JP4717010B2 - カテーテルハブ及びカテーテル組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、複数ルーメン(内腔)・カテーテル用のハブに関するものである。
流体の導入又は患者の身体から流体を除去するためのカテーテルは、身体への流体の導入又は身体からの流体の除去のために、身体を通じて種々の静脈位置や体腔内に配置される。そのようなカテーテル法は、それぞれ1つのルーメンを有する複数のカテーテルを使用することによって行われることができ、又、複数のルーメンを有する単一のカテーテルを使用することによって行われることができる。複数ルーメン・カテーテルの典型例は、デュアル・ルーメン・カテーテルであり、一方のルーメンが患者へ流体を導入し、他方のルーメンが患者から流体を除去する。
カテーテルは、カテーテル法の期間がわずか数日である急性治療の患者や、カテーテル法の期間が数週間または数ヶ月を超える慢性治療の患者に挿入される。血液透析などのカテーテル法のいくつかのタイプのために、カテーテルは、患者の首の近くに位置する患者の身体から伸びるカテーテルの基端部で、患者の頸動脈に挿入される。カテーテルの基端部を構成するコネクタ及びクランプは、挿入部位から伸びるとともに患者の首及び顔の部位に置かれ、特に患者が頭を動かすときや睡眠しようとするときに、患者の通常の行動を妨げる。さらに、患者が頭を回転させることによる前記基端部の過度の動きが、カテーテルを緩めるたり傷つけたりすることがあり、失血あるいは死にさえ、つながることがある。
患者の外側のカテーテルの部分が患者の前記首及び頭の部位から離れて配置されるカテーテルを提供することは有益である。
本発明は、簡潔に言えば、第1のポート(引き込み口)と、前記第1のポートに第1の導管を介して流体連通する第2のポートとを備えるカテーテルハブを提供する。前記第1の導管は、前記第1のポートと前記第2のポートとの間で約135度を越える角度で曲がる。また、前記ハブは、前記第2のポートに第2の導管を介して流体連通する第3のポートも備えている。前記第2の導管は、前記第3のポートと前記第2のポートとの間で約135度を越える角度で曲がる。さらに、前記ハブは、前記第2のポートに流体連通する第4のポートを備えている。前記第4のポートと前記第2のポートとは概ね同軸である。
加えて、本発明は、カテーテル組立体を提供する。前記カテーテル組立体は、第1のポートと、前記第1のポートに第1の導管を介して流体連通する第2のポートを有するハブを備えている。前記第1の導管は、前記第1のポートと前記第2のポートとの間で約135度を越える角度で曲がる。また、前記ハブは、前記第2のポートに第2の導管を介して流体連通する第3のポートも備えている。前記第2の導管は、前記第3のポートと前記第2のポートとの間で約135度を越える角度で曲がる。さらに、前記ハブは、前記第2のポートに流体連通し、前記第2のポートと概ね同軸である第4のポートを備えている。前記第1のポートには、前記第2のポートを介して第1のルーメンが流体連通しており、前記第3のポート及び前記第4のポートには、前記第2のポートを介して第2のルーメンが流体連通している。
さらに、本発明は、ハブボディと、前記ハブボディから伸びる第1のポートと、前記ハブボディから伸びる第2のポートとを備えるカテーテルハブを提供する。前記第2のポートは、前記第1のポートに第1の導管を介して流体連通しており、前記第1の導管は、前記第1のポートと前記第2のポートとの間で約135度を越える角度で曲がる。前記ハブは、さらに、前記ハブボディから伸びる第3のポートを備えている。前記第3のポートは、前記第2のポートに第2の導管を介して流体連通しており、前記第2の導管は、前記第3のポートと前記第2のポートとの間で約135度を越える角度で曲がる。前記ハブボディから第4のポートが伸びている。前記第4のポートは前記第2のポートに流体連通しており、前記第4のポートと前記第2のポートとは概ね同軸である。前記第1のポート、前記第2のポート、前記第3のポート、及び前記第4のポートの全ては、前記ハブボディによって形成される平面内に配置されている。
また、本発明はカテーテルハブも提供する。前記カテーテルハブは、第1のポートと、前記第1のポートに第1の導管を介して流体連通する第2のポートとを備えている。前記第1の導管は、前記第1のポートと前記第2のポートとの間で約135度を越える角度で曲がる。前記ハブは、さらに、前記第2のポートに第2の導管を介して流体連通する第3のポートを備えている。前記第2の導管は、前記第3のポートと前記第2のポートとの間で約135度を越える角度で曲がる。
図面において、類似の符号は、全体を通じて類似の要素を示している。便宜上のためだけに、ここでは特定の専門用語が用いられているが、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。『末(端)』及び『基(端)』なる用語は、各々、本発明にかかるカテーテル組立体のカテーテルの挿入チップ『から離れる』及び『に近づく』方向を言及している。前記専門用語には、特に上述した前記用語、その派生語及び類義語が含まれる。以下は、本発明の好ましい実施形態を述べるものである。しかしながら、この開示に基づいて、本発明がここに述べられる好ましい実施形態に限定されるものでないことは理解されるべきである。
図面を詳細に参照すると、150として通常示されるカテーテル組立体が図1に示されている。図1に示されるカテーテル組立体150は、同軸のダブルルーメン組立体であるが、当該技術に熟達した者は、シングルルーメン組立体や2つ以上のルーメンを備えるカテーテル組立体が本発明の精神及び範囲内で使用されても良いことに気づくであろう。
本発明のカテーテル組立体150は、身体の流体、薬剤、又は他の溶液が患者の身体に導入される及び患者の身体から除去される種々の用途、例えば、環流、注入、血漿交換、血液透析、化学療法などに使用されるよう構成されることができる。カテーテルが挿入される部位は、好ましくは、内頸静脈などの血管であるが、身体の中の任意の適当な部位であってもよい。カテーテル組立体を使用することができる他の部位は、例えば、大腿骨及び鎖骨下静脈と、任意の膿瘍腔と、手術後の穴と、腹膜腔と、腹内、横隔膜下、及び肝下を含む身体の他の部位と、を含む他の血管を含む。これらの部位が典型的であり、カテーテル組立体150が、カテーテルが挿入される種々の部位において流体を除去又は導入するために使用できることは、この開示から、当該技術分野では通常の技術の1つによって理解されるであろう。
図1及び図1Aに示すようにカテーテル組立体150の実施例は、好ましくは、内頸静脈のような血管から浄化されるべき血液の摂取又は除去、及び同じ血管への浄化された血液の導入に有用であるものとする。前記血液は、本発明のカテーテル組立体150のルーメンに流体連通するように取り付けられた任意の適当な血液透析装置によって浄化されることができる。また、カテーテル組立体150は、薬剤や、例えばブドウ糖や食塩水を含む他の流体を、患者の体内に導入するために使用されることもできる。
本発明の好ましい実施形態について記述する目的のために、カテーテル組立体150が、血液透析の好ましい用途、より具体的には、内頸静脈を通じて流れる血液の浄化に関して記述される。しかしながら、カテーテル組立体150が、流体を、身体に導入又は身体から除去する他の医学的用途に有益に使用されることができるように、カテーテルの大きさ及び/又はカテーテルの部材及び/又はカテーテル組立体150のルーメンを増加又は減少させることによって構成及び適応されることができることは、この開示に基づく当該技術分野の1つの技術によって理解されるであろう。
カテーテル組立体150には、本発明にかかるカテーテルハブ100が組み込まれている。図2及び図3は、本発明の実施形態にかかるカテーテルハブ100を詳細に示している。カテーテルハブ100は、ハブボディ102と、そこから伸びる複数のポートとを備えている。第1のポート104は第2のポート108に第1の導管106を介して流体連結されている。第1の導管106は、第1のポート104と第2のポート108との間で、少なくとも135度、好ましくは約150度の角度で曲がる。第2のポート108は、第1の導管106に流体連通する第1のハブカニューレ110を備えている。第2のポート108の近くの第1の導管106には、第2のハブカニューレ112が流体連通している。図2及び図3からわかるように、第2のハブカニューレ112は、第1のハブカニューレ110よりも直径が小さいことが好ましい。図3からわかるように、第1のハブカニューレ110と第2のハブカニューレ112とは、同軸であることが好ましい。なお、図2においては、第2のハブカニューレ112が第1の導管106のみに伸びるように示されているが、当該技術に熟達した者は、第2のハブカニューレ112が第2のポート108に向けて第1の導管106内に伸びても良いことに気づくであろう。
第2のカニューレ112には、第2の導管122を介して第3のポート120が流体連通している。第2の導管122は、第3のポート120と第2のハブカニューレ112との間で、少なくとも135度、好ましくは約150度の角度で曲がる。第3のポート120と第2のハブカニューレ112には、第4のポート130が流体連通している。第4のポート130は、第4のポート130と第2のポート108との間で第2のハブカニューレ112を通って概ね真っ直ぐな線を形成するように、第2のハブカニューレ112に整列していることが好ましい。第4のポート130と第2のポート108との間の真っ直ぐな線の特徴は、患者内へのカテーテル組立体150の挿入の間にハブ100を通るガイドワイヤ(図示せず)の挿入を容易にする。
カテーテルハブ100は、ポリスチレン、ポリカーボネート、又はABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)などの非晶質高分子で構成されることが好ましいが、当該技術に熟達した者は、カテーテルハブ100が他の適当な生体適合性のある材料で構成されても良いことに気づくであろう。また、カテーテルハブ100は、図3に示されるカテーテルハブ100の上部140、及びカテーテルハブ100の上部140の概ね鏡像であるカテーテルハブ100の下部142を成型することによって作成されることが好ましい。上部140と下部142とは、中央線143に沿って結合される。上部140と下部142とは、接着剤によって結合されてもよいし、溶剤結合によっても、超音波接合によっても、あるいは当該技術に熟達した者には知られている他の適当な方法によって結合されてもよい。
図3に見られるように、第1のポート104、第2のポート108、及び第3のポート120は全て、中央線143を含んで紙面に対して垂直に伸びる平面『P』内に概ね配置されている。なお、第4のポート130(図3では図示せず)も、平面P内に概ね配置されている。
状況に応じて、一例として図2に示される一対の縫合ウイング144が、ハブボディ102から伸びていても良い。各縫合ウイング144は、カテーテル組立体150が患者に挿入された後にカテーテルハブ100が動かないように、外科医が患者の皮膚にカテーテルハブ100を縫合することを可能にする縫合用開口146を備えている。縫合ウイング144は、図2に示すように、第1のポート104と第4のポート130との間と、第4のポート130と第3のポート120との間とに配置されることが好ましい。ハブ100が患者に接続された後に、ハブ100への一様な支持を提供するために、2つの縫合ウイング144が使用されることが望ましい。図2には2つの縫合ウイング144が示されているが、当該技術に熟達した者は、より少ない又はより多くの縫合ウイングが本発明の範囲から逸脱することなく存在しても良いことに気づくであろう。
カテーテルハブ100は、ペンシルバニア州,ハーレイズビルのメディカルコンポーネンツ社によって製造されたDUO−FLOWTMなどの、同軸ルーメンを利用するカテーテル組立体150のバージョンで使用されても良い。図1及び図1Aを参照すると、典型的なカテーテル組立体150が、第2のポート108から末端側に伸びる第1及び第2の同軸ルーメン152,154を備えている。第1のルーメン152の基端部152Aは、第1のハブカニューレ110及び第1のポート104に流体連通している。第2のルーメン154の基端部154Aは、第2のハブカニューレ112と、第3のポート120と、第4のポート130とに流体連通している。第2のルーメン154の基端部154Aは、第1のハブカニューレ110を通って伸びているが、第1のハブカニューレ110には流体連通していない。
第1のポート104には第1の延伸管160が末端部160Aで連結されており、第1の延伸管160と第1のポート104との間は流体連通している。第1の延伸管160の基端部160Bは、例えば、当該技術分野ではよく知られているルアーロックなどの第1のコネクタ162に連結されている。第1の延伸管160上で末端部160Aと基端部160Bとの間には、第1のコネクタ162とカテーテルハブ100との間に流れる流体を解放可能に締め付けるために、当該技術分野では良く知られているカテーテルクランプ164が配置されることが好ましい。
第3のポート120には第2の延伸管170が末端部170Aで連結されており、第2の延伸管170と第3のポート120との間は流体連通している。第2の延伸管170の基端部170Bは、例えば、当該技術分野ではよく知られているルアーロックなどの第2のコネクタ172に連結されている。第2の延伸管170上で末端部170Aと基端部170Bとの間には、第2のコネクタ172とカテーテルハブ100との間に流れる流体を解放可能に締め付けるために、当該技術分野では良く知られているカテーテルクランプ174が配置されることが好ましい。
第3のポート130には第3のコネクタ180が固定的に連結されることが好ましい。図1には、ハブボディ102から離れる第3のコネクタ180の延伸距離を最小限にするために、第4のポート130に直接的に連結されたコネクタ180が示されている。しかしながら、当該技術に熟達した者は、導管、例えば延伸管(図示せず)が、第3のコネクタ180と第4のポート130との間に配置されて、前記延伸管の基端部が第3のコネクタ180に連結されるとともに前記延伸管の末端部が第4のポート130に連結されても良いことに気づくであろう。前記延伸管は、第3のコネクタ180を患者の首から離れて動かすために、曲げられることができるように、非常に柔軟であることが好ましい。
患者の頸静脈『V』に切開口『I』を通じて設置されたカテーテル組立体150の図は、図4に概略的に示されている。患者内へのカテーテル組立体150の挿入の間、当該技術分野ではよく知られているカテーテルガイドワイヤ上に、カテーテル組立体150が挿入されて、カテーテル組立体150が患者内に挿入された後、前記ガイドワイヤを第4のポート130から基端方向に引くことによって、前記ガイドワイヤをカテーテル組立体150から引き抜くことができる。図4からわかるように、カテーテルハブ100は患者の首の部位の近くに配置されるが、第1の延伸管160及び第2の延伸管170は、患者が自分の頭を曲げたときに邪魔にならないように、患者の首から離れて概ね下方に伸びている。第3のコネクタ180は、患者に最小限の邪魔をする。
図1のカテーテル組立体を参照すると、使用中、第1の延伸管160及び第2の延伸管170は、例えば当該技術分野では良く知られている血液透析器(図示せず)などの医療用装置に接続される。血液は、第1のルーメン152と、第1のカニューレ110と、第1の導管106及び第1のポート104と、第1の延伸管160とを通じて、患者から血液透析器に引かれる。処理後の血液は、血液透析器から、第2の延伸管170と、第3のポート120と、第2の導管122とを通じて第2のハブカニューレ112に戻され、次いで、第2のハブカニューレ112と第2のルーメン154とを通じて患者に戻される。
もし、患者に、薬剤などの付加的な流体を投与することを望むなら、例えば注射器(図示せず)などの装置をハブ100の第3のコネクタ180に接続することによって薬剤を投与することができる。前記注射器は、付加的な流体を第2のルーメン154内及び患者内に直接的に投与することができるように、第4のポート130を通じて第2のハブカニューレ112内に挿入される。
図5、図5A、及び図6には、本発明にかかるカテーテルハブ200の他の実施形態を用いたカテーテル組立体250が示されている。前記カテーテル組立体は、隣り合うルーメン252、254を使用する。カテーテルハブ200を使用するカテーテル組立体の一例としては、ペンシルバニア州,ハーレイズビルのメディカルコンポーネンツ社によって製造されたSPILIT−CATH(登録商標)カテーテルがある。
図6から図7を参照すると、ハブ200が、ハブボディ202と、そこから伸びる複数のポートを備えている。第1のポート204は、第2のポート208に第1の導管206を介して流体連結されている。第2のポート208は、隔壁209によって第1のハブカニューレ210と第2のハブカニューレ212とに分けられている。第1のポート204は、第1のハブカニューレ210にのみ流体連通している。第1の導管206は、第1のポート204と第2のポート208との間で、少なくとも135度、好ましくは約150度の角度で曲がる。
第2のポート208には、第3のポート220が第2の導管222を介して流体連結されている。第3のポート220は、第2のハブカニューレ212にのみ流体連結している。第2の導管222は、第3のポート220と第2のポート208との間で、少なくとも135度、好ましくは約150度の角度で曲がる。第2のハブカニューレ212は、第2の導管222と第2のポート208との間に流体連通を提供する。
第3のポート220及び第2のハブカニューレ212には、第4のポート230が流体連通している。第4のポート230は、第4のポート230と第2のポート208との間で第2のハブカニューレ212を通って概ね真っ直ぐな線を形成するように、第2のハブカニューレ212に整列していることが好ましい。第4のポート230と第2のポート208との間の真っ直ぐな線の特徴は、患者内へのカテーテル組立体250の挿入の間にハブ200を通るガイドワイヤ(図示せず)の挿入を容易にする。
カテーテルハブ200は、ポリスチレン、ポリカーボネート、又はABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)などの非晶質高分子で構成されることが好ましいが、当該技術に熟達した者は、カテーテルハブ200が他の適当な生体適合性のある材料で構成されても良いことに気づくであろう。また、カテーテルハブ200は、図7に示されるカテーテルハブ200の上部240、及びカテーテルハブ200の上部240の概ね鏡像であるカテーテルハブ200の下部242を成型することによって作成されることが好ましい。上部240と下部242とは、中央線243に沿って結合される。上部240と下部242とは、接着剤によって結合されてもよいし、溶剤結合によっても、超音波接合によっても、あるいは当該技術に熟達した者には知られている他の適当な方法によって結合されてもよい。図7に見られるように、第1のポート204、第2のポート208、及び第3のポート220は全て、中央線243を含んで紙面に対して垂直に伸びる平面『P』内に概ね配置されている。なお、第4のポート230(図7では図示せず)も、平面P内に概ね配置されている。
状況に応じて、一例として図6にのみ示される一対の縫合ウイング244が、ハブボディ202から伸びていても良い。各縫合ウイング244は、カテーテル組立体250が患者に挿入される間にカテーテルハブ200が動かないように、外科医が患者の皮膚にカテーテルハブ200を縫合することを可能にする縫合用開口246を備えている。縫合ウイング244は、図6に示すように、第1のポート204と第4のポート230との間と、第4のポート230と第3のポート220との間とに配置されることが好ましい。図6には2つの縫合ウイング244が示されているが、当該技術に熟達した者は、より少ない又はより多くの縫合ウイングが本発明の範囲から逸脱することなく存在しても良いことに気づくであろう。
図5及び図5Aを参照すると、カテーテル組立体250は、第2のポート208から末端側に伸びる第1のルーメン252及び第2のルーメン254を備えている。第1のルーメン252の基端部252Aは、第1のハブカニューレ210に流体連通しているが、第2のハブカニューレ212には流体連通していない。第2のルーメン254の基端部254Aは、第2のハブカニューレ212に流体連通しているが、第1のハブカニューレ210には流体連通していない。
さらに図5を参照すると、第1のポート204には第1の延伸管260が末端部260Aで連結されており、第1の延伸管260と第1のポート204との間は流体連通している。第1の延伸管260の基端部260Bは、例えば、当該技術分野ではよく知られているルアーロックなどの第1のコネクタ262に連結されている。第1の延伸管260上で末端部260Aと基端部260Bとの間には、第1のコネクタ262とカテーテルハブ200との間に流れる流体を解放可能に締め付けるために、当該技術分野では良く知られているカテーテルクランプ264が配置されることが好ましい。
第3のポート220には第2の延伸管270が末端部270Aで連結されており、第2の延伸管270と第3のポート220との間は流体連通している。第2の延伸管270の基端部270Bは、例えば、当該技術分野ではよく知られているルアーロックなどの第2のコネクタ272に連結されている。第2の延伸管270上で末端部270Aと基端部270Bとの間には、第2のコネクタ272とカテーテルハブ200との間に流れる流体を解放可能に締め付けるために、当該技術分野では良く知られているカテーテルクランプ274が配置されることが好ましい。
第3のポート230には第3のコネクタ280が固定的に連結されることが好ましい。図5には、ハブボディ202から離れる第3のコネクタ280の延伸距離を最小限にするために、第4のポート230に直接的に連結されたコネクタ280が示されている。しかしながら、当該技術に熟達した者は、導管、例えば延伸管(図示せず)が、第3のコネクタ280と第4のポート230との間に配置されて、前記延伸管の基端部が第3のコネクタ280に連結されるとともに前記延伸管の末端部が第4のポート230に連結されても良いことに気づくであろう。
カテーテル組立体250は、図4に示されるようにカテーテル組立体150が患者内に挿入されるのと概ね同様にして、患者内に挿入される。カテーテル組立体250の動作は、上述したカテーテル組立体150の動作と同様である。しかしながら、流体は、同軸ルーメン152、154によって患者から引かれて患者に戻されることに代えて、隣り合ったルーメン252、254のそれぞれによって患者から引かれて患者に戻される。
図8から図11には、本発明にかかるカテーテルハブ300の第3の実施形態を用いたカテーテル組立体350が示されている。カテーテル組立体350は、カテーテルハブ300に連結される3つのルーメンを使用しており、図8A及び図11に詳細に示されている。
図8から図10を参照すると、ハブ300が、ハブボディ302と、そこから伸びる複数のポートを備えている。第1のポート304は、第2のポート308に第1の導管306を介して流体連結されている。第2のポート308は、第1のハブカニューレ310と、第2のハブカニューレ312と、第3のハブカニューレ313とに分けられている。第3のハブカニューレ313は、第2のポート308と第4のポート330との間で夫々伸びる上部スロット(溝)313aと下部スロット313bとを備えている。上部スロット313aと下部スロット313bとは、ハブ300に連結されたカテーテル351(図8A及び図11に示す)に係合するように配置されている。第1の導管306は、第1のポート304と第2のポート308との間で、少なくとも135度、好ましくは約150度の角度で曲がる。
第2のポート308には、第3のポート320が第2の導管322を介して流体連結されている。第2のハブカニューレ312のみを備える第2の導管322は、第3のポート320と第2のポート308との間で、少なくとも135度、好ましくは約150度の角度で曲がる。
第3のハブカニューレ313には、第4のポート330が流体連通している。第4のポート330は、第4のポート330と第2のポート308との間で第3のハブカニューレ313を通って概ね真っ直ぐな線を形成するように、第3のハブカニューレ313に整列していることが好ましい。第4のポート330と第2のポート308との間の真っ直ぐな線の特徴は、患者内へのカテーテル組立体350の挿入の間にハブ300を通るガイドワイヤ(図示せず)の挿入を容易にする。
カテーテルハブ300は、ポリスチレン、ポリカーボネート、又はABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)などの非晶質高分子で構成されることが好ましいが、当該技術に熟達した者は、カテーテルハブ300が他の適当な生体適合性のある材料で構成されても良いことに気づくであろう。また、カテーテルハブ300は、図10に示されるカテーテルハブ300の上部340、及びカテーテルハブ300の上部340の概ね鏡像であるカテーテルハブ300の下部342を成型することによって作成されることが好ましい。上部340と下部342とは、中央線343に沿って結合される。図10に見られるように、第1のポート304、第2のポート308、及び第3のポート320は全て、中央線343を含んで紙面に対して垂直に伸びる平面『P』内に概ね配置されている。なお、第4のポート330(図10では図示せず)も、平面P内に概ね配置されている。
状況に応じて、一例として図8及び図9にのみ示される一対の縫合ウイング344が、ハブボディ302から伸びていても良い。各縫合ウイング344は、カテーテル組立体350が患者に挿入される間にカテーテルハブ300が動かないように、外科医が患者の皮膚にカテーテルハブ300を縫合することを可能にする縫合用開口346を備えている。縫合ウイング344は、図9に示すように、第1のポート304と第4のポート330との間と、第4のポート330と第3のポート320との間とにも配置されることが好ましい。
図8及び図8Aを参照すると、カテーテル組立体350は、第2のポート308から末端側に伸びる第1のルーメン352、第2のルーメン354、及び第2のルーメン356を備えている。
図11には、カテーテル351の基端部351Aが示されている。カテーテル351の基端部351Aは、第3のルーメン356とともに、第1のルーメン352を第2のルーメン354から分離する第1の隔壁358及び第2の隔壁359を備えている。第1の隔壁358は上部スロット313aに挿入され、第2の隔壁359は下部スロット313aに挿入されて、第1のハブカニューレ310、第2のハブカニューレ312、及び第3のハブカニューレ313が互いに流体的に分離されるようにする。
図8を参照すると、第1のルーメン352の基端部352Aは、第1のハブカニューレ310に流体連通しているが、第2のハブカニューレ312又は第3のハブカニューレ313には流体連通していない。第2のルーメン354の基端部354Aは、第2のハブカニューレ312に流体連通しているが、第1のハブカニューレ310又は第3のハブカニューレ313には流体連通していない。第3のルーメン356の基端部356Aは、第3のハブカニューレ313に流体連通しているが、第1のハブカニューレ310又は第2のハブカニューレ312には流体連通していない。第3のルーメン356は概ね円形の断面を有することが好ましく、図8Aに示されているルーメン352、354、及び356の断面図に示されているように、概ね半環状断面を有する第1のルーメン352及び第2のルーメン354の夫々がルーメン356の周りに配置されていることが好ましい。
図8を参照すると、第1のポート304には第1の延伸管360が末端部360Aで連結されており、第1の延伸管360と第1のポート304との間は流体連通している。第1の延伸管360の基端部360Bは、例えば、当該技術分野ではよく知られているルアーロックなどの第1のコネクタ362に連結されている。第1の延伸管360上で末端部360Aと基端部360Bとの間には、第1のコネクタ362とカテーテルハブ300との間に流れる流体を解放可能に締め付けるために、当該技術分野では良く知られているカテーテルクランプ364が配置されることが好ましい。
第3のポート320には第2の延伸管370が末端部370Aで連結されており、第2の延伸管370と第3のポート320との間は流体連通している。第2の延伸管370の基端部370Bは、例えば、当該技術分野ではよく知られているルアーロックなどの第2のコネクタ372に連結されている。第2の延伸管370上で末端部370Aと基端部370Bとの間には、第2のコネクタ372とカテーテルハブ300との間に流れる流体を解放可能に締め付けるために、当該技術分野では良く知られているカテーテルクランプ374が配置されることが好ましい。
第3のポート330には第3のコネクタ380が固定的に連結されることが好ましい。図8には、ハブボディ302から離れる第3のコネクタ380の延伸距離を最小限にするために、第4のポート330に直接的に連結されたコネクタ380が示されている。しかしながら、当該技術に熟達した者は、導管、例えば延伸管(図示せず)が、第3のコネクタ380と第4のポート330との間に配置されて、前記延伸管の基端部が第3のコネクタ380に連結されるとともに前記延伸管の末端部が第4のポート330に連結されても良いことに気づくであろう。
カテーテル組立体350は、図4に示されるようにカテーテル組立体150が患者内に挿入されるのと概ね同様にして、患者内に挿入される。カテーテル組立体350の動作は、カテーテル組立体150の2つの分離された同軸ルーメン152、154に代えて、カテーテル組立体350の三つの分離されたルーメン352、354、及び356を備えることを除いては、上述したカテーテル組立体150の動作と同様であり、カテーテル組立体350は、第1のルーメン352及び第2のルーメン354を使用する血液透析などの処置の間、患者内に血液等の流体を循環するために使われることができる一方、第3のルーメン356は、前記処置の間、薬剤などの付加的な流体を投与するのに使うことができる。
上述した実施形態に、その広い発明の概念から逸脱することなく、変更を加えることができることは、当該技術に熟達した者に認識されるであろう。それゆえ、本発明は、開示した特定の実施形態に限らず、添付の特許請求の範囲に定義されるような本発明の精神及び範囲内の改良に及ぶことを意図するものであることは理解されるべきである。
以上の本発明の好ましい実施形態の詳細な説明及び上述した要旨は、ここに組み込まれ且つこの明細書の一部を構成する添付の図面とともに読むことで、より理解されるであろう。本発明を図示する目的のために、現在好ましいとされる実施形態が図中に示されている。しかしながら、本発明は、図示されている正確な配置や手段に限定されないことは理解されるべきである。図面において:
図1は、本発明の第1実施形態にかかるカテーテルハブを用いたカテーテルの平面図である。 図1Aは、図1の1A−1A線に沿ったカテーテルの拡大断面図である。 図2は、本発明の第1実施形態にかかるカテーテルハブの拡大平面断面図である。 図3は、本発明の第1実施形態にかかるカテーテルハブの拡大側面図である。 図4は、本発明の第1実施形態にかかるカテーテル及びカテーテルハブの、患者に挿入されている状態の正面図である。 図5は、本発明の第2実施形態にかかるカテーテルハブを用いたカテーテルの平面図である。 図5Aは、図5の線5A−5Aに沿ったカテーテルの拡大断面図である。 図6は、本発明の第2実施形態にかかるカテーテルハブの拡大平面断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態にかかるカテーテルハブの拡大側面図である。 図8は、本発明の第3実施形態にかかるカテーテルハブを用いたカテーテルの平面図である。 図8Aは、図5の線8A−8Aに沿ったカテーテルの拡大断面図である 図9は、本発明の第3実施形態にかかるカテーテルハブの拡大平面断面図である。 図10は、本発明の第3実施形態にかかるカテーテルハブの拡大側面図である。 図11は、本発明の第3実施形態にかかるカテーテルハブに挿入されるように構成されたカテーテルの基端部の斜視図である。
符号の説明
100、200、300 カテーテルハブ
102、202、302 ハブボディ
104、204、304 第1のポート
106、206 第1の導管
108、208、308 第2のポート
110、210、310 第1のハブカニューレ
112、212、312 第2のハブカニューレ
120、220、320 第3のポート
130、230、330 第4のポート
140、240、340 上部
142、242、342 下部
143、243、343 中心線
144、244、344 縫合ウイング
146、246、346 縫合用開口
150、250、350 カテーテル組立体
152、252、352 第1のルーメン
152A、154A、160B、170B、252A、254A、260B、270B、351A、352A、354A、356A、360B、370B 基端部
154、254、354 第2のルーメン
160、260、360 第1の延伸管
160A、170A、260A、270A、360A、370A 末端部
162、262、362 第1のコネクタ
164、264、274、364、374、 カテーテルクランプ
170、270、370 第2の延伸管
172、272、372 第2のコネクタ
180、280、380 第3のコネクタ
209 隔壁
222 第2の導管
309a
313 第3のハブカニューレ
313a 上部スロット
313b 下部スロット
313B
351 カテーテル
356 第3のルーメン
358 第1の隔壁
359 第2の隔壁

Claims (13)

  1. 患者の血管に埋め込まれるカテーテルの基端部を固定するとともに複数の延伸管を固定するためのカテーテルハブであって、
    前記カテーテルハブは、第1のポート、第2のポート、及び第3のポートを有するハブボディを備え、
    前記ハブボディは、第2のポートで前記カテーテルの基端部を接続可能であり、
    前記第2のポートは、前記第1のポートに第1の導管を介して流体連通し、前記第1の導管を通じて流れる流体が前記第1のポートと前記第2のポートとの間で135度を越える角度で曲がり、
    前記第3のポートは、前記第2のポートに第2の導管を介して流体連通し、前記第2の導管を通じて流れる流体が前記第3のポートと前記第2のポートとの間で135度を越える角度で曲がる
    カテーテルハブ。
  2. さらに、前記第1のポート、前記第2のポート、及び前記第3のポートの少なくとも1つに流体連通する第4のポートを備える、請求項1に記載のカテーテルハブ。
  3. 前記第4のポートが前記第2のポートに流体連通する、請求項2に記載のカテーテルハブ。
  4. 前記第1のポート、前記第2のポート、前記第3のポート、及び前記第4のポートの全てが、前記ハブボディによって形成される1つの平面内に配置されている、請求項2又は請求項3に記載のカテーテルハブ。
  5. 前記第1の導管を通じて流れる流体が150度の角度で曲がる、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のカテーテルハブ。
  6. 前記第2の導管を通じて流れる流体が150度の角度で曲がる、請求項1から請求項5のいずれか1つに記載のカテーテルハブ。
  7. 前記第2のポートが第1の部分と第2の部分とを備え、前記第1のポートを通じて流れる流体が前記第1の部分に流体連通し、前記第3及び第4のポートを通じて流れる流体が前記第2の部分に流体連通する、請求項2から請求項6のいずれか1つに記載のカテーテルハブ。
  8. 前記第2のポートが第1の部分と第2の部分と第3の部分とを備え、前記第1のポートを通じて流れる流体が前記第1の部分に流体連通し、前記第3のポートを通じて流れる流体が前記第2の部分に流体連通し、前記第4のポートを通じて流れる流体が前記第3の部分に流体連通する、請求項2から請求項6のいずれか1つに記載のカテーテルハブ。
  9. 前記第2のポートは、異なる方向に流体を送る複数の導管への入口を含み、複数の方向に同時的に流体を送るよう構成されている、請求項1から請求項8のいずれか1つに記載のカテーテルハブ。
  10. 請求項1に記載のカテーテルハブを備えるカテーテル組立体であって、
    前記第2のポートに流体連通する第4のポートであって、当該第4のポートを通る流体の流れと前記第2のポートとが概ね同軸である第4のポートと、
    前記第2のポートで前記カテーテルハブと接続される基端部、前記第2のポートと前記第1のポートに流体連通する第1のルーメン、及び前記第2のポートを介して前記第3のポートと前記第4のポートとに流体連通する第2のルーメンを有するカテーテルと
    を備える、カテーテル組立体。
  11. 前記第1のルーメンと前記第2のルーメンが同軸であるとともに互いに隣りあう、請求項10に記載のカテーテル組立体。
  12. 前記第1の導管を通じて流れる流体が150度の角度で曲がり、前記第2の導管を通じて流れる流体が150度の角度で曲がる、請求項10又は請求項11に記載のカテーテル組立体。
  13. 前記第2のポートが複数の方向に同時的に流体を送るように構成されている、請求項10から請求項12のいずれか1つに記載のカテーテル組立体。
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