JP4714335B2 - 赤外線受発光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一筐体内に発光部と受光部とを備え、会議場などで光通信に用いられるた赤外線受発光装置に関し、さらに詳しく言えば、その発光部と受光部との間の遮光手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、国際会議場などの比較的大きな会議施設では、議長席と各議員席との間を赤外線による光通信で結ぶようにしている。この光通信においては、議長席および各議員席に赤外線受発光装置が設けられるが、議長席側の赤外線受発光装置は会議施設全体をカバーし得るように、多くの場合、天井の好ましくは数カ所に設けられる。
【0003】
天井用の赤外線受発光装置は360゜の指向性を持たせるため、透明カバーを備えた筐体内に、円形基板の周辺に複数の発光素子を実装した発光ユニットと、同じく円形基板に複数の受光素子を円周方向に沿って実装した受光ユニットとを上下2段に配置して受発光一体型としたものがある。
【0004】
この受発光一体型の赤外線受発光装置においては、通常、発光ユニットが天井寄りに配置され、受光ユニットがその下側、すなわち室内側に配置されるが、その場合、発光ユニットの発光領域が阻害されないように、受光ユニット側の基板は発光ユニット側よりも小さくしている。
【0005】
このようにすると、受光ユニット側の基板と透明カバーの間の隙間を介して、発光ユニットからの光が受光ユニット側に回り込むことがあるため、従来では受光ユニットの周囲に、透明カバーとの間の隙間を埋めるように遮光板を設けるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、別途に遮光板を設けることは、その分、材料コストのみならず作業コストも余計にかかることになるため好ましくない。また、他の機器からの電磁波ノイズによる障害を防止するため、電磁波シールドケースを必要とする場合には、さらに部品点数および作業工数が増えることになる。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的は、発光ユニットから受光ユニット側への光の回り込み防止と電磁波シールドとを一つの部材によって行なうことができ、また、受光感度をも上げることができるようにした赤外線受発光装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、ベースカバーおよび同ベースカバーに対して着脱自在に取り付けられるフロントカバーとからなるハウジングを含み、上記ハウジング内には、第1回路基板の周辺に所定数の発光素子を実装した発光ユニットが上記ベースカバー寄りに配置されているとともに、第2回路基板に所定数の受光素子を実装した受光ユニットが上記フロントカバー寄りに配置されている赤外線受発光装置において、上記第2回路基板には、上記受光ユニットを覆う金属の網目体からなる篭状の電磁波シールドケースが取り付けられており、上記電磁波シールドケースの周縁には、上記フロントカバーの内面にまで延びる遮光フランジが設けられていることを特徴としている。
【0009】
本発明の好ましい態様によれば、上記遮光フランジには、外来光を上記受光ユニット内に向けて反射させる傾斜面が設けられ、これにより受光感度が高められる。また、組み立て作業上、上記電磁波シールドケースには、上記第2回路基板のアースパターンに接続されるアース端子が一体に形成されていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1に示されているように、この赤外線受発光装置は、例えば天井の壁面に装着されるベースカバー11と、このベースカバー11に着脱自在に取り付けられるドーム状に形成されたフロントカバー12とからなるハウジング10を備えている。
【0011】
この実施形態において、ベースカバー11は底の浅い有底円筒状に形成されているが、単なる円形基板であってもよい。ハウジング10は、少なくともフロントカバー12側が光透過性を有していればよいが、場合によっては、ベースカバー11側も同様に光透過性としてもよい。
【0012】
この赤外線受発光装置は受発光一体型であって、ハウジング10内には、発光ユニット20がベースカバー11側寄りに配置され、受光ユニット30がフロントカバー12側寄りに配置されている。
【0013】
発光ユニット20は、ベースカバー11内に収まる大きさに形成された円板状の第1回路基板21を有し、この第1回路基板21の周辺には複数の発光ダイオード(発光素子)22が半径方向外側を向くように実装されている。なお、発光ユニット20は、図示しないブラケットなどの取付手段を介してベースカバー11側に支持されている。
【0014】
受光ユニット30も円板状に形成された第2回路基板31を有し、この第2回路基板31の中央には、ほぼ45゜の支持面331を有する台座33が設けられており、その支持面331に所定数(例えば4個)の受光ダイオード(受光素子)32が取り付けられている。
【0015】
第2回路基板31は、発光ユニット20側の第1回路基板21よりも小径であって、ドーム状のフロントカバー12側に位置するように複数の支柱34を介して第1回路基板21上に支持されている。
【0016】
受光ユニット30には、電磁波シールドケース40が被せられている。この電磁波シールドケース40は、図2(a)の平面図およびその縦断面図である図2(b)に示されているように、金属の網目体により篭状に形成されたケース本体41を有し、その周縁には遮光フランジ42が一体に連設されている。また、図2(b)に示されているように、ケース本体41の周縁の一部にはアース端子43が下方に向けて突設されている。
【0017】
電磁波シールドケース40は受光ユニット30の全体を覆うように第2回路基板31上に固定されるが、図3の要部拡大断面図によく示されているように、遮光フランジ42はフロントカバー12の内面に接するように形成されている。この実施形態において、フロントカバー12の内面には、遮光フランジ42の先端部と対向する位置決め手段としてのリブ121が形成されている。なお、アース端子43は第2回路基板31の図示しないアースパターンと接続される。
【0018】
遮光フランジ42には、外光を受光ダイオード32に向けて反射させる傾斜面421が設けられている。すなわち、第2回路基板31側から見て、遮光フランジ42はその半径方向外側の外周部が所定の角度をもって立ち上がるように形成されている。好ましくは、傾斜面421を鏡面仕上げするか、金属メッキなどを施して反射効率を高めるとよい。
【0019】
この構成によれば、発光ユニット20側から受光ユニット30側への光の回り込みが遮光フランジ42により確実に防止される。また、遮光フランジ42が電磁波シールドケース40と一体であるため、部品点数が増えることもない。
【0020】
さらには、遮光フランジ42が反射板として作用し、受光ユニット30に対する受光量が増えるため、受光感度も高められることにもなる。また、電磁波シールドケース40にはアース端子43が一体に形成されているため、アース配線を別途に引き回す手間を省くことができる。
【0021】
なお、上記実施形態において、フロントカバー12はお供え餅状に形成されているが本発明はこれに限定されるものではない。フロントカバー12は単純な半球面状であってもよい。電磁波シールドケース40のケース本体41は格子状ではなく、パンチングメタルであってもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、同一のハウジング内に発光ユニットと受光ユニットとを上下2段に配置した受発光一体型の赤外線受発光装置において、受光ユニットに被せられる金属の網目体からなる篭状の電磁波シールドケースの周縁に、ハウジングのフロントカバー内面にまで延びる遮光フランジを一体に設けたことにより、発光ユニットから受光ユニット側への光の回り込み防止と電磁波シールドとを一つの部材によって行なうことができる。
【0023】
また、遮光フランジに外光を受光ユニット側へ反射させる傾斜面を形成することにより、受光感度を上げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による赤外線受発光装置の実施形態を示した断面図。
【図2】上記実施形態に適用されている電磁波シールドケースの平面図および断面図。
【図3】上記実施形態の要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 赤外線受発光装置
10 ハウジング
11 ベースカバー
12 フロントカバー
121 リブ
20 発光ユニット
21 第1回路基板
22 発光素子
30 受光ユニット
31 第2回路基板
32 受光素子
33 台座
34 支柱
40 電磁波シールドケース
41 ケース本体
42 遮光フランジ
421 傾斜面

Claims (3)

  1. ベースカバーおよび同ベースカバーに対して着脱自在に取り付けられるフロントカバーとからなるハウジングを含み、上記ハウジング内には、第1回路基板の周辺に所定数の発光素子を実装した発光ユニットが上記ベースカバー寄りに配置されているとともに、第2回路基板に所定数の受光素子を実装した受光ユニットが上記フロントカバー寄りに配置されている赤外線受発光装置において、
    上記第2回路基板には、上記受光ユニットを覆う金属の網目体からなる篭状の電磁波シールドケースが取り付けられており、上記電磁波シールドケースの周縁には、上記フロントカバーの内面にまで延びる遮光フランジが設けられていることを特徴とする赤外線受発光装置。
  2. 上記遮光フランジは、外来光を上記受光ユニット内に向けて反射させる傾斜面を備えていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線受発光装置。
  3. 上記電磁波シールドケースには、上記第2回路基板のアースパターンに接続されるアース端子が一体に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の赤外線受発光装置。
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