JP4710864B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4710864B2
JP4710864B2 JP2007101828A JP2007101828A JP4710864B2 JP 4710864 B2 JP4710864 B2 JP 4710864B2 JP 2007101828 A JP2007101828 A JP 2007101828A JP 2007101828 A JP2007101828 A JP 2007101828A JP 4710864 B2 JP4710864 B2 JP 4710864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
nox
exhaust gas
time difference
fuel ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007101828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008255965A (ja
Inventor
美江 笹井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007101828A priority Critical patent/JP4710864B2/ja
Publication of JP2008255965A publication Critical patent/JP2008255965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4710864B2 publication Critical patent/JP4710864B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

本発明は内燃機関の排気浄化装置に関し、特に、NOx吸蔵能力を有する触媒を備えた排気浄化装置に関する。
内燃機関、特に、リーンバーン運転を行う内燃機関には、リーン雰囲気下において排気ガス中のNOxを吸蔵することのできる触媒(NOx吸蔵還元触媒)が備えられている。この触媒が有するNOx吸蔵能力は、使用に伴う経時変化によって次第に低下することが知られている。NOx吸蔵能力の高低は排気浄化装置全体としてのNOxの浄化性能を左右するため、NOx吸蔵能力の低下が検出された場合には、その原因に応じた適切な処置を施すことが求められる。
触媒のNOx吸蔵能力が低下する原因には、触媒が高温雰囲気に晒されることによる熱劣化と、排気ガスに含まれる硫黄成分が触媒に吸着されることによる被毒とがある。熱劣化によって低下したNOx吸蔵能力を回復することは難しく、基準レベル以上のNOx浄化性能を維持するためには、熱劣化した触媒は新品に交換する必要がある。これに対し、硫黄被毒によって低下した触媒のNOx吸蔵能力は、しかるべき再生処理、例えば触媒床温を昇温しつつ内部をリッチ雰囲気にして硫黄成分を酸化除去することで回復することができる。このように、触媒のNOx吸蔵能力の低下原因が熱劣化か硫黄被毒かによって、取るべき処置は異なったものになる。
特許文献1には、触媒のNOx吸蔵能力の低下原因を特定するための技術が開示されている。触媒がNOxの放出を完了し、その後、排気ガス中のNOxの吸蔵を再開したとき、触媒下流におけるNOx濃度の時間変化は熱劣化の場合と硫黄被毒の場合とで大きく異なっている。特許文献1に記載の技術はこの点に着目したものであり、触媒の下流にNOx濃度センサを配置し、それにより検出されるNOx濃度の時間変化率からNOx吸蔵能力の低下原因を特定するようにしている。
特開2004−60518号公報 特開2005−105871号公報 特開2003−83145号公報
しかしながら、現時点におけるNOx濃度センサの信頼性は十分とは言い難い。このため、NOx濃度センサの出力値に基づいた判定方法では、NOx濃度センサの出力特性の経時変化によって判定結果にばらつきが生じるおそれがある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、信頼性の高いシステムを用いて触媒のNOx吸蔵能力の低下原因を正確に特定できるようにした内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の排気浄化装置であって、
内燃機関の排気通路に配置され、排気ガスの空燃比がストイキよりもリーンな状態において排気ガス中のNOxを吸蔵する触媒と、
前記触媒の下流に配置された感受性の異なる2つの酸素センサと、
排気ガスの空燃比をストイキ或いはリッチに変更して前記触媒からNOxを放出させ、NOxの放出が完了したら排気ガスの空燃比を再びリーンに変更する空燃比制御手段と、
排気ガスの空燃比がリーンに変更された後、前記2つの酸素センサの一方の出力値が所定値以下になってから前記2つの酸素センサのもう一方の出力値が所定値以下になるまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
前記時間差が所定の基準時間差未満であれば、前記触媒が硫黄に被毒していると判定する硫黄被毒判定手段と、
を備えたことをとしている。
第2の発明は、第1の発明において、
前記触媒のNOxの吸蔵量を推定するNOx吸蔵量推定手段と、
前記時間差が所定の基準時間差以上であり、且つ、NOxの推定吸蔵量が所定の基準量未満であれば、前記触媒が熱劣化していると判定する熱劣化判定手段と、
をさらに備えたことを特徴としている。
また、第3の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の排気浄化装置であって、
内燃機関の排気通路に配置され、排気ガスの空燃比がストイキよりもリーンな状態において排気ガス中のNOxを吸蔵する触媒と、
前記触媒の下流に配置された感受性の異なる2つの酸素センサと、
排気ガスの空燃比をストイキ或いはリッチに変更して前記触媒からNOxを放出させ、NOxの放出が完了したら排気ガスの空燃比を再びリーンに変更する空燃比制御手段と、
排気ガスの空燃比がリーンに変更された後、前記2つの酸素センサの一方の出力値が所定値以下になってから前記2つの酸素センサのもう一方の出力値が所定値以下になるまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
前記触媒のNOxの吸蔵量を推定するNOx吸蔵量推定手段と、
前記時間差が所定の基準時間差以上であり、且つ、NOxの推定吸蔵量が所定の基準量未満であれば、前記触媒が熱劣化していると判定する熱劣化判定手段と、
を備えたことを特徴としている。
第1の発明によれば、触媒の硫黄被毒を信頼性の高い酸素センサを用いて検出することが可能であり、硫黄被毒を原因とする触媒のNOx吸蔵能力の低下に対して適切な処置を施すことができる。しかも、硫黄被毒の判定は感受性の異なる2つの酸素センサの出力挙動差に基づいた判定であるので、酸素センサの出力特性の経時変化が判定結果に与える影響を抑えることができる。
さらに、第2の発明によれば、触媒のNOx吸蔵能力の低下原因が触媒の硫黄被毒であるのか熱劣化であるのかを精度よく判定することが可能であり、NOx吸蔵能力の低下原因に応じた適切な処置を施すことができる。
第3の発明によれば、触媒の熱劣化を信頼性の高い酸素センサを用いて検出することが可能であり、熱劣化を原因とする触媒のNOx吸蔵能力の低下に対して適切な処置を施すことができる。しかも、熱劣化の判定は感受性の異なる2つの酸素センサの出力挙動差に基づいた判定であるので、酸素センサの出力特性の経時変化が判定結果に与える影響を抑えることができる。
図1は本発明が適用される内燃機関の排気浄化装置の構成を示す図である。本実施の形態にかかる内燃機関2は、ストイキよりもリーンな空燃比での運転(リーンバーン運転)が可能な内燃機関である。内燃機関2には排気通路4が接続されている。排気通路4には排気ガス中のNOxを浄化するためのNOx吸蔵還元触媒(以下、触媒という)6が配置されている。この触媒6はリーン雰囲気下で排気ガス中のNOxを吸蔵し、ストイキ或いはリッチ雰囲気下で吸蔵NOxを放出、還元する特性を有している。
排気通路4における触媒6の下流には、感受性に差がある2つの酸素センサ8,10が配置されている。酸素センサの感受性はセンサ素子を覆うカバーの形状を変えることで高めたり低めたりすることができる。例えば、カバーに開けられている換気孔の個数を減らすか孔径を小さくすれば、カバー内の換気が進まなくなる。その結果、排気通路4を流れる排気ガスの組成の変化に対するセンサ素子の出力の応答性は低下することになる。つまり、酸素センサの感受性は低くなる。ここでは酸素センサ8を感受性が高いほうとし、酸素センサ10を感受性が低いほうとする。2つの酸素センサ8,10は、触媒6からほぼ等距離に配置されている。
内燃機関2の運転はECU(Electronic Control Unit)12によって制御されている。このECU12には、酸素センサ8,10の出力値に基づいて触媒6の劣化を判定する機能が具備されている。以下、本実施の形態で実行される触媒6の劣化判定の方法について説明する。
図2は触媒6の下流におけるNOx濃度の時間変化を示した図である。この図では、リッチスパイク、すなわち、排気ガスの空燃比を一時的にリッチして触媒6から吸蔵NOxを放出させる処理を実行した後のNOx濃度の変化を示している。図に示すように、リーンバーン運転の再開から暫く経つと触媒6の下流におけるNOx濃度が増大し始める。このときのNOx濃度の変化の様子は、触媒6が新品の場合と、触媒6が熱劣化した場合と、触媒6が硫黄被毒した場合とで異なっている。
触媒6の新品時には、図中に実線で示すように、触媒6の下流におけるNOx濃度は時間の経過とともに緩やかに増大していく。触媒6が熱劣化している場合は、図中に破線で示すように、新品時に比較してNOx濃度は高めであるが、その変化は新品時と同様に比較的緩やかなものとなる。これに対し、触媒6が硫黄被毒している場合は、図中に一点鎖線で示すように、NOx濃度の変化の立ち上がりは急激であり、熱劣化している場合とは全く異なった変化の様相を示す。
触媒6の下流におけるNOx濃度の変化は、触媒6の下流に配置された2つの酸素センサ8,10の出力値にも影響する。図3、図4は各酸素センサ8,10の出力値の変化をNOx濃度の変化と対応させて示す図である。図3は、触媒6の新品時における各酸素センサ8,10の出力値の変化と、触媒6の熱劣化時における各酸素センサ8,10の出力値の変化とを対比させて示している。図4は、触媒6の新品時における各酸素センサ8,10の出力値の変化と、触媒6の硫黄被毒時における各酸素センサ8,10の出力値の変化とを対比させて示している。
各図のNOx濃度の変化を示すグラフにおいて、実線で示す縦軸の基準線は、感受性の低い酸素センサ10が応答するNOx濃度である。また、各図の出力値の変化を示すグラフにおいて、実線は感受性の低い酸素センサ10の出力値の変化を示している。触媒6の下流におけるNOx濃度が実線で示す基準線を超えるタイミングで、酸素センサ10の出力値はリッチ出力からリーン出力へと反転する。つまり、縦軸に点線で示す基準出力値(例えば0.5V)を下回る。
各図のNOx濃度の変化を示すグラフにおいて、破線で示す縦軸の基準線は、感受性の高い酸素センサ8が応答するNOx濃度である。また、各図の出力値の変化を示すグラフにおいて、破線は感受性の高い酸素センサ8の出力値の変化を示している。触媒6の下流におけるNOx濃度が破線で示す基準線を超えるタイミングで、酸素センサ8の出力値はリッチ出力からリーン出力へと反転する。
各図に示すように、感受性の違いによって2つの酸素センサ8,10の応答タイミング(出力値の反転タイミング)には時間差T1がある。この応答時間差T1は、触媒6が新品の場合と、触媒6が熱劣化した場合と、触媒6が硫黄被毒した場合とでその大きさに違いがある。図3に示すように、触媒6が新品の場合と触媒6が熱劣化した場合とでは、応答時間差T1に大きな差はない。これに対し、触媒6が新品の場合と触媒6が硫黄被毒した場合とでは、応答時間差T1には大きな差が生じる。触媒6が硫黄被毒した場合の応答時間差T1は、触媒6が新品の場合や熱劣化の場合と比較して極めて小さい。
以上のことから、2つの酸素センサ8,10の応答時間差T1を測定することで、触媒6が硫黄被毒した場合と、その他の場合(触媒6が新品の場合及び熱劣化した場合)とを明確に判別することができる。
触媒6が硫黄被毒してない場合、触媒6は新品か若しくは熱劣化していることになる。その判別は触媒6のNOx吸蔵量に基づいて行うことができる。触媒6が熱劣化しているならば、そのNOx吸蔵量は新品時に比較して大きく低下するためである。したがって、触媒6のNOx吸蔵量が低下したとき、2つの酸素センサ8,10の応答時間差T1があまり小さくなっていなければ、その低下原因は触媒6の熱劣化であり、応答時間差T1が小さくなっていれば、その低下原因は触媒6の硫黄被毒であると判定することができる。なお、触媒6のNOx吸蔵量を推定計算する方法としては、従来、種々の方法が提案されている。本実施の形態ではNOx吸蔵量の推定計算の方法に限定はない。例えば、酸素センサ8,10の応答タイミングから凡そのNOx吸蔵量を推定計算することもできる。リッチスパイク後の酸素センサ8,10の応答タイミングが早くなるほど、触媒6のNOx吸蔵量は低下しているものと推定できるからである。
ECU12は、上記方法で判定した触媒6の劣化状態に基づいて内燃機関2を制御する。図5は、触媒6の劣化判定とその判定結果に基づいた内燃機関2の制御のルーチンを示すフローチャートである。
図5に示すルーチンの最初のステップS2では、2つの酸素センサ8,10の応答時間差T1が読み込まれる。次のステップS4では、応答時間差T1が所定の基準時間差t未満であるか否か判定される。この基準時間差tは触媒6の硫黄被毒とその他の場合(触媒6が新品の場合及び熱劣化した場合)とを判別する閾値であり、実験結果から決定される。そして、応答時間差T1が基準時間差t未満であれば、触媒6は硫黄被毒していると判定される。
触媒6が硫黄被毒している場合には、ステップS6の処理が実施される。ステップS6では、まず、硫黄被毒回復制御が行われる。この硫黄被毒回復制御では、触媒6を高温且つリッチ雰囲気にさらすことで、触媒6から硫黄成分を脱離させることが行われる。硫黄被毒回復制御の終了後は、続いて硫黄被毒影響回避制御が行われる。硫黄被毒によってNOx吸蔵量が低下すると、リーンバーン運転時にNOxの吹き抜けが起きるおそれがある。そこで、硫黄被毒影響回避制御では、空燃比制御におけるリーンの頻度を少なくすることが行われる。この硫黄被毒影響回避制御は、後述するステップS16の処理が実行されるまで継続して行われる。
ステップS6の判定の結果、応答時間差T1が基準時間差t以上のときには、続いてステップS8の判定が行われる。ステップS8では、触媒6のNOx吸蔵量が所定の基準量以下か否か判定される。NOx吸蔵量が基準量以下になっていれば、触媒6は熱劣化していると判定される。その場合には、ステップS18に進み、触媒6の異常を報知する信号が出力される。
ステップS8の判定の結果、触媒6のNOx吸蔵量が基準量を超えている場合には、ステップS10の処理が実行される。ステップS10では、硫黄被毒影響回避制御が実行されているか否か判定される。硫黄被毒影響回避制御が実行されていれば、さらに、ステップS12の処理が実行される。ステップS12では、硫黄被毒影響回避制御の継続時間が所定の基準時間Tsを超えているか否か判定される。継続時間が基準時間Tsを超えていれば、さらに、ステップS14の処理が実行される。ステップS14では、前述の応答時間差T1が基準時間差tを超えた時点からの経過時間、すなわち、硫黄被毒の影響がなくなってからの経過時間が所定の基準時間T0を超えているか否か判定される。この経過時間が基準時間T0を超えた場合にはステップS16に進み、硫黄被毒影響回避制御が解除される。
以上説明したように、本実施の形態の排気浄化装置によれば、触媒6のNOx吸蔵能力の低下原因が触媒6の硫黄被毒であるのか熱劣化であるのかを信頼性の高い酸素センサ8,10を用いて精度よく判定し、NOx吸蔵能力の低下原因に応じた適切な処置を施すことができる。しかも、硫黄被毒か熱劣化かの判定は感受性の異なる2つの酸素センサ8,10の出力挙動差に基づいた判定であるので、酸素センサ8,10の出力特性の経時変化が判定結果に与える影響を抑えることができるという利点もある。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明が適用される内燃機関の排気浄化装置の構成を示す図である。 触媒の下流におけるNOx濃度の時間変化を示した図である。 触媒の新品時における各酸素センサの出力値の変化と、触媒の熱劣化時における各酸素センサの出力値の変化とを対比させて示す図である。 触媒の新品時における各酸素センサの出力値の変化と、触媒の硫黄被毒時における各酸素センサの出力値の変化とを対比させて示す図である。 本発明の実施の形態にて実行される触媒の劣化判定とその判定結果に基づいた内燃機関の制御のルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
2 内燃機関
4 排気通路
6 触媒
8 酸素センサ(感受性低)
10 酸素センサ(感受性高)
12 ECU

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気通路に配置され、排気ガスの空燃比がストイキよりもリーンな状態において排気ガス中のNOxを吸蔵する触媒と、
    前記触媒の下流に配置された感受性の異なる2つの酸素センサと、
    排気ガスの空燃比をストイキ或いはリッチに変更して前記触媒からNOxを放出させ、NOxの放出が完了したら排気ガスの空燃比を再びリーンに変更する空燃比制御手段と、
    排気ガスの空燃比がリーンに変更された後、前記2つの酸素センサの一方の出力値が所定値以下になってから前記2つの酸素センサのもう一方の出力値が所定値以下になるまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
    前記時間差が所定の基準時間差未満であれば、前記触媒が硫黄に被毒していると判定する硫黄被毒判定手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記触媒のNOxの吸蔵量を推定するNOx吸蔵量推定手段と、
    前記時間差が所定の基準時間差以上であり、且つ、NOxの推定吸蔵量が所定の基準量未満であれば、前記触媒が熱劣化していると判定する熱劣化判定手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 内燃機関の排気通路に配置され、排気ガスの空燃比がストイキよりもリーンな状態において排気ガス中のNOxを吸蔵する触媒と、
    前記触媒の下流に配置された感受性の異なる2つの酸素センサと、
    排気ガスの空燃比をストイキ或いはリッチに変更して前記触媒からNOxを放出させ、NOxの放出が完了したら排気ガスの空燃比を再びリーンに変更する空燃比制御手段と、
    排気ガスの空燃比がリーンに変更された後、前記2つの酸素センサの一方の出力値が所定値以下になってから前記2つの酸素センサのもう一方の出力値が所定値以下になるまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
    前記触媒のNOxの吸蔵量を推定するNOx吸蔵量推定手段と、
    前記時間差が所定の基準時間差以上であり、且つ、NOxの推定吸蔵量が所定の基準量未満であれば、前記触媒が熱劣化していると判定する熱劣化判定手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
JP2007101828A 2007-04-09 2007-04-09 内燃機関の排気浄化装置 Expired - Fee Related JP4710864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007101828A JP4710864B2 (ja) 2007-04-09 2007-04-09 内燃機関の排気浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007101828A JP4710864B2 (ja) 2007-04-09 2007-04-09 内燃機関の排気浄化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008255965A JP2008255965A (ja) 2008-10-23
JP4710864B2 true JP4710864B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=39979755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007101828A Expired - Fee Related JP4710864B2 (ja) 2007-04-09 2007-04-09 内燃機関の排気浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4710864B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202126A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 いすゞ自動車株式会社 排ガス後処理装置におけるNOx吸蔵還元型触媒の劣化判定方法
KR101480644B1 (ko) * 2013-10-24 2015-01-08 현대자동차주식회사 린 녹스 트랩 촉매의 열화 감지 방법
DE102017200145B4 (de) 2016-01-22 2021-12-23 Ford Global Technologies, Llc Verfahren zur Überwachung einer Abgasnachbehandlungsanlage, insbesondere eines NOx-Speicher-Katalysators sowie Steuerungseinrichtung für eine Abgasnachbehandlungsanlage und Fahrzeug
JP6520977B2 (ja) 2017-03-27 2019-05-29 トヨタ自動車株式会社 排気浄化装置の異常診断装置
JP7205217B2 (ja) * 2018-12-25 2023-01-17 スズキ株式会社 排気浄化装置の劣化診断装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001152835A (ja) * 1999-11-22 2001-06-05 Mazda Motor Corp エンジンの排気浄化装置
JP2004060518A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Mazda Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03145538A (ja) * 1989-10-30 1991-06-20 Japan Electron Control Syst Co Ltd 内燃機関の排気浄化システム
JPH08144746A (ja) * 1994-11-25 1996-06-04 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の空燃比制御装置
JPH08261978A (ja) * 1995-03-22 1996-10-11 Toyota Motor Corp 内燃機関の空燃比制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001152835A (ja) * 1999-11-22 2001-06-05 Mazda Motor Corp エンジンの排気浄化装置
JP2004060518A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Mazda Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008255965A (ja) 2008-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6036772B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4506874B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP6287989B2 (ja) NOx吸蔵還元型触媒の異常診断装置
JP4710864B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
CN109386359B (zh) 催化剂异常诊断装置及催化剂异常诊断方法
JP6660334B2 (ja) 内燃機関の制御装置及び制御方法
JP4941323B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2008261252A (ja) NOx浄化システム及びNOx浄化システムの制御方法
EP3267002B1 (en) Internal combustion engine control device
JP2008095603A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2007046494A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2003193901A (ja) 湿度センサの温度制御装置
JP4259361B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4636273B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2020106002A (ja) 診断装置及び内燃機関の排気浄化装置
JP2009030459A (ja) 内燃機関の排気浄化制御装置
JP5761127B2 (ja) 触媒劣化診断装置
KR101480644B1 (ko) 린 녹스 트랩 촉매의 열화 감지 방법
JP4134665B2 (ja) Hc濃度予測方法およびhc吸着触媒の劣化診断装置
US11193408B2 (en) Reactivation control apparatus and method
JP5348001B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2010242688A (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP4665830B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP5333326B2 (ja) 排気温センサの異常検出装置
JP2004169709A (ja) エンジンの空燃比制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees