JP4723032B2 - リング識別子の割当方法及び装置 - Google Patents
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Description
本発明は、リング識別子の割当方法及び装置に関し、特にリング(Ring)を構成するネットワークにおいて各リングに識別子を割り当てる方法及び装置に関するものである。
多くの伝送ネットワークは、障害に備え、図14に示すような複数のリングネットワーク(以下、単にリングと称することがある。)R1,R2を接続した構成になっている。そして、リングR1−R2間は2重化された回線Lで接続されている。
このようなネットワークにおいて、例えば図15に示すように、リングR1内のノードN11からリングR2内のノードN26へデータを転送するパスを確立する時、太線で図示する様に、通過するリング数が最小になる経路rt1を選択してパスを確立する。その理由は、リングの一部をパスが通過するとしても、予備経路を含めて実質的にはリング一周分の帯域が必要となるので、通過するリング数が最小になる経路を選択することによって、最小のネットワーク資源を消費するパスを確立することが必要になるためである。
このようなネットワークにおいて、例えば図15に示すように、リングR1内のノードN11からリングR2内のノードN26へデータを転送するパスを確立する時、太線で図示する様に、通過するリング数が最小になる経路rt1を選択してパスを確立する。その理由は、リングの一部をパスが通過するとしても、予備経路を含めて実質的にはリング一周分の帯域が必要となるので、通過するリング数が最小になる経路を選択することによって、最小のネットワーク資源を消費するパスを確立することが必要になるためである。
すなわち、リングR1内では現用経路rt1に対してリング弧の反対側が予備経路rt2として使用されるため、予め予備経路rt2上にもネットワーク資源(帯域)を確保する必要があり、一方、点線で示す経路rt3を選択したときには、データがリングR2を通るため、これに対する予備経路rt4上にもネットワーク資源を確保する必要があるから、経路rt3よりネットワーク資源を必要としない経路rt1が選択されて確立されることになる。
このような経路を検索するために、ルーティングプロトコルの拡張が提案されている(例えば非特許文献1参照。)。このルーティングプロトコルでは、各ノードが、リンク(光ファイバやケーブル;以下、単にファイバと称することがある。)の接続状態や空き資源を広告する。その際、リング識別子(以下、リングIDと称することがある。)をファイバの属性の1つとして併せて広告する。例えば、図16に示すように、リングR1におけるノードN11−N12間のファイバには、ノードN11又はN12に事前にリングID=R1が割り当てられることにより、リングID=R1を含む広告情報AD1が広告される。他のファイバに対しても、広告情報AD2〜AD6並びに図示されていない広告情報が与えられる。これにより、各ノードはどのファイバがリングに属しているか、さらにはどのリングに属しているのかを把握することができる。
なお、参考文献として、ノード内のパス情報管理表がネットワーク上に設定されたパスの情報を保持し、リンク情報管理表はトンネルに関して対応するパス情報をもつように拡張されており、リンク/パス情報広告処理部はパスの始点のイニシエータノード及びパスの終点のターミネータノードのいずれか、あるいは両方がパスの情報、またはリンクの情報を送信して交換するために使用され、経路計算処理部はパス設定時にイニシエータノードからターミネータノードへの経路を計算するネットワーク、通信装置及びそれらに用いる経路探索方法がある(例えば特許文献1参照。)。
さらに、別の参考文献として、パケット通信網内に、データ通信に先立ってユーザ端末から送信された制御パケットに応答して、パケット転送制御情報を更新し、これをパケット通信網内の他のノード装置にブロードキャスト(広告)する機能を備えた制御ノードを配置する通信制御装置、通信ネットワーク及びパケット転送制御情報の更新方法がある(例えば特許文献2参照。)。
V.Sharma, A. Das and C. Chen, "Leveraging IP signaling and routing to manage UPSR-based transport networks," in IEEE International Conference on Communications, 2003, ICC '03, vol. 2, pp. 1268 - 1272, IEEE, May 2003 特開2006-60337号公報
特開2005-244405号公報
V.Sharma, A. Das and C. Chen, "Leveraging IP signaling and routing to manage UPSR-based transport networks," in IEEE International Conference on Communications, 2003, ICC '03, vol. 2, pp. 1268 - 1272, IEEE, May 2003
上記の非特許文献1の場合、各ノードは、ファイバのリングIDを自動で収集することができるが、事前に全てのファイバにリングIDを割り当てておく必要があるため、設定に時間と労力を要するという問題点がある。
従って、本発明は、時間と労力をより軽減できるリング識別子の割当方法及び装置を提供することを目的とする。
従って、本発明は、時間と労力をより軽減できるリング識別子の割当方法及び装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るリング識別子の割当方法(又は装置)は、リンクを識別するリンク識別子と、リングを識別するリング識別子とを格納した制御メッセージを対向ノードに送信する第1ステップ(又は第1部)と、該対向ノードから受信したリンク識別子により識別されるリンクに対して予め割り当てられているリング識別子と、該対向ノードから受信したリング識別子との内、所定の選択基準により一方のリング識別子を選択して該リンクに割り当てる第2ステップ(又は第2部)と、を有することを特徴としている。
すなわち、予め割り当てられているリング識別子(ID)と対向ノードから受信したリング識別子とを比較し、所定の選択基準によりリング識別子を選択することで、リング内の各リンクにおいてリング識別子が同じになって行き、最終的に一つのリングに一つのリング識別子が割り当てられることになる。
また、本発明では、リング識別子を格納した制御メッセージを対向ノードに出力し、該制御メッセージを受信したリンクに予め割り当てられているリング識別子と、該制御メッセージ中のリング識別子との内、所定の選択基準により一方のリング識別子を選択して該リンクに割り当てるようにしてもよい。
また、本発明では、リング識別子を格納した制御メッセージを対向ノードに出力し、該制御メッセージを受信したリンクに予め割り当てられているリング識別子と、該制御メッセージ中のリング識別子との内、所定の選択基準により一方のリング識別子を選択して該リンクに割り当てるようにしてもよい。
この場合は、リング識別子を制御メッセージで送らずに、制御メッセージを受信したリンクに対してリング識別子を選択して行き、最終的に一つのリングに一つのリング識別子が割り当てられることになる。
ここで、上記のリング識別子の初期値としては、ノード識別子又はノード識別子+ローカルインタフェース識別子を用いることができ、この場合、上記の所定の選択基準が該ノード識別子又はノード識別子+ローカルインタフェース識別子の大きい方又は小さい方を選択する基準である。
ここで、上記のリング識別子の初期値としては、ノード識別子又はノード識別子+ローカルインタフェース識別子を用いることができ、この場合、上記の所定の選択基準が該ノード識別子又はノード識別子+ローカルインタフェース識別子の大きい方又は小さい方を選択する基準である。
また、上述した前者の制御メッセージとしては、Link Management ProtocolのLink Property Correlation機能によるLink Summary Messageを用いることができる。
また、上述した後者の制御メッセージとしては、Link Management ProtocolのLink Verification機能によるテストメッセージを用いることができる。
また、上記のリング識別子が、その優先度又はその有効/無効を示すフラグと共にネットワーク管理者から与えられて該制御メッセージに格納されたものであり、該第2ステップ(又は第2部)が、該制御メッセージに格納された該優先度又はフラグを考慮して、該所定の選択基準により一方のリング識別子を選択してもよい。
また、上述した後者の制御メッセージとしては、Link Management ProtocolのLink Verification機能によるテストメッセージを用いることができる。
また、上記のリング識別子が、その優先度又はその有効/無効を示すフラグと共にネットワーク管理者から与えられて該制御メッセージに格納されたものであり、該第2ステップ(又は第2部)が、該制御メッセージに格納された該優先度又はフラグを考慮して、該所定の選択基準により一方のリング識別子を選択してもよい。
すなわち、ネットワーク管理者から設定されたリング識別子の優先度が例えば高かったり、リング識別子のフラグが有効のとき上記と同様にしてリング識別子を選択し、リング内で共通化する。
以上説明したように本発明によれば、リング内の各ノードが連携をすることにより、リング内の各ファイバにリングIDを自動で割り当てるので、下記の効果が得られる。
(1)人手を介すことなく、自動でリングIDの割当が可能になる。
(2)ファイバ情報を送ることなく自動でリングIDの割当が可能になるため、制御メッセージ内の情報量を削減できる。
(1)人手を介すことなく、自動でリングIDの割当が可能になる。
(2)ファイバ情報を送ることなく自動でリングIDの割当が可能になるため、制御メッセージ内の情報量を削減できる。
(3)同一ノードが複数のリングネットワークに属している場合においても、自動でリングIDの割当が可能になる。
(4)ネットワーク管理者からリングIDとその優先度又は有効/無効フラグをただ一箇所のノードに入力することで、リングネットワーク内の全てのファイバにリングIDを割り当てることが可能になる。
(4)ネットワーク管理者からリングIDとその優先度又は有効/無効フラグをただ一箇所のノードに入力することで、リングネットワーク内の全てのファイバにリングIDを割り当てることが可能になる。
・各ノードの構成例:図1
図14〜16に示したようなリングネットワークにおいて、本発明に係るリング識別子の割当方法及び装置は、図1に示す構成例を有するノードNにより実現される。各構成部分は以下の機能を備える。
1:制御メッセージ受信部
リングネットワークからの制御メッセージを受信する。
図14〜16に示したようなリングネットワークにおいて、本発明に係るリング識別子の割当方法及び装置は、図1に示す構成例を有するノードNにより実現される。各構成部分は以下の機能を備える。
1:制御メッセージ受信部
リングネットワークからの制御メッセージを受信する。
2:リングID決定部
制御メッセージ受信部1で受信したリングID(リング識別子)と、既に割り当てられてリンク(Link:ファイバ/ケーブル)情報管理データベース(DB)3に格納されている自ノードのリングIDとを比較し、所定の選択基準に基づき、リングIDを決定(選択)する。そして、決定されたリングIDをファイバに割り当て、情報管理データベース3に格納する。必要に応じて、ネットワーク管理者からリングID及び優先度情報(又は有効/無効を示すフラグ)を受付け、リングIDを決定する。
制御メッセージ受信部1で受信したリングID(リング識別子)と、既に割り当てられてリンク(Link:ファイバ/ケーブル)情報管理データベース(DB)3に格納されている自ノードのリングIDとを比較し、所定の選択基準に基づき、リングIDを決定(選択)する。そして、決定されたリングIDをファイバに割り当て、情報管理データベース3に格納する。必要に応じて、ネットワーク管理者からリングID及び優先度情報(又は有効/無効を示すフラグ)を受付け、リングIDを決定する。
3:リンク情報管理データベース(DB)
ファイバを識別する情報(リンク識別子;以下、ファイバ識別子又はファイバIDと称することがある。)、ノード識別子(ノードID)、及びリングID決定部2からのリングIDを格納するデータベースである。必要に応じて、優先度情報(又は有効/無効を示すフラグ)が格納される。
ファイバを識別する情報(リンク識別子;以下、ファイバ識別子又はファイバIDと称することがある。)、ノード識別子(ノードID)、及びリングID決定部2からのリングIDを格納するデータベースである。必要に応じて、優先度情報(又は有効/無効を示すフラグ)が格納される。
4:制御メッセージ生成部
リングID決定部2で決定されたリングIDを格納した制御メッセージを生成する。この制御メッセージには、必要に応じて、ファイバを識別する情報(リンクID)及び優先度情報(又は有効/無効を示すフラグ)が格納される。
5:制御メッセージ送信部
制御メッセージ生成部4で生成された制御メッセージをリングネットワークに送信する。
リングID決定部2で決定されたリングIDを格納した制御メッセージを生成する。この制御メッセージには、必要に応じて、ファイバを識別する情報(リンクID)及び優先度情報(又は有効/無効を示すフラグ)が格納される。
5:制御メッセージ送信部
制御メッセージ生成部4で生成された制御メッセージをリングネットワークに送信する。
・動作例[1]:図2〜図5
図1に示す各ノードNは、図2及び図3に示すフローチャートに沿って動作する。
<リングID送信手順例 1:図2>
まず、図2に以下の起動直後の送信動作を示す。
ステップS1:自ノードの両側の2本のファイバ(論理的には2本だが、物理的には4本)のリングIDとして、自ノードのノードID(初期値)を予め割り当てて情報管理DB3に格納する。このノードIDとしては、例えばIPアドレスを使用する。
図1に示す各ノードNは、図2及び図3に示すフローチャートに沿って動作する。
<リングID送信手順例 1:図2>
まず、図2に以下の起動直後の送信動作を示す。
ステップS1:自ノードの両側の2本のファイバ(論理的には2本だが、物理的には4本)のリングIDとして、自ノードのノードID(初期値)を予め割り当てて情報管理DB3に格納する。このノードIDとしては、例えばIPアドレスを使用する。
ステップS2:LMP(Link Management Protocol)の“Link Verification”機能を起動する。このLink Verification機能により、ファイバが接続されている自ノードのローカルIF(インタフェース)IDを格納したテストメッセージ(制御メッセージ)が制御メッセージ生成部4から制御メッセージ送信部よりファイバに送信される。そして、このテストメッセージを制御メッセージ受信部1で受信したときには、テストメッセージを受信したファイバのローカルIFIDをリモートIF IDとして制御メッセージ生成部4からテストメッセージに格納して返信する。その結果、ファイバのローカルIF IDとリモートIF IDの対応付けを情報管理DB3において記録することができる。なお、このステップは既存の処理である。
ステップS3:LMPの“Link Property Correlation”機能を起動する。このLink Property Correlation機能では、上記のステップS2で得られたファイバの識別子であるローカルIFID及びリモートIF IDの組と、そのファイバの属性情報(サポートプロトコル、帯域等)を情報管理DB3から読み出し、制御メッセージ生成部4が、図4に示す制御メッセージとしてのLink Summary Messageに格納し対向ノードに送信する。この際に、ファイバの属性情報の一つとしてステップS1で割り当てたリングIDをLink Summary Messageに追加して送信する。
<リングID更新手順例1:図3>
図3は、以下のLink Summary Message受信時のリングID更新動作を示す。
ステップS11:上記ステップS3によるローカルIF ID、リモートIFID、及びリングIDを格納した図4に示すLink Summary Message(制御メッセージ)を制御メッセージ受信部1から受信する。
図3は、以下のLink Summary Message受信時のリングID更新動作を示す。
ステップS11:上記ステップS3によるローカルIF ID、リモートIFID、及びリングIDを格納した図4に示すLink Summary Message(制御メッセージ)を制御メッセージ受信部1から受信する。
ステップS12:受信したLink Summary MessageからローカルIFID及びリモートIF IDをリングID決定部2が抽出し、これらに対応するファイバのリングIDをリンク情報管理DB3から読み出し、受信したLink Summary Messageから抽出したリングIDと比較する。この結果、所定の選択基準として、例えば、リングIDが大きい方(小さい方でもよい。)が選択される。
ステップS13:比較の結果、受信したリングIDの方が小さく選択されなかった場合には処理を終了するが、受信したリングIDの方が大きい場合は、これを新しいリングIDに更新するため、リングID決定部2はさらに以下のステップを実行する。
ステップS14:受信した新しいリングIDを該ファイバに割り当てる。
ステップS15:制御メッセージ生成部4は、LMPの“Link Property Correlation”機能を起動し、リングを構成する他方の対向ノードとの間で既に得られているファイバの識別子(ローカルIF ID及びリモートIFID)と、ステップS14で割り当てたリングIDをLink Summary Messageに格納して制御メッセージ送信部5から該対向ノードへ送信する。なお、他の属性情報を合わせて送ってもよい。
ステップS14:受信した新しいリングIDを該ファイバに割り当てる。
ステップS15:制御メッセージ生成部4は、LMPの“Link Property Correlation”機能を起動し、リングを構成する他方の対向ノードとの間で既に得られているファイバの識別子(ローカルIF ID及びリモートIFID)と、ステップS14で割り当てたリングIDをLink Summary Messageに格納して制御メッセージ送信部5から該対向ノードへ送信する。なお、他の属性情報を合わせて送ってもよい。
<ノード間の連係動作例:図5>
上記の手順が、ネットワーク上で各ノードでどのように実行されるかを、図5により以下に説明する。なお、図示の例は、図14〜図16と同様のリングネットワーク上のノードN1、N2、N6がファイバにリングIDを割り当てる様子を示している。
ステップS21:ノードN1は、ファイバF2及びファイバF3に自分自身のノードID(N1)をリングIDとして割り当てる。これは、図2のステップS1に相当する。
上記の手順が、ネットワーク上で各ノードでどのように実行されるかを、図5により以下に説明する。なお、図示の例は、図14〜図16と同様のリングネットワーク上のノードN1、N2、N6がファイバにリングIDを割り当てる様子を示している。
ステップS21:ノードN1は、ファイバF2及びファイバF3に自分自身のノードID(N1)をリングIDとして割り当てる。これは、図2のステップS1に相当する。
ステップS22:同様にノードN2も、ファイバF3及びファイバF4に自分自身のノードID(N2)をリングIDとして割り当てる。これも、図2のステップS1に相当する。
ステップS23:同様にノードN6も、ファイバF1及びファイバF2に自分自身のノードID(N6)をリングIDとして割り当てる。これも、図2のステップS1に相当する。
ステップS24:ノードN1は、図2のステップS2によるLink Verification動作(図示せず。)によって既に取得しているファイバ識別子(ローカルIF ID=#2、リモートIF ID=#1)とリングID=N1をLink Summary message 10に格納し、対向ノードN2へ送信する。図示されていないが、同様の情報をノードN6にも送信する。これは、図2のステップS3に相当する。
ステップS23:同様にノードN6も、ファイバF1及びファイバF2に自分自身のノードID(N6)をリングIDとして割り当てる。これも、図2のステップS1に相当する。
ステップS24:ノードN1は、図2のステップS2によるLink Verification動作(図示せず。)によって既に取得しているファイバ識別子(ローカルIF ID=#2、リモートIF ID=#1)とリングID=N1をLink Summary message 10に格納し、対向ノードN2へ送信する。図示されていないが、同様の情報をノードN6にも送信する。これは、図2のステップS3に相当する。
ステップS25:同様にノードN2も、上記のLink Verification動作(図示せず。)によって既に取得しているファイバ識別子(ローカルIF ID=#1、リモートIF ID=#2)とリングID=N2をLink Summary message 20に格納し、対向ノードN1へ送信する。図示されていないが、同様の情報をノードN3にも送信する。これも、図2のステップS3に相当する。
ステップS26:ノードN1は、ノードN2が送信したLink Summary message 20に格納されているリングID=N2と、自分自身がファイバF3に割り当てたリングID=N1(初期値)とを比較する。例えば、所定の選択基準が、ノードIDの大きい方をリングIDとして採用する場合には、N1<N2であるとすると、ノードN1は、リングIDをN2に更新する。これは、図3のステップS14に相当する。
ステップS26:ノードN1は、ノードN2が送信したLink Summary message 20に格納されているリングID=N2と、自分自身がファイバF3に割り当てたリングID=N1(初期値)とを比較する。例えば、所定の選択基準が、ノードIDの大きい方をリングIDとして採用する場合には、N1<N2であるとすると、ノードN1は、リングIDをN2に更新する。これは、図3のステップS14に相当する。
一方、ノードN2は、ノードN1が送信したLink Summary message 40に格納されているリングID=N1と自身がファイバに割り当てたリングID=N2を比較する。N1<N2であるため、リングIDは更新されない。これは、図3のステップS13に相当する。
ステップS27:ノードN1は、上記のファイバ識別子(ローカルIFID=#2、リモートIF ID=#1)と更新したリングID=N2をLink Summary message 40に格納し、他方の対向ノードN6へ送信する。
ステップS28:上記のステップS14と同様にノードN6も、ファイバ識別子(ローカルIF ID=#2、リモートIF ID=#1)とリングID=N6をLink Summary message 30に格納し、対向ノードN1へ送信する。図示されていないが、同様の情報をノードN5にも送信する。
ステップS27:ノードN1は、上記のファイバ識別子(ローカルIFID=#2、リモートIF ID=#1)と更新したリングID=N2をLink Summary message 40に格納し、他方の対向ノードN6へ送信する。
ステップS28:上記のステップS14と同様にノードN6も、ファイバ識別子(ローカルIF ID=#2、リモートIF ID=#1)とリングID=N6をLink Summary message 30に格納し、対向ノードN1へ送信する。図示されていないが、同様の情報をノードN5にも送信する。
ステップS29:ノードN1は、ノードN6が送信したLink Summary message 30に格納されているリングID=N6とファイバF2にステップS26で割り当てたリングID=N2(更新値)とを比較する。N2<N6であるとすると、リングIDをN6に更新する。
ステップS30:ノードN1は、ファイバ識別子(ローカルIFID=#2、リモートIF ID=#1)と更新したリングID=N6をLink Summary message 50に格納し、他方の対向ノードN2へ送信する。
ステップS30:ノードN1は、ファイバ識別子(ローカルIFID=#2、リモートIF ID=#1)と更新したリングID=N6をLink Summary message 50に格納し、他方の対向ノードN2へ送信する。
ステップS31:ノードN2は、ノードN1が送信したLink Summary message 50に格納されているリングID=N6とファイバF3に割り当てたリングID=N2とを比較し、N2<N6であるため、リングIDをN6に更新する。
なお、ノードN6は、ノードN1が送信したLink Summary message 40に格納されているリングID=N2と自身がファイバに割り当てたリングID=N6とを比較する。N2<N6であるため、リングIDは更新されない。
なお、ノードN6は、ノードN1が送信したLink Summary message 40に格納されているリングID=N2と自身がファイバに割り当てたリングID=N6とを比較する。N2<N6であるため、リングIDは更新されない。
同様の動作を繰り返すことにより、リングR1内の全てのファイバにリングID=N6が自動的に割り当てられることになる。
・動作例[2]:図6〜図8
この動作例では、図1に示した各ノードNは、図6及び図7に示すフローチャートに沿って動作する。
この動作例では、図1に示した各ノードNは、図6及び図7に示すフローチャートに沿って動作する。
<リングID送信手順例2:図6>
まず、図6に、以下の起動直後の送信動作を示す。
ステップS41:各ノードは起動すると、上記と同様にファイバのリングIDに自ノードのノードID(初期値)を割り当てる。
ステップS42:LMP(Link Management Protocol)のLink Verificationのため、テストメッセージをファイバに送信する。このテストメッセージには、図8に示すように、ファイバが接続されているローカルIFIDだけでなく、新たにリングIDを追加する。このリングIDにステップS41で既に割り当てた初期値(自ノードのノードID)を格納する。
まず、図6に、以下の起動直後の送信動作を示す。
ステップS41:各ノードは起動すると、上記と同様にファイバのリングIDに自ノードのノードID(初期値)を割り当てる。
ステップS42:LMP(Link Management Protocol)のLink Verificationのため、テストメッセージをファイバに送信する。このテストメッセージには、図8に示すように、ファイバが接続されているローカルIFIDだけでなく、新たにリングIDを追加する。このリングIDにステップS41で既に割り当てた初期値(自ノードのノードID)を格納する。
<リングID更新手順例2:図7>
図7は、以下のLink Summary Message の受信時のリングID更新動作を示す。
ステップS51:上記のステップS42によるファイバ識別子(ローカルIFID及びリングID)を格納したテストメッセージを受信する。
ステップS52:テストメッセージを受信したファイバに既にステップS41で割り当てられているリングIDをチェックし、受信したリングIDと比較する。例えば、リングIDが大きい方(小さい方でもよい。)が選択される。
図7は、以下のLink Summary Message の受信時のリングID更新動作を示す。
ステップS51:上記のステップS42によるファイバ識別子(ローカルIFID及びリングID)を格納したテストメッセージを受信する。
ステップS52:テストメッセージを受信したファイバに既にステップS41で割り当てられているリングIDをチェックし、受信したリングIDと比較する。例えば、リングIDが大きい方(小さい方でもよい。)が選択される。
ステップS53:比較の結果、受信したリングIDの方が小さく選択されなかった場合には処理を終了するが、受信したリングIDの方が大きく、これを新しいリングIDとする場合には、次のステップを実行する
ステップS54:ファイバに、受信したリングIDを割り当てる。
ステップS55:ファイバが接続されているローカルIF IDと更新したリングIDを格納したテストメッセージを、リングを構成する他方の側のファイバに送信する。
ステップS54:ファイバに、受信したリングIDを割り当てる。
ステップS55:ファイバが接続されているローカルIF IDと更新したリングIDを格納したテストメッセージを、リングを構成する他方の側のファイバに送信する。
なお、LMP仕様はテストメッセージにローカルIF IDを格納することが規定されているので、上記ではローカルIF IDをテストメッセージに格納すると説明し図8にもそのように示したが、本リングID自動割当処理ではこのローカルIFIDは使用されない。何故ならテストメッセージを受信したファイバを認識するだけで、そのファイバにリングIDを割り当てることが可能であるからである。
・動作例[3]:図9
図9に示すように単一のノードN101, N102が複数のリングネットワークR1及びR2に属している場合、ノードIDを基準にしてリングIDを割り当てると、リングR1−R2間で同じリングIDを割り当ててしまう可能性がある。例えば、図9の場合、右のリングネットワークR2においても、左のリングネットワークR1においても、ノードN102が最も大きなノードIDであるため、双方のリングネットワークR1,R2に属する全てのファイバにリングID=N102が割り当てられてしまう。
図9に示すように単一のノードN101, N102が複数のリングネットワークR1及びR2に属している場合、ノードIDを基準にしてリングIDを割り当てると、リングR1−R2間で同じリングIDを割り当ててしまう可能性がある。例えば、図9の場合、右のリングネットワークR2においても、左のリングネットワークR1においても、ノードN102が最も大きなノードIDであるため、双方のリングネットワークR1,R2に属する全てのファイバにリングID=N102が割り当てられてしまう。
そこで、本動作例[3]では、ノードIDにローカルIF IDを組み合わせたリングIDを用いることによって、この問題を回避する。例えば、ノードIDが32ビット長の値であり、ローカルIFIDが16ビット長の値である場合には、リングIDを、32+16=48ビット長の値で表現すれば、各リングに固有のリングIDが得られることになる。
・動作例[4]:図10及び図11
上記の動作例[1]〜[3]によると、全てのリングIDは、ノードID又はノードID+ローカルIFIDを用いて自動的に割り当てられる。しかしながら、場合によっては、ネットワーク管理者が管理し易い番号をリングIDとして割り当てたい場合がある。
上記の動作例[1]〜[3]によると、全てのリングIDは、ノードID又はノードID+ローカルIFIDを用いて自動的に割り当てられる。しかしながら、場合によっては、ネットワーク管理者が管理し易い番号をリングIDとして割り当てたい場合がある。
そこで、通知するリングIDとともに、優先度情報を用いる。上記の動作例[1]に倣って、優先度情報を用いた場合の処理について以下に説明する。すなわち、動作例[1]で使用したLink Summary Messageを、図11(1)に示すように、「リングID決定の優先度」を格納するように拡張する。そして、優先度を、同図(2)に示すように定義する。
<リングID送信手順例3>
この動作例[4]における起動直後の送信動作は以下のとおりである。なお、下記の1)〜3)は、動作例[1]のステップS1〜S3にそれぞれ対応しており、但し、下線を付した箇所が異っている。
<リングID送信手順例3>
この動作例[4]における起動直後の送信動作は以下のとおりである。なお、下記の1)〜3)は、動作例[1]のステップS1〜S3にそれぞれ対応しており、但し、下線を付した箇所が異っている。
1) 自ノードの両側のそれぞれ2本のファイバ(計4本)のリングIDとして、自ノードのノードID(初期値)を割り当てる。そして、この起動時には、「リングID決定の優先度」=0に自動的に設定されるが、この場合は優先度は実質的に無効である。そこで、ネットワーク管理者からリングIDと共にその優先度が入力される。この場合、複数のリングが関係しているときにはいずれのリングかを指定する。なお、「リングID決定の優先度」を直接入力せず、各ノードがデフォルト値の優先度を付けてもよい。これらは、情報管理DB3に記憶される。
2) LMP(Link Management Protocol)の既知の“Link Verification”機能を起動する。このLink Verification機能により、ファイバが接続されている自ノードのローカルIF(インタフェース)IDを格納したテストメッセージが制御メッセージ生成部4から制御メッセージ送信部よりファイバに送信される。そして、このテストメッセージを制御メッセージ受信部1で受信したときには、テストメッセージを受信したファイバのローカルIFIDをリモートIF IDとして制御メッセージ生成部4からテストメッセージに格納して返信する。その結果、ファイバのローカルIF IDとリモートIF IDの対応付けを情報管理DB3において記録することができる。
3) LMPの“Link Property Correlation”機能を起動する。このLink Property Correlation機能では、上記のステップS2で得られたファイバの識別子であるローカルIF ID及びリモートIF IDの組と、そのファイバの属性情報(サポートプロトコル、帯域等)を情報管理DB3から読み出し、制御メッセージ生成部4が、図4に示す制御メッセージとしてのLink Summary Messageに格納し対向ノードに送信する。この際に、ファイバの属性情報の一つとして上記1)で割り当てられたリングIDと「リングID決定の優先度」を情報管理DB3から読み出し、さらにLink Summary Message(図11(1)参照。)に追加して送信する。
<リングID更新手順例3>
次に、Link Summary Message受信時のリングID更新動作を以下に示す。この手順例においても、下記の1)〜5)は、動作例[1]のステップS11〜S15にそれぞれ対応しており、但し、下線を付した箇所が異っている。
1) ローカルIF ID、リモートIF ID、及びリングID、並びに「リングID決定の優先度」を格納したLink Summary Messageを制御メッセージ受信部1から受信する。
次に、Link Summary Message受信時のリングID更新動作を以下に示す。この手順例においても、下記の1)〜5)は、動作例[1]のステップS11〜S15にそれぞれ対応しており、但し、下線を付した箇所が異っている。
1) ローカルIF ID、リモートIF ID、及びリングID、並びに「リングID決定の優先度」を格納したLink Summary Messageを制御メッセージ受信部1から受信する。
2) 受信したLink Summary MessageからのローカルIFID及びリモートIF IDをリングID決定部2が抽出し、これらに対応するファイバの「リングID決定の優先度」(これもネットワーク管理者によって割り当てられた優先度の場合がある。)をリンク情報管理DB3から読み出し、受信したLink Summary Messageから抽出した「リングID決定の優先度」(送信側でネットワーク管理者が割り当てた優先度。)と比較する。なお、上記のリングID送信手順例3の1)に示したように、「リングID決定の優先度」=0に各ノードが設定されているときには、この優先度は大小関係がないので比較の対象とならない。
比較の結果、受信した「リングID決定の優先度」の方が低い場合には、処理を終了する。高い場合には、さらに、受信したローカルIF ID及びリモートIF IDで識別されたファイバの受信側で割り当てたリングIDと、受信した送信側で割り当てたリングIDとを比較する。例えば、リングIDが大きい方(小さい方でもよい。)が選択される。
3) 比較の結果、受信したリングIDの方が小さく選択されなかった場合には処理を終了する。受信したリングIDの方が大きく、これを新しいリングIDに更新する場合には、リングID決定部2はさらに以下のステップを実行する。
3) 比較の結果、受信したリングIDの方が小さく選択されなかった場合には処理を終了する。受信したリングIDの方が大きく、これを新しいリングIDに更新する場合には、リングID決定部2はさらに以下のステップを実行する。
4) 受信した新しいリングIDを該ファイバに割り当てる。
5) 制御メッセージ生成部4は、LMPのLink Property Correlationを起動し、リングを構成する他方の対向ノードとの間で既に得られているファイバの識別子(ローカルIF ID及びリモートIF ID)と、上記4)で割り当てたリングIDと受信した「リングID決定の優先度」をLink Summary Messageに格納して制御メッセージ送信部5から該対向ノードへ送信する。なお、他の属性情報を合わせて送っても構わない。
5) 制御メッセージ生成部4は、LMPのLink Property Correlationを起動し、リングを構成する他方の対向ノードとの間で既に得られているファイバの識別子(ローカルIF ID及びリモートIF ID)と、上記4)で割り当てたリングIDと受信した「リングID決定の優先度」をLink Summary Messageに格納して制御メッセージ送信部5から該対向ノードへ送信する。なお、他の属性情報を合わせて送っても構わない。
このようにして、図10に示す場合には、ノードN11でネットワーク管理者が割り当てたリングID=100の方が、ノードN14でネットワーク管理者が割り当てたリングID=1000より、リングIDは小さくても優先度が高いので、リングIDには“100”が割り当てられることになる。これは、一箇所のノードから入力することで、リング全体に同一のリングIDが割り当てられることを示している。
・動作例[5]:図12及び図13
上記の動作例[4]においては、ネットワーク管理者が管理し易い番号をリングIDとして割り当てるために、優先度を用いた。この優先度は、複数のネットワーク管理者がリングIDを指定した場合に効果を発揮する。
しかしながら、図12に示す如く、同時に複数のリングIDが指定されない場合には、ネットワーク管理者からのリングIDの指定が有効であるか無効であるかを示すフラグを用いても同等のことができる。
上記の動作例[4]においては、ネットワーク管理者が管理し易い番号をリングIDとして割り当てるために、優先度を用いた。この優先度は、複数のネットワーク管理者がリングIDを指定した場合に効果を発揮する。
しかしながら、図12に示す如く、同時に複数のリングIDが指定されない場合には、ネットワーク管理者からのリングIDの指定が有効であるか無効であるかを示すフラグを用いても同等のことができる。
すなわち、リングIDはノードN1よりノードN14の方が大きくても、フラグが“0”に設定されているノードN14のリングID=1000は無効となり、図10の例と同様に、ノードN11のリングID=100がリング全体に割り当てられることになる。
このため、動作例[1]で使用したLink Summary Messageを、図13に示すように「リングID指定有効/無効」フラグを格納するように拡張する。
このため、動作例[1]で使用したLink Summary Messageを、図13に示すように「リングID指定有効/無効」フラグを格納するように拡張する。
Link Summary Message を受信した際には、「リングID指定の有効/無効」フラグの評価を行った後に、リングIDを評価し、リングIDの更新の必要性を決定する。
なお、本発明は、上記実施例によって限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
なお、本発明は、上記実施例によって限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
1 制御メッセージ受信部
2 リングID決定部
3 リンク(ファイバ/ケーブル)情報管理データベース(DB)
4 制御メッセージ生成部
5 制御メッセージ送信部
R1, R2 リングネットワーク
F1〜F4 光ファイバ
N1〜N6, N11〜N16 N101, N102 ノード
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
2 リングID決定部
3 リンク(ファイバ/ケーブル)情報管理データベース(DB)
4 制御メッセージ生成部
5 制御メッセージ送信部
R1, R2 リングネットワーク
F1〜F4 光ファイバ
N1〜N6, N11〜N16 N101, N102 ノード
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (8)
- リンクを識別するリンク識別子と、リングを識別するリング識別子とを格納した制御メッセージを対向ノードに送信する第1ステップと、
該対向ノードから受信したリンク識別子により識別されるリンクに対して予め割り当てられているリング識別子と、該対向ノードから受信したリング識別子との内、所定の選択基準により一方のリング識別子を選択して該リンクに割り当てる第2ステップと、
を有することを特徴とするリング識別子の割当方法。 - リング識別子を格納した制御メッセージを対向ノードに出力する第1ステップと、
該制御メッセージを受信したリンクに予め割り当てられているリング識別子と、該制御メッセージ中のリング識別子との内、所定の選択基準により一方のリング識別子を選択して該リンクに割り当てる第2ステップと、
を有することを特徴とするリング識別子の割当方法。 - 請求項1において、
該リング識別子の初期値がノード識別子又はノード識別子+ローカルインタフェース識別子であり、該所定の選択基準が該ノード識別子又はノード識別子+ローカルインタフェース識別子の大きい方又は小さい方を選択する基準であることを特徴としたリング識別子の割当方法。 - 請求項1において、
該リング識別子が、その優先度又はその有効/無効を示すフラグと共にネットワーク管理者から与えられて該制御メッセージに格納されたものであり、
該第2ステップが、該制御メッセージに格納された該優先度又はフラグを考慮して、該所定の選択基準により一方のリング識別子を選択することを特徴としたリング識別子の割当方法。 - リンクを識別するリンク識別子と、リングを識別するリング識別子とを格納した制御メッセージを対向ノードに送信する第1部と、
該対向ノードから受信したリンク識別子により識別されるリンクに対して予め割り当てられているリング識別子と、該対向ノードから受信したリング識別子との内、所定の選択基準により一方のリング識別子を選択して該リンクに割り当てる第2部と、
を有することを特徴とするリング識別子の割当装置。 - リング識別子を格納した制御メッセージを対向ノードに出力する第1部と、
該制御メッセージを受信したリンクに予め割り当てられているリング識別子と、該制御メッセージ中のリング識別子との内、所定の選択基準により一方のリング識別子を選択して該リンクに割り当てる第2部と、
を有することを特徴とするリング識別子の割当装置。 - 請求項5において、
該リング識別子の初期値がノード識別子又はノード識別子+ローカルインタフェース識別子であり、該所定の選択基準が該ノード識別子又はノード識別子+ローカルインタフェース識別子の大きい方又は小さい方を選択する基準であることを特徴としたリング識別子の割当装置。 - 請求項5において、
該リング識別子が、その優先度又はその有効/無効を示すフラグと共にネットワーク管理者から与えられて該制御メッセージに格納されたものであり、
該第2部が、該制御メッセージに格納された該優先度又はフラグを考慮して、該所定の選択基準により一方のリング識別子を選択することを特徴としたリング識別子の割当装置。
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