JP4721466B2 - 平型ケーブル用電気コネクタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は平型ケーブル用電気コネクタの製造方法に関する。
この種のコネクタとしては、特許文献1に開示された形式のものが知られている。この
特許文献1のコネクタは添付図面の図5に見られるように、端子51を密に多数設けるた
めに、端子が金属板の平坦面を維持して外形づけられており、その平坦面に直角方向に配
列されている。端子51は、同図において、横方向に長く互に平行な上腕52と下腕53
と有しこれら両腕が中間位置の連結部54で連結されて、略「エ」字状をなしている。下
腕53はハウジング55の底壁56と接面していると共に該下腕53の一端部57がハウ
ジング55と係止して固定されている。他端部はハウジング外にあって結線を受ける接続
部58を形成している。又、上腕52は、上記連結部54を支点として弾性変位可能とな
っており、一端側に接触部52Aを有し下腕53の対応接触部53Aとの間で平型ケーブ
ルPを圧して接触する(図5(B)参照)。又、他端部には、可動部材59が図5(A)
から図5(B)の状態へ回動することにより、この可動部材59から力を受ける隅部52
Bを有していて、この力で上腕全体が梃子の原理にもとづき上記連結部54を支点として
傾くように変位することによって、上記接触部52Aをケーブルに圧する。
可動部材59は、角部59Aを有し、回動により、上記隅部52Bに対して該角部59
Aがカム部として作用し、この角部59Aが隅部52Bの一辺側から該隅部52Bの頂点
を越えて他辺側に移動する際に、クリック感を得ることができ、又、他辺側に移動した後
も、上記上腕52を圧して接触部52Aでの接圧を維持している。かかる可動部材59は、図5(A)の開位置に相当する状態で横方向に移動されて上腕52と下腕53の間にもたらされ図5(B)の位置へ組み立てられる。
特許第3047862号
この種のコネクタは、横方向の寸法はあまり制約されないが、高さ方向には小寸法であ
ること、いわゆる低背化が求められる。また、平型ケーブルと端子との間に十分な接圧を
もたらすような位置に可動部材がきているかどうかの確認のために、該可動部材の回動の
際に、十分なクリック感が得られることも求められる。
しかしながら、上述した特許文献1のコネクタにあっては、低背化と十分なクリック感
は、一方が満足されれば他方が不十分となってしまう。
端子の上腕52に形成された隅部52Bをなす一辺側と他辺側の二つの直線部が大きな
角度をなしている方が可動部材との接触位置の移動が急激に変化するのでクリック感は大
きい。この角度を大きくした場合、一辺側は上腕の長手方向と定まっているので、他辺側
を該一辺側に対して大きく傾斜するように設定せねばならない。したがって、この他辺側
は高さ方向に大きく傾いて延びるようになり、必要長さを確保するにはこの上腕52の高
さ寸法が大きくなる。これは、端子51の高さ寸法を大きくすることとなり、コネクタの
低背化に逆行する。さらには、上記他辺側は直線的に延びるので、可動部材59との接触
位置が一辺側と他辺側の境をなす隅部52Bの頂点を越えてから急激に上腕への押圧力を
減じてしまい、接触部52Aでのケーブルとの接圧が十分でなくなることにもなる。
換言すれば、この接圧を十分に確保しようとすれば、低背化は可能であるが、隅部での
角度が十分でなくなり、大きなクリック感が得られないということである。
さらには、可動部材59の組立時にあっては、該可動部材59の被組立部分が上腕52と下腕53の間隔よりも小さいので、該可動部材59は難なく組み立てられる。しかし、これは、何の規制もないので、簡単に組立位置から外れてしまうことをも意味する。したがって、可動部材は、端子によらずに、端子配列方向の両端で別途ハウジングによる支持を要する。
本発明は、このような事情に鑑み、低背化を可能としつつ、十分なクリック感が得られ
るとともにクリック感を得た後の端子のケーブルに対する接圧を大きい値に維持できる平
型ケーブル用電気コネクタの可動部材を、組立後に端子に対して圧力をかけずに外れ防止できる平型導体用電気コネクタの製造方法を提供することを目的とする。
本発明方法に係る平型ケーブル用電気コネクタは、金属板の平坦な板面を維持したまま該金属板を外形づけて得られた複数の端子と、該複数の端子をそれらの板面に対し直角方向で所定間隔をもって保持するハウジングと、開位置と閉位置の間で回動を伴って移動可能な可動部材とを備え、端子は平型ケーブルの挿入方向で互いに平行に延びて長手方向の中間位置の連結部で連結された杆状腕部と固定腕部を有し、可動部材は閉位置にて杆状部と固定部に当接するカム部を有し、上記杆状腕部は一端側に上記平型ケーブルを押圧するための押圧部をそして他端側に上記可動部材の閉位置への移動時に該可動部材のカム部からの力を受圧する受圧部とを有し、固定腕部は該受圧部に対向する縁に支持縁を有し、上記杆状腕部は該受圧部での受圧により上記連結部を支点部として該受圧部が端子の板面と同一面内で弾性変位を生じ上記接触部と平型ケーブルとの間に接圧をもたらす平型ケーブル用電気コネクタであって、可動部材のカム部は該可動部材が開位置にあるときには上記端子の固定腕部の支持縁上にて、杆状腕部の受圧部とは非接触で、接触部側での平型ケーブルの挿入を可能とし、閉位置のときに受圧部を圧するような形状を有し、固定腕部の支持縁は凹状部分を有し、可動部材が閉位置のときに凹状部分で支持されるようになっている。
かかる平型ケーブル用電気コネクタの製造方法において、本発明では、コネクタへの組立前の可動部材を開位置に対応する角度位置にもたらし、該可動部材に形成された溝部へ上記状腕部の受圧部が進入してくるように上記可動部材を上記長手方向に移動せしめ、該可動部材のカム部が上記端子の杆状腕部と当接して該杆状腕部を固定腕部から離間せしめるように該杆状腕部を弾性変位させて上記受圧部を上記溝部へ進入させた後、上記カム部を降下させることにより固定腕部凹状部分に収めて上記受圧部に対し非接触とせしめることを特徴としている。
したがって、このような本発明によれば、可動部材に形成された溝部へ上記状腕部の受圧部が進入する方向に移動してくると、カム部が杆状腕部と当接して該杆状腕部を弾性変形させて該杆状腕部と固定腕部との間を拡げ、その結果、相対的には可動部材のカム部が状腕部の受圧部と固定腕部の支持縁の間に進入することとなり、進入後の組立状態ではカム部が降下して該支持縁の凹状部分に収まり、カム部は上記杆状腕部とは非接触となる。組立て完了後は、カム部が凹状部分内にあって上下方向に自由度を有し、しかも外方へは外れることはない。
本発明は、以上のように、コネクタ製造の際、可動部材は組立後、該可動部材の外れが防止される。
以下、添付図面の図1ないし図4にもとづき、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の平型ケーブル用電気コネクタの断面図を示しており、紙面に平行
な平坦面を有する板状の端子が紙面に対して直角な方向に所定間隔でハウジングによって
複数、配列保持されている。
ハウジング10は、電気絶縁材から作られ、外形が略直方形をなし、板状の各端子がそ
の板面を含む面に平行な方向で挿入されるためのスリット状の端子受入孔11が該ハウジ
ング10の上壁10Aと底壁10Bとの間に形成されている。このスリット状の端子受入
孔11は、板状の端子の板厚にほぼ等しく、本実施形態では、端子がハウジングの右端部
から左方に向けて挿入されるようになっている。
上記端子受入孔11は、端子に対応して、紙面に直角方向で所定間隔をもって形成され
ており、上記ハウジング10に左右貫通するように形成されている。
ハウジング10の横方向で略左半分の領域には、上記複数の端子受入孔11を紙面に直
角方向に連通しハウジングの左端に開口するケーブル挿入空間12が形成されている。こ
のケーブル挿入空間12は、挿入されるべき平型ケーブルの厚みよりも高さ方向で若干大
きい寸法となっており、開口部では、ケーブルの挿入を容易とするためにテーパ部12A
をなしている。
一方、ハウジング10の横方向略右半分の領域では、上方に開口して紙面に対して直角
方向で上記複数の端子受入孔11を連通せる開口部13が形成されている。この開口部1
3には、後述の可動部材が配置される。
又、上記ハウジング10には、上記端子受入溝11内で該ハウジング10の上壁10A
と底壁10Bとの間に島状部14が設けられており、該島状部14は、上記端子受入溝1
1の紙面に対し直角方向の対向内壁面を連結している。
上記ハウジング10へ挿入されて保持される端子20は、金属板の板面の平坦面をその
まま維持して外形が輪郭ずけられており、図1のごとく、上部に位置する杆状腕部21と
下部に位置する固定腕部22とを有している。この杆状腕部21と固定腕部22はほぼ平
行に左右に延びており、上記ハウジング10の端子受入孔11の上部そして下部にそれぞ
れ収められている。上記杆状腕部21と固定腕部22とは、左右方向の中間位置で連結部
23で連結されている。
上記杆状腕部21は、連結部23の位置から左方そして右方へ延びていて、左方の前端
位置には下方に突出する鉤状の押圧部21Aを有し、又、右方の後端位置近傍には下縁に
円孤状に凹弯曲せる凹部21Bを有している。該凹部21Bは、その左方で隣接する直状
縁21Cとの境界部に凸部21Dを形成している。この凸部21Dと凹部21Bが下述の
カム部から圧力を受ける受圧部を形成する。又、この杆状腕部21Cはその上縁21Eと
ハウジング10の上壁10Aの内面との間に隙間を形成している。
次に固定腕部22も、上記杆状腕部21と同様に、上記連結部23の位置から左方そし
て右方へそれぞれ延びている。左方に延びる部分の前端には、上記杆状腕部21の押圧部
21Aに対向して、上方に突出せる鉤状の接触部22Aが設けられている。又、上記連結
部23の直左方位置には、上方に突出する略台形の固定部22Bが設けられている。この
固定部22Bは、端子20が上記端子受入孔11へ左方から挿入されたとき、ハウジング
10の底壁10Bと島状部14の間に圧入されて保持される。
上記固定腕部22は連結部23の右方位置に、突状のストッパ部22C、凹弯曲部22
D、そして接続部22Eを順次有している。ストッパ部22Cと接続部22Eとの間は、上記凹弯曲部22Dを含む凹状部分22Gをなしている。上記凹弯曲部22Dは、本実施例の場合、円孤状をなし、上記杆状腕部21の凹部21Bと対向する位置に形成されている。接続部22Eは、ハウジング10外に突出し下方に屈曲されてハウジング10の底壁10Bの下面よりも若干下方に位置する下縁を有し、コネクタが回路基板(図示せず)に配されたときその対応回路部と半田等により接続される。
可動部材30は、ハウジングと同様に電気絶縁材で作られていて、紙面に対し直角方向
にて、ハウジング10とほぼ同じ範囲に及んで延びており、図示のごとく、上記方向で端
子20に対応する位置に、貫通スリット状の溝部31が形成され、この溝部31よりも上
方部分を操作部32、そして下方部分を長円型のカム部33としている。該可動部材30
は使用者の操作により、図1に示す縦方向に直立せる開位置と、横方向に倒置された閉位
置(図3参照)との間を回動を伴って移動することができる。該可動部材30は、図1の
開位置において、その溝部31内に端子の杆状腕部21の右部が進入するように上記ハウ
ジング10へ組み込まれ、カム部33は左部が端子20のストッパ部22Cに近接し、右
部は凹弯曲部22Dの直上に位置するようにして上記端子10の固定腕部22の上縁に当
接している。図1にて、上記カム部33の横方向長さは、端子の凹部21Bと凹弯曲部2
2Dの対向距離よりも大きく作られている。
このように構成される本実施形態のコネクタは、次の要領で組み立てられ、そして使用される。
(1)先ず、ハウジング10へ端子20を組み込む。各端子20はハウジング10の端子受入孔11へ右部の開口側から左方へ向け挿入される。挿入が進行すると、端子20の固定部22Bがハウジング10の底壁10Bと島状部14との間に圧入されると共に、接続部22Eの前縁が、ハウジング10の後端面に当接する。かくして、端子20は所定位置に位置づけられ、その位置でしっかりと保持される。
(2)次に、可動部材30を、図1の状態すなわち上方へ直立する開位置の姿勢で組み立てる。この可動部材30の溝部31へ端子20の杆状腕部21の右部が進入してくるように、該可動部材30を左方へ移動させる。しかる後、そのカム部33が端子20のストッパ部22Cと凹弯曲部22Dとの間の位置まで達すると降下して凹状部分22Gに収まる。かくして、コネクタの組立は完了する。
(3)かかるコネクタは、その使用に際し、所定の回路基板(図示せず)上にもたらされる。端子20の接続部22Eが対応回路部と半田等により接続されると共に、コネクタ自体がそのハウジング等で補強金具やねじ等により回路基板に固定される。
(4)次に、平型ケーブルC、例えば、フレキシブル基板を左方からケーブル挿入空間12へ挿し、しかる後、図2と見られるように、可動部材を閉位置へ向けて時計まわり方向に回動操作する。上記可動部材30が回動すると、カム部33が図1の横方向の姿勢から図2の縦方向の姿勢に変化し、これにより端子20は受圧部の一部をなす凸部21Dで上方へ圧せられて杆状腕部21が連結部23より右方の部分で上方へ傾斜変位する。したがって、てこの原理により、上記杆状腕部21は、上記連結部23を支点として、該連結部23よりも左方の部分がG下方へ傾斜変位する。したがって、端子20の杆状腕部21に形成された押圧部21Aと固定腕部22に形成された接触部22Aの間に挿入されている平型ケーブルCは、杆状腕部21の押圧部21Aにより下方へ押圧され、結果として、該押圧部21Aと固定腕部22の接触部22Aとの間で挟圧される。平型ケーブルCは下面に接続面を有していれば上記接触部22Aで端子と電気的に接触され、もし、上面に接続面を有していれば、上記押圧部21Aで接続される。勿論、両面に接続面を有していれば、両部21A、22Aで接続される。
(5)上記可動部材30の回動移動中、端子20の受圧部での圧力は、カム部33が杆状腕部21の下縁直線部と凹部21Bとの境をなす凸部21Dと当接しているときが最大値を示す。
(6)さらに、上記可撓部材30を回動すると、図3に見られるように、カム部33は凸部21Dを外れて凹部21Bに収まる。この凸部21Dから凹部21Bへの移行時は、凹部21Bの入口側が急勾配となるために、端子での受圧力が急激に減少するために、操作者としては大きなクリック感を得る。カム部33が凹部21内に収まっても、カム部33は、逆方向傾斜の凹部21Bの出口側と接触するようになり杆状湾部21を上記凹部21にて十分に上方へ変位せしめているので、平型ケーブルCの挟圧力は十分に確保されている。又、この状態で凹部21Bは該凹部21Bの入口側と出口側では、互いに逆勾配となっているので、カム部33は安定して位置し、又、不用意な外力を受けても可動部材30が右方へ抜けることが防止される。なお、左方への移動は、端子のストッパ部22Cがその移動を規制する。
本発明は、図示の形態以外にも、種々変形が可能である。例えば、可動部材30の回動
を伴う移動あるいは端子20の抜け防止に関して、図4のごとくの変形を加えることがで
きる。図4では、カム部33の移動の案内を行う端子の凹状部分22Gの右部をなす凹弯曲部22Dは、これに隣接する直線部に対して図1の場合のように窪んではおらず、滑らかに直線部へ移行している。
この場合でも、カム部33は、この凹弯曲部22Dがその円弧状をなす形状で可動部材3
0の右方への抜け防止が図られている。さらに、図4では、端子20は、台形の固定部2
2Bにおけるハウジング10の島状部14への圧入のみならず、接続部22Eの一部に形
成された固定凹部22Fにハウジングの底壁端部10Cが圧入されていて固定を強化して
いる。又、ここでの固定により、接続部22Eが下縁、すなわち半田される部位の位置が
安定して所定位置となる。さらには、端子20は、杆状腕部21の上縁が、端子のハウジ
ング10への圧入時に、対応する上壁10Aの対応テーパ段部10Dにより案内される。
さらには、端子20の受圧部の形状についても変形可能である。図示の例では、受圧部
をなす凸部と凹部は、凸部が直線縁と円孤状の凹部の入口部との境界で不連続に勾配が変
化するように形成されていたが、該凸部が連続的に変化してもよいし、又、凹部が二つ逆
勾配の直線縁によって逆V字状に形成されていてもよい。又、これと同様に、カム部も、
長円形でなくとも、楕円形あるいは、多角形状であってもよい。
本発明の一実施形態の電気コネクタの断面図で、可動部材が開位置にある状 態を示す。 図1のコネクタの断面図で、可動部材が開位置から閉位置へ向けて移動中の 状態を示す。 図1のコネクタの断面図で、可動部材が閉位置にある状態を示す。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 従来のコネクタの断面図で、(A)は可動部材が開位置に、そして(B)は 閉位置にある状態をそれぞれ示す。
符号の説明
10 ハウジング 21D 受圧部(凸部)
10A 上壁 22 固定腕部
10B 底壁 22A 接触部
14 島状部 22B 固定部
20 端子 22E 接続部
21 杆状腕部 22G 凹状部分
21A 押圧部 30 可動部材
21B 受圧部(凹部) 33 カム部
C 平型ケーブル

Claims (1)

  1. 金属板の平坦な板面を維持したまま該金属板を外形づけて得られた複数の端子と、該複数の端子をそれらの板面に対し直角方向で所定間隔をもって保持するハウジングと、開位置と閉位置の間で回動を伴って移動可能な可動部材とを備え、端子は平型ケーブルの挿入方向で互いに平行に延びて長手方向の中間位置の連結部で連結された杆状腕部と固定腕部を有し、可動部材は閉位置にて杆状腕部と固定腕部に当接するカム部を有し、上記杆状腕部は一端側に上記平型ケーブルを押圧するための押圧部をそして他端側に上記可動部材の閉位置への移動時に該可動部材のカム部からの力を受圧する受圧部とを有し、固定腕部は該受圧部に対向する縁に支持縁を有し、上記杆状腕部は該受圧部での受圧により上記連結部を支点部として該受圧部が端子の板面と同一面内で弾性変位を生じ上記接触部と平型ケーブルとの間に接圧をもたらす平型ケーブル用電気コネクタの製造方法であって、可動部材のカム部は該可動部材が開位置にあるときには上記端子の固定腕部の支持縁上にて、杆状腕部の受圧部とは非接触で、接触部側での平型ケーブルの挿入を可能とし、閉位置のときに受圧部を圧するような形状を有し、固定腕部の支持縁は凹状部分を有し、可動部材が閉位置のときに凹状部分で支持されるようにる平型ケーブル用電気コネクタの製造方法において、コネクタへの組立前の可動部材を開位置に対応する角度位置にもたらし、該可動部材に形成された溝部へ上記状腕部の受圧部が進入してくるように上記可動部材を上記長手方向に移動せしめ、該可動部材のカム部が上記端子の杆状腕部と当接して該杆状腕部を固定腕部から離間せしめるように該杆状腕部を弾性変位させて上記受圧部を上記溝部へ進入させた後、上記カム部を降下させることにより固定腕部凹状部分に収めて上記受圧部に対し非接触とせしめることを特徴とする平型導体用電気コネクタの製造方法。
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