの配信に失敗した場合には、次回の装置データが装置情報取得手段22により受信されて装置ステータス情報が装置ステータスデータベース6に保存された際、再びプロトコル配信手段21により制御プロトコルの配信判定および配信が実行されるようにされる。
すなわち、医用装置プロトコル配信システム1は、制御プロトコルをダウンロードすべき医用装置8のユーザがユーザクライアント7から制御プロトコルの配信条件情報をプロトコルサーバ2に送信することにより配信予約を行い、配信条件情報と医用装置8の装置ステータス情報とに基づいて所要の時期にプロトコルサーバ2から制御プロトコルを医用装置8に配信するシステムである。
このため、医用装置プロトコル配信システム1によれば、医用装置8が起動状態でなく停止した状態であっても、制御プロトコルの配信予約により医用装置8が起動した際等の所要の時期に制御プロトコルを自動的に配信することができる。さらに、制御プロトコルのダウンロード時における医用装置8の操作労力の増加を抑制して利便性を向上させることができる。
また、医用装置プロトコル配信システム1によれば、制御プロトコルの配信タイミングを医用装置8のステータスに応じて任意に設定することができる。このため、医用装置8の使用状況に応じて制御プロトコルをダウンロードできる。
尚、医用装置プロトコル配信システム1に装置情報取得手段22を設けずに、制御プロトコルの配信タイミングを配信日時のみで指定してもよい。逆に、配信予約受付手段20を設けずに、予め設定された配信条件情報に従って装置情報取得手段22が受信した装置データをトリガとして、プロトコル配信手段21が制御プロトコルを自動的に医用装置8に送信するように構成してもよい。
図6は本発明に係る医用装置プロトコル配信システムの第2の実施形態を示す機能ブロック図である。
図6に示された、医用装置プロトコル配信システム1Aでは、プロトコルサーバ2にプロトコル配信確認手段30を備えた構成が図1に示す医用装置プロトコル配信システム1と相違する。他の構成および作用については図1に示す医用装置プロトコル配信システム1と実質的に異ならないため、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
医用装置プロトコル配信システム1Aのプロトコルサーバ2は、配信予約受付手段20、プロトコル配信手段21、装置情報取得手段22およびプロトコル配信確認手段30を備える。
プロトコル配信確認手段30は、医用装置8またはユーザクライアント7からインターネット10を介して、未配信の制御プロトコルの配信予約状況を示す配信条件情報を確認し、必要に応じて配信条件情報を変更するための配信確認画面情報の生成要求を受信する配信確認画面生成要求受付機能、配信確認画面情報を生成する配信確認画面情報生成機能および生成した配信確認画面情報を指定した日時あるいはタイミングで制御プロトコルを配信すべき医用装置8またはユーザクライアント7に送信する配信確認画面送信機能を有する。
また、必要に応じてプロトコル配信確認手段30には、配信確認画面情報とともに配信確認画面情報を確認した旨あるいは配信条件を変更すべき旨の配信確認情報の要求を医用装置8またはユーザクライアント7に送信する一方、医用装置8またはユーザクライアント7から配信確認情報を受信してプロトコル配信手段21に与える機能が備えられる。
この場合、プロトコル配信手段21には、プロトコル配信確認手段30から受けた配信確認情報に基づいて、必要に応じて配信条件情報を更新する機能が備えられる。そして、プロトコル配信手段21は、更新後の配信条件情報に従って制御プロトコルの配信が必要であるか否かを判定し、配信が必要であると判定された制御プロトコルを配信するようにされる。
次に医用装置プロトコル配信システム1Aの作用について説明する。
図7は、図6に示す医用装置プロトコル配信システム1Aにより、制御プロトコルをセンタ側9から病院側11の医用装置8に配信する際の配信手順の詳細を示すシーケンス図であり、図中Sに数字を付した符号はステップを示す。また同様な処理を行うステップおよび図5と同等なステップには同符号を付して説明を省略する。
まずステップS30において、ユーザクライアント7から制御プロトコルの配信を予約するための配信条件情報とともに配信確認画面情報の生成要求がプロトコルサーバ2に送信される。そして、配信予約受付手段20が配信条件情報を受信する一方、プロトコル配信確認手段30が配信確認画面情報の生成要求を受信する。例えば、医用装置8の起動時に制御プロトコルを配信するように配信条件情報が設定される。
次に、ステップS31において、プロトコル配信確認手段30は、配信確認画面情報を生成する。配信確認画面情報には、例えば、配信条件情報の内容、配信条件情報を設定したユーザの識別情報、配信条件情報が配信条件情報データベース5に保存されて配信予約が完了した日時、配信先となる医用装置8の識別情報、配信される制御プロトコルの識別情報、配信される制御プロトコルに関する説明情報等の情報が含まれる。
次に、ステップS32において、プロトコル配信確認手段30は、生成した配信確認画面情報とともに配信確認情報の要求をユーザクライアント7および医用装置8の一方あるいは双方、例えば医用装置8に送信する。そして、医用装置8は、配信確認画面情報および配信確認情報の送信要求を受信して、配信確認画面を表示させる。
このため、ユーザは、ユーザクライアント7に表示された配信確認画面により制御プロトコルの配信予約状況を確認することができる。
そして、ステップS33において、ユーザは、配信確認画面を確認すると、配信確認情報を医用装置8からプロトコルサーバ2に送信する。ここで、ユーザは、制御プロトコルの配信タイミングを変更したい場合には、配信条件情報を更新させることができる。例えば、ユーザは、制御プロトコルの配信タイミングを、一定期間経過後の医用装置8の起動時に変更することができる。このような場合には、配信条件変更要求が配信確認情報とともに医用装置8からプロトコルサーバ2に送信される。
次に、ステップS34において、プロトコル配信確認手段30は、医用装置8から送信された配信確認情報および配信条件変更要求を受信してプロトコル配信手段21に与える。そして、プロトコル配信手段21は、受信した配信条件変更要求に従って、配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報を更新する。すなわち、例えば、一定期間経過後の医用装置8の起動時に制御プロトコルが配信されるように、配信条件情報が更新される。
このため、例えば、緊急検査のために医用装置8を起動させる場合のように制御プロトコルの配信をキャンセルしたい場合には、配信確認画面を参照して配信条件情報を変更することにより制御プロトコルの配信を延期することができる。
次に、ステップS31において、プロトコル配信確認手段30は、再び更新後の配信条件情報に従って配信確認画面情報を生成する。
そして、ステップS32において、再びプロトコル配信確認手段30は、更新後の配信条件情報に基づいて生成された配信確認画面情報を医用装置8に送信する。このため、ユーザは、ユーザクライアント7に表示された配信確認画面により制御プロトコルの配信予約が変更された旨とともに更新後の配信予約状況を確認することができる。
そして、ステップS35において、ユーザは、配信確認画面を確認すると、配信確認情報を医用装置8からプロトコルサーバ2に送信する。例えば、ユーザは、更新後の配信予約条件に従って制御プロトコルが配信されるように、配信条件情報の変更がない旨の配信確認情報のみをプロトコルサーバ2に送信する。そして、プロトコル配信確認手段30は、医用装置8から送信された配信確認情報を受信する。
さらに、配信条件情報において指定された期間が経過し、ステップS20において、医用装置8の起動を示す装置データが医用装置8からプロトコルサーバ2に送信されて装置ステータス情報が装置ステータスデータベース6に保存される。
次に、ステップS21において、プロトコル配信手段21は、配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報を参照して制御プロトコルの医用装置8への配信可否を判定し、ステップS22において、制御プロトコルが医用装置8配信される。さらに、ステップS23において、プロトコル配信手段21により、制御プロトコルの配信結果の判定が実施される。
このような、医用装置プロトコル配信システム1Aでは、図1に示す医用装置プロトコル配信システム1の効果に加え、ユーザは制御プロトコルの医用装置8への配信予約状況を確認しつつ、必要に応じて配信条件情報を変更させることができる。
図8は本発明に係る医用装置プロトコル配信システムの第3の実施形態を示す機能ブロック図である。
図8に示された、医用装置プロトコル配信システム1Bでは、プロトコル配信促進手段40および配信促進情報データベース41を備えた構成が図1に示す医用装置プロトコル配信システム1と相違する。他の構成および作用については図1に示す医用装置プロ
トコル配信システム1と実質的に異ならないため、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
医用装置プロトコル配信システム1Bのプロトコルサーバ2は、配信予約受付手段20、プロトコル配信手段21、装置情報取得手段22およびプロトコル配信促進手段40を備える。さらに、プロトコルサーバ2には、プロトコルデータベース3、リスト作成用情報データベース4、配信条件情報データベース5、装置ステータスデータベース6および配信促進情報データベース41が設けられる。
配信促進情報データベース41には、プロトコルデータベース3に登録された制御プロトコルのうち配信が推奨される制御プロトコルである推奨プロトコルのリスト(推奨プロトコルリスト)を作成する際の基礎情報となる配信促進情報が保存される。配信促進情報としては、例えば各医用装置8により、いつどのようなプロトコルが使用されて検査が実施されたか等のユーザ側の医用装置8の利用状況情報や各医用装置8に使用されるプロトコルのソフトウェアバージョン、プロトコルに関するオプションソフトウェアの有無、ダウンロード済のプロトコルの種別等の医用装置8の装置構成情報が用いられる。
プロトコル配信促進手段40は、ユーザクライアント7や医用装置8から制御プロトコルのダウンロードを促進させるための情報である促進画面の生成要求情報を受信する促進画面生成要求受付機能、推奨プロトコルのリスト(推奨プロトコルリスト)を作成して用いることにより促進画面情報を生成する促進画面生成機能、生成した促進画面情報をユーザクライアント7や医用装置8に送信する促進画面送信機能を有する。
この際、促進画面の生成要求情報は医用装置8のステータスが変化した際に自動的に医用装置8からプロトコルサーバ2に送信されるようにしたり、ユーザクライアント7から任意のタイミングで、例えばログイン情報とともに送信されるようにすることができる。さらに、促進画面の生成要求情報には、対象となる医用装置8の識別情報が含められる。
また、プロトコル配信促進手段40が制御プロトコルの推奨プロトコルリストを作成する際には、医用装置8の識別情報と配信促進情報データベース41に保存された配信促進情報とが参照される。
尚、配信促進情報データベース41に保存された配信促進情報とリスト作成用情報データベース4に保存されたリスト作成用情報の一部を共通化してもよい。
次に医用装置プロトコル配信システム1Bの作用について説明する。
図9は、図8に示す医用装置プロトコル配信システム1Bにより、制御プロトコルの配信を促進する促進画面情報をセンタ側9から病院側11の医用装置8に配信する際の配信手順の詳細を示すシーケンス図であり、図中Sに数字を付した符号はステップを示す。また図5と同等なステップには同符号を付して説明を省略する。
まずステップS20において、医用装置8から装置データがプロトコルサーバ2に送信されて装置ステータス情報が装置ステータスデータベース6に保存される。
次に、ステップS40において、プロトコル配信促進手段40は、装置ステータス情報におけるステータスが、促進画面の生成開始条件として予め設定されたステータスである場合には、促進画面情報の生成を開始する。すなわち、例えば装置情報取得手段22により受信される装置データが促進画面の生成要求情報として利用され、促進画面情報の生成開始のトリガとされる。
そこで、プロトコル配信促進手段40は、プロトコル配信促進手段40は、装置ステータス情報から医用装置8の識別情報を抽出する。そして、抽出した医用装置8の識別情報と配信促進情報データベース41に保存された配信促進情報とに基づいて、プロトコルデータベース3に新規に登録された制御プロトコルのうち配信が推奨される制御プロトコルを推奨プロトコルとして推奨プロトコルリストを作成する。
表2は、推奨プロトコルリストを作成する際に参照される配信促進情報の一例を示すマトリックスである。
Figure 0004723815
表2に示すように配信促進情報は、大分類に分類され、例えば装置構成情報と装置使用実績情報とを含む。さらに各大分類には、推奨プロトコルリストに含める制御プロトコルの条件が項目別に設定される。例えば、装置構成情報の大分類に属する条件としては、システムソフトウェアバージョン、過去のプロトコルダウンロード実績、オプションソフトウェアのインストール状況が項目として設けられ、装置使用実績の大分類に属する条件としては、プロトコル使用実績が項目として設けられる。
そして、プロトコル配信促進手段40は、作成した推奨プロトコルリストを用いて促進画面情報を生成する。
次に、ステップS41において、プロトコル配信促進手段40は、生成した促進画面情報をユーザクライアント7および医用装置8の少なくとも一方、例えば医用装置8に送信する。このため、医用装置8に設けられたモニタには促進画面が表示され、ユーザは促進画面を確認することで、適切な推奨プロトコルを知ることができる。
さらに、促進画面から予約画面にリンクさせることにより、推奨プロトコルリストに含まれる制御プロトコルや推奨プロトコルの配信予約をすることができるようにすれば、ユーザの利便性を向上させることができる。この場合には、ログイン情報が医用装置8から装置データとともに自動的にプロトコルサーバ2に送信され、配信予約受付手段20により予約画面情報が、プロトコル配信促進手段40により促進画面情報がそれぞれ医用装置8に送信される。
同様に、ユーザクライアント7からログイン情報とともに促進画面の生成要求情報をプロトコルサーバ2に送信して、配信予約受付手段20により予約画面情報が、プロトコル配信促進手段40により促進画面情報がそれぞれユーザクライアント7に送信されるようにしてもよい。
以上のような医用装置プロトコル配信システム1Bによれば、図1に示す医用装置プロトコル配信システム1の効果に加え、医用装置8の使用状況や制御プロトコルのダウンロード履歴から、新たに医用装置8に配信すべき適切な制御プロトコルである推奨プロトコルのリストをユーザクライアント7に送信することにより、ユーザは容易にダウンロードすべき適切な制御プロトコルを確認して配信を予約することができる。そして、ユーザはより容易に制御プロトコルのダウンロード計画を行うことができる。
図10は本発明に係る医用装置プロトコル配信システムの第4の実施形態を示す構成図であり、図11は、図10に示す医用装置プロトコル配信システム1Cの機能ブロック図である。
図10に示された、医用装置プロトコル配信システム1Cでは、病院側11にローカルサーバ50およびローカルサーバデータベース51を設けた構成とプロトコルサーバ2の詳細機能が図1に示す医用装置プロトコル配信システム1と相違する。他の構成および作用については図1に示す医用装置プロトコル配信システム1と実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
医用装置プロトコル配信システム1Cでは、病院側11にローカルサーバ50およびローカルサーバデータベース51が設けられてLAN12に接続される。ここで、ローカルサーバ50は、医用装置8ごとに専用に1台ずつ設けてもよく、あるいは複数の医用装置8に対して共用に1台あるいは複数台設けてもよい。
ローカルサーバ50は、コンピュータにプログラムを読み込ませて配信条件情報受信手段61、プロトコル受信手段61、病院側装置情報取得手段62、病院側プロトコル配信手段63として機能させたものである。
ローカルサーバデータベース51は、病院側プロトコルデータベース64、病院側配信条件情報データベース65および病院側装置ステータスデータベース66を備える。
また、プロトコルサーバ2の配信予約受付手段20は、ユーザクライアント7や医用装置8からのログイン情報を受信してユーザの認証を行うユーザ認証機能、ユーザ認証により識別されたユーザ側の医用装置8に配信可能な制御プロトコルのリストをユーザの識別情報やユーザが保有する医用装置8の装置情報に基づいて生成して送信するプロトコルリスト生成送信機能、ユーザ認証により識別されたユーザクライアント7または医用装置8から制御プロトコルの配信条件情報を受信して配信条件情報データベース5に書き込むとともにログイン情報に対応するローカルサーバ50に任意のタイミングで送信する配信予約受付機能を有する。
装置情報取得手段22は、図1に示す医用装置プロトコル配信システム1の装置情報取得手段22と同様な機能を有する。尚、装置情報取得手段22はプロトコルサーバ2に設けなくてもよい。
プロトコル配信手段21は、配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報を参照し、配信先となる医用装置8の制御プロトコルをプロトコルデータベース3から抽出して医用装置8が接続されたローカルサーバ50に任意のタイミングで配信するプロトコル配信機能と、制御プロトコルの配信結果を配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報に付加して更新する配信結果判定機能を有する。
また、プロトコル配信手段21は、ローカルサーバ50から制御プロトコルの配信結果を受信した場合にも、制御プロトコルの配信結果を配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報に付加して更新するようにされる。
一方、ローカルサーバ50の配信条件情報受信手段61は、配信予約受付手段20が送信した配信条件情報を受信して病院側配信条件情報データベース65に書き込む機能を有する。
プロトコル受信手段61は、プロトコル配信手段21が送信した制御プロトコルを病院側プロトコルデータベース64に書き込む機能を有する。
病院側装置情報取得手段62は、医用装置8から送信された装置データを受信する装置データ受信機能、医用装置8から受信した装置データを解析することにより医用装置8のステータスを判定する装置情報解析機能、ステータスの判定結果を装置ステータス情報として病院側装置ステータスデータベース66に書き込む装置情報保管機能を有する。
病院側プロトコル配信手段63は、病院側配信条件情報データベース65に保存された配信条件情報と病院側装置ステータスデータベース66に保存された装置ステータス情報とを参照し、必要に応じて現在の時間情報と配信条件情報に含まれる配信日時情報とを照合することにより制御プロトコルの医用装置8への配信が必要であるか否かを判定する配信条件判定機能を有する。
ただし、病院側プロトコル配信手段63は、病院側配信条件情報データベース65に保存された配信条件情報に含まれる配信日時情報と現在の時間情報のみから制御プロトコルの医用装置8への配信が必要であるか否かを判定するようにしてもよい。
また、病院側プロトコル配信手段63は、配信が必要であると判定された制御プロトコルを病院側プロトコルデータベース64から抽出して配信先となる医用装置8に配信するプロトコル配信機能と、制御プロトコルの医用装置8への配信結果を病院側配信条件情報データベース65に保存された配信条件情報に付加して更新するとともに、配信結果情報としてプロトコルサーバ2に送信する配信結果判定機能を有する。
次に医用装置プロトコル配信システム1Cの作用について説明する。
図12は、図10に示す医用装置プロトコル配信システム1Cにより、制御プロトコルをセンタ側9から病院側11の医用装置8に配信する際の流れを示すシーケンス図であり、図中Sに数字を付した符号はステップを示す。また図3と同等なステップには同符号を付して説明を省略する。
まずステップS1において、例えばユーザクライアント7から医用装置8の次回の起動時を制御プロトコルの配信タイミングとする配信条件情報がプロトコルサーバ2に送信される。このため、配信予約受付手段20は、ユーザクライアント7から送信された配信条件情報を受信して配信条件情報データベース5に書き込む。さらに、プロトコル配信手段21は、配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報を参照し、配信先となる医用装置8の制御プロトコルをプロトコルデータベース3から抽出する。
次に、ステップS50において、配信予約受付手段20は配信条件情報を、プロトコル配信手段21はプロトコルデータベース3から抽出した制御プロトコルを、それぞれ医用装置8が接続されたローカルサーバ50に任意のタイミングで配信する。
次に、ステップS51において、医用装置8が起動されると医用装置8から装置データがローカルサーバ50に送信される。このため、病院側装置情報取得手段62は、医用装置8から装置データを受信して解析することにより装置ステータス情報を生成して病院側装置ステータスデータベース66に書き込む。
次に、ステップS52において、病院側プロトコル配信手段63は、病院側配信条件情報データベース65に保存された配信条件情報と病院側装置ステータスデータベース66に保存された装置ステータス情報とを参照し、制御プロトコルの医用装置8への配信が必要であるか否かを判定する。
次に、ステップS53において、病院側プロトコル配信手段63は、制御プロトコルの医用装置8への配信が必要であると判定すると、対応する制御プロトコルを病院側プロトコルデータベース64から抽出して配信先となる医用装置8に配信する。
次に、ステップS54において、病院側プロトコル配信手段63は、制御プロトコルの医用装置8への配信が成功したか失敗したかを判定し、配信結果を病院側配信条件情報データベース65に保存された配信条件情報に付加して更新する。
次に、ステップS55において、病院側プロトコル配信手段63は、病院側プロトコル配信手段63が制御プロトコルの医用装置8への配信結果を配信結果情報としてプロトコルサーバ2に送信する。このためプロトコル配信手段21は、病院側プロトコル配信手段63が送信した制御プロトコルの配信結果情報を受信し、受信した配信結果情報を配信条件情報データベース5に保存された配信条件情報に付加して更新する。
このため、制御プロトコルの医用装置8への配信が失敗した場合には、ローカルサーバ50の病院側プロトコル配信手段63から制御プロトコルが自動的に医用装置8に再配信される。ただし、制御プロトコルの医用装置8への配信が失敗した場合に、再度ステップS50において、プロトコルサーバ2から制御プロトコルおよび配信条件情報をローカルサーバ50に配信するようにしてもよい。
このような医用装置プロトコル配信システム1Cによれば、医用装置プロトコル配信システム1の効果に加え、医用装置8のステータスや現在の時間に依らず、プロトコルサーバ2から制御プロトコルをローカルサーバ50に配信することができる。
以上のような各実施形態における医用装置プロトコル配信システム1、1A、1B、1Cを組み合わせて構成してもよい。逆に、医用装置プロトコル配信システム1、1A、1B、1Cの一部の機能を省略してもよい。また、医用装置8に配信されるプロトコルは制御プロトコルに限らず、画像装置の撮影プロトコル等のように他のプロトコルであってもよい。さらに、ネットワークとしてインターネット10ではなく、LAN12のみを用いて医用装置プロトコル配信システム1、1A、1B、1Cを構成してもよい。
本発明に係る医用装置プロトコル配信システムの第1の実施形態を示す構成図。 図1に示す医用装置プロトコル配信システムの機能ブロック図。 図1に示す医用装置プロトコル配信システムにより、制御プロトコルをセンタ側から病院側の医用装置に配信する際の流れを示すシーケンス図。 図3に示す配信条件情報の送信手順の詳細を示すシーケンス図。 図3に示す制御プロトコルの配信手順の詳細を示すシーケンス図。 本発明に係る医用装置プロトコル配信システムの第2の実施形態を示す機能ブロック図。 図6に示す医用装置プロトコル配信システムにより、制御プロトコルをセンタ側から病院側の医用装置に配信する際の配信手順の詳細を示すシーケンス図。 本発明に係る医用装置プロトコル配信システムの第3の実施形態を示す機能ブロック図。 図8に示す医用装置プロトコル配信システムにより、制御プロトコルの配信を促進する促進画面情報をセンタ側から病院側の医用装置に配信する際の配信手順の詳細を示すシーケンス図。 本発明に係る医用装置プロトコル配信システムの第4の実施形態を示す構成図。 図10に示す医用装置プロトコル配信システムの機能ブロック図。 図10に示す医用装置プロトコル配信システムにより、制御プロトコルをセンタ側から病院側の医用装置に配信する際の流れを示すシーケンス図。
符号の説明
1 医用装置プロトコル配信システム
2 プロトコルサーバ
3 プロトコルデータベース
4 リスト作成用情報データベース
5 配信条件情報データベース
6 装置ステータスデータベース
7 ユーザクライアント
8 医用装置
9 センタ側
10 インターネット
11 病院側
12 LAN
20 配信予約受付手段
21 プロトコル配信手段
22 装置情報取得手段
30 プロトコル配信確認手段
40 プロトコル配信促進手段
41 配信促進情報データベース
50 ローカルサーバ
51 ローカルサーバデータベース
60 配信条件情報受信手段
61 プロトコル受信手段
62 病院側装置情報取得手段
63 病院側プロトコル配信手段
64 病院側プロトコルデータベース
65 病院側配信条件情報データベース
66 病院側装置ステータスデータベース

Claims (8)

  1. 医用装置からネットワークを介して装置データを受信して、前記医用装置が起動状態にあるか否かを示す情報を少なくとも含む装置ステータス情報を得る装置情報取得手段と、
    前記医用装置に配信するプロトコルの種別に関する情報、前記プロトコルを配信する指定日時に関する情報、及び前記プロトコルを配信するときの前記医用装置のステータスを指定する情報を少なくとも含む配信条件情報と、前記装置ステータス情報とを参照し、前記医用装置が起動状態であり、かつ、現在時刻が前記指定日時を経過しているとき、前記プロトコルを配信先となる前記医用装置にネットワークを介して配信するプロトコル配信手段と、
    を有することを特徴とする医用装置プロトコル配信システム。
  2. 前記医用装置またはユーザクライアントからネットワークを介して前記プロトコルの配信条件情報を受信する配信予約受付手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の医用装置プロトコル配信システム。
  3. 前記医用装置への配信が推奨される推奨プロトコルのリストを作成し、作成した前記推奨プロトコルのリストを前記ユーザクライアントおよび前記医用装置の少なくとも一方にネットワークを介して送信するプロトコル配信促進手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の医用装置プロトコル配信システム。
  4. 前記配信条件情報を確認するための配信確認画面情報を生成してネットワークを介して前記ユーザクライアントおよび前記医用装置の少なくとも一方に送信し、前記ユーザクライアントおよび前記医用装置の少なくとも一方から前記配信条件情報を変更すべき旨の配信条件変更要求を受信した場合には、受信した前記配信条件変更要求を前記プロトコル配信手段に与えて前記配信条件情報を更新させるプロトコル配信確認手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の医用装置プロトコル配信システム。
  5. 前記配信予約受付手段は、医用装置またはユーザクライアントからネットワークを介してログイン情報を受信し、前記ログイン情報が適正であれば契約情報に基づいて前記医用装置に配信可能なプロトコルのリストを生成して前記医用装置および前記ユーザクライアントの少なくとも一方に送信するようにしたことを特徴とする請求項2記載の医用装置プロトコル配信システム。
  6. 前記配信条件情報および前記プロトコルをそれぞれインターネットを介して受信し、前記医用装置が起動状態であり、かつ、現在時刻が前記指定日時を経過しているとき、前記プロトコルを配信先となる医用装置にLANを介して配信する病院側プロトコル配信手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の医用装置プロトコル配信システム。
  7. サーバが、医用装置からネットワークを介して装置データを受信して、前記医用装置が起動状態にあるか否かを示す情報を少なくとも含む装置ステータス情報を得るステップと、
    サーバが、前記医用装置に配信するプロトコルの種別に関する情報、前記プロトコルを配信する指定日時に関する情報、及び前記プロトコルを配信するときの前記医用装置のステータスを指定する情報を少なくとも含む配信条件情報と、前記装置ステータス情報とを参照し、前記医用装置が起動状態であり、かつ、現在時刻が前記指定日時を経過しているとき、前記プロトコルを配信先となる前記医用装置にネットワークを介して配信するステップと、
    を有することを特徴とする医用装置プロトコル配信方法。
  8. コンピュータを、
    医用装置からネットワークを介して装置データを受信して、前記医用装置が起動状態にあるか否かを示す情報を少なくとも含む装置ステータス情報を得る装置情報取得手段
    および前記医用装置に配信するプロトコルの種別に関する情報、前記プロトコルを配信する指定日時に関する情報、及び前記プロトコルを配信するときの前記医用装置のステータスを指定する情報を少なくとも含む配信条件情報と、前記装置ステータス情報とを参照し、前記医用装置が起動状態であり、かつ、現在時刻が前記指定日時を経過しているとき、前記プロトコルを配信先となる前記医用装置にネットワークを介して配信するプロトコル配信手段
    として機能させることを特徴とする医用装置プロトコル配信プログラム。
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