JP4717187B2 - 室外機置台 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は室外機置台に関し、特に、高い剛性が得られるとともに見栄えが良くなる室外機置台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エアコン室外機を屋外に設置する際に、室外機置台が使われる。そのような従来の室外機置台の一例として、図21に示された室外機置台について説明する。
【0003】
図21に示すように、従来の室外機置台では、所定の間隔をおいて平行に立設された2本の支柱102a、102bの間をわたすように2本の縦フレーム106a、106dが上部と下部とにそれぞれ取付けられている。同様に、2本の支柱102c、102dの間をわたすように2本の縦フレーム106b、106cが上部と下部とにそれぞれ取付けられている。
【0004】
室外機(図示せず)を挟んで対向する支柱102a、102dの間をわたすように、2本の横フレーム104a、104dが上部と下部とにそれぞれ取付けられている。また、同様にして、支柱102b、102cの間をわたすように、2本の横フレーム104b、104cが上部と下部とにそれぞれ取付けられている。
【0005】
横フレーム104aの一端側は、支柱102aの上部に設けられた受け部103に受入れられている。横フレーム104aの一端側が受け部103aに受入れられた状態で、1本のボルト110およびナット111により両者が固定されている。
【0006】
横フレーム104aの他端側も支柱102dに設けられた受け部103に受入れられた状態で、1本のボルトとナット(いずれも図示せず)により固定される。他の横フレーム104b〜104dについても、それぞれの端部が受け部103に受入れられて、1本のボルトとナットにより固定されている。
【0007】
横フレーム104a、104bの間をわたすように1対のベース108(一部図示せず)が配置されている。エアコン室外機はこの1対のベース108上に載置される。従来の室外機置台は上記のように構成されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の室外機置台では、以下に示すような問題があった。図21に示すように、支柱102a〜102dと横フレーム104a〜104dとの固定は、受け部103aに横フレーム104a〜104dのそれぞれの端部を受入れた状態で1本のボルト110とナット111とにより固定される。
【0009】
このように、1本のボルトとナットにより支柱と横フレームとが固定されるため、室外機置台としての剛性が十分ではなく、また、ねじれも起こしやすい。このため、室外機置台を補強するために、補強板(筋交い)109a、109bが、たとえば支柱102aに設けられた受け部103と支柱102dの下部との間をわたすように取付けられた。その結果、室外機置台として見栄えが悪く、下段の室外機のメンテナンス時に邪魔になった。また、メンテナンスのために補強板109a、109bを外すと室外機置台の強度が落ちて、室外機置台が崩れるおそれがあった。
【0010】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、見栄えが良く、メンテナンス性もよく、しかも十分な剛性が得られる室外機置台を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された室外機置台は、エアコン室外機を載置するための室外機置台であって、支柱と、フレームと、ポスト部材とを有している。フレームは支柱が延びる方向と交差する方向に略水平に配置される。ポスト部材は支柱に固定され、フレームの一端側を支持する。ポスト部材は、フレームの一端側を下方から支えるための支持部と、その支持部から支柱に沿って下方に垂下がった垂下がり部とを備えている。支持部は、フレームの一端側を上方から受入れるための断面形状が略U字状のU字状部を含み、フレームは、支持部を上方から覆うための覆い部を含んでいる。
【0012】
請求項1に記載された室外機置台によれば、支柱に固定されたポスト部材の支持部によりフレームが下方から支持されることで、支柱とフレームとの取付部分の剛性が向上する。その結果、従来の室外機置台と比較すると、剛性が向上して室外機置台を補強するための筋交いなどの補強部材が不要となり、見栄えがよくなる。また、支持部はフレームの一端側を上方から受入れるための断面形状が略U字状のU字状部を含んでいることで、支持部のU字状部によりフレームを容易に受入れてフレームを支持することができる。さらに、フレームは支持部を上方から覆うための覆い部を含んでいることで、フレームを容易に支持することができる。
【0017】
請求項2に記載された室外機置台では、フレームの一端側が支持部に下方から支持された状態で、ポスト部材とフレームとを固定する固定部材を備えている。ポスト部材およびフレームは、ポスト部材とフレームとを貫通する少なくとも2つの貫通孔をそれぞれ含んでいる。固定部材は、貫通孔に挿通される雄ねじ部と、その雄ねじ部に螺合する雌ねじ部とを含んでいる。
【0018】
請求項2に記載された室外機置台によれば、ポスト部材とフレームとを貫通する少なくとも2つの貫通孔に固定部材の雄ねじ部が挿通されて雌ねじ部で固定されることで、ポスト部材とフレームとがより強固に固定されて室外機置台の剛性がさらに向上する。
【0019】
請求項3に記載された室外機置台では、固定部材は皿型座金を含んでいる。
請求項3に記載された室外機置台によれば、ポスト部材とフレームとの締付け強度を向上することができる。
【0020】
請求項4に記載された室外機置台では、貫通孔は角孔を含み、雄ねじ部はその角孔に嵌合する角柱部を含んでいる。
【0021】
請求項4に記載された室外機置台によれば、雄ねじ部の角柱部が角穴に嵌合することで、ポスト部材とフレームとの間にガタが生じるのを防止することができる。
【0022】
請求項5に記載の室外機置台では、角柱部はテーパ部分を含んでいる。
請求項5に記載された室外機置台によれば、角柱部を角穴に容易に嵌合することができる。
【0023】
請求項6に記載の室外機置台では、雌ねじ部は前記皿型座金と一体化された皿型座金ナットを含んでいる。
【0024】
請求項6に記載された室外機置台によれば、雌ねじ部を雄ねじ部に螺合する際に皿型座金を装着するのを忘れたり、紛失したりするのを防止することができる。
【0025】
請求項7に記載の室外機置台では、フレームおよびポスト部材のうちの一方は、一方を他方に係止するための爪部を含んでいる。他方はその爪部を留めるための留め部を含んでいる。
【0026】
請求項7に記載された室外機置台によれば、ポスト部材とフレームとを容易に仮留することができて室外機置台の組立が容易になる。
【0027】
請求項8に記載された室外機置台は、エアコン室外機を載置するための室外機置台であって、支柱と、フレームと、ポスト部材と、固定部材とを備えている。フレームは、支柱が延びる方向と交差する方向に略水平に配置される。ポスト部材は、支柱に固定され、フレームの一端側を支持する。固定部材は、ポスト部材とフレームとを固定する。そのポスト部材は、フレームの一端側を下方から支えるための支持部を含んでいる。ポスト部材およびフレームは、フレームの一端側が支持部に下方から支持された状態で、ポスト部材とフレームとを貫通する少なくとも2つの貫通孔をそれぞれ含んでいる。固定部材は、貫通孔に挿通される雄ねじ部と、その雄ねじ部に螺合する雌ねじ部とを含んでいる。
【0028】
請求項8に記載された室外機置台によれば、支柱に固定されたポスト部材の支持部によりフレームが下方から支持され、そして、固定部材により支柱とフレームとが少なくとも2ヶ所の部分で固定されることで取付部分の剛性が向上する。その結果、従来の室外機置台と比較すると、剛性が向上して室外機置台を補強するための筋交いなどの補強部材が不要となり、見栄えがよくなる。
【0029】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
本発明の実施の形態1に係る室外機置台について説明する。図1に示すように、本室外機置台では、一定の間隔を隔てて2本の支柱2a、2bが立設されている。その2本の支柱2a、2bの間をわたすように縦フレーム6a、6dがそれぞれ上部と下部に取付けられている。室外機(図示せず)を挟んで支柱2a、2bと対向する位置に2本の支柱2d、2cがそれぞれ立設されている。その支柱2d、2cの間をわたすように縦フレーム6b、6cがそれぞれ上部と下部に取付けられている。
【0030】
また、室外機を挟んで対抗する支柱2aと支柱2dとの間をわたすように横フレーム4a、4dがそれぞれ上部と下部に取付けられている。同様に、支柱2bと支柱2cとの間をわたすように横フレーム4b、4cがそれぞれ上部と下部に取付けられている。
【0031】
また、横フレーム4aと横フレーム4bとの間をわたすように1対のベース10a、10bが取付けられている。エアコン室外機(図示せず)は、防振ゴム(図示せず)を介在させてベース10a、10b上に載置される。
【0032】
特に、本室外機置台では、支柱2a〜2dにおいて、図2〜図4に示すように、横フレーム4a〜4dのそれぞれの端部を受入れるためのポスト8が上部と下部とに溶接固定されている。ポスト8は、横フレーム4a〜4dのそれぞれの端部を上方から受入れるための略U字状のU字状部8fと、そのU字状部8fから支柱2a〜2dに沿って下方に延びる垂下がり部8gとを有している。また、ポスト8には、2つの角孔8a、8bがそれぞれ形成されている。
【0033】
一方、図5に示すように、横フレーム4a〜4dのそれぞれの端部には、横フレーム4a〜4dのそれぞれの端部に受入れられた状態でポスト8に形成された角孔8a、8bと繋がる角孔44a、44bが設けられている。
【0034】
さらに、横フレーム4a〜4dのそれぞれの端部には、横フレーム4a〜4dをポスト8に仮留めするための爪部44cが設けられている。この爪部44cは、ポスト8に設けられた留め部8cに係止される。なお、図7に示すようにポスト8に爪8eを設け、図6に示すように、横フレーム4a〜4dのそれぞれの端部に爪部8eが係止される留め部44dを設けることでも、両者を仮留めすることができて組立が容易になる。
【0035】
次に、上述した室外機置台の組立手順について説明する。図8に示すように、まず、2本の支柱2a、2bと縦フレーム6a、6dを溶接した組立体と、2本の支柱2c、2dと縦フレーム6b、6cを溶接させた組立体とを室外機(図示せず)を挟んで対向するように配置する。横フレーム4aの一方の端部を支柱2aの上部に溶接されたポスト8のU字状部8fに受入れる。そして、横フレーム4aの他方の端部を支柱2dの上部に設けられたポスト8のU字状部8fに受入れる。
【0036】
このとき、横フレーム4aのそれぞれの端部に設けられた爪部44cがポスト8に設けられた留め部8cに係止されることで、支柱2a、2dと横フレーム4aとの仮留めがなされる。同様に、横フレーム4bの一方の端部を支柱2bの上部に設けられたポスト8のU字状部8fに受入れ、他方の端部を支柱2cの上部に設けられたポスト8のU字状部8fに受入れて仮留めをする。
【0037】
次に、横フレーム4aがポスト8に受入れられた状態で、ポスト8に設けられた角孔8a、8bと横フレーム4aに設けられた角孔44a、44bにボルト12を挿通する。そのボルト12に皿型座金ナット15を螺合して横フレーム4aの一端側と支柱2dの上部とを固定する。横フレーム4aの他端側についても同様にボルトと皿型座金ナット(いずれも図示せず)により固定する。
【0038】
そして、同様に横フレーム4bのそれぞれの端部をボルトと皿型座金ナット(いずれも図示せず)によりポスト8にそれぞれ固定する。また、横フレーム4d、4c(図示せず)についてもそれぞれの端部をポスト8に固定する。このようにして、室外機置台の組立が完了し、図1に示す室外機置台が得られる。
【0039】
上述した室外機置台によれば、各支柱2a〜2dと横フレーム4a〜4dのそれぞれの端部は、少なくとも2本のボルト12とそのボルト12に螺合する皿型座金ナット15により固定されることで、室外機置台の剛性が大幅に向上する。また、室外機置台のねじれもなくすことができる。
【0040】
また、図9および図10に示すように、ボルト12として角根12aを有するボルト12を用いることで、この角根12aがポスト8に設けられた角孔8a、8bおよび横フレーム4a〜4dのそれぞれの端部に設けられた角孔44a、44bに嵌まって、支柱2a〜2dと横フレーム4a〜4dとをより強固に固定することができて、ガタツキを防止することができる。
【0041】
特に、ボルト12の角根12aとしてテーパが設けられたものを適用することで、容易に角孔8a、8b、44a、44bに嵌めて固定することができる。
【0042】
また、ナットとして、図11に示すように皿型座金ナット15を適用することで締付けをより増すことができるとともに、皿型座金を装着するのを忘れたり、紛失したりするのを防止することができる。
【0043】
このようにして本室外機置台では、十分な剛性が得られるとともに、従来の室外機置台のような補強板は不要になって、室外機の見栄えが良くなる。
【0044】
実施の形態2
本発明の実施の形態2に係る室外機置台について説明する。図12に示すように、本室外機置台では、室外機(図示せず)を挟んで対抗する支柱2aと支柱2dとの間をわたすように横フレーム24a、24dがそれぞれ上部と下部に取付けられている。同様に、支柱2bと支柱2cとの間をわたすように横フレーム24b、24cがそれぞれ上部と下部に取付けられている。
【0045】
特に、本室外機置台では、支柱2a〜2dにおいて、図13〜図15に示すように、横フレーム24a〜24dのそれぞれの端部を支持するためのポスト18が溶接固定されている。ポスト18では、横フレーム24a〜24dを下方から支持するための支持部18cと、その支持部18cから支柱に沿って下方に延びる垂下がり部18dとを有している。なお、このポスト18においては、折り曲げ加工の際にしわが発生するのを防止するための切り欠けは、特に設けられていない。
【0046】
一方、図16に示すように、横フレーム24a〜24dのそれぞれの両端部分には、ポスト18の支持部18cを上から覆うための覆い部54が設けられている。
【0047】
また、ポスト18には2つの角孔18a、18bがそれぞれ形成されている。また、横フレーム24a〜24dのそれぞれの両端部には、横フレーム24a〜24dのそれぞれの端部に設けられた覆い部が支持部18cを覆った状態でその角穴18a、18bと繋がる角孔34a、34bが設けられている。
【0048】
なお、これ以外の構成については実施の形態1において説明した図1に示す室外機置台と同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
【0049】
次に、上述した室外機置台の組立手順について説明する。基本的な組立は、実施の形態1において説明した組立手順と同様である。特に、この室外機置台の場合では、たとえば横フレーム24aの一方の端部の覆い部54を、支柱2aの上部に溶接されたポスト18の支持部18cに被せる。そして、横フレーム24aの他方の端部の覆い部54を、支柱2dの上部に設けられたポスト18の支持部18cに被せる。他の横フレーム24b〜24dについてもそれぞれの端部の覆い部54をポスト18の支持部18cに被せる。
【0050】
横フレーム24aの覆い部をポスト8の支持部18cに被せた状態で、角根ボルトを横フレーム24aに設けられた角孔34a、34bとポスト18に設けられた角孔18a、18bとに挿通する。そして、図17に示すように、角根ボルトに皿型座金ナットを螺合して横フレーム4aの一端側と支柱2dの上部とを固定する。
【0051】
横フレーム4aの他端側についても同様にボルトと皿型座金ナット(いずれも図示せず)により固定する。他の横フレーム24b〜24dとポスト18についても同様にして固定する。このようにして、室外機置台の組立が完了し、図12に示す室外機置台が得られる。
【0052】
上述した室外機置台によれば、実施の形態1において説明したように、各支柱2a〜2dと横フレーム24a〜24dのそれぞれの端部は、少なくとも2本の角根ボルト12とそのボルト12に螺合する皿型座金ナット15によってより強固に固定されて、室外機置台の剛性が大幅に向上する。また、室外機置台の捻れもなくすことができる。
【0053】
このようにして本室外機置台においても、十分な剛性が得られるとともに、従来の室外機置台のような筋交いなどの補強板は不要になって、室外機置台の見栄えが良くなる。
【0054】
また、ポストとしては、上述したポストの他に、たとえば図18または図19に示すように、支柱が延びる方向だけでなくポストが延びる方向に沿っても垂下がり部58a、68aが延長されたポスト58、68をそれぞれ適用してもよい。
【0055】
特に図18に示すポスト58の場合には、横フレーム4a等はポスト58の内側に設けられたストッパ部材58bによって支持される。
【0056】
さらに、図20に示すように、垂下がり部78bを含む側面の形状が略三角形のポスト78を用いてもよい。なお、図19および図20に示すポスト68、78では、横フレーム4aがポスト68、78を覆っているが、図18に示すポスト58のように、下方から横フレーム4aを覆うようなポストであってもよい。いずれのポスト58、68、78を用いても、実施の形態1または実施の形態2において説明した効果と同様の効果を得ることができる。
【0057】
また、ポストと支柱とは溶接により固定される場合について説明したが、ボルト等によって固定されてもよい。
【0058】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0059】
【発明の効果】
請求項1に記載された室外機置台によれば、支柱に固定されたポスト部材の支持部によりフレームが下方から支持されることで、支柱とフレームとの取付部分の剛性が向上する。その結果、従来の室外機置台と比較すると、剛性が向上して室外機置台を補強するための筋交いなどの補強部材が不要となり、見栄えがよくなる。また、支持部はフレームの一端側を上方から受入れるための断面形状が略U字状のU字状部を含んでいることで、支持部のU字状部によりフレームを容易に受入れてフレームを支持することができる。さらに、フレームは支持部を上方から覆うための覆い部を含んでいることで、フレームを容易に支持することができる。
【0062】
請求項2に記載された室外機置台によれば、ポスト部材とフレームとを貫通する少なくとも2つの貫通孔に固定部材の雄ねじ部が挿通されて雌ねじ部で固定されることで、ポスト部材とフレームとがより強固に固定されて室外機置台の剛性がさらに向上する。
【0063】
請求項3に記載された室外機置台によれば、ポスト部材とフレームとの締付け強度を向上することができる。
【0064】
請求項4に記載された室外機置台によれば、雄ねじ部の角柱部が角穴に嵌合することで、ポスト部材とフレームとの間にガタが生じるのを防止することができる。
【0065】
請求項5に記載された室外機置台によれば、角柱部を角穴に容易に嵌合することができる。
【0066】
請求項6に記載された室外機置台によれば、雌ねじ部を雄ねじ部に螺合する際に皿型座金を装着するのを忘れたり、紛失したりするのを防止することができる。
【0067】
請求項7に記載された室外機置台によれば、ポスト部材とフレームとを容易に仮留することができて室外機置台の組立が容易になる。
【0068】
請求項8に記載された室外機置台によれば、支柱に固定されたポスト部材の支持部によりフレームが下方から支持され、そして、固定部材により支柱とフレームとが少なくとも2ヶ所の部分で固定されることで取付部分の剛性が向上する。その結果、従来の室外機置台と比較すると、剛性が向上して室外機置台を補強するための筋交いなどの補強部材が不要となり、見栄えがよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る室外機置台の斜視図である。
【図2】 同実施の形態において、室外機置台のポストを示す正面図である。
【図3】 同実施の形態において、室外機置台のポストを示す一側面図である。
【図4】 同実施の形態において、室外機置台のポストを示す他の側面図である。
【図5】 同実施の形態において、横フレームの端部の部分を示す部分斜視図である。
【図6】 同実施の形態において、横フレームの端部の部分を示す他の斜視図である。
【図7】 同実施の形態において、ポストの部分を示す斜視図である。
【図8】 同実施の形態における室外機置台の分解斜視図である。
【図9】 同実施の形態において、支柱と横フレームとを固定するためのボルトの斜視図である。
【図10】 同実施の形態において、図9に示すボルトと螺合される皿型座金ナットを示す斜視図である。
【図11】 同実施の形態において、ポストと横フレームとが固定された状態を示す部分断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態2に係る室外機置台の斜視図である。
【図13】 同実施の形態において、室外機置台のポストを示す正面図である。
【図14】 同実施の形態において、室外機置台のポストを示す一側面図である。
【図15】 同実施の形態において、室外機置台のポストを示す他の側面図である。
【図16】 同実施の形態において、室外機置台の横フレームを示す斜視図である。
【図17】 同実施の形態において、ポストと横フレームとが固定された状態を示す部分断面図である。
【図18】 実施の形態1および実施の形態2に係る室外機置台に用いられるポスト部材の一変形例を示す側面図である。
【図19】 実施の形態1および実施の形態2に係る室外機置台に用いられるポスト部材の他の変形例を示す側面図である。
【図20】 実施の形態1および実施の形態2に係る室外機置台に用いられるポスト部材のさらに他の変形例を示す側面図である。
【図21】 従来の室外機置台の分解斜視図である。
【符号の説明】
2a〜2d 支柱、4a〜4d、24a〜24d 横フレーム、6a〜6d 縦フレーム、8、18 ポスト、10a、10b ベース、12 ボルト、12a 角根、13 ナット、15 皿型座金ナット。
Claims (8)
- エアコン室外機を載置するための室外機置台であって、
支柱(2a〜2d)と、
前記支柱(2a〜2d)が延びる方向と交差する方向に略水平に配置されるフレーム(4a〜4d、24a〜24d)と、
前記支柱(2a〜2d)に固定され、前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)の一端側を支持するためのポスト部材(8、18)と
を有し、
前記ポスト部材(8、18)は、
前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)の一端側を下方から支えるための支持部(8f、18c)と、
前記支持部(8f、18c)から前記支柱(2a〜2d)に沿って下方に垂下がった垂下がり部(8g、18d)と
を備え、
前記支持部(8f)は、前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)の一端側を上方から受入れるための断面形状が略U字状のU字状部(8f)を含み、
前記フレーム(24a〜24d)は、前記支持部(18c)を上方から覆うための覆い部(54)を含む、室外機置台。 - 前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)の一端側が前記支持部(8f、18c)に下方から支持された状態で、前記ポスト部材(8、18)と前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)とを固定する固定部材(12、15)を備え、
前記ポスト部材(8、18)および前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)は、前記ポスト部材(8、18)と前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)とを貫通する少なくとも2つの貫通孔(8a、8b、44a、44b、18a、18b、34a、34b)をそれぞれ含み、
前記固定部材(12、15)は、
前記貫通孔(8a、8b、44a、44b、18a、18b、34a、34b)に挿通される雄ねじ部(12)と、
前記雄ねじ部(12)に螺合する雌ねじ部(15)と
を含む、請求項1記載の室外機置台。 - 前記固定部材(15)は皿型座金(15)を含む、請求項2記載の室外機置台。
- 前記貫通孔(8a、8b、44a、44b、18a、18b、34a、34b)は角孔(8a、8b、44a、44b、18a、18b、34a、34b)を含み、
前記雄ねじ部(12)は前記角孔(8a、8b、44a、44b、18a、18b、34a、34b)に嵌合する角柱部(12a)を含む、請求項2または3に記載の室外機置台。 - 前記角柱部(12a)はテーパ部分を含む、請求項4記載の室外機置台。
- 前記雌ねじ部(15)は前記皿型座金(15)と一体化された皿型座金ナット(15)を含む、請求項2〜5のいずれかに記載の室外機置台。
- 前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)および前記ポスト部材(8、18)のうちの一方は、一方を他方に係止するための爪部(8e、44c)を含み、
他方は、前記爪部(8e、44c)を留めるための留め部(8c、44d)を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の室外機置台。 - エアコン室外機を載置するための室外機置台であって、
支柱(2a〜2d)と、
前記支柱(2a〜2d)が延びる方向と交差する方向に略水平に配置されるフレーム(4a〜4d、24a〜24d)と、
前記支柱(2a〜2d)に固定され、前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)の一端側を支持するためのポスト部材(8、18)と、
前記ポスト部材(8、18)と前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)とを固定する固定部材(12、15)と
を備え、
前記ポスト部材(8、18)は、前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)の一端側を下方から支えるための支持部(8f、18c)を含み、
前記ポスト部材(8、18)および前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)は、前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)の一端側が前記支持部(8f、18c)に下方から支持された状態で、前記ポスト部材(8、18)と前記フレーム(4a〜4d、24a〜24d)とを貫通する少なくとも2つの貫通孔(8a、8b、44a、44b、18a、18b、34a、34b)をそれぞれ含み、
前記固定部材(12、15)は、
前記貫通孔(8a、8b、44a、44b、18a、18b、34a、34b)に挿通される雄ねじ部(12)と、
前記雄ねじ部(12)に螺合する雌ねじ部(15)と
を含む、室外機置台。
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JPH1144438A (ja) * | 1997-07-24 | 1999-02-16 | O K Kizai Kk | エアコン室外機の平地置台 |
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