JP4721757B2 - 端末装置 - Google Patents

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本発明は、災害の発生時などに、住宅などの建物内に設置されている端末装置の動作を制御する災害時動作制御システム、災害時動作制御サーバ及び当該災害時動作制御システムにおいて用いられる端末装置に関する。
従来、地震などの災害の発生または発生のおそれがあることを示す“災害報知情報”が所定の災害報知機関(例えば、気象庁)によって発信された場合、放送網を介して当該災害報知情報を受信し、住宅などの建物内に引き込まれているライフラインによって供給される供給媒体(例えば、ガス)の提供を遮断する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
また、近年では、いわゆる情報技術(IT)の進展に伴って、住宅などの建物内をカバーする通信ネットワーク(いわゆるホームネットワーク)に、当該建物内に設置されている照明装置や空調装置など(以下、“端末装置”と適宜省略する)を接続し、当該端末装置を遠隔制御することが可能となってきている。
特開2004−180048号公報(第8−10頁、第5図)
上述したホームネットワークに接続される端末装置が増えるにしたがって、地震などの災害発生時に当該端末装置を遠隔制御(例えば、照明装置の点灯や空調装置の運転停止)し、火災などの二次的災害を未然に防ぐことが強く望まれるようになっている。
しかしながら、災害報知情報を受信した場合にホームネットワークに接続されている端末装置が実行すべき動作は、端末装置の種類などに応じて異なる。このため、災害報知情報を受信した場合に実行すべき動作を、利用者が当該端末装置のそれぞれに設定することは、とても面倒である。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、利用者を煩わせることなく災害報知情報を受信した場合に適切な動作を実行することができる災害時動作制御システム、災害時動作制御サーバ及び端末装置を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明の第の特徴は、災害時動作制御サーバによって送信される制御情報にしたがって動作する端末装置であって、災害の発生または発生のおそれがあることを示す災害報知情報の前記災害時動作制御サーバによる受信に対応して前記端末装置が実行すべき動作を示す動作情報を送信する動作情報送信部を備えることを要旨とする。
本発明の第の特徴は、本発明の第の特徴に係り、前記動作情報送信部は、前記災害の大きさのレベルを示す災害レベルが付加された前記動作情報である災害レベル付き動作情報を送信することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、本発明の第の特徴に係り、前記動作情報送信部は、前記端末装置が設置されている周囲状態に応じた前記端末装置の動作条件が付加された前記動作情報である動作条件付き動作情報を送信することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、本発明の第乃至第の特徴に係り、前記動作情報送信部は、前記端末装置が前記ホームネットワークに接続され、前記災害時動作制御サーバとの通信が可能となった際に、前記動作情報を送信することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、利用者を煩わせることなく災害報知情報を受信した場合に適切な動作を実行することができる災害時動作制御システム、災害時動作制御サーバ及び端末装置を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(災害時動作制御システムの全体概略構成)
図1は、本実施形態に係る災害時動作制御システムの全体概略構成を示している。本実施形態に係る災害時動作制御システムには、ホームネットワーク35に接続され、動作指示文書DT21(図8参照)にしたがって動作する次の端末装置が含まれる。
すなわち、本実施形態に係る災害時動作制御システムには、ファンヒータ200、ガス給湯器300、表示装置400、照明装置500、電子錠600及びスピーカ700(以下、“端末装置”と適宜省略する)が含まれる。
また、本実施形態に係る災害時動作制御システムには、災害の発生または発生のおそれがあることを示す災害報知情報を災害報知機関10から受信した場合に、当該端末装置に動作指示文書DT21を送信するホームサーバ100(災害時動作制御サーバ)が含まれる。
さらに、本実施形態に係る災害時動作制御システムには、センサー装置800が含まれる。センサー装置800は、住宅40内の照度や人の有無など、上述した端末装置の周囲状態を示す情報をホームサーバ100に提供する。
上述した端末装置及びホームサーバ100は、災害による商用電源の停電時に電力を供給するバッテリを具備する配電装置50に接続されている。
上述した端末装置及びホームサーバ100は、住宅40内をカバーするホームネットワーク35に接続されている。ホームネットワーク35は、広域ネットワーク30と接続されている。広域ネットワーク30としては、公衆電話回線網、専用線または私設IP網などが用いられる。なお、広域ネットワーク30としてインターネットを用いても構わない。
災害報知機関10は、災害の発生を監視する機関(例えば、地震発生の有無を監視する気象庁)である。
災害報知機関10は、災害の発生または災害の発生のおそれがあることを検知した場合、災害の発生または災害の発生のおそれがあることを示す災害報知情報を災害報知情報送信装置20から広域ネットワーク30に向けて送信する。
ホームサーバ100(災害時動作制御サーバ)は、災害報知情報送信装置20によって送信された災害報知情報を広域ネットワーク30及びホームネットワーク35を介して受信し、受信した災害報知情報の内容に基づいて、ホームネットワーク35に接続されている端末装置の動作を制御(例えば、ファンヒータ200の動作停止)する。
(災害時動作制御システムの論理ブロック構成)
次に、本実施形態に係る災害時動作制御システムの論理ブロック構成について説明する。図2は、ホームサーバ100の論理ブロック構成図である。また、図3は、ファンヒータ200の論理ブロック構成図である。なお、ガス給湯器300、表示装置400、照明装置500、電子錠600及びスピーカ700もファンヒータ200と同様の論理ブロック構成を有している。
また、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、各装置の機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した論理ブロックを備える場合があることに留意されたい。
(1)ホームサーバ
図2に示すように、ホームサーバ100は、通信IF部101、災害報知情報処理部103、動作情報リスト生成部105、動作指示文書生成部107、記憶部109及び電源部111を備えている。
通信IF部101は、ホームネットワーク35と接続するための通信インタフェースを提供する。通信IF部101は、100BASE−TXなどの有線LAN方式または、IEEE802.11によって規定される無線LAN方式を用いて、ホームネットワーク35に接続する。
災害報知情報処理部103は、災害報知情報送信装置20によって送信された災害報知情報を受信し、受信した災害報知情報の内容を判定する。本実施形態では、通信IF部101と災害報知情報処理部103とによって、災害報知情報受信部が構成される。
また、災害報知情報処理部103は、災害の大きさのレベル(例えば、地震の震度と対応付けられたレベル)を示す“災害レベル”を含む災害報知情報を受信することができる。
動作情報リスト生成部105は、端末装置(例えば、ファンヒータ200)によって送信された装置情報(例えば、図7(d)に示す装置情報DT14)を受信し、受信した装置情報に含まれている“動作情報”の内容に基づいて、端末装置の動作情報リスト(図6参照)を生成する。本実施形態では、通信IF部101と動作情報リスト生成部105とによって、動作情報受信部が構成される。
なお、“動作情報”とは、ホームサーバ100による災害報知情報の受信に対応して端末装置が実行すべき動作を示す情報である。
具体的には、動作情報は、図6及び図7(a)〜(d)に示すように、装置識別情報(例えば、ファンヒータ200を識別するためのアドレス)、動作内容(例えば、運転停止)、災害レベル(例えば、レベル1〜5)、及び動作条件(例えば、人がいる場合に動作)によって構成される。
また、災害レベルや動作条件は、必ずしも動作情報に含まれていなくてもよい。具体的には、図7(a)に示す装置情報DT11は、装置識別情報と動作内容とによって構成される動作情報を含んでいる。図7(a)に示すように、動作情報は、少なくとも装置識別情報と動作内容とによって構成される。
また、図7(b)に示す装置情報DT12(災害レベル付き動作情報)、図7(c)に示す装置情報DT13(動作条件付き動作情報)、または図7(d)に示す装置情報DT14のように、動作情報には、災害レベルや動作条件が含まれてもよい。
なお、装置情報DT11〜DT14には、上述した動作情報以外の端末装置に関する情報が含まれてもよい。
動作情報リスト生成部105によって生成された動作情報リストは、記憶部109に記憶される。
動作指示文書生成部107は、端末装置に所定の動作を実行させる制御情報を含む動作指示文書DT21(図8参照)を生成する。
具体的には、動作指示文書生成部107は、災害報知情報処理部103が災害報知情報を受信した場合、記憶部109に記憶されている動作情報リスト(動作情報)に基づいて、動作指示文書DT21を生成する。
さらに、動作指示文書生成部107は、通信IF部101を介して、生成した動作指示文書DT21を端末装置に送信する。本実施形態では、通信IF部101と動作指示文書生成部107とによって、制御情報生成送信部が構成される。
また、動作指示文書生成部107は、災害報知情報に含まれている災害レベル、及び装置情報DT12,DT14(災害レベル付き動作情報)に基づいて、動作指示文書DT21を生成することができる。なお、具体的な動作指示文書DT21の生成方法については、後述する。
さらに、本実施形態では、上述したように、住宅40内の照度や人の有無など、端末装置の周囲状態を示す情報をホームサーバ100に提供するセンサー装置800がホームネットワーク35に接続されている。
動作指示文書生成部107は、センサー装置800によって提供される周囲状態を示す情報を取得し、当該情報に基づいて動作指示文書DT21に含まれる制御情報の内容、つまり、端末装置に実行させるべき動作内容を決定することができる。
例えば、動作指示文書生成部107は、センサー装置800によって提供される情報に基づいて、住宅40内の照度が1ルクス以下であることを認識することができる。この状態において、災害報知情報処理部103が災害報知情報を受信した場合、動作指示文書生成部107は、動作情報リスト(図6参照)に基づいて、照明装置500を点灯(オン)させる動作内容を決定する。
すなわち、動作指示文書生成部107は、装置情報DT13,DT14(動作条件付き動作情報)に含まれている動作条件、及び端末装置の周囲状態に基づいて、動作指示文書DT21を生成する。
本実施形態では、センサー装置800と動作指示文書生成部107とによって、端末装置が設置されている周囲状態を判定する周囲状態判定部が構成される。
また、動作指示文書生成部107は、災害報知情報処理部103が災害報知情報を受信してから所定時間を経過したときに動作指示文書DT21を送信することができる。
記憶部109は、動作情報リスト生成部105が受信した動作情報を記憶する。本実施形態において、記憶部109は、動作情報記憶部を構成する。
電源部111は、ホームサーバ100の動作に必要な電力を供給する。具体的には、電源部111は、配電装置50(図1参照)と接続されており、配電装置50によって供給される電力を上述した各論理ブロックに供給する。
(2)端末装置
図3に示すように、本実施形態に係る端末装置のひとつであるファンヒータ200は、通信IF部201、制御部203、起動処理部205、記憶部207及び電源部209を備えている。
通信IF部201は、ホームネットワーク35と接続するための通信インタフェースを提供する。通信IF部201は、100BASE−TXなどの有線LAN方式または、IEEE802.11によって規定される無線LAN方式を用いて、ホームネットワーク35に接続する。
制御部203は、ファンヒータ200の動作を制御する。特に、本実施形態では、ホームサーバ100による災害報知情報の受信に対応してファンヒータ200が実行すべき動作を示す動作情報を含む装置情報DT11を送信する。本実施形態では、通信IF部201と制御部203とによって、動作情報送信部が構成される。
なお、制御部203は、装置情報DT12(災害レベル付き動作情報)、装置情報DT13(動作条件付き動作情報)、及び装置情報DT14を送信することができる。
また、制御部203は、ファンヒータ200がホームネットワーク35に接続され、ホームサーバ100との通信が可能となった際に、装置情報DT11(またはDT12〜DT14)を送信することができる。
具体的には、制御部203は、起動処理部205によって出力される起動処理の完了通知に基づいて、ファンヒータ200の起動処理が完了次第、装置情報DT11(またはDT12〜DT14)を送信することができる。
起動処理部205は、ファンヒータ200の電源が投入された場合など、ファンヒータ200が起動された場合に必要となる処理を実行する。特に、本実施形態では、起動処理部205は、ホームネットワーク35との論理的な接続を含む起動処理が完了した場合、当該起動処理の完了通知を制御部203に出力する。
記憶部207は、ファンヒータ200の装置情報(例えば、図7(a)に示す装置情報DT11)や設定状態などを記憶する。特に、本実施形態では、記憶部207は、ホームサーバ100による災害報知情報の受信に対応してファンヒータ200が実行すべき動作を示す動作情報が含まれている装置情報を記憶する。
電源部209は、ファンヒータ200の動作に必要な電力を供給する。具体的には、電源部209は、配電装置50(図1参照)と接続されており、配電装置50によって供給される電力を上述した各論理ブロックに供給する。
(災害時動作制御システムの動作)
次に、上述した本実施形態に係る災害時動作制御システムの動作について説明する。具体的には、(1)端末装置(ファンヒータ200)とホームサーバ100との間において、装置情報を送受信する動作、及び(2)ホームサーバ100が災害報知情報送信装置20から災害報知情報を受信した場合における動作、について説明する。
(1)装置情報の送受信
図4は、装置情報の送受信の動作を示すフロー図である。図4に示すように、ステップS10において、ファンヒータ200の電源が投入されることなどによって、起動処理を実行する。ファンヒータ200が起動処理を実行することによって、ホームネットワーク35と論理的に接続され、ホームネットワーク35を介してホームサーバ100との通信が可能となる。
ステップS20において、ファンヒータ200は、装置情報(例えば、図7(d)に示す装置情報DT14)をホームサーバ100に送信する。
ステップS30において、ホームサーバ100は、ファンヒータ200によって送信された装置情報を受信する。
ステップS40において、ホームサーバ100は、受信した装置情報(例えば、装置情報DT14)に含まれている動作情報(具体的には、装置識別情報及び動作内容)を取得する。
ステップS50において、ホームサーバ100は、取得した動作情報を記憶部109に記憶されている動作情報リスト(図6参照)に追加する。
(2)災害報知情報を受信した場合における動作
図5は、ホームサーバ100が、災害報知情報送信装置20から災害報知情報を受信した場合における動作を示すフロー図である。
図5に示すように、ステップS110において、ホームサーバ100は、災害報知情報送信装置20から災害報知情報を受信したか否かを定期的に判定する。
災害報知情報を受信した場合(ステップS110のYES)、ステップS120において、ホームサーバ100は、受信した災害報知情報の内容を判定する。
ステップS130において、ホームサーバ100は、記憶部109に記憶されている動作情報リスト(図6参照)を取得する。
ステップS140において、ホームサーバ100は、受信した災害報知情報に含まれている災害レベル(例えば、レベル5)や、センサー装置800によって提供される端末装置の周囲状態を示す情報に基づいて、端末装置に実行させるべき動作内容を決定する。
ステップS150において、ホームサーバ100は、装置識別情報と動作内容とによって構成される制御情報を含む動作指示文書DT21(図8参照)を生成する。
具体的には、ホームサーバ100は、図6に示す動作情報リストに含まれている災害レベル、動作条件及び動作内容に応じて、それぞれの端末装置(ファンヒータ200、表示装置400、照明装置500及び電子錠600)に送信される動作指示文書DT21を生成する。
ステップS160において、ホームサーバ100は、生成した動作指示文書DT21をファンヒータ200に送信する。なお、ホームサーバ100は、他の端末装置(表示装置400、照明装置500及び電子錠600)にも同様に動作指示文書DT21を送信する。なお、以下、当該端末装置(表示装置400、照明装置500及び電子錠600)での動作の説明は、ファンヒータ200と同様であるため、省略する。
ステップS170において、ファンヒータ200は、ホームサーバ100によって送信された動作指示文書DT21を受信する。
ステップS180において、ファンヒータ200は、受信した動作指示文書DT21に含まれる動作内容(運転停止)に応じて、運転を停止する。
なお、他の端末装置(表示装置400、照明装置500及び電子錠600)も受信した動作指示文書DT21に含まれる動作内容に応じた動作を実行する。
例えば、ホームサーバ100が、災害報知情報送信装置20から受信した災害報知情報に含まれている災害レベルがレベル5であり、かつ住宅40内の照度が1ルクス以下と判定されている場合、照明装置500が点灯する。
また、災害レベルがレベル5であり、かつ住宅40内に人がいる場合、避難経路を確保するため、電子錠600が開錠状態となる。さらに、表示装置400には、災害内容(例えば、○○地方において震度6の地震発生。1分30秒後に揺れ到達)が表示される。
なお、動作情報リスト(図6参照)では表示が省略されているが、ホームサーバ100は、ガス給湯器300の運転停止や、災害内容を報知する音声信号をスピーカ700から出力させることもできる。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態に係る災害時動作制御システムによれば、端末装置(例えば、ファンヒータ200)によって送信された動作情報を含む装置情報(例えば、装置情報DT14)が、ホームサーバ100に記憶される。
さらに、ホームサーバ100が、地震などの災害の発生または発生のおそれがあることを示す災害報知情報を災害報知情報送信装置20から受信した場合、ホームサーバ100に記憶されている動作情報に基づいて、端末装置に所定の動作(例えば、運転停止)を実行させる動作指示文書DT21(制御情報)が自動的に端末装置に送信される。
このため、端末装置の利用者を煩わせることなく、災害報知情報を受信した場合に適切な動作を端末装置に実行させることができる。つまり、本実施形態に係る災害時動作制御システムによれば、地震などの災害発生時などに、火災などの二次的災害を防止したり、端末装置が設置されている住宅などの居住者の避難経路を確保したりすることが可能となる。
本実施形態に係る災害時動作制御システムによれば、災害レベルが付加された災害レベル付き動作情報を含む装置情報DT12(及び装置情報DT14)が送受信されるため、災害レベルに応じた動作(例えば、レベル4以下の場合には動作させない)を端末装置に実行させることができる。
本実施形態に係る災害時動作制御システムによれば、動作条件が付加された動作条件付き動作情報を含む装置情報DT13(及び装置情報DT14)が送受信されるため、端末装置の周囲状態に応じた動作(例えば、照度1ルクス以上の場合には動作させない)を端末装置に実行させることができる。
本実施形態に係る災害時動作制御システムによれば、端末装置がホームネットワーク35に接続され、ホームサーバ100との通信が可能となった際に、当該端末装置から動作情報が送信される。このため、災害の発生時などに端末装置が実行すべき動作を示す動作情報を自動かつ速やかにホームサーバ100に記憶させることができる。
本実施形態に係る災害時動作制御システムによれば、ホームサーバ100が災害報知情報送信装置20から災害報知情報を受信してから所定時間を経過したときに動作指示文書DT21(制御情報)を送信することができる。このため、災害の内容、例えば、遠方で発生した地震の揺れが所定時間後に到達する場合、当該所定時間に合わせて端末装置を動作させることができる。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した本発明の実施形態では、端末装置の起動処理のタイミング(図4に示したステップS10及びS20)で動作情報を含む装置情報(例えば、装置情報DT14)を送信する形態としたが、当該装置情報は、端末装置の起動処理以外のタイミング、例えば、毎日定刻に送信するようにしてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る災害時動作制御システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る災害時動作制御サーバの論理ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る端末装置の論理ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る災害時動作制御システムの動作フロー図である。 本発明の実施形態に係る災害時動作制御システムの動作フロー図である。 本発明の実施形態に係る災害時動作制御サーバに記憶される動作情報リストの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る災害時動作制御システムにおいて用いられる装置情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る災害時動作制御システムにおいて用いられる動作指示文書の一例を示す図である。
符号の説明
10…災害報知機関、20…災害報知情報送信装置、30…広域ネットワーク、35…ホームネットワーク、40…住宅、50…配電装置、100…ホームサーバ、101…通信IF部、103…災害報知情報処理部、105…動作情報リスト生成部、107…動作指示文書生成部、109…記憶部、111…電源部、200…ファンヒータ、201…通信IF部、203…制御部、205…起動処理部、207…記憶部、209…電源部、300…ガス給湯器、400…表示装置、500…照明装置、600…電子錠、700…スピーカ、800…センサー装置、DT11〜14…装置情報、DT21…動作指示文書

Claims (2)

  1. 災害時動作制御サーバによって送信される制御情報にしたがって動作する端末装置であって、
    災害の発生または発生のおそれがあることを示す災害報知情報の前記災害時動作制御サーバによる受信に対応して前記端末装置が実行すべき動作を示す動作情報を送信する動作情報送信部を備え
    前記動作情報送信部は、前記端末装置が設置されている周囲状態に応じた前記端末装置の動作条件が付加された前記動作情報である動作条件付き動作情報を送信することを特徴とする端末装置。
  2. 前記動作情報送信部は、前記端末装置がホームネットワークに接続され、前記災害時動作制御サーバとの通信が可能となった際に、前記動作情報を送信する請求項1に記載の端末装置。
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