JPH08504627A - 曲り同軸カテーテル - Google Patents

曲り同軸カテーテル

Info

Publication number
JPH08504627A
JPH08504627A JP6514642A JP51464293A JPH08504627A JP H08504627 A JPH08504627 A JP H08504627A JP 6514642 A JP6514642 A JP 6514642A JP 51464293 A JP51464293 A JP 51464293A JP H08504627 A JPH08504627 A JP H08504627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
catheter
tip
outer tube
inner tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6514642A
Other languages
English (en)
Inventor
マーチン,ジェフリー・エス.
Original Assignee
メドープロ・デザイン,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メドープロ・デザイン,インコーポレイテッド filed Critical メドープロ・デザイン,インコーポレイテッド
Publication of JPH08504627A publication Critical patent/JPH08504627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • A61M25/0041Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing pre-formed, e.g. specially adapted to fit with the anatomy of body channels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/36Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
    • A61M1/3621Extra-corporeal blood circuits
    • A61M1/3653Interfaces between patient blood circulation and extra-corporal blood circuit
    • A61M1/3659Cannulae pertaining to extracorporeal circulation
    • A61M1/3661Cannulae pertaining to extracorporeal circulation for haemodialysis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • A61M25/0023Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
    • A61M25/0026Multi-lumen catheters with stationary elements
    • A61M25/003Multi-lumen catheters with stationary elements characterized by features relating to least one lumen located at the distal part of the catheter, e.g. filters, plugs or valves
    • A61M2025/0031Multi-lumen catheters with stationary elements characterized by features relating to least one lumen located at the distal part of the catheter, e.g. filters, plugs or valves characterized by lumina for withdrawing or delivering, i.e. used for extracorporeal circuit treatment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • A61M25/0023Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
    • A61M25/0026Multi-lumen catheters with stationary elements
    • A61M2025/0034Multi-lumen catheters with stationary elements characterized by elements which are assembled, connected or fused, e.g. splittable tubes, outer sheaths creating lumina or separate cores
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • A61M25/0023Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
    • A61M25/0026Multi-lumen catheters with stationary elements
    • A61M2025/0039Multi-lumen catheters with stationary elements characterized by lumina being arranged coaxially
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/02Holding devices, e.g. on the body
    • A61M2025/0253Holding devices, e.g. on the body where the catheter is attached by straps, bands or the like secured by adhesives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
    • A61M25/0612Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders
    • A61M25/0637Butterfly or winged devices, e.g. for facilitating handling or for attachment to the skin

Abstract

(57)【要約】 本発明は、主要部(37)と、先端部(38)と、U字状基端部(34)とを有し、基端部は主要部から延びかつ取入れおよび出口チューブ(26、28)が該基端部に接続される接合部(32)で終端する同軸デュアルルーメンカテーテル(20)を提供する。内側チューブが接続部からカテーテルの先端部(38)へ延びて帰りルーメン(52)を画成するとともに、主要部(37)および基端部(34)において外側チューブ(46、60)とそれぞれ結合して取入れルーメン(50)を画成する。内側チューブ(48)は、主要部(37)において使用される第1の外側チューブ(46)の壁厚と比較して薄壁に形成され、基端部(34)において使用される第2の外側チューブ(60)は第1の外側チューブよりも大きい横断面積を有する。取入れおよび出口チューブが主要部と略並行して主要部の一方の側へ延びる基端構造体も開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 曲り同軸カテーテル技術分野 本発明は、血液透析治療において使用する同軸デュアルルーメンカテーテル( co-axial dual lumen catheter)、より特定すると、頸静脈に配置するカテーテ ルに関する。背景技術 血液透析治療は、種々の組み合わせと構成のカテーテルを使用して1960年 代の初期以来、開発されてきた。最も初期の治療は、同じ静脈内に2本の針を使 用して行なわれたが、これは、その後、一定の期間所定の場所に置かれる2本の フレキシブルなカテーテルを使用した英国のシャルドン博士(Dr.Shaldon)によ る先駆的な研究へと発展した。切り口を2つつくるよりも1つの切り口を使用す る方が好ましいことが、何人かの開業医により認識されたが、これは、その後、 デュアルフローカテーテルに関する技術の開発につながった。2つの基本的なタ イプがある。試みようとした第1のタイプは、帰りルーメンを包囲する取入れル ーメンを有する同軸カテーテルであった。これは利点を有するが、製造上の難点 が幾つかあった。もう1つの方法は、ルーメンがD字状になるように、互いに接 続された個々のチューブにおいてあるいは内部の隔壁により分割される1本のチ ューブにおいて並列のルーメンを使用するものである。かかる構造は多くの外科 医に人気を博したか、それでも欠点があった。最も顕著な欠点は、ルーメンが並 行しているので、取入れ開口をカテーテルの一方の側にしなければならないこと である。その結果、開口での吸引を行なうと、カテーテルが血管の壁の方向へ引 っ張られ、流れが止まってしまう傾向がある。従って、医者を呼んで、血液が再 び流れるまでカテーテルを回転させてカテーテルを動かさなければならない。並 列構造は、2つのルーメンを押出しにおいて同時に形成することができるので、 製造上有利である。かくして、同軸構造を犠牲にして並列D字状ルーメンを有す る装置の活発な開発が行なわれた。しかしながら、並列構造の本質的な欠点によ り、適宜の同軸装置の開発における関心が再度高まってきた。これは、特に、取 入れルーメンがカテーテルの壁の任意の部分において開口を有することができる からである。 血液透析カテーテルは、一般に、鎖骨下静脈または頸静脈に挿入される。カテ ーテルの基端(即ち、外)部は患者の動きを有意に妨害することなく患者に対し て容易にテープづけすることができるという主な理由から、患者が受け入れるこ とができるという点で、鎖骨下静脈が一層望ましいことがわかった。しかしなが ら、頸部への配置はカテーテルの基端部が患者の耳の近くで上方へ突出する傾向 があるから基端部が患者にとって剌激となるが、頸部配置は静脈の狭窄が少ない ので、外科医の間で好意的に受け止められている。発明の開示 従って、本発明の目的は、特に頸静脈に配置され、上方に突出する基端部を最 小にした同軸カテーテルを提供することにある。 従って、本発明の観点の一つにおいては、本発明は、基端および先端を有しか つ第1の外側チューブを備えた主要部と、前記先端に配設された先端部と、前記 主要部の前記基端に取着された先端と基端とを有しかつ第2の外側チューブを備 えたU字状基端部と、基端部の基端に取着された接続部と、第1と第2の外側チ ューブの内部に遊嵌されて延びかつ先端部と接続部に固定されて帰りルーメンを 画成するとともに、第1および第2の外側チューブと組み合わされて環状の取入 れルーメンを画成する内側チューブと、接続部に取着された取入れおよび出口ル ーメンとを備え、チューブは主要部と並行して主要部の一方の側へ延びるととも に取入れおよび帰りルーメンに結合されており、内側チューブは第1の外側チュ ーブの壁厚と比較して薄壁に形成され、第2の外側チューブは第1の外側チュー ブよりも大きい横断面積を有することを特徴とする同軸デュアルルーメンカテー テルを提供するものである。 本発明のこれらのおよび他の観点は、図面を参照して一層良好に理解されるも のである。図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい実施例に係るカテーテルの側面図であり、 図2は、図1の2−2線拡大断面図であり、 図3は、図2と同じ尺度即ちスケールの図1の3−3線拡大断面図であり、 図4および図5はそれぞれ、カテーテルの先端部を製造する手順を示す概略図 であり、 図6は、カテーテルのU字状基端部の製造における工程を示す、図2よりも小 さいスケールの断面図であり、 図7は、カテーテルの基端に配設された接続部と、該接続部の構成および形成 方法の双方とを示す図2と同じスケールの部分断面図である。発明を実施するための最良の形態 先づ、図1について説明すると、図1には参照番号20により全体示され、取 入れ口22を介して血液を引き入れ、処理された血液を出口24を介して戻すの に有用な同軸カテーテルが示されている。取入れ口および出口は、チューブ28 に示される装置30のような従来の装置を使用してクランプすることができ、か つ、それぞれのルエール(luer)コネクタ27、29において終端する一対のフ レキシブルチューブ26、28を有している。チューブは、主要部37通じ、次 いで、先端遷移部39において本体部に遭遇する先端部38に通じる基端遷移部 36において先端部が終端するU字状基端部34の基端の接続部32において遭 遇している。血液は、側部開口を介して引き入れられ、別の側部開口42と端部 開口44を介して戻る。かかる構成とすることにより、チューブ26、28は、 主要部37と略並行して延び、主要部の一方の側に位置している。 図2に示すように、主要部37は、以下において説明するように、同じく基端 部36を介して延びる内側チューブ48を内蔵する外側チューブ46を有してい る。従って、内側チューブ48は連続しており、主要部37の外側チューブ46 の内側にある第1の部分と、基端部34の一部を形成する外側チューブ60の内 側に位置する第2の部分とを有している。内側チューブ48は自由となっている が、以下において説明するように端部が取着されている。開口40は、図1に示 すように、チューブ46と48との間に形成され、かつ、チューブ60と48と の間で基端部に形成される取入れルーメン50に血液を供給する。血液は、内側 チューブ48により画成される帰りルーメン52により戻される。U字状基端部 34の基端に形成されている接続部32は、チューブ48、60をチューブ26 、28に(以下において説明するように)接続しており、カテーテルは、カテー テルを従来の態様で患者の所定の個所に保持するウイング構造体54の形態をな す付属部材を配設することにより完成される。ウイング構造体はカテーテルに対 して回転自在とし、テーパが形成されたスリーブ56と基端部34の先端とによ り提供される長手方向の位置に配置するのが好ましい。これらの部材は、図3に 関して以下において説明する遷移部36の素子を構成する。 側部開口40と42は、カテーテルの周囲の任意の場所からカテーテルに対し て流れが出入りすることができるようにカテーテルの周囲に配設することができ る開口を例示するものである。従って、開口の幾つかが血管の壁との係合により 閉塞されるようにカテーテルを配置すべき場合には、他の開口が実質的な流れを 提供することになる。 次に、カテーテルの製造における予備工程を示す図3について説明する。図3 に示すように、外側チューブ46は、テーパのついたスリーブ56を介して延び 、次いで、ウイング構造体54の管状中央部58を介して延び、基端部34の外 側チューブ60の先端の内側で終端している。かかる構成の詳細は、集成の方法 が説明されると明らかになるものである。 予備段階として、外側チューブ46が適宜の従来の射出成形機内に配置され、 スリーブ56をチューブの周囲に成形するために適宜位置決めする。材料は、ス リーブがチューブ46の一体的な部分となるように相溶性の熱可塑性樹脂である 。次に、外側チューブを図4に示す集成体において使用する。この工程において は、内側チューブ48は、先端部38の対応する部分70内で参照番号68によ り示される前端部を有している。これらの部材は、このように互いに嵌合するよ うに当然に変形することができるが、図示のように、互いに極めて容易に、同時 に極めて密接して互いに嵌合するようにこれらの部材に対して円形のチューブ材 料が選択される。好ましい場合には、これらの部材は、適宜の接着剤を使用して 互いに取着することができる。この工程が完了した後に、外側チューブ46が内 側チューブ48の周囲に配置され、外側チューブの前端部72が先端部の部分7 0にオーバーラップする。従って、部分68、70および72は互いに共軸をな して配置される。この場合にも、接着剤を使用して集成体を固着することができ る。 チューブ状の円筒形マンドレル74が、外側チューブ46内に嵌合しかつ内側 チューブ48の周囲に嵌合するように形成されている。一般には、内側および外 側チューブと先端部はいずれもポリウレタンであり、これらの材料の等級は、所 望の物理的特性を提供するように選定される。例えば、軟質なチップ即ち先端( tip)が必要とされる場合には、適宜のジュロメータの材料が先端部38に提供 される。当然のことであるが、カテーテルが挿入の際と所定の場所に配置されて いるときの双方において安定であるためには、十分な剛性が外側チューブ48に 提供されなければならず、このためには適宜の等級が選定される。内側チューブ は、一体化に必要とされるサイズを最小にする比較的軟質で薄い壁のポリウレタ ンから形成することができるように、圧潰から保護されるようにすべきである。 更に、以下において説明するように、これにより、U字状基端部34の形成が容 易になるとともに、カテーテルにおける流れに利用することができる空間を最大 にすることが容易となる。 中実の第2のマンドレル76が内側チューブを支持するように配設されており 、このチューブはマンドレル74と76との間を延びている。マンドレル74は 、丸く形成された端部を有するとともに、先端部38の部分70に対向して終端 しており、一方、内側マンドレル66は、先端部38の中へ突出している。これ により、集成体と接触するように動くように操作することができる型78の2つ の半分部分が占める空間に沿って支持を行なうことができる。 型78は、部材68、70および72の材料を流動させるのに十分な熱と圧力 の影響の下で、型の半分部分を図4に示す集成体と接触するように動かすことに より遷移部39を形成するのに使用される。これが行なわれると、構造体は冷却 に供され、マンドレルが取り外される。この結果が図5に示されている。 図5に示すように、取入れルーメン50は、遷移部39の盲管状端部壁80で 終端している。取入れルーメン50は、外側チューブ46と外側チューブ48と の間に形成され、開口40は遷移部39にすぐ隣接して設けられて、血液がルー メン50に流れ込むことができるようにしている。所望の場合には、より多くの 開口を(図1に示すように)遷移部から更に離隔して配設することができるのは 当然である。 内側チューブ48に関して上記した帰りルーメン52は、遷移部39および先 端部38を介して連続している。遷移部は取入れルーメン50を終端させ、先端 部の外側面から主要部の外側面、特に、外側チューブ46の外側面へ滑らかに融 合している。 図5においては、3つの部材、即ち、内側チューブ46、外側チューブ48お よび先端部38が斜線を付することにより3つの独立した部材として示されてい る。これらの部材が遷移部39において遭遇する場合には、遷移部は材料が互い に対して流れ込む部分となり、成形後に部材の境界が不明瞭となるので、斜線の 相違はなくされる。しかしながら、図4と図5とを比較すると、部材68と70 は1つに融合し、部材70と72が融合することにより、遷移部36を形成して いる。好ましくは、これらの部材はいずれもポリウレタンであり、等級とサイズ は軟質で柔軟な先端部と、より剛性のある外側チューブと、薄肉の内側チューブ とを提供するような、所望の物理的特性を提供するように選定される。 集成体が図4および図5に示すように成形された後は、先端部は従来の態様で 変形され、テーパの付された先端82を端部開口44の周囲に形成する。 次に、基端遷移部36が完成される。図3について説明すると、標準的なウイ ング構造体54は外側チューブ滑り嵌めされ、テーパ付きスリーブ56と係合さ れる。次に、U字状基端部34の基端外側チューブ60が内側チューブ48(図 3には図示せず)に滑り嵌めされ、チューブ46に係合される。チューブ60は 、化学結合または熱シールにより、ウイング構造体が回転することができる位置 において保持される。かかる集成を行なってから、チューブ60を曲げる。参照 番号54は、ウイング構造体と同じ態様で配設することができるカフ(cuff)と することもできる。 集成体は、このようにして、カテーテルの基端遷移部36から先端部へかけて 完成する。部分34の外側チューブ60は、上記したように先端遷移部39にお いて終端しかつ固定される内側チューブ48の部分を含む。次の工程は、基端部 34をU字状に形成するものである。そのため、図6において参照番号86で示 されているフレキシブルなチューブ状マンドレルが内側チューブの周囲に嵌合さ れかつ外側チューブ60の内側に嵌装されている。このマンドレルは合成エラス トマ材料、好ましくは、商標テフロン(TEFLON)が付されて販売されている材料 から形成される。 図6に示すように、マンドレル86は、基端遷移部36に到達するまで押され 、次いで、部分34が手で湾曲されて、参照番号87により概略示されているダ イの中に嵌合される。このダイは、部分34を受けるようにチャンネル60を有 し、ダイの同様の部分が第1の部分上で閉じて部分34を所望のU字形状にする 。次に、ダイとカテーテルを約120℃(250°F)に加熱して内側チューブ に新たな姿勢を取らせる。マンドレルはこの温度に耐えるものである。 ダイにおいて冷却後、基端部34は、図1および図6に示すようにU字形状を 有する。 最後の工程は、基端部構造即ち接続部32を形成するものである。ここで、図 7について説明する。内側および外側チューブ48、60を所要に応じてトリミ ングした後、従来の技術を使用する射出成形により接続部32を形成しようとす る型(仮想線で図示)内に基端部34の基端を先づ配置する。部分34は、第1 および第2のマンドレル94、96を使用して位置決めされる。マンドレル96 は、収斂する略円錐状部100に融合する円筒部98を有しており、円錐状部1 00は該部分100に対して角度をなして形成された円筒状端部102に融合す る。部分102は、内側チューブ48の基端内に締り嵌めしており、このチュー ブはマンドレル94、96により外側チューブ60と係合する位置に保持される 。 マンドレル94は、突起108で終端する収斂した略円錐状部106に融合す る外側円筒部104を有している。この突起は、(以下において説明するように )横断面が略U字状をなしており、円錐状部106に対して角度をなして形成さ れている。 マンドレル94の端部の突起108は、内側チューブ48が外側チューブ60 の内面に対して保持されたときに提供される空間に嵌合する形状に形成されてい る。従って、突起は略U字形状を有している。突起108とマンドレル96の端 部102との角度のずれにより、突起と端部102は基端部34に対して軸線方 向に並行して延びている。円筒状部98と104は、取入れチューブ26と出口 チューブ28の端部をマンドレルに収容することができるように軸線方向の主要 部に対して十分に収斂しており、端部は接続部32が成形されたときに保持され るように型内に配置される。 図7に示す集成体が完成すると、型が閉じられ、接続部32を形成するために 射出が行なわれる。マンドレルはポリウレタンであるのが好ましいが、相溶性な どの通常の要件が整えば、他の材料を使用することができる。 マンドレルが取り除かれるが、材料には幾分柔軟性があるので、マンドレルは 損傷をきたすことなく引っ張り出すことができる。 図7に示す構造体は、カテーテルを介して得られる流れにおいて特に有意性を 有している。これまでの同軸カテーテルとは異なり、取入れおよび帰りチューブ 26、28が部分34と略直線をなしているので流れが線状を保持しようとする 。これまでは、これらのチューブの一方が直線をなし、他方は接続部の側部を介 して接続されていたので、流れは90度に近い有意の角度をなして通らなければ ならない場合があった。この種の方向の変更が生ずると血液の流れに乱流が生じ て、血液に損傷を与える可能性があるので、これは特に望ましくない。血液の流 路における圧力の変動は最小にすべきであることは十分に立証されており、本発 明のこの構造体はかかる変動を制限する傾向がある。 図7において「A」として示されている角度は、接続部32で遭遇するチュー ブ26と28との間の開き度を示す。かかる構成とすることにより、この角度は 15乃至20度程度に保持することができ、30度よりも小さい角度に容易に保 持される。かくして、カテーテルに対する流れは、部分34を基準に常に略軸線 方向となる。これは、接続部32に遭遇する部分34の軸線を基準とするチュー ブ26、28のそれぞれの角度が30度以下の範囲の半分となるからである。 好ましい実施例として示されているカテーテルは、本発明に従ってつくること ができるカテーテルの代表的なものである。上記したように、先端を釣り合わせ および/または挿入後に先端が撓んで、静脈に損傷を与えないようにするため、 先端に軟質の材料を用いることが可能である。同時に、挿入が行なわれる際にお よび使用中に取入れルーメン50が患者内に留まるように、先端と内側および外 側チューブとの間の関係を保持するのに十分な剛性が遷移部にある。 部材の割合は変えることができ、集成前にある程度の予備形成を行なうことが 可能である。 代表的な実施例においては、構造体において使用される種々のチューブはポリ ウレタンである。外側チューブ46は、ジュロメータが65Dの硬質ポリウレタ ンである。これは、内径が3.175mmで、外径が3.734mmである。先 端部もまた65Dであり、内径は1.727mm、外径は2.667mmである 。内側チューブは、壁厚が0.19mmで、図3に示す集成体の中に嵌装される 寸法に形成された65Dジュロメータのポリウレタンであり、チューブ60は外 側チューブ46の外側に嵌合される。チューブ60は、壁厚が約1.31mmで 、硬度が85Aジュロメータであり、湾曲を保持するとともによじれの危険性を 最少にするのに十分良好なメモリ特性をチューブに提供することができる。 このカテーテルは先行技術の欠点を克服するものである。先づ、この構造体は 、内側チューブが主要部37の内側の剛性のある外側チューブ46により保護さ れるとともに、U字状基端部34の内側で保護されるので、内側チューブを薄壁 とすることができる。この部分は、耐曲げ性を発揮することができるように横断 面を大きくかつ剛性を高くするように形成されるとともに、曲げ力が加わったと きによじれの可能性が少なくなるように横断面を大きくすることによりモジュラ スを高めるように形成される。かかる構成とすることにより、内側チューブ48 は保護され、従って、大きな耐よじれ性を発揮する必要がないので、薄肉にする ことができるという点で有意である。更に、薄肉の軟質内側チューブは主要部3 7において占める横断面空間が最小となるので、同軸カテーテルのこの部分は横 断面が一層小さくなり、挿入が容易となるという利点も得られる。更に別の特徴 として、カテーテルが頸静脈に配置されたときに構造体を付属部材36を越えて 上方へ延びるのを最小にすることができるという点が挙げられる。これは、患者 の心理にとって特に重要である。更に、取付けはカテーテルが切り口を出る個所 で行なわれるので、接続などを行なうためのチューブの操作によりカテーテルが 移動されあるいは動かされる可能性を少なくすることができる。 構造体を本発明の範囲内で変えることができるものである。特に、先端部にテ ーパを形成する必要はなく、ある場合には(条件により)カテーテルの先端を閉 じることができる。更に、先端遷移部は、ウイング構造体20の代わりにカフを 用いて配設することができる。これらの付属部材はいずれも、有利に使用するこ とができる。 本発明は、請求の範囲の記載の範囲内であらゆる変更を行なうことができるも のであり、上記した実施例に制限されるものではない。産業上の利用可能性 カテーテルは、頸静脈アクセスによる透析に有用である。かかる部位において は、取入れおよび出口チューブは下方に位置し、従って、接続を患者の耳から離 れて行なうことができるから、一層許容することができるアクセスを行なうこと ができる。更に、カテーテルの部材のサイズと構成を上記のようにすることによ り、患者の頸静脈の所定の場所においてカテーテルを使用する際に通常露出され るカテーテルの部分のよじれによる流れの遮断の可能性を少なくすることができ る。 参照符号の説明 20 同軸カテーテル 22 取入れ口 24 出口 26 フレキシブルチューブ 27 ルエールコネクタ 28 フレキシブルチューブ 29 ルエールコネクタ 30 クランプ装置 32 接続部 34 基端部 36 遷移部 38 基端部 40 側部開口 42 側部開口 44 端部開口 46 外側チューブ 48 内側チューブ 50 取入れルーメン 52 帰りルーメン 54 ウイング構造体 56 スリーブ 58 中央部 60 外側チューブ 68 前端部 70 先端部の部分 72 前端部 74 マンドレル 76 マンドレル 78 型 80 端部壁 82 テーパ付き先端 86 マンドレル 94 第1のマンドレル 96 第2のマンドレル 98 円筒部 100 円錐状部 102 端部 104 円筒部 106 円錐状部 108 突起
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月29日 【補正内容】 明細書発明の名称 曲り同軸カテーテル技術分野 本発明は、血液透析治療において使用する同軸デュアルルーメンカテーテル( co-axial dual lumen catheter)、より特定すると、頸静脈に配置するカテーテ ルに関する。背景技術 血液透析治療は、種々の組み合わせと構成のカテーテルを使用して1960年 代の初期以来、開発されてきた。最も初期の治療は、同じ静脈内に2本の針を使 用して行なわれたが、これは、その後、一定の期間所定の場所に置かれる2本の フレキシブルなカテーテルを使用した英国のシャルドン博士(Dr.Shaldon)に よる先駆的な研究へと発展した。切り口を2つつくるよりも1つの切り口を使用 する方が好ましいことが、何人かの開業医により認識されたが、これは、その後 、デュアルフローカテーテルに関する技術の開発につながった。2つの基本的な タイプがある。試みようとした第1のタイプは、帰りルーメンを包囲する取入れ ルーメンを有する同軸カテーテルであった。この一例がヨーロッパ特許公報第0 025704A1号において見受けられるが、この公報には、細長くかつ先端を 有するように形成されるとともに、ルーメンに対する接続を行なう基端構造体を 備えたダブルルーメン同軸カテーテルが記載されている。 別の方法は、ルーメンがD字状になるように、互いに接続された個々のチュー ブにおいてあるいは内部の隔壁により分割される1本のチューブにおいて並列の ルーメンを使用するものである。かかる構造は多くの外科医に人気を博したが、 それでも欠点があった。最も顕著な欠点は、ルーメンが並行しているので、取入 れ開口をカテーテルの一方の側にしなければならないことである。その結果、開 口での吸引を行なうと、カテーテルが血管の壁の方向へ引っ張られ、流れが止ま ってしまう傾向がある。従って、医者を呼んで、血液が再び流れるまでカテーテ ルを回転させてカテーテルを動かさなければならない。並列構造は、2つのルー メンを押出しにおいて同時に形成することができるので、製造上有利である。か くして、同軸構造を犠牲にして並列D字状ルーメンを有する装置の活発な開発が 行なわれたが、1つのより最近の例がヨーロッパ特許公報第0346613A1 号に見受けられる。この特許の構造は、永続的に曲げられた接続チューブを備え ることにより並列ルーメン構造の有用性を高めるものである。 並列構造には本質的な欠点があるので、適宜の同軸装置の開発における関心が 再度高まってきた。これは、特に、取入れルーメンがカテーテルの壁の任意の部 分において開口を有することができるからである。 血液透析カテーテルは、一般に、鎖骨下静脈または頸静脈に挿入される。カテ ーテルの基端(即ち、外)部は患者の動きを有意に妨害することなく患者に対し て容易にテープづけすることができるという主な理由から、患者が受け入れるこ とができるという点で、鎖骨下静脈が一層望ましいことがわかった。しかしなが ら、頸部への配置はカテーテルの基端部が患者の耳の近くで上方へ突出する傾向 があるから基端部が患者にとって剌激となるが、頸部配置は静脈の狭窄が少ない ので、外科医の間で好意的に受け止められている。発明の開示 従って、本発明の目的は、特に頸静脈に配置され、上方に突出する基端部を最 小にした同軸カテーテルを提供することにある。 従って、本発明の観点の一つにおいては、本発明は、基端および先端を有しか つ第1の外側チューブを備えた主要部と、前記先端に配設された先端部と、前記 主要部の前記基端に取着された先端と基端とを有しかつ第2の外側チューブを備 えたU字状基端部と、基端部の基端に取着された接続部と、第1と第2の外側チ ューブの内部に遊嵌されて延びかつ先端部と接続部に固定されて帰りルーメンを 画成するとともに、第1および第2の外側チューブと組み合わされて環状の取入 れルーメンを画成する内側チューブと、接続部に取着された取入れおよび出口ル ーメンとを備え、チューブは主要部と並行して主要部の一方の側へ延びるととも に取入れおよび帰りルーメンに結合されており、内側チューブは第1の外側チュ ーブの壁厚と比較して薄壁に形成され、第2の外側チューブは第1の外側チュー ブよりも大きい横断面積を有することを特徴とする同軸デュアルルーメンカテー テルを提供するものである。 本発明のこれらのおよび他の観点は、図面を参照して一層良好に理解されるも のである。図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい実施例に係るカテーテルの側面図であり、 図2は、図1の2−2線拡大断面図であり、 図3は、図2と同じ尺度即ちスケールの図1の3−3線拡大断面図であり、 図4および図5はそれぞれ、カテーテルの先端部を製造する手順を示す概略図 であり、 図6は、カテーテルのU字状基端部の製造における工程を示す、図2よりも小 さいスケールの断面図であり、 図7は、カテーテルの基端に配設された接続部と、該接続部の構成および形成 方法の双方とを示す図2と同じスケールの部分断面図である。発明を実施するための最良の形態 先づ、図1について説明すると、図1には参照番号20により全体示され、取 入れ口22を介して血液を引き入れ、処理された血液を出口24を介して戻すの に有用な同軸カテーテルが示されている。取入れ口および出口は、チューブ28 に示される装置30のような従来の装置を使用してクランプすることができ、か つ、それぞれのルエール(luer)コネクタ27、29において終端する一対のフ レキシブルチューブ26、28を有している。チューブは、主要部37通じ、次 いで、先端遷移部39において本体部に遭遇する先端部38に通じる基端遷移部 36において先端部が終端するU字状基端部34の基端の接続部32において遭 遇している。血液は、側部開口を介して引き入れられ、別の側部開口42と端部 開口44を介して戻る。かかる構成とすることにより、チューブ26、28は、 主要部37と略並行して延び、主要部の一方の側に位置している。 図2に示すように、主要部37は、以下において説明するように、同じく基端 部36を介して延びる内側チューブ48を内蔵する外側チューブ46を有してい る。従って、内側チューブ48は連続しており、主要部37の外側チューブ46 の内側にある第1の部分と、基端部34の一部を形成する外側チューブ60の内 側に位置する第2の部分とを有している。内側チューブ48は自由となっている が、以下において説明するように端部が取着されている。開口40は、図1に示 すように、チューブ46と48との間に形成され、かつ、チューブ60と48と の間で基端部に形成される取入れルーメン50に血液を供給する。血液は、内側 チューブ48により画成される帰りルーメン52により戻される。U字状基端部 34の基端に形成されている接続部32は、チューブ48、60をチューブ26 、28に(以下において説明するように)接続しており、カテーテルは、カテー テルを従来の態様で患者の所定の個所に保持するウイング構造体54の形態をな す付属部材を配設することにより完成される。ウイング構造体はカテーテルに対 して回転自在とし、テーパが形成されたスリーブ56と基端部34の先端とによ り提供される長手方向の位置に配置するのが好ましい。これらの部材は、図3に 関して以下において説明する遷移部36の素子を構成する。 側部開口40と42は、カテーテルの周囲の任意の場所からカテーテルに対し て流れが出入りすることができるようにカテーテルの周囲に配設することができ る開口を例示するものである。従って、開口の幾つかが血管の壁との係合により 閉塞されるようにカテーテルを配置すべき場合には、他の開口が実質的な流れを 提供することになる。 次に、カテーテルの製造における予備工程を示す図3について説明する。図3 に示すように、外側チューブ46は、テーパのついたスリーブ56を介して延び 、次いで、ウイング構造体54の管状中央部58を介して延び、基端部34の外 側チューブ60の先端の内側で終端している。かかる構成の詳細は、集成の方法 が説明されると明らかになるものである。 予備段階として、外側チューブ46が適宜の従来の射出成形機内に配置され、 スリーブ56をチューブの周囲に成形するために適宜位置決めする。材料は、ス リーブがチューブ46の一体的な部分となるように相溶性の熱可塑性樹脂である 。次に、外側チューブを図4に示す集成体において使用する。この工程において は、内側チューブ48は、先端部38の対応する部分70内で参照番号68によ り示される前端部を有している。これらの部材は、このように互いに嵌合するよ うに当然に変形することができるが、図示のように、互いに極めて容易に、同時 に極めて密接して互いに嵌合するようにこれらの部材に対して円形のチューブ材 料が選択される。好ましい場合には、これらの部材は、適宜の接着剤を使用して 互いに取着することができる。この工程が完了した後に、外側チューブ46が内 側チューブ48の周囲に配置され、外側チューブの前端部72が先端部の部分7 0にオーバーラップする。従って、部分68、70および72は互いに共軸をな して配置される。この場合にも、接着剤を使用して集成体を固着することができ る。 チューブ状の円筒形マンドレル74が、外側チューブ46内に嵌合しかつ内側 チューブ48の周囲に嵌合するように形成されている。一般には、内側および外 側チューブと先端部はいずれもポリウレタンであり、これらの材料の等級は、所 望の物理的特性を提供するように選定される。例えば、軟質なチップ即ち先端( tip)が必要とされる場合には、適宜のジュロメータの材料が先端部38に提供 される。当然のことであるが、カテーテルが挿入の際と所定の場所に配置されて いるときの双方において安定であるためには、十分な剛性が外側チューブ48に 提供されなければならず、このためには適宜の等級が選定される。内側チューブ は、一体化に必要とされるサイズを最小にする比較的軟質で薄い壁のポリウレタ ンから形成することができるように、圧潰から保護されるようにすべきである。 更に、以下において説明するように、これにより、U字状基端部34の形成が容 易になるとともに、カテーテルにおける流れに利用することができる空間を最大 にすることが容易となる。 中実の第2のマンドレル76が内側チューブを支持するように配設されており 、このチューブはマンドレル74と76との間を延びている。マンドレル74は 、丸く形成された端部を有するとともに、先端部38の部分70に対向して終端 しており、一方、内側マンドレル66は、先端部38の中へ突出している。これ により、集成体と接触するように動くように操作することができる型78の2つ の半分部分が占める空間に沿って支持を行なうことができる。 型78は、部材68、70および72の材料を流動させるのに十分な熱と圧力 の影響の下で、型の半分部分を図4に示す集成体と接触するように動かすことに より遷移部39を形成するのに使用される。これが行なわれると、構造体は冷却 に供され、マンドレルが取り外される。この結果が図5に示されている。 図5に示すように、取入れルーメン50は、遷移部39の盲管状端部壁80で 終端している。取入れルーメン50は、外側チューブ46と外側チューブ48と の間に形成され、開口40は遷移部39にすぐ隣接して設けられて、血液がルー メン50に流れ込むことができるようにしている。所望の場合には、より多くの 開口を(図1に示すように)遷移部から更に離隔して配設することができるのは 当然である。 内側チューブ48に関して上記した帰りルーメン52は、遷移部39および先 端部38を介して連続している。遷移部は取入れルーメン50を終端させ、先端 部の外側面から主要部の外側面、特に、外側チューブ46の外側面へ滑らかに融 合している。 図5においては、3つの部材、即ち、内側チューブ46、外側チューブ48お よび先端部38が斜線を付することにより3つの独立した部材として示されてい る。これらの部材が遷移部39において遭遇する場合には、遷移部は材料が互い に対して流れ込む部分となり、成形後に部材の境界が不明瞭となるので、斜線の 相違はなくされる。しかしながら、図4と図5とを比較すると、部材68と70 は1つに融合し、部材70と72が融合することにより、遷移部36を形成して いる。好ましくは、これらの部材はいずれもポリウレタンであり、等級とサイズ は軟質で柔軟な先端部と、より剛性のある外側チューブと、薄肉の内側チューブ とを提供するような、所望の物理的特性を提供するように選定される。 集成体が図4および図5に示すように成形された後は、先端部は従来の態様で 変形され、テーパの付された先端82を端部開口44の周囲に形成する。 次に、基端遷移部36が完成される。図3について説明すると、標準的なウイ ング構造体54は外側チューブ滑り嵌めされ、テーパ付きスリーブ56と係合さ れる。次に、U字状基端部34の基端外側チューブ60が内側チューブ48(図 3には図示せず)に滑り嵌めされ、チューブ46に係合される。チューブ60は 、化学結合または熱シールにより、ウイング構造体が回転することができる位置 において保持される。かかる集成を行なってから、チューブ60を曲げる。参照 番号54は、ウイング構造体と同じ態様で配設することかできるカフ(cuff)と することもできる。 集成体は、このようにして、カテーテルの基端遷移部36から先端部へかけて 完成する。部分34の外側チューブ60は、上記したように先端遷移部39にお いて終端しかつ固定される内側チューブ48の部分を含む。次の工程は、基端部 34をU字状に形成するものである。そのため、図6において参照番号86で示 されているフレキシブルなチューブ状マンドレルが内側チューブの周囲に嵌合さ れかつ外側チューブ60の内側に嵌装されている。このマンドレルは合成エラス トマ材料、好ましくは、商標テフロン(TEFLON)が付されて販売されている材料 から形成される。 図6に示すように、マンドレル86は、基端遷移部36に到達するまで押され 、次いで、部分34が手で湾曲されて、参照番号87により概略示されているダ イの中に嵌合される。このダイは、部分34を受けるようにチャンネル60を有 し、ダイの同様の部分が第1の部分上で閉じて部分34を所望のU字形状にする 。次に、ダイとカテーテルを約120℃(250°F)に加熱して内側チューブ に新たな姿勢を取らせる。マンドレルはこの温度に耐えるものである。 ダイにおいて冷却後、基端部34は、図1および図6に示すようにU字形状を 有する。 最後の工程は、基端部構造即ち接続部32を形成するものである。ここで、図 7について説明する。内側および外側チューブ48、60を所要に応じてトリミ ングした後、従来の技術を使用する射出成形により接続部32を形成しようとす る型(仮想線で図示)内に基端部34の基端を先づ配置する。部分34は、第1 および第2のマンドレル94、96を使用して位置決めされる。マンドレル96 は、収斂する略円錐状部100に融合する円筒部98を有しており、円錐状部1 00は該部分100に対して角度をなして形成された円筒状端部102に融合す る。部分102は、内側チューブ48の基端内に締り嵌めしており、このチュー ブはマンドレル94、96により外側チューブ60と係合する位置に保持される 。 マンドレル94は、突起108で終端する収斂した略円錐状部106に融合す る外側円筒部104を有している。この突起は、(以下において説明するように )横断面が略U字状をなしており、円錐状部106に対して角度をなして形成さ れている。 マンドレル94の端部の突起108は、内側チューブ48が外側チューブ60 の内面に対して保持されたときに提供される空間に嵌合する形状に形成されてい る。従って、突起は略U字形状を有している。突起108とマンドレル96の端 部102との角度のずれにより、突起と端部102は基端部34に対して軸線方 向に並行して延びている。円箇状部98と104は、取入れチューブ26と出口 チューブ28の端部をマンドレルに収容することができるように軸線方向の主要 部に対して十分に収斂しており、端部は接続部32が成形されたときに保持され るように型内に配置される。 図7に示す集成体が完成すると、型が閉じられ、接続部32を形成するために 射出が行なわれる。マンドレルはポリウレタンであるのが好ましいが、相溶性な どの通常の要件が整えば、他の材料を使用することができる。 マンドレルが取り除かれるが、材料には幾分柔軟性があるので、マンドレルは 損傷をきたすことなく引っ張り出すことができる。 図7に示す構造体は、カテーテルを介して得られる流れにおいて特に有意性を 有している。これまでの同軸カテーテルとは異なり、取入れおよび帰りチューブ 26、28が部分34と略直線をなしているので流れが線状を保持しようとする 。これまでは、これらのチューブの一方が直線をなし、他方は接続部の側部を介 して接続されていたので、流れは90度に近い有意の角度をなして通らなければ ならない場合があった。この種の方向の変更が生ずると血液の流れに乱流が生じ て、血液に損傷を与える可能性があるので、これは特に望ましくない。血液の流 路における圧力の変動は最小にすべきであることは十分に立証されており、本発 明のこの構造体はかかる変動を制限する傾向がある。 図7において「A」として示されている角度は、接続部32で遭遇するチュー ブ26と28との間の開き度を示す。かかる構成とすることにより、この角度は 15乃至20度程度に保持することができ、30度よりも小さい角度に容易に保 持される。かくして、カテーテルに対する流れは、部分34を基準に常に略軸線 方向となる。これは、接続部32に遭遇する部分34の軸線を基準とするチュー ブ26、28のそれぞれの角度が30度以下の範囲の半分となるからである。 好ましい実施例として示されているカテーテルは、本発明に従ってつくること ができるカテーテルの代表的なものである。上記したように、先端を釣り合わせ および/または挿入後に先端が撓んで、静脈に損傷を与えないようにするため、 先端に軟質の材料を用いることが可能である。同時に、挿入が行なわれる際にお よび使用中に取入れルーメン50が患者内に留まるように、先端と内側および外 側チューブとの間の関係を保持するのに十分な剛性が遷移部にある。 部材の割合は変えることができ、集成前にある程度の予備形成を行なうことが 可能である。 代表的な実施例においては、構造体において使用される種々のチューブはポリ ウレタンである。外側チューブ46は、ジュロメータが65Dの硬質ポリウレタ ンである。これは、内径が3.175mmで、外径が3.734mmである。先 端部もまた65Dであり、内径は1.727mm、外径は2.667mmである 。内側チューブは、壁厚が0.19mmで、図3に示す集成体の中に嵌装される 寸法に形成された65Dジュロメータのポリウレタンであり、チューブ60は外 側チューブ46の外側に嵌合される。チューブ60は、壁厚が約1.31mmで 、硬度が85Aジュロメータであり、湾曲を保持するとともによじれの危険性を 最少にするのに十分良好なメモリ特性をチューブに提供することができる。 このカテーテルは先行技術の欠点を克服するものである。先づ、この構造体は 、内側チューブが主要部37の内側の剛性のある外側チューブ46により保護さ れるとともに、U字状基端部34の内側で保護されるので、内側チューブを薄壁 とすることができる。この部分は、耐曲げ性を発揮することができるように横断 面を大きくかつ剛性を高くするように形成されるとともに、曲げ力が加わったと きによじれの可能性が少なくなるように横断面を大きくすることによりモジュラ スを高めるように形成される。かかる構成とすることにより、内側チューブ48 は保護され、従って、大きな耐よじれ性を発揮する必要がないので、薄肉にする ことができるという点で有意である。更に、薄肉の軟質内側チューブは主要部3 7において占める横断面空間が最小となるので、同軸カテーテルのこの部分は横 断面が一層小さくなり、挿入が容易となるという利点も得られる。更に別の特徴 として、カテーテルが頸静脈に配置されたときに構造体を付属部材36を越えて 上方へ延びるのを最小にすることができるという点が挙げられる。これは、患者 の心理にとって特に重要である。更に、取付けはカテーテルが切り口を出る個所 で行なわれるので、接続などを行なうためのチューブの操作によりカテーテルが 移動されあるいは動かされる可能性を少なくすることができる。 構造体を本発明の範囲内で変えることができるものである。特に、先端部にテ ーパを形成する必要はなく、ある場合には(条件により)カテーテルの先端を閉 じることができる。更に、先端遷移部は、ウイング構造体20の代わりにカフを 用いて配設することができる。これらの付属部材はいずれも、有利に使用するこ とができる。 本発明は、請求の範囲の記載の範囲内であらゆる変更を行なうことができるも のであり、上記した実施例に制限されるものではない。産業上の利用可能性 カテーテルは、頸静脈アクセスによる透析に有用である。かかる部位において は、取入れおよび出口チューブは下方に位置し、従って、接続を患者の耳から離 れて行なうことができるから、一層許容することができるアクセスを行なうこと ができる。更に、カテーテルの部材のサイズと構成を上記のようにすることによ り、患者の頸静脈の所定の場所においてカテーテルを使用する際に通常露出され るカテーテルの部分のよじれによる流れの遮断の可能性を少なくすることができ る。 参照符号の説明 20 同軸カテーテル 22 取入れ口 24 出口 26 フレキシブルチューブ 27 ルエールコネクタ 28 フレキシブルチューブ 29 ルエールコネクタ 30 クランプ装置 32 接続部 34 基端部 36 遷移部 38 基端部 40 側部開口 42 側部開口 44 端部開口 46 外側チューブ 48 内側チューブ 50 取入れルーメン 52 帰りルーメン 54 ウイング構造体 56 スリーブ 58 中央部 60 外側チューブ 68 前端部 70 先端部の部分 72 前端部 74 マンドレル 76 マンドレル 78 型 80 端部壁 82 テーパ付き先端 86 マンドレル 94 第1のマンドレル 96 第2のマンドレル 98 円筒部 100 円錐状部 102 端部 104 円筒部 106 円錐状部 108 突起 請求の範囲 1.基端および先端を有しかつ第1の外側チューブ(46)を備えた主要部(3 7)と、先端に配設された先端部(38)と、内側チューブ(48)と、接続部 (32)に取着された取入れおよび出口チューブ(22、24)とを備えた同軸 デュアルルーメンカテーテルにおいて、主要部の前記基端に取着された先端と接 続部に取着された基端とを有しかつ第1の外側チューブよりも大きい横断面を有 する第2の外側チューブ(60)を有するU字状基端部(34)と、第1と第2 の外側チューブ(46、60)の内部に遊嵌されて延びかつ先端部と接続部に固 定されて帰りルーメン(52)を画成するとともに第1および第2の外側チュー ブと組み合わされて環状の取入れルーメン(50)を画成する内側チューブ(4 8)とを備え、取入れおよび出口チューブ(22、24)は主要部(37)と略 並行して主要部の一方の側へ延びるとともに取入れおよび帰りルーメン(50、 52)にそれぞれ結合されていることを特徴とするカテーテル。 2.内側チューブ(48)は第1の外側チューブ(46)の壁厚と比較して薄壁 に形成され、第2の外側チューブ(60)は改良された耐よじれ性を提供するよ うにかつ最小の耐よじれ性を有する薄壁の内側チューブを保護するように第1の 外側チューブよりも大きい横断面積を有することを特徴とする請求の範囲第1項 に記載のカテーテル。 3.カテーテルを患者に固定するように前記基端に配設された付属部材(54) を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1または2項に記載のカテーテル。 4.付属部材は回転自在のウイングであることを特徴とする請求の範囲第2また は3項に記載のカテーテル。 5.付属部材はカフであることを特徴とする請求の範囲第2または3項に記載の カテーテル。 6.第1の外側チューブ(46)には取入れルーメン(50)へアクセスするこ とかできる取入れ開口(40)が配設され、先端部(38)は主要部(37)よ りも小さい横断面に形成されかつ少なくとも1つの開口(42、44)を有する ことを特徴とする請求の範囲第1または2項に記載のカテーテル。 7.第1の外側チューブ(46)には取入れルーメン(50)へアクセスするこ とができる取入れ開口(40)が配設され、先端部(38)は主要部(37)よ りも小さい横断面に形成されかつ少なくとも1つの開口(42、44)を有して おり、しかもカテーテルは主要部(37)の先端に配設された遷移部(39)を 更に備え、遷移部(39)は内側部(48)と、先端部(38)と、第1の外側 部(46)とのオーバーラップ部に提供される材料から形成され、内側チューブ は第1の外側チューブの内側に位置する先端部の内側に配置され、内側チューブ は遷移部において先端部の内方へ滑らかに融合しかつ外側チューブは遷移部で終 端する取入れルーメン(50)とともに先端部の内方へ滑らかに融合し、先端部 は帰りルーメン(52)の連続部を形成しかつ帰りルーメンは前記端部開口(4 4)で終端することを特徴とする請求の範囲第1または2項に記載のカテーテル 。 8.内側チューブ(48)、第1および第2の外側チューブ(46、60)並び に先端部(38)は円形横断面を有することを特徴とする請求の範囲第1または 2項に記載のカテーテル。 9.先端部(38)の直径は内側チューブ(48)の直径よりも大きくかつ第1 の外側チューブ(46)の直径よりも小さいことを特徴とする請求の範囲第1ま たは2項に記載のカテーテル。 10.内側チューブ(48)と外側チューブ(46)は取入れルーメン(50) が終端する位置で半径方向に互いに離隔していることを特徴とする請求の範囲第 1または2項に記載のカテーテル。 11.取入れおよび出口チューブ(26、28)が接続部(32)から主要部( 37)と略並行して主要部の一方の側へ延び、取入れチューブと出口チューブ間 の開き角は約30度よりも小さく接続部の両側へ略等しく離隔していることを特 徴とする請求の範囲第1または2項に記載のカテーテル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基端および先端を有しかつ第1の外側チューブ(46)を備えた主要部(3 7)と、 前記先端に配設された先端部(38)と、 前記主要部の前記基端に取着された先端と基端とを有しかつ第2の外側チュー ブ(60)を備えたU字状基端部(34)と、 基端部の基端に取着された接続部(32)と、 第1と第2の外側チューブ(46、60)の内部に遊嵌されて延びかつ先端部 と接続部に固定されて帰りルーメン(52)を画成するとともに、第1および第 2の外側チューブと組み合わされて環状の取入れルーメン(50)を画成する内 側チューブ(48)と、 接続部(32)に取着された取入れおよび出口ルーメン(22、24)とを備 え、チューブは主要部(37)と並行して主要部の一方の側へ延びるとともに取 入れおよび帰りルーメン(50、52)に結合されており、 内側チューブ(48)は第1の外側チューブ(46)の壁厚と比較して薄壁に 形成され、第2の外側チューブ(60)は改良された耐よじれ性を提供するよう にかつ最小の耐よじれ性を有する薄壁の内側チューブを保護するように第1の外 側チューブよりも大きい横断面積を有することを特徴とする同軸デュアルルーメ ンカテーテル。 2.カテーテルを患者に固定するように前記基端に配設された付属部材(54) を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のカテーテル。 3.付属部材は回転自在のウイングであることを特徴とする請求の範囲第2項に 記載のカテーテル。 4.付属部材はカフであることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のカテーテ ル。 5.第1の外側チューブ(46)には取入れルーメン(50)へアクセスするこ とができる取入れ開口(40)が配設され、先端部(38)は主要部(37)よ りも小さい横断面に形成されかつ少なくとも1つの開口(42、44)を有する ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のカテーテル。 6.主要部(37)の先端に配設された遷移部(39)を更に備え、遷移部(3 9)は内側部(48)と、先端部(38)と、第1の外側部(46)とのオーバ ーラップ部に提供される材料から形成され、内側チューブは第1の外側チューブ の内側に位置する先端部の内側に配置され、内側チューブは遷移部において先端 部の内方へ滑らかに融合しかつ外側チューブは遷移部で終端する取入れルーメン (50)とともに先端部の内方へ滑らかに融合し、先端部は帰りルーメン(52 )の連続部を形成しかつ帰りルーメンは前記端部開口(44)で終端することを 特徴とする請求の範囲第5項に記載のカテーテル。 7.内側チューブ(48)、第1および第2の外側チューブ(46、60)並び に先端部(38)は円形横断面を有することを特徴とする請求の範囲第5項に記 載のカテーテル。 8.先端部(38)の直径は内側チューブ(48)の直径よりも大きくかつ第1 の外側チューブ(46)の直径よりも小さいことを特徴とする請求の範囲第7項 に記載のカテーテル。 9.内側チューブ(48)と外側チューブ(46)は取入れルーメン(50)が 終端する位置で半径方向に互いに離隔していることを特徴とする請求の範囲第6 項に記載のカテーテル。 10.遷移部(39)は第1の外側チューブ(46)から先端部(38)へかけ て収斂するように滑らかにテーパが付されていることを特徴とする請求の範囲第 6項に記載のカテーテル。 11.取入れおよひ出口チューブ(26、28)が接続部(32)から主要部( 37)と略並行して主要部の一方の側へ延び、取入れチューブと出口チューブ間 の開き角は約30度よりも小さく接続部の両側へ略等しく離隔していることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載のカテーテル。 12.内側チューブ(48)は接続部(32)の内側で第2の外側チューブ(6 0)に対向して配置されていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載のカ テーテル。
JP6514642A 1992-12-22 1993-12-22 曲り同軸カテーテル Pending JPH08504627A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/995,213 US5350358A (en) 1992-12-22 1992-12-22 Bent co-axial catheter
US07/995,213 1992-12-22
PCT/CA1993/000559 WO1994014493A1 (en) 1992-12-22 1993-12-22 Bent co-axial catheter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08504627A true JPH08504627A (ja) 1996-05-21

Family

ID=25541527

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6514642A Pending JPH08504627A (ja) 1992-12-22 1993-12-22 曲り同軸カテーテル
JP2004038995A Pending JP2004358217A (ja) 1992-12-22 2004-01-15 曲り同軸カテーテル
JP2008106805A Pending JP2008178720A (ja) 1992-12-22 2008-04-16 曲り同軸カテーテル

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004038995A Pending JP2004358217A (ja) 1992-12-22 2004-01-15 曲り同軸カテーテル
JP2008106805A Pending JP2008178720A (ja) 1992-12-22 2008-04-16 曲り同軸カテーテル

Country Status (8)

Country Link
US (2) US5350358A (ja)
EP (1) EP0675743B1 (ja)
JP (3) JPH08504627A (ja)
AU (1) AU5691494A (ja)
CA (1) CA2149402A1 (ja)
DE (1) DE69321257T2 (ja)
ES (1) ES2125432T3 (ja)
WO (1) WO1994014493A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001518327A (ja) * 1997-10-01 2001-10-16 ボストン・サイエンティフィック・リミテッド スリップハブを有する経皮カテーテル
JP2007514500A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 メデイカル コンポーネンツ,インコーポレーテツド カテーテルハブ及びカテーテル組立体
CN106110480A (zh) * 2016-07-13 2016-11-16 广东先来医疗器械有限公司 一种可分体组合的多功能引流管及其使用方法

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5209723A (en) 1990-01-08 1993-05-11 The Curators Of The University Of Missouri Multiple lumen catheter for hemodialysis
CA2052300A1 (en) * 1991-09-26 1993-03-27 Med-Pro Design, Inc. Co-axial catheter
US5350358A (en) 1992-12-22 1994-09-27 Med-Pro Design, Inc. Bent co-axial catheter
US5833652A (en) * 1995-09-18 1998-11-10 Y. Pierre Gobin Component mixing catheter
US5776111A (en) * 1996-11-07 1998-07-07 Medical Components, Inc. Multiple catheter assembly
WO1999004844A1 (en) 1997-07-24 1999-02-04 Mcguckin James F Jr Stationary central tunnel dialysis catheter with optional separable sheath
US6413228B1 (en) * 1998-12-28 2002-07-02 Pro Duct Health, Inc. Devices, methods and systems for collecting material from a breast duct
ATE369157T1 (de) * 1999-03-01 2007-08-15 Cytyc Corp Geräte, methoden und kits für die gleichzeitige austragung von substanzen in mehrere milchkanäle der brust
US6398765B1 (en) 1999-03-01 2002-06-04 Pro Duct Health, Inc. Apparatus, methods and kits for simultaneous delivery of a substance to multiple breast milk ducts
AU769853B2 (en) * 1999-06-11 2004-02-05 Atossa Genetics, Inc. Gel composition for filing a breast milk duct prior to surgical excision of the duct or other breast tissue
US6611755B1 (en) * 1999-12-19 2003-08-26 Trimble Navigation Ltd. Vehicle tracking, communication and fleet management system
US6497676B1 (en) * 2000-02-10 2002-12-24 Baxter International Method and apparatus for monitoring and controlling peritoneal dialysis therapy
US6695832B2 (en) * 2000-06-01 2004-02-24 Twincath, Llc Multilumen catheter and methods for making the catheter
US6719749B1 (en) * 2000-06-01 2004-04-13 Medical Components, Inc. Multilumen catheter assembly and methods for making and inserting the same
US6976973B1 (en) * 2000-10-12 2005-12-20 Baxter International Inc. Peritoneal dialysis catheters
US7077829B2 (en) 2001-01-09 2006-07-18 Rex Medical, L.P. Dialysis catheter
US7097635B2 (en) 2001-01-09 2006-08-29 Rex Medical, L.P. Guidewire retrieval member for catheter insertion
US8323228B2 (en) 2007-04-12 2012-12-04 Rex Medical L.P. Dialysis catheter
US6858019B2 (en) 2001-01-09 2005-02-22 Rex Medical, L.P. Dialysis catheter and methods of insertion
US6986752B2 (en) * 2001-01-09 2006-01-17 Rex Medical, Lp Peritoneal dialysis catheter and insertion method
US7011645B2 (en) 2001-01-09 2006-03-14 Rex Medical, L.P. Dialysis catheter
US6866994B2 (en) * 2001-05-30 2005-03-15 Neomatrix, Llc Noninvasive intraductal fluid diagnostic screen
US20030073951A1 (en) * 2001-05-30 2003-04-17 Morton Kevin B. Disposable patient interface for intraductal fluid aspiration system
SE519630C2 (sv) * 2001-08-30 2003-03-18 Gambro Lundia Ab Kateter och metod för tillverkning därav
US6758836B2 (en) 2002-02-07 2004-07-06 C. R. Bard, Inc. Split tip dialysis catheter
US7393339B2 (en) 2003-02-21 2008-07-01 C. R. Bard, Inc. Multi-lumen catheter with separate distal tips
US20040243095A1 (en) 2003-05-27 2004-12-02 Shekhar Nimkar Methods and apparatus for inserting multi-lumen spit-tip catheters into a blood vessel
WO2004105850A1 (en) * 2003-05-28 2004-12-09 C.R. Bard, Inc. High pressure catheter and methods for manufacturing the same
US7896853B2 (en) 2003-09-25 2011-03-01 C. R. Bard, Inc. Pre-molded bifurcation insert
US7594911B2 (en) * 2004-03-18 2009-09-29 C. R. Bard, Inc. Connector system for a proximally trimmable catheter
US7854731B2 (en) 2004-03-18 2010-12-21 C. R. Bard, Inc. Valved catheter
US8083728B2 (en) 2004-03-18 2011-12-27 C. R. Bard, Inc. Multifunction adaptor for an open-ended catheter
US7594910B2 (en) * 2004-03-18 2009-09-29 C. R. Bard, Inc. Catheter connector
US7377915B2 (en) 2004-04-01 2008-05-27 C. R. Bard, Inc. Catheter connector system
US8992454B2 (en) 2004-06-09 2015-03-31 Bard Access Systems, Inc. Splitable tip catheter with bioresorbable adhesive
US20060004316A1 (en) 2004-07-02 2006-01-05 Difiore Attilio E Reduction of recirculation in catheters
US8323227B2 (en) 2004-07-02 2012-12-04 C. R. Bard, Inc. Tip configurations for a multi-lumen catheter
US9408964B2 (en) * 2005-01-04 2016-08-09 C. R. Bard, Inc. Power injection catheters and method of injecting
US7875019B2 (en) 2005-06-20 2011-01-25 C. R. Bard, Inc. Connection system for multi-lumen catheter
CA2645373C (en) * 2006-03-31 2013-07-16 C.R. Bard, Inc. Catheter including arcuate transition region
US7654264B2 (en) 2006-07-18 2010-02-02 Nellcor Puritan Bennett Llc Medical tube including an inflatable cuff having a notched collar
EP2164548A4 (en) 2007-06-26 2011-12-07 Avalon Lab Llc COAXIAL VENOUS CANNULA
EP2195051B1 (en) 2007-09-14 2019-11-27 Nordson Corporation Cannula reinforcing band and method
EP2214765A4 (en) 2007-10-17 2011-08-10 Bard Access Systems Inc MANUFACTURE OF CATHETERS WITH DIVIDED TIP
US8292841B2 (en) 2007-10-26 2012-10-23 C. R. Bard, Inc. Solid-body catheter including lateral distal openings
US8066660B2 (en) 2007-10-26 2011-11-29 C. R. Bard, Inc. Split-tip catheter including lateral distal openings
US9579485B2 (en) 2007-11-01 2017-02-28 C. R. Bard, Inc. Catheter assembly including a multi-lumen configuration
JP5452498B2 (ja) 2007-11-01 2014-03-26 シー・アール・バード・インコーポレーテッド 三重管腔端を含むカテーテル組立体
US8337484B2 (en) 2009-06-26 2012-12-25 C. R. Band, Inc. Proximally trimmable catheter including pre-attached bifurcation and related methods
US8591450B2 (en) 2010-06-07 2013-11-26 Rex Medical L.P. Dialysis catheter
US20130310734A1 (en) * 2012-05-21 2013-11-21 Sinuwave Technologies, Inc. Catheter for photodynamic therapy
US10252023B2 (en) * 2013-01-11 2019-04-09 C. R. Bard, Inc. Curved catheter and methods for making same
USD748252S1 (en) 2013-02-08 2016-01-26 C. R. Bard, Inc. Multi-lumen catheter tip
US10258768B2 (en) 2014-07-14 2019-04-16 C. R. Bard, Inc. Apparatuses, systems, and methods for inserting catheters having enhanced stiffening and guiding features
WO2016073954A1 (en) 2014-11-07 2016-05-12 C. R. Bard, Inc. Connection system for tunneled catheters
US10251993B2 (en) * 2016-02-26 2019-04-09 Feng Chen Hemodialysis device
CN110891640A (zh) 2017-05-26 2020-03-17 派珀接入公司 导管递送装置、系统和方法
US11179516B2 (en) 2017-06-22 2021-11-23 Baxter International Inc. Systems and methods for incorporating patient pressure into medical fluid delivery
US11896782B2 (en) 2017-08-23 2024-02-13 C. R. Bard, Inc. Priming and tunneling system for a retrograde catheter assembly
DE102018207642A1 (de) * 2018-05-16 2019-11-21 B. Braun Melsungen Ag Katheteranordnung und Verfahren zur Herstellung einer solchen Katheteranordnung
US20200324100A1 (en) * 2019-04-09 2020-10-15 Becton, Dickinson And Company Extension set to reduce extension tube kinking
CN112546405A (zh) 2019-09-10 2021-03-26 巴德阿克塞斯系统股份有限公司 快速插入的中心导管及其方法
CN112618914A (zh) 2019-09-24 2021-04-09 巴德阿克塞斯系统股份有限公司 集成的急性中心静脉导管和外周插入静脉导管
AU2021209928A1 (en) 2020-01-23 2022-07-21 Bard Access Systems, Inc. Splitable catheter docking station system
WO2021216902A1 (en) 2020-04-23 2021-10-28 Bard Access Systems, Inc. Rapidly insertable central catheters including catheter assemblies
CN113694352A (zh) 2020-05-21 2021-11-26 巴德阿克塞斯系统股份有限公司 包括导管组件的可快速插入的中心导管及其方法

Family Cites Families (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3937224A (en) * 1974-04-11 1976-02-10 Uecker Ronald L Colostomy catheter
DE2617739C3 (de) * 1976-04-23 1981-06-25 Henkel Kgaa, 4000 Duesseldorf Haarfärbemittel
US4050667A (en) * 1975-11-26 1977-09-27 Will Ross, Inc. Tube mold
US4037599A (en) * 1976-01-26 1977-07-26 Raulerson James D Continuous flow catheter device
US4105022A (en) * 1976-05-24 1978-08-08 Becton, Dickinson And Company Method of determining cardiac output by thermodilution principles and utilization of a catheter assembly
US4129129A (en) * 1977-03-18 1978-12-12 Sarns, Inc. Venous return catheter and a method of using the same
DE3065376D1 (en) 1979-09-17 1983-11-24 Sorenson Research Co A double lumen cannula
CA1092927A (en) * 1979-12-28 1981-01-06 Allentyne Limited Hemodialysis cannula for subclavian insertion
CA1150122A (en) 1980-04-16 1983-07-19 Geoffrey S. Martin Double-lumen cannula
US4411055A (en) * 1980-05-19 1983-10-25 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Vascular guiding catheter assembly and vascular dilating catheter assembly and a combination thereof and methods for making the same
US4413989A (en) * 1980-09-08 1983-11-08 Angiomedics Corporation Expandable occlusion apparatus
US4451252A (en) 1981-07-24 1984-05-29 Vas-Cath Of Canada Limited Cannula
DE3269893D1 (en) * 1981-11-27 1986-04-17 Fresenius Ag Intraperitoneal catheter
SE8201017L (sv) * 1982-02-18 1983-08-19 Odd Knudsen Instrument for uttagning av prov fran uterus hos deggdjur
EP0098688A1 (en) * 1982-06-03 1984-01-18 Brian A. Mullaney Intratubular medication dispenser
DE3228438C2 (de) * 1982-07-30 1985-01-17 Karl Dr. 6301 Pohlheim Aigner Doppellumiger Katheter
US4581017B1 (en) * 1983-03-07 1994-05-17 Bard Inc C R Catheter systems
DE3376468D1 (en) * 1983-06-27 1988-06-09 Borje Drettner An instrument for the treatment of sinusitis
DE3400874C1 (de) * 1984-01-12 1985-02-07 Karl Dr. 6301 Pohlheim Aigner Doppellumiger Katheter fuer eine Vorrichtung zur in-vivo-Reinigung von Blut
JPS60242861A (ja) * 1984-05-15 1985-12-02 シレイ・インコーポレーテツド 二重管腔の鎖骨下カニユーレ
CA1219785A (en) 1984-05-24 1987-03-31 Geoffrey S. Martin Dual lumen cannula
US4772269A (en) 1985-05-01 1988-09-20 Curators Of The University Of Missouri Peritoneal dialysis catheter
US4687471A (en) * 1985-05-01 1987-08-18 Curators Of The University Of Missouri Peritoneal dialysis catheter
US4755176A (en) * 1987-06-11 1988-07-05 Patel Piyush V Catheter with side hole
EP0306010A3 (en) * 1987-08-31 1990-01-24 John W. Danforth Controllable flexibility catheter with eccentric stiffener
CA1330285C (en) 1987-12-22 1994-06-21 Geoffrey S. Martin Triple lumen catheter
US5135599A (en) 1987-12-22 1992-08-04 Vas-Cath Incorporated Method of making a triple lumen catheter
US4961809A (en) 1988-04-21 1990-10-09 Vas-Cath Incorporated Method of producing a dual lumen catheter including forming a flare
US5188593A (en) 1988-04-21 1993-02-23 Vas-Cath Incorporated Dual lumen catheter
US5057073A (en) 1988-04-21 1991-10-15 Vas-Cath Incorporated Dual lumen catheter
US4895561A (en) * 1988-05-16 1990-01-23 Mahurkar Sakharam D Dual-lumen catheter-connecting system
US5053023A (en) 1988-10-25 1991-10-01 Vas-Cath Incorporated Catheter for prolonged access
CA1301007C (en) 1989-01-30 1992-05-19 Geoffrey S. Martin Angioplasty catheter with spiral balloon
CA1329091C (en) 1989-01-31 1994-05-03 Geoffrey S. Martin Catheter with balloon retainer
US5057075A (en) * 1989-12-13 1991-10-15 Moncrief Jack W Method for implanting a catheter
US5209723A (en) 1990-01-08 1993-05-11 The Curators Of The University Of Missouri Multiple lumen catheter for hemodialysis
US5569182A (en) 1990-01-08 1996-10-29 The Curators Of The University Of Missouri Clot resistant multiple lumen catheter and method
US5405320A (en) 1990-01-08 1995-04-11 The Curators Of The University Of Missouri Multiple lumen catheter for hemodialysis
CA2013877C (en) * 1990-04-04 2000-09-19 Geoffrey S. Martin Pre-curved dual lumen catheter
US5053004A (en) 1990-08-24 1991-10-01 Medical Components, Inc. Catheter having two coaxial lumens
DE4037641C2 (de) * 1990-11-27 1995-06-14 Haindl Hans Katheter
US5250041A (en) * 1992-01-16 1993-10-05 Fresenius Usa, Inc. Tubing administration set for use in peritoneal dialysis
US5167623A (en) * 1990-12-27 1992-12-01 The Kendall Company Multilumen catheter
US5254107A (en) * 1991-03-06 1993-10-19 Cordis Corporation Catheter having extended braid reinforced transitional tip
US5171227A (en) 1991-04-16 1992-12-15 The Curators Of The University Of Missouri Separable peritoneal dialysis catheter
US5324274A (en) 1992-03-30 1994-06-28 Med-Pro Design, Inc. Catheter having rotary valves
US5350358A (en) 1992-12-22 1994-09-27 Med-Pro Design, Inc. Bent co-axial catheter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001518327A (ja) * 1997-10-01 2001-10-16 ボストン・サイエンティフィック・リミテッド スリップハブを有する経皮カテーテル
JP2007514500A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 メデイカル コンポーネンツ,インコーポレーテツド カテーテルハブ及びカテーテル組立体
JP4717010B2 (ja) * 2003-12-19 2011-07-06 メデイカル コンポーネンツ,インコーポレーテツド カテーテルハブ及びカテーテル組立体
CN106110480A (zh) * 2016-07-13 2016-11-16 广东先来医疗器械有限公司 一种可分体组合的多功能引流管及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69321257T2 (de) 1999-02-18
USRE41462E1 (en) 2010-07-27
AU5691494A (en) 1994-07-19
WO1994014493A1 (en) 1994-07-07
ES2125432T3 (es) 1999-03-01
DE69321257D1 (de) 1998-10-29
EP0675743A1 (en) 1995-10-11
JP2004358217A (ja) 2004-12-24
CA2149402A1 (en) 1994-07-07
EP0675743B1 (en) 1998-09-23
JP2008178720A (ja) 2008-08-07
US5350358A (en) 1994-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08504627A (ja) 曲り同軸カテーテル
US5480380A (en) Coaxial dual lumen catheter
US5976103A (en) Dual lumen coaxial catheter
US5374245A (en) Reinforced multiple-lumen catheter and apparatus and method for making the same
US5395316A (en) Triple lumen catheter
JP4884972B2 (ja) 同軸カテーテルおよびその製造方法
US5718678A (en) Multi-lumen coaxial catheter and method for making same
EP0440992B1 (en) Reinforced multiple-lumen catheter
US4682978A (en) Dual lumen cannula
US5451206A (en) Triple lumen catheter
US6206849B1 (en) Multiple lumen catheter
JP5575830B2 (ja) 互い違いの内腔を有するカテーテルおよび方法
JP2022553959A (ja) 迅速挿入型中心静脈カテーテル及びその方法
US20050288623A1 (en) Multi-lumen vascular catheter and method for manufacturing the same
JPH0441621B2 (ja)
US20230233801A1 (en) Catheter device having bendable extension legs
CN217246115U (zh) 神经阻滞导管
WO2023146638A1 (en) Catheter device having bendable extension legs
JPS60212170A (ja) 改良されたカニユ−レ