JP4712640B2 - 雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック及び雨水等の貯水施設 - Google Patents

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Description

本発明は、ビルあるいは集合住宅、特に団地等において、例えば、雨水等を一次的に地中の貯水槽に貯えるために用いる雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック及びこの樹脂製骨格ブロックを用いた雨水等の貯水施設に関するものである。
従来から、例えば、大きなビルや団地周辺の空き地や自転車置き場の地下等において、降った雨を貯水する貯水施設が種々設けられている。
その1つのタイプは、降水を一時的に貯水施設に貯えておいて、少しずつ下水に流したり、周囲に浸透させて都市型の洪水を防ぐ目的で設けられているもの(一時貯水型)である。
もう一つのタイプは、貯水施設に貯めた雨水を防火水として、あるいは花壇、菜園等の散水用として利用する目的で設けられたもの(貯水型)である。
特に昨今では、夏季の水不足等に備えて、新しくビルや団地を建設する場合には、しばしば前述した雨水等の貯水施設が設けられるようになってきている。
前述した雨水等の貯水施設の典型的な例として特許文献1に記載の貯水施設がある。これは前述した前者のタイプ、すなわち、都市型の洪水を防ぐ目的のための一時貯水型の貯水施設である。
この雨水等の貯水施設について簡単に説明すると、以下のようになっている。
まず地面を掘り下げて、例えば平面形状が長方形の凹部を形成し、しかる後この凹部の内表面(側面及び底面を含む)に砂利等で内張層を形成する。内張層を形成したらこの凹部内に、例えば、箱型の樹脂製骨格ブロックを上下縦横に組み上げて、その内部に貯水空間を形成する。貯水空間ができ上がったら、最後にこの凹部上に、例えば樹脂製の天板を敷き詰め、該天板上に遮水性シートもしくは半透水性シートを被せたり、さらにこの遮水性シートもしくは半透水性シート上に土を埋め戻したりして、雨水等の貯水施設を形成するものである。
特開昭63−268823号公報
ところで、前述した特許文献1に記載されている雨水等の貯水施設を長期間使用していると、貯水施設内の樹脂製骨格ブロックの表面、具体的には、この樹脂製骨格ブロックに含まれる水平面を構成する平板あるいはリブの表面上に、次第に沈殿物が堆積してしまう、という問題がある。
その結果、そのまま使用し続けていると、沈殿物が徐々に高く積層し、次第に貯水施設内の貯水可能な容積が減少してしまう、という問題がある。
そのため、定期的に貯水施設内に作業者が入り、前述した樹脂製骨格ブロック表面に、例えばジェット水流噴射装置等を用いてジェット水流を噴きかけて、表面上に堆積した沈殿物を洗い流す必要があった。
しかもこの種の作業は、狭い貯水空間内での作業のため作業環境が悪く、作業者には厳しい作業であった。
前述した問題に鑑み本発明の目的は、雨水等の貯水施設内にあって、より長期間その表面に沈殿物が堆積し難い雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック、及びこの樹脂製骨格ブロックを用いた雨水等の貯水施設を提供することにある。
前記目的を達成すべく請求項1記載の発明は、地中に形成された貯水槽内にあって、水平方向に隣接配設され、かつ垂直方向に積層配設されて貯水空間を形成する複数の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックは、外周フレームと該外周フレーム内部に形成されている複数のリブとにより形成されている平面状の基体と、該基体に立設された柱状体とを有し、かつ前記複数のリブの少なくとも一部が水平方向に対して傾いて形成されていることを特徴とする雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックである。
このように、雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックの平面状の基体部分を、外周フレームとこの外周フレーム内部に外周フレームと一体的に形成した複数のリブとで構成し、しかもこれら複数のリブの少なくとも一部を水平方向に対して傾けて形成すれば、すべてのリブが水平に形成されたものに比較して、リブ表面に雨水等に含まれる沈殿物の堆積がより行われ難くなる。
その結果、より長期間貯水施設内の洗浄作業を行う必要がなくなる。
また請求項2記載の発明は、地中に形成された貯水槽内にあって、水平方向に隣接配設され、かつ垂直方向に積層配設されて貯水空間を形成する複数の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックは、外周フレームと該外周フレーム内部に外周フレームと一体的に形成されている複数のリブとにより形成されている平面状の基体と、該基体に立設された柱状体とを有し、かつ前記複数のリブのすべてが水平方向に対して傾いて形成されていることを特徴とする雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックである。
このように複数のリブすべてを水平方向に対して傾いて形成すれば、より一層リブ表面に雨水等に含まれる沈殿物の堆積が行われ難くなる。
その結果、より長期間貯水施設内の洗浄作業を行う必要がなくなり、好ましい。
また請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックにおいて、前記複数のリブは、互いに対になっているリブを含み、これら対になっているリブは、互いに逆の方向に傾いていることを特徴とするものである。
このように、複数のリブの中には、互いに対になっているリブが含まれており、しかもそれら対になっているリブが、互いに逆の方向に傾いていると、側面方向からの圧力、いわゆる側圧に対しても機械的強度に優れた樹脂製骨格ブロックを提供することができる。
さらに請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックにおいて、前記外周フレームの内部に形成されているリブが前記基体中心を通るある直線に対して線対称に形成されていることを特徴とする。
このように外周フレーム内部に形成されている複数のリブが、前記基体中心を通るある直線に対して線対称に形成されていると、基体各方向に対してほぼ同程度の機械的強度を有することになる。そのため、貯水槽内に樹脂製骨格ブロックを隣接配設したり、積層配設したりする際、樹脂製骨格ブロックの方向の選択肢が増える。すなわち組み立ての際、樹脂製骨格ブロックの方向をより気にすることなく組み立て作業を進めることができる。このように樹脂製骨格ブロックの組み立てがより容易になり、好ましい。
さらにまた請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックにおいて、前記基体の外周形状が、基体中心を通り、かつ基体の対向する2辺の中点を通る直線に対して線対称に形成されている長方形または正方形であることを特徴とするものである。
このように基体の外周形状が、基体中心を通り、かつ基体の対向する2辺の中点を通る直線に対して線対称に形成されている長方形または正方形であると、樹脂製骨格ブロック製造用の金型の設計が容易になり、また樹脂製骨格ブロックの製造も容易になる。
しかも請求項4記載の樹脂製骨格ブロックと同様に、この樹脂製骨格ブロックも基体各方向に対してほぼ同程度の機械的強度を有することになるため、貯水槽内に樹脂製骨格ブロックを隣接配設したり、積層配設したりする際、樹脂製骨格ブロックの方向(基体の方向)の選択肢が増えるため、組み立てがより容易になる利点もある。
加えて請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックにおいて、前記外周フレームもすべて水平方向に対して傾いたリブにより形成されていることを特徴としている。
このように外周フレーム内部に形成されているリブだけでなく、外周フレームをもリブで形成し、これらのすべてのリブを水平方向に対して傾いて形成すれば、基体表面全体に雨水等に含まれる沈殿物の堆積がより一層行われ難くなる。
さらにまた請求項7記載の発明は、地中に形成された貯水槽と、該貯水槽内にあって水平方向に隣接配設され、かつ垂直方向に積層配設されて貯水空間を形成する複数の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックとを有する雨水等の貯水施設において、前記雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックは、請求項1乃至請求項6いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックであることを特徴とする雨水等の貯水施設である。
このようにしてなる請求項7記載の雨水等の貯水施設によれば、この貯水施設において貯水空間を構成する複数の樹脂製骨格ブロックの表面に雨水等に含まれる沈殿物の堆積が生じ難くなる。その結果、より長期に亘って貯水施設内の洗浄作業を行う必要がない。
また、側圧に強い樹脂製骨格ブロックを用いているため、強度的に優れた雨水等の貯水施設を提供することができる。
以上のように本発明によれば、雨水等の貯水施設内にあって、より長期間その表面に沈殿物が堆積し難い雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック、及びこの樹脂製骨格ブロックを用いた雨水等の貯水施設を提供することができる。
以下に図を用いて、本発明の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック、及びこの樹脂製骨格ブロックを用いた雨水等の貯水施設の一実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック(以下単に樹脂製骨格ブロックという)を採用した雨水等の貯水施設の一実施例を示す一部切開正面図である。
図1に示すように、地面1の地下を所定深さ掘り下げて形成した、例えば長方形あるいは正方形の凹部の内表面に、砂利等からなる内張層2、または周辺の土砂が流れ込まないように、必要により遮水性シートもしくは半透水性シートを内張りすることにより形成した内張層2を設けて、貯水槽3を形成する。
内張層2を形成したら、貯水槽3内に、図2及び図3に示すような樹脂製骨格ブロック4を上下縦横に組み上げて、貯水槽3内部に図1に示すような貯水空間5を形成する。
図2及び図3に示す樹脂製骨格ブロック4を積み上げる場合は、例えば、図1に示すように一段毎に樹脂製骨格ブロック4の上下を逆さまにして、垂直方向に積層配設する。また水平方向においては、隣接する樹脂製骨格ブロック4の一辺同士を接触させながら隣接配設する。
ところで、図2は本発明の樹脂製骨格ブロックの一実施例を示す平面図、そして図3はその側面図である。
図2、図3に示すように、この樹脂製骨格ブロック4は、全体が平面状に形成されている基体41と、該基体41に立設された2本の筒状、例えば円筒状の柱状体42とを有している。そして基体41は基体外周を形成する外周フレーム51と、この外周フレーム51の内部に外周フレーム51と一体的に形成されている複数のリブ50とで構成されている。
図2に示すように、基体41の外周形状は正方形で、かつ外周フレーム51の内部に形成されているリブ50は、基体41の中心60を通り、かつ基体41の対向する2辺の中点を通る直線、例えばY−Yに対して線対称に形成されている。もちろん基体41の外周形状は、正方形以外の、例えば長方形であってもよい。
尚、基体41が正方形の場合には、基体中心60を通る対角線、例えばX−Xで見ると、柱状体43も含め樹脂製骨格ブロック4全体が線対称になっている。
このようにすると、樹脂製骨格ブロック4は、基体41各方向に対してほぼ同程度の機械的強度を有することになる。そのため、貯水槽内に樹脂製骨格ブロック4を隣接配設したり、積層配設したりする際、樹脂製骨格ブロック4の基体41の方向の選択肢が増えるため、組み立てがより容易になり、好ましい。
換言すると、樹脂製骨格ブロック4の組み立ての際、基体41の方向をあまり基体にすることなく組み立て作業を進めることができる。
また図2に示すように、この実施例においては複数のリブ50がすべて水平方向に対して傾いて形成されている。この状態を図4〜図6に示す。
図4〜図6はリブ50の断面図で、図4は図1に示す断面1の部分の横断面図、図5、図6は同様に図1における断面2、断面3の部分における横断面図を示している。
図4〜図6が示すように、リブ50は平面状の基体41の平面(水平方向)に対して垂直あるいは、例えば45°以上に傾けて形成されている。
尚、図5、図6において、リブ50は水平方向に対して垂直に形成されているが、図4に示すように傾けて形成することもできる。また、図5に示すようにリブ5を3本以上一組にして形成する場合には、左右両端のリブ50を互いに逆方向(対向するように)に傾けて形成し、その内側のリブ50については垂直に形成するようにしてもよい。
因みに、この発明においては、水平方向に対して傾いて形成される、とは水平方向に対して直角、すなわち垂直に形成されたものも当然含まれる。
ここで、リブ50の傾きは、リブ50の配置、本数等を考慮し、基体41の断面二次モーメントを計算しながら設計すればよい。その上で、望ましくは図4に示すように、リブ50を水平方向に対して45°もしくはそれ以上傾くように形成する。また、設計によっては、リブ50の角度を30°程度まで小さくすることも可能である。この場合でも、沈殿物のリブ50の上面50aへの堆積を従来のものよりは低減できる。
また、図2において符号43、43は基体41を凹ませて皿状に形成した柱状体先端受け部であり、内側の丸は水抜き用の穴を示している。
ところで、前述したように樹脂製骨格ブロック4は一段毎に上下を逆にして積層される。具体的には、例えば、下段の樹脂製骨格ブロック4を図3に示すように、柱状体42の先端が上を向くように配置した場合、この樹脂製骨格ブロック4上に積層配設する上段の樹脂製骨格ブロック4は、図3とは逆に柱状体42の先端が下方を向くように積層する。このとき下段の樹脂製骨格ブロック4の柱状体先端受け部43に、上段の樹脂製骨格ブロック4の柱状体42の先端が挿入されるように位置決めし、組み付ける。
ところでこの組み付け方として、一つは樹脂製骨格ブロック4の上に、単に上下を逆にした別の樹脂製骨格ブロック4を、前述したように一方の柱状体42の先端を他方の柱状体先端受け部43に、一方の柱状体先端受け部43に他方の柱状体42の先端を挿入するように積層配設するやり方がある。
これとは別に、例えば、いわゆる千鳥配置というやり方もある。この方法にも幾つかの方法があるが、最も典型的な方法を以下に説明する。
このやり方は、まず、4個の樹脂製骨格ブロック4を、柱状体42が上を向くように水平面に置く。次に、この4個の樹脂製骨格ブロック4の一角が互いに接するように、かつ隣接する樹脂製骨格ブロック4の一辺同士が接するように並べる。しかる後、この4個の樹脂製骨格ブロック4の上に、別の樹脂製骨格ブロック4を柱状体42の先端を下向きにし、かつ前記下段の4個の樹脂製骨格ブロック4に等分に(各樹脂製骨格ブロック4の基体41の1/4を覆うように)覆うように、すなわち跨るように積層配設し、下向きにした樹脂製骨格ブロック4の柱状体42の先端が、各々異なる樹脂製骨格ブロック4の柱状体先端受け部43、43に挿入され、柱状体先端受け部43、43には下段の各々異なる樹脂製骨格ブロック4の柱状体42、42の先端が挿入されるように重ねていくやり方である。
いずれの方法で積層配設するかは問わないが、図1に示す本発明の実施例では、樹脂製骨格ブロック4を、前者の方法で積層配設して貯水空間5を形成した。尚、隣接する水平方向の樹脂製骨格ブロック4同士を接続する場合には、例えば、基体41の外周フレーム51をリブで形成し、隣接する樹脂製骨格ブロック4のリブ同士に適切な把持具を掛け渡す等して接続すればよい。
あるいは、外周フレーム51に適当な嵌合突起部や、これに嵌合する嵌合凹部を設けておいて、隣接する樹脂製骨格ブロック4同士の一方の嵌合突起部を他方の嵌合凹部に嵌め込むことにより隣接する樹脂製骨格ブロック4同士を連結し、水平方向に隣接配設していくこともできる。
尚、樹脂製骨格ブロック4の形状は、図2に示す形状のものに限定はされないが、いずれの形状においても基体41を形成するリブ50の少なくとも一部、好ましくはすべてが、水平方向に対して、できれば45°以上傾けて形成されているものとする。
さらにまた、図2における柱状体41の形状も、例えば、その横断面が円筒状でなく矩形状等他の形状であってもよく、その場合には、貫通孔43の形状も前記柱状体41の先端が挿入できるように、柱状体41の先端形状に合わせて、矩形形状あるいは他の形状に対応して形成される。
順次樹脂製骨格ブロック4を組み付けて貯水槽3内に貯水空間5を形成していき、図1に示すように貯水槽3への流入口10に近づいたら、例えば、1個分相当の樹脂製骨格ブロック4については、隣接する3方向の樹脂製骨格ブロック4との間に、半径約10mm程度の多数の貫通孔(図1においては省略されている)を有する、例えば、樹脂製の仕切壁11を挟み込んで、順次垂直方向に繋ぎ込みながら立設させていく。
このようにして順次樹脂製骨格ブロック4により仕切壁11を支持しながら、流入口10に最も近い樹脂製骨格ブロック4、一個分をその3方向から囲い込むように仕切壁11、11、11で囲い込んで、流入口10の貯水槽3への入り口に導水槽12を設けることもできる。
ここで、導水槽12は、流入口10付近の樹脂製骨格ブロック4を仕切壁11、11、11で囲むことにより貯水槽3内に形成されているので、導水槽12に雨水等を導くと同時に、導水槽12から導水槽12を除いた貯水槽3への土砂等の流入を効果的に防止することができる。
尚、仕切壁11、11、11を形成している樹脂製の板に穿たれている多数の貫通孔により、導水槽12側の水位と、導水槽12を除く貯水槽3側の水位が常時ほぼ同じ高さになるように保持できる。
また図1において、符号20は貯水槽3の下面(底面)にその上面が開口した溝状流路を示している。この溝状流路20は、一端が導水槽12の底部で導水槽12につながっていて、かつ他端は流出口13に連結されている。因みに、通常、流出口13の内径は、流入口10の内径の約1/3程度に設定されている。
この溝状流路20の断面形状は、例えば、U字状、またはコの字状溝等に形成されている。
また溝状流路20は、例えば、コンクリートで形成してもよいし、樹脂製の部材で形成することもできる。
また、図1においては省略されているが、溝状流路20の開口部両側に、穴明き仕切板が貯水槽3の底面位置から垂直方向に立設されている。その高さは少なくとも樹脂製骨格ブロック4、一個分の高さ、より好ましくは偶数個分の高さにするとよい。このように溝状流路20の両側に穴明き仕切板21を立設すると、溝状流路20を流れる泥等を含む雨水等が、溝状流路20から溢れたり、飛散したりするのを穴明き仕切板21が楯になって防いでくれる。
その結果、貯水槽3の底面全体に泥水が拡散し難くなり、それに伴って貯水槽3の底面全体に沈殿物が堆積し難くなって、従来よりも長期間貯水槽3内の沈殿物除去作業を行わなくても済むようになる。
尚、図1において、符号14は必要により設けた小型の泥溜槽で、貯水槽3に流れ込む雨水等は、まずここで滞留する。その際、石や砂利等の比較的大きな粒子のものはこの泥溜槽14の底に沈殿する。それ故、もしこの泥溜槽14に至る流路が、単に集合住宅の屋上からの雨水のみ集めて運んでくるものであれば、その中に石や砂利が混入する可能性は小さいので、あえてこの泥溜槽14を設ける必要はない。
しかし、通常の貯水槽3の場合は、雨水等と同時に土砂の流入が考えられるものが多いことから、泥溜槽14を設けることの方が多い。
また符号15は、貯水槽3の出口側に設けられた調整槽である。この調整槽15の底には溝状流路20から流れ込んだ雨水等から、さらに小さな粒子の泥等が沈殿する場合がある。そのような場合には、定期的にこの調整槽15の底の沈殿物を汲み上げればよい。汲み上げ作業を容易にするために、調整槽15内に、ポンプ装置を設けておいて、泥水をポンプで汲み上げるようにしてもよい。
さらにまた図1における符号16は、泥溜槽14と調整槽15の上に設けた蓋を示している。適時この蓋16を開けることで泥溜槽14及び調整槽15の内部の様子を観察することができる。
また符号18は貯水槽3の上部を覆う被覆層を示しており、この被覆層18は従来と同様に、例えば貯水槽3上に、より具体的には樹脂製骨格ブロック4で構成した貯水空間5上に敷き詰めた樹脂製の天板であったり、または遮水性シートもしくは半透水性シート及びこれらシート上に埋め戻した土等で形成されることもある。
ところで、前述した実施例では、貯水槽3への流入口10の出口付近に導水槽12を、さらには貯水槽3の下部に溝状流路20を設けているが、本発明の樹脂製骨格ブロック4はこれらの導水槽12あるいは溝状流路20とは直接関係がない。そのため、導水槽12や溝状流路20がない雨水等の貯水施設にも、さらにいえば樹脂製骨格ブロック4を上下縦横に組み込んで貯水空間5を形成するものでありさえすれば、種々の雨水等の貯水施設に本発明の樹脂製骨格ブロック4を適用できることはいうまでもない。
また、図1の符号30に示すように、必要により、例えば溝状流路20に向けてジェット水流噴射装置を設ける場合がある。因みに、図1に示すジェット水流噴射装置30は、溝状流路20の底面に向かってジェット水流を噴射できるもので、定期的に、かつ自動的にジェット水流を噴射して、溝状流路20の底に沈殿している泥等を流出口13に向かって押し流すことができる。もちろん、溝状流路20内に堆積した泥等の高さをセンサで検知し、これと連動してこのジェット水流噴射装置30を動作させることもできる。
ところで、雨水等の貯水施設によっては流れ込む雨水等に、あまり多くの沈殿物が混入しない場合もある。このような場合には、溝状流路20内にも沈殿物が溜まり難い。それ故、雨水等の貯水施設の建設コストを低減させる観点からジェット水流噴射装置30を設置しない場合もある。
また、図4に示す断面1の断面図とは別に、一対のリブの傾きを、図7に示すような断面形状にすることもできる。
尚、図4、図7に示すように、両リブ間に隙間がないと、沈殿物が下方に落下しない。それ故、両リブ50、50間に間隔を設けておくことが重要である。
ところで、リブ50の配置、傾き等は、前述したように、この樹脂製骨格ブロックが上下方向からの圧力のみならず、側面方向からの圧力にも十分耐えることができるように、基体の断面二次モーメント等を考慮しながら設計すればよい。
また前記実施例では、すべてのリブ50、さらには外周フレーム51をもリブで形成し、これらすべてのリブを平面状の基体41の水平面に対して傾けて(垂直にしたものも含む)形成しているが、例えば、リブ50の少なくとも一部のみ、あるいはリブ50はすべて水平方向に対して傾けるものの、外周フレーム51は断面L字状のフレームで構成する等しても、従来のものよりは樹脂製骨格ブロック4の表面上への沈殿物の堆積を少なく抑えることができる。
このように、樹脂製骨格ブロックの平面状の基体を、外周フレームとこの外周フレーム内部に形成した複数のリブとで形成し、かつこれら複数のリブの少なくとも一部あるいは全部を水平方向に対して傾けて形成すれば、貯水槽内に貯水された雨水等に含まれる土砂等の沈殿物は、リブが水平面で形成されていた従来の樹脂製骨格ブロックよりも、リブの上面に沈殿物がより堆積し難くなる。その結果、従来よりも長期間に亘って、雨水等の貯水施設内の洗浄作業を行う必要がなくなる。
以上述べたように本発明によれば、雨水等の貯水施設内にあって、より長期間その表面に沈殿物が堆積し難い雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック、及びこの樹脂製骨格ブロックを用いた雨水等の貯水施設を提供することができる。
本発明の雨水等の貯水施設の一実施例を示す一部切開正面図である。 本発明の樹脂製骨格ブロックの一実施例を示す平面図である。 図2に示す樹脂製骨格ブロックの側面図である。 図2に示す樹脂製骨格ブロックの断面1の部分を示す横断面図である。 図2に示す樹脂製骨格ブロックの断面2の部分を示す横断面図である。 図3に示す樹脂製骨格ブロックの断面3の部分を示す横断面図である。 本発明の樹脂製骨格ブロックのリブの、図4に示すものとは別の断面形状を示す横断面図である。
符号の説明
1 地面
2 内張層
3 貯水槽
4 樹脂製骨格ブロック
5 貯水空間
10 流入口
11 仕切壁
12 導水槽
13 流出口
14 泥溜槽
15 調整槽
20 溝状流路
30 ジェット水流噴射装置
41 基体
42 柱状体
43 柱状体先端受け部
50 リブ
50a リブ上面
51 外周フレーム
60 基体中心

Claims (7)

  1. 地中に形成された貯水槽内にあって、水平方向に隣接配設され、かつ垂直方向に積層配設されて貯水空間を形成する複数の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックは、外周フレームと該外周フレーム内部に外周フレームと一体的に形成されている複数のリブとにより形成されている平面状の基体と、該基体に立設された柱状体とを有し、かつ前記複数のリブの少なくとも一部が水平方向に対して傾いて形成されていることを特徴とする雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック。
  2. 地中に形成された貯水槽内にあって、水平方向に隣接配設され、かつ垂直方向に積層配設されて貯水空間を形成する複数の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックは、外周フレームと該外周フレーム内部に外周フレームと一体的に形成されている複数のリブとにより形成されている平面状の基体と、該基体に立設された柱状体とを有し、かつ前記複数のリブのすべてが水平方向に対して傾いて形成されていることを特徴とする雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック。
  3. 前記複数のリブは、互いに対になっているリブを含み、これら対になっているリブは、互いに逆の方向に傾いていることを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック。
  4. 前記外周フレームの内部に形成されているリブが前記基体中心を通るある直線に対して線対称に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック。
  5. 前記基体の外周形状が、基体中心を通り、かつ基体の対向する2辺の中点を通る直線に対して線対称に形成されている長方形または正方形であることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック。
  6. 前記外周フレームもすべて水平方向に対して傾いたリブにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロック。
  7. 地中に形成された貯水槽と、該貯水槽内にあって水平方向に隣接配設され、かつ垂直方向に積層配設されて貯水空間を形成する複数の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックとを有する雨水等の貯水施設において、前記雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックは、請求項1乃至請求項6いずれかに記載の雨水等の貯水施設用の樹脂製骨格ブロックであることを特徴とする雨水等の貯水施設。
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