JP4716915B2 - 着物洗濯用ネット - Google Patents
着物洗濯用ネット Download PDFInfo
- Publication number
- JP4716915B2 JP4716915B2 JP2006111550A JP2006111550A JP4716915B2 JP 4716915 B2 JP4716915 B2 JP 4716915B2 JP 2006111550 A JP2006111550 A JP 2006111550A JP 2006111550 A JP2006111550 A JP 2006111550A JP 4716915 B2 JP4716915 B2 JP 4716915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kimono
- fastener
- pair
- net
- pressing members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Description
1.ネット本体の外周部にコ字形にファスナーが設けられているため,着物を入れてファスナーを閉じる際,ファスナーが着物を噛み込みやすく,着物を傷付けやすい。
2.洗濯中,着物とファスナーが接触し易いため,着物を傷めやすい。
3.本体内部に設けた複数の押さえテープで着物を押さえる構成であるため,洗濯中に着物が幅狭のテープに当たって部分的な折り返しが生じる等して皺が寄りやすい。
4.ファスナーがネット本体外周部にコ字形に設けてあるため,長いファスナーが必要となり,その分コストアップとなる。
本発明の目的は,以上のような問題を解決し,着物を好適に洗うことができる着物洗濯用ネットを提供することにある。
前記表材の中央部に横方向全長に亘って設けられた,着物の出し入れ用開口を形成するファスナーと,
前記袋体の内部に設けられた,水を通すネットからなる左右一対の押さえ材であって,当該一対の押さえ材の対向縁以外の縁部が前記表材と裏材との逢着部とともに逢着され,前記対向縁同士の間隔が,前記ファスナーによる着物の出し入れ用開口の伸び方向と直交して縦方向に伸びる,当該一対の押さえ材と前記裏材との間への着物の差し入れ口を形成する左右一対の押さえ材と,
これら左右一対の押さえ材の前記対向縁同士を,前記ファスナーの上下においてそれぞれ連結する結び紐と,
を備えていることを特徴とする。
1.袋体に収容された着物は,その左右をそれぞれ左右の押さえ材と裏材との間へ差し入れ口から差し入れて前記結び紐を結ぶことで,着物の左右が左右一対の押さえ材で押さえられ,かつ,左右一対の押さえ材の間の差し入れ口とファスナーとは直交しているから,ファスナーを閉じる際,ファスナーが着物を噛み込むということは殆どなくなる。したがって,着物を傷付けるということは殆どなくなる。
2.上記の通り,着物の左右が左右一対の押さえ材で押さえられ,かつ,左右一対の押さえ材の間の差し入れ口とファスナーとが直交しているから,洗濯中,着物とファスナーが接触しにくい。したがって,着物を傷めにくい。
3.左右の押さえ材はその対向縁以外の縁部が前記表材と裏材との逢着部とともに逢着され,かつ,左右一対の押さえ材の前記対向縁同士は,前記ファスナーの上下においてそれぞれ結び紐で連結され,しかもファスナーは左右一対の押さえ材の間の差し入れ口と直交しているから,袋体に入れた着物は,その左右がそれぞれ左右の押さえ材で適度に押さえられ,かつ着物全体としても,裏材と左右の押さえ材と表材とで適度に押さえられる。
したがって,洗濯中,着物に皺が寄りにくい。
4.ファスナーは表材の中央部に横方向全長に亘って設ければよいから,短くてすむ。したがって,その分コストダウンが可能となる。
以上により,着物を好適に洗うことができる着物洗濯用ネットを安価に提供することができる。
このように構成すると,袋体および袋体に収納した着物を2つ折り状態で洗濯できるので,洗濯中に着物が袋体内で片側にずれにくくすることができる。
これに対し,この発明によれば,袋体はファスナーが内側になるように2つ折りにされ,かつ,袋体を2つ折りにしたときにファスナーの両端部を連結するスナップホックは,ファスナーの両端部外側に設けた摘み片を袋体周縁部の内側に入れた状態で連結されるので,洗濯中にファスナーやスナップホックが洗濯槽内面と当たって接触音を発生させることはなく,また他の洗濯物にファスナーやスナップホックが接触して他の洗濯物を傷めるということもなくなる。
しかも,スナップホックを設けるための,ファスナーの両端部外側の摘み片はスナップホックとともに,ファスナー開閉時の摘みとして利用できる。
図1は,本発明に係る着物洗濯用ネットの一実施の形態を示す斜視図,図2は2つ折りにするときの説明図で,(a)は2つ折りにする過程の説明図,(b)は2つ折りにした状態の斜視図,(c)は図(b)におけるc−c部分拡大断面図(概略的断面図)である。
表材10の中央部に横方向全長に亘って設けられた,着物Kの出し入れ用開口12を形成するファスナー40と,
袋体30の内部に設けられた,水を通すネットからなる左右一対の押さえ材50,50であって,当該一対の押さえ材50,50の対向縁51以外の縁部52が前記表材10と裏材20との逢着部11,21とともに逢着され,前記対向縁51同士の間隔53が,ファスナー40による着物の出し入れ用開口12の伸び方向と直交して縦方向に伸びる,当該一対の押さえ材50,50と裏材20との間への着物Kの差し入れ口54,54を形成する左右一対の押さえ材50,50と,
これら左右一対の押さえ材50の対向縁51同士を,ファスナー40の上下においてそれぞれ連結する結び紐55,55,56,56と,
ファスナー40の両端部外側に摘み片61,62を介して設けられ,袋体30を図2に示すようにファスナー40が内側になるように左右2つ折りしたときに,摘み片61,62が袋体30周縁部11,12の内側に入った状態で連結されるスナップホック71,72と,を備えている。
表材10と裏材20の周縁部11,21および,押さえ材50のコの字状をなす3辺はバイアステープBを沿わせて一緒に縫製する。
押さえ材50の対向縁51にもバイアステープBを逢着してある。
結び紐55,56はその一端部をバイアステープBとともに対向縁51に逢着してある。
図1において80は,ファスナー40を閉じた際に,その摘み41を覆うようにして収容するためのカバーである。カバー80はゴム布ベルトの両端部をファスナー40とともに出し入れ用開口12に沿って逢着することで取り付けられている。
着物K(例えば浴衣)を袋体30内に入る大きさに折り畳む。例えば袖畳みとする。
畳んだ着物Kを,その左右KL,KRを順に出し入れ用開口12に通しながら差し入れ口54に通して押さえ材50,50の下方に入れるようにして押さえ材50,50と裏材20との間に収容する。
袋体30内における着物Kの状態を整えた後,着物Kの厚さに応じて結び紐55同士および56同士を蝶結び等して連結する(図2(a)参照)。
ファスナー40を閉じ,その摘み41をカバー80内に収容し,図2(a)に示すように,ファスナー40と直交する中心線Oを折り目にしてファスナー40が内側になるように左右2つ折りにし,図2(b)(c)に示すように摘み片61,62が袋体30周縁部11,12の内側に入れるようにしてスナップホック71,72を連結する。
このような状態で着物Kを収納した袋体30を洗濯機に投入し,洗濯する。
したがって,洗濯中,着物Kに皺が寄りにくい。
以上により,着物を好適に洗うことができる着物洗濯用ネットを安価に提供することができる。
これに対し,この実施の形態の着物洗濯用ネット1によれば,袋体30はファスナー40が内側になるように2つ折りにされ,かつ,袋体30を2つ折りにしたときにファスナー40の両端部を連結するスナップホック71,72は,ファスナー40の両端部外側に設けた摘み片61,62(したがってスナップホック71,72)を袋体周縁部11,12の内側に入れた状態で連結されるので,洗濯中にファスナー40やスナップホック71,72が洗濯槽内面と当たって接触音を発生させることはなく,また他の洗濯物にファスナー40やスナップホック71,72が接触して他の洗濯物を傷めるということもなくなる。
しかも,スナップホック71,72を設けるための,ファスナー40の両端部外側の摘み片61,62はスナップホック71,72とともに,ファスナー40開閉時の摘みとして利用できる。
K 着物
10 表材10
11 周縁部
12 出し入れ用開口
20 裏材
21 周縁部
30 袋体
40 ファスナー
50 押さえ材
51 対向縁
52 対向縁以外の縁部
53 間隔
54 差し入れ口
55,56 結び紐
61,62 摘み片
71,72 スナップホック
Claims (2)
- 水は通すが糸くずは通さない網目のネットからなる表材と裏材とを合わせてその周縁部を逢着した袋体と,
前記表材の中央部に横方向全長に亘って設けられた,着物の出し入れ用開口を形成するファスナーと,
前記袋体の内部に設けられた,水を通すネットからなる左右一対の押さえ材であって,当該一対の押さえ材の対向縁以外の縁部が前記表材と裏材との逢着部とともに逢着され,前記対向縁同士の間隔が,前記ファスナーによる着物の出し入れ用開口の伸び方向と直交して縦方向に伸びる,当該一対の押さえ材と前記裏材との間への着物の差し入れ口を形成する左右一対の押さえ材と,
これら左右一対の押さえ材の前記対向縁同士を,前記ファスナーの上下においてそれぞれ連結する結び紐と,
を備えていることを特徴とする着物洗濯用ネット。 - 前記ファスナーの両端部外側に摘み片を介して設けられ,前記袋体を前記ファスナーが内側になるように左右2つ折りしたときに,前記摘み片が袋体周縁部の内側に入った状態で連結されるスナップホックを備えていることを特徴とする請求項1記載の着物洗濯用ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006111550A JP4716915B2 (ja) | 2006-04-14 | 2006-04-14 | 着物洗濯用ネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006111550A JP4716915B2 (ja) | 2006-04-14 | 2006-04-14 | 着物洗濯用ネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007282738A JP2007282738A (ja) | 2007-11-01 |
JP4716915B2 true JP4716915B2 (ja) | 2011-07-06 |
Family
ID=38755049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006111550A Active JP4716915B2 (ja) | 2006-04-14 | 2006-04-14 | 着物洗濯用ネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4716915B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2541717B (en) * | 2015-08-27 | 2021-01-13 | Ykk Corp | Slide fastener |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07110953B2 (ja) * | 1987-07-06 | 1995-11-29 | ライオン株式会社 | 炭素質微粉体の水スラリ−用添加剤 |
JPH021089A (ja) * | 1988-02-22 | 1990-01-05 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Icカードおよびicカード処理装置 |
JPH1015283A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-20 | Kao Corp | 洗濯用ネット |
JP3529666B2 (ja) * | 1999-04-30 | 2004-05-24 | 花王株式会社 | 洗濯補助具 |
JP2003340190A (ja) * | 2002-05-23 | 2003-12-02 | Daiya Corporation:Kk | 洗濯用ネット |
-
2006
- 2006-04-14 JP JP2006111550A patent/JP4716915B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007282738A (ja) | 2007-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6478464B1 (en) | Laundry retention device | |
JP2565868Y2 (ja) | ブラジャー用洗濯ネット | |
US20070014493A1 (en) | Laundry bag for shoelaces | |
JP5922086B2 (ja) | タオル | |
JP4716915B2 (ja) | 着物洗濯用ネット | |
US3616498A (en) | Button protector | |
JP2696093B2 (ja) | ブラジャー用洗濯ネット | |
KR100755466B1 (ko) | 온수매트 | |
JPH1132888A (ja) | 寝具カバー | |
JP3007826B2 (ja) | 洗濯ネット | |
JP6813223B1 (ja) | マスク用洗濯ネット | |
JP2011093550A (ja) | スーツ二着収納袋 | |
JPH1099588A (ja) | 洗濯機用洗い具及び洗濯機用ネクタイ洗い具 | |
GB2088324A (en) | Laundry bag | |
JP3163696U (ja) | 洗濯ネット | |
JP2001327790A (ja) | 洗濯ネット | |
JP2004141605A (ja) | 洗濯用具 | |
JP2009268865A (ja) | 洗濯物が片寄らない洗濯ネット | |
JPH09201487A (ja) | 洗濯袋 | |
JP2000176195A (ja) | 衣類の洗濯及び保存用カバー | |
JPH0624700U (ja) | ランドリーネット | |
FR3080006A1 (fr) | Dispositif pour le nettoyage de paires de chaussettes | |
JP3054935B2 (ja) | 布団カバー | |
JP2000107486A (ja) | 洗濯用補助具 | |
JP2002035471A (ja) | ネクタイ洗濯ネツト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090411 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110329 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |