JP4713031B2 - 工作機械用ユニットシステム,電力供給ユニット,運転準備ユニット及びそれらの増設ユニット - Google Patents

工作機械用ユニットシステム,電力供給ユニット,運転準備ユニット及びそれらの増設ユニット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械制御盤に設置され、工作機械に対して電力を供給するために用いられる電力供給ユニットと運転準備ユニットとで構成される工作機械用ユニットシステム、また、そのシステムに用いられる電力供給ユニット及び運転準備ユニット、並びにそれらの増設ユニットに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
工作機械(シーケンサやNCコントローラなどの制御装置も含む)を動作させる場合には、その工作機械と電力の供給側との間に運転準備ユニットと動力供給ユニット(電力供給ユニット)との2つのユニットを介して電力を供給させることが一般に行われている。
【0003】
図9は、これらの配置状態の一例を示すものである。運転準備ユニット1は、工作機械(図示せず)の運転準備条件が成立している状態でスイッチが投入されると、内部の運転準備完了接点を閉じることで電力を動力供給ユニット2側に供給するものであり、動力供給ユニット2は、その電力を工作機械に供給する。そして、動力供給ユニット2は、所定の条件が成立すると内部の動力供給用接点を開いて工作機械に対する電力の供給を停止するようになっている。
また、これらのユニット1または2には、接点を増設する必要がある場合に増設ユニット3(図9では、運転準備ユニット1の増設ユニットを示す)が接続されるようになっている。そして、これらのユニット1乃至3は、通常は制御盤にDINレールなどを介して設置される。
【0004】
例えば、運転準備ユニット1には、制御用電源入力や非常停止系入力、増設ユニット3側からのリレーB接点を介したフィードバック入力などの配線が行われており、増設ユニット3側には、加えて、制御用電源供給用の渡り接続が行われている。動力供給ユニット2に対しては、増設ユニット3を介して動力用電源が供給されるように配線が行われ、また、運転準備ユニット1と同様に制御用電源入力や非常停止系入力等の配線が行われている。
【0005】
これらのユニット1乃至3は、工作機械の動作モードに応じて外形の異なるユニットが選択される場合があるため制御盤上で区分けする必要があり、何れも左右方向に並ぶようにして配置されていた。加えて、ユニット間で相互に配線が行われると共に、制御盤外の電源,工作機械の各部などにも配線が行われるため、それらの配線が交錯することによって配線後の目視確認を行うことが極めて困難な状態となっていた。動力供給ユニット2についても増設ユニットを接続する場合には、目視確認は一層困難となる。
従って、最終的な確認作業は、実際に動作させてみるか、或いはテスターなどを使用して端子間の導通状態を確認することで行っていたが、短絡などによる回路の回り込みの有無まで確認することは難しいという問題があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、各ユニット間の配線状態を目視で容易に確認することが可能となる工作機械用ユニットシステム、また、そのシステムに用いられる電力供給ユニット及び運転準備ユニット、並びにそれらの増設ユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の工作機械用ユニットシステムは、工作機械制御盤に設置され、工作機械に対して電力を供給する電力供給ユニットと、前記電力の供給側と前記電力供給ユニットとの間に接続され、前記工作機械の運転準備状態に基づいて前記電力供給ユニットに対する電力の供給を制御する運転準備ユニットとで構成されるものにおいて、
前記電力供給ユニット及び前記運転準備ユニットは、互いを接続することにより前記電力を前記工作機械に供給するために使用されるコネクタが、本体の上部側及び下部側に夫々配置されており、
前記各コネクタに電力供給用のケーブルを夫々接続することにより、前記電力の供給が上下方向に沿って行われるように構成されることを特徴とする。
【0008】
斯様に構成すれば、運転準備ユニットと力供給ユニットとは上下方向に並ぶように配置され、工作機械に対する電力の供給は、上流側から下流側にかけて、電源−運転準備ユニット−力供給ユニット−工作機械,のラインに沿って行われる。従って、電力供給系統の配線が直線状となるため、配線後の目視による確認を容易に行うことができる。
【0009】
この場合、請求項2に記載したように、前記電力供給ユニット及び前記運転準備ユニットを、夫々が有する電力供給接点及び運転準備完了接点を増設するための増設ユニットを接続可能に構成し、
前記夫々の増設ユニット間の接続についても、互いを接続することによって前記電力を前記工作機械に供給するために使用されるコネクタを、本体の上部側及び下部側に夫々配置し、
前記電力の供給が上下方向に沿って行われるように構成すると良い。
【0010】
斯様に構成すれば、電力供給ユニット,運転準備ユニットに接点増設用の増設ユニットを接続する場合も、夫々の増設ユニットが上下方向に並ぶように配置されるようになる。そして、それらの増設ユニットを介した電力供給系統の配線も直線状となるため、請求項1と同様に、配線後の目視による確認を容易に行うことができる。
【0011】
また、この場合、請求項3に記載したように、前記電力供給ユニット及び前記運転準備ユニットと夫々の増設ユニットに、互いを接続するために使用される増設用コネクタを本体の前面側に夫々配置し、
前記増設用コネクタを増設用ケーブルにより接続して、前記電力供給ユニット及び前記運転準備ユニットと夫々の増設ユニットとを、左右方向に並ぶように配置するのが好ましい。
【0012】
即ち、従来構成では、増設ユニットも接続して使用すると配線が一層複雑になり、配線後の目視による確認が一層困難となる。これに対して、請求項3のように構成すれば、電力供給ユニットと運転準備ユニットとは上下方向に並んで配置されると共に、夫々の増設ユニットは左右方向に並んで配置される。そして、電力供給系統の配線が上下方向となるのに対して、電力供給ユニット及び運転準備ユニットと夫々の増設ユニットとの配線は、各ユニットの前面側において左右方向に行われることになる。従って、夫々の配線が交錯することがなく、増設ユニットを使用する場合でも配線後の目視による確認を容易に行うことができるようになる。
【0013】
更に、請求項4に記載したように、前記運転準備ユニット及びその増設ユニットに、
前記工作機械の運転準備が完了した場合に閉路され、前記電力供給ユニットに電力を供給するための運転準備完了接点と、
基準電位を与えるための共通信号線と、
前記運転準備完了接点の出力側と前記共通信号線との間に接続され、当該接点の出力状態を監視するための出力状態監視手段とを備えるのが好適である。
斯様に構成すれば、出力状態監視手段は、共通信号線の電位を基準として運転準備完了接点の出力側に印加される直流電圧のレベルを検出することで、運転準備完了接点の開閉状態を監視することができる。
【0014】
また、この場合、請求項5に記載したように、前記運転準備ユニット及びその増設ユニットを、
本体が前記電力の供給側と前記電力供給ユニットとの間に接続された状態で、前記共通信号線を利用して前記運転準備完了接点の入力側,出力側夫々の状態を監視するための入出力状態監視ユニットを外部より接続可能に構成すると良い。
斯様に構成すれば、配線の完了後に、作業者が運転準備ユニットまたはその増設ユニットに入出力状態監視ユニットを接続すれば、当該監視ユニットは、共通信号線の電位を基準として例えば電圧の回り込みを検出したり、誤配線の要因が入力側(電源側),出力側(工作機械側)の何れにあるのかなどを検出することが可能となる。
【0015】
また、請求項6に記載したように、前記力供給ユニット及びその増設ユニットに、
前記工作機械の動力供給条件が成立した場合に閉路され、前記工作機械に電力を供給するための動力供給接点と、
基準電位を与えるための共通信号線と、
前記動力供給接点の出力側と前記共通信号線との間に接続され、当該接点の出力状態を監視するための出力状態監視手段とを備えて構成しても良く、斯様に構成すれば、請求項4と同様に、力供給ユニット及びその増設ユニットについても、動力供給接点の開閉状態を監視することができる。
【0016】
加えて、請求項7に記載したように、前記力供給ユニット及びその増設ユニットに、
本体が前記運転準備ユニットと前記工作機械との間に接続された状態で、前記共通信号線を利用して前記動力供給接点の入力側,出力側夫々の状態を監視するための入出力状態監視ユニットを外部より接続可能に構成しても良く、斯様に構成すれば、請求項5と同様に、力供給ユニット及びその増設ユニットについても、電圧の回り込みや、誤配線の要因が入出力側の何れにあるのかなどを検出することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について図1乃至図8を参照して説明する。図1は、工作機械ユニットシステム11の正面図である。ユニットシステム11は、運転準備ユニット12及びその増設ユニット13A,13B,並びに、動力供給ユニット(電力供給ユニット)14及びその増設ユニット15A,15Bなどで構成されている。また、図2は、運転準備ユニット12の側面を示している。
【0018】
運転準備ユニット12は、6つの4端子コネクタ16〜21を備えている。コネクタ16,17及び20はユニット本体12aの上端側に配置され、コネクタ18,19及び21はユニット本体12aの下端側に配置されている。コネクタ16〜19には、内部回路用の直流電源(例えば、+24V)入力及びその電源入力の渡り出力,工作機械の運転準備完了条件入力,運転準備スイッチ入力,非常停止スイッチ入力,運転準備オフチェック入力,オフチェックパルス接点出力などが割り当てられている。尚、これらの外部接続状態については、図示を省略している。また、コネクタ20及び21は、その内の上下2端子ずつが2系統の運転準備完了接点の入出力であり、その他はアース端子やNC(No Connection) である。
【0019】
ユニット本体12aの前面側には、増設ユニット13を接続するための増設用コネクタ22(12端子)が配置されていると共に、運転準備完了接点の閉路 (ON)状態を点灯表示するためのLED23が配置されている。
【0020】
増設ユニット13は、2つの4端子コネクタ24,25を備えており、コネクタ24はユニット本体13aの上端側に配置され、コネクタ25はユニット本体13aの下端側に配置されている。コネクタ24,25の各3端子ずつが3系統の運転準備接点の入出力であり、残りの1端子は、後述するように基準電位を与えるためのコモンライン(共通信号線)として割り当てられている。ユニット本体13aの前面側には、増設ユニット13を接続するための増設用コネクタ26X(入力側),26Y(出力側)が配置されていると共に、運転準備接点の閉路状態を点灯表示するためのLED27が配置されている。
【0021】
そして、運転準備ユニット12の増設用コネクタ22と、増設用ユニット13Aの増設用コネクタ26Xとは、増設用ケーブル28Aを介して接続されており、増設用ユニット13Aの増設用コネクタ26Yと増設用ユニット13Bの増設用コネクタ26Xとは、増設用ケーブル28Bを介して接続されている。
【0022】
一方、動力供給ユニット14は、5つの4端子コネクタ29〜33を備えている。コネクタ29及び32はユニット本体14aの上端側に配置され、コネクタ30,31及び33はユニット本体14aの下端側に配置されている。コネクタ29〜31には、内部回路用の直流電源入力及びその電源入力の渡り出力,非常停止スイッチ入力,運転準備オフチェック入力,アース端子などが割り当てられている。尚、これらの外部接続状態についても図示を省略している。また、コネクタ32及び33は、その内の上下3端子ずつが3系統の動力供給接点の入出力であり、残りの1端子は、動力供給接点のb接点モニタ用出力である。ユニット本体14aの前面側には、増設ユニット15を接続するための増設用コネクタ34X(入力側),34Y(出力側)が配置されていると共に、動力供給接点の閉路状態を点灯表示するためのLED35が配置されている。
【0023】
増設ユニット15は、2つの4端子コネクタ36,37を備えており、コネクタ36はユニット本体15aの上端側に配置され、コネクタ37はユニット本体15aの下端側に配置されている。コネクタ36,37の各3端子ずつが3系統の動力供給接点の入出力であり、残りの1端子はコモンラインに割り当てられている。ユニット本体15aの前面側には、増設ユニット15を接続するための増設用コネクタ38X(入力側),38Y(出力側)が配置されていると共に、動力供給接点の閉路状態を点灯表示するためのLED39が配置されている。
【0024】
そして、動力供給ユニット14の増設用コネクタ34Yと増設用ユニット15Aの増設用コネクタ38Xとは増設用ケーブル40Aを介して接続されており、増設用ユニット15Aの増設用コネクタ34Yと増設用ユニット15Bの増設用コネクタ38Xとは、増設用ケーブル40Bを介して接続されている。
【0025】
また、増設ユニット13のコネクタ24は、ケーブル41を介して図示しない電源に接続されており、コネクタ25は、ケーブル42を介して増設ユニット15のコネクタ36に接続されている。そして、増設ユニット15のコネクタ37は、ケーブル43を介して図示しない工作機械側に接続されている。
【0026】
尚、これらの各ユニット12〜14は、何れも、例えば図2に示す運転準備ユニット12のように、夫々の本体後端側にDINレール44を備えており、そのDINレール44を介して制御盤に設置されるようになっている。そして、以上のように配線を行った結果、図1に示すように、運転準備ユニット12とその増設ユニット13、及び動力供給ユニット14とその増設ユニット15とは何れも左右方向に並ぶように配置されており、ユニット12及び13とユニット14及び15とは上下方向に並ぶように配置されている。
【0027】
図3は、動力供給ユニット12に接続される増設ユニット15内部の電気的構成を示すものである。増設ユニット15の増設用コネクタ38X,38Yの各端子は、38(2)を除いて直結されている。また、増設ユニット15は内部に2つのリレー45,46を備えており、リレー45の励磁コイル45Lは、端子38(4),38(3)間に接続され、リレー46の励磁コイル46Lは、端子38(6),38(5)間に接続されている。また、励磁コイル45L,46L間には、ダイオード47,48が夫々逆方向に接続されている。
【0028】
リレー45,46は、夫々5つの接点45C(1)〜45C(5),46C(1)〜46(5)を有している。これらの内45C(1)及び46C(1)だけが常閉接点であり、その他は常開接点である。常閉接点45C(1)及び46Cは、増設用コネクタ38X,38Yの端子38X(2),38Y(2)間に直列接続されている。そして、増設用コネクタ38の端子38(6),38(3)間には、リレー接点45C(2)及び46C(2),抵抗49,LED50の直列回路が接続されている。
【0029】
また、増設ユニット15のコネクタ36,37の端子36(1),37(1)間には、動力供給接点であるリレー接点45C(3)及び46C(3)が直列に接続されており、端子36(2),37(2)間には同リレー接点45C(4)及び46C(4)が直列に接続され、端子36(3),37(3)間には同リレー接点45C(5)及び46C(5)が直列に接続されている。そして、端子36(4),37(4)間は、コモンライン51となっている。
【0030】
LED50は、動力供給ユニット14側の動作状態によってリレー45,46のコイル45L,46Lに何れも通電が行われ、その結果として動力供給接点たるリレー接点45C(3)及び46C(3)〜45C(5)及び46C(5)が何れも閉路したことを、接点45C(2)及び46C(2)が閉路することにより点灯表示するために設けられている。
【0031】
また、コネクタ37の端子37(1)〜37(3)とコモンライン51との間には、電圧検出ブロック(開閉状態監視手段)52が接続されている。電圧検出ブロック52は、図4に示すように、内部に3つの電圧検出回路53(1)〜53(3)を内蔵している。電圧検出回路53は、例えばブリッジ回路のような周知の回路で構成されている。また、電圧検出回路53はLED54を備えており、リレー接点45C(3)及び46C(3)〜45C(5)及び46C(5)が何れも閉路した場合に、出力側の端子37(1)〜37(3)に印加される電圧を検出してLED54を夫々点灯させるようになっている。LED54(1)〜54(3)は、図1に示すように増設ユニット15の前面側に配置されている。
【0032】
即ち、LED54(1)〜54(3)の発光状態を見ることによって,作業者は、増設ユニット15のリレー接点45C(3)及び46C(3),45C(4)及び46C(4),45C(5)及び46C(5)が各々閉路して、出力側のコネクタ37の各端子37(1),37(2),37(3)夫々に24Vの電圧が実際に出力されているか否かを判定することができる。
【0033】
図4は電圧検出ブロック53がDC仕様の場合であるが、図5には、AC仕様の電圧検出ブロック(開閉状態監視手段)55の電気的構成を示す。AC仕様の場合、3つの電圧検出回路56(1)〜56(3)は三相の線間電圧を夫々検出する。即ち、電圧検出回路56(1)は、端子37(1),37(2)間の交流電圧を検出し、電圧検出回路56(2)は端子37(2),37(3)間の交流電圧,電圧検出回路56(3)は端子37(1),37(3)間の交流電圧を検出してLED57を点灯させるようになっている。
【0034】
尚、増設ユニット13の内部構成も基本的には増設ユニット15と同様であり、増設ユニット13に内蔵される電圧検出ブロックは、運転準備接点たるリレー接点の開閉状態に基づく電圧を検出することになる。
【0035】
また、図6は、増設ユニット15に対して電圧検出ユニット(入出力状態監視手段)58を接続した状態を示すものであり、(a)は側面図,(b)は正面図である。電圧検出ユニット58は、増設ユニット15が図1に示すように配線された状態で、プローブ59,60を接続して増設ユニット15の入力側,出力側の電圧検出を行うものである。即ち、増設ユニット15のコネクタ37,38は、ケーブル42,43が接続された状態であっても、電圧検出ユニット58のプローブ59,60を挿入して各端子に電気的に接続できるように構成されている。
【0036】
図7は、電圧検出ユニット58内部の電気的構成を示すものである。電圧検出ユニット58は、電圧検出ブロック52と同様な6つの電圧検出回路61(1)〜61(6)を内蔵している。電圧検出回路61(1)〜61(3)は増設ユニット15の入力側の電圧を検出するものであり、その正側入力端子は、プローブ59の端子59(1)〜59(3)に夫々接続されている。また、電圧検出回路61(4)〜61(6)は増設ユニット15の出力側の電圧を検出するものであり、その正側入力端子は、プローブ60の端子60(1)〜60(3)に夫々接続されている。そして、電圧検出回路61(1)〜61(3)の負側入力端子はプローブ59,60の端子59(4),60(4)に共通に接続されている。
【0037】
電圧検出回路61はLED62を備えており、そのLED62は検出電圧が4.8V(24Vの20%)以上となった場合に点灯するようになっている。そして、LED62(1)〜62(6)は、図6(b)に示すように、電圧検出ユニット58の本体58a前面側に配置されている。
【0038】
即ち、電圧検出ユニット58を増設ユニット15に接続することによって、作業者は、増設ユニット15の入力側,出力側の夫々に印加されている電圧の状態をモニタリングすることができる。そして、増設ユニット15のLED50,或いは、電圧検出ブロック52のLED54(1)〜54(3)の点灯状態と併せてモニタリングすれば、例えば、LED54(1)〜54(3)が消灯しており動力供給接点が開路している状態で、電圧検出ユニット58のLED62(4)〜62(6)の何れかが点灯していれば、増設ユニット15出力側に4,8V以上の電圧の回り込みが発生していると判定できる。
【0039】
尚、図7は電圧検出ユニット58がDC仕様の場合であり、図8には、AC仕様の電圧検出ユニット(入出力状態監視手段)63の電気的構成を示す。電圧検出ユニット63は、上述したAC仕様の電圧検出ブロック53と同様な6つの電圧検出回路64(1)〜64(6)を内蔵している。電圧検出回路64(1)〜64(3)は増設ユニット15の入力側の交流線間電圧を検出するものであり、電圧検出回路64(4)〜64(6)は増設ユニット15の出力側の交流線間電圧を検出するものである。
【0040】
即ち、電圧検出回路64(1)は、プローブ65の端子65(1),65(2)間の交流電圧を検出し、電圧検出回路64(2)は端子65(2),65(3)間の交流電圧,電圧検出回路64(3)は端子65(1),65(3)間の交流電圧を検出する。また、電圧検出回路64(4)は、プローブ66の端子66(1),66(2)間の交流電圧を検出し、電圧検出回路64(2)は端子66(2),66(3)間の交流電圧,電圧検出回路64(3)は端子66(1),66(3)間の交流電圧を検出する。、電圧検出回路64はLED67を備えており、検出電圧が20V以上となった場合に点灯するようになっている。
【0041】
以上のように本実施例によれば、運転準備ユニット12及び動力供給ユニット14において、互いを接続することにより電力を工作機械に供給するために使用されるコネクタ20,21及び32,33を、本体12a及び14aの上部側及び下部側に夫々配置し、各コネクタ20,21及び32,33にケーブル41〜43を夫々接続することで、電力の供給が上下方向に沿って行われるようにユニットシステム11を構成した。
【0042】
即ち、運転準備ユニット12と動力供給ユニット14とは、制御盤上において上下方向に並ぶように配置され、工作機械に対する電力の供給は、上流側から下流側にかけて、電源−運転準備ユニット12−動力供給ユニット14−工作機械,のラインに沿って行われるようになる。従って、動力供給系統の配線が直線状となるため、配線後の目視による確認を容易に行うことができる。
【0043】
また、夫々の増設ユニット13,15についても同様の構成にすると共に、運転準備ユニット12,動力供給ユニット14との接続を行うための増設用コネクタ22,26,34,38を本体の前面側に夫々配置し、それらを増設用ケーブル28,40により接続して、運転準備ユニット12,動力供給ユニット14と増設ユニット13,15とが左右方向に並ぶように配置した。
【0044】
従って、運転準備ユニット12と動力供給ユニット14とは上下方向に並び、それらの増設ユニット13,15は左右方向に並ぶ配置関係となるので、夫々のケーブル配線が交錯することがなく、増設ユニット13,15を使用する場合でも配線後の目視による確認を容易に行うことができるようになる。
【0045】
更に、本実施例によれば、増設ユニット15に、コモンライン51と電圧検出ブロック52とを内蔵して、動力供給接点であるリレー接点45C(3)及び46C(3)〜45C(5)及び46C(5)が夫々閉路したことをLED54 (1)〜54(3)によって個別に検出するようにし、増設ユニット13についても同様に構成したので、動力供給接点や運転準備接点の開閉状態をモニタリングすることができる。
【0046】
また、増設ユニット15のコネクタ37,38を、ケーブル42,43が接続された状態であっても、外部の電圧検出ユニット58のプローブ59,60を挿入可能に構成し、増設ユニット13についても同様に構成したので、配線の完了後に、作業者が電圧検出ユニット58を接続することで、コモンライン51の電位を基準として、電圧の回り込みを検出したり、誤配線の要因が入力側,出力側の何れにあるのかなどを検出することが可能となる。
【0047】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
例えば、後2接点が必要である場合は、運転準備ユニット12のコネクタと、動力供給ユニット14のコネクタとをケーブルで接続して使用すれば良い。
電圧検出ユニット58は、必要に応じて使用すれば良い。
コモンライン及び電圧検出ブロックを、運転準備ユニット12,動力供給ユニット14の内部に設けても良い。また、コモンライン及び電圧検出ブロックは必要に応じて設ければ良い。電源が三相交流である場合もコモンラインは不要である。コモンラインが不要であれば、その分リレー接点を配置しても良い。
増設ユニットは、リレー接点を増設する必要がある場合に使用すれば良い。
【0048】
【発明の効果】
本発明は以上説明した通りであり、以下の効果を奏する。
請求項1記載の工作機械用ユニットシステムによれば、電力供給ユニット及び運転準備ユニットに、互いを接続することにより電力を工作機械に供給するために使用されるコネクタを本体の上部側及び下部側に夫々配置し、各コネクタに電力供給用のケーブルを夫々接続することにより、電力の供給が上下方向に沿って行われるようにした。即ち、運転準備ユニットと力供給ユニットとは上下方向に並ぶように配置され、工作機械に対する電力の供給は、上流側から下流側にかけて、電源−運転準備ユニット−力供給ユニット−工作機械,のラインに沿って行われる。従って、電力供給系統の配線が直線状となるため、配線後の目視による確認を容易に行うことができる。
【0049】
請求項2記載の工作機械用ユニットシステムによれば、電力供給ユニット及び運転準備ユニット夫々の増設ユニット間の接続についてもコネクタを本体の上部側及び下部側に夫々配置して、電力の供給が上下方向に沿って行われるように構成した。従って、接点増設用の増設ユニットを接続する場合も、それらの増設ユニットを介した電力供給系統の配線も直線状となるため、請求項1と同様に、配線後の目視による確認を容易に行うことができる。
【0050】
請求項3記載の工作機械用ユニットシステムによれば、電力供給ユニット及び運転準備ユニットと夫々の増設ユニットにおいて増設用コネクタを本体の前面側に夫々配置し、それらを増設用ケーブルにより接続して、電力供給ユニット及び運転準備ユニットと夫々の増設ユニットとを左右方向に並ぶように配置した。
【0051】
従って、電力供給ユニットと運転準備ユニットとは上下方向に並んで配置されると共に夫々の増設ユニットは左右方向に並んで配置され、電力供給系統の配線が上下方向となるのに対して、電力供給ユニット及び運転準備ユニットと夫々の増設ユニットとの配線は各ユニットの前面側において左右方向に行われるので、夫々の配線が交錯することがなく、増設ユニットを使用する場合でも配線後の目視による確認を容易に行うことができるようになる。
【0052】
請求項4記載の工作機械用ユニットシステムによれば、運転準備ユニット及びその増設ユニットにおいて、運転準備完了接点の出力側と共通信号線との間に出力状態監視手段を配置したので、共通信号線の電位を基準として運転準備完了接点の出力側に印加される直流電圧のレベルを検出することで、運転準備完了接点の開閉状態を監視することができる。
【0053】
請求項5記載の工作機械用ユニットシステムによれば、運転準備ユニット及びその増設ユニットにおいて、本体が電力の供給側と電力供給ユニットとの間に接続された状態で、共通信号線を利用して運転準備完了接点の入力側,出力側夫々の状態を監視するための入出力状態監視ユニットを外部より接続可能に構成した。従って、配線の完了後に、作業者が運転準備ユニットまたはその増設ユニットに入出力状態監視ユニットを接続すれば、当該監視ユニットは、共通信号線の電位を基準として例えば電圧の回り込みを検出したり、誤配線の要因が入力側,出力側の何れにあるのかなどを検出することが可能となる。
【0054】
請求項6記載の工作機械用ユニットシステムによれば、力供給ユニット及びその増設ユニットにおいて、動力供給接点の出力側と共通信号線との間に出力状態監視手段を備えたので、請求項4と同様に、力供給ユニット及びその増設ユニットについても動力供給接点の開閉状態を監視することができる。
【0055】
請求項7記載の工作機械用ユニットシステムによれば、力供給ユニット及びその増設ユニットにおいて、本体が運転準備ユニットと工作機械との間に接続された状態で、共通信号線を利用して動力供給接点の入力側,出力側夫々の状態を監視する入出力状態監視ユニットを外部より接続可能に構成したので、請求項5と同様に、力供給ユニット及びその増設ユニットについても、電圧の回り込みや誤配線の要因が入出力側の何れにあるのかなどを検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、工作機械ユニットシステムの正面図
【図2】運転準備ユニットの側面図
【図3】動力供給ユニットに接続される増設ユニット内部の電気的構成を示す
【図4】電圧検出ブロック内部の電気的構成(DC仕様)を示す図
【図5】電圧検出ブロック内部の電気的構成(AC仕様)を示す図
【図6】増設ユニットに対して電圧検出ユニットを接続した状態を示す図
【図7】電圧検出ユニット内部の電気的構成(DC仕様)を示す図
【図8】電圧検出ユニット内部の電気的構成(AC仕様)を示す図
【図9】従来技術を示す、工作機械ユニットシステムの配線状態を概念的に示す図
【符号の説明】
11は工作機械ユニットシステム、12は運転準備ユニット、13A,13Bは増設ユニット、14は動力供給ユニット(電力供給ユニット)、15A,15Bは増設ユニット、20,21はコネクタ、22は増設用コネクタ、24,25はコネクタ、26X,26Yは増設用コネクタ、28A,28Bは増設用ケーブル、31,32はコネクタ、34X,34Yは増設用コネクタ、36,37はコネクタ、38X,38Yは増設用コネクタ、40A,40Bは増設用ケーブル、41〜43はケーブル、45C(3)〜45C(5)及び46C(3)〜45C(5)はリレー接点 (動力供給接点)、51はコモンライン(共通接続線)、52,55は電圧検出ブロック(開閉状態監視手段)、58,63は電圧検出ユニット(入出力状態監視手段)を示す。

Claims (10)

  1. 工作機械制御盤に設置され、工作機械に対して電力を供給する電力供給ユニットと、前記電力の供給側と前記電力供給ユニットとの間に接続され、前記工作機械の運転準備状態に基づいて前記電力供給ユニットに対する電力の供給を制御する運転準備ユニットとで構成される工作機械用ユニットシステムにおいて、
    前記電力供給ユニット及び前記運転準備ユニットは、互いを接続することにより前記電力を前記工作機械に供給するために使用されるコネクタが、本体の上部側及び下部側に夫々配置されており、
    前記各コネクタに電力供給用のケーブルを夫々接続することにより、前記電力の供給が上下方向に沿って行われるように構成されることを特徴とする工作機械用ユニットシステム。
  2. 前記電力供給ユニット及び前記運転準備ユニットは、夫々が有する電力供給接点及び運転準備完了接点を増設するための増設ユニットが接続可能に構成されており、
    前記夫々の増設ユニット間の接続についても、互いを接続することによって前記電力を前記工作機械に供給するために使用されるコネクタが本体の上部側及び下部側に夫々配置され、
    前記電力の供給が上下方向に沿って行われるように構成されることを特徴とする請求項1記載の工作機械用ユニットシステム。
  3. 前記電力供給ユニット及び前記運転準備ユニットと夫々の増設ユニットには、互いを接続するために使用される増設用コネクタが本体の前面側に夫々配置されており、
    前記増設用コネクタが増設用ケーブルによって接続されることで、前記電力供給ユニット及び前記運転準備ユニットと夫々の増設ユニットとは、左右方向に並ぶように配置されることを特徴とする請求項2記載の工作機械用ユニットシステム。
  4. 前記運転準備ユニット及びその増設ユニットは、
    前記工作機械の運転準備が完了した場合に閉路され、前記電力供給ユニットに電力を供給するための運転準備完了接点と、
    基準電位を与えるための共通信号線と、
    前記運転準備完了接点の出力側と前記共通信号線との間に接続され、当該接点の出力状態を監視するための出力状態監視手段とを備えていることを特徴とする請求項2または3記載の工作機械用ユニットシステム。
  5. 前記運転準備ユニット及びその増設ユニットは、
    本体が前記電力の供給側と前記電力供給ユニットとの間に接続された状態で、前記共通信号線を利用して前記運転準備完了接点の入力側,出力側夫々の状態を監視するための入出力状態監視ユニットが外部より接続可能に構成されていることを特徴とする請求項4記載の工作機械用ユニットシステム。
  6. 前記力供給ユニット及びその増設ユニットは、
    前記工作機械の動力供給条件が成立した場合に閉路され、前記工作機械に電力を供給するための動力供給接点と、
    基準電位を与えるための共通信号線と、
    前記動力供給接点の出力側と前記共通信号線との間に接続され、当該接点の出力状態を監視するための出力状態監視手段とを備えていることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の工作機械用ユニットシステム。
  7. 前記力供給ユニット及びその増設ユニットは、
    本体が前記運転準備ユニットと前記工作機械との間に接続された状態で、前記共通信号線を利用して前記動力供給接点の入力側,出力側夫々の状態を監視するための入出力状態監視ユニットが外部より接続可能に構成されていることを特徴とする請求項6記載の工作機械用ユニットシステム。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の工作機械用ユニットシステムに用いられることを特徴とする電力供給ユニット。
  9. 請求項1乃至7の何れかに記載の工作機械用ユニットシステムに用いられることを特徴とする運転準備ユニット。
  10. 請求項2乃至7の何れかに記載の工作機械用ユニットシステムに用いられることを特徴とする増設ユニット。
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