JP2004320741A - 個別に独立して存在するネットワークを接続する装置及び方法 - Google Patents

個別に独立して存在するネットワークを接続する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

個別に構成された複数のネットワークを接続して各ネットワーク上に存在する複数のデバイスを相互制御できるようにするネットワーク接続装置及び方法を提供すること。
【解決手段】 第1のネットワークから伝送されるネットワーク間の接続要求メッセージを受信して、自分のネットワークと前記第1のネットワークとを接続させ、接続された第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定し、設定されたレベルによってネットワーク命令メッセージを制御する結合モジュールを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、個別に独立して存在するネットワークを接続する装置及び方法に関し、より詳しくは、個別に構成された複数のネットワークを相互接続して、各ネットワーク上に存在する複数のデバイスを相互制御できるようにするための技術に関する。
一般に、ホームネットワークは、インターネットプロトコル(Internet Protocol:以下、IPと称する)ベースの私設網(Private network)で構築されており、家庭で使用されるあらゆる形態のパーソナルコンピュータ(PC)や知能型の電子製品、無線装置などの様々な機器を一つのネットワークに接続してコントロールしている。
図1は、従来のホームネットワーク網を概略的に示す図であり、図示のように、UPnPホームネットワークは、大別して、制御されるUPnP制御デバイス(UPnP Controlled Device:以下、UPnP CDと称する)20と、前記UPnP CD20を制御するためのUPnP制御ポイント(UPnP Control Point:以下、UPnP CPと称する)10とから構成されている。
前記UPnP CD20は、複数のUPnPデバイスを備えることもあり、各デバイスは、自分の機能によって特定のサービスを具現し、前記UPnP CP10は、特定のデバイスのサービスが記述されたXMLファイルを分析してUPnP CD20を制御する。
図2A〜図2Dは、従来のホームネットワーク上に存在するUPnP CDを制御するための動作ステップを示す図であり、現在、UPnPホームネットワークにおけるUPnPデバイスを制御するためには、ディスカバリステップ(処理)やディスクリップションステップ(処理)を行ってUPnP CD20の情報を得ることができ、このステップ(処理)で得られたホームネットワークに接続されたUPnP CD20の情報に基づいてUPnP CD20を制御することができる。ここで、前記ディスカバリステップ(処理)でUPnP CP10が制御しようとするデバイスを検索し、前記ディスクリップションステップ(処理)により前記ディスカバリステップ(処理)で検索されたUPnPデバイスのサービステンプレート(Service Template)XMLを読み込むことにより、UPnP CP10が特定のデバイスにどのような命令を下すことができるかを分析し、制御ステップ(処理)でUPnP CP10が制御しようとするUPnPデバイスの特定のサービスにSOAPメッセージ形式の命令を伝送して、UPnPデバイスを制御する。一方、UPnP CD20は、変更された自分の情報をUPnP CP10に伝送するイベントステップ(処理)を行う。
図2Aは、ディスカバリステップ(処理)を示す図であり、このディスカバリステップ(処理)は、二つに大別して説明することができる。一つは、新しいUPnPデバイスがホームネットワークに追加される場合であり、もう一つは、UPnP CP10がホームネットワークに追加される場合である。
先ず、UPnP制御デバイス(例えば、UPnP CD1)がネットワーク上に追加される場合をアドバタイジング(Advertising)といい、この場合は、前記UPnP制御デバイスがマルチキャスト(multicast)メッセージを伝送して、UPnP CP10に自分の存在を知らせる。即ち、UPnP CP10が存在する状態でUPnPデバイスがネットワーク上に追加され、次に、アドレシング(Addressing)ステップ(処理)により自分の固有のURLが割り当てられた後、自分の存在を知らせるマルチキャストメッセージをネットワーク上の全てのデバイスまたはUPnP CP10に伝送する。前記UPnPデバイスを制御しようとするUPnP CP10は、前記UPnPデバイスがマルチキャストしたメッセージを受信して登録する。
これに対し、複数のUPnPデバイスがネットワーク上に存在する状態で、UPnP CP10がホームネットワーク上に新たに追加される場合には、前記UPnP CP10がマルチキャストメッセージを伝送すると、UPnP CDは、自分を検索しているUPnP CP10にユニキャスト(unicast)メッセージを伝送する。即ち、UPnPデバイスがアドレシングステップ(処理)を終了し、自分のURLの割り当てを受けた状態でUPnP CP10がマルチキャストした検索メッセージを受信して、自分を検索しているUPnP CP10にユニキャスト応答(response)メッセージを伝送すると、前記応答メッセージを受信したUPnP CP10は、前記UPnPデバイスを登録する。
図2Bは、ディスクリップションのステップ(処理)を示す図であり、このディスクリップションステップ(処理)は、UPnP CP10がUPnPデバイスを制御するために必要なサービス機能を、前記UPnPデバイスから提供されるサービスディスクリップションXMLファイルを分析して得るステップ(処理)である。即ち、UPnPデバイスを制御しようとするUPnP CP10が、前記UPnPデバイスにディスクリップションXMLファイルを要求し、前記要求されたディスクリップションXMLファイルをパージング(Parsing)する。
図2Cは、制御ステップ(処理)を示す図であり、この制御ステップ(処理)では、UPnPデバイスがアドレシングステップ(処理)やディスカバリステップ(処理)により、UPnPデバイスとUPnP CP10とがお互いのURLアドレスを認知している状態で、UPnP CP10が制御しようとするUPnPデバイスの特定のサービスにSOAPメッセージ形式で命令を伝送する。即ち、UPnP CP10が制御しようとするUPnPデバイスに対するサービステンプレートを伝送することにより、UPnPデバイスを直接制御することができる。
図2Dは、イベントのステップ(処理)を示す図であり、このイベントステップ(処理)では、UPnP CP10がUPnP CD20の情報変更状態を確認したい場合、該当のUPnP CD20にサブスクライブ(subscribe)を要求すると、該当のUPnP CD20は、前記サブスクライブを要求したUPnP CP10に、自分の情報が変更するごとに、自分の変更された情報を知らせるイベンティングメッセージを伝送する。
しかし、従来のホームネットワーク技術は、家庭内でのみ適用可能であり、空間的な制約があった。即ち、家庭内の各デバイス間の接続はローカルに構成されており、UPnPは、一つのホームネットワーク網でのみ動作する。従って、UPnPそのものでは、二つ以上の個別のホームネットワークを流動的に接続できないという問題点があった。
また、韓国公開特許第2002−064243(一般電話網を通じた音声UPnP可能機器制御システム及び制御方法)は、一般電話網インターフェイスにインターネットにつながった多数のUPnP可能家庭用及び事務用機器を制御することができ、音声ゲートウェイが音声で送り出すメニューによって多数のUPnP可能家庭用及び事務用機器を詳しく制御する方法を開示しているが、これは二個以上の個別的に存在するネットワークを交互に結び付けない異なるネットワークに存在するデバイスを制御しないという問題がある。
韓国公開特許第2002−064243
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、個別に構成された複数のネットワークを接続して各ネットワーク上に存在する複数のデバイスを相互制御できるようにする個別に独立して存在するネットワークを接続する装置及び方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るネットワーク接続装置は、第1のネットワークから伝送されたネットワーク間の接続要求メッセージを受信して、自分のネットワークと前記第1のネットワークとを接続させ、前記接続された第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定し、前記設定されたレベルによってネットワーク命令メッセージを制御する結合モジュールを備えることを特徴とする。
また、第1のネットワークが第2のネットワークに初期ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送するステップと、前記第2のネットワークが前記伝送された初期ネットワーク間の接続要求メッセージを分析して、前記第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定するステップと、前記第1のネットワークが第2のネットワークにネットワーク命令メッセージを伝送するステップと、前記第2のネットワークが前記ネットワーク命令メッセージを伝送した第1のネットワークの前記設定されたセキュリティレベルを検索するステップと、前記検索されたセキュリティレベル及び前記伝送されたネットワーク命令メッセージを第2のネットワークに伝送するステップとを含むことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によると、個別に独立して存在するネットワークを相互接続することにより、同一のネットワーク上に存在しないデバイスも相互接続して制御できるという効果を得ることができる。
また、使用者が接続を要求するネットワークに対し、接続を許可するか否かを決定し、セキュリティレベルを任意に設定することが可能となり、所望しないネットワークへの接続を避けることができるという効果を得ることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。
図3は、本発明に係る個別に独立して存在するネットワークを接続するネットワーク接続装置の構成を概略的に示す図である。図示のように、ネットワークを外部と接続するゲートウェイ内にネットワーク接続装置100が備えられている。即ち、個別に独立して存在する複数のネットワークを、ネットワーク接続装置100を介して相互接続することにより、同一のネットワーク上に存在しない各デバイス200も相互制御することが可能となる。
図4は、本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続するネットワーク接続装置100の内部構成図である。図示のように、ネットワーク接続装置100は、スタックモジュール110と、管理モジュール120と、コンポーネントモジュール130と、ルックアップサービスモジュール140と、結合モジュール150とから構成されている。
前記ネットワーク接続装置100は、ネットワーク上に存在する複数のデバイス200の情報を管理し、各ネットワーク上に存在する複数のデバイス200を相互接続することにより、同一のネットワーク上にデバイス200が存在しない場合でも所望の各デバイスを制御できるようにする。
前記管理モジュール120は、ネットワーク上に存在する複数のデバイス200にディスカバリステップ(処理)を行い、各デバイス200の情報を収集して管理する。即ち、ネットワーク上に存在する各デバイス200に検索メッセージを伝送し、前記デバイス200から伝送される応答メッセージを受信して、ネットワーク上に存在するデバイス200を検索し、検索されたデバイスのディスクリップション(Description)を要求してデバイスの情報を得ることができる。かつ、前記管理モジュール120は、周期的にネットワーク上に存在する各デバイス200をチェックする。
前記コンポーネントモジュール130は、前記管理モジュール120で収集した各デバイス200の情報に基づいて、ネットワーク上に存在する各デバイス200のサービスを表すコンポーネントを作成する。ここで、前記コンポーネントは、ネットワーク上に存在するデバイス200に対する命令、動作及び各動作に対するサービス応答などを含む。
前記ルックアップサービスモジュール140は、前記コンポーネントモジュール130により作成されたコンポーネント情報をルックアップ (Lookup)テーブルに格納し、特定のデバイスのサービスの要求があると、該当のデバイスのコンポーネント情報を検索する。ここで、前記ルックアップサービスモジュール140は、コンポーネント情報をルックアップテーブルとして格納しているため、該当のコンポーネント情報を便利に検索することができる。
前記結合モジュール150は、第1のネットワークから伝送されたネットワーク間の接続要求メッセージを受信して、自分のネットワークと前記第1のネットワークとを接続させ、前記接続された第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定し、前記設定されたレベルによってネットワーク命令メッセージを制御する。前記結合モジュールは、下記の図5でより詳しく説明する。
前記スタックモジュール110は、前記ネットワーク上に存在する各デバイス200に制御メッセージを伝送する。
図5は、本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する装置の結合モジュール150の内部構成図であり、図示のように、結合モジュール150は、接続(connection)モジュール151と、認証/セキュリティ(authentication/security)モジュール152と、伝送(transit)モジュール153とから構成されている。
前記接続モジュール151は、第1のネットワークから伝送されるネットワーク間の接続要求メッセージを受信し、複数のネットワークを相互接続させる。ここで、前記接続モジュール151は、前記ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1のネットワーク及び前記第1のネットワーク上に存在するデバイスの接続情報(例えば、公開(public)IPアドレス及びポート番号など)を持っている。即ち、前記接続モジュール151は、接続を要求したデバイス200の公開IPアドレスまたはデバイス200が属するネットワークのゲートウェイの公開IPアドレスを管理し、前記接続モジュール151は、該当のデバイス200のIPアドレスまたはデバイス200が属するネットワークのゲートウェイの公開IPアドレスを通じてメッセージを伝送することができる。ここで、前記公開IPアドレスに伝送するメッセージタイプは、Http Postの形態で理解できる。
また、前記接続モジュール151は、一定の時間ごとに、ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1のネットワークがネットワーク命令メッセージを伝送したかをチェックして、前記第1のネットワークから一定の時間内にネットワーク命令メッセージが受信されなければ、相互接続されているデバイスの接続を解除する。かつ、前記ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1の ネットワークが前記第2のネットワークに接続の解除を知らせるメッセージを伝送し、該当のデバイスを接続リストから除去させた後、自分の接続リストでも該当のデバイスを除去して接続を解除する。
前記認証/セキュリティモジュール152は、前記接続モジュール151にネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1のネットワークへの接続を許可するか否かを決定し、第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定及びチェックする。かつ、前記認証/セキュリティモジュール152は、前記ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1のネットワークに対するネットワークの接続を許可するか否かを決定し、それによるセキュリティレベル情報を格納する。ここで、前記接続を許可するか否かは、ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1のネットワークの接続情報を確認し、接続したくない第1のネットワークの場合には接続を拒否し、接続を所望する第1のネットワークの場合にのみ、接続を許可する。そして、前記セキュリティレベルは、ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1のネットワークによって異なるレベルに適用される。即ち、自分のネットワーク上に存在するデバイスに予めそれぞれのレベルを設定して置いた状態で、ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1のネットワークが接続されると、前記設定されているレベルを基準として前記第1のネットワークに接続するデバイスと、接続しないデバイスとを決定する。従って、重要なデバイスの場合、レベルを高く設定して、第1のネットワークに接続するとき、レベルの低く設定されたデバイスのみが検索されるようにする。
前記伝送モジュール153は、前記認証/セキュリティモジュール152が接続を許可した第1のネットワークから要求されたネットワーク命令メッセージを伝送する。ここで、前記ネットワーク命令メッセージは、前記第1のネットワークと第2のネットワークとの間で送受信される全てのメッセージであり、例えば、ディスカバリメッセージ、通知(notify)メッセージ、コントロールメッセージ及びデバイス情報要求メッセージなどである。かつ、前記伝送モジュール153は、第1のネットワークから特定のデバイス情報が要求されると、連動されたルックアップサービスモジュール140内のルックアップテーブルに格納されている特定のデバイスの情報を伝送する。
図6は、本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する装置の結合モジュール150の内部動作を示す図である。
図6Aは、第1のネットワークが第2のネットワークに初期ネットワーク間の接続メッセージを伝送し、それによるセキュリティレベルを設定するステップ(処理)を示す図である。
先ず、前記第1のネットワークが第2のネットワークに初期ネットワーク間の接続メッセージを伝送すると、前記接続モジュール151は、前記伝送された初期ネットワーク間の接続メッセージを認証/セキュリティモジュール152に伝送する。
次に、前記認証/セキュリティモジュール152は、前記受信した初期ネットワーク間の接続メッセージを分析して、前記第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定し格納する。ここで、前記セキュリティレベルは、前記接続される第1のネットワークによって異なるレベルに適用される。
図6Bは、第2のネットワークが第1のネットワークからネットワーク命令メッセージを受信する場合を示す図であり、第1のネットワークからネットワーク命令メッセージが伝送されると、接続モジュール151が前記伝送されたネットワーク命令メッセージを受信し、これを伝送モジュール153に伝送する。これにより、前記伝送モジュール153は、認証/セキュリティモジュール152に前記第1のネットワークから受信したネットワーク命令メッセージに対するセキュリティレベルを検索させ、前記検索されたセキュリティレベルやネットワーク命令メッセージを第2のネットワークに伝送する。
図6Cは、第2のネットワークが第1のネットワークから要求されたネットワーク命令メッセージに対する応答メッセージを伝送する場合を示す図である。先ず、第2のネットワークが伝送モジュール153を介して第1のネットワークに伝送する応答メッセージを伝送すると、前記認証/セキュリティモジュール152が前記第2のネットワークから伝送された応答メッセージに対するセキュリティレベルをチェックして、伝送可能な応答メッセージであるかを判断する。前記判断の結果、伝送可能な応答メッセージである場合、伝送モジュール153は、該当の応答メッセージを接続モジュール151に伝送し、前記接続モジュール151は、第1のネットワークに前記応答メッセージを伝送する。
図7Aおよび図7Bは、本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続するネットワーク接続方法の手順を概略的に示すフローチャートである。図7を参照して、先ず、第1のネットワークが第2のネットワークに初期ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送すると(S100)、前記第2のネットワークの接続モジュール151は、前記伝送された初期ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送モジュール153に送る。ここで、前記初期ネットワーク間の接続要求メッセージには、第1のネットワークについての情報が含まれている。
これに対し、前記伝送モジュール153は、受信した初期ネットワーク間の接続要求メッセージを認証/セキュリティモジュール152に伝送し、前記第1のネットワークへの接続を許可するか否かを決定し、前記第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定するようにする(S102)。ここで、前記セキュリティレベルの設定は、前記接続される第1のネットワークによって異なるレベルに適用され、前記設定されたセキュリティレベルは、ネットワーク別に認証/セキュリティモジュール152に格納される。
次に、前記第1のネットワークへの接続が許可されると、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークにネットワーク命令メッセージを伝送し、前記認証/セキュリティモジュール152は、前記ネットワーク命令メッセージを伝送した第1のネットワークの前記設定されたセキュリティレベルを検索する(S104〜S108)。
その後、前記伝送モジュール153は、前記検索された第1のネットワークのセキュリティレベルやネットワーク命令メッセージを第2のネットワークに伝送する(S110)。ここで、 前記第2のネットワークが前記第1のネットワークから伝送されたネットワーク命令メッセージに対する応答メッセージを伝送する場合、認証/セキュリティモジュール152は、前記伝送される応答メッセージのセキュリティレベルをチェックして、セキュリティレベルに適した応答メッセージが伝送されるかをチェックする。ここで、前記セキュリティレベルに適した応答メッセージであるかを確認する目的は、前記設定されているセキュリティレベルよりも高いレベル、即ち、第1のネットワークに伝送されてはいけないレベルのデバイスの情報が伝送されるかを確認するためである。
前記第1のネットワークのセキュリティレベルやネットワーク命令メッセージが第2のネットワークに伝送されると、前記第2のネットワークは、前記 第1のネットワークに通知メッセージを伝送して、前記第2のネットワークに接続されているデバイスを知らせる(S112)。ここで、前記第2のネットワークは、前記第1のネットワークのセキュリティレベルに該当するデバイスのみを選択してそれに対する情報を第1のネットワークに伝送する。
一方、前記第1のネットワークから伝送されたネットワーク命令メッセージが第2のネットワーク内に存在するデバイスを検索する検索メッセージである場合、前記第2のネットワークは、前記第1のネットワークのセキュリティレベルに該当するデバイスを検索し、前記第1のネットワークに伝送し(S118,S120)、前記第1のネットワークから伝送されたネットワーク命令メッセージが第2のネットワーク内の特定のデバイスの情報を要求するメッセージである場合、前記第2のネットワークは、前記ルックアップサービスモジュール140に格納されている該当のデバイスのコンポーネントを検索して、前記第1のネットワークに伝送する。
これにより、前記第1のネットワークは、制御しようとする第2のネットワークのデバイスの情報を要求し、前記第2のネットワークは、該当のデバイスのコンポーネントを検索して、第1のネットワークに伝送する(S114,S116)。従って、前記第1のネットワークは、前記第2のネットワーク上に接続されたデバイスを制御することができる。即ち、前記第1のネットワーク上のデバイスや第2のネットワーク上のデバイスは、同一のネットワーク上に存在しない場合でも、前記第1及び第2のネットワークは、他のネットワーク上の所望のデバイスを制御することが可能となる。
一方、第1のネットワークが第2のネットワークに現在接続されているデバイスの接続解除要求メッセージを伝送すると、前記第2のネットワークは、自分のデバイスと接続されている第1のネットワークを接続リスト(connection list)から削除し、前記第1のネットワークでも現在接続されている第2のネットワーク上に存在するデバイスを接続リストから削除する。また、一定時間の間、前記第1のネットワークから ネットワーク命令メッセージが受信されなければ、第2のネットワークは、第1のネットワークとの接続を自動的に解除する。
本発明の好ましい実施の形態として、我が家のCDプレーヤーにある歌を友達が自分の家で聞きたいという場合について説明する。ここで、前記CDプレーヤーは、UPnP AV MediaServerの機能を持つUPnPデバイスであり、外部に接続されたゲートウェイ上のネットワーク接続装置100に登録されている状態である。
先ず、私が友達に私のゲートウェイの公開IPアドレス及びネットワーク接続装置100に接続されるポート番号を知らせ、友達が私のネットワークにネットワーク間の接続を要求できるようにする。ここで、私のゲートウェイが自体のウェブサーバを持っており、友達にウェブアドレスを知らせ、ウェブページに接続するようにした後、接続要求ボタンを押して接続を要求するようにすることも可能である。
次に、前記友達が私のネットワークに接続要求メッセージを伝送すると、接続モジュール151を介して前記ネットワーク間の接続要求メッセージが伝達され、前記ネットワーク間の接続要求メッセージは、ゲートウェイまたはネットワーク接続装置100に接続されているモニターを通して画面出力される。
これにより、前記伝送されたネットワーク間の接続要求メッセージが友達から伝送されたネットワーク間の接続要求メッセージであるかを確認した後、友達のネットワークの接続を許可し、前記友達のネットワークに対するセキュリティレベルを設定する。例えば、友達のネットワークのセキュリティレベルを2に設定すると、その後、友達が私のネットワークに接続する際、私のネットワーク上に存在するデバイスのうち、レベル2に該当するデバイスのみが接続されることになる。即ち、前記CDプレーヤーの現在のセキュリティレベルは、2に設定されている状態であり、レベル2及びレベル1に設定されている各デバイスは、前記友達に提供される。もし、友達に接続させないデバイスが存在する場合、そのデバイスのレベルを2以上に設定すると、前記デバイスは、友達のネットワークに接続されない。一方、前記友達のネットワークへの接続を許可し、セキュリティレベルを2に設定したデバイスの情報は、セキュリティモジュール152に格納される。
次に、友達が接続されると、伝送モジュール153は、セキュリティレベルが2以下の各デバイスの通知メッセージを、接続モジュール151を介して友達のネットワークに伝送する。
これにより、友達のネットワークは、前記伝送された通知メッセージを分析して、所望のデバイスの情報(ここでは、CDプレーヤーのサービス情報)を要求する。すると、前記友達は、我が家の居間にあるCDプレーヤーを検索することができ、自分の家にあるUPnP MediaRenderer機能を持つCDプレーヤーを通して所望の音楽を聴くことが可能となる。
一方、前記友達が好みのCDを聞き終えて、ネットワークの接続解除を要求すると、前記接続解除要求メッセージが接続モジュール151を介して私のネットワークに伝送される。ここで、私は、友達にCDを聞き終えたか否かを聞いて、解除することもできる。即ち、接続解除要求をすると、接続モジュール151は、伝送モジュール153に解除を要求するメッセージを伝送し、私のネットワークの接続リストから該当のデバイスの接続情報を削除する。また、認証/セキュリティモジュール152に要求して、該当のデバイスの情報を削除するか、それ以上管理しないようにし、伝送モジュール153は、ネットワークの命令メッセージが接続モジュール151を介して外部に伝送されないようにする。
以上のように、添付図面に基づいて本発明の実施の形態を説明してきたが、このような本発明の基本的な技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者にとっては、他の多くの変更が可能であろう。また、本発明は、添付の特許請求の範囲により解釈されるべきであることは言うまでもない。
以上のとおり、本発明によると、個別に独立して存在するネットワークを相互接続することにより、同一のネットワーク上に存在しないデバイスも相互接続して制御できるという効果を有する。
また、使用者が接続を要求するネットワークに対し、接続を許可するか否かを決定し、セキュリティレベルを任意に設定することが可能となり、所望しないネットワークへの接続を避けることができるという効果を有する。
従来のホームネットワーク網を概略的に示す図である。 従来のホームネットワーク上に存在するUPnP被制御デバイスを制御するための動作ステップを示す図であり、ディスカバリの処理ステップをステップステップステップ示す図である。 従来のホームネットワーク上に存在するUPnP被制御デバイスを制御するための動作ステップを示す説明するための図であり、ディスクリップションのステップ(処理)を示す図である。 従来のホームネットワーク上に存在するUPnP被制御デバイスを制御するための動作ステップを示す説明するための図であり、制御動作のステップ(処理)を示す図である。 従来のホームネットワーク上に存在するUPnP被制御デバイスを制御するための動作ステップを示す説明するための図であり、イベントのステップ(処理)を示す図である。 本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する装置が相互接続されている構成を示す概略図である。 本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する装置の内部構成図である。 本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する装置の結合モジュールの内部構成図である。 本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する装置の結合モジュールの内部動作を示す図である。 本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する装置の結合モジュールの内部動作を示す図である。 本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する装置の結合モジュールの内部動作を示す図である。 本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明による個別に独立して存在するネットワークを接続する方法を概略的に示すフローチャートである。
符号の説明
100 ネットワーク接続装置
110 スタックモジュール
120 管理モジュール
130 コンポーネントモジュール
140 ルックアップサービスモジュール
150 結合モジュール

Claims (26)

  1. 第1のネットワークから伝送されたネットワーク間の接続要求メッセージを受信して、自分のネットワークと前記第1のネットワークとを接続させ、前記接続された第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定し、前記設定されたレベルによってネットワーク命令メッセージを制御する結合モジュールを備えることを特徴とするネットワーク接続装置。
  2. 前記結合モジュールは、
    第1のネットワークから伝送されるネットワーク間の接続要求メッセージを受信し、各ネットワークを相互接続させる接続モジュールと、
    前記接続モジュールにネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した前記第1のネットワークへの接続を許可するか否かを決定し、前記第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定及びチェックする認証/セキュリティモジュールと、
    前記認証/セキュリティモジュールが接続を許可した第1のネットワークから要求されたネットワーク命令メッセージを伝送する伝送モジュールとを備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続装置。
  3. ネットワーク上に存在する各デバイスにディスカバリステップを行って各デバイスの情報を収集、管理する管理モジュールと、
    前記管理モジュールから収集した各デバイスの情報に基づいてネットワーク上に存在する各デバイスのサービスを表すコンポーネントを作成するコンポーネントモジュールとを備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続装置。
  4. 前記ネットワーク上に存在する各デバイスに制御メッセージを伝送するスタックモジュールと、
    前記コンポーネントモジュールにより生成されたコンポーネントの情報をルックアップテーブルに格納し、特定のデバイスのサービスの要求があるとき、該当のデバイスのコンポーネント情報を検索するルックアップサービスモジュールとをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続装置。
  5. 前記接続モジュールは、ネットワークまたはネットワーク上に存在するデバイスの接続情報を持っていることを特徴とする請求項2に記載の ネットワーク接続装置。
  6. 前記接続モジュールは、第1のネットワークが所定の時間ごとにネットワーク命令メッセージが伝送されるかをチェックし、所定の時間内にネットワーク命令メッセージが受信されないと、相互接続された各ネットワークの接続を解除することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク接続装置。
  7. セキュリティレベルは、前記接続される第1のネットワークによって異なるレベルが適用されることを特徴とする請求項2に記載のネットワーク接続装置。
  8. 前記伝送モジュールは、前記自分のネットワークと第1のネットワークの間で送受信されるネットワーク命令メッセージを伝送することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク接続装置。
  9. 第1のネットワークが第2のネットワークに初期ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送するステップと、
    前記第2のネットワークが前記伝送された初期ネットワーク間の接続要求メッセージを分析し、前記第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定するステップと、
    前記第1のネットワークが第2のネットワークにネットワーク命令メッセージを伝送するステップと、
    前記第2のネットワークが、前記ネットワーク命令メッセージを伝送した前記第1のネットワークの前記設定されたセキュリティレベルを検索するステップと、
    前記検索されたセキュリティレベル及び伝送されたネットワーク命令メッセージを第2のネットワークに伝送するステップとを含むことを特徴とする個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  10. 前記ネットワーク間の接続要求メッセージは、前記ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した第1のネットワークに対する情報を含むことを特徴とする請求項9に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  11. 前記セキュリティレベルは、前記接続される第1のネットワークによって異なるレベルが適用されることを特徴とする請求項9に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  12. 前記伝送された初期ネットワーク間の接続要求メッセージを分析し、前記第1のネットワークに対するセキュリティレベルを設定するステップは、初期ネットワーク間の接続要求メッセージを分析し、ネットワークへの接続を許可するか否かを決定するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  13. 前記検索されたセキュリティレベル及び伝送されたネットワーク命令メッセージを第2のネットワークに伝送するステップは、前記第1の ネットワークに通知メッセージを伝送するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  14. 前記第2のネットワークが、
    前記伝送されたネットワーク命令メッセージに対する応答メッセージを伝送するステップと、
    前記第2のネットワークの応答メッセージに対するセキュリティレベルをチェックするステップとをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  15. 前記伝送されたネットワーク命令メッセージが第2のネットワーク内のデバイスに対する検索メッセージである場合、前記検索された第1のネットワークのセキュリティレベルに該当するデバイスを検索してそのデバイスの情報を伝送するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  16. 前記伝送されたネットワーク命令メッセージが第2のネットワーク内の特定のデバイスの情報を要求するメッセージである場合、前記第2のネットワークに存在するデバイスのサービスコンポーネント情報のうち、該当のデバイスのコンポーネント情報を検索して伝送するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  17. 前記第1のネットワークから、所定の時間の間ネットワーク命令メッセージが受信されないと、相互接続されたネットワークの接続を解除するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  18. 外部ネットワークから初期ネットワーク間の接続要求メッセージを受信するステップと、
    前記受信された初期ネットワーク間の接続要求メッセージを分析し、前記外部ネットワークに対するセキュリティレベルを設定するステップと、
    前記外部ネットワークからネットワーク命令メッセージを受信するステップと、
    前記ネットワーク命令メッセージを伝送した外部ネットワークの前記設定されたセキュリティレベルを検索するステップと、
    前記検索されたセキュリティレベル及び受信されたネットワーク命令メッセージを前記外部ネットワークと連結されるネットワークに伝送するステップを含むことを特徴とする個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  19. 前記ネットワーク間の接続要求メッセージは、前記ネットワーク間の接続要求メッセージを伝送した外部ネットワークに対する情報を含むことを特徴とする請求項18に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  20. 前記セキュリティレベルは、前記接続される外部ネットワークによって異なるレベルが適用されることを特徴とする請求項18に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  21. 前記受信された初期ネットワーク間の接続要求メッセージを分析し、前記外部ネットワークに対するセキュリティレベルを設定するステップは、前記初期ネットワーク間の接続要求メッセージを分析し、ネットワークへの接続を許可するか否かを決定するステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  22. 前記検索されたセキュリティレベル及び伝送されたネットワーク命令メッセージを自分のネットワークに伝送するステップは、前記外部ネットワークに通知メッセージを伝送するステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  23. 前記伝送されたネットワーク命令メッセージに対する応答メッセージを外部ネットワークに伝送するステップと、
    前記伝送する応答メッセージに対するセキュリティレベルをチェックするステップをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  24. 前記受信されたネットワーク命令メッセージがネットワーク上のデバイスに対する検索メッセージである場合、前記検索された外部ネットワークのセキュリティレベルに該当する各デバイスを検索して伝送するステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  25. 前記受信されたネットワーク命令メッセージがネットワーク上の特定のデバイスを要求するメッセージである場合、前記要求された特定のデバイスに該当するデバイスのサービスコンポーネント情報を検索して伝送するステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
  26. 前記外部ネットワークから、一定時間の間ネットワーク命令メッセージが受信されないと、相互接続されたネットワークの接続を解除するステップをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の個別に独立して存在するネットワークを接続する方法。
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