JP4712466B2 - 空気調節機器 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調節機器に関する。
電気機器の多くは、電気機器の稼動状態を表示するための表示装置を備える。この表示装置は、たとえば、表示板の内部に複数の発光体が配置され、それぞれの発光体が点灯することにより、電気機器の稼働状態を示すように形成されている。
特開平9−196409号公報においては、横方向に細長形状の表示窓の後方に、LED(発光ダイオード)が配置された空気調和機が開示されている。表示窓には半透明の表示カバーが設けられ、LEDの後方には反射体が設けられている。表示カバーは、LEDに近接するほど肉厚としていて、反射体は、LEDから離反するほど表示カバー側に位置する形状とされている。この構成によれば、表示カバーの表面における輝度の均一化を図ることが可能であり、かつ、コンパクト化の要請にも沿うことが可能な表示部を備えた空気調和機を提供できると開示されている。
特開2003−161482号公報においては、発光体と発光体の放つ光をイオン発生装置に反射するための反射カバーと、イオン発生装置を視認する視認窓を有する本体とを備える空気清浄機が開示されている。この空気清浄機においては、イオン発生装置がイオンを発生している間、発光体がたとえば青色の光を発してイオン発生装置を照らす。これを視認窓の外から視認することにより、イオン発生装置が駆動していることを知ることができると開示されている。
特開平9−196409号公報 特開2003−161482号公報
従来の技術における電気機器の表示装置においては、近くからは稼動状態を確認できるものの、離れた場所からは稼動状況を確認しにくいという問題があった。すなわち、主要な稼動部の稼動状況でも、近づいて表示装置の表示を確認する必要があった。
たとえば、上記の特開平9−196409号公報に開示された表示装置においては、小さな表示部に複数の表示を行なう場合には有用である。しかし、使用者が視認を要望する電気機器の稼働状況を遠くからは、容易に確認することができないという問題がある。また、表示部を電気機器の正面から見たときには表示状況を視認することができるものの、表示部を斜めの方向から見たときに視認しにくいという問題がある。
上記の特開2003−161482号公報に開示された空気清浄機においても同様に、遠くからイオン発生装置の稼動状況を視認することが難しいという問題がある。また、正面に対して斜めの方向から見たときに、視認窓を確認しにくいという問題がある。
本発明は、視認性に優れた表示装置を備える空気調節機器を提供することを目的とする。
本発明に基づく空気調節機器は、床面に載置して使用するものであって、稼動部が内部に配置された筐体と、上記筐体の外側に配置され、上記稼動部の稼動状況を表示するための表示装置と、上記筐体の上部に設置された吹出口とを備える。上記表示装置は、光を発するための発光体と、上記発光体を蓋うように形成された蓋部を有する蓋部材とを含む。上記蓋部は、上記筐体を正面から見たときに、少なくともその頂部が、上記筐体から上方に突出するように形成されている。上記蓋部は、断面形状が略V字形または略コの字形になるように形成されている。上記蓋部は、少なくとも上記頂部が上記光を透過または半透過するように形成されている。上記蓋部材は、上記蓋部が上記吹出口に設置された風向板になるように形成されている。
上記発明において好ましくは、上記蓋部は、平面形状が円弧形状に形成されている。
上記発明において好ましくは、上記蓋部材は、上記蓋部の内側に配置され、上記光を散乱するための散乱体を含む。上記散乱体は、上記発光体と対向するように配置されている。上記散乱体は、表面に上記光の散乱が可能な凹凸を有する。
上記発明において好ましくは、上記蓋部は、内面および外面のうち少なくとも一方に、上記光の散乱が可能な凹凸を有する。
上記発明において好ましくは、上記光を反射するための反射体を含む。上記反射体は、上記発光体の周りを囲むように形成されている。上記反射体は、上記蓋部の内面に向かって上記光を反射するように形成されている。
上記発明において好ましくは、上記可動部がイオン発生装置である。上記発光体は、上記イオン発生装置によって発生するイオンの発生状況に応じて色を変化させる。
本発明によれば、視認性に優れた表示装置を備える空気調節機器を提供することができる。
(実施の形態1)
図1から図11を参照して、本発明に基づく実施の形態1における空気調節機器について説明する。以下に示すそれぞれの実施の形態においては、空気調節機器として、空気清浄機能を有する据え置き型の空気清浄機を例示して説明を行なう。
まず、図1から図5を参照して、本実施の形態における空気清浄機の外観構造について説明する。図1は、本実施の形態における空気清浄機を前側から見たときの斜視図であり、図2は、後側から見たときの斜視図である。図3は、本実施の形態における空気清浄機の平面図である。図4は、本実施の形態における空気清浄機の前面パネル、フィルタ押さえ枠および高機能フィルタの組付け構造を示す分解斜視図である。図5は、本実施の形態における空気清浄機において、前面パネル、フィルタ押さえ枠および高機能フィルタを本体ケーシングから取外した状態の斜視図である。
図1から図3に示すように、本実施の形態における空気清浄機100は、筐体としての本体ケーシング110を備える。空気清浄機100は、前面パネル140を備える。本体ケーシング110は、縦長の前面開口の箱状体からなり、その内部には空気清浄機100の主要部品が納められている。
本体ケーシング110の下部には、脚部112が設けられている。脚部112は、空気清浄機100を直立状態で床面等に載置するための部位である。本体ケーシング110の上面には、操作盤116が配置されている。操作盤116には、各種操作ボタンや表示ランプ等が配設されている。なお、本体ケーシング110は、必要により複数の部材を組合わせることによって構成される。
本体ケーシング110の背面には、把手部114が設けられている。この把手部114は、空気清浄機100を持ち上げて搬送する際等の利便性を考慮して設けられたものである。また、本体ケーシング110の背面からは、電源コード190が引き出されている。
前面パネル140は、その主面から後方に向かって立設して設けられた側部141を有する。前面パネル140は、本体ケーシング110の前面および側面の一部を覆うように形成されている。前面パネル140は、本体ケーシング110に着脱自在に形成されている。
図2に示すように、本体ケーシング110の側面と前面パネル140の側部141との間には、隙間が形成されている。この隙間は、吸込口124を構成する。吸込口124は、外部の空気を内部に導入するための開口部である。本体ケーシング110の側面の吸込口124に隣接する部分には、周りの空気の清浄度を計測する清浄度計測手段としての埃センサ136が配置されている。
図3を参照して、本体ケーシング110の上部には、吹出口41,42が形成されている。吹出口41,42は、装置内部において浄化された空気を装置外部へと導出するための開口部である。
本体ケーシング110の操作盤116には、空気清浄機100のオン/オフ動作を切換える電源ボタン160、後述するイオン発生装置の運転状態を切換えるイオン発生装置の切換えボタン161、空気清浄機100の運転モードを切換える運転モード切換えボタン162、電源オフ状態からワンタッチの操作で特定の運転動作に移行するショートカットボタン163等が配設されている。
また、操作盤116には、これらボタンに隣接して、イオン発生装置の運転状態を示すイオン発生装置の動作状態表示ランプ171、空気清浄機100の運転モードを表示する運転モード表示ランプ172、およびショートカットボタンの運転動作が行なわれているか否かを示すショートカット動作有無表示ランプ173等が配設されている。
本実施の形態における空気清浄機100にあっては、空気清浄機100の前方からの視認が容易となるように、汚れ状態表示装置174が配置されている。汚れ状態表示装置174は、光源である発光ダイオード174aを含む。汚れ状態表示装置174は、発光ダイオード174aの色彩や輝度等が変調することにより、視覚的に使用者に室内空気の汚れ度合いを示すように形成されている。汚れ状態表示装置174は、上述の埃センサ136および後述の臭いセンサ138(図5参照)を含む清浄度計測手段によって検出された空気の清浄度に応じて表示が切換わるように形成されている。
図4を参照して、本体ケーシング110の前側に設けられたフィルタ配置部118には、高機能フィルタ151が収容される。高機能フィルタ151の構成としては、種々の構成を採用することができるが、本実施の形態においては、前面側から順に、脱臭フィルタ152、ホルムアルデヒド吸着フィルタ153および制菌/集塵フィルタ154の3つのフィルタが積層配置されている。これら脱臭フィルタ152、ホルムアルデヒド吸着フィルタ153および制菌/集塵フィルタ154は、前方に配置されるフィルタ押さえ枠150が本体ケーシング110の前面に固定されることにより、本体ケーシング110のフィルタ配置部118に保持される。
図5を参照して、本体ケーシング110のフィルタ配置部118の後方に設けられた仕切り壁120には、連通孔121が形成されている。連通孔121の前面には、金属ガード122が配置されている。仕切り壁120は、本体ケーシング110の内部空間を前方空間S1と後方空間S2とに仕切るものである(図6参照)。金属ガード122は、メンテナンス作業時等に作業者が過って動作中のファンに指を差し込まないためのガード部材である。また、本体ケーシング110の前面には、空気の清浄度計測手段としての臭いセンサ138が配置されている。
次に、図6から図8を参照して、本実施の形態における空気清浄機の内部構造および装置本体内部における空気の流れについて説明する。図6は、本実施の形態における空気清浄機の図1に示すVI−VI線に沿った断面図であり、図7は、図1に示すVII−VII線に沿った断面図である。図8は、本実施の形態における空気清浄機において、本体ケーシングの背面部分を構成する部材を取外した状態を示す一部破断断面図である。図6から図8においては、空気の流れを矢印にて示している。
図6および図7に示すように、空気清浄機100の内部には、仕切り壁120が配置されている。仕切り壁120の前方には、高機能フィルタ151が配置されている。高機能フィルタ151の前方には、前面パネル140が配置されている。
高機能フィルタ151は、前面パネル140と仕切り壁120との間に位置する前方空間S1を前後方向に2分割している。高機能フィルタ151に仕切られた前方の空間および後方の空間は、それぞれが空気の流路となる。図7を参照して、前方空間S1は、本体ケーシング110の側方において吸込口124を通じて外部と連通している。
図6から図8に示すように、仕切り壁120の後方には、シロッコファン130が配置されている。シロッコファン130は、その後方に配置されたモータ132によって回転駆動される。なお、仕切り壁120に設けられた連通孔121は、シロッコファン130の吸い込み面と対面して形成されている。
本体ケーシング110の後方空間S2は、本体ケーシング110の上部に設けられた吹出口41,42に連通している。吹出口41,42のそれぞれには、風向板11,12が配置されている。風向板11,12は、吹出口41,42から吹出される空気の風向きを整えるためのものである。
本体ケーシング110の後方空間S2には、流路形成部材123が配置されている。流路形成部材123は、シロッコファン130によって後方空間S2に導入された空気を吹出口41,42に導くための部材である。流路形成部材123は、下部においてシロッコファン130を取り囲み、上部においてシロッコファン130から吹出された空気を吹出口41,42に導く形状に形成されている。
後方空間S2に面する仕切り壁120の所定位置には、正イオンおよび負イオンの少なくともいずれか一方を形成するためのイオン発生装置134が配置されている。本実施の形態におけるイオン発生装置134は、表示装置にて稼動状況を表示する稼動部として配置されている。イオン発生装置134においては、イオン発生素子に設けられた電極間に交流電圧を印加することにより、空気中の酸素から水分がイオン化される。イオン発生装置134のイオン放出面を空気の流路に対面して配置することにより、発生したイオンを空気の流れに乗せて装置外部へと放出する。
空気清浄機100にあっては、シロッコファン130がモータ132によって回転駆動されることにより、本体ケーシング110の前方空間S1において負圧が生じ、本体ケーシング110の側方に位置する吸込口124を通じて室内の空気が前方空間S1に取り込まれる(図7参照)。取り込まれた空気は、高機能フィルタ151を通過する際に脱臭処理、ホルムアルデヒドの吸着処理、集塵処理および制菌処理が施され、仕切り壁120に形成された連通孔121を通過して後方空間S2へと導入される(図6および7参照)。
後方空間S2に流入した空気は、シロッコファン130の外周部から外側に向かって吹出される。シロッコファン130から吹出された空気は、流路形成部材123に導かれて後方空間S2内を上昇し、イオン発生装置134によって所定濃度の正イオンまたは/および負イオンが付加されて吹出口41,42から室に吹出される(図6および8参照)。
次に、図9から図11を参照して、本実施の形態における空気清浄機の表示装置について説明する。図9は、図2におけるA部の分解斜視図である。図9は、本実施の形態における空気清浄機の吹出口の部分の分解斜視図である。図10は、図6におけるB部の拡大断面図である。図10は、本実施の形態における蓋部材を吹出し部材に載置したときの断面図である。
本実施の形態における空気清浄機は、筐体としての本体ケーシング110の外側に配置された表示装置8を備える。表示装置8は、光を発するための発光体25を含む。本実施の形態においては、発光体25として、発光ダイオード(LED:light emitting diode)が配置されている。本実施の形態における発光体25は、青色の点灯および緑色の点灯が可能なように形成されている。
本実施の形態における表示装置8は、発光体25を載置するための保持部材2を含む。保持部材2は、吹出し部材1に形成された溝部13に嵌合するように形成されている。本実施の形態における保持部材2は、平面形状が円弧形状に形成されている。
保持部材2は、平面形状の円弧形状の略中央部分に表面から窪んだ凹部21を有する。凹部21は、中央部分に向かって凹むように形成されている。凹部21の中央部分には配置穴22が形成されている。発光体25は、配置穴22に配置されている。
本実施の形態における空気清浄機は、上部の後側に配置された吹出し部材1を有する。本実施の形態における吹出し部材1は、筐体の一部分として配置されている。吹出し部材1は、吹出口41,42を有する。吹出し部材1は、吹出口41,42に配置された風向板11,12を有する。風向板11,12は、上側に向かって空気を流すように形成されている。
吹出し部材1は、溝部13を有する。溝部13は、空気清浄機の幅方向の略中央部分に配置されている。溝部13は、吹出口41と吹出口42との間に配置されている。本実施の形態における溝部13は、平面形状が円弧形状に形成されている。溝部13は、平面視したときに、円弧形状が外側に向かって凸になるように形成されている。
本実施の形態における表示装置8は、蓋部材3を有する。蓋部材3は、吹出し部材1に載置されるように形成されている。蓋部材3は、平面視したときに、閉じた形状に形成されている。
蓋部材3は、発光体25を覆うように形成された蓋部31を有する。蓋部31は、筐体から突出するように形成されている。本実施の形態における蓋部31は、空気清浄機100を正面から見たときに、一部分が操作盤116の表面よりも高くなるように形成されている。すなわち、空気清浄機100を正面から見たときに、蓋部31の頂部を見ることができるように形成されている。
本実施の形態における蓋部31は、断面形状が略V字型になるように形成されている。蓋部31は、光を半透過するように形成されている。本実施の形態においては、透明な樹脂で形成された蓋部31の内部に塗料が塗布されて、外側から蓋部31の内部を見ることができないように形成されている。または、蓋部31において、表面にシボ加工が施されていても構わない。シボ加工が施されていることにより、発光体25からの光を乱反射させて、蓋部31の表面を明るく表示させるとともに、外側から蓋部31の内部を見ることができないように形成することができる。このように、蓋部31は、発光体25が発光したときに、外側から見て蓋部31が明るくなるように形成されている。
図3および図9を参照して、本実施の形態における蓋部31は、平面形状が円弧形状になるように形成されている。蓋部31は、平面視したときに円弧形状が外側の向かって凸になるように配置されている。
図10を参照して、本実施の形態における蓋部31は、溝部13の形状に沿うように形成されている。吹出口42から吹出される空気の一部は、矢印52に示すように、枠部材7と蓋部材3との間を流れる。このように、本実施の形態における蓋部31は、風向板になるように形成されている。
図3および図9を参照して、本実施の形態における空気清浄機は、枠部材7を有する。枠部材7は、主表面が鉛直方向に延びるように形成された板部28を有する。図10を参照して、枠部材7は、板部28が、蓋部材3の内側の領域を二分するように形成されている。枠部材7が配置されることによって、矢印51,52に示すように、吹出口42から吹出される空気が二分される。このように、枠部材7は、風向板になるように形成されている。
本実施の形態における表示装置は、稼動部としてのイオン発生装置の稼動状況を示すための装置である。または、本実施の形態における表示装置は、空気の経路に配置されたイオン発生装置(図6参照)によって発生するイオンの放出状況を表示するように形成された装置である。本実施の形態においては、イオン発生装置の動作がクリーン運転(正イオンと負イオンとを略同数発生させる運転)のときには、発光体を青色に点灯する。また、イオンコントロール運転(正イオンよりも負イオンを多く発生させる運転)のときには、発光体を緑色に点灯する。除菌シャワー運転(クリーン運転よりも約2倍以上の多量の正負イオンを発生させる運転)のときには、発光体を青と緑との混合色で点灯する。さらに、除菌シャワー運転のときには、青と緑との光量を変化させて混合色の色も変化させる。
図10を参照して、発光体25が発光すると、矢印53に示すように、光が直接的に蓋部材3の蓋部31に向かう。本実施の形態における表示装置は、蓋部31の少なくとも一部分が明るく光る。図3を参照して、本実施の形態においては、発光領域Rが明るく輝く。本実施の形態における表示装置は、イオン発生装置の稼動状況により色が定められているため、発光体の色を視認するだけで、空気清浄機の稼動状況を把握することができる。また、離れた位置においても、空気清浄機の稼動状況を視認することができる。
また、本実施の形態においては、蓋部材3の蓋部31の平面形状が円弧形状に形成されている。この構成を採用することにより、斜めから空気清浄機を見たときにも、容易に表示装置の発光状況を視認することができる。たとえば、空気清浄機の斜め前方から空気清浄機の表示装置を見たときにも、表示装置が発する光の色を容易に視認することができる。
図9および図10を参照して、本実施の形態においては、保持部材2が反射体として形成されている。本実施の形態においては、保持部材2の凹部21の内側に、めっき膜が形成されている。発光体25は、凹部21の内側に配置されている。凹部21は、反射体の周りを取囲むように形成されている。凹部21は、矢印54に示すように、発光体25からの光を蓋部31の内面に向かって反射するように形成されている。この構成を採用することにより、発光体25からの光をより効率的に、蓋部31に向かって導くことができ、蓋部材3の蓋部31の輝度が向上する。また、反射体を配置することにより、斑状に蓋部31が明るくなることを抑制できる。
本実施の形態における蓋部材は、吹出し部材に載置されている。蓋部材は、平面視したときに蓋部の円弧形状の内側が吹出口になるように形成され、蓋部が風向になるように形成されている。このように、本実施の形態における空気清浄機は、表示装置の一部を風向板として用いることができる。また、風向板を大きくすることができ、空気を安定した方向に吹出すことができる。
図11に、本実施の形態における他の蓋部材の断面図を示す。蓋部材4は、蓋部32を有する。蓋部32は、断面形状が略V字型に形成されている。蓋部32は、前側の傾斜部分の内面36および外面37に、発光体からの光の散乱が可能な凹凸が形成されている。
蓋部の内面および外面のうち、すくなくとも一方の表面に光の散乱が可能な凹凸が形成されていることにより、蓋部が斑状に明るくなることを抑制できる。または、蓋部が透明部材で形成されている場合には、内部の光源などが見えないように、蓋部の表面をぼかすことができる。
本実施の形態においては、蓋部の断面形状が略V字型に形成されているが、この形態に限られず、略コの字形になるように形成されていても構わない。すなわち、蓋部は、頂面を有していても構わない。
また、本実施の形態における蓋部は、内面に塗料が塗布されて、発光体の光を半透過するように形成されているが、この形態に限られず、発光体の光をすべて透過するように形成されていても構わない。
本実施の形態における発光体は、2色の色を発するように形成されているが、この形態に限られず、発光する色は1色であっても3色以上であっても構わない。または、本実施の形態においては発光体が1つ配置されているが、この形態に限られず、複数の発光体が配置されていても構わない。
本実施の形態においては、稼動部としてイオン発生装置が配置されているが、この形態に限られず、稼動部は、空気調節機器において任意の稼動する部分であれば構わない。
本実施の形態においては、空気調節機器として、空気清浄機を取り上げて説明を行なったが、この形態に限られず、本実施の形態における表示装置は、任意の空気調節機器に適用することができる。たとえば、冷房機や除湿機などの空気調節機器本発明を適用することができる。
また、本発明における空気調節機器とは、機器外部から機器内部に空気を導入して、導
入した空気に何らかの処理を施した上で機器外部へと送出する装置を指す。空気調節機器は、上述の据え置き型の空気清浄機のほかに、車載用の空気清浄機、さらには、空気調和機、除湿機、加湿器、電気ヒータ、石油ストーブ、石油ファンヒータ、ガスヒータ等を含む。
図12から図14を参照して、本発明に基づく実施の形態2における空気調節機器について説明する。本実施の形態においては、吹出し部材に載置された蓋部材の構成が実施の形態1と異なる。
図12に、本実施の形態における蓋部材を吹出し部材に載置したときの断面図を示す。本実施の形態における蓋部材5は、蓋部33の内部に配置された散乱体34を含む。散乱体34は、発光体25に対向するように配置されている。
図13に、図12におけるXIII−XIII線に関する矢視断面図を示す。図14に、図13におけるXIV−XIV線に関する矢視断面図を示す。本実施の形態における散乱体34は、板状に形成されている。散乱体34は、蓋部33の側壁から内側に向かって飛び出すように配置されている。散乱体34は、表面に複数の凸部38を有する。凸部38は、四角錘状に形成されている。散乱体34の表面に凸部38が配列して形成されることにより、散乱体34の表面の凹凸が形成されている。
図13を参照して、散乱体34は、発光体25が配置された凹部21を覆うように形成されている。すなわち、平面視したときに保持部材2の凹部21よりも散乱体34が大きくなるように形成されている。
図12を参照して、発光体25からの光は、直接的に散乱体34に入射する。または、発光体25からの光は、凹部21の表面で反射して散乱体34に入射する。散乱体34の表面に凹凸が形成されていることにより、矢印55に示すように、光をさまざまな方向に散乱することができる。この結果、蓋部33が斑状に明るくなることを抑制できる。また、蓋部のより広い範囲を明るくすることができる。
本実施の形態における散乱体は、板状に形成されているが、この形態に限られず、任意の形状を採用することができる。また、本実施の形態においては、保持部材の凹部の全体を覆うように、散乱体が形成されているが、この形態に限られず、任意の大きさの散乱体を採用することができる。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1と同様であるのでここでは説明を繰返さない。
上記の実施の形態に係るそれぞれの図面において、同一または相当する部分には、同一の符号を付している。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
実施の形態1における空気清浄機を前側から見たときの斜視図である。 実施の形態1における空気清浄機を後側から見たときの斜視図である。 実施の形態1における空気清浄機の平面図である。 実施の形態1における空気清浄機の分解斜視図である。 実施の形態1における空気清浄機から前面パネルおよびフィルタを取外したときの斜視図である。 実施の形態1における空気清浄機の一の断面図である。 実施の形態1における空気清浄機の他の断面図である。 実施の形態1における空気清浄機の一部破断断面図である。 実施の形態1における空気清浄機の吹出口の部分の分解斜視図である。 実施の形態1における空気清浄機の吹出口の部分の断面図である。 実施の形態1における他の蓋部材の断面図である。 実施の形態2における空気清浄機の吹出口の部分の断面図である。 実施の形態2における散乱体の平面図である。 実施の形態2における散乱体の断面図である。
符号の説明
1 吹出し部材、2 保持部材、3〜5 蓋部材、7 枠部材、8 表示装置、11,12 風向板、13 溝部、21 凹部、22 配置穴、25 発光体、28 板部、31〜33 蓋部、34 散乱体、36 内面、37 外面、38 凸部、41,42 吹出口、51〜55 矢印、100 空気清浄機、110 本体ケーシング、112 脚部、114 把手部、116 操作盤、118 フィルタ配置部、120 仕切り壁、121 連通孔、122 金属ガード、123 流路形成部材、124 吸込口、130 シロッコファン、132 モータ、134 イオン発生装置、136 埃センサ、138 臭いセンサ、140 前面パネル、141 側部、150 フィルタ押さえ枠、151 高機能フィルタ、152 脱臭フィルタ、153 ホルムアルデヒド吸着フィルタ、154 制菌/集塵フィルタ、160 電源ボタン、161 イオン発生装置の切換えボタン、162 運転モード切換えボタン、163 ショートカットボタン、171 イオン発生装置の動作状態表示ランプ、172 運転モード表示ランプ、173 ショートカット動作有無表示ランプ、174 汚れ状態表示装置、174a 発光ダイオード、190 電源コード、S1 前方空間、S2 後方空間、R 発光領域。

Claims (6)

  1. 床面に載置して使用する空気調節機器であって、
    稼動部が内部に配置された筐体と、
    前記筐体の外側に配置され、前記稼動部の稼動状況を表示するための表示装置と
    前記筐体の上部に設置された吹出口と
    を備え、
    前記表示装置は、光を発するための発光体と、
    前記発光体を蓋うように形成された蓋部を有する蓋部材と
    を含み、
    前記蓋部は、前記筐体を正面から見たときに、少なくともその頂部が、前記筐体から上方に突出するように形成され、
    前記蓋部は、断面形状が略V字形または略コの字形になるように形成され、
    前記蓋部は、少なくとも前記頂部が前記光を透過または半透過するように形成され
    前記蓋部材は、前記蓋部が前記吹出口に設置された風向板になるように形成された、空気調節機器
  2. 前記蓋部は、平面形状が円弧状に形成された、請求項1に記載の空気調節機器
  3. 前記蓋部材は、前記蓋部の内側に配置され、前記光を散乱するための散乱体を含み、
    前記散乱体は、前記発光体と対向するように配置され、
    前記散乱体は、表面に前記光の散乱が可能な凹凸を有する、請求項1または2に記載の空気調節機器
  4. 前記蓋部は、内面および外面のうち少なくとも一方に、前記光の散乱が可能な凹凸を有する、請求項1から3のいずれかに記載の空気調節機器
  5. 前記光を反射するための反射体を含み、
    前記反射体は、前記発光体の周りを囲むように形成され、
    前記反射体は、前記蓋部の内面に向かって前記光を反射するように形成された、請求項1から4のいずれかに記載の空気調節機器
  6. 前記稼働部は、イオン発生装置であり、
    前記発光体は、前記イオン発生装置によって発生するイオンの発生状況に応じて色を変化させる、請求項1から5のいずれかに記載の空気調節機器。
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