JP2008207603A - 空気清浄器 - Google Patents

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裕二 小倉
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Abstract

【課題】外観性が良好な空気清浄器を提供する。
【解決手段】ケース10は、扁平な形状で、空気が通過する経路Pを内部に含む。ファン20は、ケース10に収納され、経路Pを通過する空気の流れを形成する。少なくとも1つの除塵フィルタ31aおよび31bは、経路Pの途中に配置されている。カバー60は、経路Pの吸引口81を覆う。ケース10とカバー60の両側縁との間に一対のスリット状の隙間Sが設けられるように、ケース10にカバー60が取り付けられている。スリット状の隙間Sは、空気の吸込み用開口91である。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車両の天井に取り付け可能な空気清浄器に関するものである。
特許文献1には、ケーシングが、本体ケース、吸込口用グリル及び吹出口兼用のフィルタカバーとより構成された車両用空気清浄器が開示されている。
特開2003−146066号公報
空気清浄器では、一般に、空気の吸込み口および/または吹出し口にグリルが設けられていることが多い。しかしながら、外観性を向上させるためには、外方からグリルが見えたり、グリルを介して空気清浄器の内部が見えたりしないことが好ましい。
本発明の一形態は、扁平な形状で、空気が通過する経路を内部に含むケースと、ケースに収納され、経路を通過する空気の流れを形成するファンと、経路の途中に配置された少なくとも1つの除塵フィルタと、経路の吸引口および/または吐出口を覆うカバーであって、ケースと当該カバーの両側縁との間に一対のスリット状の隙間が設けられるように、ケースの取り付けられたカバーとを有する空気清浄器である。この空気清浄器において、スリット状の隙間は、空気の吸込み用開口および/または吹出し用開口である。
この空気清浄器によれば、ケースとカバーとは、カバーの両側縁に一対のスリット状の隙間が設けられるように取り付けられ、そのスリット状の隙間が、空気の吸込み用開口および/または吹出し用開口となる。このため、ケースあるいはカバーに、空気の吸込み用開口または吹出し用開口の少なくともいずれかを積極的に設けなくても良い。すなわち、空気清浄器の外観を構成するケースあるいはカバーのより多くの部分(表面)を開口あるいは孔などの無いシームレスあるいはクローズドな面にすることが可能となる。このため、空気の吸込み用開口および/または吹出し用開口により空気清浄器のデザインが限定されることが少なくなり、そのような開口が目立たず、あるいはスリット状の空気の吸込み用開口および/または吹出し用開口をデザインの一部とすることにより、外観のよい空気清浄器を提供できる。しかも、空気の吸込み用開口および/または吹出し用開口がスリット状の隙間であるため、指などの身体の一部が空気清浄器に誤って入ることを防止でき、また、棒などが空気清浄器に誤って入ってファンなどが損傷することを防止できる。このため、スリット状の隙間となっている空気の吸込み用開口および/または吹出し用開口にグリルなどを設けなくてもよい。
この空気清浄器において、カバーは、非通気性のものを用いることができる。すなわち、この空気清浄器においては、吸込み用開口または吹出し用開口を積極的に設けなくても良いので、カバーに、吸込み用開口および/または吹出し用開口を設けず、閉鎖的なデザインのカバーを採用できる。このようなカバーを採用することにより、空気清浄器の外観をさらに向上できる。さらに、カバーを非通気性とすることにより、ファンを駆動させるモータからの駆動音が外部に漏れるのを抑制でき、薄く強度の高いデザインにすることも可能である。したがって、薄型で、音の静かな空気清浄器を提供するために効果的である。
また、この空気清浄器は、平面略長方形状であり、スリット状の隙間は、その長手方向に沿って設けられていることが好ましい。スリット状の隙間を長手方向に沿って設けることにより、長いスリット状の隙間を構成できるので、空気の吸込み用開口および/または吹出し用開口の面積を確保しやすい。したがって、スリット状の隙間を介して吸気および/または吐出する際の圧力損失を低減でき、吸込み風量および/または吹出し風量を確保でき、低騒音で、低消費電力の空気清浄器を提供できる。
さらに、この空気清浄器において、ファンは、扁平な形状のケース内に回転軸がケースを上下に横切るように配置されており、カバーは、ファンの吸引側を覆うことが好ましい。回転軸がケースを上下に横切るようにファンを横向きに配置することにより、空気清浄器を薄型化し易い。また、ファンの軸の延長上がファンの吸引側であるため、ファンの吸引側をカバー、特にクローズドなカバーにより覆うことにより、ファンが目隠しされる。したがって、空気清浄器の見栄えをさらに向上できる。
この空気清浄器においては、ケースのカバーで覆われる部分の中央またはその近傍に配置された光源ユニットと、光源ユニットから発せられた光をスリット状の隙間から放出されるように導く導光部材とをさらに有することが好ましい。導光部材は、光源ユニットからスリット状の隙間に向かって延びる第1の部分と、第1の部分と繋がり、一対のスリット状の隙間に沿うように、カバーの内側に配置された一対の第2の部分とを備えていることが好ましい。空気清浄器の多くは、吸込み用開口および/または吹出し用開口を故意に目立つようなデザインにしない。これに対し、スリット状の開口を備えた空気清浄器においては、スリット状の開口をデザインの一部として積極的に採用することも可能である。すなわち、スリット状の隙間を、照明光を放射する開口として用いることができる。そして、一対のスリット状の隙間に沿って、外部に照明光を放射させ、室内照明としての機能を兼ねさせることができる。
空気清浄器が平面略長方形状であるような場合には、導光部材は略H状に形成されていることが好ましい。一対のスリット状の隙間に沿って、外部に照明光を放射させることができる。
また、光源ユニットから発せられた光をスリット状の隙間から放出させる場合、光源ユニットは、経路の吸引口または吐出口と重なるように配置することが好ましい。経路の吸引口または吐出口となる空間に光源ユニットを配置することにより、空気清浄器をさらに薄型化できる。
さらに、カバー、特にクローズドなカバーは、光源ユニットと対応する領域の少なくとも一部に、半透光性の肉薄部を備えていてもよい。光源ユニットから発せられた光の一部を、半透光性の肉薄部から放射し、半透光性の肉薄部を、例えば文字、絵、模様などとして浮き上がらせることができる。肉薄部は、内側を切り欠いて薄肉化しても、外側を切り欠いて薄肉化してもよい。そのような光源ユニットは、空気清浄器のオンオフを示したり、空気清浄器の動作モード、例えば、イオン発生装置を搭載している場合には、その動作モードを示したりするために利用できる。
一対のスリット状の隙間に沿って照明光を放射させるとともに、半透光性の肉薄部から光の一部を透過させる場合には、光源ユニットは、導光部材に光を供給するための第1の光源と、肉薄部に光を供給するための第2の光源とを有することが好ましい。スリット状の隙間に沿って照射される光の色と、半透光性の肉薄部を透過する光の色とを異ならせることができる。また、導光部材に光を供給するための第1の光源と、肉薄部に光を供給するための第2の光源とを分けることにより、LEDなどの指向性の高い光源を用いやすい。なお、光源ユニットに設けられた1つの光源を用いて、一対のスリット状の隙間に沿って照明光を放射させるとともに、半透光性の肉薄部から光の一部を透過させるようにしてもよい。
この空気清浄器によれば、カバーは、経路の吐出口に配置された除塵フィルタと、経路の吸引口とを覆い、スリット状の隙間は、吸込み用開口とすることができる。この場合、カバーを取り外すことにより、除塵フィルタを交換することができる。
また、この空気清浄器は、カバーは経路の吸引口を覆い、このカバーとは独立してケースに着脱可能なフィルタカバーをさらに有し、このフィルタカバーが除塵フィルタと対向し着脱可能なようにアレンジしても良い。この空気清浄器においては、スリット状の隙間は、吸込み用開口とすることができる。カバーが、経路の吸引口と、経路の吐出口に配置された除塵フィルタとを覆う場合、カバーが大型化し易く、除塵フィルタを交換する際にカバーを取り外すことが面倒な場合があるが、ケースに着脱可能なフィルタカバーをカバーとは独立させて設けることにより、除塵フィルタの交換をさらに簡単に行うことができる。
このような空気清浄器は、車載用の空気清浄器として好適である。この場合、空気清浄器のケースは、車内の天井に取り付け可能であることが好ましい。
以下に、図面を参照して本発明の一実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る空気清浄器1が、車内天井100に取り付けられた状態を、斜視図により示している。車両用あるいは天井装着用の空気清浄器1は、本発明の好適な一実施形態である。
図1に示すように、この空気清浄器1は、全体が、平面略長方形状で、扁平な形状である。空気清浄器1は、扁平な形状のケース10と、空気清浄器1の中央を覆うカバー60と、このカバー60に続きケース10の長手方向の両側を覆うフィルタカバー61および62とを備えている。空気清浄器1のケース10を、自動車などの車両の天井、例えば、後述する図12に示すように、ルーフライニング(天井材)100の内部の梁101に固定することができる。そして、ルーフライニング100によりケース10の側面をカバーすることにより、空気清浄器1を天井に好適に取り付けることができる。そして、以下の図2に示すように、カバー60〜62を取り外すことにより簡単にメンテナンスすることができる。なお、本発明の空気清浄器の取り付け箇所は車内に限定されるものではない。
また、図1に示すように、この空気清浄器1は、内部中央に光源ユニット50を備えており、左右両側の一対のスリット状の隙間Sから光を放射する。したがって、この空気清浄器1を、車両の車内天井に取り付けることにより、空気清浄器としての機能とともに、車内用の照明として機能させることができる。
さらに、この空気清浄器1は、ケース10の中央部分を覆うカバー60の中央に、半透光性の肉薄部60aを備えており、光源ユニット50から供給された光の一部を透過させ、模様が浮きあがるようになっている。なお、本例では、肉薄部60aの形状の一例として、模様“A”を用いたが、肉薄部60aの形状は任意である。肉薄部60aの形状は、例えば、文字、記号、絵柄、図形などとしてもよい。
図2は、空気清浄器1の分解斜視図であって、ケース10からカバー60〜62を取り外し、空気清浄器1をメンテナンスする状態を示している。図3は、空気清浄器1のさらに詳しい分解斜視図であって、空気清浄器1を構成する主なパーツを示している。なお、図2は、空気清浄器1を車内天井100に取り付けた状態において、イオン発生装置32が図面の右側に位置する方向から示しており、図3は、空気清浄器1を車内天井100に取り付けた状態において、イオン発生装置32が図面の左側に位置する方向から示している。
この空気清浄器1は、扁平な形状のケース10と、ケース10の中央に収納されたファン20とを有する。ファン20は、例えば、中央から吸気した空気を外周方向に吹き出すシロッコタイプのファンである。したがって、この空気清浄器1では、図2に示すように、カバー60〜62を外した状態では、ケース10の中央が吸引口81となり、ケース10の両端が吐出口82となり、ケース10は、その内部に、吸引口81から吐出口82に空気が流れる経路Pを備えている。
空気清浄器1は、さらに、ケース10の両端の吐出口82の近傍にそれぞれ配置された2つの除塵フィルタ31aおよび31bと、一方の除塵フィルタ31aの外側の隣に並列に配置されたイオン発生装置32と、他方の除塵フィルタ31bの外側の隣に並列に配置された脱臭フィルタ33とを備えている。空気清浄器1は、さらに、ケース10の略中央の吸引口81と重なるように配置された光源ユニット50と、光源ユニット50から発せられた光を、スリット状の隙間Sへ導く導光部材59とを備えている。空気清浄器1は、さらに、光源ユニット50、ファン20をはじめとする電気系統に対する電力供給機能および制御機能が搭載されたメイン基板70を備えている。
また、空気清浄器1は、ケース10に着脱可能なカバー60〜62を備えている。カバー60は、ケース10の略中央の吸引口81を覆い、このカバー60は、ファン20および光源ユニット50を覆う。カバー60の両側に配置されたカバー61および62は、カバー60とは独立してケース10に対して着脱可能である。第1のカバー(第1のフィルタカバー(サイドカバー))61は、ケース10の一方の吐出口82の近傍を覆い、一方の除塵フィルタ31aおよびイオン発生装置32を覆う。第2のカバー(第2のフィルタカバー(サイドカバー))62は、ケース10の他方の吐出口82の近傍を覆い、他方の除塵フィルタ31bおよび脱臭フィルタ33を覆う。第1および第2のフィルタカバー61および62は、除塵フィルタ31aおよび31bを交換する際などにケース10から工具などを用いることなく容易に取り外せるように、係合爪などを介して、ケース10に着脱可能に取り付けられている。
除塵フィルタ31aおよび31b、イオン発生装置32、および脱臭フィルタ33は、経路Pの途中、本例では、空気清浄器1の吐出口82の近傍に配置されている。イオン発生装置32としては、例えば、除菌用のイオンおよびマイナスイオンを発生可能な装置が用いられている。空気清浄器1を動作させると、除菌用のイオンまたはマイナスイオンのどちらか選択された方のイオンが発生する。なお、イオン発生装置32は、除菌用のイオンおよびマイナスイオンを発生させるものに限定されるものではなく、マイナスイオンおよび/またはプラスイオンの少なくともいずれか発生させるようなものを用いてもよい。
さらに詳しくは、図3に示すように、ケース10は、車内天井に取り付けられる本体ケース(天井側ケース)11と、この本体ケース11に取り付けられる枠状部材(ベルマウスケース)12とを備えている。枠状部材12の長手方向の外壁面には、メインスイッチ13と、照明スイッチ14とが設けられている。これらスイッチ13および14は、メイン基板70と電気的に接続されている。なお、以下においては、空気清浄器1の断面を拡大して示した図12〜図15も参照しながら、空気清浄器1のさらに詳しい構造を説明する。
このケース10の枠状部材12に取り付けられるカバー60、第1のフィルタカバー61および第2のフィルタカバー62は、それ自体はいずれも非通気性であり、グリルやルーバーなどは設けられていないクローズドタイプである。ケース10の中央に取り付けられるカバー60は、ファン20の吸引口81、すなわち、ケース10の内部経路Pの吸引口81を覆うように設計されている。カバー61および62は、カバー60を挟んでケース10の長手方向の両側に、スリット状の隙間S3およびS4が開いた状態で取り付けられるようになっている。カバー61は、ケース10の吐出側82に、水平方向に空気を吐出するように配置された除塵フィルタ31aおよびイオン発生装置32の下側(ケース10が天井に装着された状態で)を覆う。カバー62は、ケース10の吐出側82に、水平方向に空気を吐出するように配置された除塵フィルタ31bおよび脱臭フィルタ33の下側(ケース10が天井に装着された状態で)を覆う。したがって、これらのカバー61および62はともに、ケース10の吐出側に設けられたフィルタ類を覆い隠す化粧板として機能し、さらに、ケース10およびこれらフィルタ類の下側にカバー60とケース10との間に繋がる空間を形成し、その空間はケース10の内部経路Pに空気を導くための空間となる。
そして、ケース10およびこれらのカバー60〜62は、これらのカバー60〜62がケース10に取り付けられると、ケース10とカバー60〜62の両側縁との間に、その長手方向に沿って、一対のスリット状の隙間Sが設けられるように設計またはデザインされている。このため、本例の空気清浄器1では、スリット状の隙間Sが、空気の吸込み用開口91となり、空気清浄器1の両端の隙間、すなわち、イオン発生装置32の隣の開口および脱臭フィルタ33の隣の開口が、空気の吹出し用開口92(本例では、経路Pの吐出口82を兼ねる)となっている。
ケース10の枠状部材(ベルマウスケース)12は、カバー60〜62との間に、空気を吸込むためのベルマウス状の空間を形成するようになっている。具体的には、枠状部材12を長手方向と直交する方向に切断した断面は、両側12aが下方に突き出し(張り出し)、中央側12bが上方に凹んだベルマウス状になっている。そして、カバーとの間にスリットSを形成する、枠状部材12のコーナー部分15の断面形状は、カバー60〜62との間に十分な空間が形成されるように、下側が開き、緩やかなL字状になっている。すなわち、枠状部材12のコーナー部分15は、カバー60〜62の上方になり、カバー60〜62と対面する略平行な第1の部分15aと、その略平行な第1の部分15aからほぼ垂直にカバー60〜62の外側に向かって延び、カバー60〜62の縁との間にスリットSを形成する第2の部分15bとを有する。このコーナー部分15の形状は、図13および15に拡大して示している。このスリットSを形成するコーナー部分15は光源ユニット50の光源(白色LED51aおよび51b)から供給された光が当たり、スリットSから外部を間接的に照明する部分となる。
さらに、図13および図15に拡大して示すように、カバー60〜62をケース10に取り付けた状態では、カバー60〜62の縁と、ケース10のコーナー部分15の第2の部分15bとの間に形成されるスリット状の隙間Sは、幅方向が広く、ある程度の幅S1が確保され、高さ方向は狭く、ほとんど幅S2がない設計となっている。搭乗者がスリット状の隙間Sを下方から見ると、比較的広い隙間が見えるが、枠状部材12のコーナー部分の第1の部分15aが見えるだけとなる。一方、搭乗者がスリット状の隙間Sを側方から見たときは、隙間が狭いため、ケース10の内部の構成はほとんど見えない。このため、スリット状の隙間Sは、ケース10の外側から空気を吸い込むための断面積は十分にあり、その一方で、隙間Sを通って外側からケース10の内側は見え難くなっている。
経路Pを通過する空気の流れを形成するファン20は、ケース10のほぼ中央に、天井側ケース11と、ベルマウスケース12とにより挟まれた状態で設置され、ケース10に収納されている。ファン20は、天井側ケース11の天井側に取り付けられたモータ21により回転駆動され、天井側ケース11とベルマウスケース12との間に構成される経路Pを通過する空気の流れを形成する。ファン20としては、例えば、シロッコファンを用いることができる。ファン20は、扁平な形状のケース10の内部に回転軸20aがケース10を上下に横切るように配置されており、この回転軸20aの延長方向となる、ファン20の吸引側(経路Pの吸引口81)は、カバー60で覆われている。
したがって、この空気清浄器1によれば、ファン20を駆動させると、ファン20の吸引力により、図2、図12、図13、図15に示すように、一対のスリット状の隙間S、カバー60と第1のフィルタカバー61との間の隙間S3、およびカバー60と第2のフィルタカバー62との隙間S4を空気の吸込み用開口91として経路Pの吸引口81であるファン20の吸引側に空気が吸い込まれる。ファン20によりケース10の内部の経路Pに吸引された空気は、ケース10の内部の経路Pを長手方向に分かれ放出される。経路Pの一方は、吐出側82の第1の除塵フィルタ31aに繋がり、空気は第1の除塵フィルタ31aを通って除塵され、一方の吹出し用開口92から空気が吹き出される。このとき、イオン発生装置32が発生させているイオンは、この風の流れに乗って、空気清浄器1の外部に放出される。経路Pの他方は、吐出側82の第2の除塵フィルタ31bおよび脱臭フィルタ33に繋がり、空気は第2の除塵フィルタ31bにより除塵され、脱臭フィルタ33により脱臭されて他方の吹出し用開口92から吹き出される。
図4は、ケース10からカバー60およびフィルタカバー61および62を取り外した状態を斜視図により示している。図5は、図4中の領域Vを拡大して示している。図6は、光源ユニット50、導光部材59、およびファン20を斜視図により示している。図7は、図6中の領域VIIを拡大して示している。
ケース10の略中央のファン20の吸込み口には、光源ユニット50が配置されている。光源ユニット50は、スリットSを介して車内を間接照明するための光源(照明用光源)となる2つの白色LED51aおよび51bと、カバー60の肉薄部60aから模様を浮かびあがらせるための緑色LED52および青色LED53と、各LED51a、51b、52および53の点灯/消灯を制御するための光源基板54と、各LED51a、51b、52および53の発光方向を所望の方向に規定するためのLEDカバー55とを備えている。LEDカバー55は、白色LED51aおよび51bからの光と、LED52および53からの光とを分離し、白色LED51aおよび51bの光は導光部材59に導き、LED52および53はカバー60の方向に導く。さらに、図3に示したように、光源ユニット50とカバー60との間に、緑色LED52および青色LED53から発せられた光を拡散するための拡散フィルタ(分散フィルタ)56を備えている。
光源基板54は、メイン基板70と電気的に接続されており、メインスイッチ13と、照明スイッチ14とにより、光源ユニット50の動きを制御できる。なお、光源ユニット50に設けられるLEDの数および色は任意である。光源ユニット50は、経路Pの吸引口81と重なるように配置されている。このようにすることにより、カバー60と吸引口81との間の空間を光源ユニット50の設置スペースとして利用でき、空気清浄器1を薄くできる。また、この空気清浄器1においては、経路Pの吸引口81がファン20の吸引口を兼ねており、カバー60に沿って吸引口81の外側から空気が集まる。このため、吸引口81の中央の空間を光源ユニット50が使用しても、ファン20の吸引性能にはそれほど影響を与えない。したがって、このような光源ユニット50の配置により、ファン20の性能にほとんど影響を与えずに薄い空気清浄器1の内部スペースを有効に活用できる。
光源ユニット50の2つの白色LED51aおよび51bから発せられた光を導く導光部材59が設けられている。導光部材59は、無色透明で屈折率が調整されたレンズ部材であって、全反射により、光源ユニット50から発せられた光を導光部材59に沿って導き、一対のスリット状の隙間Sから外部に照射されるようにするためのものである。
導光部材59は、光源ユニット50からスリット状の隙間Sに向かって延びる一対の第1の部分59aと、一対の第1の部分59aとそれぞれ繋がり、一対のスリット状の隙間Sに沿うように、カバー60〜62の内側に配置された一対の第2の部分59bとを備えている。したがって、導光部材59は、光源ユニット50を中心に略H状に形成されている。
さらに具体的には、本例では、第1の部分59aと第2の部分59bとを備えた略T状の導光部材(レンズ)を2枚(1ペア)採用し、これらを対向させることで、トータルとして略H状の導光部材59を構成している。なお、第1の部分59aは、本例のように、光源ユニット50近傍で途切れている必要はなく、1枚の導光部材(レンズ)で略H状となるように、繋がっていても良い。また、導光部材59の形状は、略H状に限定されるものではなく、光源ユニット50から発せられた光が、一対のスリット状の隙間Sから照射されるように、光源ユニット50から光を導くものであればよい。
この導光部材59は、スリットSの内側に沿って配置されているが、スリットSの高さ方向の幅S2は小さいので、カバー60〜62によりほぼ完全に覆われ、外部から車内の搭乗者の目に入らないようになっている。しかしながら、光源ユニット50(白色LED51aおよび51b)から発せられた光は、一旦、ケース10の内側のコーナー部分15(図15参照)に照射され、反射光が間接照明として、スリットSを通って車内に照射される。
白色LED51aおよび51bは、導光部材59に光を供給するためのものであって、それぞれ、発光面57が導光部材59の第1の部分59aと対向し、発光軸58が導光部材59の第1の部分59aの方向に向くように、導光部材59の第1の部分59aの端に配置されている(図5および図7参照)。白色LED51aおよび51bは、LEDカバー55により覆われているため、導光部材59の側とは異なる方向に発せられる光は導光部材59の方向に反射される。したがって、白色LED51aおよび51bは、それぞれ、導光部材59の第1の部分59aおよび第2の部分59bに効率よく導かれるとともに、ケース10の内部の他の場所を照らさず、一対のスリット状の隙間Sから、間接照明として車内に供給される。
白色LED51aおよび51bは、照明スイッチ14を押す回数により、OFF、低輝度、中輝度、高輝度の4つのモードを選択できる。白色LED51aおよび51bの発光面57と導光部材59の第1の部分59aとの間に、有色透明なカラーフィルタを置くことにより、間接照明の色を任意に変えることもできる。このカラーフィルタは、工具無しで着脱できるようにすることが好ましく、このようにすることにより、ユーザーが間接照明の照明色を任意に、例えば、青に変えることができる。また、導光部材59を有色透明とし、間接照明の照明光を変化させてもよい。
図8は、天井に装着された空気清浄器1を下側から見た図(底面図)を示している。図9は、空気清浄器1の一方の長手方向に延びた側面図(正面図)を示している。図10は、空気清浄器1の他方の長手方向に延びた側面図(背面図)を示している。図11は、空気清浄器1の上記側面図と直交する方向(短手方向、短辺方向)の一方の側面図(左側面図)を示している。反対側の側面図(右側面図)もほぼ同様である。図12は、図8中の長手方向のXII-XII線に沿って切断した断面図を示している。図13は、図8中の長手方向と直交するXIII-XIII線(短手方向、短辺方向)に沿って切断した断面図を示している。図14は、図13中の領域XIVを拡大して示している。図15は、図8中のXV-XV線に沿って切断した断面図を示している。
空気清浄器1を作動させると、イオン発生装置32は、除菌イオンおよびマイナスイオンのいずれか一方を発生させる。しかしながら、外観からは、どちらのイオンが発せられているのかがわからない。このため、本例の空気清浄器1においては、除菌イオンが発せられているときには青色LED53を点灯させ、マイナスイオンが発せられているときには緑色LED52を点灯させて、カバー60の中央を透過照明し、外から見て、どちらのイオンが発せられているのかがわかるようになっている。なお、LED52および53の色は、これに限定されるものではない。
詳しくは、カバー60は、光源ユニット50と対応する領域の少なくとも一部に、半透光性の肉薄部60aを備えている。本例では、模様“A”となっている部分である。図14に拡大して示すように、肉薄部60aは、カバー60の内側に凹部63が形成されて、薄肉化されている。したがって、カバー60を外側から見ても、平滑でありクローズドタイプであるが、緑色LED52または青色LED53を点灯させることにより模様“A”が浮き上がる。なお、肉薄部60aは、半透光性であるが、カバー60(肉薄部60aを除く)を、実質的に光不透過性として、緑色LED52または青色LED53を点灯させても、肉薄部60a以外の部分からは、実質的に光が漏れないようにしても良い。あるいは、カバー60の厚みの相違により透過する光の量を異ならせて、光の強度あるいはグラデーションにより“A”などの模様を浮き出させても良い。
LEDカバー55は、その中心に円形の孔55aが開いており、緑色LED52の発光面および青色LED53の発光面が露出している。そして、緑色LED52および青色LED53を覆うように拡散フィルタ56が設けられている。LEDは一般に指向性が高いが、拡散フィルタ56を用いることにより、所望の領域に均一に光を照射できる。
したがって、除菌イオンが発せられているときには、肉薄部60aによる模様は青色に浮かびあがり、マイナスイオンが発せられているときには、肉薄部60aによる模様は緑色に浮かびあがる。一方、空気清浄器1を停止している場合には、カバー60に模様は浮かびあがらない。イオン発生装置32のON/OFFは、空気清浄器1の駆動と連動しており、メインスイッチ13のON/OFFにより制御される。
以上のように、この空気清浄器1によれば、スリット状の隙間Sが、空気の吸込み用開口91となっている。このため、空気清浄器1の外観としては、空気の吸込み用開口91が目立たない。しかも、グリルや多孔といった空気を吸込む口が不用なので、カバー60はクローズドな非通気性のものを採用できる。したがって、グリルや多孔といった吸気口を中心としたデザインである必要がなく、本例の空気清浄器1は多様なデザインが可能となり、さらに見栄えが良く、車両の天井にマッチしたような外観性のよい空気清浄器を提供できる。この例では、空気清浄器1は、平面略長方形状であり、スリット状の隙間Sは、その長手方向に沿って設けられている。このように、スリット状の隙間Sでは長さを確保することにより、空気の吸込み用開口91の面積を十分に確保することができる。
さらに、この空気清浄器1は、ファン20は、扁平な形状のケース10内に回転軸20aがケース10を上下に横切るように配置されており、カバー60は、ファン20の吸引側を覆っている。したがって、空気清浄器1が比較的薄型であるため、車両用空気清浄器1として好適である。また、ファン20の軸の延長上がファン20の吸引側であるため、ファン20の吸引側をカバー60により覆うことにより、ファン20が目隠しされる。したがって、この点でも見栄えがよい。
また、この空気清浄器1は、光源ユニット50と、光源ユニット50から発せられた光をスリット状の隙間Sから放出されるように導く導光部材59とをさらに有している。導光部材59は、光源ユニット50からスリット状の隙間Sに向かって延びる第1の部分59aと、第1の部分59aと繋がり、一対のスリット状の隙間Sに沿うように、カバー60の内側に配置された一対の第2の部分59bとを備えている。このため、一般的には、目立たせることが好ましくない吸込み用開口91および/または吹出し用開口92、すなわち、スリット状の隙間Sを、照明光を放射する開口として用いることができる。そして、一対のスリット状の隙間Sに沿って、照明光を放射させることができる。しかも、本例の導光部材59は、カバー60により覆われており、間接的に外部に光を放射する。このため、車内の搭乗者の目に直接光が入らず、運転中などでも、まぶしすぎることがない。この点でも、この空気清浄器1は、車両用空気清浄器として好適である。
さらに、この空気清浄器1では、光源ユニット50は、経路Pの吸引口81と重なるように配置されている。すなわち、経路Pの吸引口81となる空間に、光源ユニット50が配置されるため、空気清浄器1をさらに薄型化することができる。
また、この空気清浄器1では、カバー60は、光源ユニット50と対応する領域の少なくとも一部に、半透光性の肉薄部60aを備えている。このため、光源ユニット50から発せられた光の一部を、半透光性の肉薄部60aから放射し、半透光性の肉薄部60aを、例えば文字や絵などとして浮き上がらせることができる。本例では、除菌イオンが発せられているときには、肉薄部60aは青色に浮かびあがり、マイナスイオンが発せられているときには、肉薄部60aは緑色に浮かびあがるため、空気清浄器1の機能や動作が外観からわかりやすい。
さらに、この空気清浄器1では、光源ユニット50が、導光部材59に光を供給するための第1の光源51aおよび51bと、肉薄部60aに光を供給するための第2の光源52および53とを有しているため、一対のスリット状の隙間Sに沿って照射される光と、半透光性の肉薄部60aから透過させる光との間で、異なる色の光を放射および透過することができる。さらに、第2の光源として、緑色LED52と青色LED53を用いているため、緑色LED52と青色LED53を選択的に発光させ、半透光性の肉薄部60aから異なる色の光を透過させることができる。
この空気清浄器1によれば、カバー60は、経路Pの吸引口81と、経路Pの吐出口82に配置された除塵フィルタ31aおよび31bとを覆い、スリット状の隙間Sは、吸込み用開口91とすることができる。この場合、カバー60を取り外すことにより、除塵フィルタ31aおよび31bを交換することができる。
また、この空気清浄器1によれば、カバー60は、経路Pの吸引口81を覆い、除塵フィルタ31aおよび31bと対向し、カバー60とは独立してケース10に着脱可能なフィルタカバー61および62をさらに有している。カバー60が、経路Pの吸引口81と、経路Pの吐出口82に配置された除塵フィルタ31aおよび31bとを覆う場合、カバー60が大型化し易く、除塵フィルタ31aおよび31bを交換する際にカバー60を取り外すことが面倒な場合があるが、カバー60とは独立してケース10に着脱可能なフィルタカバー61および62をさらに設けることにより、除塵フィルタ31aおよび31bの交換をさらに簡単に行うことができる。
なお、本実施形態では、2つの除塵フィルタ31aおよび31bが経路Pの吐出口82近傍に配置されているが、少なくとも1つの除塵フィルタ31aおよび31bが、経路Pの途中に配置されていればよく、除塵フィルタ31aおよび31bの数、配置は、上記実施形態に限定されるものではない。
また、本実施形態では、カバー60は、経路Pの吸引口81を覆うように配置されているが、カバー60は、経路Pの吸引口81および/または吐出口82を覆うものであればよい。さらに、本実施形態においては、スリット状の隙間Sを、空気の吸込み用開口91として用いているが、スリット状の隙間Sは、空気の吸込み用開口91および/または吹出し用開口92であればよい。例えば、一対のスリットの隙間の双方を、空気の吹出し用開口92としてもよい。あるいは、一対のスリットの隙間の一方を、空気の吸込み用開口91とし、他方を、空気の吹出し用開口92としてもよい。空気の吸込み用開口91と空気の吹出し用開口92とを逆にした場合には、光源ユニット50は、経路Pの吐出口82と重なるように配置することが好ましい。
本例では、カバー60により、経路Pの吸引口81を覆い、ケース10に着脱可能なフィルタカバー61および62により、フィルタ31aおよび31bを覆うようにしているが、フィルタカバー61および62を省略し、カバー60により、経路Pの吸引口81および/または吐出口82と除塵フィルタ31aおよび31bとを覆うようにしてもよい。
また、光源ユニット50が備える光源の数および色は、任意であり、上記開示した数および色に限られない。光源が1つの場合には、一対のスリット状の隙間Sに沿って照明光を放射させるととともに、半透光性の肉薄部60aから光の一部を透過させるようにすればよい。さらに、光源ユニット50が備える光源は、LEDに限定されるものではなく、バルブなどであってもよい。
本発明の一実施形態に係る空気清浄器を車内に取り付けた様子を示す斜視図。 ケースからカバーおよびフィルタカバーを取り外した状態を示す分解斜視図。 空気清浄器の分解斜視図。 ケースからカバーおよびフィルタカバーを取り外した状態を示す斜視図。 図4中の領域Vを拡大して示す図。 光源ユニット、導光部材、およびファンを示す斜視図。 図6中の領域VIIを拡大して示す図。 空気清浄器を下方から見た図。 空気清浄器の長手方向に延びた一方の側面図。 空気清浄器の長手方向に延びた他方の側面図。 空気清浄器の長手方向と直交する方向の側面図。 図8中のXII-XII線に沿って切断して示す断面図。 図8中のXIII-XIII線に沿って切断して示す断面図。 図13中の領域XIVを拡大して示す図。 図8中のXV-XV線に沿って切断して示す断面図。
符号の説明
1 空気清浄器、 10 ケース
20 ファン、 31a、31b 除塵フィルタ
50 光源ユニット、 51a、51b 白色LED(第1の光源)
52 緑色LED(第2の光源)、 53 青色LED(第2の光源)
59 導光部材、 59a 第1の部分、
59b 第2の部分、 60 カバー
60a 肉薄部、 61、62 フィルタカバー
81 吸引口、 82 吐出口
91 吸込み用開口、 92 吹出し用開口

Claims (14)

  1. 扁平な形状で、空気が通過する経路を内部に含むケースと、
    前記ケースに収納され、前記経路を通過する空気の流れを形成するファンと、
    前記経路の途中に配置された少なくとも1つの除塵フィルタと、
    前記経路の吸引口および/または吐出口を覆うカバーであって、前記ケースと当該カバーの両側縁との間に一対のスリット状の隙間が設けられるように、前記ケースの取り付けられたカバーとを有し、
    前記スリット状の隙間は、空気の吸込み用開口および/または吹出し用開口である、空気清浄器。
  2. 請求項1において、前記カバーは、非通気性である、空気清浄器。
  3. 請求項1において、当該空気清浄器は、平面略長方形状であり、前記スリット状の隙間は、その長手方向に沿って設けられている、空気清浄器。
  4. 請求項1において、前記ファンは、前記扁平な形状のケース内に回転軸が前記ケースを上下に横切るように配置されており、前記カバーは、前記ファンの吸引側を覆う、空気清浄器。
  5. 請求項1において、前記ケースの前記カバーで覆われる部分の中央またはその近傍に配置された光源ユニットと、
    前記光源ユニットから発せられた光を前記スリット状の隙間から放出されるように導く導光部材とをさらに有する、空気清浄器。
  6. 請求項5において、前記導光部材は、前記光源ユニットから前記スリット状の隙間に向かって延びる第1の部分と、前記第1の部分と繋がり、前記一対のスリット状の隙間に沿うように、カバーの内側に配置された一対の第2の部分とを備えている、空気清浄器。
  7. 請求項6において、前記導光部材は、略H状に形成されている、空気清浄器。
  8. 請求項5において、前記光源ユニットは、前記吸引口または吐出口と重なるように配置されている、空気清浄器。
  9. 請求項1において、前記ケースの前記カバーで覆われる部分の中央またはその近傍に配置された光源ユニットを有し、
    前記カバーは、前記光源ユニットと対応する領域の少なくとも一部に、半透光性の肉薄部を備えている、空気清浄器。
  10. 請求項5において、前記カバーは、前記光源ユニットと対応する領域の少なくとも一部に、半透光性の肉薄部を備えている、空気清浄器。
  11. 請求項10において、前記光源ユニットは、前記導光部材に光を供給するための第1の光源と、前記肉薄部に光を供給するための第2の光源とを有する、空気清浄器。
  12. 請求項1において、前記カバーは、前記経路の吐出口に配置された前記除塵フィルタと、前記経路の吸引口とを覆い、前記スリット状の隙間は、前記吸込み用開口である、空気清浄器。
  13. 請求項1において、前記カバーは、前記経路の吸引口を覆い、
    前記カバーとは独立して前記ケースに着脱可能なフィルタカバーであって、前記除塵フィルタと対向して着脱可能に取り付けられたフィルタカバーをさらに有しており、
    前記スリット状の隙間は、前記吸込み用開口である、空気清浄器。
  14. 請求項1において、当該空気清浄器のケースは、車内の天井に取り付け可能である、空気清浄器。
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