JP4722606B2 - レシート等貼り付けシートの使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の罫線を備えた目盛りと、目盛りに対応して付された金額とが記載された金額目盛り表から成る貼り付け部分を有するレシート等貼り付けシートの使用方法に係り、特にレシートや支払いに関する雑多な通知書等を、金額目盛り表にレシートを直に貼ることによって、整理すると同時に計算、記入の手間をかけずに、累計の使用金額が一目でわかり、家計等の大まかな収支を把握出来るようにしたレシート等貼り付けファイルの使用方法に関する。
レシート類を整理する方法として、蛇腹式のファイル(レシートファイル)に項目別に入れておく方法や、ノート形式のものに上から少しずつずらして貼っておく方法、または、家計簿付属のポケットに入れたり、貼り付け欄に貼っておく方法等がある。
上記従来の方法では、以下に説明するような欠点があった。
レシートファイルというものは、領収書類を整理し保存することが主な用途であるため、整理された領収書類は、情報として加工する為に一時的に待機しているという状態で保存されていることが多い。
そして現実には、家計簿付け等という次段階があるがためにその時点で滞り、なにも加工されずに溜まってしまうという状態に陥りがちである。直接家計簿にポケットや、貼りつけ欄があるものについても同様な結果になってしまうのは、知りたい情報、例えば残高等を得るまでの過程が面倒であり、途中の状態で置かれていたり等して結局時間が掛かってしまうというのが主な原因である。
従来の家計簿等のシステムでは、買い物の度にそれらを記帳し、集計までしておかなければ、常にその時の残高等を知ることができないことはどれも変わりはなく、家計簿付けを楽にするためにある程度領収書を貯めてから記帳する場合は、その間の収支を把握できずに支出が続く為、使い過ぎや、赤字を未然に防ぐことは難しくなる。
パーソナルコンピュータを用いたパソコン家計簿で自動的に集計され、楽になったようにみえても、入力する、という労力を省くことはできない。簡単に或いは気楽に付けられる家計簿は、常に様々なタイプ考えられ、現実に多数発行されているが、それ以前の段階である財布からレシート類を出して何処かに収めたり、廃棄したりする過程で、同時に家計に関わる手間をまとめて簡単に済ませられる、という根本的に時短、労縮につながるものは、未だ実現されていないといえる。
また、家計簿付けは「主婦の仕事」というイメージがあるが、それは、財布の紐を握るのは主に主婦であるという事と、家計簿自体の構成が、一人のひとが終始管理する事が前提に作られているという事等もあり、決まったひとりのひとが金銭管理の役割を担わなければならないことが多かった。
本発明はそれらの欠点を解決するために為されたもので、貼ると累計金額がわかるレシート貼り付けシートとそれを利用したファイルの使用方法を提供することを目的とする。
家計を管理する手間を単純化する為、レシートを財布から出す段階で簡単に全てが終えられるよう、常に最近発生したレシートを、その表内で金額分の高さの位置に貼ることでレシート自体が棒グラフの棒状となり、それまでの累計金額を示すことができる金額目盛り表を備えたシートとする。
一般的にレシートというものは、そこに記載されている内容のみが必要とされ、記帳された後、廃棄されるが、ここではその現物の外形を、表内で数字の位置を示すものとして、そのまま利用することで、記帳、入力等の手間を省く。
しかし、もともと表とレシートでは物の次元が違うため、同一紙面上で合致させるには、用紙面積による制約のなかでレシート保持の効率を追求するのに、幾つかの設定要件が必要となる。
それらの設定要件とは、まず、その用途で発生する標準的なレシートの外形の寸法、特に幅をもとに、保持可能な最小面積を特定し、最低単位罫線の高さを決定する。
そして最低幾らのレシートが保持できなければならないか、を意味する保持必要な最低支払い金額、を特定する。
次に、それらと、用紙の形状や寸法からくる制約を考慮に入れて最大表示金額を決定し、金額目盛り表全体を作成する、というものである。
これらのそれぞれの値は、その用途、例えば家計用、子供のこずかい帳用等や費目等や、使用する接着のりの粘着強度によって異なったものになるため、表の形状もそれ毎に変化する。
次に、以上のような方法で作成したレシート貼り付けシートの使用方法について、幾つかのことを規定する。
まず、レシートを位置印すものとして使用する場合に、その最上端を基準位置とし、貼り方としては、1枚目は、その金額分を表の目盛りで確認して貼り、2枚目以降は、貼ってあるレシートの最上端からそのレシートの金額分を目盛りの高さで把握して貼りこんでゆく。
支出限度額や残高の把握は、金額目盛りの予算額の数字位置にポイントシール等で印を付しておくことで把握する。
そして、家計等、その経済全体を把握する為に、複数の金額単位の違うレシート貼り付けシートを使い、費目の書いたカードをレシート類の代用として利用することにより、全体の収入から生活費を算出し、予算組みをし、現在のお金の動きを確認する等を可能にした。
その他カード支払い通知書等、一般のレシートと外形の違うものについても、それらの封を開け、中身を確認した段階で同時に金額を示しながら整理保存ができるよう、同様の作成方法を応用して専用シートを設け、その用途に応じた使用ができるファイル形式とした。
本発明は、これらを作成するにおいての設定要件や使用方法、構成を特徴としたレシート貼り付けシートとそれを利用したファイルである。
本発明のレシート貼り付けシートとそれを基本に構成したファイルの使用方法は、レシート類を「貼るだけ」で同時に費目別の支出累計額や残高から家計全体の収支までがわかるので、日常的には、計算機やペンも不要で、非常に簡単でスピーディに整理と、家計にまつわる用事を済ませることができる。
具体的には、レシートを財布から出して整理する段階で、今まで家計簿に記帳、集計しなければ明らかにならなかった収支の把握までをも本発明によってできることになり、そのことは、レシートを整理する、家計簿に記帳、集計する、という一連の手間が一段階にまとまり単純化されたことで、大幅に省力化、短縮化され、煩わしさも解消された。
貼ると、お金の動きもすぐにわかるので、残高等を知りたいから貼る、というその繰り返しで、いつの間にか続けられ、買い物の都度にレシートを貼るという習慣がつき易い。
家計簿付けのように続ける事に努力がいるのとは、対照的な使用勝手である。
常に収支を把握できることは、赤字の防止に役立ち、節約も心がけ易い。
また、お金を使った人がそのレシートを貼っておくという使い方も可能で、その都度残高等を確認でき、複数の人でも情報を共有でき、管理することができる。これらのことは、従来のレシートファイルや家計簿にはない特徴である。
パソコン家計簿や、従来の家計簿との併用としても、ある程度まとまった量の累計金額を示しておけるので、面倒な入力、記帳の手間の削減が出来る事になり、役だつアイテムである。
レシートや、支払い明細書等の現物を利用できるメリットとして、それらには店名、品物、金額、日付けはもとより、時間、来店人数、レジ担当者、営業時間、定休日等々、それを見ただけでその日の自分の行動を思い起こせるという副産物的なメリットから、バーゲン情報等のサービス情報に至るまで、整理されたものは、情報源としても活用できる。
もちろん、医療費のように控除の為に現物が一年分必要な物も、月毎に累計金額をまとめて表示しながら保存でき、集計も容易に出来る。
また、レシート貼り付けシートの貼りつけ部に弱粘着タイプの糊を使用することを最適とするが、そのことは、領収書類の貼り剥がしが容易になることで、記帳後等のそれらの不必要な物を剥がして廃棄し易く、情報の取捨選択を容易にすると共に、残った整理シート自体も粘着力のある限り繰り返し使用が可能なので経済的で余計な紙を消費することもないという利点からである。
このレシート貼り付けシートとそのファイルは単位や形式、システムを変化させることで、家計だけでなく、様々な用途に展開可能であり、それぞれの用途で整理、保存と同時に時間や労力の削減に効果を発揮する。
本発明実施の形態を、用途が家計の場合のレシート貼り付けシートの作成方法を例に挙げて図1を参照して説明する。
表内に直に貼りこむ事を可能にする為と、用紙面積による制約のなかで、レシート保持の効率を追求する為に、幾つかの設定要件を考慮して、金額目盛り表を作成する。
(イ)
家庭の買い物で発生するレシートの平均的な幅を57mmとし、金額目盛り表(2)に貼りつけて保持する為の粘着糊部分(5)の幅を50mmと決定する。
この値は使用する接着糊種類により粘着強度とレシートの厚みからくる重さによってもかわるため、糊は、レシート貼りつけ部分が弱粘着タイプを想定する。
(ロ)
最低保持必要な金額を仮定する。この金額は家計の中の食費と限定しても、1回の買い物合計金額の平均ではなく、商品単価を基準にして、300円とする。
(ハ)
イ、ロ、の値から、最小単位と最小単位罫線(3)の高さを決定する。
6mmで最低300円の領収書を保持必要であることから、最小単位を100円とし、高さは2mmとする。
(ニ)
用紙の仕様を決定する。
家庭で使用した場合に不便でない最大として、A列4番縦形とする。貼り剥がしの使用に耐える強度が必要な為、厚口紙とする。使用時に、追加や入れ替えが可能な様にルーズリーフファイル仕様とする。
(ホ)
ニの外形寸法縦297mm、横210mmの中での表の配置を考慮しながら最大表記金額(1)を決定する。
この値は用紙縦方向に設けられる最大寸法でその費目の単位として適当な値ということになる。用紙縦方向に設けるものとして、上から、年月日項目費目欄(8)、金額目盛り表(2)、領収書を0の位置を基準に下から貼る為に表の下部に領収書が垂れ下がることになり、その為の余白部分(6)とがある。最大表示金額(1)を各費目の予算の単位として適当な10000円と仮定すると、ハにより、最低単位100円が2mmである為、高さ20cmとなり、収まりが適当である。
(ヘ)
以上のような方法で求めた値をもとに用紙に配置させレシート貼り付けシートを完成させる。
金額目盛り表(2)横幅を、レシートの標準的な幅57mmとしたことと、A4横方向2列に配置させることから、70mmとし、表外枠線(10)で囲む。
内部は数字を見ずに金額分を目盛りで把握出来る工夫として、罫線の太さを100円毎、500円毎と変え、1000円毎に面濃淡処理(4)を交互に施す。
その上部に年月日項目費目欄(8)は使用勝手上、枠の大きさを変えて2個設けることとし、下部に余白部分(6)を設ける。
金額目盛り表(2)縦中心に幅50mmの表面に粘着糊部分(5)、レシート貼りつけ部が弱粘着タイプの糊を塗布する。粘着糊部分(5)には付着防止の為、上部に舌片付きのマスキング紙を何枚かに分けて貼っておく。
このマスキング紙にも表内と同じ印刷を施してあれば、レシートを貼る時に金額の把握を妨げることもない。これらを1つの単位として用紙横方向2列に配置し、それを表裏両面印刷し、縦辺一方にルーズリーフ用の穴(7)位置を確保する。
以上、本発明、レシート貼り付けシートの作成方法実施の形態で、以下その使用方法を、主に図2、図3を参照に説明する。
図2が示すのは、1枚目のレシートを貼ったところである。
まず最下部のマスキング紙を剥離し、1枚目のレシートの合計金額が3200円と仮定して金額目盛りの3200の罫線位置にレシートの最上端を合わせて貼り込む。
次に、図3を参照に2枚目のレシートの貼り方を説明する。
レシートの合計金額が1300円とすると、金額目盛りを見ずに表枠内の交互に単位毎に面濃淡処理(4)をされた部分と最小単位罫線(3)を見て、1枚目のレシート最上端の位置から1300円分を表内の高さに置き換え、その位置する罫線上にレシートの最上端を合わせて貼る。
このように3枚目以上も同じ要領で、足し算を使わず、金額を表内の高さに置き換え、レシート最上端を、金額を示す位置基準として、下から上へレシートを貼り上げてゆくと、最上のレシートの最上端は、常に貼り重ねた全てのレシートの累計金額を示すという仕組みである。
尚、費目毎の使用限度額は、その金額目盛りの位置に予算額をポイントシール(11)などで印しておくことで残高を把握する事ができる。
また、最小単位罫線が百円で、十円単位の端数がある場合は、四捨五入するなど使用者がルールを決めることとする。
次にこのレシート貼り付けシートの変化例を幾つか説明する。
(a)
金額目盛りの単位は、家計を対象にした場合、1万円のものが多く使われるが、用途や費目によって様々な最大表示金額や最小単位が使われる。
例として、同じ家計のなかでも光熱費等は最大表示金額を2万円位にすると使い良く、こどものおこずかい帳に応用した場合、最小単位は1円もしくは10円等が適当である。
(b)
レシート貼り付け部に使用される糊の種類として、弱粘着タイプが貼り剥がしができるため最適とするが、普通タイプや強粘着タイプを使用すると保持力を増すことができ、貼り剥がしの使用がない場合、用紙は普通紙にできる。また、糊の塗布は無いタイプのシートも考えられ、その場合は使用者が領収書側に糊ずけする方法となる。
(c)
粘着糊部分のマスキングの方法については、レシート貼り付けシート全体を印刷面と糊塗布紙の貼り合わせ構造にし、表面に適宜切り取り線を施して、貼りたい部分だけを切り取って糊部分を表出させるという方法等もある。
aの使用方法によるレシート貼り付けシートの変化例として、図4〜図7を参照しながら幾つか例を挙げ、説明する。
図4は、最大表示金額を少なくし、単位数を増やしたシートである。
費目に関係なく、日毎に整理したい場合等に使用する。1単位1ページの小型ノートにし、こどものおこずかい帳としても適する。
図5は、用紙を横型に設定し、横幅を設定可能な限り単位を一覧出来る様にしたシートである。全体の収支の把握がし易い。
図6は、用紙を横型に設定し、金額目盛りを横軸に、縦軸は費目等、分割したシートである。今まで説明したシートは棒グラフの棒部分が縦に伸びてゆくタイプであるものに対し、これは、横に広がってゆくタイプのシートである。
図7は、レシートを貼ったところで、金額目盛り表を作成する時に、縦仕様のものと違ってくるところが幾つかあり、最低必要保持金額と保持面積を設定する場合に、レシートの長さを利用して貼る事になる為、これには特に基準になるものが無いというレシートの特性を利用して、表の分割数を保持能力により調節することができる。
最小単位の決定の際には、面積からその幅が金額の単位となる。用紙内で必要な余白部分は表左側と表下部となる。レシートの貼り方としては右辺を基準位置とし、金額目盛りに添って、この場合は金額を幅におきかえて左から右へと貼りこんでいく。
この貼り方の特徴は、縦に貼られたものと比べると、全てのレシートの左側が見える様に保持されるので、レシートの内容等が解り易く表示されることである。用紙を大きくし、最小単位の幅を広く設定すると、より見易いシートとなる。縦軸は費目の他、週毎の分割とした使用もできる。
以上の様に、レシート貼り付けシートの作成方法を応用することにより、使い方の需要によってシートの形式は様々に変化させることが可能である。
次に、レシート貼り付けシートを利用、応用して全体の収支の把握とレシート以外の支払い通知書等の整理と同時に金額を示しながら出来るようにしたレシートファイルの構成と使用方法の特徴を、用途を家計とした場合を例に説明する。
まず、構成としては、A4縦ルーズリーフファイル仕様で上記の領収書整理シートを費目別に利用する事を基本に、各月の固定費と生活費シート、各月変動の支出・予算シート(図8)、今月変動の支出・実際シート(図9)、各月収支表(図10)、折れ線グラフシート、カード支払い通知書整理シート(図11)、納税領収票整理シート(図12)、控除用証明書整理シート、費目カード用切り取りシート、項目費目文字シール、ポイントシール、メモパッド等から成る。
次にレシート貼り付けシートを応用して作成されたそれぞれのシートの特徴と使用方法を説明する。
レシート貼り付けシートを使用する際に、それぞれの費目の中で支出限度額をマーキングして残高を把握するために、それぞれの予算を決定する必要がある。
そのために各月の固定費と生活費シート、と各月変動の支出・予算シート(図8)を利用する。
まず、各月の固定費と生活費シート、を利用し、各月の収入から固定費等を引いて生活費として自由に裁量できる金額を把握する。各月収支表(図10)への記入のみでも算出可能であるが、棒グラフ状に表示されると数字とはまた違う形で把握することができる。
各家庭の収入額に合わせて例えば、最大表示金額が20万で用紙1枚では20万×4=80万まで表示可能で、表内高さ1cmで1万円の金額目盛りになっているタイプのレシート貼り付けシートを選び、各月の固定費を添付の費目カードをその項目の金額の代用として、その金額を高さに合わせて、貼りこんでゆく。社会保険費、税金、保険代、家賃等がそれにあたる。
次に図8、図9を参照に変動支出においての予算の立て方と実際の支出額の把握の仕方を説明する。
各月変動の支出・予算シート(図8)、で算出された生活費をそれぞれの費目別に予算化する。
各家庭の生活費に合わせて細かい費目に分かれた金額が表示し易いよう、例えば、最大表示金額が10万円で、表内高さ2cmで1万円の金額目盛りになっているレシート貼り付けシートを選び、管理し易いように、10万円の1単位ずつを現金の支出(14)と口座自動引き落とし支出(15)に分けて、それぞれの費目の金額を項目費目文字シール(12)を貼った費目カード(13)を利用し、貼りこんでゆく。この時、2つの支出の上限にポイントシール(11)等で印をしておき、その金額内で費目カードを貼り剥がしをしながら、決定することができる。
今月変動の支出・実際シート(図9)、では、レシート貼り付けシートに費目別に貼られた全ての合計の金額を月の途中で確認するもので、各月変動の支出・予算シート(図8)と同じ最大表示金額のものを使用し、2つのシートを見開きになるように配置させると見比べができ、赤字防止のチェックがし易く、それぞれの費目を費目カードに記入したものをその金額の代用として、貼りこんでゆく。
2つの支出の上限にポイントシール(11)等で印をしておき、それを超えない様にすることで、全体の赤字を防ぐ。この時、貼り込んだ時が不明にならぬ様、金額目盛り表内に縦線を入れ時間軸とした。これによって金額目盛り表は5分割され、それを1週から5週までのスペース(16)として、費目カードを貼り込む時に、その週を含む右軸にカードの右縦辺を合わせて貼る事をあらたな規定とし、上端は、レシートを貼る時と同じ様にその金額分を合わせて貼るようにしておくと、以前、全体をチェックしたのが何時か確認できる仕組みとした。
再度確認する時には、貼ってある費目カードを全て剥がし各週のスペースと金額分をそれぞれ右辺、上辺に合わせながら貼ってゆく。
各月収支表(図10)、は唯一記入式で月に1度集計し収支を記録できるよう、1年分をA3横型1枚にまとめ、見比べられるようになっている。
実際に数字を記入する際には、領収書シートの累計金額と同じ最小単位で全て揃えておくと計算を容易にすることができる。各月固定費欄(17)を設け、集計時には合計金額のみの記入で済むように、また各月の固定費と生活費シートの製作時の参考になるようになっている。
もうひとつの特徴として、不定期支出欄(18)を集計欄と同じ配列で月別に表示した。これは不定期的な支出に備えるもので、例えば車や固定資産税等の源泉徴収されていない税金や車検代から帰省費用、冠婚葬祭費、中元歳暮、年賀状暑中見舞い、家電修理買い替え費等に至るまで、ある程度支払い月と金額が予測出来るものはその月覧に記入し、予測のできないものはまとめて予算を取り、月割りに積み立てを組み入れるか、賞与等、他の収入からの支払いで賄うかを決めておく等、予め年間を通して把握しておく為のものである。
これらの不定期的な支出を、予測しないでその都度その月々の収支の中で対応していると、支払いに慌てるばかりでなく、月々の支出が不揃いになることで、予算内での各月のやりくりの差が不明確となる。
家計管理を複雑にする主な要因であるこれらを予め把握しておく事により、各月の収支の範囲を明らかにする事ができ、具体的には、常に他の月と比較の出来る数字を集計出来る事を可能とする。このことは常にこのファイルの使い勝手を単純に保つ為にも重要な為、各月の収支表と呼応して見られる様、その下部に配置した。
折れ線グラフシート、はこのレシートファイルにおいての使用方法として、例えば電気、ガス、水道、等の領収書は、個々に分類して貼るのではなく、光熱費としてまとめて貼りこむことで合計金額か表示され、集計が助けられるというのが特徴を生かした使い方となるので、個々の金額の記録用として、また、使用量等の変動の様子がビジュアルにわかり易いよう、装備した。
カード支払い通知書整理シート(図11)もレシート貼り付けシートの作成方法を応用したもので、支払い金額表示をしながら通知書を保持し、上部に引き落とし銀行名、引き落とし日、欄を設けたもので、一般的な領収書の形状以外の金銭関係の書類のなかで、常に発生し、整理が必要なものとして専用シートを作成した。
納税領収票整理シート(図12)も上記のような専用貼り付けシートで、支払い金額を表示しながら保持でき、税金の支払日は1年に4期等、記憶しておきにくく、払い忘れ防止の為、下部に1月から12月までの欄(19)を設け、支払い月をマーキングすることで明確にした。
控除用証明書整理シートは、生命保険控除等に必要な書類を提出時に備えてまとめて保持しておくことができるものとして、税法に合わせて例えば最大表示金額が10万円のレシート貼り付けシートの項目費目欄に項目を記入するかたちで使用する。
費目カード用切り取りシートは、費目等の累計金額の代用するものとして、用紙に切り取り線を入れ適宜に切り取る方法等で、項目費目文字シール、はその用途において使用する文字を印刷したシールにしたもので、記入の手間を省く為と、レシート貼り付けシートを再利用する時にも容易なよう、貼り剥がし可能な仕様もので添付した。
またポイントシール、も同じ仕様で、レシート貼り付けシート等において予算額等をマーキングするものとして、メモパッドはレシートの無い支出をこれに書き込んでその代わりにするために、これらは、それぞれこのファイルを使用することを助けるものとして添付した。
以上の様な機能を備えたシート等で構成され、実際に主なものを使用時別に説明する。 年度始め等、収入額が変わった時(年1回程度)には、各月の固定費と生活費シート、各月変動の支出・予算シート、各月収支表を使用する。
通常時、領収書等の整理、収支把握には、レシート貼り付けシート、今月変動の支出・実際シートを使用する。
月1度集計時には、各月収支表を使用する。
これらの内、集計の済んだものは、ファイルからはずして別に管理するか、領収書をはずしてレシート貼り付けシートを再利用する等すると、ファイルが厚くならずに使い易さを保つことができる。
医療費等、年間分が必要なものは各月のものと別に管理することもできる。
尚、これらファイルの変化例として、カレンダーの様に用紙を大判にし、壁や扉の内側等に掲示する等して1ヶ月の全ての費目を一覧できるようレシート貼り付けシートを配置させると収支の把握がし易く使用できる等、様々な需要にも形態を変化させることで対応可能である。
このようにレシート貼り付けシートを主に、他の応用されたシート類と併用していくことにより、家計においての金銭に関する書類の整理と保持、収支の大まかな把握を可能にするレシートファイルである。
本発明は、複数の罫線を備えた目盛りと、目盛りに対応して付された金額とが記載された金額目盛り表から成る貼り付け部分を有するレシート等貼り付けシートの使用方法に係り、特にレシートや支払いに関する雑多な通知書等を、金額目盛り表にレシートを直に貼ることによって、整理すると同時に計算、記入の手間をかけずに、累計の使用金額が一目でわかり、家計等の大まかな収支を把握出来るようにしたレシート等貼り付けシートの使用方法に適している。
本発明のレシート貼り付けシートの平面説明図である。 本発明のレシート貼り付けシートの使用例1を示す説明図である。 本発明のレシート貼り付けシートの使用例2を示す説明図である。 本発明のレシート貼り付けシートの変化例1を示す説明図である。 本発明のレシート貼り付けシートの変化例2を示す説明図である。 本発明のレシート貼り付けシートの変化例3を示す説明図である。 本発明のレシート貼り付けシートの変化例4を示す説明図である。 本発明の応用例1、各月変動の支出・予算シート図である。 本発明の応用例2、使用状態を示した今月変動の支出・実際シート図である。 本発明のレシートファイルの各月収支表を示す図である。 本発明の応用例3、カード支払い通知書貼り付けシート図である。 本発明の応用例4、納税領収表貼り付けシート図である。
符号の説明
1…最大表示金額、 2…金額目盛り表、 3…最小単位罫線、 4…面濃淡処理、 5…粘着糊部分、 6…余白部分、 7…ルーズリーフファイル用穴、 8…年月日項目費目欄、 9…マスキング紙、 10…表外枠線、 11…予算額ポイントシール、 12…項目費目シール、 13…費目カード、 14…現金の支出表示、 15…口座自動引き落とし支出表示、 16…週別表示、 17…各月固定支出欄、 18…不定期支出欄、 19…支払い月表示欄

Claims (5)

  1. 複数のレシート又は支払い通知書を貼り重ねる位置の基準となる複数の罫線を備えた目盛りと、前記目盛りに対応して付された金額とが記載された金額目盛り表から成る貼り付け部分を有するレシート又は支払い通知書の貼り付けシートの使用方法であって、
    当該シートには、前記罫線の中央部分を横切る方向に特定幅で粘着糊部分が形成されると共に、当該粘着糊部分には付着防止で前記罫線と同じ罫線が印刷された、上部に舌片付きのマスキング紙が複数枚に分けて貼られており、
    前記貼り付け部分の一端から特定方向に向けて、前記レシート又は前記支払い通知書を、前記目盛りを基準として前記シートの罫線及び前記マスキング紙の罫線を基に、前記マスキング紙を剥がしながら前記レシート又は前記支払い通知書を前記粘着糊部分に貼り重ねることを特徴とする貼り付けシートの使用方法。
  2. マスキング紙の表面には切り取り線を施してあり、
    レシート又は支払い通知書を貼りたい部分について前記切り取り線で切り取って、粘着糊部分を表出させて、前記レシート又は前記支払い通知書の一端を合わせて貼ることを特徴とする請求項1記載の貼り付けシートの使用方法。
  3. 複数のレシート又は支払い通知書を貼り重ねる位置の基準となる複数の罫線を備えた目盛りと、前記目盛りに対応して付された金額とが記載された金額目盛り表から成る貼り付け部分を有するレシート又は支払い通知書の貼り付けシートであって、
    当該シートには、前記罫線の中央部分を横切る方向に特定幅で粘着糊部分が形成されると共に、当該粘着糊部分には付着防止で、上部に舌片付きのマスキング紙が複数枚に分けて貼られており、更に、当該マスキング紙には前記罫線と同じ罫線が印刷されていることを特徴とする貼り付けシート。
  4. 複数のレシート又は支払い通知書を貼り重ねる位置の基準となる複数の罫線を備えた目盛りと、前記目盛りに対応して付された金額とが記載された金額目盛り表から成る貼り付け部分を、1枚のシートに費目別に有するレシート又は支払い通知書の貼り付けシートの使用方法であって、
    当該シートには、前記費目毎の前記罫線の中央部分を横切る方向に特定幅で粘着糊部分が形成されると共に、当該粘着糊部分には付着防止で前記罫線と同じ罫線が印刷された、上部に舌片付きのマスキング紙が複数枚に分けて貼られており、
    前記レシート又は前記支払い通知書に記載された支出の費目に応じた貼り付け部分に、前記貼り付け部分の一端から特定方向に向けて、前記レシート又は前記支払い通知書を、前記目盛りを基準として前記シートの罫線及び前記マスキング紙の罫線を基に、前記マスキング紙を剥がしながら前記レシート又は前記支払い通知書を前記粘着糊部分に貼り重ねることを特徴とする貼り付けシートの使用方法。
  5. 複数のレシート又は支払い通知書を貼り重ねる位置の基準となる複数の罫線を備えた目盛りと、前記目盛りに対応して付された金額とが記載された金額目盛り表から成る貼り付け部分を、1枚のシートに費目別に有するレシートト又は支払い通知書の貼り付けシートであって、
    当該シートには、前記費目毎の前記罫線の中央部分を横切る方向に特定幅で粘着糊部分が形成されると共に、当該粘着糊部分には付着防止で、上部に舌片付きのマスキング紙が複数枚に分けて貼られており、更に、当該マスキング紙には前記罫線と同じ罫線が印刷されていることを特徴とする貼り付けシート。
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