JP2002190617A - 赤外線受発光装置 - Google Patents

赤外線受発光装置

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JP2002190617A JP2000386472A JP2000386472A JP2002190617A JP 2002190617 A JP2002190617 A JP 2002190617A JP 2000386472 A JP2000386472 A JP 2000386472A JP 2000386472 A JP2000386472 A JP 2000386472A JP 2002190617 A JP2002190617 A JP 2002190617A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光ユニットから受光ユニット側への光の回
り込み防止と電磁波シールドとを一つの部材によって行
なう。 【解決手段】 同一のハウジング10内に発光ユニット
20と受光ユニット30とを上下2段に配置した受発光
一体型の赤外線受発光装置1において、受光ユニット3
0に被せられる金属の網目体からなる篭状の電磁波シー
ルドケース40を備え、その周縁にハウジング10のフ
ロントカバー12内面にまで延びる遮光フランジ42を
一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一筐体内に発光
部と受光部とを備え、会議場などで光通信に用いられる
た赤外線受発光装置に関し、さらに詳しく言えば、その
発光部と受光部との間の遮光手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、国際会議場などの比較的大きな会
議施設では、議長席と各議員席との間を赤外線による光
通信で結ぶようにしている。この光通信においては、議
長席および各議員席に赤外線受発光装置が設けられる
が、議長席側の赤外線受発光装置は会議施設全体をカバ
ーし得るように、多くの場合、天井の好ましくは数カ所
に設けられる。
【0003】天井用の赤外線受発光装置は360゜の指
向性を持たせるため、透明カバーを備えた筐体内に、円
形基板の周辺に複数の発光素子を実装した発光ユニット
と、同じく円形基板に複数の受光素子を円周方向に沿っ
て実装した受光ユニットとを上下2段に配置して受発光
一体型としたものがある。
【0004】この受発光一体型の赤外線受発光装置にお
いては、通常、発光ユニットが天井寄りに配置され、受
光ユニットがその下側、すなわち室内側に配置される
が、その場合、発光ユニットの発光領域が阻害されない
ように、受光ユニット側の基板は発光ユニット側よりも
小さくしている。
【0005】このようにすると、受光ユニット側の基板
と透明カバーの間の隙間を介して、発光ユニットからの
光が受光ユニット側に回り込むことがあるため、従来で
は受光ユニットの周囲に、透明カバーとの間の隙間を埋
めるように遮光板を設けるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、別途に
遮光板を設けることは、その分、材料コストのみならず
作業コストも余計にかかることになるため好ましくな
い。また、他の機器からの電磁波ノイズによる障害を防
止するため、電磁波シールドケースを必要とする場合に
は、さらに部品点数および作業工数が増えることにな
る。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的は、発光ユニットから受光
ユニット側への光の回り込み防止と電磁波シールドとを
一つの部材によって行なうことができ、また、受光感度
をも上げることができるようにした赤外線受発光装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ベースカバーおよび同ベースカバーに対
して着脱自在に取り付けられるフロントカバーとからな
るハウジングを含み、上記ハウジング内には、第1回路
基板の周辺に所定数の発光素子を実装した発光ユニット
が上記ベースカバー寄りに配置されているとともに、第
2回路基板に所定数の受光素子を実装した受光ユニット
が上記フロントカバー寄りに配置されている赤外線受発
光装置において、上記第2回路基板には、上記受光ユニ
ットを覆う金属の網目体からなる篭状の電磁波シールド
ケースが取り付けられており、上記電磁波シールドケー
スの周縁には、上記フロントカバーの内面にまで延びる
遮光フランジが設けられていることを特徴としている。
【0009】本発明の好ましい態様によれば、上記遮光
フランジには、外来光を上記受光ユニット内に向けて反
射させる傾斜面が設けられ、これにより受光感度が高め
られる。また、組み立て作業上、上記電磁波シールドケ
ースには、上記第2回路基板のアースパターンに接続さ
れるアース端子が一体に形成されていることが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。図1に示されているよう
に、この赤外線受発光装置は、例えば天井の壁面に装着
されるベースカバー11と、このベースカバー11に着
脱自在に取り付けられるドーム状に形成されたフロント
カバー12とからなるハウジング10を備えている。
【0011】この実施形態において、ベースカバー11
は底の浅い有底円筒状に形成されているが、単なる円形
基板であってもよい。ハウジング10は、少なくともフ
ロントカバー12側が光透過性を有していればよいが、
場合によっては、ベースカバー11側も同様に光透過性
としてもよい。
【0012】この赤外線受発光装置は受発光一体型であ
って、ハウジング10内には、発光ユニット20がベー
スカバー11側寄りに配置され、受光ユニット30がフ
ロントカバー12側寄りに配置されている。
【0013】発光ユニット20は、ベースカバー11内
に収まる大きさに形成された円板状の第1回路基板21
を有し、この第1回路基板21の周辺には複数の発光ダ
イオード(発光素子)22が半径方向外側を向くように
実装されている。なお、発光ユニット20は、図示しな
いブラケットなどの取付手段を介してベースカバー11
側に支持されている。
【0014】受光ユニット30も円板状に形成された第
2回路基板31を有し、この第2回路基板31の中央に
は、ほぼ45゜の支持面331を有する台座33が設け
られており、その支持面331に所定数(例えば4個)
の受光ダイオード(受光素子)32が取り付けられてい
る。
【0015】第2回路基板31は、発光ユニット20側
の第1回路基板21よりも小径であって、ドーム状のフ
ロントカバー12側に位置するように複数の支柱34を
介して第1回路基板21上に支持されている。
【0016】受光ユニット30には、電磁波シールドケ
ース40が被せられている。この電磁波シールドケース
40は、図2(a)の平面図およびその縦断面図である
図2(b)に示されているように、金属の網目体により
篭状に形成されたケース本体41を有し、その周縁には
遮光フランジ42が一体に連設されている。また、図2
(b)に示されているように、ケース本体41の周縁の
一部にはアース端子43が下方に向けて突設されてい
る。
【0017】電磁波シールドケース40は受光ユニット
30の全体を覆うように第2回路基板31上に固定され
るが、図3の要部拡大断面図によく示されているよう
に、遮光フランジ42はフロントカバー12の内面に接
するように形成されている。この実施形態において、フ
ロントカバー12の内面には、遮光フランジ42の先端
部と対向する位置決め手段としてのリブ121が形成さ
れている。なお、アース端子43は第2回路基板31の
図示しないアースパターンと接続される。
【0018】遮光フランジ42には、外光を受光ダイオ
ード32に向けて反射させる傾斜面421が設けられて
いる。すなわち、第2回路基板31側から見て、遮光フ
ランジ42はその半径方向外側の外周部が所定の角度を
もって立ち上がるように形成されている。好ましくは、
傾斜面421を鏡面仕上げするか、金属メッキなどを施
して反射効率を高めるとよい。
【0019】この構成によれば、発光ユニット20側か
ら受光ユニット30側への光の回り込みが遮光フランジ
42により確実に防止される。また、遮光フランジ42
が電磁波シールドケース40と一体であるため、部品点
数が増えることもない。
【0020】さらには、遮光フランジ42が反射板とし
て作用し、受光ユニット30に対する受光量が増えるた
め、受光感度も高められることにもなる。また、電磁波
シールドケース40にはアース端子43が一体に形成さ
れているため、アース配線を別途に引き回す手間を省く
ことができる。
【0021】なお、上記実施形態において、フロントカ
バー12はお供え餅状に形成されているが本発明はこれ
に限定されるものではない。フロントカバー12は単純
な半球面状であってもよい。電磁波シールドケース40
のケース本体41は格子状ではなく、パンチングメタル
であってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一のハウジング内に発光ユニットと受光ユニットとを
上下2段に配置した受発光一体型の赤外線受発光装置に
おいて、受光ユニットに被せられる金属の網目体からな
る篭状の電磁波シールドケースの周縁に、ハウジングの
フロントカバー内面にまで延びる遮光フランジを一体に
設けたことにより、発光ユニットから受光ユニット側へ
の光の回り込み防止と電磁波シールドとを一つの部材に
よって行なうことができる。
【0023】また、遮光フランジに外光を受光ユニット
側へ反射させる傾斜面を形成することにより、受光感度
を上げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による赤外線受発光装置の実施形態を示
した断面図。
【図2】上記実施形態に適用されている電磁波シールド
ケースの平面図および断面図。
【図3】上記実施形態の要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 赤外線受発光装置 10 ハウジング 11 ベースカバー 12 フロントカバー 121 リブ 20 発光ユニット 21 第1回路基板 22 発光素子 30 受光ユニット 31 第2回路基板 32 受光素子 33 台座 34 支柱 40 電磁波シールドケース 41 ケース本体 42 遮光フランジ 421 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F041 DC07 DC22 DC84 EE24 FF14 5F088 BA03 BB01 JA05 JA16 LA01 5F089 AA01 AB20 AC11 CA04 CA11 DA01 DA13 DA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースカバーおよび同ベースカバーに対
    して着脱自在に取り付けられるフロントカバーとからな
    るハウジングを含み、上記ハウジング内には、第1回路
    基板の周辺に所定数の発光素子を実装した発光ユニット
    が上記ベースカバー寄りに配置されているとともに、第
    2回路基板に所定数の受光素子を実装した受光ユニット
    が上記フロントカバー寄りに配置されている赤外線受発
    光装置において、 上記第2回路基板には、上記受光ユニットを覆う金属の
    網目体からなる篭状の電磁波シールドケースが取り付け
    られており、上記電磁波シールドケースの周縁には、上
    記フロントカバーの内面にまで延びる遮光フランジが設
    けられていることを特徴とする赤外線受発光装置。
  2. 【請求項2】 上記遮光フランジは、外来光を上記受光
    ユニット内に向けて反射させる傾斜面を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の赤外線受発光装置。
  3. 【請求項3】 上記電磁波シールドケースには、上記第
    2回路基板のアースパターンに接続されるアース端子が
    一体に形成されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の赤外線受発光装置。
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